本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによるブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。
とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。
ここスペイン・バレンシアは、比較的乾燥しているのでまだ「うだるような暑さ」とまではいきませんが、確実に夏に近づいている気配。最高気温も最低気温も東京より低いか同じくらいなのですが、とにかく太陽の日差しが強いので、日にあたるとジリジリ、ジリジリ。 となると、オーブンを使う料理はそろそろ食べ収めです。スペインは物件を見ているとキッチンが別部屋ということが多いようですが、オープンキッチンだと夏に部屋が暑くなりすぎるからというのもあるかもしれません。別部屋のキッチンでも結局リビングも暑くなるので、ローストはそろそろ終わりの季節。 そんなわけで本格的な夏前に鴨ロースを焼いてロースト・シーズンを終えることにしました。 昨日作ったスペイン・ナバラ産鴨ロース。冷蔵したのを翌日に冷蔵・常温でサーブするのが断然美味しいです! 励みになりますので、是非ブログランキングサイトのクリックをお願いします! ↓ ↓ ↓
地域タグ:スペイン
ここスペイン・バレンシアは、比較的乾燥しているのでまだ「うだるような暑さ」とまではいきませんが、確実に夏に近づいている気配。最高気温も最低気温も東京より低いか同じくらいなのですが、とにかく太陽の日差しが強いので、日にあたるとジリジリ、ジリジリ。 となると、オーブンを使う料理はそろそろ食べ収めです。スペインは物件を見ているとキッチンが別部屋ということが多いようですが、オープンキッチンだと夏に部屋が暑くなりすぎるからというのもあるかもしれません。別部屋のキッチンでも結局リビングも暑くなるので、ローストはそろそろ終わりの季節。 そんなわけで本格的な夏前に鴨ロースを焼いてロースト・シーズンを終えることにしました。 昨日作ったスペイン・ナバラ産鴨ロース。冷蔵したのを翌日に冷蔵・常温でサーブするのが断然美味しいです! 励みになりますので、是非ブログランキングサイトのクリックをお願いします! ↓ ↓ ↓
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普段はイギリス人であふれるスペインの一大リゾートBenidormのレストラン事情
前回ご紹介したスペイン・バレンシア州アリカンテ県にあるイギリス人御用達リゾートBenidorm。今回はそのBenidormのレストラン事情について。 たくさんのイギリス系パブがある様子は前回お伝えしましたが、イギリス系のパブでなくても、大抵どこのレストランも英語で「イングリッシュ・ブレックファーストあります」の文字。イギリス人の好むインド料理や中華料理のお店も多いです。お店はどこも英語が通じ、スペイン語を話す必要はなさそうです。 オランダ人、ドイツ人、ベルギー人などの旅行者も多いので、オランダ料理店、ドイツ料理店、ベルギー料理店など、スペインの都市部でもあまりみないレストランもあります。スペイン在住の方はそういったレストランに行ってみると面白いかもしれません。それほど美味しくない可能性は大ですが… Benidorm到着日のランチは、ウロウロした挙句、中華にしようと思いお店に入ったらぎゅうぎゅう詰め。バレンシア州はコロナ規制でインドアのキャパは通常の50%なのですが、どうみても100パーセント。というか、120%くらいかも?普通に座って後ろの座席と完全に触れるくらいの近さ。マスク外したら
地域タグ:イギリス
