還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。
人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。
朝はコートが必要ですが、日中はそのコートも邪魔になるほどに気温が上がります、と天気予報で言っていたが、ではその邪魔になったコートはどうしたらいいのかは提案してくれなかった。確かに足先はちょっと冷たかったが、それも日の光を浴びているうちに体全体が温まり気にならなくなるようだったから、今日もジャケットにマフラー、手袋。気温が上がって植物も次々と開花し、いよいよスギの開花も本格的になってきた。昨日、玄関前の腰掛けを拭いたら雑巾が真っ黄色になったと妻が嘆いていたが、私も外から帰ると身体中が埃だらけで、ベトベトしている様な気がする。あの山を覆っている黄色い粉は杉の雄花のもので、スギ花粉の飛散量は、その開花具合に依存する。何もあんなにばら撒かなくてもいいじゃないかと、テレビに映る花粉の画像を見ながら思う。これじゃあ人...ヒトもスギも男は男
今日から暖かくなるというので、コートは着ないでジャケットにマフラー、手袋で出てきた。太陽も顔を出していて、寒さをほとんど感じない。冬は終わったと感じるが、次は花粉の季節だ。土曜日に洗った車の上には、花粉が被膜のように乗っかっている。一難去ってまた一難、寒さ対策の次は花粉症対策だ。テレビ、新聞でジェンダー問題についての話題を見たり読んだりしない日はほとんどない。病理医としての仕事をしていると、人間の性別についてほぼ毎日意識する。意識する、というよりは患者さんの性別は診断に必須な情報の一つであって、そのことを抜きにして診断を進めることは不可能だ。遺伝性疾患には圧倒的に男性の方が症状の強い出るものがあるし、膠原病のように女性に多い疾患もある。だから、特徴的な症状を有する患者さんの診断をするときなどは性別を加味し...社会と医学とジェンダーと
福寿草というのはけちん坊な花で、お日様が出ないと開かない。なぜ、けちん坊かというと、開いた花びらで日の光を集めるからとかだが、それはそれでいつも開けていたらいいのにと思うがそうもいかないらしい。そんなわけで朝私が仕事に出かけるときに福寿草は閉じている。久しぶりに日中に家にいられた今日は晴天で、やっと開いた福寿草を拝むこと尾ができた。そんな休みの日でも、メールは次々とくる。半分近くは不要なものなのだが、仕事のメールも混じっている。出版社からのメールが金曜日に来ていたのは知っていたが、これを開けば自分の首を締めることになるであろう予感がして、さっきまで放っておいた。でも未開封のメールはそのまま放っておくとずっと目立つ、結局開けた。すると、件の改訂第2版のことだった。先方には、構想を練っているところですなどと、...姑息に先延ばししたものの
昨晩、高校時代の友人と渋谷に集まった。ありがちなのだが、今度還暦を祝っての同窓会をするためだ。私は、高三の時の優勝色の団長だったということで、こういう時の声がけをする時に名前を使われる。高校は渋谷に近かったので、その頃の思い出をネタの一つにすることにした。こういう話をすると、昔はよかった、ということになるのもよくあること。別の意味で今では考えられないことをいろいろやっていた。話すうちに武勇伝ははいくらでも出てくるが、男子校だったのがよかったのだろう、女性がらみの話が共通の話題となることはなかった。帰り、スクランブル交差点を渡るときに、友人の一人が、(東急)東横店もあっという間に無くなったなと感慨深げに言った。確かにそう、40年前の渋谷の面影はずいぶん無くなってしまった。東急本店もあっという間に消えてしまう...変わる渋谷、変わらない富士山
なかなか暖かくならないし、今夜は雨の予報。こうしているうちに本格的な春がやってくるのを待っているというのはわかるのだが、せっかちなものだからそれが待ち遠しい。昨日のような陽気だと、とっくりのセーターが暑く感じられるようになったし、来週からはコートは不要になりそうだ。もうすぐ3月。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年。去年の2月25日のエントリーに私は、『昨日、ロシアがウクライナに侵攻した。単なる独裁者に堕してしまったプーチン大統領は、大義すらないまま一つの独立国家を衆人環視の中で凌辱している。先の大戦後、何とか維持してきた世界秩序を覆す暴挙であり、さすがの中国もいまのところ静観の構え。食料、エネルギー供給の点で苦しくなるだろうが、世界中の民主主義国家群は、徹底した経済制裁を科していかなくてはな...ものは言いよう、大義のすり替え・・・ウクライナ侵攻から1年
昨晩は、某科とカンファレンスを行い、そのあと飲みに行った。今日が天皇誕生日でお休みということで飲み過ぎてしまったが、楽しかったのでまあよしとしよう。他科の人との情報交換は色々な意味で有意義だ。そのカンファレンスの前には病院幹部からのヒアリングがあり、今年度の報告や今後のことにいついて話した。その終わりに院長が、ほかに何かありますか?というと、看護部長が、コロ健先生の病院のTwitterへの投稿が最近減っていませんか。私、けっこう楽しみにして読んでいたんですが。読んでいる方も多いようですし、また書いていただけませんか。とのリクエストを受けた。病院のTwitterが始まった時には毎月2本定期的に投稿していたが、コロナ禍が長引くにつれてちょっとサボり気味となり、ここ半年ぐらいはご無沙汰していた。何かを始めるとい...意外なところからのリクエストで
寒さの底という朝だが、たっぷりの日差しがある。明日から天気は下り坂とのことで、今日の晴天はありがたい。藤沢市の2歳の男の子の虐待死が疑われ、その母親が逮捕されたというニュースを昨晩からNHKが再三流している。朝日新聞では湘南版に載っているだけなので、全国放送で流すNHKの並々ならぬ思いが伝わってくる。基礎疾患のない2歳の男の子が亡くなるというのは尋常ではないので、間違いなく捜査の必要がある。親以外に頼るもののない子供が虐待によって亡くなる時の気持ちを思うと胸が張り裂けそうになる。母親によるネグレクト、虐待の話を聞く時、子供を授かった時、産むことを決心した時、生まれた時、初めて笑った時、子供の成長にどうして寄り添ってあげることができなかったのかと思う。そして、父親が不在で母親が孤独であったとか、父親による虐...男の子の死と飲む中絶薬の承認
