前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
創業120周年の小樽の新海金物店が3月末で閉店するというニュースを見ました。店名を聞いてもピンときませんが、店頭に置かれた大きな鍋とやかんの写真を見て「あそこか~」とわかりました。小樽に行くと、この店のあるサンモール一番街商店街は通ることもあり、その度にこの鍋とやかんには目がいきます。下の写真は2010年に撮ったものです。この巨大な鍋とやかんは1950年代にはあったということですが、現在のものは30年ほど前に大...
地域タグ:北海道
小樽都通り商店街です。小樽駅から海へ向かって歩いてすぐの場所にあります。北海道では札幌の狸小路商店街に次いで古い商店街とのことです。この日は定休日の店が多く、人気の店や話題の店も閉まっていました。名物のマロンコロンを買おうと思った「あまとう」も休み小樽の銘菓ぱんじゅうを買おうと思った「西川」も休み昭和8年創業の純喫茶「光」も休み小樽あんかけ焼きそばで有名な「五十番菜館」は営業していましたが、あいに...
地域タグ:北海道
五色塚古墳は神戸市垂水区にある前方後円墳です。下の写真の右端に写っている吊り橋は本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋です。あまり知られていませんが、全国で最も多くの古墳があるのは意外にも兵庫県で1万8千基以上あります。その中で五色塚古墳は最大の大きさで全長194mあります。築造年代は4世紀末から5世紀初頭と推定されています。下の写真は後円部分から見た前方部分です。目の前は海で、向こうに見えるのは淡路島です。古...
地域タグ:兵庫県
前回、函館駅について書きましたが、その函館駅に入る線路はホームに差しかかるあたりから大きくカーブしています。函館駅は終着駅なのでこんなに急カーブしなくてもよさそうなものですが、大きくカーブしています。実はこれにはカーブせざるを得なかった理由があります。下の写真は函館山から駅のあたりを撮ったものです。カーブしている白い部分が函館駅ホームの屋根で、その先はかつての青函連絡船の埠頭に続いています。現在埠...
地域タグ:北海道
JR函館駅です。現在の駅舎は2003年から使われている五代目駅舎です。外観は船をモチーフにしているそうです。遠くから駅舎全体を眺めると確かに船のような感じはします。言われてみれば…ですが。北海道新幹線開業以来初めて行きました。ホームとは階段もなくフラットで繋がっています。道内の大きな駅に入っているキヨスク運営の北海道四季彩館もあります。駅舎が新しくなる前から駅前は広いです。ここから函館市内や道南観光地へ...
地域タグ:北海道
前回の旭川の東横インの話の中で、旭川駅から出ているノロッコ号で富良野に行く人も多いという話をしましたが…実は観光客に人気の「くしろ湿原ノロッコ号」と「富良野・美瑛ノロッコ号」は2025年度で運行終了になります。私は20年以上前に細岡駅から塘路駅の一区間だけ「くしろ湿原ノロッコ号」に乗ったことがあります。塘路駅の駅舎はログハウスを模した外観です。小さな無人駅ですが、「釧路湿原ノロッコ号」の折り返し駅になっ...
地域タグ:北海道
前回の北海道旅行で東横イン旭川駅前一条通に泊りました。旭川駅の近くに2軒の東横インがあり、以前東横イン旭川駅東口に泊ったことがありますが、こちらに泊ったのは初めてです。ツインもそこそこの広さがあります。夫婦の荷物は余裕で置けました。無料朝食は1階のロビーで食べますが、混む場合はお部屋に持って上がって召し上がってくださいとのことでした。混んでいたら部屋で食べようと思いつつ朝に下りてみると、みなさん持ち...
地域タグ:北海道
網走に「流氷初日」が発表されたのは15日でした。「流氷初日」とは沖合の流氷がそのシーズンで初めて肉眼で確認された日です。2月15日の網走での「流氷初日」は観測史上で最も遅い記録となりました。ところが、そこから一気に挽回するかのような猛スピードで流氷は網走に接岸しました。「流氷初日」の2日後の17日に「流氷接岸初日」が発表されました。平年よりも13日、昨年よりも26日遅い観測ですが、一晩で沖合からやって来たこと...
