本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによるブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。
とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。
今年、アメリカの中西部や東海岸に17年セミが大量発生するとの記事を最近目にしました。17年セミは地中に埋まり、17年後に地上出てきて孵化するセミで、北米でのみ起こりうる現象だそうです。そして今年の2021年に大量発生するとのこと。なんでも一マイル四方(1.6キロ四方)あたり100万匹のセミが出現するそうです。お目にかかるのは17年に一度だけという訳でははなく、地域によっていくつかの周期があるそう。 大量発生のそのときアメリカでピカピカの社会人1年目だった私。 普通のセミより活動期が早い17年セミ。5月に現れ、7月の頭までにはいなくなるそうです。郊外に住んでいる職場のアメリカ人たちは、「17年セミすごいね!すごいうるさい!」と騒いていました。ところが市内に住んでいる私はセミなど聞かず。緑の少ない市内はあまり発生しないよう。ちょっと楽しみにしていたのに、聞けないのは残念と思っていました。 そんな中、大柄のアメリカ人上司のオフィスに行くと、17年セミの話題になり、「17年セミ、家の周りにすごいたくさんいるんだけど、美味しいんだよ。食べる?」といって、蓋のついた木でできた日本のお煎餅入れのよう
今年、アメリカの中西部や東海岸に17年セミが大量発生するとの記事を最近目にしました。17年セミは地中に埋まり、17年後に地上出てきて孵化するセミで、北米でのみ起こりうる現象だそうです。そして今年の2021年に大量発生するとのこと。なんでも一マイル四方(1.6キロ四方)あたり100万匹のセミが出現するそうです。お目にかかるのは17年に一度だけという訳でははなく、いくつかの周期があるそう。 大量発生のそのときアメリカでピカピカの社会人1年目だった私。 普通のセミより活動期が早い17年セミ。5月に現れ、7月の頭までにはいなくなるそうです。郊外に住んでいる職場のアメリカ人たちは、「17年セミすごいね!すごいうるさい!」と騒いていました。ところが市内に住んでいる私はセミなど聞かず。緑の少ない市内はあまり発生しないよう。ちょっと楽しみにしていたのに、聞けないのは残念と思っていました。 そんな中、大柄のアメリカ人上司のオフィスに行くと、17年セミの話題になり、「17年セミ、家の周りにすごいたくさんいるんだけど、美味しいんだよ。食べる?」といって、蓋のついた木でできた日本のお煎餅入れのようなものを開け
地域タグ:アメリカ
電車でサイクリング:久保選手のいたVillarrealからSichar貯水池を通りタイルの町Ondaへ43キロ
太陽の街バレンシアで雨の多い今月。予報は雨、雨、雨。その日の朝になってみないと分からないので、どうしても始動が遅れてしまうのが難。 そんな中で1日天気がもちそうだったので、急遽、写真で見て良さそうだったSichar貯水池とタイルの町として知られ、写真で見ると見事なお城のあるOndaに行くことにしました。近郊電車Cercaniasの最寄り駅は18キロ離れたVillarreal。そこで、Villarrealからサイクリングすることにしました。ルートはこちら↓ Villarrealは、バレンシア市内から電車で北に1時間ほど。午後1時前に到着。サッカーを見る人なら知っての通り、久保選手がプレーしていたVillarreal FCの本拠地です。 Villarrealの駅を降りると、正面に木のアーチ。いくつかは左右の木が完全にくっ付いているように見えるので不思議です。ここをまっすぐ数分行くとVillarrealの中心地。 中心地を通り抜けたところにVillarreal FCの本拠地Estadio de Ceramicaが現れました。黄色いセラミック(恐らく)で覆われたスタジアム。人口5万人の町で、ス
電車でサイクリング:久保選手のいたVillarrealからSichar貯水池を通りタイルの町Ondaへ43キロ
