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  • 早くテレポート技術が発展しますように

    中国6日目。 今日は帰国する日です。 中国は近い国ではありますが国内の近場と比べればさすがに遠いのでなんだかんだ移動だけでも一日を使ってしまいます。 微妙に体力を削られるものの、まあ仕事よりは気楽です。移動も仕事ではありますが。 朝ごはんは最後のバイキング。 今日は緑色の食べ物が幾分か多かったので取ってきました。 ようやく多少なりともバランスが取れたような気がします。盛り付けは相変わらず下手っぴですが。 帰りの空港はあえて、あえてのリニアで。地下鉄で行けば6元ですが、リニアは合計54元掛かるのに待ち時間や切符の購入などの時間を含めるとそこまで到着時間は変わらないという。 まあ乗りたいから乗った…

  • 中華料理も水も問題ない、中国に適性があるのかも

    中国5日目。 ゴールデンウィークが何連休かどうかが今年も世間で騒がれていますが、私は中国で休日出勤中ですので低みの見物です。 そろそろ疲労が隠せなくなってくる頃合ですが、仕事も最終日なので気合いで乗り切りましょう。 なお日本組には観光をする時間はなく、翌日は即帰国です。ヨーロッパ組は観光時間があるようですが。格差を感じます。こっちは出張で居なかった罰ゲームとでも言わんばかりに国内出張と打ち合わせの予定が詰まっているというのに。 不器用なのと普段結ばないせいでネクタイがやたらと短くなる傾向があり、「お前のネクタイ短くね?」「ヘタクソなんすよ」とよくからかわれます。 でも、以前に「理系なのに不器用…

  • 仕事が大変で、中華料理が美味しいことしか覚えていない

    中国4日目。 そろそろ中国語が聞き取れるようになる・・・わけもなく、さっぱりです。多少なりとも齧った英語ならまだしも中国語は単語からして分からないので分かるようになるわけもありません。 中国語も勉強しないといけないなとは思いますが、まずは英語をなんとかせねば。 朝食は今日もホテルのバイキングで。 私はホテルの食事処が開いた瞬間に行きたい、座席もバイキングも最初に自分で好きに取りたい人間なのですが、うちの会社は偉い人ほど早く動くため、朝一で行くと困ったことに幹部と相対することになります。 とはいえ趣味は趣味で押し通すため、わざわざスーツを着てしっかりと身支度を整えてから朝食へ行き、お偉いさんに挨…

  • 日記というより食事の記録

    中国3日目。 なんとかこう、上手いこと水栓の規格を世界で統一してもらえないものかと、海外へ行くたびに思います。どこを捻るんだか押すんだか引くんだかよく分からなくなるので。特にトイレとシャワーの規格は統一して欲しい。 今日は朝食を食べました。ホテルのバイキングです。 相変わらずバイキング形式ヘタヘタ人間です。バランスを考えず適当に取ってくるため、見栄えも何もありません。朝は元々そこまで食べたい派ではないので量を少なめにしようとすると、さらにバランスが崩れます。 お昼まで仕事をして午後は外食。サラッと麺類で軽く済ませます。 冷やし中華風の麺でした。これが冷やし中華風なのか、そもそも冷やし中華が中華…

  • 中国は何故こうもお酒を飲む文化なのか

    中国2日目。 今日はお昼から集合して現場で肉体労働をするので、午前中はホテルでお仕事。デスクワークは何処でもできるので困ったものです。 朝食は、昨晩飲み過ぎたので諦めました。食事をする気力がありません。昨晩適当に買っておいた飲み物と軽いスナックだけ食べます。 もうちょっとした買い物くらいであれば言葉が通じなくても問題ない程度になりましたので、恐らく海外に慣れてきたのだと思います。 肉体労働といっても軽作業ですのでそこまで大したことはありません。荷物を運んで並べるだけです。明日からは立ちっぱなしでお仕事をするので、今日は気張り過ぎないようにします。腰を痛めたら致命的ですので、それだけは気をつけま…