地域タグ:北海道
島根県にある足立美術館は横山大観など近代日本画を中心とした美術館です。ただ展示作品以上に有名なのが5万坪の広大な日本庭園です。アメリカ専門誌の日本庭園ランキングでは毎年「庭園日本一」に選出されており、昨年で22年連続日本一になりました。広い日本庭園は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと細部まで維持管理されています。以前、遠くから見て伸びすぎた木や枝を専属の庭師がトランシーバーで指示しながら...
競走馬のイクイノックスは北島三郎さんがオーナーのキタサンブラック産駒で、2022・23年の天皇賞(秋)連覇、2022年の有馬記念、2023年の宝塚記念、ジャパンカップなどのG1レースを勝った名馬です。今年のJRAの無料カレンダーは有馬記念の人気投票で1位になった馬たちの特集ですが、イクイノックスは表紙と11月の写真を飾っています。そしてカレンダーの巻末に、このイクイノックスのぬいぐるみが当たるプレゼントがあったので12月...
地域タグ:兵庫県
バレンタインの回でも少し触れたロイズですが、そのロイズあいの里公園店です。新しくできたロイズタウンから車で5分ほどです。近くにロイズタウンができたことで、こちらのお客さんは少し減ったのではないでしょうか。この日もロイズタウンは人が多く、昼食にパンを食べようと思ってもほとんど売り切れていたのでこちらに移動して来ました。あいの里公園店に来ると店内は比較的空いており、パンも豊富にありました。「当店人気1位...
地域タグ:北海道
今日はバレンタインデーですね。昭和40年頃に女性が男性にチョコレートを贈るという形式が定着しましたが、製菓業界が販売促進のために広めたといわれています。かつてほど義理チョコを大量に買って配る風潮もなくなったので、メーカーも薄利多売から高級志向にシフトチェンジして、今や1粒400円以上のものも珍しくありません。そこへ折からの物価高とカカオ豆の高騰でチョコレートの価格は爆上がりして購入者の財布のひもは固くな...
地域タグ:北海道
資さんうどんは昭和51年に北九州で開店し、今では 「北九州のソウルフード」として人気のうどんチェーン店です。店舗は発祥の北九州を中心に福岡県に多くありますが、最近は九州以外にも進出しています。関西では大阪と兵庫に5店舗あり、そのうちなぜか2店舗は尼崎市です。ということで2024年2月にオープンした尼崎アマドゥ店に行きました。オープンして半年ほどは長蛇の列だったようですが、現在は平日だと比較的余裕はあるようで...
地域タグ:兵庫県
前回は小樽駅に着いたアジア系外国人観光客で混雑している三角市場のことを書きました。彼らはそこから小樽運河や堺町通りに向かいますが、最近では定番の観光地ではない船見坂や朝里駅に大勢押し寄せているそうです。理由は映画ロケ地の聖地巡礼です。船見坂は小樽駅近くの勾配15%の急坂で小樽港に停泊する船を眺められるビューポイントです。1995年の映画「Lave Letter」のロケ地で、ここで主演の中山美穂さんと同じ服装で写真...
地域タグ:北海道
JR小樽駅です。この駅舎は昭和9年に建てられ、10年ほど前にリニューアルされました。外観は東京の上野駅をモデルにしているそうです。国内に現存する数少ない昭和初期の鉄筋コンクリート造りの近代駅舎で、国の登録有形文化財に指定されています。駅舎の上の方にはガラス工芸の町を象徴するたくさんのランプが飾られています。全部で333個あり、小樽の有名ガラス工房の北一硝子より寄贈されたものだそうです。駅は観光客で大混雑で...
地域タグ:北海道
北海道から九州まで日本列島を大寒波が襲いました。ピークは越えたようですが、各地で大雪による被害が出ています。雪のない京阪神地区ですが、さすがに今回は京都市中心部で9cmの積雪があり、事故や転倒が相次ぎました。上の記事の八坂の塔は周辺が坂道なので雪の日は危険です。私は8年前の雪の日に訪れましたが、何人か転んでいる人を見かけました。そして京都市内で雪景色の定番スポットといえば金閣寺です。こちらは10年前の雪...
