行田の地場産業といえば、かつて全国シェアの8割を誇った足袋です。 行田の足袋産業は江戸時代中期に形成されたとされています。行田は、忍城の城下町の中で町民の町でした(福岡と博多のような関係ですね)。1949年に「忍市」として市制を施行しましたが、「行田足袋」が全国ブランド...
2025年7月
かつて全国シェア8割を誇った行田の地場産業「行田足袋」:たびの街のたび③
行田の地場産業といえば、かつて全国シェアの8割を誇った足袋です。 行田の足袋産業は江戸時代中期に形成されたとされています。行田は、忍城の城下町の中で町民の町でした(福岡と博多のような関係ですね)。1949年に「忍市」として市制を施行しましたが、「行田足袋」が全国ブランド...
地域タグ:行田市
行田市にある忍(おし)城は、豊臣秀吉の小田原攻めの際に石田三成率いる軍勢に水攻めに遭いましたが、落城しなかった城として有名です。 忍城は北を利根川、南を荒川に挟まれ、沼地や自然堤防を活かした構造の平城です。その要塞強固な構造で水攻めを耐え抜いた実績から「浮き城」「亀城」...
地域タグ:行田市
この度、足袋の街で有名な埼玉県行田市に行ってきました。 高崎線行田駅に着いたのは午前11時半を過ぎていました。行田の市街地には秩父鉄道の行田市駅の方が近いのですが、東京方面からのアクセスにはJR高崎線の利用が便利です。 駅前に観光案内所があるので、情報を収集します。 ...
地域タグ:行田市
巣鴨に行った際、行きたかったお店が満席だったため、かねてから気になっていた「ときわ食堂」に初めて入ってみました。ときわ食堂は、地蔵通りに本店があるほか、近隣に4店ほど支店があります。料理のメニューもほぼ同じで、グルメサイトの評価にもあまり違いがないようなので、駅から一番近...
地域タグ:東京都
小田原に行ったついでに、熱海にある来宮神社に足を延ばしてきました。 来宮は、熱海でJR伊東線に乗り換えて一駅目です。 駅は小さいですが、観光客で賑わっていました。 熱海プリン、気になります。 来宮神社は、来宮駅から歩いて5分ほどの場所にあります。駐車場は周囲に...
地域タグ:熱海市
2025年7月
「ブログリーダー」を活用して、百代之過客さんをフォローしませんか?
行田の地場産業といえば、かつて全国シェアの8割を誇った足袋です。 行田の足袋産業は江戸時代中期に形成されたとされています。行田は、忍城の城下町の中で町民の町でした(福岡と博多のような関係ですね)。1949年に「忍市」として市制を施行しましたが、「行田足袋」が全国ブランド...
行田市にある忍(おし)城は、豊臣秀吉の小田原攻めの際に石田三成率いる軍勢に水攻めに遭いましたが、落城しなかった城として有名です。 忍城は北を利根川、南を荒川に挟まれ、沼地や自然堤防を活かした構造の平城です。その要塞強固な構造で水攻めを耐え抜いた実績から「浮き城」「亀城」...
この度、足袋の街で有名な埼玉県行田市に行ってきました。 高崎線行田駅に着いたのは午前11時半を過ぎていました。行田の市街地には秩父鉄道の行田市駅の方が近いのですが、東京方面からのアクセスにはJR高崎線の利用が便利です。 駅前に観光案内所があるので、情報を収集します。 ...
巣鴨に行った際、行きたかったお店が満席だったため、かねてから気になっていた「ときわ食堂」に初めて入ってみました。ときわ食堂は、地蔵通りに本店があるほか、近隣に4店ほど支店があります。料理のメニューもほぼ同じで、グルメサイトの評価にもあまり違いがないようなので、駅から一番近...
小田原に行ったついでに、熱海にある来宮神社に足を延ばしてきました。 来宮は、熱海でJR伊東線に乗り換えて一駅目です。 駅は小さいですが、観光客で賑わっていました。 熱海プリン、気になります。 来宮神社は、来宮駅から歩いて5分ほどの場所にあります。駐車場は周囲に...
