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【J1】 2020年-2021年オフの移籍市場 注目銘柄・10名を挙げてみた。 (右SB/WB編)
1人目 : DF 岩田智輝 (大分トリニータ)→ 大分では「3バックの右」で起用されている。積極的な攻撃参加で厚みを加えているが五輪代表では右WB、フル代表では右SBのレギュラー候補になる。もともと右SBの選手なので「4バックの右SB」として高い評価を下しているJ1のクラブはたくさんあると考えられる。「フィードの出来る日本人の若手の右SB」は少ないことを考えるとオフの移籍市場で争奪戦が繰り広げられても何ら不思議はない選手...
【J3】 2020年-2021年オフの移籍市場 注目銘柄・10名を挙げてみた。 (GK編)
1人目 : GK 田中雄大 (ブラウブリッツ秋田)→ 開幕から17試合負けなし。17試合でわずか4失点のみ。驚異的な数字を残す秋田の絶対的なキーパーとして君臨しており、「前半戦のJ3のMVP」と言える。評価が劇的にアップしているのは言うまでもないところである。187センチとサイズに恵まれており、身体的な能力も高い。大卒3年目で24歳という若さも魅力の1つに挙げられる。ポテンシャルを考えると「フル代表入り」も十分に狙えるキー...
【J2】 2020年-2021年オフの移籍市場 注目銘柄・10名を挙げてみた。 (GK編)
1人目 : GK セランテス (アビスパ福岡)→ 急浮上してきた福岡の正キーパーとして今シーズンも安定したプレーを続けている。来年2年目。福岡がJ1に昇格できた場合はそのまま福岡でプレーすると思うがJ1昇格に失敗し場合はGKセランテスに興味を示すクラブはたくさん出てくるだろう。184センチなのでサイズのあるキーパーではないが安定感はJリーグのキーパーの中でもトップクラスである。十二分にJ1の舞台でも通用するキーパーと言...
【J1】 2020年-2021年オフの移籍市場 注目銘柄・10名を挙げてみた。 (GK編)
1人目 : GK 西川周作 (浦和レッズ)→ 今シーズンも安定したプレーを続けている。正確無比なフィードは依然として日本屈指と言えるがGK鈴木彩という逸材が控えている。近い将来、GK西川から定位置を奪って浦和の正キーパーになる可能性は高いが、今オフ、さらなる若返りを進めるのであればGK西川を放出するのも全くあり得ない話ではない。もちろん、現時点での経験値や実力の差は大きいが18才のGK鈴木彩のポテンシャルは物凄いもの...
【長野パルセイロ】 快進撃を続ける長野。悲願の初昇格なるか?~ライバルはロアッソ熊本とFC岐阜~
■ いよいよ後半戦に突入J3は18節が終了した。いよいよ後半戦に突入したが開幕から17試合負けなしの秋田が独走態勢に入った。12節のFC岐阜戦(A)が雷雨の影響で延期になったので消化試合数は他のクラブと比較すると1試合少なくなるが17試合で勝ち点「43」を獲得している。失った勝ち点は「8」のみ。異次元の数字を残している。これからプレッシャーがかかって来ると思うが「クラブ初のJ2昇格を達成する可能性は高い。」と言える。2...
【ジュビロ磐田】 この段階でのフベロ監督の解任は愚策に思えるが・・・。
■ 「1年でのJ1復帰」に黄色信号2度目のJ2降格となったジュビロ磐田は「1年でのJ1復帰」が至上命題だったが21節を終えた時点で7勝5敗9分けで勝ち点「30」。7位で前半戦を折り返した。2位の徳島との差は「13」と大きく広がっており、逆転でのJ1昇格を果たすためには大型連勝が必要になってくるが後半戦(22節以降)のスタートの試合となったアウェイの山形戦は0対1で敗れた。前半16分にCKからオウンゴールで先制点を奪われた。22節を...
【J2】 2020年の前半戦(1節~21節)のベストイレブンを考えてみた。 (1stチーム編)
GK 永井堅梧 (ギラヴァンツ北九州)→ 首位で前半戦を折り返した北九州は「初のJ1残留」に向けてこれ以上ないほど絶好の位置に付けている。スタメン組のほとんどは「自身の価値や評価を大きく高めるシーズン」になっているが松本山雅からの期限付き移籍になるGK永井堅の価値と評価も劇的にアップしている。J3の富山時代から「十分にJ2でも活躍できる実力がある。」と評価されてきたがついにJ2で大きな存在感を発揮できるようになっ...
【ドキュメンタリー】 「8人のサッカー部」という番組が非常に面白かった。(長崎県立宇久高校)
■ 「8人のサッカー部」というドキュメンタリー番組2020年9月26日(土)の深夜に放送された「8人のサッカー部」というドキュメンタリー番組が非常に面白かった。テレビ長崎の制作で「第29回FNSドキュメンタリー大賞」にもノミネートされているという。関東圏では2020年9月30日(水)の「26時50分~27時45分」にフジテレビで放送される予定になっているがフジテレビのホームページを見ると以下のように紹介されている。「舞台は長崎県の...
【J2】 2020年の前半戦(1節~21節)のベストイレブンを考えてみた。 (3rdチーム編)
GK 岡西宏祐 (ヴァンフォーレ甲府)→ 再開初戦の2節の新潟戦(H)でスタメン起用されたのはGK河田だったが怪我をして途中交代。後半35分にGK岡西が投入されたが、以後、ずっと甲府のゴールマウスを守っている。8勝3敗10分けで6位とまずまずの位置に付ける甲府で定位置を確保したがビッグセーブでチームを救う場面は多い。昨シーズンまではJ1で1試合、J2で1試合の出場のみ。ほとんど実績はなかったが大飛躍のシーズンになっている。DF...
【J3】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (1stチーム編)
GK 田中雄大 (ブラウブリッツ秋田)→ 16試合でわずか4失点のみ。驚異の失点数で首位を独走する秋田の守護神として目覚ましい活躍を続けており、「誰がどう考えても2020年のJ3の前半戦のMVPはGK田中雄である。」と言える。被・シュートは121本。リーグ最少の長野が93本なので「被・シュート数が極端に少ないチーム」ではないがGK田中雄が好セーブで失点を防ぐ場面はたくさんある。加入1年目ながら絶対的な存在として君臨している。D...
【U-16日本代表】 10番のFW内藤大和(ヴァンフォーレ甲府U-18)にかかる大きな期待
■ 2戦目は静岡ユースと対戦静岡県内で行われた「2020 SBS杯 ドリームユースサッカー」に出場したU-16日本代表は9月21日(月)に行われた初戦の清水ユース戦は1対3で敗れた。強豪の清水ユースを相手にほとんど良さを出せずに3位決定戦に回ることになった。3位決定戦では静岡県内で活動する高校などから選抜された静岡ユースと対戦したが前半に退場者を出すなど苦戦。1対2で敗れて2連敗。最下位で大会を終えることになった。開始早々...
【J2】 2020年の前半戦の総括 (後編) ~磐田や新潟の巻き返しはあるか!?ダークホースは・・・。~
■ 「1年でのJ1復帰」に黄色信号が灯りつつある。J2は半分の日程が消化した。折り返しを迎えたが6位の甲府と7位の磐田の差が「4」なので7位以下のチームは昇格争いから脱落しつつある。踏ん張りどころを迎えているが、7位以下は大混戦になっており、7位の磐田と8位の新潟と9位の栃木SCが勝ち点「30」、10位の町田が勝ち点「29」、11位の東京Vが勝ち点「28」、12位の水戸と13位の金沢が勝ち点「27」、14位の千葉と15位の大宮が勝ち...
