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Under the Sun: スペイン・バルセロナ発 トラベル・ブログ https://sayakauw.wixsite.com/home

2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによる​ブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。

とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。

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2020/07/29

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  • 世界の王族や貴族も訪れた、19世紀にモザイクのショールームとして使われたお屋敷:Palauet de Nolla

    バレンシア市の北にあり畑に囲まれたメリアナ市。ここに、19世紀には世界の王族や貴族が訪れたというモザイクのショールームなっていたPalauet de Nollaというお屋敷があります。 Palauet de Nollaは、17世紀の終わりに農場の家屋として建設され、19世紀の中頃にはカントリーハウスとして改修。その後19世紀後半に、モザイク工場を経営していたMiguel Nollaによって彼の会社が生産するモザイクを重要な顧客に紹介するショールームとして改築され、スペインの著名人や国王のみならず、ロシアのロマノフ家やドイツ皇帝やルーマニア国王も輩出したドイツのホーエンツォレルン家 , アメリカの外交官など世界中の著名人が見学に訪れたそうです。 全盛期は賑わったPalauet de Nollaも、1960年代には廃墟と化し、ようやく2012年にメリアナ市が購入。その当時は結構ひどい保存状態で、まるでホーンテッド・ハウス↓ その後市によって改修が行われ、2020年にようやく一般に公開されたそうです。歴史を読んで面白そうだったので行ってみることにしました。白のペンキが真新しいです。 修復と言

    地域タグ:スペイン

  • 世界遺産の空中都市クエンカ:絶景が望める「宙づりの家」にあるスペイン抽象美術館へ!

    過去のクエンカの記事: まるでジブリの世界の世界遺産:天空の都市スペイン・クエンカの旧市街! 世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング①:「宙づりの家」やサンパブロ修道院を望む絶景 世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング②:フカール川の渓谷で自然を満喫 クエンカ旧市街を望む一押し絶景スポット:カスティーリャ=ラマンチャ古生物学博物館 世界遺産のクエンカで一番有名な建物は「宙づりの家」呼ばれるバルコニーが崖から突出したこの建物↓。現在はスペイン抽象画美術館 (El Museo de Arte Abstracto Español) となっています。アートを楽しむというより、「宙づりの家」の中やそこからの景色を見てみたいということで行ってみました! 右側の建物が美術館。裏から見ると地味。 美術館の入り口。右下の方に見えますか? ネコがいました。美術館の受付の女性がミルクをあげていて、後でたくさん遊んだのですが、とっても人懐っこいネコでした。 内部はかなりモダンになっていますが、梁などはやはり歴史を感じます。 絵画はそこそこあり、やはりスペイン人の作品が多いです。クエンカ

    地域タグ:スペイン

  • とっても美しいSant Miquel dels Reis修道院の中庭でフラメンコ音楽のコンサート!

    スペイン・バレンシア市のすぐ北にあるMonestir de Sant Miquel dels Reisという修道院。19世紀後半から1960年代まではなんと刑務所として使用され、90年年代後半にはバレンシア州立図書館として生まれ変わりました。とっても立派な建物です!中央と右半分は16世紀の後半から17世紀の初めに建てられたそうです。 普段は図書館としての利用が可能(いくつか条件があるのでウェブサイトで要確認)で、それ以外にも展覧会や週末のガイドツアー(バレンシア語とスペイン語のみ。コロナ禍は要予約)なども行っています。そして、私が一番気になっていたのは中庭でのコンサート。 スペインの他の都市でもそうだと思いますが、バレンシアの夏の夜は、屋外の文化イベントが盛りだくさん。特に、歴史的な建物の中庭で行われるイベントは、スペイン独特の風情が満喫できます。 そしバレンシア州政府主催のコンサートシリーズが開催されたので行ってきました。入場は「無料」と大々的にうたっていましたが、民間のチケット予約システムを使っているため、予約の最後に1人2.50ユーロの手数料を取られました。スペインでそこそこ有名

    地域タグ:スペイン

  • キンキンに冷えたバレンシア発祥のリキュール入りアイスコーヒー、Rocafull

    agua de valencia (バレンシアの水)やオルチャ―タが有名ですが、他にもRocafullというリキュール入りコーヒー飲料があります。 20世紀の初め、バレンシアの旧市街のカフェでDr. Rocafull という男性が頼んでいたドリンクが、彼のにちなんでRocafullと名づけられたそうです。当時はバレンシアの有名なカフェはこぞってRocafullを提供していたそうですが、今では提供しているところは片手で数えるくらいとのこと。 その一つ、老舗かつカクテルで有名なCerveceria Aquariumというバーで試してみることにしました。 中は古めかしい雰囲気です。定員はみんな白のジャケットとネクタイをしていてトラディショナル。以前覗いたときは結構混んでいて諦めたのですが、店内とすぐ前のテラス席は老人男性たちが一人で新聞でも読みながらゆっくりしているのが印象的でした。 メニューが入り口脇に貼ってあります。QRコードもなく、ほかどこにもメニューはありませんでした。マティーニあたりが有名らしいですが、Japonesaなんていうカクテルも。Rocafullはカクテルの欄にありました

    地域タグ:スペイン

  • オードブルに最適、スペインでギリシャのスパナコピタを作る!