小田原観光の続きです。小田原城址公園であじさい花菖蒲まつりと小田原NINJA館を見た後、小田原駅に戻り、ミナカ小田原でランチをいただくことにしました。 ミナカ小田原は小田原駅東口に隣接した複合商業施設で、2020年12月に開業しています。地元企業の万葉倶楽部が運営してお...
以前、小田原のあじさい花菖蒲まつりの投稿をした際に、詳しくお伝えできなかった小田原城NINJA館(小田原城歴史見聞館)の報告です。 小田原城址公園のあじさい花菖蒲まつりも6月15日までです - あちこち旅日記 戦国時代に小田原の北条氏に仕えた忍者は風魔(風間)忍者と呼ば...
JR山手線の池袋駅を時々利用するのですが、駅ナカのスペースでよく物産展を開催しています。この日は東北物産展を開催していましたが、ふと「大船渡マルシェ」ののぼりが目に止まりました。 大船渡と言えば、大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手の出身地として有名ですが、2011年の...
川越鉄道開業130周年スタンプラリーの旅で入曽に行った時、ランチをいただける場所を探していましたが、飲食店らしきものは少なく、遠くに見えるイオンにサイゼリアの看板があるのを発見。 しかし、「ここまで来てチェーン店じゃなあ」と思い、改めて近所を捜索。すると、風情のあるラー...
川越鉄道スタンプラリーの後編は、国分寺から一度東村山に戻り、西武新宿線で本川越に向かいます。 最初の駅は所沢です。 賑やかなのは西口の方です。 こちらは東口です。 次は入曽です。こちらも40年ぶりに来ました。昔は駅前は畑でしたが・・。 今は少しづつ開発が進んでい...
川越鉄道スタンプラリーの途中で下車した国分寺では、今まで一度も行ったことがなかった都立殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園に初めて行ってきました。 殿ヶ谷戸庭園が出来たのは1915年(大正4年)で、三菱合資会社の総理事、南満州鉄道の副総裁、貴族院議員だった江口定條(えぐちさだえ)...
前回ご紹介した川越鉄道スタンプラリーを兼ねて、旧川越鉄道の一部だった西武国分寺線途中下車の旅をしてきました。 西武国分寺線は国分寺-東村山間7.8㎞を結ぶ路線で、起終点を含めても5駅という短い路線です。一部を除き単線運転で、各駅のホームが短いため、6両編成での運転になっ...
先日、JR東日本のスタンプラリーについて報告させていただきましたが、以来、スタンプラリーにはまりつつあります。もっと手軽にできるところはないか検索したところ、西武鉄道による川越鉄道開業130周年スタンプラリーを発見。週末にチャレンジしてみました。 西武鉄道の前身は191...
江戸東京たてもの園の最後は、ランチが食べられる飲食施設の紹介です。 この日は、東ゾーンにあるうどん店「たべもの処・蔵」でうどんをいただきました。このお店は古商家を移築・復元したものではありませんが、周囲の建物と調和するように建てられています。 一階は団体客が自由に休憩...
江戸東京たてもの園は屋外にも貴重な展示物がたくさんあります。 (出所)江戸東京たてもの園ホームページ 午砲(千代田区皇居内旧日本丸跡):江戸時代の「時の鐘」に代わり、1871年(明治4年)~1929年(昭和4年)にわたり、空砲により正午を知らせました。 方砂遺跡敷石住居址...
西ゾーンの続きです。W3~W8には茅葺屋根の建物が並んでいます。 W3:奄美の高倉(鹿児島県大島郡宇検村):奄美大島にあった高床式の倉庫を移築したものです。江戸・東京のものではありませんが、東京都でも八丈島などにも同様の高倉は見られます。江戸時代末期頃建てられたものです。...
