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こんな気持ちでいられたら https://blog.goo.ne.jp/kentagoo1208

還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。

人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。

コロ健
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神奈川県
出身
アメリカ
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2011/02/28

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  • ヒトもスギも男は男

    朝はコートが必要ですが、日中はそのコートも邪魔になるほどに気温が上がります、と天気予報で言っていたが、ではその邪魔になったコートはどうしたらいいのかは提案してくれなかった。確かに足先はちょっと冷たかったが、それも日の光を浴びているうちに体全体が温まり気にならなくなるようだったから、今日もジャケットにマフラー、手袋。気温が上がって植物も次々と開花し、いよいよスギの開花も本格的になってきた。昨日、玄関前の腰掛けを拭いたら雑巾が真っ黄色になったと妻が嘆いていたが、私も外から帰ると身体中が埃だらけで、ベトベトしている様な気がする。あの山を覆っている黄色い粉は杉の雄花のもので、スギ花粉の飛散量は、その開花具合に依存する。何もあんなにばら撒かなくてもいいじゃないかと、テレビに映る花粉の画像を見ながら思う。これじゃあ人...ヒトもスギも男は男

  • 社会と医学とジェンダーと

    今日から暖かくなるというので、コートは着ないでジャケットにマフラー、手袋で出てきた。太陽も顔を出していて、寒さをほとんど感じない。冬は終わったと感じるが、次は花粉の季節だ。土曜日に洗った車の上には、花粉が被膜のように乗っかっている。一難去ってまた一難、寒さ対策の次は花粉症対策だ。テレビ、新聞でジェンダー問題についての話題を見たり読んだりしない日はほとんどない。病理医としての仕事をしていると、人間の性別についてほぼ毎日意識する。意識する、というよりは患者さんの性別は診断に必須な情報の一つであって、そのことを抜きにして診断を進めることは不可能だ。遺伝性疾患には圧倒的に男性の方が症状の強い出るものがあるし、膠原病のように女性に多い疾患もある。だから、特徴的な症状を有する患者さんの診断をするときなどは性別を加味し...社会と医学とジェンダーと

  • 姑息に先延ばししたものの

    福寿草というのはけちん坊な花で、お日様が出ないと開かない。なぜ、けちん坊かというと、開いた花びらで日の光を集めるからとかだが、それはそれでいつも開けていたらいいのにと思うがそうもいかないらしい。そんなわけで朝私が仕事に出かけるときに福寿草は閉じている。久しぶりに日中に家にいられた今日は晴天で、やっと開いた福寿草を拝むこと尾ができた。そんな休みの日でも、メールは次々とくる。半分近くは不要なものなのだが、仕事のメールも混じっている。出版社からのメールが金曜日に来ていたのは知っていたが、これを開けば自分の首を締めることになるであろう予感がして、さっきまで放っておいた。でも未開封のメールはそのまま放っておくとずっと目立つ、結局開けた。すると、件の改訂第2版のことだった。先方には、構想を練っているところですなどと、...姑息に先延ばししたものの

  • 変わる渋谷、変わらない富士山

    昨晩、高校時代の友人と渋谷に集まった。ありがちなのだが、今度還暦を祝っての同窓会をするためだ。私は、高三の時の優勝色の団長だったということで、こういう時の声がけをする時に名前を使われる。高校は渋谷に近かったので、その頃の思い出をネタの一つにすることにした。こういう話をすると、昔はよかった、ということになるのもよくあること。別の意味で今では考えられないことをいろいろやっていた。話すうちに武勇伝ははいくらでも出てくるが、男子校だったのがよかったのだろう、女性がらみの話が共通の話題となることはなかった。帰り、スクランブル交差点を渡るときに、友人の一人が、(東急)東横店もあっという間に無くなったなと感慨深げに言った。確かにそう、40年前の渋谷の面影はずいぶん無くなってしまった。東急本店もあっという間に消えてしまう...変わる渋谷、変わらない富士山