【松本山雅】 「想定内の低迷」と「想定内の監督交代」。大事なのはこれから・・・。
■ サプライズの多いシーズンJ2は折り返し地点となる21節が終了した。昇格1年目の北九州が首位を走っており、2位は徳島、3位は長崎、4位は福岡、5位は京都、6位は甲府となる。優勝候補に挙げられた磐田は7位と低迷しており、同じく優勝候補に挙げられた大宮は15位と苦しんでいる。他には14位の千葉、16位の岡山、17位の山形も期待以下のシーズンと言える。コロナの影響で特殊なシーズンになっているがサプライズが多く発生している...
【J3】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (2ndチーム編)
GK 田尻健 (ガイナーレ鳥取)→ 昨オフに加入したG大阪から鳥取に完全移籍した。2019年に在籍した4人のキーパーがいずれもオフに退団したので「全員が新加入選手」という異例の態勢になったキーパー陣の中で定位置を確保。鋭い反射神経を生かしてたくさんの好セーブを見せて4位と好位置に付ける鳥取を支えている。182センチなのでサイズには恵まれていないが安定感のあるキーパーである。フィードの正確さにも定評がある。DF 石川啓...
【J1】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (1stチーム編)
GK キム・ジンヒョン (セレッソ大阪)→ ここまでフルタイム出場を続けているが18試合で16失点のみ。J1最少失点タイとなる。C大阪の被・シュート数は意外と多くて1試合平均の被シュート数は11.67本。「1失点当たりの被シュート数」は13.13になるがこれはJ1で断トツの数字になる。セーブCBP(合計)はJ1のキーパーの中で1位。数多くのビッグセーブでチームを助けている。正確無比なフィードで攻撃の起点になるシーンも今シーズンは目立...
【FC岐阜】 妥当と言えるゼムノビッチ監督の退任 (事実上の解任)
■ 「1年でのJ2復帰」を目指しているが・・・。「1年でのJ2復帰」を目指したFC岐阜だったが16節を終えた時点で7勝4敗4分けで勝ち点「25」。7位だった。12節の秋田戦(H)が雷雨の影響で延期になったので消化試合数は1つ少なくなるが2位の熊本との差は「10」と広がっている。首位の秋田はもちろん、2位の熊本も安定して勝ち点を積み上げていることを考えると「自動昇格に黄色信号が灯りつつある。」と言える。「10差」なので限界ギリ...
【J1】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (2ndチーム編)
GK ランゲラック (名古屋グランパス)→ 6月初めに新型コロナに感染して入院したが7月4日(土)の再開初戦には何とか間に合った。「後遺症」が心配されたがここまでフルタイム出場を続けており、4位と予想以上の好成績を残す名古屋の守護神として素晴らしい活躍を見せている。2つのPKを止めているが13節の札幌戦(A)は後半のアディショナルタイムにPKをセーブ。チームの敗戦の危機を救うビッグプレーを見せて勝ち点「1」に大きく貢献し...
【J1】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (3rdチーム編)
GK チョン・ソンリョン (川崎フロンターレ)→ 昨シーズンは秋に入ってからGK新井章(千葉)に定位置を奪われるなど不本意なシーズンになったがGK新井章がJ2の千葉に移籍して定位置を奪回した。「攻め込まれる機会が少ないチームである。」とは言っても18試合で16失点のみ。C大阪ならびに名古屋と並んで最少失点タイとなる。抜群の安定感と経験値を持っているキーパーなので味方に安心感を与えることが出来る。キャップ数は「67」にな...
【ブラウブリッツ秋田】 アシスト連発。ボランチのMF江口直生の右足は驚異的。
■ 開幕から15試合負けなし9月19日(土)に行われたブラウブリッツ秋田 vs ガイナーレ鳥取の試合は「今シーズンのJ3の昇格争いの行方を大きく左右する大一番」だった。15節を終えた時点で11勝3分けで勝ち点「36」の秋田に対して鳥取は9勝3敗3分けで勝ち点「30」となる。12節のFC岐阜 vs 秋田は雷雨の影響で中止になったので秋田は他クラブと比べると消化試合数が1つ少なくなるが「首位の秋田 vs 3位の鳥取」という好カードだった。大...
【Jリーグ】 ヴィッセル神戸の監督は誰が任されても難しい・・・。
■ フィンク監督は途中で退任へ・・・。元日に行われた天皇杯の決勝で鹿島を下して初タイトルを獲得した神戸は初のリーグ制覇を目指すシーズンだったが17節を終えた時点で4勝7敗8分けで勝ち点「20」。12位と苦しいシーズンになっている。7試合勝ちなしと勝利から遠ざかっているが9月22日(火)にフィンク監督の辞任が発表された。9月23日(水)に行われるホームの鳥栖戦はアシスタントコーチのマルコス・ビベス氏が指揮を執ることにな...
【U-16日本代表】 「和製・チャナティップ」 157センチのMF高橋隆大(G大阪Jrユース→静岡学園高)が面白い。
■ SBSカップドリームユースサッカー通常の場合、偶数年は男子が年代別のアジア予選、女子が年代別のW杯を戦うことになる。男子は偶数年の秋に行われるU-16アジア選手権とU-19アジア選手権でW杯の出場権獲得を目指すことになるが新型コロナの影響で男子のU-16アジア選手権ならびにU-19アジア選手権も延期になった。2004年生まれの選手が中心となるU-16日本代表が参加するU-16アジア選手権は年明けに開催される予定になっている。本...
【Jリーグ】 「今オフの移籍市場の目玉候補」をもうあと10人だけ挙げてみた。 (2020年-2021年オフ)
21人目 : FW 谷口海斗 (ロアッソ熊本)→ 昨オフに岩手から熊本に移籍したが16試合で9ゴール。2018年以来のJ2復帰を目指す熊本の得点源として躍動している。「(岩手と比べると)チャンスの数が多い熊本でプレーしたら得点数は増える可能性は高い。」と思われていたが自身2度目となる2桁ゴールまであと1つに迫った。パワフルなプレーが特徴。大学生活の途中まではCBが主戦場だったという。先日の試合は後半途中からCBの位置でプレー...
【Jリーグ】 「今オフの移籍市場の目玉候補」をあと10人だけ挙げてみた。 (2020年-2021年オフ)
11人目 : FW 小川航基 (ジュビロ磐田)→ 19試合で7ゴールという成績は決して悪くないが「期待値を考えるとかなり物足りない。」と思っている人がほとんどだろう。決定機でシュートを外す場面が目立っており、「1年でのJ1復帰」に黄色信号が灯りつつある磐田で期待に応える働きが出来ているとは言い難い。五輪代表のみならず、フル代表での活躍も期待される選手なので、磐田がJ1昇格に失敗した場合、移籍を決断する可能性は高まる...
【Jリーグ】 「今オフの移籍市場の目玉候補」を10人だけ挙げてみた。 (2020年-2021年オフ)
■ 昨オフの移籍市場で注目を集めたのは・・・。昨オフのJリーグの移籍市場で注目を集めたのはFWレオナルド(新潟→浦和)、DF永戸(仙台→鹿島)、DF杉岡(湘南→鹿島)、FW呉屋(長崎→柏)あたりだった。彼らが「移籍市場の目玉」と言われたが左SBのDF永戸とDF杉岡はいずれも鹿島が獲得した。両取りに成功した鹿島は「勝ち組の1つ」に挙げられたがFWオナイウ阿道(大分→横浜FM)、MF水沼(C大阪→横浜FM)などを獲得した横浜FMが一番の勝ち組と言...
【Jリーグ】 オフの争奪戦は必至か!?MF小泉佳穂(FC琉球)に注目してほしい。
■ 準優勝に輝いた前橋育英高昨オフにJ2の山形からJ1のC大阪に完全移籍したMF坂元の勢いは止まらない。2位と好位置に付けるC大阪の攻撃の中心として目覚ましい活躍を見せているがMF坂元は前橋育英高出身。東洋大に進学して大卒でJ2の山形に加入した。水戸で活躍している大卒1年目のMF松崎快(水戸)は東洋大の1学年後輩にあたる。同じ左利きのドリブラー。どちらもキレ味鋭いドリブルを武器にチャンスを演出することが出来るMF坂元は...
