世界一発行されている本としてギネス・ワールド・レコーズに登録されている史上最大のベストセラーは「聖書」、私の書棚にも並んでいたことがあります。通っていたのがカトリック教会の幼稚園、住んでいた家の斜めに前にあったので入園しただけで、キリスト教とは無縁の家でしたが、子どもなりに学ぶことも多かったとは思います。学生時代に旧約聖書と新約聖書を通読してみたものの理解できず、理解しようと努力もせずにきましたが、聖書の文化圏から生まれた文学、美術、音楽、建築、映画などより深く知るには、理解しているほうが楽しめるのは確かなこと。コロナ禍で読書の時間も増えたので、「はじめて読む聖書」という新潮新書を読みました。ヘブライ語は時制がなく、過去もミライも同時に存在して矛盾がないのだとか、ますます理解不能になるのですが、理解を深めるため...「はじめて読む聖書」