今朝の私のBreakingnewsは電車の運休だった。たいていは通勤中に刻々と運休情報が入ってくるのだが、今日は早々にテレビで知らされた。人身事故といっても、どのようなものであるのかチラッと知りたくもなるが、知ったところで止まった電車が動き出すわけでもなく、私が知らなくてはいけないのは運休区間といつまで止まっているかということにすぎない。それ以上のことは好奇心の範囲であって、詳細を知ろうとするのは品のないことのような気がする。だが、好奇心の範囲というのは人それぞれで、個々人の意見はそれぞれ違う。それが政治の話などになるともう全く噛み合わないこともある。小沢一郎という政治家のファンだった時期がある。政党の壊し屋だなんだと言われたような、強面のところはあんまり好きではなかったが、スケールの大きい夢のある話が好...これが春の陽気の力であっても
さすがにちょっと疲れたようで、昨晩は夜中ほとんど起きることもなくぐっすり眠ることができた。ただ、2日で2食もの外食がたたったのか、体重が1キロほど増えてしまった。まさか昨日一昨日の食事で急に増えるということもないので、これはこのところの不摂生のせいだろう、気をつけたい。今朝のニュースは北朝鮮によるICBM(大陸間弾道ミサイル)を相次いで発射しているという速報のテロップからだった。もしそのミサイルが自分たちの上に落ちてきたら、どうなるだろうと思いながらテレビの画面を見ていると、そこにはロシアによるウクライナ侵攻1年の話。ウクライナ兵が1万人以上、ロシア兵は4万人以上の戦死者が出ているという。国のために戦争で死ぬということにどれほどの意義があるかはわからない。それを無駄と言ってしまっては亡くなった人に対して失...BreakingNewsは北朝鮮のミサイル発射
学会2日目。会場のある神戸は夜来の雨、と朝のうちは結構な強風と大雨とではっきり言って辛かった。ホテルから会場はでは、1キロほどと中途半端で、ちっちゃな折り畳み傘をおちょこにしないようにコントロールしながらなんとか辿り着いた。昨晩はもう20年近く前にこの学会に誘ってくれ、その後あれこれ使ってくれた昔の勤務先の集中治療部の先生と一緒に南京町で夕食を食べた。これといったお目当ての店もなかったので、店内が広そうな店を選んだ。元々は北京料理の店のようだったが、四川料理メニューもあって、ビールと紹興酒を空けながら、昔話から近況まで、たっぷり話すことができた。紹興酒はいくら飲んでも悪酔いしないのがいい。二日酔いにもならず、今朝はスッキリ、駅前のパン屋のイートインに入ったら、某大学の教授もそこで食べていたので、少し話した...神戸を一人テクテク、アップダウンが多くてきつかった
学会出張。新幹線の座席は早めに予約したつもりだったが、いつもの二人がけの窓際の席が取れず、通路側にするか三人がけの窓際にするか悩んだすえに後者にした。これというのは閉所恐怖症の私にとっては相当なギャンブルであり、一メンツ、すなわち三人埋まってしまうと、雪隠詰めとなり完全にアウトなのだが、幸い真ん中は空いていて、こうなると逆にゆったり座ることができて、通路側の人と二人で真ん中の席を分け合った。この車両の中で私の座ったところ以外は全部埋まっていたので、三人1組、もしくは二人+一人という組わせが多かったのだろう。名古屋から先は必ず空くのでもう安心。幸先がいい。おととい、見慣れない顔をした腫瘍を部下が散々悩んで一週間ほど抱え込んだ末に私に回してきた。私もそれを見てちょと悩み、その日の晩は腫瘍の像が目に浮かんでなか...学会出張での新幹線の座席の選択
往復の時間の大半は音楽を聴いている。こういうのを趣味と言えるかわからないが、好きで楽しんでいるのだからそうしておいていいだろう。AppleMusicを使うと、色々勝手に選んで揃えて出してくれる。ここ最近は、「朝の・・・」といれて、クラシック、ジャズなどを集めたリストが出てくる。クラシックを選ぶとそこそこアップテンポの曲が集められてそれなりにいいのだが、ペールギュントがいつも入っていて、そのレーベルを見るのに飽きてしまって最近は他のジャンルを選んでいる。今朝は「朝のハワイアン」を選んだ。冷たい風が吹く鎌倉駅のホームの上で、のんびりしたウクレレの音色が流れ、この寒さでハワイかよと、選曲を失敗したと別のを探そうとしたが、目を瞑ればここもハワイよと、そのまま聴いた。帰りは気分によって色々。クラシックが中心だが、B...通勤時の音楽鑑賞は趣味と言えるか
凍てつくような寒さの朝ではあったけど、日差しがあるおかげで昨日よりずっと暖かく感じられた。一昨日は今の病院に移って4度目のバレンタインデー。チョコレートをくださる方はいつも同じだが、おかげで、この時期はチョコっとしたおやつに事欠かない。ただ、ひと月後にはお返しをせねばならず、出費は馬鹿にならない。そんなわけで、今年こそもう要らないと、もらう前に断ってしまおうかと思うのだが、それも無粋で、結局その日を迎えてしまう。誰がどれをくれたかわかるように科の名前を書いた付箋を貼って、お礼に備える。毎年くれる人は決まっているのだから、あらかじめ準備して交換してもいいのだが、そんなことをして”万が一”もらえなかったらなんとなくみっともない。誰もそんなの見ちゃいないがまだ、私にも男としての下心が残っている。女性からもらうと...ジェンダーギャップとバレンタインデー
ここ最近、少し思考が停止しているように感じる。加齢による問題処理能力の低下なのか、ただ単に仕事量が多過ぎるからなのか、はたまた睡眠不足によるいわゆる”睡眠負債”の蓄積のせいなのか、原因として思い当たることはいくらでもあげることができる。おそらくは全ての要因が私という人間に輻輳して加重してきているのだろう。こういう時は、考えるのをいったんやめて、あれやこれやの問題を整理するのがいい。今、私がやらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないこととは何か。まずは仕事か。私がいなくてもできることはいくらでもあるが、人の手当の問題もあるので、当面は私が努めなくてはいけない。ちょっと難しい症例に手こずっているが、これらは病理医のネットワークを使って対応している。職場の人間関係にも難渋しているものの、最近では周りに期待し...思考停止から脱するための思考の整理