【サッカー】 『「アシスト未遂」という言葉を使う男の人ってバカっぽくない!?』という話
■ Jリーグでアシストを量産する選手たちJリーグはそろそろ折り返し地点を迎えるがJ1ではMF清武(C大阪)、MFレアンドロ(FC東京)、MF江坂(柏)、MF脇坂(川崎F)らがアシストを量産している。日本に復帰して4年目のMF清武は「復帰後最高のシーズン」を過ごしており、MF江坂は怪物ストライカーのFWオルンガとのコンビでアシストを量産している。圧倒的な攻撃力を誇る川崎Fでは大卒3年目のMF脇坂がここまで5アシスト。大きな存在感を発揮...
【2021年】 東京五輪のメンバー入りが期待される選手 (1位-10位) ~4位:西川潤、3位:松尾佑介、2位:斉藤光毅、1位は・・・。~
10位 : GK 鈴木彩艶 (浦和レッズ) → 13票→ 飛び級で2017年のU-17W杯、2019年のU-20W杯に選出されるなど過去に3度も年代別のW杯を経験しているが自分たちの世代が中心となった2019年のU-17W杯での活躍はインパクト大だった。東京世代にはGK大迫(広島)やGK谷(湘南)やGK波多野(FC東京)など有望視されるキーパーはたくさんいるが「若手世代で最もポテンシャルがあるのはGK鈴木彩艶」と評価する人は多い。特大級のスケールを持って...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「空中戦に滅法強いCB (10人)」 (2020年版)
■ 低身長のCBにはロマンを感じるが・・・。19節を終えた時点で首位。J2で快進撃を続ける北九州の守備の要になっているのは大卒1年目のDF村松(北九州)になる。順天堂大出身なのでFW旗手(川崎F)と同級生になるが身長は171センチ。JリーグでプレーするCBの中では屈指の小ささになるが抜群の読みとカバーリング能力を生かして首位を走る北九州の主力として目覚ましい活躍を見せている。清水ユースのときに年代別代表に招集された経験...
【Jリーグ】 MF坂元達裕(セレッソ大阪)の切り返しがエグイ。
■ 注目の上位候補同士の対戦は・・・。開幕前に上位候補に挙げられた横浜Fマリノスとセレッソ大阪の試合は9月13日(日)に行われた。10勝2敗3分けで2位のC大阪に対して横浜FMは6勝7敗3分けで10位。思うような結果を出せていない。4連勝中のC大阪に対して横浜FMは3試合勝ちなし中。2試合連続逆転負けを食らっているので好対照の2チームの対戦になったが後半7分にMFマルコス・ジュニオールのクロスからFWエリキが決めて横浜FMが先制に...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「現代屈指のポストプレーヤー(10人)」 (2020年版)
■ 元・イングランド代表のFWジェイ(札幌)近年のJリーグは「カウンター型のサッカー」を志向するチームが増えている。横浜FMやFC東京などは前線にスピードのある選手を並べてスピーディーなカウンターからたくさんのゴールを奪っている。193センチの長身でありながらスピードを併せ持ったケニア代表のFWオルンガを擁する柏もカウンターを得意にしているチームである。MF江坂→FWオルンガのホットラインから今シーズンはゴールを量産...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「現代を代表するプレイスキッカー(10人)」 (2020年版)
■ 左足のキックは日本屈指「セットプレーから生まれるゴールの割合は3割~4割程度」になる。セットプレーからゴールを奪うことが出来ると試合を楽に進めることが出来るが「現代のJリーグを代表するプレイスキッカー」と言えるのはDF福森晃(札幌)になる。2019年のルヴァン杯の決勝戦の川崎F戦で決めた直接FKはインパクトが大きかったが抜群の精度と威力を誇る左足で多くのゴールを演出してきた。日本屈指のプレイスキッカーと言え...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「ゴールへの嗅覚を持った選手 (10人)」 (2020年版)
■ 3年連続の得点王なるか?2018年はJ3、2019年はJ2で得点王に輝いたFWレオナルド(浦和)は満を持してJ1に初挑戦しているがここまで15試合に出場して9ゴールを挙げている。FWオルンガ(柏)が驚異的なペースでゴールを量産しているのでさすがに「Jリーグで3年連続の得点王」は難しくなってきたが例年であれば得点ランキングの首位を走っていてもおかしくなほどの得点ペースになる。新天地の浦和でも超・ハイペースでゴールを奪ってい...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「守備力の高いサイドバック(10人)」 (2020年版)
■ ビッグクラブで活躍中のDFオ・ジェソク昨今のサッカー界は「ビルドアップ能力の高いSB」の価値が高まっている。ボランチやCBの選手には相手の強いプレッシャーがかかるので、比較的、プレッシャーがかかりにくい左右のSBの選手がボールをたくさん触って組み立ての中心になるクラブも少なくない。DF松原健(横浜FM)、DF小池龍(横浜FM)、DFティーラトン(横浜FM)などが積極的に組み立てに参加する横浜FMはその典型的なチームと言え...
■ 新型コロナの影響で延期8月2日(日)に行われる予定だった大宮 vs 福岡(@NACK5スタジアム)は新型コロナの影響で試合開始の約2時間ほど前に中止になった。「その翌日にMF前寛之がPCR検査で陽性と診断された。」というのは衝撃的なニュースだったが幸いにしてMF前寛之は無症状だった。約1か月後となる9月5日(土)の山口戦(H)からMF前寛之は戦列に復帰しているが山口戦(H)から3連勝中。出遅れていた福岡が浮上してきた。19節を終えた...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「現代を代表するスピードスター(10人)」 (2020年版)
■ 絶対的なスピードを武器に活躍する選手「スピード」というのはサッカーに限らず、野球やバスケなどあらゆるボール競技で絶対的な武器になる。世界のサッカー史を振り返ってみても、FWロナウド(ブラジル)、FWメッシ(アルゼンチン)、FWクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)など異次元のスピードを持った攻撃的なプレーヤーが世界のサッカー界をリードしてきた。90年代~00年代に活躍したFWロナウドは「フェノメノ(超常現象)」...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「現代屈指のドリブラー(10人)」 (2020年版)
■ キレとスピードを兼備したドリブル今年のJリーグのサプライズに挙げられるのはFW三笘(川崎F)の活躍だろう。筑波大の頃から五輪代表に招集されてきた選手なので知名度は高かった。「ドリブラーとしては一級品」という評価をすでに大学3年生あたりから得ていたがJ1の舞台でここまでゴールを量産するとは思わなかった。FW長谷川竜也やFW齋藤学もいるので「常時スタメン」ではないがキレとスピードを兼備したドリブルは超・一流と言...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「Jリーグを代表するファンタジスタ(10人)」 (2020年版)
■ 「ファンタジスタ」の定義はシンプル昇格1年目の横浜FCは若手主体のメンバー構成でまずまずの結果を残している。FWイバは大宮に移籍して、MFレアンドロ・ドミンゲスやMF松井大やMF中村俊やFW三浦知などの出場機会は限られる。42歳のMF中村俊も思うように出場機会を得られていないがチャンスが与えられたときは「何かをしそうな雰囲気」を醸し出している。現代のJリーグのみならず、日本サッカー史上最高のファンタジスタと言え...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「現代のJリーグの優秀な監督(10人)」 (2020年版)
