5月最後の日である。朝4時に目が覚めた。予報は一日雨だが、まだ降っていない。気象庁HPで雨雲の動きをみると、5時過ぎには雨雲がかかるけれどそれまでは大丈夫そうだ。急いで着替えて外に出る。 前日も一日雨でトレーニングできなかったので、できれば走っておきたい。細かな積み重ねが来シーズンになって効いてくるかもしれない。公園まで歩きながら、土曜なので若い連中が騒いでいたら嫌だなと思ったが、行ってみると常連の散歩メンバーしかいなかった。 準備運動して、1周1kmの遊歩道を走り始める。寒いくらい涼しく、長袖のランTに長いジャージ、それでも全然暑くない。これなら21kmだって走れると思うが、実際走ったらそん…
一昨日(28日)は天気が大丈夫そうなので、この春最後になるであろう筑波山系を歩いてきた。朝日里山学校まで車で、そこから朝日峠、雪入山と約11km、最大標高は400m、累積標高差は660mほどである。 山歩きを再開した頃は、出かけた翌日は太ももやふくらはぎ、ヒザが痛くてかなり堪えたが、最近はそういうこともなくなった。ただ今回は、もうすぐ夏至で日が高く、日差しがきつかったせいか結構疲れた。一昨日も昨日もいつもより早く眠くなって、9時間寝ていた。 一昨日はこの春最後の筑波山系を歩いてきた。日差しが予想以上にきつかったせいか、2夜続けて9時間眠った。今年の夏山はどこに行けるかな? 今シーズンのはじめ、…
雨引山のベンチで休んでいると、2組3組と後続の登山者がやって来た。食事も終わったし、そろそろ席を空けることにしよう。 雨引観音へは、燕山(つばくろやま)方向の鞍部に下り、案内表示に沿って右手分岐を進む。前回は雨引観音から関東ふれあいの道を登ったらかなり遠回りだったので、途中にある表示を下るとどこに出るのか確認しようと思ったのである。 ゆるやかな下り坂を軽快に下る。風もなく日差しもやわらかで、快適そのものである。こういう尾根道を経験すると岩場や舗装道路、砂利道が歩きたくなくなるのは仕方がない。 しばらく下ると、覚えていたように「← 雨引かんのん」の案内看板がある。きちんとした字体の立派な看板だが…
今週のニュースを見て思うのは、立憲・国民の旧民主党よりも、自民・官僚の方がまだまともではないかということである。 石破首相は無策でトランプに対しても物価高騰に対しても何もしていないという指摘は一面の事実だが、マスコミに踊らされて評価を誤ってはならない。第一に、立憲・国民・維新が政権を取ったところで何もできないし、第二に、そもそも政治が手を出してどうにかなるとも思えないからである。 農相が江藤から小泉に代わったとたん、備蓄米の随意契約、店頭二千円台目標を矢継ぎ早に打ち出している。小泉が指示して1週間ではさすがに無理だから、これは官僚がもともと考えていたものだろう。とはいえ、責任も手柄も大臣が取る…
食糧の自給率については、折に触れてニュースになる。トランプの言いぐさではないが、食品の値段については高い安いだけではなく、安全保障上の観点からできるだけ国内生産の商品を選ばないと、万一の場合に食べるものがなくなってしまう。人間食べるものさえあれば、とりあえず何とかなる。 そのために何ができるかというと、正しい製法で作られたできるだけまっとうな商品を選ぶことである。昨今、一円でも安くあげれば正義であり賢いみたいな論調であるが、それを突き詰めると化学調味料と添加物でできたものを食べることになる。節約できても健康を害すれば、元も子もない。初期の「美味しんぼ」が主張するとおりである。 先日、行きつけの…
ホームベーカリー導入、パンを焼く ~せいうち日記197(さらに続き)
奥さんと一緒に、近くのケーズデンキに行く。ホームベーカリーは、パナソニックとシロカが置いてある。台数はあまりない。パナソニックの最新式は場所をとらず見栄えがいいが、0.6斤しか焼けない。他の機械は大きすぎる。夫婦だけなのに一度にたくさん焼いても仕方ない。 ぴんと来ないので、普段は行かないヤマダデンキに行く。こちらも台数置いてないが、ケーズになかった象印がある。大きさも値段も手頃で、上から調理中の内部が見えるのが特色である。それに何だか、家の台所にしっくりくるような気がした。 「スイッチが電気釜と同じで見慣れてるからじゃない?」と奥さん。そういえばそうだ。スイッチの作りやフォントがそっくりである…