太陽の街バレンシアで雨の多い今月。予報は雨、雨、雨。その日の朝になってみないと分からないので、どうしても始動が遅れてしまうのが難。 そんな中で1日天気がもちそうだったので、急遽、写真で見て良さそうだったSichar貯水池とタイルの町として知られ、写真で見ると見事なお城のあるOndaに行くことにしました。近郊電車Cercaniasの最寄り駅は18キロ離れたVillarreal。そこで、Villarrealからサイクリングすることにしました。ルートはこちら↓ Villarrealは、バレンシア市内から電車で北に1時間ほど。午後1時前に到着。サッカーを見る人なら知っての通り、久保選手がプレーしていたVillarreal FCの本拠地です。 Villarrealの駅を降りると、正面に木のアーチ。いくつかは左右の木が完全にくっ付いているように見えるので不思議です。ここをまっすぐ数分行くとVillarrealの中心地。 中心地を通り抜けたところにVillarreal FCの本拠地Estadio de Ceramicaが現れました。黄色いセラミック(恐らく)で覆われたスタジアム。人口5万人の町で、ス
地域タグ:スペイン
メキシコ料理は最初はあまり好きではなかったのですが、本場メキシコやメキシコ系移民の多いテキサスやシカゴなどで美味しいメキシコ料理に出会ってから好きになりました。 タコスはメキシコではストリートフードなのでガッツリといきたいのですが、ここバレンシアのメキシコ料理店はどこもおしゃれで、ちょっとアレンジされていて、しかもかなり小振り。この間も初めて行ったお店もそんな感じでした↓いくつかは美味しかったのですが、やっぱりなにか物足りない… 同じスペイン語圏のベネズエラ料理とかコロンビア料理などはカジュアルなお店も結構あるので、ここはメキシコ人の人口が少ないのでしょうか? やっぱり家で作った方がいいかもと思い、雨の多い近頃なので今回作ってみることにしました。タコスは以前に何度も作ったことはありますが、今回はプルドポーク(pulled pork, スペイン語でカルニタス、carnitas)に初めて挑戦!プルドポークは、豚の塊肉をほろほろになるまでじっくり火を通し、やわらかく肉汁たっぷりに仕上げて細かくほぐしたもの(イメージ↓) メキシコのウェブサイトのレシピによると、豚肉の塊にスパイスを擦り込み、オ
メキシコ料理は最初はあまり好きではなかったのですが、本場メキシコやメキシコ系移民の多いテキサスやシカゴなどで美味しいメキシコ料理に出会ってから好きになりました。 タコスはメキシコではストリートフードなのでガッツリといきたいのですが、ここバレンシアのメキシコ料理店はどこもおしゃれで、ちょっとアレンジされていて、しかもかなり小振り。この間も初めて行ったお店もそんな感じでした↓いくつかは美味しかったのですが、やっぱりなにか物足りない… 同じスペイン語圏のベネズエラ料理とかコロンビア料理などはカジュアルなお店も結構あるので、ここはメキシコ人の人口が少ないのでしょうか? やっぱり家で作った方がいいかもと思い、雨の多い近頃なので今回作ってみることにしました。タコスは以前に何度も作ったことはありますが、今回はプルドポーク(pulled pork, スペイン語でカルニタス、carnitas)に初めて挑戦!プルドポークは、豚の塊肉をほろほろになるまでじっくり火を通し、やわらかく肉汁たっぷりに仕上げて細かくほぐしたもの(イメージ↓) メキシコのウェブサイトのレシピによると、豚肉の塊にスパイスを擦り込み、オ
地域タグ:メキシコ
メトロ・バレンシアでサイクリング:ハプニングも、Lliriaからキュートなお城のあるBenisarloへ!
以前、メトロ・バレンシア終点の旅とイギリスの食料品店への買出しでLliriaを紹介していますが、今回は、Lliriaからのサイクリング。本来、メトロ・バレンシアのウェブサイトに載っているサイクリング・ルートに沿って違うメトロの線の終点にあるBeteraという町まで行く予定でしたが、ハプニングで急遽コース変更という事態になりました。 (自転車でメトロに乗る場合の注意はこちら。最新情報はメトロウェブサイトで確認してください。) 最終的に通ったおおよそのルートはこちら。 Lliriaを出発して、最初はオフロードながら問題なく行けました↓。 ところが、いきなり急な坂になり、砂利も石の大きさがどんどん大きくなっていき、中の下の難易度の割には随分難関…。とても自転車に乗れる状態ではなく、下りて手押し。農村とかド田舎という訳でもなく、一軒家の住宅街がずらーっと並んでいるのに、ごつごつ、凸凹の砂利道がかなり続きました。中米がこんな感じだったな、とフラッシュバック。先進国でこんなところがあるのかとちょっと驚きました。 結局、5-6キロくらい行ったところで断念。正直マウンテンバイクでもどうなのかな、と思い
メトロ・バレンシアでサイクリング:ハプニングも、Lliriaからキュートなお城のあるBenisarloへ!
