漫画「将棋の渡辺くん」の単行本最新刊が発売されたので、さっそく買って読みました。「将棋の渡辺くん」は渡辺九段の元奥様で漫画家の伊奈めぐみさんが渡辺九段についてコミカルに描いた漫画です。本の帯にも「離婚しました。」と大きく描いてあるように、最近電撃離婚されて将棋ファンの間では話題になりましたが、生活スタイルはこれまでと変わらないということです。作者の伊奈めぐみさんは高槻市の将棋イベントで何度か見まし...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
グラバー園は長崎屈指の人気観光スポットです。市内に点在していた明治期の洋館6棟を移築・復元しています。そのメインが園の名前になっている旧グラバー住宅です。1863年に建築された日本最古の木造洋風建築で、正面玄関を設けない特徴的な様式の建物です。グラバーは1859年に長崎に来航し、「グラバー商会」を設立しました。そこで坂本龍馬などの志士たちに銃や機械類を大量に販売する一方で、茶、絹、銀や各地の特産品を輸出し...
地域タグ:長崎市
道北の空の玄関口・旭川空港です。搭乗するわけではありませんでしたが、久しぶりに行ってみました。3階は展望デッキになっています。昔、関西方面から利用したことがあります。しかし今は夏季限定で伊丹からの直行便はあるものの、基本的には羽田経由便です。飲食エリアは2019年にリニューアルされました。家具の町・旭川らしく木製の椅子などが配置され、木のぬくもりがあるくつろぎの空間となっています。山頭火などのラーメン店...
地域タグ:北海道
今回旭川に泊ったときに食べた旭川ラーメン店は梅光軒旭川本店です。最近は道の駅や空港などにも出店していますが、本店に行ったのは10年以上ぶりになります。梅光軒は1969年創業の老舗です。本店の店内はカウンター席とテーブル席を合わせて30席ほどの大きさです。豚骨と鶏ガラをベースに魚介で仕上げたWスープは旭川発祥と言われており、そのスープで作られた醤油ラーメンは旭川を代表するラーメンとして定着しました。そして旭...
地域タグ:北海道
道の駅サラブレッドロード新冠です。同じ敷地には全国から寄贈されたレコードを展示した「レ・コード館」や、360度の風景が見渡せる「優駿の塔」もあります。日高地方は「競走馬のふるさと」として知られており、日高の海岸線を走る国道235号線のほぼ中間に位置するこの道の駅でも馬に関する商品がたくさんあります。下の写真は道の駅の中にある「馬九いくっ処(うまくいくっしょ)」というコーナーです。「上手くいくよ」という意...
地域タグ:北海道
前々回と前回、網走と恵庭の回転寿司店について書いてきましたが、今回は長崎の寿司店です。「寿司 若竹丸」は長崎県を中心に17店舗を展開するチェーン店で、私が行ったのはJR長崎駅横のアミュプラザ長崎本館にある店です。こちらの店はかなりの低価格で100円台のネタが豊富にあります。店には回転レーンはありません。だから店名に「回転寿司」の文字はありません。ネタの注文を店員さんに紙に書いて渡したり口頭で伝える店もあ...
地域タグ:長崎市
恵庭にある回転寿司ちょいすに行きました。最初に頼んだのは真いかソーメン握りいくらのせです。それから炙りエビ。そこから、やりいか姿、炙りざんまい、ホタテ、ザンタレ、いわし、タコ頭 、煮穴子と夫婦でこれでもかと食べてしまいました。中でも驚いたのは赤エビ頭唐揚げです。器に山盛り出てきました。132円という値段につられて注文しましたが、これには驚きました。おそらく捨てる部分ということもあるのでしょうか。ここ...