    インド料理のSaag Paneer(ほうれん草とチーズのカレー)を作るので買ったフランス系スーパー、カルフールの冷凍のほうれん草。あまり美味しくできなくて、ほうれん草が大量に余ったのですが、かなり細かく刻んであって、あんまり用途なし…ただ捨てるのももったいない…。 しばらく冷凍庫に入っていたのですが、やっと使いきることに。刻んだほうれん草を使うギリシャ料理のスパナコピタを作って見ました!アメリカに住んでいたとき、Trader Joe’sやギリシャ食材店で冷凍のものを良く買って食べていました。アメリカのレセプションなどのオードブルでも良く出される品です。 フェタチーズとほうれん草をフィリングにしたペーストリーはギリシャに限らず、東欧、中東などでも良くありますね。 材料の一つであるフィロ(FiloまたはPhyllo)は、中東やバルカン半島の料理でバクラヴァやブレク等のペイストリーを作るのに用いられる、とっても薄いパイ生地のようなもの。スペインのスーパーでも売っているところはあるようですが、今回はブルガリア食品店で買いました。 フェタチーズはスペイン大手チェーンのメルカドーナで買ったギリシャ

    地域タグ:ギリシャ

  • 暑さを吹き飛ばすバレンシア・ジャズ・フェスティバル!

    ジャズと言えばアメリカ発祥で、ニューオリンズやシカゴ、そしてニューヨークなどが有名です。シカゴに住んでいた時は、たまにジャズ・バーやジャズ・フェスティバルに行っていました。 シカゴ・ジャズフェスティバルは夏に開催され、ダウンタウンの巨大な公園Millenium Parkにあるフランク・ゲーリー設計のJay Pritzker Pavilionという野外音楽堂で行われます。後ろには高層ビル群が。 前方に座席がありますが、後ろの芝生エリアも人気。折り畳み椅子やピクニック道具などを持ち込んでピクニックをしながら鑑賞するのが醍醐味。夏のシカゴ・シンフォニーも郊外の野外音楽堂で公演が行われますが、そちらも広大な芝生に大型スクリーンで公演を映し出しピクニックを楽しみます。プロの音楽を聴きながらピクニックは、いかにもアメリカっていう感じで好きです。シカゴのジャズフェスティバルは完全無料で、アメリカ各地から著名なジャズ奏者が来て演奏します。 ここスペイン、バレンシアでも今月7月はジャズフェスティバルが開催中です。ジャズがヨーロッパでどれくらい浸透しているのかと思って、スペインのジャズフェスティバルを調べ

    地域タグ:アメリカ

  • 観光におすすめ:とっても豪華、スペイン・バレンシア市庁舎見学!

    スペイン・バレンシアの市庁舎とその周辺についてはこちらでご紹介しています。 去年からずっと行きたかった市庁舎にある市の歴史博物館。コロナのロックダウン後に博物館の再開が許可されてから市庁舎の一階にある観光案内所で聞いたら「市庁舎の博物館は開いている。」とのことでした。ところがぐるっと周ってもどこにも入り口がなし。その後度々チェックしても開いている気配はなしでした。そもそも観光案内所の人たちは市庁舎の職員のはずだし、同じ建物で働いていて開いてるか開いていないか知らないというのもどうなんでしょうね… そして1か月ほど前に「一年以上ぶりに市の歴史博物館と市庁舎の見学再開」という記事が地元紙が出ていたので行ってきました!去年の夏もコロナ規制は今と同じかゆるいくらいでしたが、ワクチン接種が進んできているせいか、去年の夏にキャンセルされたイベントなども徐々に開催されるようになってきました。 行ってみると、今までほぼ閉ざされていた正面玄関が開いていました。普通の市役所の窓口業務は正面ではなく、四方八方にある小さい入り口から入るので普段利用する機会はほとんどありません。私が行った住民登録は1階部分で6