  • ものは言いよう、大義のすり替え・・・ウクライナ侵攻から1年

    なかなか暖かくならないし、今夜は雨の予報。こうしているうちに本格的な春がやってくるのを待っているというのはわかるのだが、せっかちなものだからそれが待ち遠しい。昨日のような陽気だと、とっくりのセーターが暑く感じられるようになったし、来週からはコートは不要になりそうだ。もうすぐ3月。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年。去年の2月25日のエントリーに私は、『昨日、ロシアがウクライナに侵攻した。単なる独裁者に堕してしまったプーチン大統領は、大義すらないまま一つの独立国家を衆人環視の中で凌辱している。先の大戦後、何とか維持してきた世界秩序を覆す暴挙であり、さすがの中国もいまのところ静観の構え。食料、エネルギー供給の点で苦しくなるだろうが、世界中の民主主義国家群は、徹底した経済制裁を科していかなくてはな...ものは言いよう、大義のすり替え・・・ウクライナ侵攻から1年

  • 意外なところからのリクエストで

    昨晩は、某科とカンファレンスを行い、そのあと飲みに行った。今日が天皇誕生日でお休みということで飲み過ぎてしまったが、楽しかったのでまあよしとしよう。他科の人との情報交換は色々な意味で有意義だ。そのカンファレンスの前には病院幹部からのヒアリングがあり、今年度の報告や今後のことにいついて話した。その終わりに院長が、ほかに何かありますか?というと、看護部長が、コロ健先生の病院のTwitterへの投稿が最近減っていませんか。私、けっこう楽しみにして読んでいたんですが。読んでいる方も多いようですし、また書いていただけませんか。とのリクエストを受けた。病院のTwitterが始まった時には毎月2本定期的に投稿していたが、コロナ禍が長引くにつれてちょっとサボり気味となり、ここ半年ぐらいはご無沙汰していた。何かを始めるとい...意外なところからのリクエストで

  • 男の子の死と飲む中絶薬の承認

    寒さの底という朝だが、たっぷりの日差しがある。明日から天気は下り坂とのことで、今日の晴天はありがたい。藤沢市の2歳の男の子の虐待死が疑われ、その母親が逮捕されたというニュースを昨晩からNHKが再三流している。朝日新聞では湘南版に載っているだけなので、全国放送で流すNHKの並々ならぬ思いが伝わってくる。基礎疾患のない2歳の男の子が亡くなるというのは尋常ではないので、間違いなく捜査の必要がある。親以外に頼るもののない子供が虐待によって亡くなる時の気持ちを思うと胸が張り裂けそうになる。母親によるネグレクト、虐待の話を聞く時、子供を授かった時、産むことを決心した時、生まれた時、初めて笑った時、子供の成長にどうして寄り添ってあげることができなかったのかと思う。そして、父親が不在で母親が孤独であったとか、父親による虐...男の子の死と飲む中絶薬の承認

  • これが春の陽気の力であっても

    今朝の私のBreakingnewsは電車の運休だった。たいていは通勤中に刻々と運休情報が入ってくるのだが、今日は早々にテレビで知らされた。人身事故といっても、どのようなものであるのかチラッと知りたくもなるが、知ったところで止まった電車が動き出すわけでもなく、私が知らなくてはいけないのは運休区間といつまで止まっているかということにすぎない。それ以上のことは好奇心の範囲であって、詳細を知ろうとするのは品のないことのような気がする。だが、好奇心の範囲というのは人それぞれで、個々人の意見はそれぞれ違う。それが政治の話などになるともう全く噛み合わないこともある。小沢一郎という政治家のファンだった時期がある。政党の壊し屋だなんだと言われたような、強面のところはあんまり好きではなかったが、スケールの大きい夢のある話が好...これが春の陽気の力であっても

  • Breaking Newsは北朝鮮のミサイル発射

    さすがにちょっと疲れたようで、昨晩は夜中ほとんど起きることもなくぐっすり眠ることができた。ただ、2日で2食もの外食がたたったのか、体重が1キロほど増えてしまった。まさか昨日一昨日の食事で急に増えるということもないので、これはこのところの不摂生のせいだろう、気をつけたい。今朝のニュースは北朝鮮によるICBM(大陸間弾道ミサイル)を相次いで発射しているという速報のテロップからだった。もしそのミサイルが自分たちの上に落ちてきたら、どうなるだろうと思いながらテレビの画面を見ていると、そこにはロシアによるウクライナ侵攻1年の話。ウクライナ兵が1万人以上、ロシア兵は4万人以上の戦死者が出ているという。国のために戦争で死ぬということにどれほどの意義があるかはわからない。それを無駄と言ってしまっては亡くなった人に対して失...BreakingNewsは北朝鮮のミサイル発射

