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  • 品質とはコスト・損失である

    「品質」の概念を手触りのあるレベルまで理解してもらいたい。 品質とは 実は「品質」と一口に言っても様々な定義があります。 俗なニュアンスとして優れた商品やサービスを高品質と呼称したり、工業的な製品であれば故障しないことや不良が起きないことを品質の指標とすることもあるでしょう。もっと大雑把に、奇麗な外観の商品を高品質と呼ぶこともあります。 私たちは気軽に「品質が良い/悪い」の裁定を下しますが、その「品質」とは具体的に何なのかは意外と説明が難しいものです。 品質の定義(ISO) 最もメジャーなのはISO(国際標準化機構)による定義です。 degree to which a set of inher…

  • エアコンの2027年問題に関する愚見

    私が空調冷熱業界に生息していることを存じているので、以前に帰省した際、父から尋ねられました。 父「エアコンの2027年問題についてなんだが、値段は上がると思うか? 今、ちょうど買い替え時のエアコンがあって悩んでいる。すぐに購入するべきか、待つべきか」 私「自分はメーカー側の人間だから、正直に言えば分からないよ。そりゃあちょうどいい言い訳になるから値上げの口実にはするけど、ぶっちゃけ、小売り業界次第かと」 父「そりゃそうか」 父も定年前はメーカー技術者だったので話が早いです。 今回は、特に詳しいわけでもない技術者の独り言を垂れ流します。 エアコンの2027年問題に関する愚見 エアコンの2027年…

  • 大きいプロジェクトの火消し兼立て直し中

    今疲れているな、と気付いた時、逆に何故かテンションが上がるのは、ある種の防衛機構なのかもしれないと思いました。 勢いで誤魔化す 第一四半期が終わりましたので、上司と業務状況の打ち合わせを実施。4月に急遽飛び込んできた緊急プロジェクトの余波を受けて当初のスケジュールは完全に崩壊して死屍累々ではありますが、普段よりも密に情報共有を行いました。 打ち合わせ開始からしばらくは「これの件は、なんとか今月中に手を付けられないか」「それの件は、なんとか時間を作って優先できないか」といった調子だった上司も、後半以降は「これは無理だな」「仕方がない、この件はスケジュールを後ろにしよう」「いや、頑張ると言ってもこ…

  • 「AIっぽい」は筋の良い意見・批判ではない

    SNSを筆頭とする短文でのコメントサービスを眺めていると、人のコメントに対して 「AIっぽい文章」 「AIが書いただろ」 とした意見?批判?を時々見かけます。 おそらく深い意味は無く、ただカジュアルに言っているだけなのだとは思います。 ただ、人によってはそこそこに強烈な攻撃と捉える人もいそうな気もしますので、個人的にはリスキーなワードだと思っていることを話しましょう。 人間性の否定とブーメラン 基本的にはただの美的判断に基づく言及なのでしょう。論理によって何かを証明しようとするのではなく、「この文章は面白くない」と主張するための、快・不快を根拠としたつぶやきです。 ただ、ストレートな感想として…

  • 軸の峻別と越境的アナロジー:思考の癖を自己分析

    このブログは扱う話題にあまり節操がありません。 政治、経済、技術、宗教、倫理、日常、etc...... 節操がないというか、脈絡がないというかはさておき。 単純にどちらもないだけですので。 それはさておき、テーマは多岐にわたりますが物事を分析する時の切り口・やり方そのものは一貫していると思いますので、今回はその「見方の癖」、私が物事を見る時のレンズを自己分析してみます。 比喩としてのレンズ だいぶ前ですが、「学問とは顕微鏡や望遠鏡のような道具であり、対象を見る距離や解像度を変える手法だ」と語ったことがあります。 学問の違い、分野の違いは様々あれど、とても大雑把に言ってしまえばそれぞれでやってい…

  • 快適さの人権化:トイレ論争に対する一意見

    最近、トイレの男女比や行列を巡る話がネットで不定期に燃えているのを見かけます。 同じような構図の対立が起きているため、並び立っている論点の整理をしてみました。 論点のクラスタ 整理すると、概ね以下のような立場が入り乱れています。 面積配分がゼロサムである以上、女子トイレを増やせば男子トイレが削られるのは構造的必然だとする経済的な視点 男女共用の個室化や小便器の廃止など、ゼロサム構造や男性への社会的抑圧を解消しようとする設計論的な見解 「トイレの待ち時間」を平等にするなら「トイレの面積」も平等にすべきではないかという、平等の基準そのものを問う立場 身体的な違いを理由にした差別的処遇の当否を巡る倫…

  • 与太話

    与太郎、と呼ばれる男がいた。 本名ではない。この男、話をするとなるとどうも事実だけでは物足りなくなる質で、すぐに話を盛るものだからいつの間にかそう呼ばれるようになった。おまけに小耳に挟んだばかりの言葉は意味もろくに分からぬうちから使ってみたくて仕方がない性分でもある。少し前は「サステナブル」を覚えて何にでも当てはめていた時期があった。 町内の顔見知りもそれを承知していて、与太郎の話は八割引で聞くのが暗黙の了解になっている。 その晩、たまたまつけていたニュース番組で、世界のデータ量がどうのという特集をやっていた。「今や年間のデータ通信量はゼタバイト規模、いずれヨタバイトの時代が来ると言われていま…

  • AIは反論の「加減」が分からない

    なんか、こう、いい感じに宜しく頼みたいのですが。 機械には心が分からない 私「AIよ、ブログ記事を書いたぞ、さあ校正・査読してくれ、論理に隙あらば反論もしてくれたまえ」 言い回しは脚色していますが、と言うかプロンプトはもっとカッチリしていますが、難しめのトピックに関する記事では校正や査読をAIに依頼しています。 AIは隙あらばこちらをヨイショしようとしてきますが、反論するよう最初から指示に組み込んでおけばちゃんと迎合せずに反対意見を組み立ててくれます。やたらと強力な反論をされて自論を取り下げることもあるくらいです。 ただ、加減を推論する能力はまだ乏しいのか、「論理に隙あらば」と求めているのに明…

  • いつの間にやら毎日投稿が1900記事に

    ええと、記事タイトル通りです。 多忙で完全に失念していました。 この記事で1900記事のようです。 「社会民主主義」と「民主社会主義」って違いが分かり難いよね、なんてどうでもいい話から膨らませて何らかの記事を書けるだろうかと余計な思案をしていたのですが、そんなことを書いている場合ではありません。 型の過多 私がよく投稿している分析系・オピニオン記事は、概ね一定の"思考の型"に沿って記述されていると言っていいでしょう。 それ自体は自覚的ですが書いている時は無自覚で、勝手にそうなります。型の過多になっているのは芸が無いだけです。 基本的には三幕構成がベースになっていると考えています。 三幕構成とは…

  • 「平和」という同じ根から伸びた異なる枝

    このブログでも度々言及してきたように、私はどちらかと言えば相対的平和主義を支持しています。国際政治はアナーキーであり、透明性と信頼形成を伴いながら能動的に軍事力を設計・運用して均衡を取ることが結果として戦争を防ぐことになると考える次第です。 ただ、そのような考えに至ったのは絶対的平和主義を拒絶してきたからではありません。むしろ真逆で、平和論の理屈を丁寧に追いかけた結果として、この立場に行き着きました。 絶対的平和主義の論理 最初に教わったのは、おそらく多くの人と同じように「軍備を増やせば戦争が近づく」「有事を語ることは戦争を近付ける」「対話と協調を基本とすべきだ」という考え方でした。 これらを…

  • 利己主義を社会で包摂する仕組みの検討

    このブログでは幾度か利己主義に対する苦言を呈してきました。 個人主義との違いを整理したり、個人の悪と社会の悪の話をしたりと、切り口を変えては同じ対象を突いてきたように思います。 今回はもう一歩踏み込んで、利己主義に対して社会はどう対処すべきかを考えてみます。 利己主義とは何か まずは改めて定義を整理しましょう。 全体においては全体、個人においては個人を明確に区分し、他者もまた個人として尊重する思想が個人主義です。対して、他者の権利や利益を顧みず、自らの利得のみを優先する発想が利己主義です。 個人主義は他者の"個人"を尊重するからこそ成立し、利己主義は他者を顧みないからこそ成立します。これらの区…

  • 政治家を歴史上の独裁者、特にヒトラーに例える言説について

    ネットのコメントで、ある政治家を「サッチャーというよりヒトラーに近い」と評しているものを見かけました。 類似の根拠として挙げられていたのは、以下の四点です。 ①圧倒的な支持を背景とした強権的な政治運営 ②大規模な財政出動 ③軍備増強を含む安全保障制度の整備 ④メディアを通じた大衆への訴求 一見もっともらしく見えますが、これは論理的に成立していません。 政治家への批判は民主主義にとって不可欠ですが、批判には論理性も不可欠です。論理性を欠いた批判は正当な批判と不当な批判を区別する力を失い、批判の価値を損ねて機能を殺してしまうためです。 言ってはなんですが、批判できるところのない完璧な政治家なんてほ…

  • 見学のつもりが、講師にされた話:続

    昨日、『外部審査の社内リハーサルに参加したら急遽講師を任された』と記事にしました。 その翌日の話です。 朝一、他所の部門長からの内線。 「先日、うちの部門でもリハーサルをやったんだが、正直なところ詳細は他所に言えないくらい上手くいかなかった。今度の外部審査が非常に不安だ。君がやった昨日のリハーサルは良かったと聞いた。大変申し訳ないんだが、今週中にうちの各部署へ個別講習をやってくれないか」 どんな出来だったのか、むしろ気になって仕方がなくなる振り方です。 というわけで、どういうわけかはよく分からないですが、昨日の記事投稿時点では講習1件追加(水曜1)だけの予定だったのに、今は4件追加(水曜1、木…