地域タグ:京都市
11日まで開催されるさっぽろ雪まつりもいよいよ終盤です。予定されていたアイドルのイベントが中止されたくらい予想以上の混雑ぶりのようですね。ところで、さっぽろ雪まつりでは注目される巨大雪像以外に、小規模な市民雪像も数多く作られています。例年は開催期間中に人気投票が行われて最終日前日に結果が発表されるので、今年の場合はおそらく明日10日に発表されると思います。2024年の市民雪像人気投票のベスト3は以下の3作品...
札幌にある動物園「ノースサファリサッポロ」が、市街化調整区域で無許可で施設を建築して20年間営業していることで、札幌市は撤去命令を出す検討をしているというニュースが報じられています。この動物園はユニークな内容で話題になり、テレビや雑誌でも取り上げられていたので私も2016年に行きました。今は知りませんが、当時は「危険な動物園」を売りにしていました。特定のエリアに入る前には自己責任のサインをしないといけま...
地域タグ:北海道
札幌の雪まつり開催中に実施される道北・名寄市の「北の天文字焼き」です。毎年2月の第二土曜日に実施され、今年は明日の夜に点火されます。1989(平成元)年2月から始またイベントで、新型コロナで中止になった年もありましたが今年で34回目になります。『天』の文字は、縦220m、横150mに配置されたドラム缶270個の規模で描かれ、2017年にはギネス世界記録として認定されました。 そもそもの「天文字」の由来は、1989年当時の道北...
地域タグ:北海道
今やひこにゃんは彦根の代名詞のような存在です。ひこにゃんの誕生は2006年です。ゆるキャラブームの火付け役になりましたが、今ではすっかりゆるキャラブームは下火となり、多くのゆるキャラが消えた中で、元祖ゆるキャラのひこにゃんはまだまだ健在です。正月明けにひこにゃん宛てに今年もたくさんの年賀状が届いたという記事が出ていました。16年連続で1万通超えという人気で、今年も約1万2800通が届いたそうです。ちなみにそ...
地域タグ:滋賀県
ざっくりと「北海道は雪が多い」と思いがちですが、「北海道でもあまり雪が積もらない」地域もあります。昨日記録的な大雪となった十勝地方も雪が少ない地域です。そこに帯広で24時間124cmも一気に積もったのですから大変です。過去最高の記録ということです。帳尻合わせに一気に雨や雪が降るといいますが、これははるかに帳尻を超えています。十勝地方の学校は休み、鉄道は運休、高層道路は通行止め、そして仕事を休んで1日に何度...
地域タグ:北海道
八丁味噌は、愛知県岡崎市発祥の長期熟成させた豆味噌です。岡崎には2軒の老舗八丁味噌業者がありますが、「生産地が愛知県であれば八丁味噌と名乗れる」とする国が保護する地域ブランドG1制度に反発して登録しなかったために、2月から八丁味噌を名乗れないという理不尽な事態になっていました。岡崎の2軒の老舗八丁味噌業者とは、1軒は「カクキュー」で1645年創業とされています。3代将軍徳川家光の時代です。もう1軒は「まるや...
日本の水族館にいるペンギンの中でおそらく最も多い種類はフンボルトペンギンでしょう。おたる水族館にもおりました。以前にも紹介しましたが、おたる水族館ではトドやイルカのショーを見ることができます。同じようにフンボルトペンギンのショーもありますが、このショーはペンギンたちの気分で進行します。下の写真は低いハードルを飼育員さんがエサを見せて越えさそうとしていますが、まったく飛ばずに回り込んでエサを食べます...
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前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
長崎孔子廟は孔子の遺品を納め祀ったのが始まりです。1893(明治26)年に中国清朝政府と華僑によって建立されました。ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像は、圧巻で荘厳な雰囲気です。 正面に孔子を祀る大成殿があり、その後ろに中国文化を紹介する中国歴代博物館があります。内部は撮影禁止です。この孔子廟から歩いてすぐの場所にあるのが長崎新地中華街です。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつです。東西、南北あ...
前回函館のイカがピンチだということを書きましたが、北海道漁港漁場協会は少しでも漁業に関心を持ってもらうために「難読漁港番付表」なるものを作りました。道内の難読漁港名を番付にしたもので、それによると東の横綱が羅臼町の「於尋麻布(おたずねまっぷ)」で、西の横綱が島牧村の「厚瀬(あっちゃせ)」です。北海道へよく行く私もある程度の地名は読めますが、漁村レベルとなると難しいです。中でも釧路と厚岸の海側を結ぶ...