  • 神戸を一人テクテク、アップダウンが多くてきつかった

    学会2日目。会場のある神戸は夜来の雨、と朝のうちは結構な強風と大雨とではっきり言って辛かった。ホテルから会場はでは、1キロほどと中途半端で、ちっちゃな折り畳み傘をおちょこにしないようにコントロールしながらなんとか辿り着いた。昨晩はもう20年近く前にこの学会に誘ってくれ、その後あれこれ使ってくれた昔の勤務先の集中治療部の先生と一緒に南京町で夕食を食べた。これといったお目当ての店もなかったので、店内が広そうな店を選んだ。元々は北京料理の店のようだったが、四川料理メニューもあって、ビールと紹興酒を空けながら、昔話から近況まで、たっぷり話すことができた。紹興酒はいくら飲んでも悪酔いしないのがいい。二日酔いにもならず、今朝はスッキリ、駅前のパン屋のイートインに入ったら、某大学の教授もそこで食べていたので、少し話した...神戸を一人テクテク、アップダウンが多くてきつかった

  • 学会出張での新幹線の座席の選択

    学会出張。新幹線の座席は早めに予約したつもりだったが、いつもの二人がけの窓際の席が取れず、通路側にするか三人がけの窓際にするか悩んだすえに後者にした。これというのは閉所恐怖症の私にとっては相当なギャンブルであり、一メンツ、すなわち三人埋まってしまうと、雪隠詰めとなり完全にアウトなのだが、幸い真ん中は空いていて、こうなると逆にゆったり座ることができて、通路側の人と二人で真ん中の席を分け合った。この車両の中で私の座ったところ以外は全部埋まっていたので、三人1組、もしくは二人+一人という組わせが多かったのだろう。名古屋から先は必ず空くのでもう安心。幸先がいい。おととい、見慣れない顔をした腫瘍を部下が散々悩んで一週間ほど抱え込んだ末に私に回してきた。私もそれを見てちょと悩み、その日の晩は腫瘍の像が目に浮かんでなか...学会出張での新幹線の座席の選択

  • 通勤時の音楽鑑賞は趣味と言えるか

    往復の時間の大半は音楽を聴いている。こういうのを趣味と言えるかわからないが、好きで楽しんでいるのだからそうしておいていいだろう。AppleMusicを使うと、色々勝手に選んで揃えて出してくれる。ここ最近は、「朝の・・・」といれて、クラシック、ジャズなどを集めたリストが出てくる。クラシックを選ぶとそこそこアップテンポの曲が集められてそれなりにいいのだが、ペールギュントがいつも入っていて、そのレーベルを見るのに飽きてしまって最近は他のジャンルを選んでいる。今朝は「朝のハワイアン」を選んだ。冷たい風が吹く鎌倉駅のホームの上で、のんびりしたウクレレの音色が流れ、この寒さでハワイかよと、選曲を失敗したと別のを探そうとしたが、目を瞑ればここもハワイよと、そのまま聴いた。帰りは気分によって色々。クラシックが中心だが、B...通勤時の音楽鑑賞は趣味と言えるか

  • ジェンダーギャップとバレンタインデー

    凍てつくような寒さの朝ではあったけど、日差しがあるおかげで昨日よりずっと暖かく感じられた。一昨日は今の病院に移って4度目のバレンタインデー。チョコレートをくださる方はいつも同じだが、おかげで、この時期はチョコっとしたおやつに事欠かない。ただ、ひと月後にはお返しをせねばならず、出費は馬鹿にならない。そんなわけで、今年こそもう要らないと、もらう前に断ってしまおうかと思うのだが、それも無粋で、結局その日を迎えてしまう。誰がどれをくれたかわかるように科の名前を書いた付箋を貼って、お礼に備える。毎年くれる人は決まっているのだから、あらかじめ準備して交換してもいいのだが、そんなことをして”万が一”もらえなかったらなんとなくみっともない。誰もそんなの見ちゃいないがまだ、私にも男としての下心が残っている。女性からもらうと...ジェンダーギャップとバレンタインデー