普段はイギリス人であふれるスペインの一大リゾートBenidormのレストラン事情
前回ご紹介したスペイン・バレンシア州アリカンテ県にあるイギリス人御用達リゾートBenidorm。今回はそのBenidormのレストラン事情について。 たくさんのイギリス系パブがある様子は前回お伝えしましたが、イギリス系のパブでなくても、大抵どこのレストランも英語で「イングリッシュ・ブレックファーストあります」の文字。イギリス人の好むインド料理や中華料理のお店も多いです。お店はどこも英語が通じ、スペイン語を話す必要はなさそうです。 オランダ人、ドイツ人、ベルギー人などの旅行者も多いので、オランダ料理店、ドイツ料理店、ベルギー料理店など、スペインの都市部でもあまりみないレストランもあります。スペイン在住の方はそういったレストランに行ってみると面白いかもしれません。それほど美味しくない可能性は大ですが… Benidorm到着日のランチは、ウロウロした挙句、中華にしようと思いお店に入ったらぎゅうぎゅう詰め。バレンシア州はコロナ規制でインドアのキャパは通常の50%なのですが、どうみても100パーセント。というか、120%くらいかも?普通に座って後ろの座席と完全に触れるくらいの近さ。マスク外したら
地域タグ:イギリス
イギリス系スーパーで買ったスパム。 日本ではメジャーなスーパーでは必ず売っていますが、スペインではあまり見かけません。 初めてスパムむすびの類を食べたのは、シカゴに住んでいるとき。フレンチ・ジャパニーズのフュージョンレストランでのレセプションで出てきた、ネギトロ風スパム寿司。マグロと言ってもわからない美味しさで、そのときオーナーシェフにちょこっとだけ味付けを教えてもらったのですが、今では覚えておらず…。 それから長期ハワイ島出張で度々。ランチがビュッフェのときが多く、つい食べ過ぎて夕飯は部屋でちょこっとだけというときにちょうどいいサイズなので重宝しました。 長期マウイ島出張でホテル敷地内のABCマートでも度々。 いろいろレシピを調べてみたところ、見た目がおにぎりっぽいのかお寿司っぽいので違いがあれど、作り方自体は大体どれも同じでした。 スパムはスライスして両面をフライパンで焼くだけ。スパムの下には甘い卵焼きを敷いています。ライスは、スパムの缶にサランラップを敷いて型を取るとキレイにできます。 食べてみたら懐かしのハワイの味でした!卵も挟んだ方が断然美味しいです。スパムはもっとしょっぱい
地域タグ:アメリカ
イギリス系スーパーで買ったスパム。 日本ではメジャーなスーパーでは必ず売っていますが、スペインではあまり見かけません。 初めてスパムむすびの類を食べたのは、シカゴに住んでいるとき。フレンチ・ジャパニーズのフュージョンレストランでのレセプションで出てきた、ネギトロ風スパム寿司。マグロと言ってもわからない美味しさで、そのときオーナーシェフにちょこっとだけ味付けを教えてもらったのですが、今では覚えておらず…。 それから長期ハワイ島出張で度々。ランチがビュッフェのときが多く、つい食べ過ぎて夕飯は部屋でちょこっとだけというときにちょうどいいサイズなので重宝しました。 長期マウイ島出張でホテル敷地内のABCマートでも度々。 いろいろレシピを調べてみたところ、見た目がおにぎりっぽいのかお寿司っぽいので違いがあれど、作り方自体は大体どれも同じでした。 スパムはスライスして両面をフライパンで焼くだけ。スパムの下には甘い卵焼きを敷いています。ライスは、スパムの缶にサランラップを敷いて型を取るとキレイにできます。 食べてみたら懐かしのハワイの味でした!卵も挟んだ方が断然美味しいです。スパムはもっとしょっぱい
地域タグ:アメリカ
スペインにあるイギリスのスーパー、ICELAND/OVERSEASへ!
