4月の「相生山の四季を歩く会」では、参加者が途中から2グループに分かれて別コースで歩きました。その様子はホームページでも紹介されていますが こちら 載せきれなかったコメントと画像を紹介します。 Aグループは19人。*2班に分かれ人数が少なく良く解った。先生も詳しく説明して下さった。(mimoza/A)*A班は20人程でしたが日頃より少人数でゆったりのんびり観察でき良かったです。(lily/A)*好天。コバノガマズミ、...
名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。
自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/
相生山の「ツツジの園」とか「桜の園」のために「森づくり」の人たちによって伐られたシイノキ こちら3ヵ月で復活!! 私たちが知ってるだけで3回目の復活 生命力を示すか 元以上に伸びようとする意思表示か 光合成を受け持つ 若い葉が大きい 柔らかで逞しいきっと この夏のうちに樹高1m近くに達するでしょうでも 一度も伐られてなかったら きっと3m以上の低木に育っていたはず落葉樹林のなかに 森の未来の徴を示したは...
相生山のマツ(松) ことしの花 こちら が果実に育ったようです 2ヵ月足らずなのに こんなに立派になるのかなあ? マツの果実は2年で熟す 去年のかなあネットで調べてみました NHKの講座です こちらどうやら ことしの若い果実のようですねすぐ近くに もう果実の形になっていますが 色は雌花の色 花期は個体差ですね さっきの松の実に 訪問者甘い果汁が滲んでいるのでしょうか? 松脂?この前は 枯れたマツの木に付い...
今日の相生山緑地 台風が梅雨前線を東の方へ引っ張ったみたいで強い陽射しのわりには 爽やかな風が抜けていきました すれ違ったオジサンから 蚊やり線香の匂いがしました確かにね 虫たちの季節です ・・・ 私はウチワぱたぱたヤマハギ(山萩)の花が つぎつぎ咲いていきます 野外教室ですって 元気な4年生たちがあいさつしてくれました案内の女性は 傍に咲いてるハギ説明してなかったなあ せっかくなのにイヌザンショウ(...
この時期 相生山を歩いていると「時節外れ」の紅葉に しばしば出会いますハゼノキ(櫨の木) 小葉1枚だけや 羽状複葉1枚すべても もう次の果実が結実したから 光合成は減退させて株全体のエネルギー維持のため 徐々に休息に入るのでしょうか病葉という感じでは けっしてありませんことしの梅雨が異常だから というわけでもなく 毎年みられる現象です かなりの樹高のハゼノキたちもしも会話ができるなら その省エネ...
アカメガシワ(赤芽柏)の花が 今月上旬から咲き始め小さく目立ちにくい花なのに その魅惑的な匂いで誘われますこの株は 雄株♂花 たいていの雄花が 雄蕊の葯で華やかさを演出するようにアカメガシワの花には花弁がありません でも雄花序はキラキラとこちらは 雌株♀花 華やかさはないけれど若い葉を従えて 威厳ありそうもう受粉は終わったのでしょうか この雌蕊には赤紫の毛が強くありません暑い夏が過ぎて 種子が熟し...
「名古屋市にも凄い雨が降りました」「天白区の方面に真っ黒な雲が見えましたね」夕方のラジオ 地方ニュースと天気の会話その雲の下に ちょうど居ました 相生山緑地のシンボル-コナラ(小楢)前 12:23 お昼過ぎの散策のつもりが・・・・いきなりの激しい雨と雷鳴あきらめて歩を返しました 山根口へ下りる坂道に 一気に濁流が現われて北尾根からの流れと合流して ちょっと怖いくらい 相生山でも 自然のままの区域は懐が深い...
相生山緑地から 名古屋駅方面と遠く養老山地を望む日の入りまで まだ時間がありそう ヤマザクラ(山桜)の樹冠に今日は少し蒸し暑さを感じた夏至を過ぎた今が 一番日没が遅い山根から恵那山方面東の空は 照りかえしで ほんのり朱入りの積み雲双子池の畔 さっきより暗くなって 樹林の北端はシルエット集落の中 菅田社の杜も 沈んでいく18時前 by Oak....