  • 見学のつもりが、講師にされた話

    日々にちょっとした驚きがあるのは良いことだとは思うものの、いらない驚きもあるかもしれない。 そんなこともあるのか 私「明日のこの『外部審査のリハーサル』って部長の予定は、具体的に何をやるんですか?」 部長「あそこの部署は今度、第三者認証の初審査を受けるから、事前に勉強を兼ねて社内で模擬審査をやるらしい、それの手伝いだ」 私「どんなリハーサルをやるのか興味がありますね。後学のため一緒に参加してもいいですか?」 部長「いいぞ」 そして翌日。 他所の部長「さて、リハーサルで集まって貰ったんですけども、どうやって進めましょうかね。あ、ちょうどいい所に、ちょっと講師をやってくんない?」 私「その流れは想…

  • 生成AIは自己分析もしてくれる:続

    以前、やり取りの記録から性格分析をするようにAIへ頼んでみたことがあります。 ◆生成AIは自己分析もしてくれる - 忘れん坊の外部記憶域 思った以上に的確な分析が並んでいて面白かったです。 今回はその延長線として、別のAIを使って自己分析をしてみました。 ☆私のブログ記事を何度かサンプリングさせて抽出 ☆メタ的な分析後、D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)の属性(アライメント)で区分する なぜアライメントを用いるかと言えば、私が好きだからです。 ◆多様性とはどのような概念か~アライメントで考えてみる - 忘れん坊の外部記憶域 ◆政治思想と属性(アライメント) - 忘れん坊の外部記憶域 倫理軸(秩…

  • SNSでの政治的不満の表出は「利益表出」と呼べるか

    政治的主張に求められるもの。 利益表出と利益集約 民主主義における意思決定プロセスを説明する概念の一つに利益表出・利益集約があります。 利益表出とは、多様な個人や集団が自分たちの要望や利益を主張・表明する機能で、各種利益団体や市民運動がその役割を主に担っています。 利益集約とは、表出された多様でバラバラな要望や利害を政策や政治プログラムにまとめ上げる機能で、主に政党が担います。 各所からそれぞれの利益が表出されて、集約されて、政策に落とし込まれる、このプロセス自体は民主主義において妥当な流れでしょう。 ここで一つの疑問として、SNSでの政治的不満の表出は「利益表出」、もっと言えば政治活動と呼べ…

  • 「分からない」という言葉が隠している二つの軸

    腑に落ちる、腑に落ちない。 知っている、知らない。 分かる、分からない。 冒頭から余談 私は絶妙に保守的なところのある人間なので、ビジネス用語である「腹落ち」に納得いっていない派です。「腑に落ちない」が元で、その変形として「腑に落ちる」までは許容しますが、「腹に落ちる」は違うだろうと思っています。「腹落ち」に腹落ちしていません。いや、まあ、私が使わないというだけで、別に他の人が使っていても気にはしませんが。 「腑に落ちる/落ちない」とは体の内側、五臓六腑に染み渡ったかどうかであり、固体を呑み込んだ程度ではなく気体や液体を吸い込んだくらいに分離し難いほど染み渡った状態、消化と吸収を司る臓器全般で…

  • 悪趣味な遊びと人格否定の危険性

    先日ネットを散策している時に見かけたフレーズ。 「なんでそんなハルシネーション起こしてるAIみたいに自信満々なん」 実に現代的な嫌味だと思いました。 面白かったので、雑な雑記として私もAIライクな嫌味・煽り文句を考えてみます。 別に使いたいわけではなく、考えるのが面白そうだったのでやりました。 なるべく腹立つような表現を考えました 「それ、典拠ゼロで言ってるよね?ハルシネーション乙」 「人間のくせにファクトチェック機能オフにしてるじゃん」 「お前のコンテキストウィンドウ3行以下かよ」 「さっきと言ってること矛盾してるけど、コンテキスト切れた?」 「お前の意見、トレーニングデータが2010年で止…

  • 「あの人が悪いから」で思考を止めてはいけない

    議論において、相手の人格を否定したり相手を悪と決めつけたりするのは宜しくありません。いわゆる悪魔化です。 これはこのブログで何度も述べてきたことですが、今回はそれが「なぜ、どう良くないのか」の機序そのものを少し具体的に分解しようと思います。 悪魔化の概要 悪魔化(Demonization)は厳密には色々と文化的背景を理解する必要のある言葉です。キリスト教的、一神教的な価値観における信仰の敵としての悪魔だと相手を見立てる行為であり、本来は極めて強烈な非人間化と言えます。 ただ、慣習的な意味合いとして悪魔化は「中傷・人格攻撃・非人間化を目的として、個人や集団に向けられたプロパガンダや道徳的パニック…

  • 嘘新人研修Q&A:よくある表現と質問

    本資料は、新入社員研修における質疑応答をまとめたものです。配属後によく挙がる質問について、人事部にて回答をまとめておりますので、各位ご確認のうえ業務にお役立てください。 Q1. 先輩社員から「次の商談、テーブルについてくれる?」と言われ、商談に同席したところ、会議が始まるや否や体の一部(肘)がテーブルから離れられなくなりました。これは異常でしょうか。 A1. 異常ではありません。「テーブルにつく」とは、双方が交渉のテーブルに着座した時点で発生する、逃走防止のための一時的な接着状態を指します。解除には双方の合意形成が必要であり、合意が成立しない場合、接着状態が継続いたします。なお、テーブルから無…

  • 雑な雑記を、AIに雑に否定してもらう

    真面目な話ばかり書いていると眠くなってくるので、緩い小話を挟みます。 いつも通り、小話3編構成です。 お偉いさんへの報告 部長「明後日出張に行かないといけないから、ちょっと代わりに本部長報告をやっておいてもらえるか」 私「明後日ですか。スケジュール調整きかないならやりますけども」 それは流石に下っ端のやる仕事ではないんだよなぁ。せめて課長に任せるべきでは、と思ったら課長勢も全員居なくて吃驚。 上下関係をそんなに気にする質ではない、どころか社会人としてもっとキッチリ上を敬うべきだと思う態度を取る私ではありますが、流石に何の準備も無く急にお偉いさんに報告しにいくのは気が引けます。 緊張するとか恐れ…

  • 「アインシュタイン」の比喩が隠す剥奪と差別

    珍しく、今回は抽象化したトピックではなく、SNS上のやり取り観察から話を始めます。あまりブログでは取り上げないトピックではありますが、気まぐれに取り上げてみます。 批判と反論 先日、SNSでこんな投稿が話題になっていました。 「ただ女性に生まれたというだけで、何人のアインシュタインが皿洗いをして一生を終えただろう」 「ただ女性に生まれたというだけで、何人のピカソがキャンパスではなくキッチンの前に張り付いて一生を終えたのだろう」 構造的な性差別への抗議として、感情に訴える強い一文です。 これに対して、次のような反論が寄せられていました。 「男でもアインシュタインは一人なので、確率的にいても一人な…

  • 苦痛を最小化するため、全ての動物を管理下に置くのはどうだろう

    とても極端な思考実験。 自然状態は必ずしも幸福ではない 動物愛護・畜産やペットへの批判に関する議論を見ていると、ある暗黙の前提があると感じます。 それは、自然な状態こそが幸福である、とした前提です。野生・自然な状態を「あるべき姿」として、それから逸れている現状とのギャップを問題と定義しているように思えます。 ただ、その前提は本当に正しいのでしょうか。 自然界に生きる野生動物の生活は、捕食や飢餓、寄生や病気、天候や災害による死と常に隣りあわせです。野生動物の生涯におけるかなりの時間は苦痛・恐怖・資源不足に占められており、自然=幸福というのは人間が勝手に抱く牧歌的なイメージの投影に過ぎません。 さ…

  • AIタイトルアシストはもうちょっと使える感じになって欲しい気分

    ここ数日はぐっすり寝て過ごしていましたので、ようやく元気になった気がします。明日から仕事もブログも復帰できそうです。 まあ、仕事のほうはどのくらい溜まっているのか怖いくらいではありますが、仕方がありません、なんとか対処します。 さて、寝てばかりいたので何も思考しておらず、ブログに書くような事柄がありません。「今日は髪を切りに行った後、体調回復のために寝て、起きてからはのんびり漫画を読んでいました」くらいの日記を書いてもアレですし。 まあ別に毎日何かしらを思索しなければならない義務があるわけでもないのですが、趣味ですので思索したい気持ちはあります。ここ数日は体が付いていっていないだけで。 個人的…

  • 頑固だけど柔軟、或いはその逆

    寝たら寝た時間分だけ「損した」と思ってしまう貧乏性気質なところは「体調不良の回復に向いていない性格」だと感じます。 それでもちゃんと寝なければと思い、午前中は用事をこなして午後は熟睡していました。 三つ子の魂百まで、今、とてもモッタイナイ気分で一杯です。 こういうところだけは頑固な性格で困ります。 基本的に妥協と諦観を是として柔軟な思考を持つことこそを善とする考えなのですが、逆に「個人の趣味の範囲」は比較的拘りが強いと言いますか、頑固なほうです。 これは日々語っているような中道・バランス論の一種かもしれません。自身に譲れない頑固な部分があることに自覚的であるからこそそれ以外の部分では妥協なり譲…