Iceland/Overseasという、イギリスで冷凍食品を多く売るIcelandというスーパーの品を扱うスーパー。 おもに、イギリス人の多い、バレンシア州アリカンテ県のコスタ・ブランカ、アンダルシア州マラガ県のコスタ・デル・ソル、カナリア諸島、バレアレス諸島にお店を構えるチェーン。 コスタ・ブランカにも何軒かありますが、今回は行ったついでに比較的アクセスの良いBenidorm店へ行ってきました!イングリッシュ・ブレックファーストを食べたお店で、イギリス人のウェイターに行き方を教えてもらいました。Benidorm Palaceというディナーショーなどを行う有名なシアターの前にあります。 それほど広い店内ではないですが、まあまあの品揃えです。ビデオで撮影している人がいるので、ビデオでどうぞ。 ちょっとランクが上のWaitroseというスーパーの品も売るという話を聞いていたのですが、なぜかWaitroseではなくちょっと低級なTESCOブランドがちらほら。 冷凍食品でも固形のものは大丈夫かなと思ったのですが、結局冷蔵・冷凍品は避けました。イギリスの食材はカルフールなどの普通のスーパーで売っ
地域タグ:イギリス
まるでイギリス:イギリス人のパック旅行先No.1のスペイン一大リゾート地、Benidormへ!
ヨーロッパでは有名なスペインのバレンシア州にあるBenidorm。日本ではあまり知られていませんが、イギリスで飛行機とホテルがセットになって、朝食やディナーも含まれているようなパック旅行先No.1。イギリスではBenidormを舞台にしたその名も「Benidorm」というコメディードラマもあり、イギリス人で知らない人はいません。イギリス人のほかにもベルギー人やオランダ人、ドイツ人なども多く訪れるようです。 Benidormは国鉄が走っていないので、主要なアクセスポイントはBenidormの50キロ南にあるAlicante。バレンシアからAlicanteまでは電車で1時間半強。AlicanteからBenidormまではトラムが走っています。今回はAlicanteからトラムに乗っていきました! トラムに乗っているとキレイな海岸沿いののんびりした風景から、いきなり巨大ビル群が現れます。 高層ビルがずらーっと並んでいるのを見るとアメリカを思い出します。 ちょっと離れた町の高台から撮ったBenidormのスカイライン。まるでマンハッタン。実際「地中海のニューヨーク」と称されるようです… ポニエン
地域タグ:イギリス
まるでイギリス:イギリス人のパック旅行先No.1のスペイン・リゾート地、Benidormへ!
ヨーロッパでは有名なスペインのバレンシア州にあるBenidorm。日本ではあまり知られていませんが、イギリスで飛行機とホテルがセットになって、朝食やディナーも含まれているようなパック旅行先No.1。イギリスではBenidormを舞台にしたその名も「Benidorm」というコメディードラマもあり、イギリス人で知らない人はいません。イギリス人のほかにもベルギー人やオランダ人、ドイツ人なども多く訪れるようです。 Benidormは国鉄が走っていないので、主要なアクセスポイントはBenidormの50キロ南にあるAlicante。バレンシアからAlicanteまでは電車で1時間半強。AlicanteからBenidormまではトラムが走っています。今回はAlicanteからトラムに乗っていきました! トラムに乗っているとキレイな海岸沿いののんびりした風景から、いきなり巨大ビル群が現れます。 高層ビルがずらーっと並んでいるのを見るとアメリカを思い出します。 ちょっと離れた町の高台から撮ったBenidormのスカイライン。まるでマンハッタン。実際「地中海のニューヨーク」と称されるようです… ポニエン
地域タグ:イギリス
「アジアン」と名前の付いたスペイン・カルタヘナ名物のリキュール入りコーヒー!
バレンシア州のすぐ南にあるムルシア州。その地中海に面した美しい町、カルタヘナ。 カルタヘナについての記事はこちら。 やっぱり旅の楽しみの一つは、現地のグルメ。 観光局でもらったパンフレットやネットに書いてあったカルタヘナ名物コーヒー、その名も「Asiático」。カルタヘナの町中のバルやレストランで「当店、Asiáticoあります。」と宣伝していました。 なんでも昔からカルタヘナの漁師がこのコーヒーを飲んでいたそうですが、今のレシピは1940年代のものだそう。もともとは 「ロシアン」(Ruso)と呼ばれていたものが、政治的な問題からロシアはよろしくないということで、「アジアン」(Asiático)という名前になったそうです。練乳が入っているのでベトナム風やタイ風コーヒーが起源かと思ったのですが、そうではないよう…。 材料は: 練乳 エスプレッソ コニャック Licor 43(シトラスやスパイスが原料)という地元のお酒数滴 シナモンパウダー (稀にコーヒー豆とレモンの皮で飾り付け) 早速朝の9時代💦から試してみました。練乳の白とコーヒーの黒でキレイに層ができているお店もあるようですが、
「アジアン」と名前の付いたスペイン・カルタヘナ名物のリキュール入りコーヒー!