今朝の空もどんよりとしている。関東地方のうち太平洋岸はスッキリとは晴れないようだが、職場のある都内も同様。発生から一週間となるトルコ・シリアの大地震では死者が三万七千人を超え、被災者は二千五百万人にもなる。夜は氷点下の寒さということで、被災した人は大変お気の毒で、お見舞いの言葉が見つからない。今回の地震は冬に起こったが、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)、東日本大震災(2011年3月11日)のいずれも冬に起きた。酷寒のウクライナではロシアによる侵攻が続いている。エネルギーインフラへの攻撃という、非人道的な戦いはいったいいつまで続くのだろうか。寒さをも利用しての戦いはロシアが得意としてきたことだからとことん続けるのだろうが、ウクライナの人がなんとも気の毒でならない。人類は冬の寒さを克服するために様々な...冬の寒さに人類は
雨上がりの朝、といっても雲は取れていなくて空気はひんやりしている。今朝の気温が最高であとは下がる一方で、週の半ばにはずいぶん寒くなるそうだ。そう考えると、やっぱり昨日一昨日の暖かさはありがたかったし、なによりおかげで十分体を休めることができた。第8波は収束に向かっているみたいで、新型コロナウイルス感染症の感染者数が、ガクッと減った。これまでの累積感染者数は3千万人あまりで、集団免疫の獲得まではまだこの倍は必要になるが、ワクチン接種による免疫能を信じるならば、集団免疫獲得に到達しつつあるのではないかとも思う。そんな状況下、マスク着用“3月13日からは個人の判断で”と、政府が決定したそうだ。医療機関受診時は、感染者がきている可能性があるので仕方ない。高齢者施設というのも、重症者、死者の大部分が60代以上という...マスクを外せるようになりそうで
午前中、晴れ時々曇りというよりは曇り時々晴れという空模様で、昨日より気温が上がるといってもお日様が当たらないとなかなか暖かく感じられない。庭仕事をする気にもならず、アイロンがけをしていたらあっという間に半日たった。午後も別にすることもなく、気がつけば夕方。のんびり過ごしたたまにはいいか。疲れていた応援よろしくお願いしますのんびりした1日
昨日とはうって変わっての晴天。今日明日はこんなポカポカ陽気だが、月曜からは寒の戻り。日が高くなるのを待ってから草木を色々手入れした。ガーデニングは無心になってストレスを解消できるのがいいのだが、実はこれが私のスマホ依存症に対する治療になっていると気がついた。というのも、給水とか手洗いとかで部屋に戻るたび、これといって用もないのにその都度スマホを開いている。そんな自分に何度目かで気がついた。私はスマホ依存症で、ガーデニングがスマホ依存を中断させてくれている。先日、ギャンブル依存症の人がジョギングだのバドミントンだののスポーツ療法で治療しているのをテレビで見た。私も依存症の気がある。当然のことながら、パチンコ、パチスロ、麻雀といったものには一通りハマったし、タバコは20年以上吸った。ゲーム依存はもちろんあった...スマホ依存にガーデニング
関東地方は”災害級の”大雪になるかもしれないという天気予報のせいか、電車は普段の2、3割空いていた。通勤時よく見かける制服を見ないのは休校にでもしたのか。そんな大雪では学生はもとより先生たちの通勤も心配になる。迅速診断や剖検があるわけではなく、こんな天候で無理をして出る必要もなさそうだが、昨晩帰りがけに出来上がってきた標本の診断だけはやってしまおうと、風花の舞う中出勤した。都内の病院に着いたらあたりは真っ白だった。一時期、執筆時間捻出のためブログをやめるかどうしようかとまで思い詰めていた自著の改訂第二版。ちょっと手こずっていた原稿を1本片付けることができ、なんだかんだで少しずつ準備を始めた(時間を作り出すためにブログのスタイルを変えるのはどうか2022年11月9日)。始めたといっても、まずは知識のアップデ...グッドタイミングで依頼がきた
少し北風が強く、体感温度は低いものの明るくて、まずまずの朝。目が覚めると同時に通勤の億劫さが頭に浮かび、仕事には行かず、このまま寝ていたいがエイッと、まずは顔を洗いに体を起こす。ちょっと手こずっている症例があるし、午後には外科との月一回のカンファレンスもある。私を必要としてくれている場所に行かなくてはいけない。などと自らを鼓舞しながらでなくてはならないものの、いつもの木曜日が始まった。テレビをつけたら、NBAレイカーズのレブロンジェームズが歴代通算最高得点をマークしたというニュースが流れていた。なんでもその試合でのペアのコートサイドチケットが2400万円ほどだったということも報じられていた。お金というのは持っている人は持っている、あるところにはあるものだ。それはそれで、天声人語を読んだら、今日は2017年...お金にまつわるあれこれを見聞きし思うこと
昨晩の雨の予報は空振りだったが、今夜は本当に降るらしい。さらに週末には降雪の予報がでている。関東では雪といえば2月に降るものだという感覚だが、今年もそんなことになりそうだ。昨晩はあるブロ友さんと会食をして、あれこれ話をした。私とはずいぶん異なる生涯を送ってきた方で、ずいぶん興味深い話をしてくれる。とはいうものの、その方と考え方を共有できるのはほんのわずかな部分だが、全く異なる境遇の人が接点を持つという意味でブログの世界はこれまで私が経験したことのないものを提供してくれた。いくつかのブログを定期的に長く読んでいると、それぞれのブログ主さんの人となりが伝わってくる。実際にお会いしたらまた違う面も見えるが、少なくとも”ブログでの顔”はその人の本音で、嘘はない。他にもお会いしたい方はいくらでもいて、そうしようと思...バーチャル世界と現実世界を上手に生きる
夕方から雨模様ということでちょっと残念だが、それはそれ、空に悪気はない。それに朝のうちは少し太陽も顔を出している。今夜は恵みの雨をありがたく受け止めよう。先日、ロシアで村上春樹の本が発禁になると聞いて、それは「ねじまき鳥クロニクル」だろうと思っていたら、「スプートニクの恋人」だった。なぜ、私が「ねじまき鳥クロニクル」ではないかと思ったかというと、その中でソ連軍人の残虐な行為が描かれていたからで、てっきりそれに対しロシアのプーチン大統領が怒ったのだと思ったからだった。ただ、何も残虐なのはロシア人だけではなく、どこの国の人であっても残虐性は持っている。人間はひどいことを考えるのは得意だ。それは自分がされて嫌なことだったらいくらでも思いつくからで、それを実行に移すだけでいくらでも残虐なことはできる。例えば、「ね...人間の際限ない残虐性とそれへの審判
