本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによるブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。
とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。
世界の王族や貴族も訪れた、19世紀にモザイクのショールームとして使われたお屋敷:Palauet de Nolla
バレンシア市の北にあり畑に囲まれたメリアナ市。ここに、19世紀には世界の王族や貴族が訪れたというモザイクのショールームなっていたPalauet de Nollaというお屋敷があります。 Palauet de Nollaは、17世紀の終わりに農場の家屋として建設され、19世紀の中頃にはカントリーハウスとして改修。その後19世紀後半に、モザイク工場を経営していたMiguel Nollaによって彼の会社が生産するモザイクを重要な顧客に紹介するショールームとして改築され、スペインの著名人や国王のみならず、ロシアのロマノフ家やドイツ皇帝やルーマニア国王も輩出したドイツのホーエンツォレルン家 , アメリカの外交官など世界中の著名人が見学に訪れたそうです。 全盛期は賑わったPalauet de Nollaも、1960年代には廃墟と化し、ようやく2012年にメリアナ市が購入。その当時は結構ひどい保存状態で、まるでホーンテッド・ハウス↓ その後市によって改修が行われ、2020年にようやく一般に公開されたそうです。歴史を読んで面白そうだったので行ってみることにしました。白のペンキが真新しいです。 修復と言
地域タグ:スペイン
世界遺産の空中都市クエンカ:絶景が望める「宙づりの家」にあるスペイン抽象美術館へ!
過去のクエンカの記事: まるでジブリの世界の世界遺産:天空の都市スペイン・クエンカの旧市街! 世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング①:「宙づりの家」やサンパブロ修道院を望む絶景 世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング②:フカール川の渓谷で自然を満喫 クエンカ旧市街を望む一押し絶景スポット:カスティーリャ=ラマンチャ古生物学博物館 世界遺産のクエンカで一番有名な建物は「宙づりの家」呼ばれるバルコニーが崖から突出したこの建物↓。現在はスペイン抽象画美術館 (El Museo de Arte Abstracto Español) となっています。アートを楽しむというより、「宙づりの家」の中やそこからの景色を見てみたいということで行ってみました! 右側の建物が美術館。裏から見ると地味。 美術館の入り口。右下の方に見えますか? ネコがいました。美術館の受付の女性がミルクをあげていて、後でたくさん遊んだのですが、とっても人懐っこいネコでした。 内部はかなりモダンになっていますが、梁などはやはり歴史を感じます。 絵画はそこそこあり、やはりスペイン人の作品が多いです。クエンカ
地域タグ:スペイン
とっても美しいSant Miquel dels Reis修道院の中庭でフラメンコ音楽のコンサート!
スペイン・バレンシア市のすぐ北にあるMonestir de Sant Miquel dels Reisという修道院。19世紀後半から1960年代まではなんと刑務所として使用され、90年年代後半にはバレンシア州立図書館として生まれ変わりました。とっても立派な建物です!中央と右半分は16世紀の後半から17世紀の初めに建てられたそうです。 普段は図書館としての利用が可能(いくつか条件があるのでウェブサイトで要確認)で、それ以外にも展覧会や週末のガイドツアー(バレンシア語とスペイン語のみ。コロナ禍は要予約)なども行っています。そして、私が一番気になっていたのは中庭でのコンサート。 スペインの他の都市でもそうだと思いますが、バレンシアの夏の夜は、屋外の文化イベントが盛りだくさん。特に、歴史的な建物の中庭で行われるイベントは、スペイン独特の風情が満喫できます。 そしバレンシア州政府主催のコンサートシリーズが開催されたので行ってきました。入場は「無料」と大々的にうたっていましたが、民間のチケット予約システムを使っているため、予約の最後に1人2.50ユーロの手数料を取られました。スペインでそこそこ有名
地域タグ:スペイン
キンキンに冷えたバレンシア発祥のリキュール入りアイスコーヒー、Rocafull