以前、メトロ・バレンシア終点の旅とイギリスの食料品店への買出しでLliriaを紹介していますが、今回は、Lliriaからのサイクリング。本来の目的はメトロ・バレンシアのウェブサイトに載っているサイクリング・ルートに沿って違うメトロの線の終点にあるBeteraという町まで行く予定でしたが、ハプニングで急遽コース変更という事態になりました。 最終的に通ったおおよそのルートはこちら。 Lliriaを出発して、最初はオフロードながら問題なく行けました↓。 ところが、いきなり急な坂になり、砂利も石の大きさがどんどん大きくなっていき、中の下の難易度の割には随分難関…。とても自転車に乗れる状態ではなく、下りて手押し。農村とかド田舎という訳でもなく、一軒家の住宅街がずらーっと並んでいるのに、ごつごつ、凸凹の砂利道がかなり続きました。中米がこんな感じだったな、とフラッシュバック。先進国でこんなところがあるのかとちょっと驚きました。 結局、5-6キロくらい行ったところで断念。正直マウンテンバイクでもどうなのかな、と思いましたが、スペインはハードコアなサイクリストが多いのでまあこんなこともあるかな… 中の下
地域タグ:スペイン
世界最強パスポートランキングの最新版が数日前にCNNに載っていました。イギリスの民間コンサル会社が出しているこのランキング、去年に引き続き日本が堂々のトップ。 1位:日本 (193の国と地域) 2位:シンガポール (192) 3位:韓国・ドイツ (191) 4位:イタリア・フィンランド・スペイン・ルクセンブルグ (190) 5位:デンマーク・オーストリア (189) 6位:スウェーデン・フランス・ポルトガル・オランダ・アイルランド (188) 7位:スイス・アメリカ・イギリス・ベルギー・ニュージーランド (187) 227の国と地域中、ビザ免除或いは現地到着時にビザが申請できる国と地域の数を合わせて比較しています。事前に許可申請が必要な国と地域はカウントされておらず、コロナ禍の一時的なビザ免除停止は含まれていません。 コロナ禍で恩恵はほとんど受けれないので今はあまり意味がありませんが、去年より2つほど増えています。その2つがどこか気になるところですが、調べても分かりませんでした…。 「国と地域」の「地域」にどこを含めるかにより、また、現地到着時にビザ申請ができるところをカウントしないと
世界最強パスポートランキングの最新版が数日前にCNNに載っていました。イギリスの民間コンサル会社が出しているこのランキング、去年に引き続き日本が堂々のトップ。 1位:日本 (193の国と地域) 2位:シンガポール (192) 3位:韓国・ドイツ (191) 4位:イタリア・フィンランド・スペイン・ルクセンブルグ (190) 5位:デンマーク・オーストリア (189) 6位:スウェーデン・フランス・ポルトガル・オランダ・アイルランド (188) 7位:スイス・アメリカ・イギリス・ベルギー・ニュージーランド (187) 227の国と地域中、ビザ免除或いは現地到着時にビザが申請できる国と地域の数を合わせて比較しています。事前に許可申請が必要な国と地域はカウントされておらず、コロナ禍の一時的なビザ免除停止は含まれていません。 コロナ禍で恩恵はほとんど受けれないので今はあまり意味がありませんが、去年より2つほど増えています。その2つがどこか気になるところですが、調べても分かりませんでした…。 「国と地域」の「地域」にどこを含めるかにより、また、現地到着時にビザ申請ができるところをカウントしないと
神秘的なバレンシアのアラブ浴場:Banys de l'Almirall
バレンシア旧市街の大聖堂からすぐのところにあるアラブ浴場、Banys de l'Almirall。14世紀に建設されたこの浴場、1959年まで6世紀に渡って浴場として使われていたそうです。現在は浴場としては使われていませんが、改修されて一般に公開されています。 イスラム様式の入り口。ちょっと目立たないところにあるので、気が付かず通り過ぎてしまいそう。 アラブ浴場はスペイン各地に作られ、バレンシアにはかつては10ほどの浴場があったらしいですが、ここが現存する唯一の浴場です。 ロビーエリアは天井が高くて広々。ここはちょっと新しい感じがするので、再建されたのかなと思います。説明のビデオも上映しています。 浴場に入ると、天井も低く、狭い空間に。 アラブ浴場なので、ハマム=スチーム風呂です。水車で水をくみ上げ、薪を燃やし水を温め、蒸気を作り浴場を温めます。冷たい部屋、温かい部屋、熱い部屋と分かれています。 用具の倉庫。 暖かい部屋。 天井に開いた星形の穴がいかにもアラブ浴場という感じでいいですね。 一番奥の熱い部屋。光の入り具合でちょっと神秘的。 全体的に装飾もほとんどなくシンプルですが、保存・