昨日に引き続き今日も寒い。底冷え、というか地面から、そして家そのものが冷えている。昨日程度の少々の日の光では気温は上がらないところまで寒くなっているということだろう。酷寒の中、ウクライナで電力不足に苦しんでいる方達の艱難辛苦を思うとやりきれない気持ちになる。ロシアが攻め込んでから、もうすぐ1年になるというが、大規模侵攻などせず、どうか早く戦争が終わらせてくれることを望む。戦争というものがいかに無意味なものかは誰もが容易に理解できるのに、そのことがわからずに始めてしまう。攻め込んでいる国の人が苦しんでいるのはもとより、攻めている自国の兵士の命も失っているというのは客観的に見たらきわめて矛盾している。そして、戦争では相手の人数を殺すことによって減らすということのみならず、死という恐怖感を相手に植え付けることの...死者が戦争の意味を語ることはない
いい天気で日差しもたっぷりあったのだが、風が強く、どうも寒い1日だった。特にすることもなく過ごした。テレビもつけないでいたら、ずいぶん静かな1日だった。夕方になって、ブログを開いたら、笑点新メンバー決定というエントリーを書いている人がいた。おおこれは、と日テレをつけたら、春風亭一之輔という人が出ていた。結構な男前で、これまでのメンバーたちとはひとあじ違う雰囲気。そのままテレビをつけていたらまた強盗の話。彼らを支配している人物がいて、彼らが捕まったところで、またぞろ同じような人間が集められ、同じような実行犯が集められるのだろう。家にはそんなにものはないので応援よろしくお願いします意外と寒く風の強い1日で
立春。この日を待っていたかのように、気温は上がり出し、庭のあちこちに植えておいたチューリップの芽もずいぶん目立ってきた。今日は昼過ぎまで仕事をし、(渋滞に巻き込まれつつ)鎌倉に帰ってきたら今日もずいぶんな人出、いったいここに何をしにやってくるのだろうかと思うが、どの人もニコニコしながら歩いているので、きっととても楽しいのだろう。明るいうちにパンジーの花殻を摘んだり、土が足りなかった鉢に土増ししたりして、部屋に入り、キッチンの流し台で手を洗ったら、にんじんやらネギやらが水につけてあるのが目に入った。キッチンでこのような水栽培をするのは豆苗やにんじんでよく知られているし、豆苗など3サイクルくらいは食べいる。ネギを水栽培をみて、果たしてどうなるのだろうかと思っている。アボカドはもう、何十個も種から育てていて、鉢...妻のリボーンベジタブル(リボベジ)をみて思うこと
なぜ死ぬことが怖いのかそして嫌なのか(下)・・・死ぬ時に死ぬことを思い出す
冬型の気圧配置が崩れるとかで、空はどんよりしている。季節の変わり目となる今日は節分。寒さは底を打ったようで、あとは暖かくなるらしい。今年の冬もなんとか乗り切ることができそうだ。天寿をまっとうするというのは難しいということで、話がおわった一昨日からの続き。生きている限り、自分の意のままにならない死というものが訪れる可能性がある。無事(?)に自分の家で死を迎えるためにはどうしたらいいかと考えたが、そんなことは土台無理だと思ったほうがいい。いつどこで大怪我を負うかわかないし、いつ癌が見つかるかもしれない。その都度それらを乗り越えなくてはならないと考えるか、それともそれらを受け入れて生きてく方が楽だろう。痛かったり苦しかったりと体の自由がきかない辛さはあるが、それに立ち向かうのではなく、その状況を生きる、その状況...なぜ死ぬことが怖いのかそして嫌なのか(下)・・・死ぬ時に死ぬことを思い出す
昨日の南風とは打って変わり今日は北風。暖かさは少し残っていて出かける時間は比較的楽だった。雨は相変わらず少ない。年末に買ったウサギの絵の書いてあるワイン、一年間飾っておくつもりだったのに、昨晩つい、抜栓してしまった。そんなに高いものではないが、ラベルをろくにみることもせずに開けているような調子だから、酒量がなかなか減らない。ニュースで流されるものでしかしらないが、岸田総理の国会での相変わらずの朗読答弁を聞いているのがだんだん嫌になってきた。岸田総理が”新しい資本主義”を打ち出した時、それを読んで私はそれなりにいいことだと思った。だが、どうもあれはそれまでに考えていた自説のまとめで、あれが彼の精一杯だったのかと思うようになった。私なんぞでも、専門家として持っているネタはそれほど多くない。”引き出しの多い人”...岸田総理の"新しい資本主義"はいまどこに
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厚い雲に覆われて、気温も低い。昨日から鼻風邪を引いてしまい、頭が痛い。結局、今日までにブログの引越しはできず。gooブログ内のブロ友さんは確実に減っていっている、櫛の歯が抜けて行くというのはまさにこのことの例えのようだ。軽々と引っ越しを済ませている人が羨ましい。こうなると、試験前の準備がいつまでもできなかった時のことを思い出す。体調不良だが、まあ、今日一日頑張れば明日から少し休める、そこで今後のことを考えよう。静かに過ごしたい櫛の歯が抜けていくように
5月1日。亡父の誕生日。昨日とは少し違って、今夜の雨の予兆の混じった湿り気を感じる。昔の人の感覚というのは私なんかよりよほど研ぎ澄まされていて、そういった変化の予兆を細大漏らさず感じ取っていたに違いない。そうでなければ命に関わるわけで当然と言えば当然だろう。まもなく閉店のgooブログ、月初めには投稿数に応じたポイント還元のようなものを行っているが、閉める間際ぐらいお詫びの代わりに100倍ぐらいにしてくれたらいいんじゃないかと思いながら、今月もエントリーした。昨日、東海道新幹線が停電のせいで2時間余り止まったということで、先日の人身事故といい、いよいよ安全神話にも翳りが出てきたかと思ったが、昨日のは蛇が架線に絡まったことによるとのことで、やむを得ないとホッとした。はてなブログへの引っ越しは遅々として進まない...風薫る5月