  • 思考停止から脱するための思考の整理

    ここ最近、少し思考が停止しているように感じる。加齢による問題処理能力の低下なのか、ただ単に仕事量が多過ぎるからなのか、はたまた睡眠不足によるいわゆる”睡眠負債”の蓄積のせいなのか、原因として思い当たることはいくらでもあげることができる。おそらくは全ての要因が私という人間に輻輳して加重してきているのだろう。こういう時は、考えるのをいったんやめて、あれやこれやの問題を整理するのがいい。今、私がやらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないこととは何か。まずは仕事か。私がいなくてもできることはいくらでもあるが、人の手当の問題もあるので、当面は私が努めなくてはいけない。ちょっと難しい症例に手こずっているが、これらは病理医のネットワークを使って対応している。職場の人間関係にも難渋しているものの、最近では周りに期待し...思考停止から脱するための思考の整理

  • 冬の寒さに人類は

    今朝の空もどんよりとしている。関東地方のうち太平洋岸はスッキリとは晴れないようだが、職場のある都内も同様。発生から一週間となるトルコ・シリアの大地震では死者が三万七千人を超え、被災者は二千五百万人にもなる。夜は氷点下の寒さということで、被災した人は大変お気の毒で、お見舞いの言葉が見つからない。今回の地震は冬に起こったが、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)、東日本大震災(2011年3月11日)のいずれも冬に起きた。酷寒のウクライナではロシアによる侵攻が続いている。エネルギーインフラへの攻撃という、非人道的な戦いはいったいいつまで続くのだろうか。寒さをも利用しての戦いはロシアが得意としてきたことだからとことん続けるのだろうが、ウクライナの人がなんとも気の毒でならない。人類は冬の寒さを克服するために様々な...冬の寒さに人類は

  • マスクを外せるようになりそうで

    雨上がりの朝、といっても雲は取れていなくて空気はひんやりしている。今朝の気温が最高であとは下がる一方で、週の半ばにはずいぶん寒くなるそうだ。そう考えると、やっぱり昨日一昨日の暖かさはありがたかったし、なによりおかげで十分体を休めることができた。第8波は収束に向かっているみたいで、新型コロナウイルス感染症の感染者数が、ガクッと減った。これまでの累積感染者数は3千万人あまりで、集団免疫の獲得まではまだこの倍は必要になるが、ワクチン接種による免疫能を信じるならば、集団免疫獲得に到達しつつあるのではないかとも思う。そんな状況下、マスク着用“3月13日からは個人の判断で”と、政府が決定したそうだ。医療機関受診時は、感染者がきている可能性があるので仕方ない。高齢者施設というのも、重症者、死者の大部分が60代以上という...マスクを外せるようになりそうで

  • のんびりした1日

    午前中、晴れ時々曇りというよりは曇り時々晴れという空模様で、昨日より気温が上がるといってもお日様が当たらないとなかなか暖かく感じられない。庭仕事をする気にもならず、アイロンがけをしていたらあっという間に半日たった。午後も別にすることもなく、気がつけば夕方。のんびり過ごしたたまにはいいか。疲れていた応援よろしくお願いしますのんびりした1日

  • スマホ依存にガーデニング

    昨日とはうって変わっての晴天。今日明日はこんなポカポカ陽気だが、月曜からは寒の戻り。日が高くなるのを待ってから草木を色々手入れした。ガーデニングは無心になってストレスを解消できるのがいいのだが、実はこれが私のスマホ依存症に対する治療になっていると気がついた。というのも、給水とか手洗いとかで部屋に戻るたび、これといって用もないのにその都度スマホを開いている。そんな自分に何度目かで気がついた。私はスマホ依存症で、ガーデニングがスマホ依存を中断させてくれている。先日、ギャンブル依存症の人がジョギングだのバドミントンだののスポーツ療法で治療しているのをテレビで見た。私も依存症の気がある。当然のことながら、パチンコ、パチスロ、麻雀といったものには一通りハマったし、タバコは20年以上吸った。ゲーム依存はもちろんあった...スマホ依存にガーデニング