地域タグ:北海道
網走の回転寿司ビッグサンです。行くのは2回目です。網走市内には系列店がありますが、店名と看板からもわかるようにここはファミリー向けです。今回はけっこう充実している3貫セットものを中心に注文しました。いかトリオ(やりイカ・姿ヤリいか・真イカ)396円炙るスリー(サバ・いわし・サンマ)396円海老トリオ(甘エビ・ボイル海老・ボタン)627円単品で天然マグロ297円このあとザンギを食べたら、けっこうお腹いっぱいになり...
地域タグ:北海道
江戸時代中期は、鎖国政策のためオランダと中国とだけ長崎でのみ貿易を許可されており、滞在地をそれぞれ出島、唐人屋敷に限定されていました。 中国人にとっての「出島」であった唐人屋敷は、約3万平方m(約幅140m・奥行き250m)の長方形で、出島の約24倍の広さです。ただ出島より広いとはいえ、出島には幹部約15人しか住まず、その他の船員たちは船で暮らしていたのに対して、唐人屋敷の唐人の滞在人数は2000人を超えていたの...
地域タグ:長崎市
江戸時代、江戸の吉原、京の島原、長崎の丸山は日本三大花街として栄えました。このうち、江戸の吉原は今年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の舞台で注目されていますが、私が訪れたのは長崎の丸山です。丸山花街の入口近くにはかつて川が流れていて橋が架かっていました。男たちはこの橋で遊郭に行こうか戻ろうか思案したことから「思案橋」と呼ばれるようになったそうです。現在、川は市電の走る道路になり、橋も姿を...
地域タグ:長崎市
サルは知能が高いですが、中でもオランウータンは人間の5才児程度の知能があるといいます。それだけに彼らの目は単にものを見ているというよりは、何かを深く観察しているような感じがします。下の写真は旭山動物園のオランウータンです。しばらく木の枝をしげしげと観察して何か考えている様子です。目を見ていると「この枝は何かに使えるかもしれん」と真剣に考えているようです。すると考えがまとまったのか、その枝を口にくわ...
地域タグ:北海道
泊った浦河のホテルのすぐ隣にあった「うまい処かど天」という店に行きました。焼き魚定食や刺身定食以外にポークチャップなどの肉料理も自慢の店で、私が食べたのは浦河のソウルフードといわれる「浦河かつめし」です。一般的なかつと違い、脂っこさがありません。そのため「罪悪感のないかつ丼」と言われています。青海苔と醤油ダレが特徴です。地元では有名な店のようで、たまたまホテルの隣にあってよかったです。ただ前回書い...
地域タグ:北海道
昨年の夏に浦河のホテルイーストに泊りました。料金も安かったのであまり期待していませんでしたが、部屋も広く期待以上でした。場所は浦河町の西端にあたります、下はエレベーターの写真です。うまく伝えられていませんが、これほど奥行きの狭いエレベーターは初めてです。おそらく1mくらいだったと思いますが、印象的だったので撮りました。近くには食堂やおしゃれな店もあり、ツイン2名朝食付きで12400円でコスパ良好のホテル...
地域タグ:北海道
神戸市には「一」から「八」までの番号のついた神社があり、生田神社の裔社と呼ばれていました。古来、節分の日にこの八社を巡拝して、厄を払い願いを祈る風習があります。一宮神社 ご祭神:田心姫命北野異人館に向かっていく北野坂の近くにあります。鳥居をくぐると駐車スペースというのはレアです。二宮神社 ご祭神:天忍穂耳尊嵐のメンバーと同じ名前なのでファンの聖地にもなっています。三宮神社 ご祭神:湍津姫命神戸の中...
地域タグ:兵庫県
金沢市の尾山神社です。明治6年に創建された加賀藩祖の前田利家と正室お松の方を祀る神社です。この神社の見どころは鳥居をくぐった先にある神門です。神社の正門として明治8年に建築されました。全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた門で、国の重要文化財にも指定されています。屋根の上にあるのは日本現存最古の避雷針とされています。建築から150年が経ち、門の各所に傷みが目立っています。前回の大規模改修から...