  • 今度は中国の海側に

    毎回、海外出張時には日記をつけている気がします。なんだかんだ忙しく時間が取れないので、手癖に頼ってしまうのでしょう。 今回はイヤフォンを忘れた 今日は昼前の便に乗るため、少し早めに家を出る。昨日慌てて洗濯した服を詰め込んだりしていたので時間はギリギリだ。海外出張にも慣れてきたので荷造りにそこまで時間を取られる訳ではないが、単純に余裕な時間を取れなかった。未だに仕事の準備すら整っていないし、置いていくべき仕事も持ったままだ。まあ幸い今日の移動はそこまでタイトな日程ではないので夕食会の前にでも片付けよう。 不思議なものだが、忘れ物は何故か家を出てから気付く。 いや、まあ、家を出るまでは忘れ物ではな…

  • ブログ開設から気付けば4周年

    2021年4月24日にこのブログを始めましたので、今日で4周年を迎えることとなりました。毎日戯言を投稿し続けてきましたので記事総数は365×4+1で1671です。4年区切りは閏年の計算がやりやすくて助かります。 ちなみに4周年のことは直前で思い出しました。 ビックリです。継続の長さではなく、忘れていた自分に。 なんでもかんでも忘れるので困ったものです。 さすがにそろそろ長くなってきたか 毎年、ブログの周年を迎える頃になると「大した長さではない」「長さは重要ではない」と天邪鬼的なことを述べてきた気がしますが、4年間の1671記事となるとさすがにそろそろ長いと言ったほうがいいような気がします。 ま…

  • ダブルバインド

    時にはサラリーマンっぽい日記。 どっちや? 「後で修正してもいいから、とにかくまずはスケジュールを立てなさい」 「自分で立てたスケジュールなんだからしっかり守りなさい」 うーん、典型的なダブルバインド。 いや、やむを得ずスケジュールを修正することは許容するものの基本的にはスケジュール通りに動きなさいと言わんとしていることは分かりますが、なかなか現実はよんどころないものです。 もちろんスケジュール管理やタイムマネジメントは間違いなく必要なことです。 しかしそれが一般化できるかと言えば否で、個々で動いているかチームで動いているか、開発業務なのかクレーム対応業務なのか、長期計画に対してか短期計画に対…

  • 科学は意思決定を行わない

    道を決めるのは政治の仕事。 科学に是非は無いが、政治は是非を決める行為 私のような工学屋、すなわち科学の世界に生きる人間にとって、学問的結論には是非を考えません。物体がどのような原理で運動しようとも、物質がどのような化学反応を起こそうとも、生物がどのような理屈で進化しようとも、それはそうなるだけであり、それ自体は是も非もないただの現象です。 時々、「科学に従え」といったフレーズを見かけることがありますが、それは厳密に言えば科学的な姿勢ではありません。科学は上述したように是非を問う学問ではないためです。 しかし政治では必ず物事の是非を問います。科学が現象を説明する行為であれば、政治はその現象に対…

  • 根性論を是としたいのか非としたいのか、都合良く使い分けたいのか

    週に何度も出張があると、さすがに生活リズムが乱れて困ります。 ブログの毎日更新はそもそも生活がある程度安定していなければ成し得ない趣味だと思うばかりです。 まあ、それでも書くのですが。 仕事と趣味の線引き ブログの毎日更新。 これが仕事であれば「時間が無いからできない」と真顔で答えるところですが、これは趣味ですので「時間が無いというのは言い訳に過ぎない」とやたらマッチョなことを言い出してみます。 気合と根性とやる気さえあれば、毎日多少の文章を書いてブログを更新する程度の作業に時間を作れないはずはありません。 現実には本当に時間が無い時だってありますので根性論に過ぎないのですが。 「時間が無いと…