豪華に咲いたシャシャンボ(小小坊)の花 こちらクマバチ(熊蜂)と遊んだ シャシャンボの木 を再訪 今日は風弱く ここまで近づくと 甘い匂いが濃く流れてきました ネジキ(捻木)の花と同属の匂い でもシャシャンボの方がたくさん集まって咲くので より強く感じますツボ型の内をのぞいたら 黄色い雄しべの葯が並んでいました別の枝では これからの蕾と 受粉終えて 傷んだ花弁と雄しべ 既に花柱だけ残っているのが並んで...
雨が降って しばらくしたら 樹林がにぎやかになりました「相生山の四季を歩く会」 こちら で教えてもらったサルノコシカケの仲間 シロカイメンタケ(白海綿茸)が増殖増大 コテングタケモドキ(小天狗茸擬)は幼菌(下)と成長してから(上)とではずいぶん形が変わることを覚えましたなので この可愛い カバイロツルタケ(樺色鶴茸)も やがて傘が広がり反り返るのだろうかちょっと見 食べられそうなキノコ見つけました ...
夏至の日の太陽名古屋市の日の出 4:38 日没 19:10昼の長さ 14時間32分 コナラ(小楢)-アベマキ(棈)林から仰ぐ 今日の最高気温29℃ 真夏日直近未だ少し 日没時間は遅くなるそうです by アイ ...
シャシャンボ(小小坊)の花の匂いを たどっていました後ろから ブウウン スズメバチ(雀蜂)!?と緊張したら ころころ丸い クマバチ(熊蜂) 花から花へ3秒留まって 1秒で移動 4拍子の食事タイムクマバチを追って 花から花へ しばし遊びました晴天になった お昼前 わたしも そろそろお食事 by アイ...
相生山緑地を歩く常連さんが この時期になると 心待ちしているシャシャンボ(小小坊)の花が 開きました樹齢(推定)数十年の この樹も ことしは花盛り 遠慮がちな甘い匂いが ほんわか匂っています5年前の様子は こちら比べると ずいぶん開花が早いです咲き始めると終わりまでが短いシャシャンボ 次回は花に迫ります by アイ...
草むらにツユクサ(露草)しっとり濡れて ぷるんと弾いて 夏の朝ツユクサの青を再現させるのは私の顔彩では 難しかったです by R.62...
梅雨の紅 マルバハギ(丸葉萩)も咲きました ちょっと冷えてスイッチ入ったのか この株は華やか相生山で 今年最初のハギの花を見たのは 10日 次は13日気温が上がって 次に下がった時に ハギは花咲く?思いついて netで調べてみました今月の過去の気象 どうでしょう? 推測は当たってますか?先に咲いたヤマハギ(山萩)に比べて 花の様子も色も愛らしく感じる この花 こんなに小さいのに浮世の憂さを拭い去る 美...
菌類入門!の観察会 こちら「相生山の四季を歩く会」の仲間から 当日感想の一部です*ずっと気になっていたキノコについて、先生が来てくれて良かった。印象的だったのは 幹にモルタル塗ったようなの、あれがキノコの仲間とは。(Bee) *日頃見ることもなく過ぎていたキノコ、こんなに系統立てて見ていくと面白いですね。(ヒロ子) *キノコは今までもよく見てたけど、初めてじっくり見ることができました。名前をこれからは覚...
「相生山の四季を歩く会*6月」こちらでは 菌類が中心になりましたので全体では見逃した 樹木の花をフォローしていますクチナシ(山梔子) サカキ(榊) に続いてイソノキ(磯の木) 詳しい記事は こちら「小さな花!あれで咲いてるの?」「エッ、咲いてるの?どこどこ??」って何人かの人が 足を止めて途惑ってました雨が降り出したけれど いつもはハチたちにモテモテの花花期が6月初めから 立秋頃まで長いので 昆虫たち...