小樽の町をけっこう歩いて疲れたので、休憩しようと小樽運河ターミナルに入りました。こちらの建物は旧三菱銀行小樽支店で、小樽市の歴史的建造物に指定されています。初めて中に入りましたが、休憩用のイスとテーブルが並んでいて、そのまわりにいくつかの店が並んでいます。ちょっとしたフードコートのような感じです。洋菓子の老舗「あまとう」もありました。ふと見ると小樽でぱんじゅうを販売している3軒のひとつ「桑田屋」が...
地域タグ:北海道
兵庫県三木市の三木城跡です。1492年に築城されましたが、今は建物は何も残っていません。この三木城が有名なのは城主・別所長治と羽柴秀吉との壮絶な戦い「三木合戦」です。中国地方の毛利氏を征するためにこの地が必要だった織田信長は、秀吉に三木城の攻略を命じます。籠城した別所長治に対して、秀吉は30以上の付城で取り囲み、三木城への補給路を断ちました。2年近く経過すると、城内の兵糧は尽き、籠城していた人々は軍馬や...
地域タグ:兵庫県
今回利用したビーナストラベルの「北海道美食ドライブパック」にはオーセントホテル小樽での1泊と夕食「新日本海フェリー寄港地美食ディナー」が付いています。寄港地前菜盛り合わせのあと、北海道産毛蟹姿盛りそして北海道産黒毛和牛のグリル寄港地寿司盛り合わせはのどぐろ炙り、松川鰈、北寄貝、鰊と数の子の棒寿司です。ちなみに朝食は付いていませんが、追加で頼むと3000円です。パックツアーの特典としてこちらのホテルとフ...
地域タグ:北海道
今回も小樽ではオーセントホテルに泊まりました。利用したビーナストラベルのパックにこのホテルの1泊が付いています。ここ2~3年続けてビーナストラベルのパックを利用しているので、必然的にオーセントホテルにも2~3年連続して泊っています。ホテルの部屋から正面のレトロなレンガ造りの建物が見えます。これは明治40年築の旧向井呉服店支店倉庫です。小樽では数少ないレンガ造りの倉庫で、小樽市指定歴史的建造物です。オーセ...
地域タグ:北海道
阪神芦屋駅近くににある小さなギャラリーPawに行きました。ここでは年3回のペースでテーマが出され、それを独自に解釈した作品が展示されます。このブログでも何度か紹介しています。今回のテーマは「素・手紙」です。同じテーマが再度出される場合もありますが、このテーマは初めてです。今回も大勢の作家さんによる「手紙」を題材にした個性豊かな作品が出展されていました。知人の造形作家の松原一彦氏も毎回出展されています。...
地域タグ:兵庫県
前々回に古墳の話をしたばかりですが、目に留まったニュースがあったので、今回も古墳の話です m(__)m堺市にある日本一大きな古墳は、以前は仁徳天皇陵と呼ばれていましたが、現在の歴史教科書には大山古墳または伝・仁徳天皇陵と記載されています。それはその後の研究で被葬者を仁徳天皇とすることを疑問視する専門家が多くなったからです。しかし宮内庁はここを仁徳天皇陵墓として管理し、立ち入りは禁止されています。大きさは...
地域タグ:大阪府
以前マリモの危機について書いたことがありましたが、最近も下のような記事が出ていました.。 「阿寒湖チュウルイ湾 マリモ半数破損 水温上昇など影響か 釧路市教委が初調査国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が生息する阿寒湖のチュウルイ湾で、無作為抽出した球状マリモ計900個のうち、約57%の個体に破損が確認されたことが、釧路市教委の調査で分かった。このうち、夏の水温が23~24度に上昇した3地点では破損個体が8割...