神秘的なバレンシアのアラブ浴場:Banys de l'Almirall
バレンシア旧市街の大聖堂からすぐのところにあるアラブ浴場、Banys de l'Almirall。14世紀に建設されたこの浴場、1959年まで6世紀に渡って浴場として使われていたそうです。現在は浴場としては使われていませんが、改修されて一般に公開されています。 イスラム様式の入り口。ちょっと目立たないところにあるので、気が付かず通り過ぎてしまいそう。 アラブ浴場はスペイン各地に作られ、バレンシアにはかつては10ほどの浴場があったらしいですが、ここが現存する唯一の浴場です。 ロビーエリアは天井が高くて広々。ここはちょっと新しい感じがするので、再建されたのかなと思います。説明のビデオも上映しています。 浴場に入ると、天井も低く、狭い空間に。 アラブ浴場なので、ハマム=スチーム風呂です。水車で水をくみ上げ、薪を燃やし水を温め、蒸気を作り浴場を温めます。冷たい部屋、温かい部屋、熱い部屋と分かれています。 用具の倉庫。 暖かい部屋。 天井に開いた星形の穴がいかにもアラブ浴場という感じでいいですね。 一番奥の熱い部屋。光の入り具合でちょっと神秘的。 全体的に装飾もほとんどなくシンプルですが、保存・
地域タグ:スペイン
注) 全体的にアートワークと思われるものですが、描写が生々しいものがあります。ご自分の責任でご覧ください。 バレンシア市内は結構自転車でぐるぐる周っているので、行ったことのないエリアは比較的少ないのですが、たまたま自転車に乗っていたら、「そういえばこの通りの左側って行ったことないな…」という住宅街があり、ちょっとウロウロしてみました。5-6階建てのアパートなども建っていますが、カラフルな一軒家も並んでいます(↓)。市内でもちょっと中心から外れるとたまにこういうところがあって好きです。カラフルな一軒家と言えば、以前お伝えしたEl Cabanyal地区はおススメです。 この先に何やら装飾がたくさん施されているお家が出てきました。いっぱいオーナメントが付いているし、カラフルなタイルもたくさん貼られています。バレンシアは陶器やタイルの生産で有名なところなのでタイルが張られているのは決して珍しくはありませんが、それにしてもやたらたくさんの装飾。 最初全体像を見たときは気が付かなかったのですが、バレンシア市の紋章などお馴染みの絵柄に加えて、よくよく見ると… 不思議な乳房が3つある女性らがたくさん描
注) 全体的にアートワークと思われるものですが、描写が生々しいものがあります。ご自分の責任でご覧ください。 バレンシア市内は結構自転車でぐるぐる周っているので、行ったことのないエリアは比較的少ないのですが、たまたま自転車に乗っていたら、「そういえばこの通りの左側って行ったことないな…」という住宅街があり、ちょっとウロウロしてみました。5-6階建てのアパートなども建っていますが、カラフルな一軒家も並んでいます(↓)。市内でもちょっと中心から外れるとたまにこういうところがあって好きです。カラフルな一軒家と言えば、以前お伝えしたEl Cabanyal地区はおススメです。 この先に何やら装飾がたくさん施されているお家が出てきました。いっぱいオーナメントが付いているし、カラフルなタイルもたくさん貼られています。バレンシアは陶器やタイルの生産で有名なところなのでタイルが張られているのは決して珍しくはありませんが、それにしてもやたらたくさんの装飾。 最初全体像を見たときは気が付かなかったのですが、バレンシア市の紋章などお馴染みの絵柄に加えて、よくよく見ると… 不思議な乳房が3つある女性らがたくさん描
地域タグ:スペイン
スペインでのコロナワクチン集団接種の開始に伴う外国人の接種手続きの方法
スペインに在住してまだ間もない方、ワクチンいつどうやって受けられるのか気になりますよね。 ここバレンシアでも集団接種開始の準備が芸術科学都市の科学博物館で行われています。 日本の領事館からワクチン接種に関して連絡がまだない気がするのですが、在スペイン英国大使館は在スペインのイギリス人向けにワクチンに関する情報を出しています。イギリス人に限定されない在スペイン外国人に共通することなので、民間の健康保険に加入されている方はご参考までに。 あくまでご参考にということで共有していますので、英語訳、原文を含めその内容については一切責任を負いかねます。民間保険加入の方は保険会社或いは地域の保健当局との確認をお願いします。情報の変更や今回確認が取れていない州についてアップデートがあっても、ここでお知らせできないこともあります。各自情報収集をお願いします。 【以下、訳(要約)】 スペイン政府は、公共衛生の観点から、国籍・健康保険の種類に関わらず、全住民へのワクチン接種の機会を提供することを明確にしている。公的健康保険加入者については、接種の順番が来たときに予約を取るよう案内が地域の保健当局より送られる
