お花見はいつもより家を早く家を出て
昨晩、鎌倉に帰ってきたら夜桜見物の人で段葛はごった返していた。これではのんびり見ることはできないと、そそくさと帰った。この先何度見ることができるかなどわからない、今年は今年で桜を目に焼き付けておこうと、いつもより早く出てきた。十数年来の歩き慣れた風景、ビュースポットはわかっているが、どこも結構人がいて、写真を撮るのに誰かが映り込まないようにするのは工夫がいった。人が少ない時間にゆっくり見物したいと思うのは誰しも同じ。見事な桜にしばし見とれていると、癒されるという言葉の意味がわかる。段葛に桜が植えられたのはほんの100年前(大正7年)で、昔の人がこんなに美しい景色を見ていたら、今の世の中はどうなっていただろうかと思う。少し歩いて振り返ると三の鳥居の向こう、静御前の舞殿ごしに本殿が見える。1000年前にこのよ...お花見はいつもより家を早く家を出て
2023/03/31 18:42