agua de valencia (バレンシアの水)やオルチャ―タが有名ですが、他にもRocafullというリキュール入りコーヒー飲料があります。 20世紀の初め、バレンシアの旧市街のカフェでDr. Rocafull という男性が頼んでいたドリンクが、彼のにちなんでRocafullと名づけられたそうです。当時はバレンシアの有名なカフェはこぞってRocafullを提供していたそうですが、今では提供しているところは片手で数えるくらいとのこと。 その一つ、老舗かつカクテルで有名なCerveceria Aquariumというバーで試してみることにしました。 中は古めかしい雰囲気です。定員はみんな白のジャケットとネクタイをしていてトラディショナル。以前覗いたときは結構混んでいて諦めたのですが、店内とすぐ前のテラス席は老人男性たちが一人で新聞でも読みながらゆっくりしているのが印象的でした。 メニューが入り口脇に貼ってあります。QRコードもなく、ほかどこにもメニューはありませんでした。マティーニあたりが有名らしいですが、Japonesaなんていうカクテルも。Rocafullはカクテルの欄にありました
地域タグ:スペイン
インド料理のSaag Paneer(ほうれん草とチーズのカレー)を作るので買ったフランス系スーパー、カルフールの冷凍のほうれん草。あまり美味しくできなくて、ほうれん草が大量に余ったのですが、かなり細かく刻んであって、あんまり用途なし…ただ捨てるのももったいない…。 しばらく冷凍庫に入っていたのですが、やっと使いきることに。刻んだほうれん草を使うギリシャ料理のスパナコピタを作って見ました!アメリカに住んでいたとき、Trader Joe’sやギリシャ食材店で冷凍のものを良く買って食べていました。アメリカのレセプションなどのオードブルでも良く出される品です。 フェタチーズとほうれん草をフィリングにしたペーストリーはギリシャに限らず、東欧、中東などでも良くありますね。 材料の一つであるフィロ(FiloまたはPhyllo)は、中東やバルカン半島の料理でバクラヴァやブレク等のペイストリーを作るのに用いられる、とっても薄いパイ生地のようなもの。スペインのスーパーでも売っているところはあるようですが、今回はブルガリア食品店で買いました。 フェタチーズはスペイン大手チェーンのメルカドーナで買ったギリシャ
地域タグ:ギリシャ
ジャズと言えばアメリカ発祥で、ニューオリンズやシカゴ、そしてニューヨークなどが有名です。シカゴに住んでいた時は、たまにジャズ・バーやジャズ・フェスティバルに行っていました。 シカゴ・ジャズフェスティバルは夏に開催され、ダウンタウンの巨大な公園Millenium Parkにあるフランク・ゲーリー設計のJay Pritzker Pavilionという野外音楽堂で行われます。後ろには高層ビル群が。 前方に座席がありますが、後ろの芝生エリアも人気。折り畳み椅子やピクニック道具などを持ち込んでピクニックをしながら鑑賞するのが醍醐味。夏のシカゴ・シンフォニーも郊外の野外音楽堂で公演が行われますが、そちらも広大な芝生に大型スクリーンで公演を映し出しピクニックを楽しみます。プロの音楽を聴きながらピクニックは、いかにもアメリカっていう感じで好きです。シカゴのジャズフェスティバルは完全無料で、アメリカ各地から著名なジャズ奏者が来て演奏します。 ここスペイン、バレンシアでも今月7月はジャズフェスティバルが開催中です。ジャズがヨーロッパでどれくらい浸透しているのかと思って、スペインのジャズフェスティバルを調べ
地域タグ:アメリカ
観光におすすめ:とっても豪華、スペイン・バレンシア市庁舎見学!
スペイン・バレンシアの市庁舎とその周辺についてはこちらでご紹介しています。 去年からずっと行きたかった市庁舎にある市の歴史博物館。コロナのロックダウン後に博物館の再開が許可されてから市庁舎の一階にある観光案内所で聞いたら「市庁舎の博物館は開いている。」とのことでした。ところがぐるっと周ってもどこにも入り口がなし。その後度々チェックしても開いている気配はなしでした。そもそも観光案内所の人たちは市庁舎の職員のはずだし、同じ建物で働いていて開いてるか開いていないか知らないというのもどうなんでしょうね… そして1か月ほど前に「一年以上ぶりに市の歴史博物館と市庁舎の見学再開」という記事が地元紙が出ていたので行ってきました!去年の夏もコロナ規制は今と同じかゆるいくらいでしたが、ワクチン接種が進んできているせいか、去年の夏にキャンセルされたイベントなども徐々に開催されるようになってきました。 行ってみると、今までほぼ閉ざされていた正面玄関が開いていました。普通の市役所の窓口業務は正面ではなく、四方八方にある小さい入り口から入るので普段利用する機会はほとんどありません。私が行った住民登録は1階部分で6
地域タグ:スペイン
クエンカ旧市街を望む一押し絶景スポット:カスティーリャ=ラマンチャ古生物学博物館