スペインでのコロナワクチン集団接種の開始に伴う外国人の接種手続きの方法
スペイン在住の方、ワクチンいつどうやって受けられるのか気になりますよね。 日本の領事館からワクチン接種に関して連絡がまだない気がするのですが、在スペイン英国大使館は在スペインのイギリス人向けにワクチンに関する情報を出しています。イギリス人に限定されない在スペイン外国人に共通することなので、民間の健康保険に加入されている方はご参考までに。 あくまでご参考にということで共有していますので、英語訳、原文を含めその内容については一切責任を負いかねます。民間保険加入の方は保険会社或いは地域の保健当局との確認をお願いします。情報の変更や今回確認が取れていない州についてアップデートがあっても、ここでお知らせできないこともあります。各自情報収集をお願いします。 【以下、訳(要約)】 スペイン政府は、公共衛生の観点から、国籍・健康保険の種類に関わらず、全住民へのワクチン接種の機会を提供することを明確にしている。公的健康保険加入者については、接種の順番が来たときに予約を取るよう案内が地域の保健当局より送られる。 スペインの医療制度は地域ごとの管轄となっているため、居住地域によってその接種の手続き方法は異な
地域タグ:スペイン
世界ネコ旅⑦:ヨルダン・ぺトラ遺跡の砂漠に住む人懐っこいネコたち
普段、遺跡はそれほど興味はなくあまり行かないのですが、ヨルダンにあるぺトラ遺跡だけは保存状態が良いこともあり、ずっと行きたかったところでした。砂漠にいるネコはサハラ砂漠などでも見たことがありますが、ぺトラ遺跡の砂漠でもネコがいました。 遺跡の入り口から最初の遺跡までは結構歩きます。最初はひらけたところを歩いていくのですが、途中から渓谷のようになりどんどん狭くなっていきます。 とっても神秘的。ほぼ日の出から開くぺトラ遺跡、2日目の朝一だったので人もいなくて、全部自分だけのもの! そんな静かなところに突如現れたネコ。お腹空いているのか、「ミャーオ」。 とってもキュートなネコです。 ぴょん、っと岩場から飛び降りてやってきました。 大接近。 すりすり、すりすり。 昼間は人が多いと思うので餌は原住民のベドウィンか観光客にもらっているのでしょう。とっても人懐っこいネコです。 ここから少し行くと、恐らくぺトラ遺跡で一番有名なスポット, Al-Khazneh寺院に辿りつきます。1世紀に建てられたとはとても思えない保存状態。これが崖の隙間から見えたときの感動は言葉では表せません。 建てたのではなく、全て
世界ネコ旅⑦:ヨルダン・ぺトラ遺跡の砂漠に住む人懐っこいネコたち
普段、遺跡はそれほど興味はなくあまり行かないのですが、ヨルダンにあるぺトラ遺跡だけは保存状態が良いこともあり、ずっと行きたかったところでした。砂漠にいるネコはサハラ砂漠などでも見たことがありますが、ぺトラ遺跡の砂漠でもネコがいました。 遺跡の入り口から最初の遺跡までは結構歩きます。最初はひらけたところを歩いていくのですが、途中から渓谷のようになりどんどん狭くなっていきます。 とっても神秘的。ほぼ日の出から開くぺトラ遺跡、2日目の朝一だったので人もいなくて、全部自分だけのもの! そんな静かなところに突如現れたネコ。お腹空いているのか、「ミャーオ」。 とってもキュートなネコです。 ぴょん、っと岩場から飛び降りてやってきました。 大接近。 すりすり、すりすり。 昼間は人が多いと思うので餌は原住民のベドウィンか観光客にもらっているのでしょう。とっても人懐っこいネコです。 ここから少し行くと、恐らくぺトラ遺跡で一番有名なスポット, Al-Khazneh寺院に辿りつきます。1世紀に建てられたとはとても思えない保存状態。これが崖の隙間から見えたときの感動は言葉では表せません。 建てたのではなく、全て
地域タグ:ヨルダン
英紙ガーディアンが欧州で最もクールな10の地区の1つに選んだバレンシアのEl Cabanyal地区
バレンシアの中心から一番近いビーチPlatja del CabanyalやPlaya de la Malvarrosaからすぐ目と鼻の先にあるEl Cabanyal地区。20世紀前半に建てられたアールヌーボ―スタイルのカラフルな家や青や緑のタイル張りの家が並んでいる地域。場所によっては古く修復されないままの家々の前では、大人が椅子を置いて座りこんで近所の人たちとおしゃべりをしていたり、子供が走り回ったりと、中南米で見るような懐かしい光景を今でも見ることができます。20年前は危なくて歩けなかったと地元の人が言っていましたが、そんなEl Cabanyalも最近は小さくておしゃれなレストランやバル、短期滞在者用のアパートなどもちらほらあり、特徴のある家々も徐々に改修され美しく甦りつつあります。 このEl Cabanyal地区、英紙ガーディアンの「2020年欧州で最もクールな10の地区」の1つに選ばれています。記事では、古い建物を壊して大きい通りを作る計画が実行されるところだったのを、最後になって地元の住民などが反対をして、裁判所によって計画は中止となったという歴史を紹介しつつ、観光客が訪れる