  • 心身のどちらが先に回復するだろうか

    まさかの風邪ぶり返しでダウン中。 え、この流れで元気にならないこと、ある? びっくりー。 まあ疲れているのでしょう、はい。 今日は緊急性の高いWeb会議があったのでそれだけはこっそり参加しましたが、ゆっくり休みます。月曜日がちょっと怖いレベルで仕事が溜まってしまっていますが、ひとまず忘れましょう。 頭の頭痛が痛いので、いまいち思考がまとまりません。真面目な考察どころか思索テーマの選定すらままならず、今日考えたことも、「天文学的数字って、具体的に何桁からだろう」くらいなものです。どうでもいいし、結論も出ないし、無意味な思考でしか。 とりあえず、無意味に無理せずしっかり寝て、元気を取り戻しましょう…

  • 体調が悪いならブログを書くより寝た方がいい

    思ったよりもしっかり目に体調を崩したようで、今日は休みを取ってずっと寝ていました。朝起きて寝て、昼起きて寝て、夕方寝て起きたらもうお外が真っ暗です。 ぐっすり寝たので大分体調も回復したような気がします。 とはいえ油断せず、もうひと眠りして完全回復を目指しましょう。 ここの所、仕事のピークとストレスで疲れていたので、弱っていたのだと思います。ひとまず月末辺りにはまた忙しい予定ですが、今月中旬は若干、ほんの僅か、一瞬の余裕があるタイミングだったので、緊張の糸が切れたのかもしれません。 まあ、休める時に休んでおくのは悪くない、と正当化しておきます。 今月の月末辺りは休んでいる暇なんてまずありませんし…

  • 丁寧な雑記を雑に書く

    梅雨入りして雨が降るようになり、気温の変化があったため、また体調を崩し気味です。 ホント、季節の変わり目に弱いので困ります。 もちろんこれは体質的な問題だけでなく、シンプルに生活が雑なことも悪いのでしょう。もっと気温の変化に合わせて生活を微調整していくマメさが健康に生きるためには必要です。丁寧な暮らしは苦手な分野ですのですが、いい歳なのだからそろそろ真面目に取り組まなければならないかもしれません。 そんなわけで、頭が働かないので雑な雑記を。 あ、いや、丁寧な雑記を書くべきかも? ......丁寧な雑記とは? 別に雑なわけでは 雑記を「雑に記すること」と雑に定義しているからよく分からない矛盾が生…

  • 一応の統一感は有るようで無い雑談

    雑談 of 雑談。 キーボードの限界 先日、会社で使っているPCの[S]のキーキャップが外れたけど直した話をしました。 ◆ある平日の午前の記録 - 忘れん坊の外部記憶域 応急処置的な修理だったため、その後もちょくちょくグラついています。パンタグラフを支える爪が馬鹿になっているだけなので都度都度それっぽく爪を曲げて直していますが、そろそろ限界ではないかと思っている次第です。 などと思っていたら、いよいよ[A]のキーキャップまでもが取れました。もう限界なのでしょう。 弊社では基本的に年1回でPCの買い替えタイミングがあります。特殊な場合であれば個別に買い替えることも可能です。ただ、キーボードが壊れ…

  • 天皇制:存廃論の構造整理と外交的視点

    天皇制に関する議論は極論が跋扈しており、ちょっと「天皇制」と書くだけで「すぐにでも廃止すべきだ!」と考える方や「そもそもそれは共産主義用語だ!」と憤る方がいらっしゃるくらいに魔境なので、非常にアンタッチャブルだと感じている次第です。 とはいえ両論の過激派が対立して議論すら成立しにくい状況は民主主義的に大きな問題だと思っていますので、語り難いテーマとして避けてきましたがいよいよ触れてみます。 最初に、私の主張を一言でまとめておきましょう。 「天皇制は廃止できないが、外交的同一性を損なわない範囲で、正統なプロセスによって継続的に変えていくべきだ」 なぜこう考えるかを説明していきます。 細かく説明で…

  • ニュースへの義憤はなぜ止まらないのか

    特に政治系で多いですが、ニュースを見て強い怒りや嫌悪を覚える人がいます。 一方、同じニュースを見てもさほど心が動かない人もいます。 この違いは認知の面にあると理解することが妥当でしょう。 どう感じるかは個人の自由ですが、心と生活のほうが大切ですので苦しい時は認知を変えることも有用です。 怒りの根底にあるもの 認知の違いについて、いくつかの説明変数を挙げてみましょう。 例えば統制の所在。 これは人生・出来事の結果・外部の力などに対して、自身にどの程度の統制力があると信じているかの度合いです。 内的統制が強い個人は、自分の人生における出来事は主に自分自身の行動や選択の結果であると信じ、自らの能力を…

  • 嫌いな人がいない話

    ざっくばらん。 理解不能 本題に入る前のジャブとして、先日のやり取り。 営業(タイ人)「お客さんから技術的な問い合わせがあったよ、なんて答えたらいいか教えて」 私(日本人)「OK、頑張って説明をまとめたから、そのまま送って大丈夫だよ」 a few days later... 営業「お客さんからの回答なんだけど、生成AIに聞いたら違うことを言ってるから、説明して欲しいってさ」 私「AIがなんて回答したのか、実に、大変、興味深いね」 もうAIに聞いて勝手にすればいいじゃんと思う今日この頃。 なんで生成AIを調べ物に使うのか、理解しかねます。"生成”AIなんですから、文章やアイデアや画像を作るのがメ…

  • 神は死んだ しかし宗教戦争は続く

    SNSなどでの言い争いの一部は、宗教戦争の類型です。 過去にも一度言及しましたが、少し表現を変えつつまとめていきます。 価値観の衝突 ネットを見渡せば、今日もどこかで誰かが激しく言い争っています。 論争のテーマは男女論や政治論争、環境や世代、健康や医療など様々ですが、それぞれが持つ道徳的主張のぶつけ合い、悪意や人格の糾弾、罪の告発と断罪など、構造は近似です。 これらの争いは、単なる意見の相違ではありません。 もっと根深い、もっと根源的な価値観そのものの衝突であり、神無き時代における宗教戦争だと言えます。 宗教の本質 もちろん議論における表現の中には神も仏も登場しませんが、これらは極めて宗教的で…

  • 「政治家には悪口を言ってもいい」の誤謬と『反論のヒエラルキー』

    許されることはあるが、正しいことではない。 民主主義の原理と受忍限度 「政治家には悪口を言ってもいい」との意見をまたSNSで見かけました。当ブログで散々語ってきた内容ではありますが、そんなことはありません。 たしかに、民主主義制度において権力者は批判されなければならないでしょう。権力者を批判できない社会はただの独裁・専制です。 ただし民主主義の原理は権力者に対する人身攻撃を認めているわけではなく、許容されているのは批判だけです。批判と人身攻撃はまったく別物だと理解する必要があります。 また、公人には受忍限度がありますので、たとえ市民が権力者に人身攻撃を行ったとしても安易に市民を訴えるようなこと…

  • みかんせいの記事

    雑記ブログはなんでも記事にできる強みがある。 ただし、それが強みかどうかは分からない。 ヒューマンエラー 投稿できる状態の記事を一つストックしていると思っていたら、していなかった。 ちょっと書き終えていないなんて次元ではなく、思った以上に書きかけだった。まだ半分くらいしか書けていない。 急いで仕上げてもいいが、内容がそこそこにヘヴィなため気を付けなければオブラート不足で攻撃的な記事になりかねない。拙速な作業は宜しくないだろう。これでも政治・宗教・思想など繊細なトピックを取り扱う時は気を使っているのだ。これでも、一応。 よって下書き記事へ慌てて手を入れるよりも、雑多な雑念を雑に並べ立てる雑記を一…

  • ちょっとだけドローンの話

    見かける度にツッコミを入れたくなってしまうので、また少しだけ。 疑問を持てる程度に聞きかじった知識でいい 何処で見かけたか忘れましたが、「ドローンを年間数百万機生産できる中国には勝てない」みたいな論調のコメントを見かけました。 そのドローンとは何を指しているのか、気になります。 ウクライナで活躍している小型のFPVドローンや自爆ドローンか。 中~長距離で使用可能な無人偵察機のようなドローンか。 人が入るコックピットが無いだけでそれ以外は有人機と同じくらい大きい長距離飛行可能な無人攻撃機や無人ヘリ、或いは無人艇まで含めた意味でのドローンか。 ドローンと言っても幅が広いので、なにをどれだけ生産でき…

  • 疑惑追及報道の異常さと民主主義の効率

    あまりにも本質的ではない。 一貫して主張していること 政治の話題を頻繁に取り扱うこのブログでも、基本的に"疑惑"の話は取り扱っていません。稀に取り上げることもありますが、それは疑惑自体ではなく報道のズレや論点整理を主軸とする場合のみです。 これは政治に限った話ではなく、事件や事故、不祥事や災害などありとあらゆる情報に対する私の姿勢として徹底しており、私は物事を不明瞭な噂ではなく強固な事実をベースに思考をすべきだと考えています。 (過去の企業不祥事での事例) これはメディアや集団の特性上仕方がないことではありますが、個人的な好みとしては疑惑よりも事実の段階で騒ぐべきだと思う次第です。 島津さんち…

  • 仕事を丸投げされた代わりにブログ記事は投げっぱなしの記事とする

    ハチャメチャが押し寄せてくる。 空気の丸投げ 先日の頼まれごと。 新しい規則を作成中であり、その規則に基づいた調査をやって欲しい、結果がすぐにでも必要だ 規則はできていないが、各部署の幹部に説明して、規則に沿った調査を始めさせて欲しい、頼んだぞ 残念ながら規則はまだできていない 幹部への説明資料が必要ならばそちらで勝手に作っていい、ただ、規則はまだできていない 現時点でのドラフトや関係資料は送付しておく、ただし規則はまだできていないのでこの後に変わる可能性がある こんなに輪郭のできていないフワフワしたお願いは久しぶり。 え、私は各所の管理職に「なにをどう調べろ」と説明しろと? 別に私を通さなけ…