  • グッドタイミングで依頼がきた

    関東地方は”災害級の”大雪になるかもしれないという天気予報のせいか、電車は普段の2、3割空いていた。通勤時よく見かける制服を見ないのは休校にでもしたのか。そんな大雪では学生はもとより先生たちの通勤も心配になる。迅速診断や剖検があるわけではなく、こんな天候で無理をして出る必要もなさそうだが、昨晩帰りがけに出来上がってきた標本の診断だけはやってしまおうと、風花の舞う中出勤した。都内の病院に着いたらあたりは真っ白だった。一時期、執筆時間捻出のためブログをやめるかどうしようかとまで思い詰めていた自著の改訂第二版。ちょっと手こずっていた原稿を1本片付けることができ、なんだかんだで少しずつ準備を始めた(時間を作り出すためにブログのスタイルを変えるのはどうか2022年11月9日)。始めたといっても、まずは知識のアップデ...グッドタイミングで依頼がきた

  • お金にまつわるあれこれを見聞きし思うこと

    少し北風が強く、体感温度は低いものの明るくて、まずまずの朝。目が覚めると同時に通勤の億劫さが頭に浮かび、仕事には行かず、このまま寝ていたいがエイッと、まずは顔を洗いに体を起こす。ちょっと手こずっている症例があるし、午後には外科との月一回のカンファレンスもある。私を必要としてくれている場所に行かなくてはいけない。などと自らを鼓舞しながらでなくてはならないものの、いつもの木曜日が始まった。テレビをつけたら、NBAレイカーズのレブロンジェームズが歴代通算最高得点をマークしたというニュースが流れていた。なんでもその試合でのペアのコートサイドチケットが2400万円ほどだったということも報じられていた。お金というのは持っている人は持っている、あるところにはあるものだ。それはそれで、天声人語を読んだら、今日は2017年...お金にまつわるあれこれを見聞きし思うこと

  • バーチャル世界と現実世界を上手に生きる

    昨晩の雨の予報は空振りだったが、今夜は本当に降るらしい。さらに週末には降雪の予報がでている。関東では雪といえば2月に降るものだという感覚だが、今年もそんなことになりそうだ。昨晩はあるブロ友さんと会食をして、あれこれ話をした。私とはずいぶん異なる生涯を送ってきた方で、ずいぶん興味深い話をしてくれる。とはいうものの、その方と考え方を共有できるのはほんのわずかな部分だが、全く異なる境遇の人が接点を持つという意味でブログの世界はこれまで私が経験したことのないものを提供してくれた。いくつかのブログを定期的に長く読んでいると、それぞれのブログ主さんの人となりが伝わってくる。実際にお会いしたらまた違う面も見えるが、少なくとも”ブログでの顔”はその人の本音で、嘘はない。他にもお会いしたい方はいくらでもいて、そうしようと思...バーチャル世界と現実世界を上手に生きる

  • 人間の際限ない残虐性とそれへの審判

    夕方から雨模様ということでちょっと残念だが、それはそれ、空に悪気はない。それに朝のうちは少し太陽も顔を出している。今夜は恵みの雨をありがたく受け止めよう。先日、ロシアで村上春樹の本が発禁になると聞いて、それは「ねじまき鳥クロニクル」だろうと思っていたら、「スプートニクの恋人」だった。なぜ、私が「ねじまき鳥クロニクル」ではないかと思ったかというと、その中でソ連軍人の残虐な行為が描かれていたからで、てっきりそれに対しロシアのプーチン大統領が怒ったのだと思ったからだった。ただ、何も残虐なのはロシア人だけではなく、どこの国の人であっても残虐性は持っている。人間はひどいことを考えるのは得意だ。それは自分がされて嫌なことだったらいくらでも思いつくからで、それを実行に移すだけでいくらでも残虐なことはできる。例えば、「ね...人間の際限ない残虐性とそれへの審判

  • 死者が戦争の意味を語ることはない

    昨日に引き続き今日も寒い。底冷え、というか地面から、そして家そのものが冷えている。昨日程度の少々の日の光では気温は上がらないところまで寒くなっているということだろう。酷寒の中、ウクライナで電力不足に苦しんでいる方達の艱難辛苦を思うとやりきれない気持ちになる。ロシアが攻め込んでから、もうすぐ1年になるというが、大規模侵攻などせず、どうか早く戦争が終わらせてくれることを望む。戦争というものがいかに無意味なものかは誰もが容易に理解できるのに、そのことがわからずに始めてしまう。攻め込んでいる国の人が苦しんでいるのはもとより、攻めている自国の兵士の命も失っているというのは客観的に見たらきわめて矛盾している。そして、戦争では相手の人数を殺すことによって減らすということのみならず、死という恐怖感を相手に植え付けることの...死者が戦争の意味を語ることはない