散策路に小さく落ちた花を 誰かが見つけてくれました 日曜日の「相生山の四季を歩く会」サカキ(榊) この枝 少しは蕾も残っていますがあの気高い(と私は感じている)香りは もう下りて来ません一番開ききっていた子 花弁の縁がオレンジ帯びて花盛りの様子 こちら 去年の「相生山の四季を歩く会*6月」サカキについては こちら今回は「終わり花」 次回は「始まり花」を紹介します by Oak....
「キノコ観察中、 『ここにクチナシがあるので観察してください!!』 と言われたので 私ホッとしました♪キノコに夢中になって クチナシの枝踏みつけかねない方もおられて冷や冷やしていましたので」「相生山の四季を歩く会」の夜に届いた常連会員の「お花大好き」なGさんからのメール by アイ...
キノコを探して歩きました 「相生山の四季を歩く会」6月例会いつもは見向きもしない倒木伐採現場 落ち葉プール 散策路の足もと 枯死した木の幹 資料の「この時期 相生山で 出会えそうな キノコ・菌類」表と見比べマンネンタケ(万年茸)や カワラタケ(瓦茸) ヒトクチタケ(一口茸)など 乾燥に強い サルノコシカケの仲間(=タマチョレイタケ科)が多かったですが「干し椎茸みたい」になった ハラタケやイグチの仲間も登場...
予測外れの晴天続き 「キノコは何処?」 『菌類入門』はどうなる??それでも 広い相生山緑地に20種以上のキノコを見つけました谷筋の草陰 落ち葉に隠れていた コテングダケモドキ(小天狗茸擬) 講師のカイトさんの調査(6/8)結果もとに 2回目の下見 「カラカラですねえ」「尾根筋は無理かな」「乾いちゃってます」お目出度い名前のスエヒロダケ(末広茸)も 乾燥キノコ 「サルノコシカケの仲間は何とか・・・」 竹薮...
水無月になった6月 子育ての餌を捕るために忙しいツバメ(燕) 樹林のすき間を旋回相生山の6月の花 サカキ(榊) ことしは早や盛り過ぎて アカメガシワ(赤芽柏) 匂い立つ夏の色 ヒイロタケ(緋色茸)ハチ(蜂)やチョウ(蝶) 昆虫たちも活発ですイソノキ(磯の木)小さな花にも ひっきりなしに訪問者ひと月前 10日前の花が 果実になり膨らみ始めます今年は豊年 アズキナシ(小豆梨) ソヨゴ(冬青)は陽を浴びようと ...
10日の中日新聞 自然観察関連の案内欄日照り続きですが 樹林の散策路沿いには サルノコシカケ(猿の腰掛)の仲間でしょうか意外と生育していました名前も 性質も 皆目分からないので専門知識を持っている 大学生講師カイトさんにお任せです 菌類の森林生態系における位置づけ(=役割)や 観察ポイントなど初めての分野に ちょっとワクワクしています土曜日の午後 一緒に下見をして日曜日に臨みます好奇心いっぱいの仲間の...
午前中にもかかわらず 31℃真夏日の相生山緑地に 「秋」の花ヤマハギ(山萩)咲く紫あざやかに まばゆく咲く by アイ...
ホントに梅雨入りだったの? いつかの年みたいに「実は間違いでした」って 8月に発表あるんじゃない?そんな声が聞こえて来ます 中休みと思っていたのに 梅雨明けみたいな空 夏日梅雨入り宣言の頃は こちら 小満の日も こんな雨で こんなとき もあったので安心していたのですが・・・ 雨が降らないと困るんです! 相生山の四季を歩く会 6月のテーマは “入門!菌類キノコの世界” 案内 こちらキノコの出現しそうな樹木...
ドクダミ(蕺)の花が びっしりと咲いていました 特有の匂いも子どもの頃は 好きになれない草でした名前も ドク=毒って恐ろしげで 暗い湿気のあるところに生えてて 臭いしイメージが転換したのは 親せきの小母さんから「ジュウヤク(十薬)って言って、十の薬を合わせたくらい効き目がある」先入観が晴れて 花の色も形も じっくり見れるようになった 不思議だね 身体の中の毒を矯めるから ドクため→ドクダミお茶は冷や...
