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  • 三軒茶屋の看板建築…貫禄、凛々しさ、三軒長屋!

    ビルの間にひっそりと佇む看板建築はいとおしい。まるでタワーマンションに住めず、ヒルズにあるオフィスにも通えなかったワタシのようだから……? 看板建築を愛でるなんて野暮天かもしれないが、三軒茶屋を歩いてみた。「セントパックスカフェ」三軒茶屋一丁目29-8。モルタル塗りの木造二階建て建築だ。二階から上部はほとんど同じ形状を有していて、建設当時は窮屈な感じがしたかもしれない。時が過ぎると、貫禄やら異様さが...

  • 緑のテラスに若者が映えるカフェ「ホワイトグラスコーヒー」(渋谷)

    緑の木々に囲まれてコーヒーを味わう。気持ちが落ち着きます。「ホワイト グラス コーヒー」はそんなカフェです。渋谷にあるセルリアンタワー東急ホテルの後ろにあるビルの2階にあります。テラス席の脇には瑞々しい木々の緑が高層ホテルを隠してくれます。訪問した日は都心で摂氏33度を超えたので、テラス席でゆっくりしてはいられません。ここの客は若者ばかりなので元気! 冷房の効いた屋内がいいなんて駄々をこねないのが...

  • 地上126メートル、キャロットタワー展望台(三軒茶屋)

    目は美しい絵画や風景、美味しい食べ物を見るためにあるのだろう。それなのに美術館に行けば予約制、レストランは休業中が多い。本来の目的に使わないと、緑内障になってしまう。それで高層ビルの展望台にでかけてみた。日ごろは2メートル程度の大所高所から風景をみているのだが、キャロットタワーの展望台は126メートルあるそうだ。エレベーターがあっという間に展望台まで運んでくれた。無料で、だ。耳が痛くなることもない...

  • 「パートナー」 ジョン・グリシャム著…駆け引きに悶絶!

    冒頭、この物語はブラジルの小さな田舎町から始まる。著者が書く小説はアメリカのミシシッピ州を舞台としているのが多いので、いささか面食らった。そのうえ、ブラジルの田舎町からパラグァイへ抜ける国境へと舞台が移る。南米の開放的で汗が噴き出てくるような土地の描写が的確と言えども、地球の反対側の国で、旅行でブラジルとパラグァイとの国境を越えた経験のない者にとってはいささかとっつき難い出だしだった。ただ、とっつ...

  • リノベカフェ「Itoya」(桐生)…いつも若者でいっぱい!

    実は、前回このカフェに寄ったとき、絵柄が気に入ったトートバッグを買いそびれて(1628円)しまった。自宅から電話してみたが、インターネットで購入できるとのこと。IDやパスワードを打ち込み、その上ワンタイム・パスワードというのまであってクタクタだ。まるで認知症の予防作業みたい。ワタシは律儀なタイプなので、カフェまで出かけた。トートバッグだけを購入して帰るつもりだったが、店員が女性で、清楚な感じに好感...

  • 東京駅…なくなってゆく明治の建築と今風キロポスト

    東京駅は大正3年(1914年)に完成。工事は明治41年(1908年)から行われたそうです。2015年まで5番線と6番線のプラットホームには当時の柱や屋根が残っていましたが、とうとう記念物になってしまいました。使われていた明治時代の柱と屋根(2013年9月に撮影)。有楽町駅寄りに記念物として置かれているだけになってしまったプラットホームの柱です。明治四十一年という文字が読める。古い柱を見つけただけな...

  • 「世阿弥の言葉」 土屋恵一郎著…室町時代にあった「バブル」方式?

    最近、新聞やテレビでしきりに用いられているのが、東京オリンピックで、新型コロナウイルス感染対策として使われる「バブル方式」だ。開催場所を「泡」で包みこんで、選手やコーチ、審判団などを隔離して、外部の人達と接触をする方法とのこと。わざわざ「バブル方式」とカタカナ語を使い、世界でも革命的な方法のように喧伝しているが……この方式は、室町時代から使われてきている。「世阿弥の言葉」に、能で演じられる「鵺」を紹...

  • 人気の「東京餃子楼」(三軒茶屋)で「シソ餃子」!

    午後二時近くに入ったので、並ぶことはありませんでした。マスコミでは「人気の行列店」などと囃し立てていますが、店内の客はカウンター席に在日中国人のようなお洒落なカップル、奥にディープな感じの日本人の中年男性だけでした。店内には赤い短冊に書かれたメニューがずらりと並んでいました。焼餃子が300円(小ぶりの餃子が6個)とかなりの低価格です。ランチセットは焼き餃子セットが600円となっていました。「シソ餃...

  • 桐生の店構え…文化の時代からから明治、昭和の建築!

    今回は桐生市内の北部を自転車で回った。新桐生駅から旧錦町ロータリーの脇に火災で焼け落ちたような残骸が放置されている。その先は本町通り。通るたびに、お店が消え、駐車場に変っている。歴史のある町のプライドが力尽きて、壊滅にまっしぐらという感じだ。数十年前は人でごった返していたのだろう。アーケードの下の歩道を自転車で走るのだが、スイスイ走れてしまう。本町通りを北上し、天満宮近くまでやってきた。「玉上薬局...