■ 初めてのJ1昇格なるか!?ギラヴァンツ北九州Jリーグにはたくさんの優秀な監督がいるが、今、一番ホットなのは北九州の小林伸二監督だろう。過去には大分と山形と徳島を初めてJ2からJ1に引き上げた実績を持っており、清水でも就任1年目の2016年にJ1復帰を果たしている。さらに2019年は北九州をJ3からJ2に引き上げた。「昇格請負人」と言われるが今シーズンはJ2で快進撃を見せており、19節を終えた時点で13勝4敗2分けで首位を走...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「現代屈指のミドルシューター(10人)」 (2020年版)
■ ミドルシュートの得意な選手が多い川崎F人数をかけてしっかりと守ろうとする相手からゴールを奪うためにはミドルシュートが鍵になる。ミドルシュートでネットが揺れなくても「ミドルシュートがある。」というだけで相手は守りにくい。「ミドルシュートを持っている選手」、「ミドルシュートで過去に何度もネットを揺らしている選手」、「高確率でミドルシュートを枠に飛ばすことが出来る選手」を多く擁しているチームは的が絞れ...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「Jリーグを代表するボールハンター(10人)」 (2020年版)
■ 異次元のボール奪取力「現代屈指のボールハンター」というと、やはり、MF山口蛍(神戸)の名前が真っ先に頭に浮かんでくる。インターセプト数は2017年が30回、2018年が30回、2019年が43回。3年連続でJ1最多となる。ちなみに各年度の2位だった選手の数字を挙げると、2017年はMF小椋(甲府)とMF青山敏(広島)の18回、2018年はMF田口(磐田)の24回、2019年はMF竹内涼(清水)の20回。1人だけ異次元の数字を叩き出している。「アプローチの...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「フィード力が高いと思う現代のCB(10人)」 (2020年版)
■ クレバーでフィードが出来るCB今シーズンのJリーグは「高い位置でボールを奪ってカウンターを狙うクラブ」が増えている。2019年にリーグ制覇を達成した横浜FMのサッカーのインパクトが強烈だったので「横浜FMのサッカーにインスパイアされてスタイルを大きく変化させたチーム」もいくつかある。同県のライバルクラブである川崎F、「ポステコグルー監督の右腕」と言われたクラモフスキーコーチを監督に招聘した清水は典型例に挙...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「フィード力が高いと思う現代のSB(10人)」 (2020年版)
■ 多様な役割が求められる現代的なSB「偽サイドバック」という言葉が頻繁に使用されるになったのはわずか数年前のことになるがJリーグでも「SBのメインの仕事」と思われていたサイドを駆け上がってクロスを上げたり、堅実なプレーでサイドの守備を安定させることにとどまらないたくさんの役割を与えられるSBが増えてきた。「後方からしっかりとボールを受けて組み立てに参加できるSBの価値や重要度」は日本でも世界でも大きく高ま...
【アルビレックス新潟】 163センチのMF三戸舜介(JFAアカデミー福島)のJリーグ内定について思うこと
■ 2017年以来のJ1復帰を目指す。2017年以来のJ1復帰を目指す新潟は18節を終えた時点で7勝3敗8分けで勝ち点「29」。5位に位置する。快進撃を続けてきた長崎はここ3試合勝ちなしと苦しんでおり、9連勝を達成した北九州もここ3試合は1勝1敗1分けとなる。新潟も直近の3試合は1勝1敗1分けなので勝ち点は伸び悩んでいるが「3強(長崎・北九州・徳島)」の勢いが一時と比べると落ちてきたこともあって十分に自動昇格を狙える立ち位置になる...
【Jリーグ】 独断と偏見で選んだ「フィード力が高いと思うキーパー(10人)」 (2020年版)
■ 日本サッカー史上でも屈指のフィード力今シーズンのJリーグはパスをつなぐサッカーに取り組んでいるクラブが多い。名古屋は昨シーズンの途中に風間監督が退任してイタリア人のフィッカデンティ監督に交代した後はシンプルなサッカーに変化したが鹿島や清水など監督を交代させてパスをつなぐ意識が高まった。湘南も曹貴裁監督がチームを離れて浮嶋監督になってからはパスをつなぐ意識が高まったが思うように結果が出ていないクラ...
【コロナ禍】 若手の台頭が目立つJリーグ。若手の有望株が多いクラブはどこだ? (下)
■ 若手主体のロアッソ熊本6月末に開幕したJ3は初昇格を目指す秋田が未だに無敗。13試合を終えて10勝3分けと快進撃を見せている。大きな貯金を作って勝負の中盤戦に突入したがJ1やJ2と同様で超・過密日程なので各クラブは若手を使わざる得ない状況になっている。秋田は主力のほとんどが中堅世代なので「若手がチームを引っ張ってクラブ」ではないが10番を背負う大卒1年目のMF下澤などがコンスタントに出場機会を得ている。2位に付...
【清水エスパルス】 泥沼の6連敗・・・。クラモフスキー監督の解任はあるのか?
■ 連敗中の清水 vs 連勝中の鹿島J1の16節は今週末に行われるが9月12日(土)にIAIスタジアム日本平で清水 vs 鹿島が行われた。5連敗中の清水に対して鹿島は4連勝中。ともに監督が交代して今シーズンから新しいサッカーに取り組んでいるが開幕から大きく躓いた。鹿島は開幕4連敗で、清水は開幕5連敗。最悪のスタートを切ったが一気に順位を上げて6位まで浮上した鹿島とは対照的に清水は2勝10敗3分けで勝ち点「9」。17位と低迷してい...
【コロナ禍】 若手の台頭が目立つJリーグ。若手の有望株が多いクラブはどこだ? (中)
■ センセーショナルな活躍を見せるFW三笘J1では首位を独走する川崎FのFW三笘とFW旗手の大卒ルーキーコンビが躍動している。特にFW三笘は13試合で8ゴール2アシスト。スタメンは3回で、途中出場が10回なので、プレー時間は575分に過ぎないが、「2020年のJ1のMVP候補の筆頭」に挙げる人も少なくないほどのセンセーショナルな活躍を見せている。大学時代から定評のあったドリブルはJ1の中でもトップクラス。高い決定力でゴールを量産...
【コロナ禍】 若手の台頭が目立つJリーグ。若手の有望株が多いクラブはどこだ? (上)
■ 若手の活躍が目立つJリーグサッカー界は新型コロナの影響で多大なダメージを負っているが「コロナがプラスに作用したこと」もいくつかある。7月10日(金)に行われた岡山 vs 北九州の試合からお客さんを入れて試合を開催できるようになったがチャントなど声を出して応援をすることは禁止されており、拍手中心の応援になるが、ゴールシーンのみならず、好プレーに対しては惜しみない拍手が送られるのでいい雰囲気の中で試合は行わ...
【Jリーグ】 「2020年の解任第1号になる監督」は誰だろうか? ~最有力候補に挙げられるのは・・・・。~
■ J1もJ2も未だに監督交代はゼロJ1は15節が終了した。もうすぐ折り返し地点を迎えるが川崎F・C大阪・FC東京・名古屋など順調に勝ち点を伸ばしているチームがいくつかある一方で札幌と大分は3勝のみ、鳥栖と仙台と清水は2勝のみ。最下位の湘南はわずか1勝のみとなる。9月9日(水)に行われた15節は14位の大分と18位の湘南が昭和電工ドーム大分で対戦したが0対2の状況から2ゴールを奪ったホームの大分が2対2のドローに持ち込んだ。大...
【バロンドール発言】 FW中島大嘉(国見高→コンサドーレ札幌)のコメントは120点満点だ。
■ 新卒の有望株をたくさん獲得ペトロヴィッチ監督になって3年目の札幌は苦しいシーズンになっている。思うように勝ち点を伸ばせずにいるがJ2でも中位あたりをウロウロしていた時期と比べるとマシである。J1に再昇格して4年目になるか過去3年間は11位→4位→10位。2018年にはクラブ史上最高の4位と大躍進して2019年はルヴァン杯で準優勝。PK戦に突入して「このPKをDF石川直が決めたら札幌が初タイトル」というところまで迫った。すっ...