遅くなったかなと 訪ねてみたけれど未だ 咲いていてくれましたネズミモチ(鼠黐) 前に来たときは こちら その前は こちらネズミモチについては こちら蕾の花序も残っていましたもし 届くところに咲いていたらぜひ 顔を寄せてください青い匂い 夏の始まる雨季の匂い私は 大好き by アイ...
道路にしろ公園整備にしろ、相生山緑地での人間優先の「開発」に、私たちは疑問を投げかけてきました。また、新型コロナウイルスへの視点や対応についても、相生山の生態系への課題と根っ子は一緒だと考えてきました。 今朝の中日新聞(東京新聞)13面掲載のインタビュー記事の見出しは、そんな私たちを引き付けるものでした。 「これからは自然を大事に」と道路建設を掲げる都市計画の撤回を表明した(2014.12.26)河村市長も...
合衆国の国防総省の話ではありませんツツジ科 スノキ属 ウスノキ(臼の木)果実が色づきました 花のころは こちら 春らんまん深緑の中に 真紅の果実 この子は未だ花殻が付いていますたくさん咲いた花の数に比べて 果実は極めて少ないあだ花をいっぱい付けて 送粉者(=ポリネータ)を呼び集め受粉の機会を増やし その中から選別して 種子を残す戦略なのかしら 下向いて咲いていた花 同様の果実が赤くなってくると ...
先日のウルシ科比較 こちら の時には取り上げなかった ヤマウルシ(山漆)に出会えたので 追加で紹介します花は終わって しっかり結実していました雌株です ハゼノキ(櫨の木)やヤマハゼ(山櫨)に比べると 小葉の葉身が幅広 丸っぽいのが分かります 葉柄や葉軸が 無毛のハゼノキ 毛深いヤマハゼに比べるとその中間の感じ 赤紫の頂芽にも 薄い毛が見えますそして決定的なのは 果皮の毛 くっつき虫みたいです先端に3個...
咲いてしまった!!ことしも・・・・咲き始め 咲いたばかりの花に会いたい と思いながらその時期を逃し続けています 去年は こちら 3年前 こちら最初の花は 2日前に咲いたと思われます この雨が上がったら この子は咲くよね 乳白色の大きな蕾ツヤツヤ緑の固いのが ほどけてくると黄緑っぽくなって 変化始めると早い見わたすと 数株に 続く蕾たち相生山の常連さんたちには 此処がどこかお判りでしょうそうでない方...
朝のうちは 梅雨明けのような青空で 入道雲に成りそうな 積み雲が浮かんでいて樹林の入り口 尾根道は 木洩れ日の世界 常緑樹の カシ(樫)や クスノキ(樟)の濃い陰 アオハダ(青肌)や ネジキ(捻木)や タカノツメ(鷹の爪)の新緑の影ウスノキ(臼の木)とコシダ(小羊歯)に挟まれた向こうは 木陰の洞窟風が一陣 ざわっと揺れた サカキ(榊)の枝に蕾が並んでいて 射し込んだ光線に ネズミモチ(鼠黐)の雄蕊が眩し...
先回の記事で紹介の コアジサイ(小紫陽花) 人工林の林床 谷筋に生育 密集 群れて咲く見事さ 匂いもまた 清々し装飾花が無くても この美しさアジサイ科アジサイ属 園芸種とは違った 野生の魅力 コアジサイ by R.62 ...
間伐済みの人工林へ登る 丸太橋の辺りから甘く優しい匂いが流れてくる 一面に散った花 仰ぐと エゴノキの花匂いは地面から 頭上から 対岸に シライトソウ(白糸草)姿も繊細 花の匂いも繊細 斜面は 初夏の花ざかりこの区域を伐って4年 復活してきた潜在植生奥山の6月の花 コアジサイ(小紫陽花)花のいのちは短くて 咲き誇るのは数日間 その期間 山林全体に広がる香りいつもの杉の梢から オオルリ(大瑠璃)の声が ...