このたびの孤独のグルメ聖地訪問は、都内鶯谷にある人気の居酒屋「鳥椿」さんにおじゃましました。同店は2013年8月に放映されたSeason3に登場しています。 場所はJR山手線鶯谷駅南口を出て、徒歩5分にあります。周りはガチ中華のお店や焼き鳥屋さんなどが集まっています。 ...
西ゾーンでも特別な存在はW2三井八郎右衛門邸です。 ここは1952年(昭和27年)に港区西麻布に建てられた比較的新しい建築物です。このうち、客間と食堂部分は1897年(明治30年)に京都で建てられたもので、戦後に東京西麻布に移築されました。蔵は1874年(明治7年)に建...
続いて西ゾーンです。このエリアには「山の手通り」と名付けられた通りの両脇に様々な様式の住宅が復元展示されています。 W1常盤台写真場(板橋区常盤台1丁目):健康住宅地として開発された郊外住宅地常盤台に1937年(昭和12年)に建てられた写真館です。照明設備が発達していない...
次にセンターゾーンに戻ります。 C1のビジターセンター(旧光華殿)は以前に紹介しているので、C2より見ていきます。 C2:旧自証院霊屋(新宿区富久町):1652年(慶安5年)に尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方(三代将軍徳川家光の側室)を供養するために建立し...
今回の孤独のグルメ聖地めぐりは、Season1に登場した西武新宿線鷺ノ宮駅近くの「とんかつ・みやこや」さんにおじゃましました。 鷺ノ宮は急行停車駅(高田馬場より一駅め)ですが、 駅周辺の商店街は寂れてしまっています。ターミナル駅より近い地域にありがちですが、住宅密集地...
梅雨の晴れ間の休日に、西武新宿線・東伏見駅周辺を散歩してきました。 東伏見の地名・駅名は東伏見稲荷神社に由来しています。東伏見神社は、関東地方の稲荷神を信仰する信者たちの要望で1929年に京都の伏見稲荷大社の分霊を勧請して創建された神社で、これにあわせて西武新宿線の上保...
みさきまぐろきっぷの「おもひで券」(Cきっぷ)を何に使おうかと考えていたところ、猛暑で疲労感が半端でなくなっていました。城ヶ島からバスに乗り、三崎漁港で降りずに三崎口駅まで直行し、カフェで涼むことにしました。 リーフレットを眺めていたところ、妻が三崎口駅近くにあるmit...
三崎漁港でランチをいただいた後は、城ケ島まで足を伸ばしてきました。城ヶ島行きのバスが30分に1本程度出ているので便利です。 島にも、みさきまぐろきっぷが利用可能なお食事処が何件かありますが、観光名所がバス停よりかなり遠く、炎天下を歩いて行くには危険すぎます。このため、バ...
三崎港でのランチは、バス停前の庄和丸さんの「三崎まぐろ御膳」に決めました。リーフレットに掲載されていたメニューがおいしそうだったのと、港の眺めが最高のロケーションが気にいりました。 入口は建物の右側にあります。すぐ隣に、マグロのオブジェが吊るしてある魚屋さんがあるのでわ...
三崎口の駅に到着しました。 ここからはバスで三崎港に移動します。 バスは観光客で大混雑していました。「みさきまぐろきっぷ」利用の方がたくさんいらっしゃいました。 三崎港に到着しました。ランチで混雑する前の丁度よい時間です。 港の前には「うらりマルシェさかな館」があ...
先日、京浜急行の「みさきまぐろきっぷ」をはじめて購入して、神奈川県三浦市の三崎漁港に行ってきました。三崎漁港にはこれまで何度か行ったことがありましたが、「みさきまぐろきっぷ」を使ったのははじめてでした。 みさきまぐろきっぷは2009年8月から発売されていますが、簡単に解...
今回のふるさと納税返礼品の紹介は、鹿児島県いちき串木野市の黒酢酢豚です。11,000円の寄付で280g×8パックいただきました。調理済の冷凍食品で、レンチンしても、湯煎してもいただけます。 提供は同市内の中華料理店香隆さんで、中国・大連で修業した店主ご自慢の料理とのこと...