なじみのパン屋さん閉店、どうする? ~せいうち日記197(続き)
先週、お菓子作りの話を書いたところだが、妙なもので重なる時は同じようなことが重なるものである。 数年来なじみにしてきた木下(きおろし)のパン屋さんが閉店した。千葉ニュー近辺にはいくつかパン屋さんがあるが、おいしいと思うところは少ない。そして、そういう店に限ってなくなってしまう。ここに越してきて四半世紀、これで5店目である。 1店目は小林にあった店で、おじいさんが自宅兼店舗で一人で焼いていたが、亡くなってしまった。次にニュータウン中央の石窯パンに通ったが、住都公団整理のあおりを食って立ち退きになってしまう。そして小林駅前、原山と次々閉店して、印西警察署前のこの店で5つ目になる。 白井と八千代にピ…
今週の政治トピックスで注目されたのは農水大臣の辞任問題である。ニュース等ではこの時期にコメ問題担当の農水大臣からのこういう発言は信じられないという論調だが、個人的にはやや違う角度からこの件をみている。 というのは、江藤大臣の父親は自民党武闘派で、渡辺ミッチーや亀井静香、石原慎太郎、山崎拓らと同時期に活躍した。 小作農の出であることを隠さず、成田闘争の時には運輸大臣でありながら反対派の許に直接出向き、彼らからも評価されたというくらいである。政策通というより国会対策畑、切った張った義理人情の世界の人間であった。 ところが息子はこの体たらくである。コメ高騰が昨年来ずっと懸案になっていて、その担当大臣…
先日YouTubeのおすすめの中に「歳より若く見える人がしていること」という動画が出てきた。2~3分なので試しに見てみると、こんな内容であった。(それにしてもほとんどの動画で20分を超えるのはどうしたものだろう。それだけで見る気をなくしてしまう) 歳より若く見える人がしている5つのこと。誰でもその日から始められる。 1.ジャンクフードを食べない。 2.絶食時間帯を作る(12時間以上) 3.睡眠時間は8時間以上 4.禁煙 5.野菜を多く食べる 「全部やってるじゃん」と奥さんに言った。他人にどう見えるかあまり気にしないが、それは老化の第一歩という話もある。とはいえ、十年前二十年前の自分と比べること…
九十九里が終わって数週間もしないうちに三叉神経痛になり、強制的にシーズンオフに入ることになってしまった。5月になって、ようやく考えたとおり距離が走れるようになった。 3月は93km、4月は123kmとともに低調。昨年は3月、4月とも200kmを超えたのとずいぶん違う。今月に入ってようやくペースが上がり、先週末まで100kmを超えた。月間200kmも狙えるペースだが、安全第一。月後半はペースを落として200km走らないつもりにしている。 GW明けも比較的湿度が低くて過ごしやすく、3~4月にあまり走っていないので疲れもなく体は動く。とはいえ走っている間に20℃を超えるので、汗拭きタオルはびしょびし…
先週、軽自動車の税金の記事の中で、ハイブリッド車も太陽光もみせかけだけの温暖化対策だと書いた。それについて書き足したくなったので今日はその続き。 特にヨーロッパでは地球温暖化対策、CO₂削減に血眼となっており、米国でトランプがパリ協定を離脱しているのと対照的である。ここ数年ヨーロッパ諸国では水害が頻繁に起きており、ゲリラ豪雨の雨量も頻度も日本の比ではないが、だからといってCO₂を削減すれば大丈夫なのだろうか。 論点を整理すると、まず異常気象は地球温暖化対策で防げるのかが第一点、次にCO₂を削減すれば地球温暖化対策になるのかが第二点、そしていま行われているクリーンエネルギー等々でCO₂が削減でき…
1年でもっとも資金繰りのきつい4月年金支給日前をやり過ごすと、束の間とはいえ楽になる。残高の心配をしなくても通販が使えるし、気持ち的にもおだやかになる。国保保険料の引き落としがなければ一年中楽なのだけれど。 そして今月は、軽自動車に買い換えてから初の自動車税納税である。以前も2台目の軽を持っていた時期はあるが、1台目は普通車なので負担は2台分であった。今回は軽のみなので、ずいぶん安くなる。その効果もあって、資金繰りが楽なのである。 昨年後半にハイブリッド車が突然故障、ハイブリッドはエンジンがダメでも電気系統がダメでも動かなくなるとは知らなかった。しかも、ホンダでしか対応できない。故障の前触れも…