ウツギ(空木)=ウノハナ(卯の花)の花ざかりです 岐阜の山奥に 夏が来ました10日ほど前 離れた氏神さまの杜で鳴いていた アオバズク(青葉梟)昨日からは裏山の奥で ほーほー ほっほー ほーっ日没が遅くなって ほの暗くなる19時ころ1ヵ月前には 朝方のホトトギス(霍公鳥)初鳴き卯の花とホトトギス 「夏は来ぬ」ですね ・・・ 過去記事 こちら 4年前この年には 日本海側要素のタニウツギ(谷空木)も同時に咲いて...
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4月の「相生山の四季を歩く会」では、参加者が途中から2グループに分かれて別コースで歩きました。その様子はホームページでも紹介されていますが こちら 載せきれなかったコメントと画像を紹介します。 Aグループは19人。*2班に分かれ人数が少なく良く解った。先生も詳しく説明して下さった。(mimoza/A)*A班は20人程でしたが日頃より少人数でゆったりのんびり観察でき良かったです。(lily/A)*好天。コバノガマズミ、...
樹林の道は花散る道。細かく白いアズキナシ(小豆梨)の花びら。 枝の名残り花は、早々と果実を育む。大きな花房のフジ(藤)も、順に咲いて順に枯れ落ち。 フジが巻きつくエノキ(榎)には、一足お先に果実がびっしり。熟すまで皆育ったら、ヒヨドリ(鵯)たちは大喜びだろうな。 青空に突き出た高木オオシマザクラ(大島桜)の、見上げる枝に“サクランボ”発見。 林縁まで出たら、ノイバラ(野茨)が香っていました。相生山緑地、...
穀雨の雨。10日もすれば立夏。 満開のツクバネウツギ(衝羽根空木)濡れていました。スイカズラ科の対生の花はペアに咲いて静かに匂う。陶器のような白、うつむく花弁にオレンジの模様は蜜標。潜り込む昆虫を蜜に誘い、雄しべの花粉を他の花の雌しべまで運ばせる。花の後ろに、萼は衝羽根。結んだ果実の種子を風に乗せて散らばせる。 送粉者を呼び、種子散布の手段を備え、ツクバネウツギ逞しいがゆえに美しく。 by Oa...
ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...
雨上がりの朝、緑に埋まる谷間には白い花々。手前からサワフタギ(沢蓋木)、コバノガマズミ(小葉の莢蒾)、ツクバネウツギ(衝羽根空木)の競い咲き。 丸い蕾が水玉模様に広がって、蕊が起ちあがる花ざかり。 コナラ(小楢)の谷の底、サワフタギ群落。 樹林の足もとを飾るサワフタギの白いヴェール。 相生山の初夏は白い花が知らせます。その先駆けを、今年はサワフタギが務めています。 by アイ...
ズミ(酢実)咲いていました。小雨の中。「相生山の四季を歩く会」の14日は未だ小さなピンクのつぼみ。 18日、白くふくらみ始めて。 きょう21日午後には、いっせいに開花。相生山を代表する初夏の始まり。 by ツッチー...
森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...
強い雨の去った朝、ヤマザクラ(山桜)が満開になりました。岐阜の山奥も、ことしは春が戸惑って。 もう100年も生きてきたのでしょうね、裏山の高木。植栽のヒノキ(桧)に囲まれて上へ上へと伸びたので、数年前から周りを伐採したけれど、花の付く枝は高くて。いつも逆光。 そのヤマザクラの樹幹流が下るところ、ことしもシュンラン(春蘭)が咲きました。本当はもう少し早く、彼岸桜の頃から蕾が開いたのですけれど、庇護者の桜の開...
桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...
ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...
週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...
散り初めのヤマザクラ(山桜)、芳香のアケビ(木通)の奥にコナラ(小楢)芽吹き、そして開花しています。 高い枝は見えないけれど、こんなに!舞妓さんのかんざしみたいに揺れる雄花序。今日は撮れなかったけれど、根元には雌花も。濃い黄緑のアズキナシ(小豆梨)の上、もう匂い薄い常緑ヒサカキ(姫榊)の向こう。 今度晴れたら確かめましょう。きらめきの初舞台コナラ。 by アイ...