バレンシア州のすぐ南にあるムルシア州。その地中海に面した美しい町、カルタヘナ。 カルタヘナについての記事はこちら。 やっぱり旅の楽しみの一つは、現地のグルメ。 観光局でもらったパンフレットやネットに書いてあったカルタヘナ名物コーヒー、その名も「Asiático」。カルタヘナの町中に看板などがあり、「当店、Asiáticoあります。」と宣伝していました。 なんでも昔からカルタヘナの漁師がこのコーヒーを飲んでいたそうですが、今のレシピは1940年代のものだそう。もともとは 「ロシアン」(Ruso)と呼ばれていたものが、政治的な問題からロシアはよろしくないということで、「アジアン」(Asiático)という名前になったそうです。ベトナム風やタイ風コーヒーが起源かと思ったのですが、そうではないよう…。 材料は: 練乳 エスプレッソ コニャック Licor 43(シトラスやスパイスが原料)という地元のお酒数滴 シナモンパウダー (稀にコーヒー豆とレモンの皮で飾り付け) 早速朝の9時代💦から試してみました。練乳の白とコーヒーの黒でキレイに層ができているお店もあるようですが、私の飲んだところはすで
地域タグ:スペイン
地中海に面した美しいローマ遺跡と海軍の町、スペイン・カルタヘナへ!
スペインでは先週から州外への移動が可能になったのでバレンシア州のすぐ南、ムルシア州へ! カルタヘナ(Cartagena)というと南米コロンビアにあるカルタヘナの方が有名な気がしますが、スペインにもカルタヘナという町がバレンシア州の南、ムルシア州にあります。コロンビアのカルタヘナがあまりにもきれいだったので、スペインのカルタヘナは正直あまり期待はしていませんでしたが、見どころが多いようだったので行ってきました。 バレンシアからムルシア州の州都ムルシアまで電車で3時間半、ムルシアで乗り換えて更に1時間。到着すると突き抜けるような真っ青な空と立派な駅舎。 駅舎正面。よく見るとタイルで絵が描かれていたりと凝っています。 カルタヘナはスペイン海軍の拠点があり、海軍博物館など海軍関係のスポットがたくさんあります。そして、比較的最近になって発掘されたローマ時代の劇場をはじめ数々のローマ時代の遺跡も。北アフリカを中心に支配していたフェニキア人が紀元前2世紀にここを支配。北アフリカ、現チュニジアにあった首都と同じ「カルタゴ」という地名がこの地に付けられました。カルタヘナの名前は「カルタゴ」に由来していま
地中海に面した美しいローマ遺跡と海軍の町、スペイン・カルタヘナへ!