三本杭を目指して林道を下る。三本杭から加波山方向に歩くことは多いが、逆方向はあまりない。覚えていたより傾斜がきつく、こんなに下ったら登り返しが大変だと思って歩いていた。合流点が標高400m、三本杭は300mそこそこだから、結構下るのだ。 そして、分岐を右鋭角に曲がって登り返すと、驚くほど早く「二輪車通行禁止」看板が見えた。関東ふれあいの道である。もう三本杭に着いた。林道に合流してから30分も歩いていない。 まだ休憩には早すぎるので、そのまま雨引山に向かって歩く。三本杭から燕山の道は、マウンテンバイクのタイヤ痕でたいへん歩きにくいが、雨引山方向はそういうこともなく大変歩きやすい。傾斜も緩やかで、…
夏の終わりから秋の始めの大会が、そろそろエントリーを始めている。昨年・一昨年とシーズン開始に選んだ八街落花生マラソンだが、今年はエントリーしない予定である。 不参加の理由は、昨年計測に不手際があり、当日の表彰式も行われず、記録証も3週間遅れた(将門ハーフの後に送付されてきた)にもかかわらず、結局のところ業者任せで、主催者は何もせずにすませた対応がよろしくないからである。 私ひとりが不満に思って不参加にしたところで状況に変わりはないが、よくないことに対してよくないと意思表示しないのは彼らの思う壺である。「不可抗力は主催者に責めはありませんと要項に書いてあります」というのだろうが、台風や洪水とコン…
ゴールデンウィークはどこも混むので遠出しなかったし、頼みの綱の公共スポーツジムも市民記録会をやっているので遠慮した。かと言ってパソコンと読書だけというのも寂しいので、お菓子作りに挑戦してみた。 お菓子作りは若い頃やったことがあって、当時はパウンドケーキやクッキーだった。ショートニングは製菓用のしゃれた油脂だと思っていたのだから、おめでたいものである。いまや、バターやバニラエッセンスを買うおカネにも苦労するので、ワッフルとお饅頭・どらやきを作った。 ワッフルは近くのシャトレーゼで買っていたけれど、露骨に味が落ちたように思うし、下請けいじめも気に入らない。マネケンに比べると安いけれど、それでも11…
マラソンの本は黙って俺の言うことを聞けだし、ネットの記事はアクセス狙いの無責任なものばっかしである。私が聞きたい話はないのかと思っていたら、この本はすごく参考になる。マスターズ陸上がテーマだから、まさにターゲットど真ん中である。 はじめにフェル・ランニングという聞きなれない言葉が出てきて、著者のケガの悩みや心身の衰えから話が始まるのでやや退屈だが、途中からマスターズ陸上選手のインタビューになり、そこからは息つく間もなく終盤まで読み進めた。 読み応えのある本だし、日本のスポーツ指導者が書くランニングの本よりずっと納得できる。「インターバル走は不要だと私は思います」というのと、「スピード練習は必要…
ゴールデンウィークがようやく終わった。生産年齢層の方々にとって貴重なお休みであり、リタイアした年金生活者はおとなしくしていればいいのだが、道路は混むし公共施設は混むし、TV番組も特別編成になってしまうのであまり有り難くない。 土日や祭日になると、NHKは海外ニュースをやらない。定時ニュースの二郎さんや野々花がお情け程度に扱うくらいで、気になるニュースが聞けないのは残念である。特に今年は川崎の事件ばっかりで、ドイツの首相選出やフーシ派対イスラエルの状況がほとんど伝えられなかった。 ドイツの政局は、2月の総選挙で勝利したCDU(ツェーデーウー)のメルツ党首が首相に選出されるはずなのに、一回目の投票…