意外に青空が広がらなかった朝。山根口ではオオシマザクラ(大島桜)とヤマザクラ(山桜)が交差しています。いずれも植栽起源でしょうが、相生山の花の春を演出します。 おだやかな桜色。「お花見」訪問者を代表して。梅畑ゆうゆう散歩のサビ猫一頭。犬連れが増える中「自由」な春。徳林寺は「花まつり」のにぎわい。境内のソメイヨシノ(染井吉野)は満開でした。 人と花の出会いを巡ってきました。 by R.60...
落花盛んの時期を過ぎて葉桜になったエドヒガン(江戸彼岸)の向こう、梅畑奥にソメイヨシノ(染井吉野)が一本。満開の時。 山根口のオオシマザクラ(大島桜)花豊か、匂い充ちて。芽吹きのコナラ(小楢)の谷左岸はヤマザクラ(山桜)若葉のと花の紅白対比。 樹林の中に毎年悩む樹種不明なサクラ。 双子池の向こう近づけないので、この子も不明。色あいから集落や耕作地に近いから植えられたソメイヨシノかもしれない。花はサク...
森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...
山仕事に向かう林道に、ショウジョウバカマ(猩々袴)春の名乗り。 林内を流れる飛騨川の小さな支流、岸の岩場に水沫受ける青紫。 作業道の急こう配昇ると、クロモジ(黒文字)満開。相生山のヤマコウバシ(山香ばし)の仲間。 葯の無い仮雄しべを持つ雌花かな?確か秋に果実を見たので雌株のはず。ベージュの苞の中から絹毛の本葉がのぞく姿も美しい。 間伐で抜けた樹間から望める向こうの山、峪越えに白く光る大きな花。 地元の...
すっかり雪が消えた伊吹山。名古屋の都心の奥に霞む。 展望地にハギ(萩)の芽吹き。枯死したかに見える細い枝からの生命力。万葉の人が「芽・芽子」と現して親しんだハギの向こうに、ヤマトタケルの伝説を残す伊吹山。相生山の今は春の盛り。 by Oak....
新しい月はの新しい朝の光に咲くコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)ツツジの同定に雄しべの本数は必須です。「コバノミツバツツジは10本、ヤマツツジ(山躑躅)やモチツツジ(黐躑躅)は5本のはず。数えてみて下さ~い」と「相生山の四季を歩く会」で案内人の声。たちまち、「うそぉ、11本あるよ」「雌しべ入れたらアカンよ、柱頭が赤いのは雌しべ」「10本無いもん、8本しかない」「10本あるよ」「ワタシのは9本」雄しべの本...
ことしも花の終わりは 雨 終盤に少し冷えたので ゆっくり咲ききってくれました ズミ(酢実) 雨の中 名残りの花を独り占め まだ蕾を付けたシュートは ズミの美しさを誇っていました繁みの奥に 明日の陽を待つ ひっそりと一束 ズミの観察日記2023 今回でおしまい by アイ...
イボタノキ(水蝋樹)が水を浴びますコナラ(小楢)の高枝から 雄花が流れ落ちて滑った後に 小粒の蕾の序次々降って来る雨粒に 洗われる花序水が溜まって 水の袋に覆われて ・・・・ なので水蝋樹? イボタノキは疣取木と表記されました疣(いぼ)取りの木この木にはイボタ蝋が出来ます 貝殻虫の一種イボタロウ虫が作る蝋疣を糸で結んで この蝋で熱して除去する医療があったそうですそこから 疣取りの木→ibotorinoki→ib...
雨の相生山緑地 駐車場の相生口白い花が 一面に散らばっていました 雨降りでも 匂いますハリエンジュ(針槐)の花フジ(藤)のように下がる花房 マメ科の蝶花 雨粒が当たる度に甘い香りが届きます 穀雨の日 こちらに 咲き始め久しぶりの雨の日に 満開になりました別名:ニセアカシアアカシアの雨に濡れて 相生山は初夏の匂い by アイ...