スペインでは先週から州外への移動が可能になったのでバレンシア州のすぐ南、ムルシア州へ! カルタヘナ(Cartagena)というと南米コロンビアにあるカルタヘナの方が有名な気がしますが、スペインにもカルタヘナという町がバレンシア州の南、ムルシア州にあります。コロンビアのカルタヘナがあまりにもきれいだったので、スペインのカルタヘナは正直あまり期待はしていませんでしたが、見どころが多いようだったので行ってきました。 バレンシアからムルシア州の州都ムルシアまで電車で3時間半、ムルシアで乗り換えて更に1時間。到着すると突き抜けるような真っ青な空と立派な駅舎。 駅舎正面。よく見るとタイルで絵が描かれていたりと凝っています。 カルタヘナはスペイン海軍の拠点があり、海軍博物館など海軍関係のスポットがたくさんあります。そして、比較的最近になって発掘されたローマ時代の劇場をはじめ数々のローマ時代の遺跡も。北アフリカを中心に支配していたフェニキア人が紀元前2世紀にここを支配。北アフリカ、現チュニジアにあった首都と同じ「カルタゴ」という地名がこの地に付けられました。カルタヘナの名前は「カルタゴ」に由来していま
地域タグ:スペイン
巨大馬肉サンドで有名なバレンシアの老舗:La Pascuala
以前ご紹介したバレンシア郊外の市場で売られる馬肉の話。そのとき、「馬肉を市場で売っているのであれば、馬肉を出すレストランやバルがあるはず!」と思いネットで調べてみると、バレンシア市内に一軒ありました(そして郊外に数件)。それが、以前ご紹介したビーチに近いカバニャル地区にある「La Pascuala」。なんでも馬肉入りの特大ボカディージョ(バゲット風のパンにいろいろ挟んだサンドイッチ)が名物の老舗だとのこと。 いろいろレビューを読んでいると特に週末は予約しないと無理ということだったので、月曜日の朝一番、開店時間の朝9時過ぎに行ってみました。 1921年創業。何年か前に立ち退きを強いられ、今は新しい場所で営業しているとのことで、比較的新しいビルの一階に入っています。9時を少し過ぎたくらいに着きました。まだちらほら人がいる程度。 入ると、おしゃれなタイルの壁。カバニャル地区特有のデザインが施されています。 午前中のAlmuerzoのセットはボカディージョ(フルかハーフ)+ドリンク(アルコール可)+食後のコーヒーがセット。 最初は、「飲み物は?」と聞かれ、サングリアをオーダー。そうするとサング
巨大馬肉サンドで有名なバレンシアの老舗:La Pascuala
以前ご紹介したバレンシア郊外の市場で売られる馬肉の話。そのとき、「馬肉を市場で売っているのであれば、馬肉を出すレストランやバルがあるはず!」と思いネットで調べてみると、バレンシア市内に一軒ありました(そして郊外に数件)。それが、以前ご紹介したビーチに近いカバニャル地区にある「La Pascuala」。なんでも馬肉入りの特大ボカディージョ(バゲット風のパンにいろいろ挟んだサンドイッチ)が名物の老舗だとのこと。 いろいろレビューを読んでいると特に週末は予約しないと無理ということだったので、月曜日の朝一番、開店時間の朝9時過ぎに行ってみました。 1921年創業。何年か前に立ち退きを強いられ、今は新しい場所で営業しているとのことで、比較的新しいビルの一階に入っています。9時を少し過ぎたくらいに着きました。まだちらほら人がいる程度。 入ると、おしゃれなタイルの壁。カバニャル地区特有のデザインが施されています。 午前中のAlmuerzoのセットはボカディージョ(フルかハーフ)+ドリンク(アルコール可)+食後のコーヒーがセット。 最初は、「飲み物は?」と聞かれ、サングリアをオーダー。そうするとサング
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パエリア発祥の地、El Palmarでミシュラン・ビブグルマンを獲得したパエリアを食す!