雲ひとつない爽やかな朝。新緑が目に鮮やかな奇跡のようなこの時期は気候変動の影響を受けにくいのだろうか。今週は大きな仕事はないが、連休明けから予定が詰まっている。その分の仕事を今日明日明後日で頑張っておこうと思う。はてなブログへの引っ越しもそろそろ本気で行わないとその機を逸してしまいそうだ。休み明けは調子が良い怒涛の5月を目前にして
朝、起きたら何も見えない濃霧で驚いた。昨夜の大雨のせいだろう。だがそれもあっという間に晴れて、青空が見えた。今日はNHKの病院テレビで小児病院が取り上げられた。いい内容の話だった。少しでも多くの人に小児医療を知っていただけてよかった。そうこうするうち空から雲が消えた。庭いじり霧は晴れる
曇り。夜には雨になるとのこと。ブログの引っ越しはなかなか進まないでいる。飛び石連休の平日で電車は比較的空いている。こういう日に仕事のある人、仕事のない人、どっちもどっちだが、日本が平和であることに間違いなく、ありがたいことだ。花粉の飛散の終了とともに喉の痛みは消えて咳もほとんどおさまった。原因がわかったのはよかったが、来年もまた苦しむことになるのが確定したわけで、結構辛い宣告だ。鎌倉駅前には昨日投開票の行われた鎌倉市議会議員選挙の当選者が御礼に立っていた。今、鎌倉では古くなった市役所の移転問題がある。鎌倉駅のそばにある市役所を深沢という藤沢の近くに移転しようというもので、このまま、少子高齢化の進む鎌倉市にそんなに新しい市役所が必要なのか、私にはその理由がよくわからず、その点も考慮して投票した。(鎌倉市ホー...連休の合間の通勤
この時期らしいよい天気。山の緑に藤の花がよく映える。鎌倉市議会議員選挙がてら街を散歩。ツツジも満開で、まったくいい季節だ。5月はいろいろ忙しいので油断せずにいよう。ブログの引っ越しがなかなか進められない。女性のブロガーさんの方がさっさとやっているようで、男の私の方がウジウジしているようだ。明日は仕事連休に油断するな
一日中曇り。ゲリラ雷雨が来るかもしれないという噂があったが、結局一日中降らず。明日は鎌倉市議会議員選挙。定数二十六人のところに四十一人が立候補していて、けっこうな激戦だ。地方では議員の成り手が足りないというところもあるのに、一体どうして鎌倉市議会なのだろう。私としては争点は市役所の移転。一体どうして村岡なのか?JRの跡地で、(徳洲会の)湘南鎌倉総合病院があるからなのか。東海道線の駅を作るのとリンクしているのだろうが、ずっと前から計画されていたのだろうか?まるでDS。今日のところだれに入れるか決めてはいない。というか、投票用紙を目の前にするまで決められそうにない。とりあえず、選挙公報を改めて読んでみよう。明日の天気は?鎌倉市議会選挙2025・・・一体どうして村岡なのか
今朝の天気予報でキャスターが昨日ようりも厚い雲に覆われている、というだけあって、少し暗い。ほんの少しの違いを認識することができるのだから人間の眼というのはよくできている。その能力を最大限に発揮することが仕事なのが病理医だから、ありがたいというしかない。昨日、はてなブログにアカウントを作った。あるgooブロガーさんが、あっさり引っ越しているのを見てとにかく場所を確保することにした。しかしながら、なんとなく上品な作りでにわかに移行していいか躊躇している。はてなブログでも”こんな気持ちでいられたら(こんきも)”をタイトルにする予定なのでいわばあちらはドッペルゲンガーということになる。それでも、ここ(gooブログ)のこんきもは早晩消失するので、ドッペルゲンガー状態も解消される。しばらくは二重生活にするか、パッと行...これが電脳世界の儚さか・・・5ドッペルゲンガー
今日も空には厚い雲。そろそろ青空が見たいところだが、昨日のような強風が吹いていないだけでよしとしよう。gooブログの閉鎖が決まってからというものなんだか筆(キータッチ?)が進まない。これまでもそんなこといくらでもあったのかもしれないが今回は違う。確実に”死にゆく”ブログの中で生きている自分というものの生命が失われていくのを実感している。いわば、”電脳世界での死”だ。それが、筆が進まない理由だと思う。閉鎖が話題なのだから、それも仕方あるまい。11月18日に死ぬことが決まっているわけだが、その日に向けてここに発信しようという意欲が急速に失われている。もし、無事引っ越しできたら、そこでの”生”があるのだろうが、それは今ここで生きている私ではない。今回のことで私もそれなりに電脳世界に身を投じているのだと実感する。...これが電脳世界の儚さか・・・4筆が進まない
厚い雲に覆われ、霧雨というよりは大粒の小雨が降っていた。いつの間にか庭木が新緑でいっぱいになっている。車を降りたら駅まで走って行こうとしたら妻に長傘を持っていくようにといわれそうしたら、すぐに雨粒は大きくなって、言われたとうりにして良かったと思う。gooブログの閉鎖に伴う記事がチラホラあって、すでに引越しを済ませた人、どこに引っ越すかまだ思案中の人、このまま記事も何も消滅するに任せる人、などなど様々だ。いずれにせよ、日常生活の中に当たり前のようにあったブログ生活が失われてしまうというのは、どのブロガーさんにとってもショックだろうが、gooブログから引っ越しできることが、新たな展開を生むかもしれないと希望を持っている人もいるかもしれない。それとも、このままブログ生活を止めてしまうことのできるのが嬉しい人もい...これが電脳世界の儚さか・・・3お引越し
今夕から天候は崩れるそうだが、昼間は大丈夫そうだ。昨日、喉の様子を見てもらって、あまり心配しなくて良い状況と知って少し安心した。肩とか腰が痛むようになって、歳をとるとはこういうことかと実感するようになっていたが、最近は気力の衰えを感じるようになってきた。身体能力の低下がその一因なのだと思うが、それが著しい。とくに、先週末学会に参加して感じたような無力感は如何ともし難い。もちろん、”経験に基づいた”能力を発揮することはできるのだが、新しいことに挑戦する気はずいぶん失せてしまっている。うまくいって残りの人生は4分の1ぐらいしか残っていない。この時間、楽しく過ごしたいものだ。死ぬ時後悔しないように残りの命をどう使って歳をとるか
喉のヒリヒリ感が取れないのと、咳も時々出るのとで、大学院時代一緒でのちに耳鼻咽喉科医になった友人に診てもらうことにした。年も年だからなにかおかしな病気があっても困る。内視鏡を入れてみてもらったところ咽頭炎が見つかっただけで、とくに問題はなかった。自分では花粉症が元にあって、それに黄砂が加わって(黄砂を核にして花粉がつく)余計に酷くなったのだと考えているが、彼に言わせると「まあ、その証拠はないからね」とのことだった。今朝の天気予報では、花粉の飛散もそろそろ終わりです、なんていっていたから、私の喉も早晩治るだろう。でもそうだとすると、来年もまたこの花粉症に悩まされることのなるということで、困ってしまう。山は緑喉の様子をみてもらった
結局1日雨は降らず。学会は疲れた。まあ、そんなことはどうでもよくて庭のモッコウバラが満開。ドウダンツヅジも。暑いね学会疲れは取れず
日本中猛暑の予想だったが、朝なら大丈夫だろうと駅前の宿から会場まで歩くことにした。最初のうちは涼しかったが、あっという間に汗が滲んで、会場に着く頃には公開した。会場内には涼しげな七夕飾り。中に入ってホッとしたが、しばらく汗が引かなかった。あと半日仙台は朝から暑かった・・・第114回日本病理学会総会最終日
昨日から仙台で開催されている春の病理学会総会。今年は仙台。郡山を過ぎたあたりから東北新幹線の車窓から桜がちらほら見え始めた。今回はこれといった出番もなく、ゆっくり皆さんの発表を聞いている。いつものことだが、学会というもの、いったん始まるとずっと会場の中にいるので仙台にいても東京にいても大して変わらない。松島に行ってきたなんていう先生もいたが、私は今日明日真面目に勉強しよう。軽く飲んだ第114回日本病理学会総会@仙台・・・東北は桜が満開
gooブログ閉鎖の知らせが出てから2度目の朝。少しひんやりしている。天気予報では日中は6月並みの気温まで上がるが、湿度が低いのでしのげるでしょうとのこと。熊本地震のあったのが、2016年4月。熊本には一度行ったことがあったが、それがいつだったか思い出せず、過去記事を検索したら、2015年10月に講演で行っていた。ほんの半年の違いだったわけで、人生など綱渡りのようなものだと思う。それはさておき、長年ブログを続けていると、こうやって何かがあった時自分がどうしていたかを”瞬時に”振り返ることができる。これが紙の日記だとそのものがなくては振り返ることはできない。ある程度の匿名性をもって書いているので、ぼやかして書いているところもあるが自分ではその時の気持ちは思い出せる。トップに貼る写真を撮るのも虚しくなるが、早く...これが電脳世界の儚さか・・・2
すっきりした朝。新緑が目立ち始めた絹張り山のスカイラインがくっきりしてきた。花粉の飛散はほとんど止んだようで、咳もめっきり減った。幸い黄砂だけならアレルギー反応は来さないようだ。昨日、gooブログの閉鎖が通知されてびっくりした。あと半年ほどでこれまで書き連ねてきたこのページがなくなってしまうのかと思うと電脳世界の儚さを実感する。巨大な電脳空間のほんの片隅が消滅するだけなのに、私自身にとってはすごく大きな変化だ。書籍化できるというが、それは文字データだけで、その折々に挿し込んできた画像は残らない。ブロ友さんの中にはとても素晴らしい写真を載せている人が数多くいるし、そのほかにも旅行記、闘病記、そして日々気がついた時の画像が貼られていて、時々バックナンバーを拝見させてもらったりする。動画を貼り付けている人も多い...これが電脳世界の儚さか・・・1
朝から降ったり止んだりで落ち着かない天気。7時ごろは土砂降りでこれはもう長傘を持って出ないといけないかと思っていたが、すぐに止んで傘は持たずに出てきた(もちろん折り畳みは常備している)。日本人の数が減っている。その代わりに外国人が増えている。どこの国の人が増えているのかわからないが、その人たちは日本に何をしにきているのだろう。悪いことをしにきているわけではないだろうから、心配することはないが、外国人が増えると日本の文化が失われてしまう。外国の様々な文化を理解する必要はあるが、日本の文化が外国文化に置換されては困る。いまさら人口減少を嘆いても手遅れなのだが、ではどうしたら日本の文化を守ることができるか思案のしどころだ。どうしたものか縮んでゆく社会
渋谷で所用があり、夕方から行った。こんなに暑いのに多くの人が集まっていた。半分は外国人のよう暑さの中でも渋谷にはたくさんの人出
昨夜は月が美しかった。いかにも梅雨明け後といった月夜。いよいよ猛暑がやってくるということだけど、どうなるのか心配でならない。夜の間エアコンを入れるのがデフォルトとなってしまってこれでいいのかと思うが、夜中の2時3時に寝苦しさで目を覚まして体力を奪われるよりはマシだろう。とにかく、梅雨も明けたことだし、ヘタった体をシャキッとさせて心機一転行きたいところだ。ここ数日は、トランプ前大統領の暗殺未遂事件から共和党大会およびバイデン大統領の出馬の是非の話題でもちきりだ。米国の選挙の話なので、これまた都知事選と同様一日本人の関与しうることではないが、願わくば平和な世界を実現してくれさえすれば今回はどちらでもいい様に思う。ヨーロッパでも右派が発言力を増していることを考えると、どこも自国第一主義となっていて、日々の生活に...梅雨も明けて心機一転と行きたいところ
今朝は通信状況が悪くてエントリーをアップできなかった。昨晩、教室の歓送迎会という暑気払いがあり、懐かしい顔に久しぶりに会えて楽しかった。コロナ禍で中止になっていたので、5年ぶりの開催。この間に退職した人、異動した人も多く、こうやってここにこられる自分というのも案外しぶといと思う。昨日は鎌倉花火大会の日でもあった。これまた5年目での開催で、なんと16万人もの人出だったそうだ。私が委員長の会議の開催日で、それに出ると花火の開始時刻に鎌倉に戻ることはできなかったので、ハナから諦めて教室の会に出たということもある。10時ごろに帰宅したが、鎌倉じゅうに人が溢れていて、暑さと相まって参った。一人で花火を楽しんで、写真を送ってくれた妻が駅の近くまで車で迎えにきてくれたが、いつもは5分ほどのところが30分以上かかった。こ...ちょっとヘタリ気味で