森の園路 足早に横切って独特な慌て声とともに この小樹林の中に隠れた 後ろ姿はシロハラ(白腹)帰らなくていいのか案じていたけれど この数日の気温は「逗留」を納得森は雑木林常緑樹の硬い落ち葉 もう半分壊れた昨秋の落ち葉その上に うふわり重層 コナラ(小楢)の終わった雄花序サルマメ(猿豆)の蔓枝が揺れる コナラ幼樹が騒めく 坂の上に 未だ照明を余して空中湿度が増していく コシダ(小羊歯)尾根への坂ミズ...
ズミ(酢実)の花は終わりがけ展望台跡のズミの樹 何本かに掲示がつけられました1年前に提案し こちら ことしもこの頃 から注意喚起しこの記事 にあるように待望していましたがやっと 実現したようです 看板は 期待していたより小さく 記述には若干 問題点もあります(花期が違います)し生育域の全て 被害木の全てをフォローしきれてませんが 相生山の自然を大事にしていきたい人びとの声が 実現したことは一歩前進あと...
肌寒い日森に入ると 意外に暖かく 居心地良かったです谷間の園路に紫の花殻・・・ ああ! キリ(桐)の季節 傍らの 特徴ある皮目 見上げます周りの樹木に さえぎられて ‥‥ 見えない逆光 足場悪い樹間の隙間から 辛うじて遠いけれど さわやかな青紫長い間 桐の花は12月と思ってましただって 花札 ・・・何処から やって来たのでしょう誰が連れてきたのでしょういつからか ここに根付いて 春の終わりを告げる花 b...
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十人十色・・・その二 マツの花 こちら の続編です鶴舞公園の松雌花見つけ〰️😃 こんなに可愛らしい子だったのね😊雄花はもう脱け殻 by hazuki 相生山の伊吹山展望地で、マツの雌花を見つけました。この春から伸びた芽(枝?)の基に、1年経った実。受粉して松ぼっくりになるのが、良く分かりました。 by ツッチー...
初夏の日差しを和らげる 緑の木陰に和んでモチツツジ(黐躑躅)の 穏やかピンクが見えました遷移で周りが育ったためか 「整美」好きな人たちが伐採しすぎたせいか長身の彼女たちの姿が ぐっと減りましたそれでも 花咲くと 意外なところに意外な株を発見できます「相生山の四季を歩く会*4月」の時には モチツツジの花は未だでしたヤマツツジ(山躑躅)の華麗さが 人びとを魅了していました 比べて 大柄だけど地味なモチツ...
相生山樹林 緑のトンネルの両縁は飛翔能力のないヒメボタル(姫蛍)のメスが 光点滅させて飛んで来る雄を 微弱な発光で待ち受ける隠れ家なので 緑の道の真ん中を歩きます明るい斜面から ふだんは水路の無い谷間へ 高いコナラ(小楢)から 役割りを終えて落ちた雄花序が 花ざかりのサワフタギ(沢蓋木)の枝に掛かる ステージ登り返す 明るい尾根への常緑高木の道照度いっぱいツツジの小群落 交ってズミ(酢実)最後の...
眩い緑 吹き出した若い緑 冬を越えた強い緑相生山の全域で 緑が日に日に膨らんでいます緑のトンネルに入って行くように 樹林の中を歩きます野生の蔓が縦横無尽に伸びる フジ(藤)の天井 シャンデリア 木洩れ日の坂道 一息仰ぐ エゴノキの蕾が下がっていました 尾根上 ヤマツツジ(山躑躅)の彩り タカノツメ(鷹の爪)の花火 ウスノキ(臼の木)の花が鈴なりツツジ科の花たちが静まると 相生山はヒメボタル(姫蛍)の...
相生山では サワフタギ(沢蓋木)が満開になりましたことし新たに見つけた株 幼木ではなく樹高2mを超えています 他の植生に圧迫されたり 頂部を数年前に伐られた形跡があったり樹幹が乱れていますが 見事に花をつけています 一番株数の多い コナラの谷の出口では どの株も花盛りふと同じ白い花で よく似た感じのコバノガマズミ(小葉の莢蒾)とどこが違うかが気になりました 探して辛うじて見つけた残花1つの花のつくりは...