地域タグ:北海道
奈良県大和郡山市にある郡山城は、1580年築城の大和で最も大きな城郭で、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長の時代にほぼ完成しました。城の建物は現存せず、下の写真の追手門は、市民活動により豊臣秀長の時代に近い形で1983年に復元されたものです。さらに追手向櫓・多聞櫓・追手東隅櫓なども復元され、往時の姿を偲ぶことができます。天守も残っておらず、天守台と石垣のみがありましたが、2013年から4年をかけて石垣の修復と展望施設...
地域タグ:奈良県
これまで何度か紹介したことがありますが、北海道の15の神社で頒布されている北海道ご当地みくじシリーズ「えぞみくじ」というおみくじがあります。地元の名産品などをモチーフにしたユニークなおみくじです。最初は7種類で始まった「えぞみくじ」も、徐々に人気が出て2024年時点で15種類にまで増えました。おみくじの名前もダジャレになっているのがおもしろいです。旭川神社では米俵のおみくじ「福よ米米みくじ」です。北見神社...
地域タグ:北海道
阪急西宮北口駅から直結の西宮ガーデンズです。阪急百貨店をはじめ、多くの店が入る大型商業施設です。同じ西宮にある阪神競馬場が3月1日にリニューアルオープンということで、西宮ガーデンズでJRAのイベントがありました。最近イベントごとに出てくる白馬ロボットも来ていました。私はお目にかかるのは3度目ですが、首や尾がリアルに動くので、通りがかりのお客さんは本物の白馬がいると思ったかもしれません。さらに今回は茶色の...
地域タグ:兵庫県
前回は小樽で数千円の海鮮丼を食べるくらいなら、ミスタードーナツの安いランチセットで十分という話をしました。それでも、やはり「小樽感」のある昼食をできるだけ安くということであれば、私が思い浮かべるのは「かま栄」です。「かま栄」は小樽のかまぼこ専門店で、製造から販売まで行う明治創業の老舗です。小樽の工場直売店では持ち帰りはもちろん、店内の「かま栄カフェ」で買ってイートインコーナーで食べることができます...
地域タグ:北海道
小樽での昼食は三角市場も堺町通りも大混雑しているので、結局は座ってゆっくりと食べたい気持ちを優先して小樽駅前のミスタードーナツに入りました。私が入店したときは地元の人だけで、落ち着いた店内でした。小樽まで来てミスドか~と思われるかもしれませんが、昼食にインバウンド価格の数千円の海鮮丼というのは馬鹿らしいです。ミスドならランチセットで500円~千円で収まります。節約した金額をおたる水族館1800円に回して...
かつて尼崎には4重4階の立派な天守を持つ尼崎城がありました。明治の廃城令や太平洋戦争で城は無くなりましたが、2019年に多額の寄付を元手に、4重天守と2重の付櫓が鉄筋コンクリート造りで再建されました。城の中に入るのは3度目です。展示も変わらないだろうし、しばらく入城するつもりはなかったのですが、水道料金の領収書に期間限定の「尼崎城無料招待券」が付いていたのでせっかくなので行ってきました。やはり展示内容はほ...
地域タグ:兵庫県
姫路城の平成の大修理が行われたのは、2009(平成21)年から2015(平成27)年です。修理中も作業の様子を見学することができました。私が見に行ったのは修理作業中盤の2012年3月です。すでに瓦はきれいになっていました。次に訪れたのは修理終了間近の2014年5月で、城を囲んでいた工事の足場が外されつつありました。姿を現した姫路城を見て、あまりに真っ白な外観にびっくりしました。当初はこんなに白かったのかと感銘し、改めて...
地域タグ:兵庫県
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漫画「将棋の渡辺くん」の単行本最新刊が発売されたので、さっそく買って読みました。「将棋の渡辺くん」は渡辺九段の元奥様で漫画家の伊奈めぐみさんが渡辺九段についてコミカルに描いた漫画です。本の帯にも「離婚しました。」と大きく描いてあるように、最近電撃離婚されて将棋ファンの間では話題になりましたが、生活スタイルはこれまでと変わらないということです。作者の伊奈めぐみさんは高槻市の将棋イベントで何度か見まし...