【水戸ホーリーホック】 迫力がありすぎる新しい最終ライン ~要は成長株のDFンドカ・ボニフェイス~
■ 18節を終えた時点で15位水戸ホーリーホックは18節を終えた時点で5勝7敗6分けで勝ち点「21」。15位に位置する。昨シーズンは長谷部監督を中心に快進撃を見せて初のPO出場まであと一歩迫ったことを考えると「昨シーズンと比べると結果は出ていない。」と言えるがオフにたくさんの主力が流出ならびに退団して監督も交代していることを考えると「まずまずの成績を残している。」と言える。4位に位置するクラブとの差はまだ大きくな...
【アルビレックス新潟】 20歳のMF本間至恩の五輪代表入りはあるか?
■ 勝負の9月に突入したアルビレックス新潟2017年以来のJ1復帰を目指す新潟にとっては「9月の1か月間」は勝負の時期と言える。上位陣ならびに力のあるクラブとの対戦がたくさん予定されているので「自動昇格争いに絡めるのか?脱落するのか?の分かれ道」と言えるが16節は長崎とドロー、17節は磐田に敗れた。ホーム2連戦は0勝1敗1分けに終わったが9月9日(水)に行われた千葉とのアウェイ戦は3対1で快勝。3試合ぶりに勝ち点「3」を獲...
【J3】 「J2のクラブへの個人昇格がありそうなJリーガー」を20名だけ挙げてみた。 (後編)
11人目 : DF 甲斐健太郎 (FC岐阜)→ 2018年に期限付き移籍先の鳥取でブレイクした。身体能力が高くてスピードや攻撃的なセンスを持っている。181センチなのでCBとしてはどちらかというと小柄な部類に入るが対応力の高さで相手フォワードを封じることが出来る。昨今のJリーグは「スピードのあるCB」や「攻撃力の高いCB」の価値は高まっていることを考えるとFC岐阜がJ2昇格に失敗した場合、高確率でチームを離れることになるだろう...
【J2】 「J1のクラブへの個人昇格がありそうなJリーガー」を20名だけ挙げてみた。 (後編)
11人目 : MF 本間至恩 (アルビレックス新潟)→ 20歳になったばかり。好不調の波は激しくて余計なカードを貰って退場になった試合もあった。課題は少なくないが打開力はJ2どころかJ1の選手を含めても最上級クラスである。キレとスピードを兼備したドリブルを1人で止めるのは難しい。今シーズンはすでに2つも強烈なミドルシュートでネットを揺らしているが「右足のミドルシュート」が新たな武器になっている。五輪代表に選出されて...
【まさかの結婚】 GK本並健治&FW丸山桂里奈が結婚。個性的な選手が多かった草創期のガンバ大阪。
■ サッカー界では初(?)となる代表プレーヤー同士の結婚草創期のG大阪で正キーパーとして活躍した元・日本代表のGK本並となでしこジャパンで活躍したFW丸山桂里奈が結婚をしたニュースは日本中で大きな話題になっている。FW丸山は37歳で、GK本並は56歳。年の差は「19」もある。GK本並がなでしこリーグのスペランツァ大阪高槻で監督をしていた時期にFW丸山が選手としてプレーしていたので「もともとは監督と選手の間柄だった。」と...
【J2】 「J1のクラブへの個人昇格がありそうなJリーガー」を20名だけ挙げてみた。 (前編)
■ 「J1のクラブへの個人昇格」が考えられる選手というと・・・。J2は17節が終了した。開幕から順調に勝ち点を積み上げてきた「3強(長崎・北九州・徳島)」がここ2試合はやや苦しんでおり、長崎は2引き分け、北九州は0勝1敗1分け、徳島は1勝1敗となる。上位3チームの勝ち点が伸び悩んだことで4位以下との差が少し縮まった。2連勝の甲府が4位に浮上して、4連勝中の町田が6位まで上がってきた。栃木SCも好調で8位に位置する。3試合負...
【セレッソ大阪】 「笑わない男・ロティーナ監督」を笑顔にしたFW藤尾翔太は超・有望なポストプレーヤーだ。
■ 3連勝で2位をキープした。8勝2敗3分けで勝ち点「27」を稼ぎながら首位の川崎Fとの差は「8」。これ以上離されると苦しくなるセレッソ大阪は9月5日(土)にホームのヤンマースタジアム長居で浦和レッズと対戦した。浦和はここまで7勝4敗2分けで勝ち点「23」。5位とまずまずの位置に付けている。この試合は19時キックオフの予定だったが雷の影響で試合開始が30分ほど遅くなった。試合前にトラブルが発生したが試合に影響はなかった。...
【町田ゼルビア】 破竹の4連勝。覚醒しつつあるストライカーのFW安藤瑞季。
■ 4試合連続で複数ゴールを記録。J2は17節が終了した。全日程の約40%を消化したことになるが上位と下位の差が広がりつつある。今シーズンはプレーオフが無いので「2位以内の可能性」が小さくなったチームはモチベーションを保つのが難しくなる。どのチームも何とか上位グループに離されずに付いていきたいが「中盤戦に差し掛かって状態が上がってきたチーム」もいくつかある。まずは山形である。下位に低迷していたが順位を上げて...
【パリ世代】 「2001年以降に生まれた選手」で注目すべきは誰か? (フォワード編) ~かつてないほどの充実度。注目はFW櫻川ソロモンとFW唐山翔自~
■ 日本の強みはいつの時代も2列目日本サッカー界の最大のストロングポイントはいつの時代も2列目になる。MF中田英、MF中村俊、MF小野伸、MF小笠原、MF本山などがいたシドニー世代は「彼らをどう共存させるのか?」で当時のトルシエ監督やジーコ監督は苦労した。トルシエ監督はMF中村俊やMF小野伸やMF本山などを左WBで起用することで共存に成功した。ジーコ監督はMF中田英やMF小野伸をボランチで起用することで共存を図った。2021...
【新型コロナ】 クラスターが発生したサガン鳥栖。初戦は3対0の完勝スタート。
■ 再開初戦はホームで完勝チーム内でクラスターが発生して予定されていた公式戦が計5試合も中止になったサガン鳥栖は8月11日(火)にクラブの活動が停止して8月26日(水)に再始動した。2週間ほどクラブの活動が止まったが9月5日(土)に行われた横浜FC戦(H)で久しぶりにJリーグのリーグ戦を戦うことが出来た。ホームで好調の横浜FCと対戦したが3対0で大勝。いろいろの人の思いが詰まった再スタートの試合だったが鳥栖が完勝した。心配...
【総理誕生も・・・。】 2020年の主役は(ブラウブリッツ)秋田か!?
■ 首位を走るブラウブリッツ秋田J3は13節が終了した。幸いにしてJ3は新型コロナの影響で延期や中止になった試合は現時点では発生しておらず、J1やJ2と比べると新型コロナの影響は小さい。ただ、雷雨の影響で中止になった試合がすでに3試合もあるので各クラブの試合数は少し異なる。FC岐阜は2試合、福島と富山と八戸と秋田は1試合消化が少ないが開幕から12試合負けなしの秋田が首位を走っており、2位の熊本との差は「3」となる。熊...
【日本代表】 「森保JAPANに招集されたら面白いのでは?」と思う選手を10名だけ選んでみた。
1人目 : MF 江坂任 (柏レイソル)→ 13試合で2ゴール4アシスト。J1最多となる34本の「ラストパスの本数」を記録するなど攻撃の中心として大きな存在感を発揮している。ゴールを量産しているFWオルンガに注目が集まっているが彼の良さを引き出しているのがMF江坂と言える。年代別代表を含めて代表チームに招集された経験は一度もないと思うが「Jリーグを代表するアタッカーの1人」となったので選ばれても何ら不思議はない状況である...