  • いずれAIには勝てなくなる、それはそうですが

    誰もがいずれは死ぬのです。 それはそうだが、それがどうした 最近、「どうせAIには勝てなくなる」「いずれAIのほうが人間よりも賢くなる」といった言説をちょこちょこ見かけます。 まあ、それは事実でしょう。AIに限らず、人間の能力を超える装置が作られてそれにより人々の仕事や生活様式が変わることは昔からよくある話で、AIもその延長線にいます。 織機よりも素早く布を編むことができる人はいませんし、蒸気機関よりもパワーを出せる人はいません。パソコンよりも計算能力が高い人もいないのと同様、いずれAIよりも賢い人はいなくなるでしょう。 とはいえ、何かしらの技能を外部に頼ることで人間が人間で無くなるかと言えば…

  • 下っ端よりも幹部、幹部よりも魔王のほうが強い

    私「昨日の会議のせいで風邪をひきました」 同僚「は?」 私「より具体的に言うと、冷や汗で風邪をひきました」 同僚「は?」 私「本部長や役員もいる審査会で、20人くらいに囲まれた中で、企画書の不備を工場長から長時間ガン詰めされたおかげで冷や汗が凄かったんすよ、会議後半は汗が冷えちゃって寒さに震えていました」 同僚「それは、お疲れ様」 元上司だからこっちの強度も把握されているのでギリギリまで絞り上げてくるのがまた恐ろしくも優しくて怖いです。口調が荒い訳ではなく、思考を強要する質問をむしろ丁寧に積み重ねていく詰め方は、明らかに「教育目的」なのが肌感覚で分かるので優しさを感じます。しんどいですけど。 …

  • 歯医者に行っただけの話

    物語とは”物事を語ること”である。 つまり、ちょっとした日常の事柄を語ることも立派な物語である。極論、日記も物語である。 そう言い張ってみます。 ある日の物語 奥歯の調子が悪い。 いや、理由は分かっている、どう考えても虫歯だ。 だって痛いんだもの。 ここしばらく忙しさにかまけて医者に行けていなかったが、この歯は歯医者さんにも虫歯の兆候があると言われていた。それを放置して歯医者に行かなければこうなるのは分かり切っていた結末だ。 とにかく海外出張を控えているのに歯の不健康は宜しくない。 私は、行かなければならないのだ。 歯医者に。 とにかく時間が無い。直ちに治療をしてくれる歯医者を探そう。 幸い歯…

  • 「言ったもん負け」の組織風土は宜しくないが、人の仕事は楽しくない

    属人性とモチベーションの話。 人の企画書 企画部署へ異動して約1年。自分で書いた企画書はまだそこまで動きが進んでいないため、仕事での比率は引き継いだ企画書のフォローのほうが多くなっています。 前任者が書いた企画書に対して、会議の場で「どういう理由でこの内容を書いたんだ」「この根拠はどういう理由だ」なんて問い詰められましても(知らんがな!書いた人に聞け!)と思うしかないのですが、参加者からすれば誰が書いてどう引き継がれたかなんて知ったことではありませんし一切関係ありませんので、こちらとしてもその場凌ぎで「(たぶん、知らんけど)これこれこういう理由です、その点についてはご指摘いただいた意見を参考に…

  • テクノロジーが発展しても外国語を学ぶ意味は残る

    テクノロジーが利便性をもたらしても、平等をもたらすわけではない。 言葉が持つ意味 「テクノロジーの進歩によって翻訳の正確性は増していくのだから外国語を学ぶ必要は無くなる」 このような言説は時々耳にすることがあるでしょう。 実際、技術の発展は著しく今や生成AIを用いてほぼ完璧なレベルで翻訳を行うことができるようになりました。まだ微妙なニュアンスの違いや業界ごとに異なる専門用語の意訳などは難しいところですが、それも数年程度で解決されそうなほどテクノロジーは目覚ましく進歩しています。 しかしながら、「テクノロジーの進歩によって翻訳の正確性は増していくのだから外国語を学ぶ必要は無くなる」が正鵠を射てい…