    地域タグ:スペイン

  • クエンカ旧市街を望む一押し絶景スポット:カスティーリャ=ラマンチャ古生物学博物館

    クエンカにあるカスティーリャ=ラマンチャ古生物学博物館 (Museo de Paleontología de Castilla-La Mancha: MUPA)。簡単に言えば、恐竜博物館。アンモナイトなどの恐竜でない化石などもありますが、ここのメインは恐竜。なんでもクエンカの辺りは恐竜の化石がわさわさと出てくることで世界的に有名だそうで、日本のゴジラ映画みたいな昔のハリウッドの恐竜映画もクエンカでロケが行われたそうです。 新市街の丘の上に位置するのですが、距離的には旧市街から歩いても20分くらいかと思います。上り坂を上りながら正直なんでこんな丘の上に博物館をわざわざ作るのかと思ったのですが、実際行ってみてその理由が分かりました。 建物は結構新しく、カフェやレストランもあります。コロナ禍の特別措置でここを含めた州立博物館は拝観料が2021年末まで無料。 ここの目玉は屋外にある実物大の恐竜レプリカ!別に「恐竜好き」ではないですが、屋外のレプリカの写真をみて面白そうだったので行ってみたいと思いました。そして、門を入ると早速恐竜が! 蚕だか芋虫みたいな恐竜。 赤い突起物のあるこの恐竜は世界で初

    地域タグ:スペイン

  • 日本人が活躍!バレンシア・イトゥルビ国際ピアノコンクール

    3年に一度(以前は2に一度)ここスペイン・バレンシアで開催されているバレンシア・イトゥルビ国際ピアノコンクール。1970年代から続くコンクールです。 戦前から戦後にかけて主に米国で活躍していたスペイン・バレンシア出身の指揮者・ピアニストそして作曲家でもある、ホセ・イトゥルビにちなんで名づけられたコンクール。去年バレンシアではイトゥルビの生誕125年を記念して各地でコンサートなどが開催されていました。彼にはいろいろな逸話があり、例えば当初は車を運転してコンサートの移動をしていた彼ですが、あまりに運転が下手で事故が多く車を廃車にしていたことから、「自分は車の運転には向かないから、飛行機で移動する」といって飛行機の操縦免許を取ったそうです。その映像受けする人柄から、ハリウッド映画などにも多数出演し、フランク・シナトラとも共演したとのこと。「クラッシック奏者がハリウッド映画に出るなんて!」と批判されることもあったらしいですが、彼のおかげでアメリカの大衆にクラッシック音楽が広がったともいわれているようです。ピアノと指揮を両方こなすこんな映像も残っています↓ さて本題に戻り、このコンクールのことを

    地域タグ:スペイン

  • 世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング②:フカール川の渓谷で自然を満喫

    クエンカ滞在の初日は、クエンカ名物「宙づりの家」やサンパプロ修道院を望みながらの旧市街の外を一周する4キロほどのトレッキングでした。 2日目は、旧市街の西側に流れるフカール川の渓谷を歩く7キロのコースで、Ruta de la Hoz del Jucar y San julianと呼ばれるコース。こちらは自然たっぷりのコースで、多少の上り下りはありますが、「簡単」とされるルート。 地図でマーキングされている旧市街の南西の谷から出発。朝はまだ気温も低くとっても爽やか! 旧市街の時計塔が下から見えました。 時計回りに行きます。最初はフカール川を渡り、谷の西側へ。 すぐある山を登って行くと中腹に比較的平坦なトレイルが現れるので、そこを山に沿ってずっと歩いて行きます。 時折振り返って旧市街の景色を堪能。 この風景はやっぱりどこかジブリっぽくって、空に浮いているような「空中都市」っていう感じがします。 旧市街の向こうの平地には新市街が見えます。 旧市街の眺めを後にして進むと、渓谷を一望できます。眼下にはフカール川。町の中心からそれほどはなれていないのに、自然のど真ん中。 このトレイルは一部San

    地域タグ:スペイン

  • 世界遺産の空中都市スペイン・クエンカでトレッキング①:「宙づりの家」やサンパブロ修道院を望む絶景

    クエンカの旧市街についてはこちら。 クエンカは細長い崖の上にそびえる中世城塞都市。崖の上の旧市街からもキレイな景色が望めますが、やはり天空の都市と呼ばれるので、天空感を味わうのであればやはり旧市街だけでなく、その周辺から眺めるのがベスト。 クエンカのトレッキング・コース クエンカ観光局では、トレッキングマップを配布しています(スペイン語・英語)。 市内からのルートは主に3つあります。 宙づりの家やサンパブロ修道院を望む旧市街の周辺を一周(初級)ー4キロ 旧市街の西側の渓谷を一周する自然を楽しむコース(初級)ー7キロ 旧市街の東側の展望スポットを周るコース(中級)ー2キロから2.5キロのコース3つ トレッキングマップには、全ルートの高低差やおもな観光スポットや絶景スポットなどが記されていて便利。 暑い午後にトレッキングはしたくないので旧市街の西側の渓谷周辺を一周するルートは翌日の朝に回し、初日の午前中はクエンカの一大観光スポット「宙づりの家」などをめぐる旧市街周辺一周コースを行くことにしました。 3つ目のコースは距離は短いですが、上りが多いコース。その代りちょっと高いところから旧市街を眺

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