【パリ世代】 「2001年以降に生まれた選手」で注目すべきは誰か? (アタッカー編) ~久保建英、斉藤光毅、西川潤など~
■ 4年後に迫ったパリ五輪東京の次の夏の五輪の開催地はパリとなる。2024年7月26日~8月11日までの17日間にわたって開催されることが決まっているがパリで夏の五輪が開催されるのは3度目となる。また、フランスで五輪が開催されるのは1992年のアルベールビル五輪以来となる。アルベールビル五輪ではノルディック複合団体(三ヶ田礼一・荻原健司・河野孝典)が金メダルを獲得したが荻原健司は「キング・オブ・スキー」とも言われた。...
【Jリーグ】 今年のJ3の昇格争いはハイレベルで、かつ、面白い。~秋田・熊本・鳥取の3強が中心~
■ ロケットスタートに成功した秋田J3は13節が終了した。長丁場のリーグ戦は中盤戦に差し掛かっているが開幕から12試合負けなしの秋田が首位を快走している。11節の福島 vs FC岐阜、12節の富山 vs 八戸、同じく12節のFC岐阜 vs 秋田の3試合はいずれも雷雨の影響で中止になったのでFC岐阜は2試合、秋田と富山と八戸と福島は1試合だけ消化試合数が少なくなるが、1試合消化が少ないにもかかわらず、秋田が頭1つ抜け出す形になっている...
【京都サンガ】 18才のMF谷内田哲平(帝京長岡高出身)のプレーは面白い。
■ 13位に転落した京都サンガ待望の新スタジアムである「サンガスタジアム by Kyocera」が完成した京都サンガは新スタ元年となる。新スタ効果でたくさんのお客さんがスタジアムに集まって盛り上がるはずだったが新型コロナの影響でプランは大きく崩れた。「新スタ効果」は最大限に持続されても最初の1年のみである。「Jリーグの56クラブの中で最も新型コロナによるダメージを受けたクラブは京都である。」と言っても過言ではないだ...
【J1】 2020年の前半戦のベストイレブンを考えてみた。~川崎F・C大阪・名古屋から最多の2名ずつ~
※ 14節終了時点 (2020年9月3日)GK ランゲラック (名古屋グランパス)→ 6月に入ってから新型コロナに感染して離脱したが1週間ほどで退院をして無事に再開初戦に間に合った。ここまで全12試合に出場してわずか8失点のみ。消化試合数は1つ少ないが「J1最少失点」となる。10節のFC東京戦(A)ならびに13節の札幌戦(A)では終了間際にPKをストップ。札幌戦(A)ではチームに貴重な勝ち点「1」をもたらすビッグプレーになった。新型コロナに感...
【アルビレックス新潟】 FW鄭大世がデビュー戦でゴールゲット。上位争いが続く勝負の9月はドロー発進。
■ 注目の上位対決はドローJ2は9月2日(水)に16節が行われた。「5連戦の2試合目」だったが4位の新潟と首位の長崎の上位対決は2対2の引き分けに終わった。試合を優位に進めたのはアウェイの長崎だった。前半43分にCKから相手のオウンゴールで先制に成功すると後半2分にはMF大竹洋のヘディングシュートで追加点を奪った。MF大竹洋は再開当初はなかなか出番が無かったがここに来て出場時間が増えており、今シーズン4ゴール目となった。...
【東京五輪】 「五輪代表に招集されたら面白いのでは?」と思う選手を20名だけ選んでみた。 (下)
11人目 : FW 櫻川ソロモン (ジェフ千葉)→ 粗削りなところはあるが大きな可能性を秘めた190センチの大型ストライカーである。5節の金沢戦(A)で初出場を果たすといきなりゴールゲット。鮮烈なデビューを飾った。190センチ/86キロの恵まれた体格を生かした空中戦でJ2のCBを困らせており、以後、安定して出場機会を得ている。2001年生まれなのでパリ世代になるが東京世代はCFの層が薄いことを考えると「飛び級での五輪出場」は十分に...
【東京五輪】 「五輪代表に招集されたら面白いのでは?」と思う選手を20名だけ選んでみた。 (上)
■ 1年延期された東京五輪2020年の夏に予定されていた東京五輪は新型コロナの影響で延期になった。1年遅れで開催されることになったが各種のスポーツイベントが無事に世界中で再開されていることを考えると「新しい生活様式」に合わせたやり方で来年の夏に東京五輪が開催される可能性は高い。「中止や再延期」となるとコロナに屈することになるのでよほどでない限りはIOCもJOCもバッハ会長も開催に向けて全力を尽くそうとするだろ...
■ J2への降格がなくなった。今シーズンのJリーグは新型コロナの影響でJ2降格とJ3降格が無くなった。開幕前に「降格候補の1つ」に挙げたクラブにとっては大きなレギュレーションの変更と言えたが全日程の約1/3が終了した時点で「レギュレーション変更」を最大限に活用しているのはJ1では横浜FC、J2では北九州と言える。どちらも昇格1年目。開幕前の評価は非常に低かったが、コロナ後、若手主体のチームに切り替えて好成績を残して...
【J2】 サプライズを起こす栃木SC。15試合で10得点/10失点は驚異的。
■ 7位と好位置に付ける。J2は15節が終了した。リーグ戦は中盤戦に差し掛かったが「優勝候補の筆頭」と言われた磐田は5位。「3強(長崎・北九州・徳島)」との差は大きく広がっており、「1年でのJ1復帰」に黄色信号が灯りつつある。同じく「優勝候補の一角」に挙げられた大宮は4連敗中。6勝6敗2分けで13位と低迷している。千葉の14位、福岡の15位、岡山の17位、松本山雅の20位というのも開幕前の予想を大きく下回る成績と言える。最...
【ジュビロ磐田】 フベロ監督の解任は「時期尚早」と言えるが・・・。
■ 5位に位置するジュビロ磐田J2は15節が終了した。いよいよ中盤戦に突入しているが開幕前に「優勝候補の一角」に挙げられたクラブが軒並み低調。サプライズの多い序盤戦になった。「3強(長崎・北九州・徳島)」の勢いは止まらずに4位以下を大きく引き離しているが「1年でのJ1復帰」を目指す磐田は6勝4敗5分けで勝ち点「23」。5位に位置する。2位の北九州との差は「11」。残りはまだ27試合も残っているが限界ギリギリの勝ち点差と言...
【川崎フロンターレ】 FW齋藤学のキレ味鋭いドリブルが蘇りつつある。
■ J1通算で1,000ゴール目「3度目のリーグ制覇」を目指す川崎Fは14節を終えた時点で11勝1敗2分けで勝ち点「35」。首位を独走している。14試合で41得点/12失点というのは驚異的な数字になる。1試合平均の得点数は「2.93」になるがこれは34試合で107得点を奪った1998年の磐田が記録した「3.15」というJリーグ記録の更新すら期待できる数字である。川崎Fのクラブ記録は34試合で84得点を記録した2006年の「2.47」という数字になる。今...
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1位 : 鹿島アントラーズ 平均予想順位 : 2.53位→ 平均予想順位は2.53位。25名(=83.3%)が3位以内と予想しており、30名全員が7位以内と評価している。2番手評価の広島、3番手評価の神戸との差はそこまで大きくないが、「現時点では2025年のJ1の本命は鹿島」と言える。オフに鬼木監督を招聘。21ゴールを挙げたFWレオ・セアラを獲得するなど積極的な補強を実施した。海外移籍が噂されたMF荒木遼太郎も復帰。「魅惑のトライアングル...
6位 : FC岐阜 平均予想順位 : 7.64位→ J3で早くも6年目となる岐阜の平均予想順位は7.64位。7名(=25.0%)が2位以内と予想しており、12名(=42.9%)が6位以内と評価している。2024年は8位だったがラスト9試合は6勝1敗2分けと絶好調。9試合で24ゴールを挙げた攻撃力は圧巻だった。ただ、攻撃の中心だったエースのFW藤岡浩介がFC今治へ移籍。「19ゴールを挙げて得点王に輝いたエースの穴をどう埋めるのか?」が最大の注目ポイントにな...