前回の山歩きは不動街道から宝篋山を目指したが道が見つからず、予定したルートを歩くことができなかった。その上、大半が舗装道路歩きで、17kmも距離が出た割には山を満喫できたとは言えなかった。 近年は春が短く、筑波山系は冬が終わるとすぐに虫や蜂、蛇の天下である。山だから自然が多いのは当り前だが、できれば新緑や花をゆっくり見られる方がいい。ゴールデンウィークに入ると人が多く道も混むので、4月中旬にあたふたと山に向かった。 目指すは花の入公園。筑波山からさらに北上するけれども、いまだかつて混んでいるのを見たことがない。県道からの進入路が狭いのが難点だが、駐車場は舗装されているしトイレもちゃんとある。最…
昨年暮れに十数年ぶりにパソコンを買い換えて、さくさく動くようになった。毎日のルーティーンで大きく変わったのが、エクセルを使わずGoogleスプレッドシートになったのと、マイクロソフトのソリティアをするのが日課になったことである。 ソリティアは最初やるつもりがなかった。3.1時代からソリティアとかマインスイーパーはあったが、数回で飽きてしまったからである。ただ、無料でできる数独みたいのがあればボケ防止になると思って探したところ、ソリティアが昔とはかなり変わっていたのであった。 初めは無料でやっていたが、いちいち広告が入るのですぐに有料にした。1ヶ月230円だから、おカネのない年金生活者にも無理な…
2025年4月に走った距離は123km。3月の100km未満から回復したものの、昨年4月の221kmのほぼ半分にとどまった。三叉神経痛がまだ完治しなかったので、トレーニング量(距離)を意識して抑えたことによる。 4月末に久しぶりのハーフを試走して、やはり練習が足りないと思った。「定年ランニング」にも「3時間切り請負人」にも、10km程度をこつこつ続ければフルマラソンも走れると書いてあるが、どうやらそれは人によりけりのようだ。 日本のスポーツ指導者の悪い癖で、理由をきちんと根拠立てて説明するのではなく、俺はこれでうまくいった式の指導が多い。理由や根拠が分かれば検証することができるけれど、黙って従…
5月4日、日曜日でみどりの日の祭日。涼しかったので久しぶりに県道本埜線16kmコースに出る。 ここは車線どころか白線も引いてない1.5車線で、私のように走っている人間がいると、農家の軽トラや地元の工事車はゆっくり追い越したりすれ違うのだが、他府県ナンバーの車がスピードもゆるめずにすぐ横を通り過ぎて行く。 先週の印旛沼沿いの県道もそうだったが、連休になるとこういう車がたいへん多い。警察はこういう地元民でない危険な車こそ取り締まってほしいのだが、地元民相手に一時停止違反の切符を切るだけである。警察は市民の安全より組織が大事ということである。 ゴールデンウィークに連日トップニュースとなっている川崎の…
筋肉量でBMI25超はメタボでない ~2025年4月の健康管理(続き)
さて、いつまでも三叉神経痛に悩まされても仕方ないので、先月は半年ぶりにジムの体組成計で測定してみた。 とはいえ、定期的に測定して長期的傾向を確認するのが目的であり、半年前からみると体重も増えているし三叉神経痛以来あまり運動できていないので、結果はあまり期待していなかった。現状維持なら御の字、筋肉が落ちて脂肪が増えている方がむしろ自然であろう。 体組成計に乗ると、まず体重が表示される。79.2kg、半年前より1.6kg増えてしまった。仕方ない。あまり運動していないし、糖質制限はルーズを通り越して白飯を食べていないだけである(だから昨今のコメ値上りはあまり切実に感じない)。 そして測定結果をアウト…
2025年4月の最高体重は80.0kg、最低体重は77.8kg、平均は78.8kgであった。最高体重は0.2kg減ったが、最低は1.3kg、平均は0.4kg増えた。月間の摂取アルコール量は1日平均19g。厚労省基準の20gは下回ったが3月の14gからかなり増えた。誕生日月間だったこともある。 3月に三叉神経痛でかなりつらい目に遭い、4月は体調回復を最優先にしたので若干の体重増は仕方がない。痛みが出てから引くまで50日くらいかかった。正直なところ、無理して再発するのが一番心配である。 急性期の激痛が鈍痛になってから、少しずつ日常の生活に戻した。もともと働きに出る必要のない年金生活者だから、動ける…
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