  • 工業広告で技術情報を間違えちゃ駄目だろうに

    メーカーにとっての悪夢。 情報をクローリングして広告を作ってくれる業者はお手軽かもしれませんが、品質管理はちゃんと自前でやらねばならないでしょう。 ちゃんとチェックしないと! お仕事柄、ターゲット広告では部品や装置の広告が表示されることが多いです。 ネジやら、工具やら、大きな装置やら、結構なんでも手あたり次第に出てきます。 でも、流石にこの広告画像にはビックリ。 ※社名はトリミングしておきます (ほう、ポンプ屋さんか。特に必要ではないけど興味はいやちょっと待ておかしいだろなんだ『300,000Mpaの粘度』って!?) まず、[Mpa]なんて単位はありません。 [MPa]はありますが、[Mpa]…

  • 自己正当化の循環論法という無敵の手法

    無敵の理論。 本当に無敵だから困る。 自己正当化の循環 宗教関連では頻出で、たいへん困ったことに政治や社会問題の議論でも何故か時々見かけるフレーズとして、「私は正しい、よってそれに反対するお前は間違えている、間違えているお前を指摘できた私は正しい」があります。 ......無くていいのですが、残念ながら存在します。 これは完璧で究極、或いは最強で無敵の理論です。 これを否定することは誰にもできません。 もちろん客観的には様々な批判が可能です。 自分の正しさを証明するために自分の正しさを前提にしているただの循環論法ですし、前提が固定されているため「反論してくるのは相手が間違えている証拠」だと回収…

  • 利己主義(エゴイズム)の「反社会性」

    非常に苛烈な主張となりますが、反社会的である一点からして、利己主義(エゴイズム)は暴力団や闇バイトと本質的に近しい思想です。 利己主義・個人主義・全体主義 「己にとってそれが良いかどうかが重要であり、周囲や社会や慣習は関係ない、他者への迷惑や配慮よりも己個人の利益が優先されるべき」 このような思想は「利己主義」と言います。念のため整理しておくと「個人主義」ではないので注意が必要です。 利己主義とは、自分の利益が最優先で他者や社会のことは考慮しない思想です。 その正反対にあるのが全体主義で、個人の自由よりも社会の目的や秩序が優先されます。 それらの狭間にあるのが個人主義です。個人の自由を重視しつ…

  • 親孝行としての宗教

    凄く変則的な親孝行。 会議ときどき仕事 ここしばらくブログでも言及しているように、近頃は仕事が爆裂に忙しいです。 大規模プロジェクトのスケジュールは遅延しつつもようやくマイルストーンまで進みました。ここからスパートを掛けて6月中に仕上げなければなりません。アホみたいな回数の打ち合わせとバカみたいな調整をこなして全社プロジェクトを無事着地させる責任の一端があります。 この件で毎日半分強はWeb会議、残り半日で実務処理をした後、ようやく通常業務に着手していますので、仕事は溜まっていく一方です。 じゃあ目先の山場を越えたら余裕ができるかと言えば、そうもいかないのが困ったところ。 どう考えても後回しに…

  • AIによる格差はどの程度まで持続されるか

    意外と過渡期は短いかもしれない。 使いこな"させる"技術 「AIの発展に伴い、AIを使いこなせる人とそうでない人の差が開く」 と世間ではたぶん言われています。なんかそんなオピニオン記事をIT系メディアだか経済誌だかで読んだことがあったような気がします。具体的に覚えていないので引用はできないのですが。 まあ、別にAIに限った話ではなく、新しい技術やツールを使いこなせるかどうかで生産性が変わるなんてことは普遍的なただの現実ですので、当たり前のことでしかないです。蒸気・電気・コンピュータ・インターネットなども同じように、個人や社会の生産性を著しく変革する技術が成熟して大衆化するまでの『使える人と使え…

  • ビジネスと民主主義政治の異なる点

    上の人の面子を潰さない程度に顔を立てつつ自らの主張を強引に押し通そうとする時が、一番社会人をやっている気分になります。 ビジネスと民主主義政治の違い 日頃より、私はブログで 「政治とは話し合いである」 「話し合いとは互いの妥協を必要とする」 「意見を押し通そうとするのは論外、むしろ、相手の考えを汲み取り配慮して自らの考えを曲げるのが話し合いである」 「自らの考えを変えようと思わない人は、話し合いや政治をしていないのと同義」 などと主張していますが、仕事では別です。 社内政治の領域はさておき、通常のビジネスプロセスは政治でも民主主義でもありませんので、民主主義と同じ手法や理論は通りません。 ふと…

  • 公人や権力者への侮辱を正当化しようとした場合の論理的な瑕疵

    建前は大切。 公人・権力者にも人権はある 「公人・権力者を馬鹿にして侮辱できるのが"自由主義"だ」と考える人が世の中にはいます。恐らく何かしらの言説や教育、政治風刺などに影響を受けているのでしょう。 昨今はジャーナリズムでも不適切な侮辱や風刺が多々見受けられますので誤解も止む無しではありますが、若干ばかり不健全だと感じます。 自由主義社会において保証される言論とは「批判の自由」であって「批難・誹謗中傷・侮辱の自由」ではありません。 侮辱は相手が公人や権力者であっても人権侵害であり、自由主義の価値と矛盾します。さらに、公人や権力者ならば侮辱してもいいと考えることはシンプルに職業差別であり、二重に…

  • 労働時間は少ないに越したことはない

    労働時間の短縮は人類全体の夢。 余暇を増やし安全を高めることこそが人類全体の至福。 だから、それが理想の状態にまで到達していないのは「制度」や「理念」の問題ではない。 ただ、「技術」の問題である。 労働時間の一律削減は格差を悪化させる 『イギリスでは仕事が減っているため若者が就職できずニートが増えている』というニュース記事に対して、次のようなコメントを見かけました。 「安く長時間働かせて利益を出す奴隷労働前提の資本主義は限界」 「週に15時間程度働いたら暮らせるようになればいい」 まあ、ニートの記事で資本主義批判をする意味は良く分からないですが。 なにせニートが存在するのは資本主義の弊害ではな…

  • メンタルコントロールは身体で行うもの

    メンタルは頭や心ではなく身体でコントロールするものです。 別にマッチョな主張をしたいわけではなく、とても合理的な理由があります。 メンタルの不調とは、頭や心による認知が制御不能になっている状態です。 そんな時、認知に頼ってなんとかしようとするのはどう考えても道理が合わない。 そう思いませんか? 筋肉は全てを解決、しないが役には立つ メンタルコントロールに関しての世間的な言説は、なんと言いますか、ストレスがどうだのメタ認知がなんだのマインドフルネスがどうこうだの、色々と"理屈"が存在しているかと思います。 そのため、メンタルコントロールを学ぼうとしている人はどうしても”理屈を理解してそうなるよう…

  • 阿修羅が居ない程度の修羅場

    あまり赤裸々に書くのもアレなので濁しつつですが、仕事の現状がギャグっぽいのでまとめてみます。 偉い人の一声 きっかけは営業部門の小さなトラブル。ちょっとした失敗と責任問題。全くもって致命的ではないが、組織としてはあまり外聞の良くない低レベルなミス。 上層部はそれを重大な状況だと判断した。 ハインリッヒの法則やマーフィーの法則からすれば妥当ではある。小さなトラブルで済んだのは偶然であり、適切な対策を施さなければもっと大きなアクシデントをいずれ引き起こしかねない。 そのような背景の下、ある種の組織体質改善として会社の運用ルール全般の改善が命じられた。 日々の業務を適切に測定、監視、評価し、改善の螺…

  • ビジネス雑記とは、ビジネスにかこつけただけの雑記

    日に6時間も8時間も会議が入っていると仕事が進まないよ。 部長は「最優先の案件だから頼む」と言い、課長は「なんとか他の仕事も進められないものか」と言うのですが、このパターンもそろそろ飽いてきました。まず意思を統一してから指揮を取ってくれると助かります。 命名規則の無い無法地帯 全社プロジェクトで、普段一緒に仕事をしていないメンバーやチームと毎日仕事をしています。 その中での一幕。 ファイル名:○○○案.docx まあ、普通です。 その数日後。 ファイル名:○○○案改訂版(暫定)(△△△本部修正案)(○月□日変更)(☆☆☆部箇条書き)(○月△日最新版a)(○月×日打合せ用).docx そろそろい…

  • 無知や浅慮は誰にとっても免罪符とはならない

    無知や浅慮は免罪符とはならぬが、裁きは慎むべし。 論理的整合性と藁人形論法 個人的に、ついやってしまいそうになるので気を付けている言い回しがあります。 それは、 「○○○は□□□すべきだ」 とした意見に対して、 「それは△△△すべきという意味か?」 と極端に強い言葉で批判するような皮肉めいた表現です。 例えば、 「世界は脱成長をすべきだ」 とした意見に対して、 「それはつまり、もっと人が死ぬべきだと言いたいのか?」 と言うようなものです。 ちなみに経済縮小で最も被害を被るのは弱者で、文字通り"致命的"な貧困が生じることはほぼ確実視されており、脱成長を広範にやると高齢者や低所得層などが真っ先に命…

  • 食品包装のトレードオフについて

    以前も軽く書いたことがありますが、昨今また『原材料不足による食品包装の簡易化』についての議論がネットなどで散見されているため、個人的な見解としてリスク情報を整理していきます。 トレードオフ 一部では「日本の食品包装は過剰包装だ」と評価されがちですが、企業は営利団体であり、無駄なコストを払うことは当然ながら望みません。 つまり、一言で言えば意味があるからやっています。 高級店の高級な商品であればいざ知らず、マスプロダクトで無意味に過剰な包装をわざわざ無駄にやる理由は企業にはないのですから。 食品の包装は「保護」「情報提供」「利便性」「物流効率」など様々な機能を保有しています。その中でも保護機能、…

  • 体調が悪いならば寝るべきだ

    絶妙な寒暖差の影響か、少し風邪気味です。 そのため日曜日はぐっすり寝ていました。 今日が休日で良かった、と思ってしまうあたり、ワーカーホリックです。日曜日なんだから本来は堂々と休んでいいはずなのですから。 まあ、とはいえ、月曜日はとても重要な会議があり休んでいる場合ではないので、今日が休日で良かったのは事実です。 今日中に体調を元に戻して明日に備えましょう。 明日中に目途が立たなければならない仕事があります。恐らく午前中丸々会議をし、終わらなければ午後を全て使って、さらに言えば残業時間まで使ってでも終わらせなければならない、上層部肝入りの最優先の仕事です。最近それにばかり掛かりきりになっていて…

  • 一人でなんでもやろうとしているわけではないのですが

    パスできる仕事がそもそも無い。 あるいは、パスできる人がいない。 何でも屋の企画部 仕事の手が回らず、納期が追っつかない状況が延々と続いています。 まあ、てんてこ舞いです。 そういう実情を部署の定例会などで報告すると、 「一人でなんでもやろうとするな、他者を巻き込んだり、他者を頼れ」 と言われるのですが、なんとも難しいと感じるばかりです。 素晴らしい言葉ですし仕事の基本でもありますので私もなるべくそうしたいと思っています。 ただ、それができたら苦労していません。 今の私は企画職ですので、自分の思い付きか上司の思い付きか他部署の思い付きか上層部の思い付きを形にする仕事としています。 そういった「…

  • 政治の本質は「利害と価値の衝突を、暴力ではなく制度と対話で処理すること」

    政治的な対立言論や対立集団を排除したいと"思った"時点で、それは政治ではなくなる。 政治の目的 ネットで政治関連の言説を拾い歩いていると、時々ですが、非常に暗澹たる気持ちになります。 憎悪や失望の声が根底に渦巻いておりネガティブでマイナスな瘴気が漂っていると言いますか、喧々たる最中で自らの政治的主張を他者へ届かせようと声を枯らして耳元で人々が叫び合っている、なんとも修羅の巷のようです。 私には理解が難しいのですが、政治的対立相手や政治家には罵言を用いても良いと考えていらっしゃる人が一定数存在しており、言説の質もあまり格調高くはありません。相手の思想や職業で扱いを変えることは世間一般に”差別”と…

  • 興味があるのに理解をしようとはしないのかしら

    少しばかり辛辣ですが、けっこう本気で分かっていないので気になっています。 裏を取りに行かないの? 多様な意見を収集するため、とにかく手当たり次第に様々な見識や意見を仕入れる習性を私は持っています。 まあ、一種の趣味です。 そんな感じでSNSやニュースサイトのコメント欄を散策することが多いのですが、そこで時々見かけるのが、辛辣な表現ではありますが「賢しげに指摘してやった感」のあるコメントです。根拠をベースにした妥当な批判ではなく、鋭いだけで根拠は無い、上手いことを言った感を醸し出しているコメントを見かけることがあります。 最近の例ですと、ホルムズ海峡における石油由来資源の不足に対して「なぜ政府は…

  • ドローン兵器は”現時点”で"どの程度"有効か

    日頃から読んでいる海外の経済学者のsubstackでは時々ドローン兵器の話をされています。最近もそんな記事を投稿されていました。 ただ、その学者さんのドローン兵器に対する少し強めの過信が気になっています。 経済学の観点から「ドローン兵器は安価で効果的だから国家として生産体制を整えるべきである」と主張するのは非常に妥当な見解です。 ただ、先日は「人間の歩兵の時代は急速に終焉を迎えつつある」とまで書いていたので、それはさすがにドローンのゲームチェンジャー的性質を過信し過ぎていると考えます。ドローンは強力な兵器ですが現時点では現行兵器の延長線であり、そこまでゲームチェンジャーではありません。 今回は…

  • 首が回らなくても手首は回したい

    社会人の雑談。 記事タイトルの意味は特にありません。ただの駄洒落です。 いいんですか? 私は仕事の分掌や職責について細かい人間です。 とはいえ別に真面目タイプなわけではなく、どちらかと言えば不真面目なプラグマティストです。 ルールを守ることを重視しているわけではなく むしろルールに縛られるのはそこまで好きではない ルールを知らないで損をするのはイヤ ルールは上手く使いこなして合理的に物事を処理すべきだ そのため、ルール上の権限が私に無い事柄については勝手に決めると問題になりかねないので、そういった意思決定が必要な事柄についてはさっさと責任者に受け渡します。 しかし時々、「それはお前が決めろ」み…

  • 戦後平和主義の後退と”フェアトレード”の精神

    率直な話、戦後平和主義は現代の若者からあまり支持を得られていません。 それに関して、別の分野ですが"外部不経済"や”フェアトレード"と同軸にある倫理が影響しているのではないかと考えるため、少し理屈を纏めてみましょう。 対比とそれぞれの理論 まずは、積極的平和主義に属する現代的な安全保障理論と消極的平和主義に属する戦後平和主義の比較から始めましょう。差異を示すために言葉の定義や厳密性を説明するとややこしくなりますので、いくつかのパターンにおける典型的な理論の対比で浮かび上がらせます。 【関与の是非】において、 現代的な安全保障理論:資源・食料・海上輸送路の安全は他国の安定に依存しており、他国の戦…

  • 他者も、己も、そもそも「許し」は必要ない

    フラフラとネットを彷徨っていたら、「他者に対して、許していないのに許そうと頑張り過ぎてはいけない」とした教えを見かけました。 私とは対極的な教えだったので、ちょっと興味が沸きます。 私は仏教やストア派寄りの哲学を持っているので、そもそも他者を許す行為をあまり理解していません。多少辛辣な切り口とはなりますが、他人様を裁定するほど大層な人間ではございません。 今回はちょっと過激な自省・自責の道について語りましょう。 許しの構造 許しとは、他者の振る舞いに苦しみを覚えたとしてもそれを受け入れる寛容の精神であり、表面的には心優しく温かい行為に見えます。 ただ、他者を[許す/許さない]と考える時点で、そ…

  • 秘密工作に頼らざるを得ない権威主義国家の"弱み"

    国家間では実に薄汚い策謀が飛び交うものです。 私たちはそれを垣間見て、 「なんて恐ろしいことをするんだろう」 と思いがちですが、 「たしかにそれは有効かもしれない、俺たちもやろう」 と考えることもできれば、 「そもそもそれは本当に有効で強力な一手なのだろうか」 と疑問を持つこともできます。 王道を歩めるのは強者だけである、今回はそんな話です。 スパイやプロパガンダは常識 先日、カリフォルニア州の小都市で市長が辞職しました。 中国政府による工作員として秘密裏に活動した罪を認めた結果です。中国政府の指示でプロパガンダを拡散し、アメリカの国内政治に影響を与えようとしたとされています。 このような事件…

  • 政治思想と属性(アライメント)

    趣味の試み。 属性(アライメント) 世界で最初のロールプレイング・ゲームとして名高い『ダンジョンズ&ドラゴンズ』には属性(アライメント)と呼ばれる分類があります。 これは人々や生物、社会の倫理観や道徳観を分類したもので、倫理(秩序⇔混沌)と道徳(善⇔悪)の二軸で表現されて、中立を含めた合計9種の特性が提供されます。 秩序にして善 中立にして善 混沌にして善 秩序にして中立 真なる中立 混沌にして中立 秩序にして悪 中立にして悪 混沌にして悪 秩序は名誉や信頼、権威への服従や頼りがいを意味していますが、その一方で法を順守することへの偏狭さや固執、適応力の欠如といった側面も含まれます。 混沌は自由…

  • 我々は多くの物事に対して”意見”を持つ必要があるのだろうか

    オピニオンをメインとするブログで書くテーマではないかもしれないが。 意見を持つ必要性と現実 規範的な人々からすれば、次のような発想は自然なことだと思うでしょう。 私たちは世界で起きている様々な問題について目を向けて、情報を収集し、意見を持つべきだ。 選挙権があるならば、適切な候補者を選べるよう、社会や政治について学び理解して賢い投票行動を取るべきだ。 民主主義国家の市民である以上、私たちの政府が関与する重要な問題について情報を得て是非を判断する責任と義務がある。 無関心であることが人道的危機をもたらす。善人が何もしなければ、それだけで悪は勝利する。 非常に規範的であり、真っ当な正論かと思います…

  • 政府に万能を求めるのは権威主義的・家父長制的である

    それが絶対的に悪いことだとは言いませんが、万能な政府とは、つまりは強権的で独裁的な政治権力ということであり、個人的にはさほど魅力的ではないと思っています。 原材料不安におけるメーカーの流れ 誰もがニュースでご存じのように、ホルムズ海峡封鎖に伴う原材料不安により様々な製品・サービスで生産調整や材料変更が進められています。 これ自体はメーカーとして当然の対応です。 まずはメーカーの基本的な流れを説明しましょう。 原材料供給に不安が生じた場合、まずは『購買』・『調達』系の部署が忙しくなります。『購買』にとっては「資材を、適切な品質で、適切な価格で、適切な納期で手に入れる」ことがプロの仕事である以上、…

  • よくよく考えなくても薄情者だとは思う

    狂人とは自覚的か無自覚的か。 ナチュラルな薄情者 ネットではそこそこな頻度でギブアンドテイクの是々非々が議論になっていますが、私個人としてはそれを"努力して理解すべき社会心理"だと感じています。 どうにも理解できておらず、しかし理解しなければ社会的に問題だと考えるため、頑張って理解しようとしている次第です。 ギブアンドテイクの例を挙げれば、「挨拶をしたのに返してくれない」「手伝ったのにお礼の言葉をもらえない」などです。 この辺りについて、私は致命的なまでに理解できていない節があります。 私は完全に自己完結的な人間のため、求めている人がいるのは理解しているのでテイクを受けたらギブを返そうと努力し…

  • 昨今の国際情勢において、韓国は明確に日本の味方である

    日曜日の午前中。 用事があって降りた駅で、朝っぱらからお酒を呑んで酔っ払ったオジサン達が「韓国は敵」みたいなことを叫んでいました。近頃はあまり見かけなくなったタイプの右派です。 まあ個人がどの国を好こうと嫌おうと自由ですし、国家に真の友人は居ないものではありますが、敵味方となると別の話であり、少なくとも現在の情勢において韓国は明確に日本の味方です。嫌いなだけであれば個人の感情ですのでともかく、敵だとした認識は合理的に見て間違えています。 キーワードは台湾有事 さんざっぱら報道されていますので誰もが知っているように、台湾有事の懸念を筆頭に現在の東アジアは地理政治的な火薬庫です。そもそも朝鮮半島で…

  • 道徳を用いた批判による自由主義の後退

    SNSなどで、「法」「論理」「科学」などではなく「道徳」を根拠に他者を批判する言説を見かけます。 これは特に次のような分野で顕著です。 マナー・恋愛・家庭など価値観が時代とともに変化して正解の無い分野 貧困・労働・政治など複雑で社会的な問題が自己責任として扱われやすくなる分野 差別・弱者支援・社会正義など事実よりも政治的正しさが重視される分野 趣味・消費・コミュニティなど同調圧力が強い分野 もちろん道徳的価値観それ自体を否定するつもりはありません。誰しも何らかの道徳に関する基準を持っているものであり、それをぶつけ合い議論することは必要でしょう。 問題は、個人の内面にある規範の調整ではなく、他者…

  • 単独記事にするほどでもない雑談

    ごった煮です。 どうでもいい話 このブログではなんだか真面目なトピックを時々取り扱っているので誤解されることもありそうなのですが、私はいつも大したことは考えていません。つまらない、日常的で、どうでもいいことに思考を割いている場合が多いです。 例えば、先日の思考経路を開示してみましょう。 (あ、マズい、火災保険の更新手続きやるの忘れてた。これいつまでだ、わぉ、今週末が期限じゃないか。明日まで、いや、今夜にはやらないと。コンビニ振り込みで払うとして、帰り道にコンビニに寄ればいいな。ああ、でもコーヒーが切れているから今夜はスーパーで買い出しをして帰りたい、とはいえ店の位置関係を考えるとスーパーに行っ…

  • 「自由でありたい」「ありのままの自分でありたい」言葉の裏側にある欲求

    「自由でありたい」 「ありのままの自分でありたい」 このような言説はよく耳にするかと思います。 SNS、自己啓発、或いはビジネスのキャリア論などでもこうした表現は美しいスローガンとして扱われています。 ただ、この種の言説には「自由」ではなく「力」への欲求を取り違えている場合があることに気を付ける必要があります。それを勘違いしていると、いつまで経っても自由にはなれません。 昨日、「オピニオン記事は攻撃的になりがちだから気を付けましょう」と主張する記事を書いた直後とは思えない程度には攻撃的な表現を用いたオピニオンを書きます。 刺さる人には少し強めに刺さりかねないことへ言及するので、ご注意ください。…

  • オピニオンブログが攻撃的になりがちな理由

    ニュースや社会問題、趣味やトレンドなど特定のトピックに対して、独自の視点・経験・論理に基づいた意見を発信するブログや記事、言わばオピニオンブログやオピニオン記事は、意図せずとも批判的・攻撃的なトーンへ寄っていってしまうと考えています。 過激な言葉を使ってページビューを稼ごうとしているわけでも、誰かを攻撃しようと考えているわけでもないのに、オピニオンを書き続けていると文章が尖っていく性質について、オピニオン記事の著者は留意しておく必要がありそうです。 オピニオンの持つ特性 文章が尖っていく理由は複雑なわけではなく、複合的なだけで単純です。 まず、オピニオンは「価値判断」を前提とします。何らかの基…

  • 資本主義批判はなぜ“弱いまま”繰り返されるのか

    資本主義を打ち倒したいのであれば、もっと強固な理論武装をすべきだろう。 資本主義批判への批判 何らかの社会的な問題が起きる度、「資本主義が問題だ」とした言説が繰り返されるのをよく見かけます。気候変動、差別、格差、健康、経済、どんな問題であっても最終的には資本主義批判へと収束していく構造は、もはやある意味でお馴染みの光景と言ってもいいでしょう。 たしかに資本主義批判は「社会的に強い」言説です。資本主義は完全無欠の仕組みではなく、むしろ多様な脆弱性を抱えている以上、その批判にも一定の合理性があります。現状への不満を表明するのであれば現状の根幹システムを批判することが合理的であり、それも資本主義批判…

  • 考えることについて考える

    思考のお休みモード。 たまには 自分の趣味は「考えること」と言える程度には何かしら余計なことを思索するのが好きではありますが、今年も連休中の割に仕事関連で考えることがいっぱいありますので、連休中は趣味の思索を軽くお休みです。 私の思考回路は根底が技術者として最適化されてしまっていますので、問題把握と原因分析と対策、すなわち改善を前提としています。ループ思考、あれやこれやと悩み留まってしまうことが無いので、良く言えばポジティブで建設的な考え方かと思いますし、それに慣れていますので自然体で思考が可能です。 過去にも書いたような気がしますが、思考も筋肉と同じで使わなければ衰えますし使えば使うほど強化…

  • 今年もそんなにゴールデンではない

    ゴールデンウィークの雑記。 里帰り ようやく機会ができたので里帰りし、妹の第1子の顔を直接拝みに行きました。初の甥っ子であり、ついに私も叔父さんです。やたらと写真を送ってきて「今が旬だから、すぐにでも見に来い」と妹や両親からのプレッシャーを受けていたので、なんとか見に行けて良かったです。 いつの間にやらもう数ヶ月経ち、そろそろ寝返りができそうなくらい大きくなっていました。 今度はハイハイする頃が旬だから見に来いと言われましたので、盆にも顔を見に帰ることにしましょう。その後は喋り出す正月辺りが次の旬になるかと思います。 赤ちゃんは可愛いので見ていて飽きないです。仕事があるのでそう頻繁には帰れませ…

  • 批判と銘打たれた不平不満や愚痴の必要性について

    「批判」についてまとめた記事をいくつか書いてみましたが、最後の考察として、個人における批判の必要性について検討してみます。 「社会」「倫理」「個人」のレイヤー これまでの二つの記事では、批判行為を「社会的機能」と「倫理的側面」から整理してきました。 まず、批判には「問題を提起するための社会的機能」があります。それこそ社会問題のように当事者が制度を変える権限を持たない事柄では人々の声が制度改善の端緒となるため、問題を可視化するだけの無責任な批判がむしろ必要です。 しかし、批判が社会的に必要であることと倫理的に妥当であることは別問題です。特に「理想との比較」による無責任な批判は、現実の因果構造を踏…

  • 「分からないから教えてくれ」と言えるお偉いさんは凄いなと思う

    ジェネレーションギャップとはまた少し違うズレ。 スーパーハカー 先日、『この製品のサイバーセキュリティは問題ないか』を議論している際、「脆弱性やセキュアな状態とやらを評価できる凄腕ハッカーは社内に居ないのか」とした意見が出ました。 居るわけないし、居ても名乗り出るわけがないでしょうに。 笑いは起こりましたが、どこまで本気の発言なのか分からないので少し怖いです。 いや、まあ、90年代のハッカー神話は私も好きではありますが、セキュリティは天才的な個人の力ではなく組織的プロセスで守るべきだと素朴に思います、はい。 勉強不足は格好いいことではない 管理部「この資料のフォーマットですが、どっと、じぇい、…

  • 仕事の優先順位と打ち合わせに関する考察、に見せかけた愚痴

    愚痴に見せかけた問題提起でもあります。 つまりはなんなのだ? ただの雑記です。 仕事の優先順位を付けた結果である えー、5月です。 散々「旅費精算を数か月も溜め込むな、月末でいいから毎月処理しろ」と言われたのに、5月になりました。 4月分の旅費精算はやっていません。 「仕事には優先順位を付けろ」は鉄板のビジネススキルではありますが、仕事が量的に溢れている人は優先順位の低い仕事が無限に後回しになる問題がありますので、困ったものです。 実際問題、やたらと開かれる会議や打ち合わせ、利益に直結する顧客案件、着手しなければ開発部署が止まってしまう企画関連、などなど最優先で処理すべき仕事は目白押しであり、…

  • 批判における倫理の考察:理想との比較はなぜ非倫理的になり得るのか

    合理的な理由から「代案無き批判は許容される場合がある」と結論した先日の記事に対して、今度は道徳・倫理の観点から批判の是非を考察してみます。 批判の形式 テレビやSNS、職場や家庭など、大小問わず社会には様々な批判が溢れており、私たちは日々誰かが何かに不満を述べる光景を目の当たりにすることでしょう。 そのうちの一形態として、「理想との比較」による批判があります。 これはAs-Is/To-Beやギャップ分析と呼ばれるスタイルで、批判者が想定する「本来あるべき姿」としてのイデアルに対して現実のリアリティがどうなっているかを比較し、その差分を根拠として批判を行う形式です。 個人的にはそもそもこのフレー…

  • 苦手なことと、将来のキャリアプランに関する雑談

    雑談の時間です。 別に大層な理由があるわけではなく、ただ雑談を書きたいだけです。 なんだか真面目なことばかり書いてしまっているので、気恥ずかしくなると恥ずかしい話をしたくなります。 無理 4月は飲み会の季節ですので、先日も幹事をやりました。この歳になっても現部署の男性陣の中では最年少ですので、この手の雑用は全て私に回ってきます。設計部署時代は毎年新人が部署に配属されてきたので楽だったのですが、まあ仕方のないことです。 ただ、今回は部署再編の煽りを受けて『二拠点のメンバーを集めての飲み会』となったため、ちょっと困りました。 「埼玉の日高辺りに住んでいる人と神奈川の横浜に住んでいる人が双方来やすく…

  • 「代案無き批判は許容されるのか」を問う前に、前提の設定をすべき

    時々問題提起されている「代案無き批判は許容されるのか」について。 個人的な見解として、批判はそれが行われるシチュエーションによって許容度が変わると思っています。 批判の種類 一口で批判と言っても、実際には様々な種類があります。美術的な批判や論理的な批判、建設的な批判や事実に基づかない批判、破壊的な批判や実践的な批判、科学的な批判や専門的な批判などなど、色々なパターンを挙げられるでしょう。 ちなみに"狭義の批判"とは「クリティカル・シンキング」「批判的思考」とも呼ばれる建設的なものであり、建設的でないものは批難や批評や問題提起など別の表現を用いることが妥当ですが、今回はシンプルに"広義の批判"、…

  • 組織を抽象的に理解しようとすると必然的に軍事組織へと行き着く

    唐突に、ほどほど以上の規模を持つメーカー企業の役職を軍隊の階級に置き換えてみましょう。 人によっては逆にややこしくなるでしょうが、私個人としては非常に分かりやすくなります。 今回は、ある意味で思考実験的です。 役職と階級 まずは社長を元帥とおきます。 組織の目的・政策・資源配分を統括する役割であり、それらに対する最終責任者です。 取締役・専務・常務クラスは大将です。 戦域規模の司令官であり、社長の定める政策を戦略に翻訳して全社横断的に戦略的整合性を構築します。 本部長・事業部長クラスは中将です。 実際の戦域を動かす軍団の司令官であり、事業単位での予算や人員を統括して戦域の運用を担当します。 部…

  • 質疑応答で打てば響く人になる方法

    大人げない話を大人のように話す。 せっかち人間 個人的な趣味として、質疑応答においては「当意即妙」「丁々発止」「打てば響く」などで表せる状態を好みます。相手方の質問に対して口ごもったり質問意図を適切に読み取らずポヤポヤした回答をする人がいると、口には出さないものの(黙ってないでとりあえずちゃっちゃと話せばいいのに) (そういうことを聞かれているわけじゃないだろう)などと思ってしまう辛辣なタチです。 「打てば響くように言葉のキャッチボールができる人」と「口ごもってしまったりピントのズレた回答をしてしまう人」の差異。 それは頭の回転速度や知識量といった表面的な賢さの差ではなく、単純に認知モデルの違…

  • 現代的な報道倫理についての思索

    倫理的な報道に関する考察。 ジャーナリズム倫理の基本と逸脱 従来のジャーナリズム倫理は、主に以下の要素、真実性、正確性、事実に基づくコミュニケーション、独立性、客観性、公平性、公正性、他者への敬意、そして公共への説明責任を重視してきました。 一方、これらの一部を意図的に外した報道のあり方も存在します。 真実性や正確性を軽視し、発言やSNS上の空気感をそのまま流す“実況”的な記事。 事実ではなく感情に訴える扇動的な報道。 独立性を欠いたスポンサー記事や政党メディア。 客観性より主観を重視するニュー・ジャーナリズム。 公正性を欠いた過剰なスキャンダル報道や炎上の助長。 敬意や説明責任を伴わないパパ…

  • 5年の月日が経ちました:ブログ5周年を迎えての雑感

    2021年4月24日。 このブログで初めて記事を投稿した日です。 あの日から、気付けば5年が経ちました。 『忘れん坊の外部記憶域』もいつの間にやら6年目に突入します。 おかげさまの言語化 この5年間、大病を患うことも無く、日々の中で滅入ることはあれども概ね大過無く過ごすことができました。ブログにおいても毎日の更新を絶やすこと無く、取るに足らない戯れ言・痴れ言を垂れ流すことができています。良い方向での無い無い尽くしです。 これは実に「おかげさま」です。 因縁に基づいた諸法無我の世において、成果とは常に個人を取り巻く環境に強く依存しています。私が毎日ブログを投稿できているのも、それができるだけの縁…

  • デモに関する批判的な考察

    最初から言い訳をしますが、批判的であることと否定的であることは別です。 政治的デモの「負の側面」 政治的デモについて批判的に語ることは、正直なところ非常にセンシティブです。デモは「市民の声」「民主主義の象徴」「弱者が取り得る手段」としてある意味で神聖視されており、デモに対して否定的な論点を持ち出すだけでも権力者の代弁者であるかのように誤解されることすらあります。 もちろん私はデモそのものを否定する考えを持っていません。むしろデモは民主主義における手続き的正義の一部であり、社会が健全であるために不可欠な制度だと考えます。 しかしだからこそ、批判されない権力は腐敗するように、批判を許さないデモも腐…

  • 会議が終わったら会議が始まります

    うぇーい。 先週の会議ラッシュが終わって今週はほとんど会議が無いと思っていたら、外部審査に参加呼び出しを食らって二日丸々会議室に缶詰が確定してうぇーい。デスクに居ない日々が続いてうぇーい。仕事が進まなーい。もはやテンションが上がる勢ーい。 今月は全然デスクに座っていないです。今朝は各所から「久しぶりにお前を見た気がする」と言われましたが、「今日明日も会議室に引き籠る予定なので、あまりお目に掛かれないかと思います」と答えました。 会議が増えるのは仕方がない このブログでは散々「無駄な会議が嫌い」「そもそも会議を好まない」と述べてきました。 私は下っ端なので、企業幹部とは異なり"会議による意思決定…

  • 体系的に学ぶか、つまみ食い的に学ぶか:Minecraftをやりながら考えていること

    メカトロ系の学部を出た技術者の私としては後者を好むのですが、中途半端になりがちなことが悩みどころです。 とはいえ、つまみ食い的な学習にも利点があると思っていますので、今回は完全に独り言的な見解をつらつらと述べていきます。 レッドストーン回路 世界で最も売れたゲームであるMinecraftにはレッドストーン回路と呼ばれる要素があります。 レッドストーン回路とは簡単に言えばデジタル回路的なもので、関連アイテムを使ってゲーム内で「動くカラクリ」を作る仕組みです。自動で開くドア、アイテムを無限に生成する装置、倉庫の仕分けを勝手にやってくれる機構など、ゲーム内のアイテムを上手く組み合わせることで様々なカ…

  • 久しぶりにMinecraftで遊んでいるだけの日記その2

    多少なりとも好きなことをする時間を取れる程度には余裕があればありがたい。 趣味の一つ 当たり前のことですが、人それぞれストレス解消方法や休憩の仕方は異なるかと思います。私は本を読んだり漫画を読んだりゲームをしたりブログを書いたりするインドア型ストレス発散タイプです。冬はスノボなどのスポーツも嗜みますが、暑い季節は基本的にエアコンの効いた部屋で引き籠っていたいと思っています。 さて、ゲームです。 このブログでも時々ゲームの話題をしているので、今回もゲームのことについて書きましょう。 ゲームは基本的に「新しいゲームを次から次へとやっていく」タイプではなく、「いくつかの同じゲームを延々と続ける」こと…

  • 人格批判を避けた建設的な批判の提案

    昨今のアメリカ大統領に対して私は批判的なので、むしろ彼に関する言説やメディア報道に対しても批判的になってしまう、そんな気分。 ズレた非倫理的な批判ではなく、建設的な批判が必要だと信じます。 人格攻撃は論外 昨今の政治クラスタにおける言説やニュース報道では猫も杓子もトランプ大統領の精神や心理面に関する人格批判で溢れかえっています。 昔からよくある流れですし、人格批判をしたくなる気持ちは分かりますが、これは非常に宜しくない傾向です。 彼は少なくとも優れた指導者ではないでしょうし、たいへん破天荒な意思決定をする迷惑なリーダーだと私は思いますが、不支持のほうが高くなったとはいえ支持率は40%ほどあり彼…