濃霧であまり遠くが見通せないが、梅雨明け間近と思ってなんとか頑張ろう。そもそも私なんぞ、空調のきいた建物の中で仕事をしているのだから、天気に文句など言えたものではない。梅雨前線はこのまま北上して明後日には消えて無くなるようだ。今月初旬の猛暑の再来とはならず、しばらくの間は30度前後で止まるようだ。テレビのニュースでは、トランプ前大統領の暗殺未遂事件と大谷翔平の大リーグオールスターの報道が前後して行われている。どのマスコミも今回のことが今後どの様に進展するか全くわからない様だが、これこそ、民主的な選挙が行われることの証であって、正しく遂行してもらいたい。一方で衆人環視の中での殺人未遂の話、もう一方で平和(ビジネスが絡んでいるが)なスポーツの話。人間の心とはまさにこんなもので、あれこれのことを同時に受け入れて...梅雨が開ければ局面も変わるか
今日明日の雨で梅雨は明けそうだが、とにかく蒸し暑い。世界状況は混沌とした方向へ進むだけで、一向に明るい光は見えない。昨晩、NHKで阿部一二三,詩兄妹の話をしていたが、家族愛溢れるいい話だった。ごく普通の家庭から二人の金メダリストを輩出したが、それが本人たちの大変な努力とともにご両親、兄弟の並々ならぬサポートあっての金メダルだった。パリでの健闘を祈りたい。そして、オリンピックが平和の祭典になることを祈る。なかなか書けんこれまで見えていなかった犠牲が露わになってきた時代
午後から雨が降るというので、午前中のうちに庭仕事を済ませようと妻と頑張った。蒸し暑かったが幸い熱中症になる前に切り上げた。昨晩は、LPGAメジャー大会での古江彩佳の大逆転優勝、ウィンブルドン男子決勝、そしてドジャース対タイガース戦とスポーツが目白押しだった。トランプ元大統領の暗殺未遂についての朝日新聞の論評は何か目新しいものがあるというわけではなく、この世界が終末に向かっているのではないかという漠然とした不安を感じている様な雰囲気だ。先の見通せない時代となったように感じるのは年寄りだけで、若い人たちは未来のあること知っていてほしいし、実際そうであってほしい。雨は夜にずれ込むそうで先の見通せない時代と感じるのは年寄りだけか
梅雨明けも近づいてきて、松山城の一部で崖崩れがあった。父が松山の出身で、城山には何度か行ったことがあり、どこで起きたのかまではわからない。そういえば、道後温泉が5年半ぶりに再開したということもあるのに、とても残念だ。トランプ元大統領が狙撃された。銃弾は耳を掠め、かろうじて一命を取り留めた。どんな主義主張、生活態度、言動であろうが暴力によって存在を抑えるということは絶対にあってはならない。私たち日本人は元首相をテロで失っており、その思いは一層強くあるべきだ。その時、私が専制主義国家の元首が邪魔に感じたことがなかったか思った。民主主義の国でないのだからいいというわけではない。それでも、と考えると思いは複雑だ。暑さは一服あってはならないことがまたおきた
雨が降ったり止んだり、晴れたり曇ったり。気温は30度に届かず、過ごしやすい1日だった。このところちょっとスランプ。何がどう悪いと言い出すとキリがないのだけどとにかくそうだ。スランプの原因は疲れだと思う。ここ最近の暑さと、先週からの風邪のダブルパンチ。この週末はちょっとのんびりしてリセットしよう。大リーグドジャースの大谷翔平もこのところ不振だったが、今日はチャンスでヒットを放って勝利に貢献した、あやかりたい。笑顔でいこうスランプはなんで
猛暑は一服。久しぶりの梅雨空だが、おかげで最高気温は30度を下回るということで一安心。妻が娘夫婦を連れて青森の姑と義弟夫婦のところに行ったので、今日は駅までの送迎なし、弁当もない。妻のありがたみを急に実感する。おかげと言ってはなんだけど、先日見損ねた鶴岡八幡宮の蓮をみることができた。今週末は満開だろう。昨夜も家に帰ってからあれこれやって、風呂を済ませてビールを開けたらもう10時半。家というのは食べて寝るだけのところではない。そんなわけで、今日明日は我が家は私一人なのだが、やたらと広い。使った部屋は、リビングと寝室と風呂と手洗い。こんなに広い家に一人で住む様になったら持て余してしまって困るに違いない。それでも、台所、風呂、手洗いは現在のクオリティーを下げるのは忍びない。人口が減るということはこういうことかと...人の数が減るということ
梅雨空が戻ってきて気温は30度ない。湿度は高いが、風があってなんとかしのげそうだ。世間では理不尽なことがあとを絶たず、日本という国、そこに住む国民がいかに緩い規範のもとで生きてきたかが露見している。でも、そういったことを傍観し、どこそこの県知事はひどい、警察本部長ともあろう人間がこれでは治安は、そして国防は一体どうなっているなどといって批判しているだけでは埒が開かない。私だって小さい組織を預かっているわけで、そういうところにいて管理はきちんとできているか、周りの人間に忖度させていないか、ということを意識したい。先日、ちょうど内部監査があって、私もあれこれ聞かれた。自分自身が自分の評価者にならざるを得ない局面もあり、これは大変だと思った。なぜなら、何かあった時は進退をかけなくてはならないからだ。パワハラ・セ...他山の石に学ぶことはたくさんある
梅雨前線がドッカと横たわっている割に、関東南部は晴天で、今日も蒸し暑い。35度まではならない様だが、熱中症には気をつけて過ごしたい。明日から梅雨空がもどるということで、ではそうなると今度はどうのなるのか最近の天候は想像以上の展開をとるので困ってしまう。鉢植えの紫陽花がそろそろ色褪せてきたので、ハイビスカスの鉢植えと交代。軽い鉢に軽い土で育てているので、こういうことができる。ちなみにバラ鉢はほとんどを裏に戻して養生している。ご近所には年季の入った立派な鉢植えのバラを育てているお宅が何軒もあって羨ましいのが、家の作りからもそういうのは難しく、落ち着きがないようだがわが家はこのスタイルで行くしかない。今年は植物の生育がいい様に思う。春先の雨の塩梅が良かったのか、それぞれが我が家の環境に慣れてきたのかもしれないが...明日から梅雨空
昨日はウォッチの示す気温が35度にもなってびっくりしたが、きょうもずいぶん暑くなるらしい。熱湯風呂に突っ込まれた様な状況で、暑熱順化など悠長なことを言っている場合ではない。こう暑いと頭の働きは鈍ってしまうし、労働意欲も減退する。おまけにこの咳。なかなか取れてくれない。頭が朦朧としてくると、自分の立ち位置というのがよくわからなくなる。電車でぼんやり人の顔を見ていると、自分を含め人は一体なんのために存在して、何を考えているのだろうかと考えてしまう。そのそも、自分の意思というか存在を中心に据えていいものかどうかわからない。全てのものが相対的に移動しているのがこの世の原理だが、さて、自分の意思とは一体どこかに固定できるのだろうか、それともそんなことはできないのだろうか。もし、太陽に対する地球の様なものを考えるので...自分の意思は天動説か地動説か