バレンシア市の南に位置するEl Palmar。すぐ北にあるAlubuferaと呼ばれるラグーンと周辺の水田地帯は何度か紹介しています。 電車でサイクリング:Albufera自然公園で遂にフラミンゴとの対面! 電車でサイクリング:バレンシアまで48キロ、どこまでも地平線が見えるAlbuferaのパエリア発祥の水田をサイクリング 運が良ければ野生のフラミンゴも見れる!Albufera自然公園のビジターセンターまでサイクリング パエリア発祥の地&ウナギが名産:AlbuferaのPort de Catarrojaまで往復54キロのサイクリング バレンシアからビーチで有名なCulleraまで45km:果樹園やビーチを通ってのサイクリング! 記事の多さがその広大さを物語っています。パエリアに使われるお米は主にこの辺りで生産され、パエリア発祥の地でもあります。 El Palmarはバレンシア市の中心から22キロ南に行ったところにあるとっても小さな町(町と言っても実はバレンシア市内)ですが、とにかくそこら中、パエリアのレストランだらけ。ちょっと離れたところにあるパーティーや結婚式などのバンケットもでき
パエリア発祥の地、El Palmarでミシュラン・ビブグルマンを獲得したパエリアを食す!
バレンシア市の南に位置するEl Palmar。すぐ北にあるAlubuferaと呼ばれるラグーンと一大水田地帯は何度か紹介しています。 電車でサイクリング:Albufera自然公園で遂にフラミンゴとの対面! 電車でサイクリング:バレンシアまで48キロ、どこまでも地平線が見えるAlbuferaのパエリア発祥の水田をサイクリング 運が良ければ野生のフラミンゴも見れる!Albufera自然公園のビジターセンターまでサイクリング パエリア発祥の地&ウナギが名産:AlbuferaのPort de Catarrojaまで往復54キロのサイクリング バレンシアからビーチで有名なCulleraまで45km:果樹園やビーチを通ってのサイクリング! 記事の多さがAlbuferaのラグーンとその周辺の水田地帯の大きさを物語っています。パエリアに使われるお米は主にこの辺りで生産され、パエリア発祥の地でもあります。 El Palmarはとっても小さな町(町と言っても実はバレンシア市内)ですが、とにかくそこら中、パエリアのレストランだらけ。ちょっと離れたところにあるパーティーや結婚式などのバンケットもできる大きなお
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青空の下のDéniaのグルメ市場:Els Magazinos
グルメの町として宣伝しているDénia。市の北のビーチエリアのミシュラン三ツ星のQuique Decostaがあり、「ユネスコ世界食文化創造都市」と大体的にアピールしています。ユネスコのその意義もちょっと曖昧で、スペインではDeniaだけ。日本では山形県鶴岡市が認定されているらしいですが、「なぜ鶴岡市?」という気がします。ユネスコ世界遺産も本来の目的である「歴史上又は自然の遺産を保護するため」に申請するというより「観光で経済効果を期待」のほうが多いでしょうし、海外で知名度の低いところが観光客を呼ぶために申請するんでしょうね… そのDéniaに2年前にオープンしたグルメ市場。最近流行っているグルメ市場は、マドリードのサン・ミゲル市場を初め、昔の生鮮食料品の市場を改装してちょっとお洒落なフードコートのようにしたものが主流ですが、昔の市場でなくても「グルメ市場」と呼んでいるようです。気軽にいろいろなグルメを楽しめるというのが売りですが、残念なことに今まで行ったスペインのグルメ市場は食べたいものがない或いは食べ物がイマイチということが多いです。 Déniaのグルメ市場は、その名も「Els Ma
オープンで気持ちいいDéniaのグルメ市場:Els Magazinos