門前仲町で富岡八幡宮と深川不動堂を参拝しましたが、この日気温が上がり、一休みしたくなり、氷がメニューにありそうな甘味処を探していました。すると、永代通りに「由はら」さんを発見。昔ながらのレトロな店構えに迷わず入店しました。 有名人の来店も多く、よくTV番組でも紹介されて...
今回は、梅雨の晴れ間の天気のよい日に門前仲町を休日散歩してきました。門前仲町は古くは永代寺(現深川不動尊)、現在は富岡八幡宮の門前町として栄えてきました。 富岡八幡宮は江戸最大の八幡宮で、八月に行われる祭礼「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つになっています。また江戸勧進...
先日浅草に行ってきました。報道等で見ていたので予想していたのですが、浅草寺・雷門前は外国人観光客と人力車の車夫で埋め尽くされ、ご利益を期待する雰囲気ではなくなっていました。その代わりに、浅草寺の支院である待乳山聖天(まつちやましょうてん、正式名「本龍院」)に行ってきました...
西武デパートの撤退と、ヨドバシカメラ進出が物議をかもしている池袋西武の現状を見てきました。 話題になっているのは、孤独のグルメの原作にも登場し、9階の屋上庭園でいつも行列の絶えないうどん店「かるかや」さんです。1968年以来56年間営業を続けてきた同店ですが、この6月末...
大多喜観光の後は、東京に戻りましたが、いすみ鉄道と外房線の接続があまりよくありません。折角なので、大多喜からいすみ鉄道の終点・上総中野まで行き、そこで小湊鉄道で五井(市原市)に行き、そこから内房線経由で帰京することにしました。 なぜ上総中野で両線がつながっているか興味が...
前回は東海道52番目の宿場町草津宿の紹介でしたが、今回は53番目の宿場町・大津の紹介です。 JR東海道線(琵琶湖線)大津駅が起点となります。 この大津駅ですが、北緯35度線が駅構内を通過しており、下り線ホームには北緯53度を示すモニュメントがあります。 駅の少し北に...
大多喜城の跡は、城下町を巡ります。 天然ガス記念館の脇にはガス灯があります。 駅前から伸びる大手通りを進むと、古い家屋が残っています。 このうち、大手会館は房総中央鉄道館となっており、ジオラマがあります。この日は残念ながら閉館でしたが、毎週日曜日が開館日となっています...
前回、新宿区にある淀橋市場の報告をしましたが、ここでの目当ては市場内にある伊勢屋(家?)食堂さんでした。 ここは孤独のグルメSeason6ほか、多くのテレビ番組に登場している有名店です。市場関係者、ご近所さんだけでなく、遠方から多くの方が来店しているようです。 ところ...
今回は、東京のコリアタウン・新大久保からも近い、東京都中央卸売市場・淀橋市場を訪問してきました。 東京には下図にあるように11の卸売り市場があります。このうち有名なのは、豊洲の水産物市場(かつては築地にありました)ですが、淀橋市場もその中の一つです。ただし、淀橋市場では...
話題のローカル線・いすみ鉄道で向かった先は、城下町・大多喜でした。 列車は、大原から30分ほどでデンタルサポート大多喜駅に到着しました。 駅はいろいろな資料が展示されています。 大多喜は大多喜藩10万石の城下町として知られています。大多喜城は1521年(大永元年)に真...
大原でのランチタイムの後は、いすみ鉄道に乗り城下町大多喜に向かいます。いすみ鉄道の駅は、JR外房線の駅に隣接しています。 というのも、いすみ鉄道の前身は旧国鉄木原線です。旧国鉄木原線は1930年に設立されましたが、1987年の国鉄民営化を機に 木原線は第三セクターに転換...
一宮町の玉前神社に参拝した後は、再び外房線に乗り大原に向かいます。内房線は上総一ノ宮より先は2両編成の車両となり(特急列車を除く)、ローカル色が一気に強くなります。 大原は、いすみ市の中心部に当たりますが、駅前はのどかな雰囲気です。 駅を降りて、線路伝いに左に行く...