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2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによるブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。
とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。
世界遺産&まるでジブリの世界:天空の都市スペイン・クエンカの旧市街!
ここバレンシア州のすぐ西のカスティーリャ・ラマンチャ州にあるクエンカ。マドリードとバレンシアを結ぶ高速鉄道AVEのちょうど中間にあり、バレンシア、マドリードそれぞれから1時間ほど。 クエンカは「歴史的城塞都市クエンカ」という名目で旧市街が世界遺産登録されています。フカル川とウエカル川の浸食作用や風化によって切り立った断崖が形成された場所に9世紀になってイスラムが要塞を築きいたところから始まり、後に宗教的な都市として発展したそうです。 クエンカは前からずっと行きたかったのですが、しばらくコロナ規制で州外の移動ができなかったこともあり行きそびれていました。夏本番になると内陸部は暑い&まだ海外からの観光客も少ないので今のうちだと思い今回行ってきました!バレンシアやバレンシア州のビーチリゾートなどではすでに北欧やフランスなどからのヨーロッパ人が結構いますが、クエンカはほぼスペイン人の観光客でした。 旧市街はこじんまりしていますが、絶景のハイキングルートがいくつかあるのと、博物館・美術館がほぼ無料で意外と充実していることから、一泊二日でほぼ丸二日観光しました。マドリードなどから日帰りで訪れる人も
地域タグ:スペイン
バレンシアの青空の下でポテト溢れる名物ボカディージョ:Kiosko La Pérgola
旧市街のすぐ北にあるチュリア公園を跨いだところにある公園、Jardines del Real o Viverosはよく行きます。そのすぐ東側にプロムナードがあり、街路樹が植わっていて、噴水や銅像などがところどころにあり、通り沿いのいくつかのレストランやバルがテラス席を並べています。 そのなかでもひと際目立つ存在がKiosko La Pérgola。その名の通りプロムナードの真ん中に設置されたキオスクで、スペイン風サンドイッチのボカディージョやタパスを提供しています。キオスク内にも席がありますが、青空の下のテラス席が売り。通るといつも賑わっていてずっと近いうちに行きたいと思っていたところでした。 そして今回ちょうどお腹が空いたころに通りがかったので寄ってみることに。午後3時前でスペインではちょうどお昼時。二組ほどが待っていて、15分くらい待ちました。 赤い屋根がとっても印象的なキオスク。 料理は母屋のキオスクではなく、こちら離れの小さなキオスクで作っていて、次々とボカディージョが出てきます。 ボカディージョで特に「Super Bombón」と呼ばれるボカディージョをみんな頼むということな
地域タグ:スペイン
ハイキングで行ったバレンシア郊外の町、Alzira。ハイキングの後にどこかで軽くランチをと思いグーグルマップでバルを探していると「TOTORO」という名前のバルが!写真を見たらジブリのトトロがテーマのようだったので行ってみました。 スペインではいろいろなところでトトロを見ます。そのほとんどがニセモノ。以前はこんなものもありました。 さて、肝心のバルは内部はちょっと新し目の一見普通のバル。 壁にはトトロの絵が。 ここにも。 そしてここにも。 極めつけはアンディー・ワーホール風トトロにトイレのドアの上にはトトロのシルエット。 これだけならまだ可愛いものですが、なんとびっくり、お店の外観のガラスまでも! 看板も!どうみても著作権違反…。 ショックを隠せないまま、パートナーは、TOTORO BURGERなるものを!そもそもなにがTOTOROなのか分かりませんが、パティの上に鴨のパテが載っています。一口もらったら、激マズ!そもそもパティの色からしてちょっと怪しいし、混ざり物がすごく入っている感じでとっても挽肉とは思えない! 私は、グーグルマップのレビューでみんな絶賛していたイカのグリルのサンドイ
地域タグ:スペイン
フォトジェニックなサンタマリア修道院のあるParque La Murtaへハイキング!
バレンシア市から南へ電車で30分ほどのAlziraにあるParque La Murtaという自然公園。そこにある修道院が写真で見て良さそうな雰囲気だったので行ってみることにしました。 公園の入り口までは、Alziraの中心部から東に8キロほど。Alziraまでは近郊電車のCercaniasなので、自転車持ち込みは自由。歩いては無理なので自転車を持って行きました。 Alziraの町の旧市街の周りには一部城壁が残っています。 市街地を過ぎると、低めの山でちょっと上り坂が続きます。想定はしていたのですが、結構きつい💦ところが、登っていくと急に下り坂!目指すはこの向こうに見える山の麓↓。周りはオレンジ果樹園。 ずっとまっすぐ行った突き当たりに自然公園の大きなビジター用の駐車場(自転車の駐輪場もあり)があります。自然公園は入場制限をしているので、Alzira市のウェブサイトから2日前までに事前予約が必要です。最近はコロナに関わらず、自然が荒らされるのを防ぐために予約制にしているところもあると聞くので、コロナ禍の措置かどうかは不明です。行く前には必ず確認を。 11時半の予約の15分くらい前に入り
地域タグ:スペイン
スペイン・コスタブランカの丘の上のキュートな白い町:Altea
以前ご紹介したスペインの一大リゾートCosta BlancaにあるBenidorm。正直ビーチ以外はあまり美しい町ではありませんが、海岸沿いを10キロくらい北に行くととってもキュートな観光地、Alteaがあります。 BenidormやAlicanteからトラムが走っていてBenidormからトラムで行きました(トラムは2021年には一部区間でバスの代行運転を行っているので要注意)。トラムは1時間に一本ほど。 このトラム、両側の窓の景色が眺められるように微妙にカーブしていて、進行方向を向いてほぼパノラマ状態。さすが観光客の多い路線だけあります。 Alteaには20分くらいで到着。トラムの向こうの丘の上に旧市街が見えます。 駅から近くの道を登って行きました。バレンシア州では真っ白の町は少ないので、真っ白な家が並び、アンダルシアの村々を連想させられます。 みんな住宅なので、「あれ観光地のはずなのにお店ないのかな?」不思議に思っていました。 丘のてっぺんの青いドームが美しい教会が目印。青いドームの教会が多いバレンシア州ですが、ここのは模様がキュート。 登り切ると観光客をターゲットにしたお店がた
地域タグ:スペイン
世界遺産:緑生い茂るエキゾチックなスペイン・エルチェのヤシ園へ!
スペインのエルチェ(Elche)。世界遺産に登録されているヤシ園があります。県都のアリカンテから近郊電車のCercaniasで30分ほど。サッカーファンであれば、ここに本拠地を置くスペインラ・リーガ一部のエルチェを知る人も多いのでは? 私が最初にエルチェのことを知ったのは、NHKの「世界ふれあい街歩き」のアリカンテ編で、アリカンテからの小旅行としてエルチェが紹介されていました。どうやら町の中心地付近らしい映像なのですが、ヤシの木が無数に生い茂っていて、その合間からバレンシア特有の青いタイルのドームのある教会が見えたり、とても不思議でエキゾチックな雰囲気でした。 このエルチェのヤシ園は、なんでもヨーロッパ最大のヤシ園なのだそうです。地図で調べてみるとやっぱりヤシ園が町の中心からすぐのところにあります。チュニジアやモロッコなどのオアシスで広大なヤシ林を見たことがあるので、あまり期待はしていませんでしたが、ムルシアからアリカンテに行くときにエルチェを通るので行ってみることに! まずは旧市街のすぐ北にある市立公園(Parc Municipal)の入り口にある観光局へ。そこで普通の観光マップと手
地域タグ:スペイン
アリカンテの街を歩いていると、見覚えのある看板が! 一瞬目を疑ったのですが、近づくと…「Toda Familia Express」という文字に見覚えのある緑と白と青の線。 どうみても「Family Mart」の装い。ファミマの中国語は「全家便利商店」。中国語名がそのままスペイン語に訳されています… 中も何となくコンビニっぽい… 中に入ろうとすると、「関東煮」というのれんが!?なんとおでんが売っています。 今考えてみれば、おでんをスペインで見たことないので、試しに買えば良かったかも…。 おにぎりやおにぎらずも売っていました。 アジアの食品とスペインの食品を売っているコンビニ風のお店。完全なパクリですが、中国語が店内に書いてあったりするので中国人経営でしょうか? 励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします! ↓ ↓ ↓
地域タグ:スペイン
とにかく食肉の品揃えがスゴイ、スペイン・アリカンテの中央市場!
バレンシア州には北のカスティリョン県、中央のバレンシア県、南のアリカンテ県の3つの県があります。スペイン一の市場はその規模といい、雰囲気といい、セレクションといい、バレンシアの中央市場だと思います!そして、カスティリョン県の県都であるカステリョ・デ・ラ・プラナの市場は鮮魚が充実していて、すごい賑わいでとっても気にいりました。そして今回はアリカンテ県の県都であるアリカンテ。結構大きい中央市場のようだったので期待を膨らませて行きました!海からは7-800メートルくらい内陸にあります。 アリカンテ中央市場の正面。急な階段があるせいかこちらの入り口を使う人はなぜかほとんどいません。1922年に完成したバレンシアン・アールヌーボ―(スペイン語では、modernismo valenciano)と言われる建築で、当時ヨーロッパで流行っていたアールヌーボ―建築に影響され、農作物の輸出が増え経済的に発展していたころにバレンシア州で広まった建築だそうです。バレンシア市の中央市場や北駅もこのバレンシアン・アールヌーボ―建築です。といっても何が「バレンシアン」の特徴なのか正直よく分かりません…。 植物のモチー
地域タグ:スペイン
スペイン・アリカンテのおすすめ、断崖絶壁から海を一望のサンタバーバラ城!
バレンシア州アリカンテ県、Benidormは何回かご紹介しました。今度は県都のアリカンテ。さすがスペインが誇るビーチリゾートCosta Blancaの玄関口だけあり、バレンシアよりも小さいながら垢抜けた雰囲気があります。英語話せる人が断然多いし、おしゃれなレストランもたくさん。 そんなアリカンテのシンボルはサンタバーバラ城というお城。市内の賑わうビーチの後ろにそびえています。ビーチから見るとすごい急で高く見えるので、どうやったらいけるのかこの近くの観光案内所で聞くと、「歩いて30分」ということで行き方を教えてくれました。 この日は最高気温が28-29度。歩く以外のオプションを教えてくれなかったので、こんな急な山のてっぺん歩いて行けるのか不安…。普通の体力であれば行けると思いますが、自身のない方はPostiguetビーチの裏からエレベーターもあるようです(有料)。 アリカンテ市庁舎の裏から上に登って行きます。下のほうは教会やカフェや住宅などがあります。上を見上げると断崖絶壁! 市庁舎の裏からでもいくつかルートがあるようです。左斜めに上がっていき住宅地が終わると崖の斜面に新しくてキレイな公
地域タグ:スペイン
ロシア版ALDI:格安スーパーMERE、スペイン上陸!バレンシア店へ!
ヨーロッパや北米にお住まいの方にとってはドイツ系ディスカウントスーパーのALDIやLIDLはお馴染みかと思います。 箱から出して棚に陳列せずに、箱の一部を切り取って箱ごと陳列すること、会計が空いているときに品出しをするなどスタッフの数を抑えることなど、人件費を抑えて成り立っているモデル。 ALDIはアメリカに住んでいた時に家の近くにあったのでたまに覗いていたのですが、一度とんかつを作るのに豚肉を買ったところ、いつもの通り塩コショウしたのにすごくしょっぱくってびっくり!パッケージを見たら豚肉を塩水に漬けていることが判明。時間が経ってもキレイなピンク色を保つためだそうです。正直それからあんまりALDIのイメージは良くありません。 最近同じモデルを採用しているロシアのディスカウントスーパー、MEREがバレンシア市の西の郊外のAldaiaという町にオープンしたということで行ってきました。マドリード郊外に1店、スペイン本社を置いているバレンシア州内に3店開店(バレンシア市郊外2店、ガンディア1店)しています。スペイン人のレビューはあまり良くなかったのであまり期待はしていませんでした。ただ、どうや
地域タグ:ロシア
ボリューム満点で美味しい、スペイン・ムルシア風ミートパイ:Pastel de Carne Murciano
朝食を食べる前に到着したムルシア州カルタヘナで、どこか朝食を食べれるところをとネットで探してみたところ良さげだったカフェテリアの併設されたパン屋さんPANI。朝から賑わっています。 ムルシアのどこのパン屋さんにも並んでいて試してみたかったムルシア風ミートパイ、Pastel de Carne Murcianoがあるようだったのでオーダーしてみました。ウェイトレスが「甘いパイではなくって、しょっぱいのよ。いい?」と確認してきました。出来立てなのかオーブンで温めてきたのか、とにかくサクサクのホカホカ。渦巻き生地が特徴。 上をパカッと剥がしてみました。そうすると調味料の効いた挽肉、チョリソ、ゆで卵が入っていました。塩加減も丁度良くこれが結構美味しかったです! この渦巻き状をどうやって作るのか不思議に思いネットでレシピを調べてみると、なるほど!という感じでした。 その後ムルシアのすぐ北にあるバレンシア州アリカンテ県でも同じものをパン屋さんで見つけたのですが、冷めていたのもあるのかPANIほど美味しくなくちょっと残念。パイ生地はスペインでは普通のスーパーで売っているのでもし機会があったら作ってみよ
地域タグ:スペイン
スペイン・ムルシア名物のタパス、MarineraとMarineroを食す!
観光局のサイトに載っていたムルシア州のグルメ。正直あんまり美味しそうなものはなかったのですが、一つか二つくらいは試してみようと思い、タパスのMarineraとMarineroという食べ物を試してみることにしました。 ムルシアのバルの前を歩くと結構地元民でこれらを食べている人がたくさんいます。 Marineraは、ループ型のブレッド・スティックにロシア風サラダ(ensaladilla rusaというポテトサラダのようなもの)をのせて、一番上にはアンチョビをのせたもの。 Marineroは、アンチョビの代わりにカタクチイワシの酢漬けをのせたもの。 結構山盛り…ポテサラにはツナが入っています。ループ状のブレッドスティックなので気を付けて食べないと具がぼたっと落ちてきます。左がMarineroで、右がMarinera。 このほかにもBicicletaという ロシア風サラダだけがのったものもあるそうです。 ブレッド・スティックはrosquillaと呼ばれるこういうもの↓です。バレンシアのスーパーでも売っています。 バレンシアでも山盛りのロシア風サラダに短いブレッド・スティックが刺さっているものを
地域タグ:スペイン
スペイン・ムルシアのかつて郵便局だったお洒落なグルメ市場:Mercado de Correos
前回は、バレンシア州の一番南のアリカンテ県にあるDeniaのグルメ市場をご紹介しました。 今回は、バレンシア州のすぐ南、ムルシア州の州都、ムルシアにあるグルメ市場です。 2018年にオープンしたこのグルメ市場は、その名も「Mercado de Correos」=郵便局市場。 旧郵便局の建物を改装してつくられたグルメ市場。外装は意外とシンプルで、「政府系のビル」という感じです。 正面入り口をすぐ入ったエリア。いい雰囲気です。テーブルもソーシャルディスタンスがちゃんと確保されていて危険な感じもなし。スペインのランチ時間でしたが結構空いていました。 奥には日差したっぷりのバーも。ここは夜だけのようです。 カクテルは正面バーカウンターの裏。 ぐるっと周りに10数件のお店のキッチンがあるのですが、オーダーは一括。個々のお店ではドリンクは扱いません。まずは席を見つけるとウェイターがやってきて、違うお店のメニューからにいろいろオーダーできます。フードコートのように自分でオーダーしに行って、出来上がったら取りに行くスタイルではないので人の動きが少なく、ガヤガヤ感があまりないのがいいです。電子化されてい
地域タグ:スペイン
州観光局が旅行者にコロナ保険を無料提供!見事なバロック様式の大聖堂のあるスペイン・ムルシアへ!
ムルシアはバレンシア州のすぐ南にあるムルシア州の州都。同じムルシア州のローマ遺跡と海軍の町カルタヘナは前回ご紹介しました。ムルシア州と言えば、ムルシア州産の野菜や果物、そして魚の燻製や加工品をたくさんスーパーで見かけます。農業・漁業がさかんというイメージ。実際、観光パンフレットにもそのように書かれていました。 ピンクのキュートなムルシアの駅舎。ムルシアとバレンシア州のアリカンテは通勤圏内なので近郊電車Cercaniasで結ばれています。マドリードへの高速鉄道建設中でホームや歩道橋は駅舎とちょっと離れた仮設になっています。 駅の辺りはアラブ系の食料品店などが並び、どちらかというと雰囲気は微妙…。10分弱歩くと大きな川が流れ、その川を渡ると旧市街となりがらっと垢抜けた雰囲気に。 川には巨大な魚が… 町はとってもコンパクトなので、ほぼ徒歩で観光できます。旧市街のお店が並ぶエリア。 こんなモンスター?の装飾のある建物があったり。 大聖堂前のロココ調の聖公会の宮殿、Palacio Episcopal。この色好きです。 そして大聖堂は立派!と思ったら正面入り口ではなかったことが判明↓鐘楼は「お~っ
地域タグ:スペイン
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Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取
本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取