グルメの町として宣伝しているDénia。市の北のビーチエリアのミシュラン三ツ星のQuique Decostaがあり、「ユネスコ世界食文化創造都市」と大体的にアピールしています。ユネスコのその意義もちょっと曖昧で、スペインではDeniaだけ。日本では山形県鶴岡市が認定されているらしいですが、「なぜ鶴岡市?」という気がします。ユネスコ世界遺産も本来の目的である「歴史上又は自然の遺産を保護するため」に申請するというより「観光で経済効果を期待」のほうが多いでしょうし、海外で知名度の低いところが観光客を呼ぶために申請するんでしょうね… そのDéniaに2年前にオープンしたグルメ市場。最近流行っているグルメ市場は、マドリードのサン・ミゲル市場を初め、昔の生鮮食料品の市場を改装してちょっとお洒落なフードコートのようにしたものが主流ですが、昔の市場でなくても「グルメ市場」と呼んでいるようです。気軽にいろいろなグルメを楽しめるというのが売りですが、残念なことに今まで行ったスペインのグルメ市場は食べたいものがない或いは食べ物がイマイチということが多いです。 Déniaのグルメ市場は、その名も「Els Ma
地域タグ:スペイン
電車でサイクリング:GandiaからCosta Blancaのグルメの町Déniaまで31キロ
以前、①バレンシア市内からCuella(45キロ)、②CuellaからGandia(27キロ)とサイクリングして、今回はずっとトライしたかったその先のGandiaからDéniaまでのサイクリング(31キロ)を試みました。これでバレンシア市内からDéniaまで計103キロ繋がりました。ルートはこちら↓ Gandiaはバレンシアからの近郊電車Cercaniasの終点ですが、昔はその先も電車が通っていたらしく、Gandiaの駅前からVia Verde de la SaforというVia Verde(旧鉄道路線をサイクリングルートにした「緑の道」)がスタート。7キロほどのルートで、町を過ぎるとバレンシアお決まりのオレンジ果樹園が続きます。 「緑の道」の終わりはOlivaという町。こじんまりした町ですが、週一の青空市場が開催されていて賑やかな場所も。こちらについてはまた別途。 ここも丘の上に城跡がある坂の町。坂と言えば、ネコですがやっぱりここにも… そしてこちらにも。 丘の上は白壁が印象的な家々が。 Ondaを出発し、しばらく果樹園の続く内陸の道を通った後、ビーチに近いサイクルレーンのある道へ。
電車でサイクリング:GandiaからCosta Blancaのグルメの町Déniaまで31キロ
以前、①バレンシア市内からCuella(45キロ)、②CuellaからGandia(27キロ)とサイクリングして、今回はずっとトライしたかったその先のGandiaからDéniaまでのサイクリング(31キロ)を試みました。これでバレンシア市内からDéniaまで計103キロ繋がりました。ルートはこちら↓ Gandiaはバレンシアからの近郊電車Cercaniasの終点ですが、昔はその先も電車が通っていたらしく、Gandiaの駅前からVia Verde de la SaforというVia Verde(旧鉄道路線をサイクリングルートにした「緑の道」)がスタート。7キロほどのルートで、町を過ぎるとバレンシアお決まりのオレンジ果樹園が続きます。 「緑の道」の終わりはOlivaという町。こじんまりした町ですが、週一の青空市場が開催されていて賑やかな場所も。こちらについてはまた別途。 ここも丘の上に城跡がある坂の町。坂と言えば、ネコですがやっぱりここにも… そしてこちらにも。 丘の上は白壁が印象的な家々が。 Ondaを出発し、しばらく果樹園の続く内陸の道を通った後、ビーチに近いサイクルレーンのある道へ。
地域タグ:スペイン
コロナ関係の落書き、去年の夏ごろにはこんなのもありましたが、今回はバレンシア旧市街のEl Carmen地区の建物の壁に無造作に張られた「中国様式」というタイトルのポスター。どうやらファッション関係のポスターの様なのですが、その下には「VIRUS」=「ウィルス」という落書き。 その上には、商品をまとったマスクをした中国人と見られるアジア系の女性。そのマスクの上にも。 恐らく落書きをしたのは無知な若者だと思うのですが、中国人=コロナ(で、アジア人は見分け付かないからアジア人もみんな)という偏見や差別の構図。 コロナはほぼ間違いなく中国で発生したもので、そのウイルスのせいで職を失った人もいるでしょうし、生活が制限されてストレスが溜まっている人、最悪の場合は身近な人が亡くなったり、後遺症で苦しんでいる人もいるかもしれません。中国がきちんと対処すれば、というのは恐らく誰もが思っていること。身近な中国を攻撃するほうが簡単ですが、中国人(アジア人)個人ではなく、政府に向けて欲しいです。 励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします! ↓ ↓ ↓
コロナ関係の落書き、去年の夏ごろにはこんなのもありましたが、今回はバレンシア旧市街のEl Carmen地区の建物の壁に無造作に張られた「中国様式」というタイトルのポスター。どうやらファッション関係のポスターの様なのですが、その下には「VIRUS」=「ウィルス」という落書き。 その上には、商品をまとったマスクをした中国人と見られるアジア系の女性。そのマスクの上にも。 恐らく落書きをしたのは無知な若者だと思うのですが、中国人=コロナ(で、アジア人は見分け付かないからアジア人もみんな)という偏見や差別の構図。 コロナはほぼ間違いなく中国で発生したもので、そのウイルスのせいで職を失った人もいるでしょうし、生活が制限されてストレスが溜まっている人、最悪の場合は身近な人が亡くなったり、後遺症で苦しんでいる人もいるかもしれません。中国がきちんと対処すれば、というのは恐らく誰もが思っていること。身近な中国を攻撃するほうが簡単ですが、中国人(アジア人)個人ではなく、政府に向けて欲しいです。 励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします! ↓ ↓ ↓
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タイルの町Ondaの「300の塔のある城」と呼ばれたお城と旧市街へ!
バレンシア市の北カステリョン県にあるOndaという小さな町。セラミック産業が盛んな町で、周辺はタイルなどのセラミック工場だらけ。前回ちょこっとこちらで紹介しました。 ここのお城の写真が見事だったので今回行ってみました。 丘の上にある遠くから見てとっても立派なお城。 コンパクトな旧市街には、こんなキュートな中世の広場があります。 この広場からお城までは、すぐ裏側にある坂を登って5分ほど。 猫がいそうな坂だな~、と思っていたら、やっぱり!機嫌悪そうに見えますが、触っても逃げずにじっとしていました。 坂の途中の民家の上を眺めると、幾何学模様のタイルを敷いたバルコニー。バレンシア市内の旧市街などでも見かけますが、バレンシアらしくて好きです。 登りきると見事な城壁と門!といってもぐるっと全部残っているわけではなく、近くから見える古い城壁はここ正面だけ。「300の塔のある城」と言われていたらしいのですが、あくまで比喩で、しかも昔の話のようです… 門はよく見ると飾りに白と青のタイルが使われています。 内部は2つほど建物があるのですが、一つは観光案内所とオフィス、もう一つは博物館のようなのですが閉まっ
タイルの町Ondaの「300の塔のある城」と呼ばれたお城と旧市街へ!
バレンシア市の北カステリョン県にあるOndaという小さな町。 セラミック産業が盛んな町で、周辺はタイルなどのセラミック工場だらけ。 前回ちょこっとこちらで紹介しました。 ここのお城の写真が見事だったので今回行ってみました。 丘の上にある遠くから見てとっても立派なお城。 コンパクトな旧市街には、こんなキュートな中世の広場があります。 この広場からお城までは、すぐ裏側にある坂を登って5分ほど。 猫がいそうな坂だな~、と思っていたら、やっぱり!機嫌悪そうに見えますが、触っても逃げずにじっとしていました。 坂の途中の民家の上を眺めると、幾何学模様のタイルを敷いたバルコニー。バレンシア市内の旧市街などでも見かけますが、バレンシアらしくて好きです。 登りきると見事な城壁と門!といってもぐるっと全部残っているわけではなく、近くから見える古い城壁はここ正面だけ。「300の塔のある城」と言われていたらしいのですが、あくまで比喩で、しかも昔の話のようです… 門はよく見ると飾りに白と青のタイルが使われています。 内部は2つほど建物があるのですが、一つは観光案内所とオフィス、もう一つは博物館のようなのですが閉
地域タグ:スペイン
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Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取
本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取