  • 「倒錯の舞踏」 ローレンス・ブロック著…探偵の孤独!

    私立探偵、マット・スカダーもの、第9作です。これまでローレンス・ブロックの2作を読書日記にアップしています。第5作「八百万の死にざま」でNYの孤独感がいいですね。ラストで涙しました。第8作「墓場への切符」で、我が人生を考えさせられました。順番が5作目、8作目、今回の9作目と不同になってしまいましたが、順番は関係なく十分に楽しめました。全体を通して孤独を堪える探偵の心情が会話を通して丁寧に語られるか...

  • 湖北料理の「珞珈壹号」(銀座)で、本場感ある麻婆豆腐を食べた!

    在日の湖北省人が客としてやってくるレストランだ。ここで出す中華料理は、日本で食べる中華料理と違って片栗粉をあまり使わない。そんな情報を得てやってきた。ワタシの情報量は決して多くはなく不正確だが、この日食べた麻婆豆腐は日本の中華料理特有のとろみが少なく、「中国で食べた麻婆豆腐に少し近い」と唸ってしまったのだった。ランチ時間に入った。隣は二十歳後半の女性が二人、汁なし担々麺を食べている。反対側の女性は...

  • 「瑞穂」(原宿)…若者たちの列に並んで【豆大福】をゲット!

    3度目の訪問で購入できた。3回も通うなんて、なんと忍耐力があるのだろう。代理を派遣しようと考えたが、代わりに並んでくれて、味わってくれるような者がいない。コロナウイルスの予防接種と同じで、代理では認められないのだ。以前、訪問した2回は午後だったので、売り切れ。反省して午前中に列に並んだ。前に6組の若者。大き目の豆大福だ。1個(249円)。口に入るかな? 透明な袋を剥がして、口に運び、歯でかみ切る。...

  • 「ラグビー日本代表 One Teamの軌跡」…心を揺さぶる言葉

    2020年の初秋に、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」で水曜日のゲスト伊藤芳明さんがこの本を紹介していた。伊藤さんは自分の言葉で語れる今時、稀有な評論家だ。森本さんの紹介によると、伊藤芳明はこの本の著者のひとりだと言う。他の著者は藤井雄一郎、薮木宏之。この本の内容は……、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップで、日本代表はジェイミー・ジョセフヘッドコーチのもとアイルランドに勝利、次いで、...

  • 「太陽」(浅草)の餃子は丸形、肉汁がジュワーと噴き出る!

    初老の男性が二人で店を切り回している。その姿はダンディで江戸っ子を髣髴とさせる。いなせ(老人には使われない言葉だが)だ。「餃子」(550円)と「小ライス」(100円)と注文した。やってきたのは丸い形の餃子だ。齧ると、皮は柔らかい。肉汁が垂れる。もったいない。小皿に乗せたまま、食らいついた。肉の香りが充満し、思わず鼻の穴を膨らませてしまった。「りんご1個で医者いらず」という諺がある。これをもじれば「...

  • 「カタリーナ・コード」 ヨルン・リーエル・ホルスト著

    著者の前作は「猟犬」。同じ警部ヴィスティングものだ。「猟犬」も今回読んだ「カタリーナ・コード」も構成、描き方という点からみればよく似ている作品だった。だが別の作家の小説を読んだような違和感が残った。翻訳した文章のスタイルが違うからだろう。「カタリーナ・コード」の流れ自体は複雑なものではない。現在と過去の二つの事件が、ページをめくるにしたがって絡み合ってくる。警部ヴィスティングが知恵を振り絞って犯人...

  • 桐生の北部に残っている大正時代のノコギリ屋根を巡ってみた!

    ノコギリ屋根は北に窓ガラスを入れ、そこから入る自然光で工場内を均一な明るさに保つことができるそう。それで桐生にある織物工場で採用されました。横山秀夫の「ノースライト」も北から入る自然光を題材にした小説です。読書日記はここです。桐生は空襲の被害が少なかったそうです。ノコギリ屋根が残っています。まだ200棟ほど残っていて倉庫や芸術関係に転用されているそうです。貸自転車で桐生のノコギリ屋根を回ってみまし...

  • 「カフェバッハ」(台東区日本堤)で、老舗のコーヒーを楽しむ!

    コーヒー好きによく知られたお店です。そんな「カフェバッハ」を久しぶりに訪問しました。前回、「カフェバッハ」を訪問した日記はここです。ワタシはコーヒーが好きだが、通とは言い難い。正直に言うと、焙煎屋でコーヒーの好みの味を問われると、返事に窮するほどの味オンチなのだ。苦いのが好きなのか、酸味がいいのか? 喉ごしがよく、キレがあり、スッキリしていて、まろやかで、バランスがよく、プレミアムでリッチがいい。...

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