英紙ガーディアンが欧州で最もクールな10の地区の1つに選んだバレンシアのEl Cabanyal地区
バレンシアの中心から一番近いビーチPlatja del CabanyalやPlaya de la Malvarrosaからすぐ目と鼻の先にあるEl Cabanyal地区。20世紀前半に建てられたアールヌーボ―スタイルのカラフルな家や青や緑のタイル張りの家が並んでいる地域。場所によっては古く修復されないままの家々の前では、大人が椅子を置いて座りこんで近所の人たちとおしゃべりをしていたり、子供が走り回ったりと、中南米で見るような懐かしい光景を今でも見ることができます。20年前は危なくて歩けなかったと地元の人が言っていましたが、そんなEl Cabanyalも最近は小さくておしゃれなレストランやバル、短期滞在者用のアパートなどもちらほらあり、特徴のある家々も徐々に改修され美しく甦りつつあります。 このEl Cabanyal地区、英紙ガーディアンの「2020年欧州で最もクールな10の地区」の1つに選ばれています。記事では、古い建物を壊して大きい通りを作る計画が実行されるところだったのを、最後になって地元の住民などが反対をして、裁判所によって計画は中止となったという歴史を紹介しつつ、観光客が訪れる
地域タグ:スペイン
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Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod
去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し
バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ
バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N
普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い
バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取
本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。
Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく
Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの
スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も
バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の
いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で
ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d
昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ
バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp
バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧
トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ
トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向
市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら
スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな
今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod