「仁丹」の町名看板について
仁丹の町名看板とは何か。(京都の「何か」シリーズ最新版である(-_-;))京都の町は戦災に遭わなかったので仁丹の町名表示板が残っているのだそうだ。先の大戦─もちろん応仁の乱のことではない。第二次大戦で京都は戦火を免れた。町名看板は戦前には大阪や名古屋、東京など都市部にあったそうだが、空襲で焼け落ち、残っているのは主に京都のみらしい。仁丹とはもちろんあの仁丹、薬?の仁丹のことで森下仁丹株式会社が発売するあの小さい黒い丸薬のこと。その森下仁丹が広告を兼ね、町の角々に町名表示板を掲げたのが、仁丹の町名看板だという。カイゼル髭に大礼服を着込んだ紳士が描かれたその上に、京都の通り名が書かれている。今でも京都の町の所々に見ることが出来る。京都には京都仁丹學會というのまであり、仁丹看板を研究していて、書籍まで発行してい...「仁丹」の町名看板について
2025/02/18 21:55