この猛暑も今日明日でいったんおさまるみたいだが、しばらくすると大雨がやってくるだろうから、油断はならない。それより何より、今日明日の暑さを凌がないことには話にならない。水分補給はしっかり行なって過ごしたい。東京都知事選は予想通り小池さんの圧勝で、子育て支援がより充実する様だ。神奈川県民としては関係ないといえば関係ない話だが、東京都に期待することもある。予算規模が桁外れだからそうそう簡単な話ではないが、この様な支援策が周辺自治体にも広がってくれるといい。そんなお金はないと言っても、子育て支援で若い人が集まってくれたら将来的には税収は上がってその土地は栄える。イギリス、フランス、米国では相次ぐ選挙であれこれいろいろな騒動が持ち上がっている。それぞれの問題は根深いものがありそうで、そとからみるだけではわからない...東京からのトリクルダウンは広がるか
朝一番で妻が起き出したのでどうしたかと聞いたら、涼しいうちに庭仕事をするという。私も起き出して剪定などした。8時過ぎには暑くなりだしたので、無理せず家の中に入った。日陰なら風もあってそれなりにしのげた。大谷のホームラン(28号)を見てから、早起きした分昼寝をし、日が傾いたところで散歩にでた。この前作った折り鶴が七夕飾りに使われているのを見に行った。本殿の前に飾ってあった。暑いながらも風があって、小町通りの甘味どころへ。宇治金時を食べたら体の中から冷えた。夏の夕方のこういう時間が好きだ。今夜は星が見えるかもしれない。願い事は?のんびりの1日
今日明日は災害級の暑さがやってくるそうで熱中症が怖くなる。研究会のため、朝から出てきたが、すでに暑い。あっという間に30度に達しそうだ。まだ、頭痛がして喉も痛いが、この頭痛と熱中症を区別しておかなくてはいけないだろう。今日は車内の通信環境が良い。やはり普段は人が多過ぎて回線の取り合いになっていたのか。テレビは連日東京都知事選挙の話題でもちきりだ。私は神奈川都民なので、誰が都知事になろうが関係ないが、民主的な選挙であること、そして女性候補が話題になっているということはいいことだと思う。イギリスでは、保守党から労働党への政権交代があった。ここでもちゃんと選挙は行われている。民主的な公正な選挙が行われている国に住んでいるというのはありがたいことだし、このことが維持されていくことを監視していなくてはいけない。水分...民主的な選挙のありがたみを実感する
月・火は風邪で唸っていたが、おととい昨日はだいぶ持ち直してきた。今日も咳は残っているがまあまあ。それでも空調の風が当たるとヒリヒリするので上着は手放せない。診断中に急に喉がイガイガして咳をしようとしたら、パーテションの向こうで技師さん数人が、この咳の出る風邪流行ってません?などという話をし始めたので、あわててマスクを付け直して上から抑えた。この風邪ずいぶん流行っている様だ。今日締め切りの原稿を往復の電車でこつこつやっていたので、このところブログには手が回らないでいた。Xもそれなりに書いていて、多動症の様な落ち着きのなさだが、小学校の頃、落ち着きのないお子さんですねと三者面談のとき言われたぐらいなのだから仕方がない。そうはいっても、やることといえばとっつきやすいことばかりで、困難なことに挑戦しているわけでは...体調不良もそろそろ出口が見えてきた
朝から暑い。風邪からの回復度合いは70%前後といったところ。仕事をまともにするにはほぼ十分だが最高のパフォーマンスを発揮するにはあと、10%ぐらいの上乗せが必要だ。それは今日の大谷翔平のホームランにお願いしよう。昨日、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたことが憲法違反であったとする判決が、最高裁大法廷で下された。憲法13条と憲法14条第一項に反するとのことで、おりしもNHKの連続テレビドラマ”虎に翼”で法律家がヒロインとなっていることもあり、私も判決文の要旨に目を通した。風邪で理解力の衰えている私の脳で理解するには少々難しい内容だったが、概ね納得できるものだった。優生思想というものはそもそも法のもとでの平等に反するものであって、肯定されてはいけない。そもそも何を持って”優生”というかなど誰にも決めるこ...旧優生保護法「違憲」判決報道にふれて
休み明け。休みといっても病気で1日休んだだけなのに、お待ちしてましたとばかりに仕事がたくさんある。引も切らずとはまさにこのことで、なんでこうもあるのだろう。とにかくみんなで頑張って、一日仕事を終えたら、だいぶ元気になっていた。熱は下がっているだろうし、ふしぶしの痛みも消えた。仕事が薬、などとは言いたく無いが不思議なものだ。ところで、大谷翔平は今日も打ったが、これがデフォルトになりつつあるのは信じがたいことだが現実。通信環境が今ひとつで、ちょっと体裁が悪いのだけど、忘れないうちにとりあえずアップします。引きも切らずとはこのこと
昨日の迅速診断はなんとか済ませたが、今日はダウン。妻の知り合いには同じ様な風邪で1週間以上動けないでいる人もいるとか。私もこじらせない様にしよう。元々今日は年休を取る予定だったのでゆっくり休んだ。明日は晴れるかな復調はほど遠く
大雨が降ったり止んだり。風邪をひいて昨日は1日うんうんうん唸っていて、ブログも書けなかった。この風邪、アンに面会を行った土曜日にはすでにひいていたようだ。今朝になっても熱は下がり切っておらず、頭はガンガンするし、眼の奥は痛いし、身体中ヒリヒリする。薬のおかげで最悪の状態にはなっていないが、どうにも調子は出ない。午後に脳神経外科から迅速病理診断を依頼されたので、昼前に出かけた。片道2時間かけてまでいくことがあるかというと、やっぱり今日動けるのは私だけで、新人に重責を担わせるわけにはいかない。迅速診断というのは無茶苦茶プレッシャーがかかり、ある程度経験を積んでいてもそうそう簡単なことではない。そんなわけで、今日は今にも倒れてしまいそうなのだけど患者さんのお役に立てると思うと、頑張るしかない。マスクもつけてぼろぼろだけどそれでも行かねば