函館といえばイカです。しかし近年漁獲量が減っており、今年も漁解禁日にほとんど獲れず、市場開設以来初めて初競りが中止されました。そして1週間後に出漁して何とか345キロを水揚げし、ようやく初競りができたということです。ただ昨年の同日には1000キロ以上が水揚げされており、初日の比較だと昨年の3分の1程度です。このままだと「イカのまち」ではなくなってしまいそうです。また知床ではカラフトマスの遡上が減っています。...
ここまで北海道の地方空港のことについて書いてきましたが、今回は九州の空港です。九州には多くの空港があり、国管理空港だけでも7ヶ所(福岡・北九州・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)あります。長崎空港はターミナルビルが教会の窓をイメージしたデザインで、屋上の鐘など各所が教会風になっていることが特徴です。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた空港で、1975年に開港した世界初の海上空港です。今年で開港50年になります。...
札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。滑走路は1500mが1本で、3000mが2本ある新千歳空港に比べるとかなり小規模です。函館や釧路といった道内都市を結ぶ便が多く発着し、ほかに三沢、新潟などを結ぶ便がありますが、東京や大阪を結ぶ路線はありません。この空港は陸上自衛隊丘珠駐屯地の飛行場でもあります。陸上自衛隊が管制業務を行うという珍しい空港です。2016年よりFDA(フジドリームエ...
オホーツク紋別空港です。前回書いた中標津空港よりさらに規模は小さく、現在は全日空の羽田往復便があるだけです。羽田空港からの便が到着するのは午後12時30分で、羽田空港に向けて出発するのは午後1時10分です。空港に行ったのは午後2時でしたのでもうここを発着する便はなく、中には入れましたが空港は実質閉店状態です。もちろん展望デッキに出ても航空機の姿はありません。外国人観光客の利用者数が増えて何とかコロナ前の水...
少し時間の余裕があったので何となく中標津空港に行ってみました。この空港にはかなり昔に来たことがあり、その時の印象が木のぬくもりのある空港でしたが、今回も変わらずというより一層きれいな木の作りになっていました。写真だけ見ていると、どこかの公民館の2階フロアという感じですね。ここで食後の缶コーヒーを飲んで休憩しつつ、このあとのドライブ計画を確認しました。テーブルもあって安上がりな喫茶タイムとなりました...
前回は函館の旧ロシア領事館と旧イギリス領事館のことを書きましたが、今回は長崎です。長崎の東山手十二番館は1868年に建設された建物で、ロシア領事館が置かれていました。外国人居留地を代表する洋風建築で、1998年国の重要文化財に指定されています。すぐ近くにある東山手甲十三番館は明治時代中期にフランス領事館として建てられた建物で、現在は無料で公開されているほか、喫茶店としても利用されています。そしてこれらの旧...
函館市にある旧ロシア領事館は明治41年に建築され、帝政ロシアの領事館としては日本に唯一現存する歴史的建造物です。30年前まで青少年研修施設として利用されていましたが、閉鎖後は老朽化して立ち入り禁止になっていました。そんな旧ロシア領事館を名古屋の企業が2021年に函館市から買い取って改修を進め、7月に高級ホテルとしてオープンすることになりました。全6室で、スイートルームは2名1室2食付きで1泊31万9000円ということ...
このブログで以前書いたことがありますが、クラーク博士の「初年よ大志を抱け」という名言は、北広島の島松駅逓所で札幌農学校に赴任してしていた博士が帰国するとき、見送りに来た学生たちに残したとされています。(恵庭だったという説もあるようですが…)現在国の史跡に指定されている旧島松駅逓所の近くには名言誕生の記念モニュメントが建っています。しかし名言が生まれた場所が北広島市だということの知名度は低く、有名な...
亀山社中は坂本龍馬とその同志により結成された日本初の商社兼私設海軍です。前回ブログで少し触れた坂本龍馬が学んだ神戸海軍操練所が閉鎖された直後の1865年に長崎で結社されました。老朽化していた龍馬が活動拠点として借りていた民家を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めており、床の間に掛かっている絵も武田鉄矢さん...
