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2019/10/20

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  • 欠員埋まらず

    私の部署のキャリア採用活動。これまで私は書類選考と一次面接を担当してきましたが、先日“退職宣言”をした際に、私は部長と課長に採用活動の仕事を遠慮したいことも伝えました。会社を辞める人間がやる仕事ではないと考えたからです。 課長は、「忙しいから」という理由でキャリア採用の仕事を自分で担う気はなさそうでしたが、単に興味がないからだということは分かっていました。 着任早々、欠員補充は不要と言い放った課長でしたが、こればかりは部長に諭されて渋々受け入れた模様です。課の仕事が回っているのは、残っている部下の面々が何とか回していただけの話です。 キャリア採用での人員補充は喫緊の課題で、しかも、頼りにしてき…

  • サバサバ

    出勤日は始発電車に乗ることにしているので、会社には六時前には到着しています。その時間には他に出社している者はいません。 しばらくすると、清掃会社の作業員が数名、ごみの回収や掃除機掛けを行ないますが、そのわずかな時間を除き、八時くらいまでは私がオフィスを独占しています。 この時間帯はとても仕事が捗ります。自分が片づけなければならない仕事の大半は済ませることができるので、日中は打ち合わせや資料の整理に時間を割くことができます。 そして、何もなければ三時半には退社します。 このサバサバした感覚はどこから来るのだろうと思うことがあります。退職宣言をしたからではなく、随分前から、仕事に心を使うことが少な…

  • 娘の独り暮らし

    下の娘が来月から独り暮らしをすることとなりました。 私と娘の通勤時間はほぼ同じで、片道一時間少々。在宅勤務に慣れてしまった私は、通勤を面倒と思うようになりましたが、私の一世代上の先輩方の中には片道二時間超の通勤を定年まで続けた猛者(?)もいました。それを考えれば、一時間程度の通勤は許容範囲内です。 しかし、娘は職場から家までの移動時間を減らして、資格取得のための勉強時間を増やしたいと言います。表向きは立派な理由をつけていますが、実のところ、この一年間、娘が飲み会の帰りに電車で寝過ごして、他県から大枚を叩いてタクシーで帰宅したことが何度か(何度も?)あったことを私は知っています。 独り暮らしの本…

  • 手遅れ

    どこの部署でも上司と部下問題は存在するのでしょうが、それでも普通は異動後の最初の数か月はいわゆる“ハネムーン期間”で、お互いの腹の内を探りつつも表面上は上手く行っているように見えるものです。 ところが、私の課はそれがありませんでした。課長としては、「言いたいことがあれば遠慮なくどうぞ」ということだったのでしょうが、最初の課のミーティングでは、その言葉とは裏腹に、課長は部下からの意見を取り入れることはありませんでした。部下が全員、無益な議論を嫌って、それ以上の口出しをしなかったというだけの話で、だれも課長の意見に納得していたわけではありませんでした。 (課長交代) 職場の雰囲気なんて、たった一人…

  • 退職宣言

    私の勤め先では自由選択定年制度があります。五十歳以上の社員が対象で、退職金が割り増しになります。先週、私はその制度を利用して今年いっぱいで退職することを部長と課長に伝えました。 部長からは、時短勤務や在宅勤務日数を増やせば働き続けられるのかと尋ねられました。私はそういう問題ではなく、自分と家族のための時間を増やしたいことが理由だと説明したのですが、腑に落ちない様子でした。 この三年間、妻の闘病、私自身の体調不良、そしてコロナ禍と、思いもよらないことが次々に降りかかりました。私にとってそれらは決して不幸な出来事ではなく、むしろ、働き方や家族との関わり方を見直す良いきっかけになりました。そして、そ…

  • 第二ラウンド

    妻が乳がんの摘出手術を受けたのは三年あまり前のことでした。それから先月まで放射線治療や抗がん剤の投与を続けてきましたが、主治医の先生から治療の終了が伝えられました。 抗がん剤の副作用との闘いはおしまいです。手術で取り除けなかった患部は、治療で消えることも広がることもなく、がんの転移もありませんでした。これからは半年に一度の血液検査と主治医の先生との問診を続けていくこととなります。 妻に寄り添うことしかできなかった私は、治療終了を悪くは受け止めていません。言い方は良くないかも知れませんが、「気が済んだ」という表現が一番近いかもしれません。寛解とはならずとも、手術と治療によってひとまず危機は脱しま…

  • 欠員補充

    部の欠員補充のため、キャリア採用活動を始めて半年あまりが経過しましたが、未だに欠員を埋める人材を射止めることができません。 私は書類選考と一次面接を任されていますが、目ぼしい候補を二次面接に送り出しても、最終面接までに時間がかかりすぎて併願先に流れてしまった候補者や、役員面接で「うちの社風に合いそうにない」との理由で不合格となった候補者が増えるばかり。 決められた募集要件に従ってスクリーニングを行なっても、受け入れ側の態勢が整っていなければ採用活動は徒労に終わってしまいます。 他の部署でキャリア採用を行なったところは、それほど時間をかけずに欠員を補うことができていると聞くと、詰まるところ、上の…

  • バケットリスト

    北米に駐在中、出向先で懇意にしてもらっていたコンサルタントがいました。多才な人で、会社のパーティーでは、毎回彼の出し物が“お約束”になっているほどでした。 彼は郊外にセカンドハウスを所有していて、家族ともども何度かお邪魔したことがありましたが、そこはまさに趣味のための家でした。湖畔に佇むその家は、毎週末奥さんとの時間と自分の趣味を楽しむための隠れ家でした。 トランペット奏者、ジャグラー、マジシャン、画家、メカニック ― 彼の休日は、平日よりも忙しいのではないかと思えるほどでした。その趣味の多さに私は圧倒されつつも、自分も仕事とは別の、自分のやりたいことに没頭できる環境が欲しいと思うようになりま…

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