  • 他者の愚かさを嘲ることの愚かさ

    少しばかり、ではなく相当に辛辣な話。 他人は鏡 ことわざにもある「他人は自分を映す鏡」は、他人に対して感じる好悪や評価は自分自身の内面を映し出している鏡のようなものであるとする考え方です。 この言葉は自己啓発の文脈で用いられることが多いと思われます。ただ必ずしも「人の振り見て我が振り直せ」といったように内省を求めるものではなく、どちらかと言えば心理学的な投影の結果としてそうであるとした概念に過ぎません。 よってその是非や善悪を問う意味は特に無いのですが、このことわざを展開すると次のようなことが言えます。 「他者を過小評価する人は自らが過小であることを露呈する」 もっと率直に言えば、他者を愚かだ…

  • ビジネスにこそコスパ・タイパの概念を

    コスパやタイパなど、支払ったお金や時間に対するパフォーマンスを意識する言葉があります。プライベートでそういったことを意識するよりも、パブリックや仕事でそういった意識を持ってもらえたらと個人的には思っています。 弥縫策の愚 社会人の基礎知識である問題解決手法とは、【問題の明確化】にして、データに基づいて【原因の特定】をし、その原因に対して【解決策の立案】をしたうえでそれを実行して【対策の検証】によって改善効果を確認し、問題が解決するまでPDCAを繰り返していくフレームワークです。 非常に初歩的かつ当たり前のやり方ですのでそこまで難しく考える必要はありませんが、実際にいざこれが厳密に出来る人は意外…

  • 英語に追われるくらいなら追う覚悟で

    日記ライクなことを書きたい気分。 英語に浸かれ 語学力を身につけるためには根本的に時間をかけないといけないと思っています。 それは単純に、語学とは閃きの学問ではなく記憶の学問であり、暗記の速度には人それぞれ個体差があるもののなんにせよ時間をかけなければどうにもならないものであるため、そして言葉は使わなければ錆びるように日常的に使用している日本語ですら使わない言葉はどんどん頭から抜け落ちていくためです。 よって英語を本気で身につけたいのであれば英語に浸かる必要がありそうです。如何に英語へ時間を割けるかが勝負だと思われます。たとえどれだけ語学的なセンスが無くとも、長時間やっていれば否応なしに覚えら…

  • 四月は心機一転の機会

    合理主義者に見えて、意外と気分的なことも大切だと思っています。 企画職はなんでも知っている(ことを求められる) 新しい部署へ異動してからおよそ一年経ちました。その間に一番苦労したことと言えば、一に知識不足、二に英語です。 知識不足は当然ながらどうにもなりません。新しい部署で必要とされる知見を全て元から持っていることなんて誰しも期待していませんし、それは時間を掛けて習得していく他ないことです。 そもそも企画部署の仕事とは現場と経営を接続することであり、現場の情報を噛み砕いて整理して新たな企画を作り、経営者に伝えて説得を行うことが仕事です。思い付きの適当な企画なんてものは許されず、企画とは現場に沿…

  • 何もしなければピンチはピンチのまま

    何もしなければピンチはピンチのままです。 そんな当たり前の話をしましょう。 変化に対応するための変化 アインシュタインが言ったとされる「狂気とは即ち、同じ事を繰り返し行い、違う結果を期待すること」は多少有名な言葉です。まあこの手の名言によくあるパターンとしてこの言葉は実際にはアインシュタインが言ったわけではないと判明しているようですが、それはさておき。 もちろん同じ行動を繰り返していても外部環境の変化によって異なる結果へと至ることもありますが、大抵の場合は同じ行動を繰り返せば同じ結果が出力されます。異なる結果を求めるのならば異なる行動を取らなければなりません。 組織や個人は行動を変化させるより…

  • 良し悪しを知り、悪しきを選ぶことを恥と呼ぶ

    悪いものを隠すのではなく、選び方を教えること。 アドバイスの取捨選択 年度頭の時期になると、新たに環境が変わる学生や社会人に対する様々なアドバイスがネット上で溢れかえります。それらは全て赤の他人に対する口出しですので基本的には“お節介”ですが、そのほとんどは悪意なく悪行でもない、概ね有益かせいぜい無害な"善意のお節介"ですので、受け取る側が取捨選択して必要なものを取り入れればよいでしょう。 ただ、この手のアドバイスそれ自体を批判的に捉える人もいます。 「他者へのアドバイスは上から目線のマウントであり受け入れる必要はない」 「大抵のアドバイスは役に立たないから聞く必要はない」 「新人にアドバイス…

  • フラットに物事を見るための帰結主義と義務論の行き来

    単一の判断基準では党派性を避けられないと私は考えます。 道徳的帰結主義 善悪の基準には雑に分類すると二大派閥があります。一つは義務論であり、一つは帰結主義です。もっと具体的に分類していくと広大な話になってしまうので、とりあえず二つだけをピックアップします。 義務論は簡潔にまとめれば行為自体の本質から善悪を判断する考え方であり、「行為の道徳性は行為の結果に基づくのではなく一連の規則と原則の下でその行為自体が正しいか間違っているかに基づくべきである」とする規範的な理論です。 帰結主義とは大雑把に言えば善意ではなく善行に価値を置く考え方であり、より具体的に言えば「ある行為の結果がその行為の正しさや誤…

  • 日本がもつ熟議的方法の強み

    物事にはメリットとデメリットがある。 過激なアクションが引き起こす事態への道義的責任 ここ何年も各所の著名人が散々警鐘を述べてきたイデオロギー的論争の帰結に関して、ジョセフ・ヒースのサブスタックがかなり上手くまとまっていたのでおススメします。昨今の国際的な政治動向に興味を持っている方であれば一読の価値がありそうです。 ジョセフ・ヒースのこの記事は、アメリカのトランプ政権や欧州の右派躍進はバックラッシュでありリベラル派や進歩主義者の急進的なやり方に対する反発だがその道徳的責任はどこにどの程度あるのか、そういったことへの論考です。 僭越ながら当ブログでも度々述べてきたように、対立勢力を殲滅すること…

  • 直行出張は朝のリズムが崩れるから苦手

    好きな人は好きなんでしょうけど、私はリズムが崩れるので苦手です。 今日はそんなお出かけお仕事に関するフワッとした雑談。 土日で忘れる 月曜の直行出張はなんとなく怖いです。うっかり忘れていつものルーチンで職場へ向かってしまいそうになるので。 誰も幸せにならないお馬鹿ムーブをしないよう気を付けねばなりません。そんなわけで、朝寝惚けていても間違えないようにちゃんと移動ルートと時間を目につくところに置いておきました。 やってることはお馬鹿ムーブですがこちらは人の不幸にはならないのでセーフです。 満員電車は向いていない 出張の困ったところは、いつもと違う時間に移動しなければならないことです。 まあ出張な…

  • ブログでの雑談ではなく職場での雑談に関する自己分析

    省察は大切。 何故そう考えるのかを振り返る 年度末の会話。 上司「来年度は組織再編に伴って大幅な席替えをするけど、席の希望はある?」 私「特に無いです」 同僚「座席に希望がないなんてあり得る!?」 まあ、どこに座っていても仕事はできますし、座るための椅子と机さえあればいいかなと。 周囲の傾向を聴いてみますと、基本的には雑談をしやすい席配置で偉い人から遠い席が人気のようです。後は背後が壁だとなお良しといった感じでした。ふむふむ。 私は雑談をしたい時は誰彼構わず雑談をけしかけるタイプの迷惑人間ですのでどこに座っていても雑談を躊躇しませんし、誰が隣に座っていても関係ありません。それこそ偉い人にも気に…

  • 国家安全保障の観点と、手段の誤りについて

    国際関係の仕事を取り扱う部署にいるためアメリカの関税騒動の影響を大なり小なり受けてしまっており、困ったものです。誰もが日常レベルですら影響を受けるとはいえ、仕事ではそこまで関わりたくなかった。 国家安全保障の観点 様々なメディアがアメリカの関税に関して経済学者を引っ張り出してきて色々と話をさせていますが、正直なところあまり意味が無いと思っています。 主流派経済学において自由貿易が善であることは半ば公理であり、自由貿易を否定する主流派経済学者なんてまずほとんど存在しませんし、経済合理性を考えれば関税を上げる行為は悪手以外の何物でもありません。 よって今回の関税騒動に関して経済学者にコメントを求め…

  • 社会正義に関する認知の違い

    そもそもSocial Justiceを「社会正義」と訳すのは宜しくないと思う派。 「社会的公正」が妥当ではなかろうか。 進歩主義と保守主義 アメリカの社会分断を筆頭に、Progressives(進歩主義者)とConservatives(保守主義者)の間では意見が割れることが多々あります。 そのような場合、同じトピックを同じ言葉で話していても、そもそも言葉の認知自体が異なることすらあり、Social Justice(社会正義・社会的公正)もそのうちの一つです。 もちろんベースの価値観として、公正であること自体は善と認識されます。誰もが人権や政治的権利を行使する自由を持ち、幸福を追求できる公正さを…

  • 生産性向上は仕組みの変更によってもたらされる

    国家や組織の生産性に悩むのは”上”のお仕事。 生産性の歴史 生産性(Productivity)の話となると、どこのメディアでも個人の手技に関する話題がほとんどを占めているように感じます。どうやって仕事を処理するか、いかにしてタスクをこなすか、そういった方法論についての言及が主です。 確かに個人の生産性はそうした仕事術によって向上します。 ただ、それらを足し合わせることで国家や組織全体の生産性が向上するかと言えば、必ずしもそうとは言えません。集団の構成員全員が足並みを揃えて生産性向上へ熱心に取り組むとも限りませんし、同じ行動を取っても同じだけ生産性が上がるわけでもなく、そもそも一定数は生産性が上…

  • 感想と都会と英語

    ごった煮の雑記。 感想文とは反りが合わない 文章を書く行為が私にとって苦ではないことは、まあ毎日ブログを更新していることからもご了承いただけるかと思うのですが、実は感想を書くのはあまり得意ではありません。 私の文章とその基となる思考は、なんと言うか、分析的です。そのせいで感想を書こうとしてもどうにも批判的視点が抜けないというか、ちょっと毒なり棘なりがありそうな文章になりがちです。そういった感想文は優しくない世界になりかねません。 「面白かった」と伝える行為ですら、「これこれこういう理由でこうだったためこの部分に私は面白みを感じました」みたいな冗長で説明調の感想となります。要するにくどいです。 …

  • 若年層の投票率に関する検討

    若年層の投票率が低いことに関して、それを問題視する意見を各所で見かけます。 ただ、それは少し短絡的な問題提起です。若年層の投票率が低いことそれ自体は事象に過ぎず、投票率が低いことによる悪影響や投票率が低い原因を特定して問題としなければなりません。 それこそ『若年層の投票率が低いこと』を直接的な問題とした場合、解決策は簡単でシンガポールやオーストラリアのように罰則を設けて義務投票制とすればいいだけです。そうすれば必然的に投票率は高まります。若者は嫌々ながらも投票所へ行って何も考えずに適当な候補者へ票を投じることになるでしょう。ただ、それに意味があるかと言えば議論の余地がありそうです。 問題の深掘…

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