神戸の新名所TOTTEI(トッテイ)Iが4月にオープンしました。もともとは物流の拠点として倉庫が建ち並んでいた神戸港第2突堤でした。TOTTEIの中心施設は「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」です。プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の本拠地で、音楽ライブなども開催される予定です。TOTTEIの南端には海を眺められる広々とした緑のスペース「TOTTEI PARK」があります。そして「TOTTEI PARK」の広場全体を劇...
鹿追にある福原記念美術館です。前回書いた神田日勝記念美術館の近くにあります。十勝を中心に展開しているスーパー「フクハラ」の創業者である福原治平氏が長年にわたり収集してきたコレクションを一般に公開するために設立した美術館です。くつろぎながら芸術を楽めるよう喫茶スペースやテラスがあり、撮影もOKで、気軽に芸術品に触れあえる美術館です。六花亭の花柄包装紙でおなじみ 坂本直行 無題連ドラ「>なつぞら>」でブレ...
十勝の鹿追ゆかりの画家・神田日勝をご存じでしょうか。神田日勝は東京生まれですが、戦火を逃れて一家で鹿追に来ました。そこで油絵を始め、十勝の風景や農耕馬・牛などをモチーフにした絵を描きました。6年前のNHK朝の連ドラ「なつぞら」で主人公なつが十勝にいる頃に重要な役割を担っていたのが絵の上手な同級生の山田天陽(吉沢亮)でした。この山田天陽のモデルになったのが神田日勝です。鹿追にある「神田日勝記念美術館」に...
堺市にある大仙古墳(伝・仁徳天皇陵)は日本最大の前方後円墳です。しかし地上からあの特徴的な鍵穴のような形は確認できません。正面からも鳥居と森が見えるだけです。前回書いた堺市役所21階の展望フロアは80mの高さがありますが、直線距離で1km離れているので、やはり大仙古墳は森にしか見えません。そこで堺市は世界遺産登録が決まった2019年に気球から古墳を眺められる計画を立てましたが、トラブルのため5年以上も話が停滞し...
堺市役所の最上階21階は地上80mの高さから360度の展望が見渡せる回廊式展望ロビーとして無料開放されています。以前に行ったことはありましたが、4月にリニューアルオープンされたというので再度行きました。展望フロアには木製のテーブルやベンチなどが置かれ、くつろぎながら景色を楽しめます。堺の伝統産業を紹介する壁面イラストや市内観光スポットの情報などがあります。また、展望ロビー北側スペースには、堺名誉大使を務め...
十勝の豊頃町のシンボル・ハルニレの木です。一時、日立の「この木なんの木」のCMで使われたという誤情報が出ていましたが、確かにそう言われてもおかしくない風格があります。豊頃町のカントリーサインにもなっています。2本の木が成長過程で一体化したもので、幹の周囲は約3.6m、高さは約18m、枝の幅は23mという大きさです。この木を見に行くのは3度目ですが、今のところ弱る様子もなく元気そうです。近くには「はるにれ休憩所」...
十勝の幕別町にある明野ケ丘公園です。その丘の上に立つ展望塔が「ピラ・リ」です。名前の由来はアイヌ語の「偉大なる崖」という意味だそうです。冬は明野が丘スキー場になるということでリフトがありました。地上8mの高さの展望タワーからは、幕別の街並みや広大な畑を眺めることができます。早朝に行くと、運が良ければ雲海が見られることもあるそうです。私の持っている地図に「まるでガウディのような前衛的なデザインの施設...
奈良の興福寺は、藤原不比等が平城遷都で開いた藤原氏の氏寺です。下の写真は興福寺の東金堂と五重塔です。いずれも国宝建築です。現在はこの光景を見ることはできません。というのも五重塔が120年ぶりの大修理に入ったからです。昨年から徐々に作業用足場で覆われはじめ、2月には完全に見えなくなってしまいました。しかしながら興福寺にはほかに価値ある建物や仏像は数多くあります。北円堂は興福寺の中で最も古い建築物で、国宝...
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
平安神宮には神苑という広い日本庭園があります。通常は入園料600円ですが、年2回無料公開日があります。そこで昨日6月7日の無料公開日に合わせて行ってきました。神苑に入るとまず南神苑で、そこに日本最古の路面電車が置いてあります。明治44年に製造された車両で2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されました。西神苑はちょうど花菖蒲が見頃です。このときに合わせて無料公開日を設定しているのでしょうね。西神苑の白虎...
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...