  • 意外と寒く風の強い1日で

    いい天気で日差しもたっぷりあったのだが、風が強く、どうも寒い1日だった。特にすることもなく過ごした。テレビもつけないでいたら、ずいぶん静かな1日だった。夕方になって、ブログを開いたら、笑点新メンバー決定というエントリーを書いている人がいた。おおこれは、と日テレをつけたら、春風亭一之輔という人が出ていた。結構な男前で、これまでのメンバーたちとはひとあじ違う雰囲気。そのままテレビをつけていたらまた強盗の話。彼らを支配している人物がいて、彼らが捕まったところで、またぞろ同じような人間が集められ、同じような実行犯が集められるのだろう。家にはそんなにものはないので応援よろしくお願いします意外と寒く風の強い1日で

  • 妻のリボーンベジタブル(リボベジ)をみて思うこと

    立春。この日を待っていたかのように、気温は上がり出し、庭のあちこちに植えておいたチューリップの芽もずいぶん目立ってきた。今日は昼過ぎまで仕事をし、(渋滞に巻き込まれつつ)鎌倉に帰ってきたら今日もずいぶんな人出、いったいここに何をしにやってくるのだろうかと思うが、どの人もニコニコしながら歩いているので、きっととても楽しいのだろう。明るいうちにパンジーの花殻を摘んだり、土が足りなかった鉢に土増ししたりして、部屋に入り、キッチンの流し台で手を洗ったら、にんじんやらネギやらが水につけてあるのが目に入った。キッチンでこのような水栽培をするのは豆苗やにんじんでよく知られているし、豆苗など3サイクルくらいは食べいる。ネギを水栽培をみて、果たしてどうなるのだろうかと思っている。アボカドはもう、何十個も種から育てていて、鉢...妻のリボーンベジタブル(リボベジ)をみて思うこと

  • なぜ死ぬことが怖いのかそして嫌なのか(下)・・・死ぬ時に死ぬことを思い出す

    冬型の気圧配置が崩れるとかで、空はどんよりしている。季節の変わり目となる今日は節分。寒さは底を打ったようで、あとは暖かくなるらしい。今年の冬もなんとか乗り切ることができそうだ。天寿をまっとうするというのは難しいということで、話がおわった一昨日からの続き。生きている限り、自分の意のままにならない死というものが訪れる可能性がある。無事(?)に自分の家で死を迎えるためにはどうしたらいいかと考えたが、そんなことは土台無理だと思ったほうがいい。いつどこで大怪我を負うかわかないし、いつ癌が見つかるかもしれない。その都度それらを乗り越えなくてはならないと考えるか、それともそれらを受け入れて生きてく方が楽だろう。痛かったり苦しかったりと体の自由がきかない辛さはあるが、それに立ち向かうのではなく、その状況を生きる、その状況...なぜ死ぬことが怖いのかそして嫌なのか(下)・・・死ぬ時に死ぬことを思い出す

  • 岸田総理の"新しい資本主義"はいまどこに

    昨日の南風とは打って変わり今日は北風。暖かさは少し残っていて出かける時間は比較的楽だった。雨は相変わらず少ない。年末に買ったウサギの絵の書いてあるワイン、一年間飾っておくつもりだったのに、昨晩つい、抜栓してしまった。そんなに高いものではないが、ラベルをろくにみることもせずに開けているような調子だから、酒量がなかなか減らない。ニュースで流されるものでしかしらないが、岸田総理の国会での相変わらずの朗読答弁を聞いているのがだんだん嫌になってきた。岸田総理が”新しい資本主義”を打ち出した時、それを読んで私はそれなりにいいことだと思った。だが、どうもあれはそれまでに考えていた自説のまとめで、あれが彼の精一杯だったのかと思うようになった。私なんぞでも、専門家として持っているネタはそれほど多くない。”引き出しの多い人”...岸田総理の"新しい資本主義"はいまどこに

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