相生山緑地のシンボル-コナラ-(小楢) 容積が日毎に大きくなります今日は朝9時に23℃ しばらく4月らしかったのに再び 夏日送粉の役割りを終えた雄花序 順次枝から離れ 地表に積もっていく 雌花の子房がしっかりと認められる頃 相生口のニセアカシアに蕾がつきます 緑地周辺の多くの畑地は 名古屋市の「防災協力農地」になっています地震災害が発生した場合 避難空間や災害復旧用資材置場に提供される農地 ふだんは普通の畑...
相生山のズミ(酢実) 白い花 蕾のピンク 最高潮 目線から膝元の株も 樹高3mの高い枝にもズミの花びらは5枚 ズミの花序には5本の花柄 真ん中の花が先駆けて開き 周りの蕾が遅れて開く5個の花が やさしい一かたまりになって 相生山に 緑の初夏を呼んでいます by アイ...
相生山緑地の西境界は 県道59号=名古屋中環状線国道302号(名古屋環状2号線)完成前までの 旧名称は「名古屋第二環状線」明治維新後の産業経済政策では 瀬戸の焼物を名古屋港から輸出するため鉄道を敷くという当初の計画が変更になり 後に道路となったと聞きましたこの区域では 北は菅田町から片道2車線の車道 中央分離帯のレッドロビン 歩道はツツジ植え込み北沢を経て 野並へただいま花盛りの低木街路樹 ヒトツバタゴ...
コバノガマズミ(小葉の莢蒾)もう花はすっかり終わって実を付け始めていました。最盛期を迎えようとする ツクバネウツギ(衝羽根空木) ペアの蕾がぷうっとふくらん見ながら下がって伸びてくる、咲きかけが面白いですね。サワフタギ(沢蓋木)相生口に近い方では1つだけ。稲田口では結構な数の花が見られました。これからがピークです。 相生山ウオッチャーズの チエちゃんとツッチーさんからのレポートでした今週の木曜日から...
カスミザクラ(霞桜)が朝日の中 匂えるように満開ですヤマザクラ(山桜)と近い種らしいと 葉の展開や色から実感します こんなに高い大きな樹です 樹齢は数十年を越えていそうです 霞の花を見上げていると 杏仁の香りが降ってきます隣り合って ウワミズザクラ(上溝桜) こちらも高木後から植えられたヒノキに囲まれ 枝が張れず 太陽光を求めて 上へ上へ競って伸びた結果 12m以上の枝に 花がちらちら見えますzoom...
最近歩いていると「初めて相生山に来ました」という方にお会いします。本などで紹介されているようです。今日のズミ 「これがズミ?!」「さっきのは違ってたね。桜だったのかな?」初めて相生山にいらしたお二人。ズミの写真を撮っていかれました。サクラはもちろん、カマツカもアズキナシも花期は終わってるし。何だったのかな??本物を知ってもらえて良かったです。 by ツッチー...
林縁部や伐採地に多い 先駆植生(パイオニア‐プランツ)のアカメガシワ(赤芽柏) 「エッ、冬芽 あんな だったのに・・・!」「はい。これが名づけの謂れです」 「トウダイグサ科って、円錐花序だから灯台草?」「燈台の形から、らしいですよ」 *アカメガシワのてっぺんの赤い芽をよく見ると、うぶ毛のような毛がきらきら輝いてきれいだった。アカメガシワの花は見たことがないので想像がつかない。見てみたい。(Bee) 花は こちら...
「相生山の四季を歩く会*4月」の例会では 事務局の3名に加えて20代2人 10代1人の若いスタッフが大活躍してくれました*キノコ、虫担当の方、渋い。いろいろ教えていただきました。お孫さんもすごい。(せい)*ガマズミの種類の違いを観察できた。(セツコ)*ミヤマガマズミ、コバノガマズミ、ガマズミを覚えました。(KUMIKO) 「広場で見ていたキノコは、ヒサカキ(姫榊)の花を養分とするキンカクキン(菌核菌)の一種」(カイ...