クエンカにあるカスティーリャ=ラマンチャ古生物学博物館 (Museo de Paleontología de Castilla-La Mancha: MUPA)。簡単に言えば、恐竜博物館。アンモナイトなどの恐竜でない化石などもありますが、ここのメインは恐竜。なんでもクエンカの辺りは恐竜の化石がわさわさと出てくることで世界的に有名だそうで、日本のゴジラ映画みたいな昔のハリウッドの恐竜映画もクエンカでロケが行われたそうです。 新市街の丘の上に位置するのですが、距離的には旧市街から歩いても20分くらいかと思います。上り坂を上りながら正直なんでこんな丘の上に博物館をわざわざ作るのかと思ったのですが、実際行ってみてその理由が分かりました。 建物は結構新しく、カフェやレストランもあります。コロナ禍の特別措置でここを含めた州立博物館は拝観料が2021年末まで無料。 ここの目玉は屋外にある実物大の恐竜レプリカ!別に「恐竜好き」ではないですが、屋外のレプリカの写真をみて面白そうだったので行ってみたいと思いました。そして、門を入ると早速恐竜が! 蚕だか芋虫みたいな恐竜。 赤い突起物のあるこの恐竜は世界で初
地域タグ:スペイン
3年に一度(以前は2に一度)ここスペイン・バレンシアで開催されているバレンシア・イトゥルビ国際ピアノコンクール。1970年代から続くコンクールです。 戦前から戦後にかけて主に米国で活躍していたスペイン・バレンシア出身の指揮者・ピアニストそして作曲家でもある、ホセ・イトゥルビにちなんで名づけられたコンクール。去年バレンシアではイトゥルビの生誕125年を記念して各地でコンサートなどが開催されていました。彼にはいろいろな逸話があり、例えば当初は車を運転してコンサートの移動をしていた彼ですが、あまりに運転が下手で事故が多く車を廃車にしていたことから、「自分は車の運転には向かないから、飛行機で移動する」といって飛行機の操縦免許を取ったそうです。その映像受けする人柄から、ハリウッド映画などにも多数出演し、フランク・シナトラとも共演したとのこと。「クラッシック奏者がハリウッド映画に出るなんて!」と批判されることもあったらしいですが、彼のおかげでアメリカの大衆にクラッシック音楽が広がったともいわれているようです。ピアノと指揮を両方こなすこんな映像も残っています↓ さて本題に戻り、このコンクールのことを
地域タグ:スペイン
世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング②:フカール川の渓谷で自然を満喫
クエンカ滞在の初日は、クエンカ名物「宙づりの家」やサンパプロ修道院を望みながらの旧市街の外を一周する4キロほどのトレッキングでした。 2日目は、旧市街の西側に流れるフカール川の渓谷を歩く7キロのコースで、Ruta de la Hoz del Jucar y San julianと呼ばれるコース。こちらは自然たっぷりのコースで、多少の上り下りはありますが、「簡単」とされるルート。 地図でマーキングされている旧市街の南西の谷から出発。朝はまだ気温も低くとっても爽やか! 旧市街の時計塔が下から見えました。 時計回りに行きます。最初はフカール川を渡り、谷の西側へ。 すぐある山を登って行くと中腹に比較的平坦なトレイルが現れるので、そこを山に沿ってずっと歩いて行きます。 時折振り返って旧市街の景色を堪能。 この風景はやっぱりどこかジブリっぽくって、空に浮いているような「空中都市」っていう感じがします。 旧市街の向こうの平地には新市街が見えます。 旧市街の眺めを後にして進むと、渓谷を一望できます。眼下にはフカール川。町の中心からそれほどはなれていないのに、自然のど真ん中。 このトレイルは一部San
地域タグ:スペイン
世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング①:「宙づりの家」やサンパブロ修道院を望む絶景
クエンカの旧市街についてはこちら。 クエンカは細長い崖の上にそびえる中世城塞都市。崖の上の旧市街からもキレイな景色が望めますが、やはり天空の都市と呼ばれるので、天空感を味わうのであればやはり旧市街だけでなく、その周辺から眺めるのがベスト。 クエンカのトレッキング・コース クエンカ観光局では、トレッキングマップを配布しています(スペイン語・英語)。 市内からのルートは主に3つあります。 宙づりの家やサンパブロ修道院を望む旧市街の周辺を一周(初級)ー4キロ 旧市街の西側の渓谷を一周する自然を楽しむコース(初級)ー7キロ 旧市街の東側の展望スポットを周るコース(中級)ー2キロから2.5キロのコース3つ トレッキングマップには、全ルートの高低差やおもな観光スポットや絶景スポットなどが記されていて便利。 暑い午後にトレッキングはしたくないので旧市街の西側の渓谷周辺を一周するルートは翌日の朝に回し、初日の午前中はクエンカの一大観光スポット「宙づりの家」などをめぐる旧市街周辺一周コースを行くことにしました。 3つ目のコースは距離は短いですが、上りが多いコース。その代りちょっと高いところから旧市街を眺
「ブログリーダー」を活用して、Under the Sunさんをフォローしませんか?
本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取
本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取