1位 : 松本山雅FC 平均予想順位 : 2.54位→ J3での優勝候補筆頭とされる松本山雅の平均予想順位は2.54位。圧倒的な支持を集めている。16名(=57.1%)が2位以内と予想しており、28名全員が5位以内と予想している。1位と予想した人は9名。松本山雅への期待の高さが伺える。昨シーズンはプレーオフの決勝戦で富山と引き分けてJ2復帰を逃すという悔しい結果に終わったが、主力の流出はほとんどなく、戦力を維持している点は大きな強み...
16位 : 水戸ホーリーホック 平均予想順位 : 15.69位→ 水戸の平均予想順位は15.69位。55名中、15名(=27.3%)が18位以下と予想しており、残留争いに巻き込まれる可能性が高いクラブの1つに挙げられる。例年と比べると静かなオフを過ごしたが、長年、チームを支えてきたGK本間が現役を引退した。クラブの歴史における大きな節目であり、次世代のリーダーの登場が急務と言える。若いチームなので中心となってチームを引っ張ることが...
11位 : ヴァンフォーレ甲府 平均予想順位 : 11.62位→ 甲府の平均予想順位は11.62位。55名中、6名(=10.9%)が6位以内と予想している。2024年は14位だったことを考えると「成績はUPする。」と考える人が多くなっている。注目は「FWピーター・ウタカとFWアダイウトンの穴を誰が埋めるのか?」に尽きる。何だかんだでFWピーター・ウタカは34試合で8ゴール、FWアダイウトンは33試合で14ゴールを記録した。FWマテウス・レイリア(富山)...
6位 : ジェフ千葉 平均予想順位 : 6.02位→ 千葉の平均予想順位は6.02位。55名中、3名(=5.5%)が2位以内と予想しており、28名(=50.9%)が6位以内と予想している。2024年は惜しくも7位。プレーオフ出場を逃したがFW石川大地(熊本)、DF鳥海晃司(C大阪)、DF前貴之(山口)などを獲得。大型補強を敢行した。小林監督になって勝負の3年目。「J2屈指の戦力」になったが3位以内と予想している人は3人だけ。意外と少ない。やや控えめな評価...
6位 : ジェフ千葉 平均予想順位 : 6.02位→ 千葉の平均予想順位は6.02位。55名中、3名(=5.5%)が2位以内と予想しており、28名(=50.9%)が6位以内と予想している。2024年は惜しくも7位。プレーオフ出場を逃したがFW石川大地(熊本)、DF鳥海晃司(C大阪)、DF前貴之(山口)などを獲得。大型補強を敢行した。小林監督になって勝負の3年目。「J2屈指の戦力」になったが3位以内と予想している人は3人だけ。意外と少ない。やや控えめな評価...
81人目 : DF 中村拓海 (横浜FC → セレッソ大阪) 「A++」→ 「面白い補強」と言える。横浜FCでJ2の26試合に出場した右サイドのプレーヤーで、179cmの高さを持ちながらテクニックと攻撃センスを兼ね備えたスケールの大きな選手。3バックの右もこなせるユーティリティ性があり、攻撃面での貢献が期待される。まだ23歳で、成長の余地が大きいことも魅力だ。プレーにやや軽さが見られるのは課題だが、完全移籍で獲得できた点はポジティ...
1位 : V・ファーレン長崎 平均予想順位 : 2.07位 → MF山口蛍(神戸)、DFエドゥアルド(横浜FM)、DF関口正(甲府)、 DF高畑(磐田)、GK後藤雅(山形)を獲得するなど、超・大型補強に成功した長崎の評価が最も高くなっている。平均予想順位は2.07位。56名中、41名(=74.5%)が2位以内と予想しており、98.2%に相当する54名が長崎を6位以内と予想している。2番手評価の磐田の平均予想順位は3.33位なので、「2025年のJ2は長崎が大本命」...
第5位 FC今治 (90点/100満点)→ 初のJ2昇格を果たしたFC今治は充実のオフになった。「J3でMVPのFWマルクス・ヴィニシウスを引き止めることが出来るか?」が最大の焦点だったが残留。FW藤岡浩介(FC岐阜)の獲得に成功したので2024年のJ3で19ゴールを挙げた得点王に輝いた2人がFC今治で共演することになった。「強力なデュオの誕生」と言える。夏に加入して16試合で6ゴールのFWウェズレイ・タンキも残留。攻撃陣は破壊力がある。中盤...
■ J3の第18節J3の第18節。12勝1敗4分けで勝ち点「40」。首位を独走する大宮アルディージャはホームのNACK5スタジアムで4位のFC琉球と対戦した。FC琉球は7勝4敗6分けで勝ち点「27」。首位の大宮と2位の沼津の差は「12」と大きく広がっているが2位以下は大混戦になっている。2位の沼津と13位の北九州の差が「6」のみ。たくさんのクラブに2位のチャンスがある。降格2年目のFC琉球は昨シーズンは17位と低迷した。ホームの大宮は「4-2-...
SC相模原→ 元・日本代表で2002年の日韓W杯で活躍した戸田監督を招聘して2年目のシーズンとなるSC相模原は17節を終えた時点で6勝4敗7分けで勝ち点「25」。昨シーズンは9勝15敗14分けで勝ち点「41」。下から3番目となる18位だったことを考えると「この時点で9位」というのは立派な成績である。「大飛躍のシーズンになっている。」と言えたが6月19日(水)に戸田監督の解任を発表。サッカー界に衝撃が走った。戸田監督がSC相模原の監督...
FC今治→ J3に昇格して早くも5年目。クラブは、年々、レベルアップしており、「クラブ規模」に関してはJ3有数となった。「いつJ2に昇格してもおかしくないクラブになった。」と言えるが2022年は5位、2023年は4位。自動昇格には届かなかった。黄金期の磐田で活躍した元・日本代表の服部監督を招聘した今シーズンも上位候補に挙げられたが17節を終えた時点で8勝7敗2分けで勝ち点「26」。8位は不満足と言える。今シーズンも波の激しい...
長野パルセイロ→ 「悲願のJ2昇格」を目指す長野は17節を終えた時点で6勝6敗5分けで勝ち点「23」。10位に位置する。今年のJ3は大宮が前評判どおりの実力を発揮。首位を独走しているが2位以下は大混戦になっている。まだ十二分に2位の椅子は狙えるが今年も波に乗り切れないシーズンになっている。11節から3連勝を達成したが14節以降の4試合は1勝3敗と低調。3連勝で迎えた14節の金沢戦(H)の逆転負けは痛かった。J3は19節が折り返し地...
ヴァンフォーレ甲府→ 2023年は惜しくも8位に終わってプレーオフ出場を逃した甲府は「J1復帰」を目指すシーズンだったが誤算の多い前半戦となった。20節を終えた時点で6勝8敗6分けで勝ち点「24」。11位というのはかなり不本意と言える。今年のJ2の年間の試合数は「38」なので折り返し地点を少し過ぎたが2位の長崎との差は「16」なので自動昇格は絶望的。3位の横浜FCも同じ勝ち点「40」なので3位もほぼ無理と言える。6位の仙台との...
いわてグルージャ盛岡→ 17節を終えた時点で3勝10敗3分けで勝ち点「12」のみ。J3で最下位に沈んでいる岩手は「初のJFL降格の危機」を迎えている。鳥取・八戸・宮崎・讃岐なども同じように勝ち点が伸び悩んでいるので幸いにして残留圏内のチームとの勝ち点差はまだそこまで大きくないが長丁場のリーグ戦もそろそろ折り返し地点を迎える。残り試合数が徐々に減っていく中、降格圏に位置するままだとプレッシャーはかかる。16試合で14...