羊蹄山の北北西あたりに富士見という地名があります。「蝦夷富士を見る」というわかりやすい地名です。そしてここに羊蹄姿見池と呼ばれる池があります。周囲130mほどの小さな池で、比較的訪れる人も少ないようです。池に羊蹄山がきれいに映ることから「姿見池」と呼ばれています。ここには羊蹄山の湧水が湧いています。ちょうど汲みに来ている人もいました。8年前に来たときは風は弱く池に波は立っていませんでしたが、肝心の山に...
前回紹介した三方五湖ですが、その全体を見るにはレインボーライン山頂公園へ行くのがおすすめです。リフトかケーブルカーで山頂公園まで上がります。写真に写っているレインボー傘は施設が日傘や雨傘として無料で貸してくれるものです。これを多くの人がさすことでSNS映えする効果を狙っているのでしょうね。山頂公園には5つのテラスがあり、三方五湖や若狭湾が一望できます。足湯やカフェもあります。山頂カフェなないろでジュー...
福井県の三方五湖です。北陸新幹線が敦賀まで延伸されて注目度が上がり訪れる人が増えているそうです。三方五湖は、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖はそれぞれ水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。下の写真は三方湖です。三方五湖の中で唯一の完全な淡水湖です。三方五湖の中でもっとも大きいのは水月湖です。近年、湖底に年縞と呼ばれる7...
道の駅「流氷街道網走」です。ここ数年連続して立ち寄っています。冬はここから流氷観光砕氷船おーろら号が出ています。夏はホエールウォッチングですが、私が乗ったときは空振りでした。売店では青い流氷ドラフトが網走地ビールとして人気です。ここの2階のレストランで昼食と思いましたが、ものすごく混んでいたので、ファーストフードで済まそうということになりました。食べたのは網走バーガーです。カラフトサーモンを網走産...
前回紹介した網走原生牧場です。今回は藻琴湖を巡るコースです。リーダーは下の写真のお馬さんです。名前はどんちゃんです。どんくさいからだそうです(笑)牧場に着いたときはいなかったのに、いつのまにか現れた看板猫の…名前は忘れましたm(__)m看板猫だけあって人に慣れています。でも少し頭をなでるとすぐにどこかへと出かけます。さすが猫だけあって自由気ままです。馬は柵の中で過ごしていますが、以前いつの間にか柵の外で...
北海道へ行くといつも立ち寄る網走原生牧場です。オホーツク海に面した高台にあります。この牧場は常連が多いような気がします。あまり宣伝していませんしね。レストランは別として、牧場は馬のおじさんの小西さんが一人でやっているのであまり多くの人が来ても対応しきれません。昔はその小西さんが馬に乗ってトレッキングコースを先導していましたが、ここ数年は東京農大オホーツクキャンパス馬術部の学生さんにまかせて、ご自分...
北海道むかわ町の穂別地区といえば、恐竜の全身骨格が発見され、それが2019年に新属新種と認められて話題になりました。付いた学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」ですが、「むかわ竜」の愛称で知れ渡るようになり、むかわ町のPRにも一役買っています。2年前にむかわ竜のレプリカを展示しているむかわ町立穂別博物館を訪れ、このブログでも紹介しました。写真には「入館者数60万人達成」という幕が映っていますが、今はさらに...
紋別で行われている将棋の名人戦も2日目を迎え、今夜には決着がつきます。対局者の藤井名人・豊島九段の両名は紋別空港に着くや息つく暇もなく、いろいろなイベントに駆り出されていました。紋別海洋公園の中にある「オホーツクとっかりセンター」は、野生のアザラシを保護・飼育している「アザラシランド」とアザラシとふれあい体験ができる「アザラシシーパラダイス」の2つの施設の総称で、国内でも珍しいアザラシに特化した施...
昨日も書きましたように、紋別のホテルオホーツクパレスで今日から2日間将棋の名人戦第五局 藤井名人対豊島九段の対局が行われ、町全体が盛り上がっているようです。ところで私は昨年初めて紋別に宿泊しました。宿泊したホテルは紋別セントラルホテルで、今回の名人戦会場のホテルのすぐ近くです。紋別はそんなに大きな町ではないので、大きなホテルといえば、この紋別セントラルホテルと紋別プリンスホテル、そして今回の将棋会場...