  • アイデアとは思い付きを温めた成果物である

    ここ数日は思考の貯蓄期間中です。 卵のように温める 「考えるべきことをいつも頭の片隅へ置いておき、頻繁に取り出して反駁し続ける」 ひらめきや脳の育成に役立つとして、大学の頃に教授から教わったことです。これは今でも継続しています。 意味のあるアイデアは空から勝手に降ってくるものではなく、ひたすら努力によって耕して適切な種を撒いた末の土壌に芽吹くものです。 ただの思い付きは大抵の場合で大したものではありません。どんな人でも多面的に物事を検証することは難しく、盲点があったり、深さが足りなかったり、認知バイアスに囚われていたりします。よって思い付きはちゃんと育てて、すなわち様々な知識を結合したり反証を…

  • 疲れていると豆腐を食べ出すような気がする

    1週間の会議地獄が終わって、無事に金曜日の夜を迎えることができました。四月は存外忙しいです。 この2、3週間は特に頑張ったと思いますので、自分を褒めてあげることにしましょう。まだ四月は終わっていないので大変さは継続されますが、今年はGWに仕事の予定が入らない予定なのでそれまでは気合いで乗り切ります。 出てこない 長時間会議で頭を使い過ぎたせいでしょうか。 普段であればブログを書き始めれば何かしら書くことが浮かんでくるものですが、今日は何も浮かんできません。思考回路が完全に止まっています。 かといって下書きに残しているヘヴィなテーマを書き上げる気力もなく、もはや適当に雑談をするくらいしか私には残…

  • 会議は好まないが、避けられない会議もある

    いつものように社会的なトピックに関する思索をまとめたいのですが、会議ラッシュで思索を文字に起こす時間が無いため、今回も雑談記事でお茶を濁します。 今週は30時間くらいを会議に費やします、会議も仕事ではありますが実務的な仕事がサッパリ進まなくなるので、実に恐ろしいです。 商品企画とプロジェクトマネジメント 弊社では商品企画部員がプロジェクトマネージャーを兼務します。 『商品企画』とは市場・顧客・事業の視点から「作るべき価値」を定義する仕事です。 『プロジェクトマネジメント』とは定義された価値を「期限・予算・品質」内で実現するために統括管理する仕事です。 商品企画は外向きの視点でプロジェクトマネジ…

  • 忙しいと様々な欠乏を感じる

    一週間の海外出張から帰ってきたばかりの今週は社用外出ばかりで、帰国したのにほとんどオフィスに居ません。 なんとも忙しい部署です。 そんなわけで、記事ストックも切れたので雑談をしましょう。 ニュース欠乏 お出掛けが続くと静かにニュースを見る時間も無くなりますので、世情に疎くなります。ここ暫くのニュース情勢がさっぱり分かりません。 うちは個別のニュースに直接言及する類のブログではなく、もっと包括的な視点を提供したいと考えて抽象的な「善悪」やら「言論」やら「人権」やらのトピックを取り扱うことがあり、それは様々なニュース情報や個々人の発信を俯瞰的に観察した結果からの考察ですので、つまりニュースをたくさ…

  • 「人権」の例え話を考える試み

    人権の考え方について。 人権の捉え方 人権とは『全ての人が生まれながらに持つ、人間らしく幸せに生きるための権利』です。 "全ての人"が持っていることが重要なポイントなのですが、残念なことに、「自分の人権」を振りかざして物事を押し通そうとする人を時々見かけます。 人権は本来、相手を黙らせるための呪文でも、自分の要求を絶対化するための武器でもなく、「互いに持っている自由・利益・尊厳・権利をどう調整するか」について合意可能な語彙を提供する仕組みです。権力や暴力ではなく言葉によって権利を調整するための概念だと言えます。 悪いネットスラングに「ポリコレカードバトル」というものがありますが、あれはある意味…

  • 昨今議論されている社会問題の本質は全て同じ

    カルト的構造を持った社会問題に関する論争と、それらに通底する根本的な問題について。 公開論争は分断に至る 論壇やSNSでは様々な論争が日々行われています。 それらは論理の整合性や感情の大小など様々な切り口で語られており、参加者の傾向は紋切り型に当てはめることはできません。 しかしミクロな個人ではなくマクロな全体としては明確な傾向を持つと考えます。公開された場における論争は論客や観衆を味方に付けて"社会的な数の暴力"で押し切ることが勝利の形式となるため、結果的にほぼ全ての論争は二大派閥に収斂し、巨大な分断を生じることになるでしょう。 さらに、二分法で分断された派閥は、論争が長期化して公開空間での…

  • 変なものを食べて、チェスをした

    海外出張と言えば、私の場合は国際展示会への参加か顧客訪問が主であり、今回は前者でした。 今の記事では今回の旅程で興味深かったことをまとめていきます。 ちなみに、大した話ではありません。 よく見かけた まず、業界雑誌の編集長と編集者が、行きの飛行機でも帰りの飛行機でも同じ便だったこと。 各地の国際展示会へ参加しているため業界雑誌の編集さんとは顔見知りになっています。 そんな方々が、行きの便ではイミグレで並んでいる時に近くにいたので少しびっくりしたのが初日。 最終日は中国の空港で見かけたまではいいものの、帰国後の羽田空港手荷物受取所でまで会ったので驚き。 互いに東京を拠点に商売しているとはいえ、奇…

  • 天安門広場は広かった(小並感)

    土曜日はお休みですが移動日です。飛行機は夕方に飛ぶ予定なので、お昼頃に空港へ行くまでは時間があります。 そのため、夕方の便を待つ組で午前中に天安門へ行ってきました。 観光地 天安門は言わずと知れた北京の有名観光地です。予約しなければ入れませんが、予約していれば外国人でも観光できます。 長蛇の列とセキュリティチェックを通り抜けて、目に入るのは人民英雄記念碑。抗日戦争の英雄が祀られています。 そこから少し進めば、誰もがご存知、毛主席の顔写真がデカデカと掲げられている天安門です。 今回は時間もないため城内見学までは予約しませんでしたが、紫禁城の近くまでは見に行きました。 まあ、とりあえず広かったです…

  • 中国で食べたもの日記

    仕事は一段落し、食べたもの日記は今日でお終いの予定です。 5日目 昨晩は昨晩で、悪ノリが過ぎて鳥の頭の丸焼き串などを食べました。写真はグロテスクなので封印しておきます。 そのせいで胃もたれ、というわけではありませんが油っぽいものは少し控えたい気持ちになったので、昨日の宣言通り朝食は少し趣向を変えてサラダやフルーツを食べました。 卵と鳥の揚げ物があるのは、単純にまた食べたかっただけです。 お昼は時間が無かったのでマックへ。 マックはどこの国に行っても多少の違いはあれど大体同じ味なので安心します。 午後は少し時間が空いたので、数人で連れ立ってスーパーへお土産を買いに。言葉が通じなくてもスーパーくら…

  • シンプルに忙しい

    まあ海外出張中に暇があるはずもなく。 4日目 気付けば中国も4日目です。 以前は2泊3日くらいの海外出張でも大変に感じたものですが、今では1週間くらいは短く感じます。とはいえ一説によると来年度からは2カ国を跨いでの海外出張へ行くことも予定されているらしいので、今から震えが止まりません。 朝食はいつもの通り洋風で。 油物ばかりになってしまいました。なぜ私は朝から揚げ物を食べているのか。 明日はフルーツやサラダを取ります。 仕事は立ち仕事。 昨日も立ちっぱなしだったので、そろそろしんどくなってきました。デスクワーカーには大変です。 お昼は適当な弁当を食べました。ビックリするくらい量が多かったです。…

  • 食べるのが怖い料理

    営業チームと呑みに行くと、すごくたくさんお酒を呑むので大変です。 2日目夜 昨日は書けなかった夕食の話をしましょう。 「北京料理となると、何がありますか」 「北京ダックだな」 「いつもそればっかりじゃないですか、他には何がありますか?」 「そう言えばアレがあるな、俺は食べないけど」 「じゃあ今夜の食事会で皆に配りますか」 「なんか怖いですね」 3人でそんな会話をした後の夕食。 訪中組に配布されたのは、英語で言えばバロット、中国語で言えば 毛蛋。半分卵で半分鳥の、なかなかにグロテスクな料理です。 写真は撮ったのですが、これは封印しておきましょう。結構エグいです。興味がある方はバロットで画像検索し…

  • やっぱりお酒を飲み過ぎました

    北京二日目。 海外出張は普段のルーチンから外れて時間感覚が微妙に壊れるので困ります。 朝ごはん ホテルの朝食は大抵バイキング形式です。 今朝は調子に乗って、洋食と中華のダブルに挑戦してみました。 途中で後悔しましたが、なんとか完食。 中華の方は、ちょっとイマイチだったので、明日は洋食オンリーにするかもしれません。 午前中は待機時間ですので、ホテルでお仕事をして過ごします。 いつでもどこでも仕事ができるようになった現代社会の弊害です。 今回の海外出張もそのためだけに時間を確保されたメインの仕事ではなくサブの仕事なため、海外出張中でも普段通りに仕事はこなさなければならず、つまりは物理的に時間が足り…

  • 北京は絶妙に肌寒い

    海外出張恒例の日記が始まります。 朝が早い 朝の3時。 2時頃から目覚めてはいたが、ようやく観念して布団から這い出でる。 早く寝たとはいえ、眠い。 これがスノボにでも行く日の早起きならばまだ気分も上がるのだが、今日は残念ながら仕事である。始発電車に乗って空港へ向かわなければならない。 昨晩のうちに半分くらいは詰めておいたトランクに、残りの半分、日用的な道具類を詰め込んでいく。朝に準備するのは面倒なので、海外出張の頻度を考えればそろそろ充電器くらいは出張用のものを買ってトランクに入れておいた方が楽かもしれないと毎度思うも、費用対効果を考えると朝に放り込んだ方が現実的ではある。 始発へ間に合うよう…

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