■ J3の第17節J3の第17節。19位と降格圏に位置するカマタマーレ讃岐はホームのPikaraスタジアムでツエーゲン金沢と対戦した。讃岐は2勝6敗8分けで勝ち点「14」。JFL降格の危機を迎えているが18位の宮崎とは全く同じ勝ち点になる。降格1年目の金沢は6勝5敗5分けで勝ち点「23」。開幕3連敗スタートと大きく出遅れたが持ち直してきた。7位に位置する金沢は2位の沼津との差が「5」のみ。自動昇格争いに絡んでいる。ホームの讃岐は「3-4...
福島ユナイテッド→ J3は2位争いが熾烈を極めるがサプライズを起こしているのは福島になる。長きに渡って川崎Fでコーチとしての実績を積んできた元・日本代表のCBの寺田監督を招聘。新しいスタートを切ったが17節を終えた時点で8勝7敗2分けで勝ち点「26」。5位と大健闘している。2021年はクラブ史上最高の5位と好成績を残したが、2022年は11位、2023年は15位だった。「大躍進のシーズンになっている。」と言える。福島はもともと「...
ツエーゲン金沢→ 「初のJ3降格」となった金沢は出だしで大きく躓いた。開幕直前に行われた金沢ゴーゴーカレースタジアムのこけら落としの富山戦(H)は1対4で大敗。暗雲が立ち込めたがリーグ戦は開幕3連敗スタートとなった。1節はアウェイで沼津に0対3で大敗して2節はホームでFC今治に1対3で敗れて3節のFC大阪戦に至ってはホームで2対6の大敗を喫した。この4試合で計16失点。序盤戦から守備が崩壊した。極めて苦しいスタートを切っ...
ガイナーレ鳥取→ V川崎や甲府などで活躍して加茂JAPANのときに日本代表でプレーした林健太郎監督を招聘して新しいスタートを切った鳥取は17節を終えた時点で4勝8敗5分けで勝ち点「17」。17位と残留争いに巻き込まれている。開幕2連敗スタートの後、3節から7試合負けなし。3勝4分けと一気に勝ち点を積み上げたが10節以降は1勝6敗1分けと低調。下位グループに引きずり込まれた。初のJFL降格の危機を迎えている。V川崎や甲府でキャリ...
カターレ富山→ 2023年はJ3で3位。惜しくもJ2昇格を逃した。2位で自動昇格を果たした鹿児島と同じ勝ち点「62」を獲得したが得失点差で及ばず。得失点差は鹿児島が「+17」、富山は「+11」だった。あと一歩のところで2014年以来のJ2復帰を逃したので今シーズンの目標は「J2復帰」のみ。開幕直前に行われた金沢ゴーゴーカレースタジアムのこけら落としはアウェイで金沢を相手に4対1で大勝した。好スタートを切った。期待感は膨らんだ...
■ J3の第17節J3の第17節。5勝4敗6分けで勝ち点「21」。11位となかなかエンジンがかからないカターレ富山はホームの富山県総合運動公園陸上競技場で首位の大宮アルディージャと対戦した。大宮は12勝1敗3分けで勝ち点「39」。首位を独走している。2位の沼津との差は「11」と大きく広がっている。J3は2位以下は大混戦なので11位と中位に沈む富山も2位の沼津との差が「7」のみ。6位の福島との差は「2」のみとなる。ホームの富山は「4-...
■ J2の第20節J2の第20節。9勝4敗6分けで勝ち点「33」。4位とプレーオフ圏内に位置するベガルタ仙台はホームのユアテックスタジアムで昇格争いのライバルであるV・ファーレン長崎と対戦した。長崎は11勝1敗6分けで勝ち点「39」。2位の長崎と4位の仙台の差は「6」。J2の昇格争いの行方を大きく左右するだろう注目の一戦となった。16試合負けなし中の長崎はここまでわずか1敗のみ。その1敗は2節の仙台戦(H)になる。ホームの仙台は「4...
愛媛FC→ 2023年のJ3を制覇してJ2復帰を果たした愛媛FCは20節を終えた時点で7勝6敗7分けで勝ち点「28」。9位とまずまずの位置に付けている。13節から6試合勝ちなしと苦労したが19節の水戸戦(H)で7試合ぶりの勝利を手にすると20節は首位の清水に3対0で大勝。大きな勝ち点「3」を獲得した。折り返し地点を過ぎたがこの時点で9位というのは立派と言える。2連勝して「J3降格の心配」はほぼなくなった。20試合で26得点/27失点となる。J3...
■ J2の第20節J2の第20節。昇格1年目ながら6勝6敗7分けで勝ち点「25」。10位とまずまずの位置に付ける愛媛FCはホームのニンジニアスタジアムで首位の清水エスパルスと対戦した。清水は14勝4敗1分けで勝ち点「43」を獲得している。2位の長崎との差は「4」、3位の横浜FCとの差は「6」となるが2位の長崎は他クラブと比較すると消化試合数は1つ少なくなる。清水は7連勝した後は2勝2敗。やや勢いが落ちている。ホームの愛媛FCは「3-4-2-...
鹿児島ユナイテッド→ 2023年のJ3で2位に入って「2度目のJ2昇格」を果たした鹿児島はオフの補強も順調だった。主力の流出がほとんどなかった上でFWンドカ・チャールス(FC岐阜)、MF田中渉(山形)、MF藤村慶(金沢)、DF外山(徳島)、DF井林(清水)の獲得に成功。準備万端で開幕を迎えたが17節を終えた時点で3勝9敗5分けで勝ち点「14」。5月26日(日)に大島監督が解任された。この時点では自動降格圏となる18位だった。代わって浅野監督が...
■ J2の第20節J2の第20節。3勝9敗7分けで勝ち点「16」。自動降格圏となる18位の鹿児島ユナイテッドはホームの白波スタジアムでモンテディオ山形と対戦した。下位に沈んでいる鹿児島は5月26日(日)に大島監督が解任されて浅野監督が復帰した。監督交代後は2試合連続で引き分けとなる。山形も6勝9敗4分けで勝ち点「22」。19節を終えた時点で14位。思うような前半戦にはならなかった。ここ2試合はいずれもドロー。ホームの鹿児島は「4-...
■ J1の第18節J1の第18節。全く同じ2勝10敗5分けで勝ち点「11」の京都サンガとコンサドーレ札幌が「サンガスタジアム by Kyocera」で対戦した。得失点差は京都「-18」、札幌が「-20」。京都が19位、札幌が20位となる。17位の鳥栖と18位の湘南はともに勝ち点「14」。J1の残留争いは下位4チーム(鳥栖・湘南・京都・札幌)が中心になっている。京都はホームではここまで0勝7敗1分けと未勝利。ホームで大苦戦している。ホームの京都は「...
徳島ヴォルティス→ 徳島は激動のシーズンになっている。開幕から低迷して7節を終えた時点で監督交代を決断した。この時点では1勝5敗1分けだった。吉田達磨監督がチームを去っただけでなく、同監督の秘蔵っ子であり、加入1年目ながら準・主力だったMF島川が電撃引退を表明。さらに近年の徳島を攻撃の部分で引っ張ってきたMF西谷和は契約解除。内紛が勃発してJ2有数のドリブラーもチームを離れざる得ない状況になった。「チームを立...
■ 天皇杯の2回戦天皇杯の2回戦。J1のセレッソ大阪はホームのヨドコウ桜スタジアムで九州サッカーリーグに所属するジェイリースFCと対戦した。ジェイリースFCは「調子乗り世代」のメンバーだった元・ヴィッセル神戸の柳川監督がチームを率いている。2018年4月に創設された新しいクラブになるが順調に成長中。2021年から九州サッカーリーグに所属している。大分県の大分市で活動しているが当面の目標は「JFL昇格」になる。ホームのC...