翼を骨折しているところを保護されたオジロワシが、過去に散弾10発を受けていたことがわかったという記事が出ていました。撃たれたのはかなり前のようで、傷は自然治癒していたそうですが、散弾の状態から流れ弾ではなく、正面から狙って撃たれた可能性があるとのことです。数年前に網走の海岸で乗馬中にオジロワシを見かけましたが、そのときも近寄っても逃げないので猟銃があれば容易に撃つことはできたでしょう。狩猟には趣味や...
前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
長崎孔子廟は孔子の遺品を納め祀ったのが始まりです。1893(明治26)年に中国清朝政府と華僑によって建立されました。ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像は、圧巻で荘厳な雰囲気です。 正面に孔子を祀る大成殿があり、その後ろに中国文化を紹介する中国歴代博物館があります。内部は撮影禁止です。この孔子廟から歩いてすぐの場所にあるのが長崎新地中華街です。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつです。東西、南北あ...
前回函館のイカがピンチだということを書きましたが、北海道漁港漁場協会は少しでも漁業に関心を持ってもらうために「難読漁港番付表」なるものを作りました。道内の難読漁港名を番付にしたもので、それによると東の横綱が羅臼町の「於尋麻布(おたずねまっぷ)」で、西の横綱が島牧村の「厚瀬(あっちゃせ)」です。北海道へよく行く私もある程度の地名は読めますが、漁村レベルとなると難しいです。中でも釧路と厚岸の海側を結ぶ...
函館といえばイカです。しかし近年漁獲量が減っており、今年も漁解禁日にほとんど獲れず、市場開設以来初めて初競りが中止されました。そして1週間後に出漁して何とか345キロを水揚げし、ようやく初競りができたということです。ただ昨年の同日には1000キロ以上が水揚げされており、初日の比較だと昨年の3分の1程度です。このままだと「イカのまち」ではなくなってしまいそうです。また知床ではカラフトマスの遡上が減っています。...
ここまで北海道の地方空港のことについて書いてきましたが、今回は九州の空港です。九州には多くの空港があり、国管理空港だけでも7ヶ所(福岡・北九州・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)あります。長崎空港はターミナルビルが教会の窓をイメージしたデザインで、屋上の鐘など各所が教会風になっていることが特徴です。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた空港で、1975年に開港した世界初の海上空港です。今年で開港50年になります。...
札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。滑走路は1500mが1本で、3000mが2本ある新千歳空港に比べるとかなり小規模です。函館や釧路といった道内都市を結ぶ便が多く発着し、ほかに三沢、新潟などを結ぶ便がありますが、東京や大阪を結ぶ路線はありません。この空港は陸上自衛隊丘珠駐屯地の飛行場でもあります。陸上自衛隊が管制業務を行うという珍しい空港です。2016年よりFDA(フジドリームエ...
オホーツク紋別空港です。前回書いた中標津空港よりさらに規模は小さく、現在は全日空の羽田往復便があるだけです。羽田空港からの便が到着するのは午後12時30分で、羽田空港に向けて出発するのは午後1時10分です。空港に行ったのは午後2時でしたのでもうここを発着する便はなく、中には入れましたが空港は実質閉店状態です。もちろん展望デッキに出ても航空機の姿はありません。外国人観光客の利用者数が増えて何とかコロナ前の水...
少し時間の余裕があったので何となく中標津空港に行ってみました。この空港にはかなり昔に来たことがあり、その時の印象が木のぬくもりのある空港でしたが、今回も変わらずというより一層きれいな木の作りになっていました。写真だけ見ていると、どこかの公民館の2階フロアという感じですね。ここで食後の缶コーヒーを飲んで休憩しつつ、このあとのドライブ計画を確認しました。テーブルもあって安上がりな喫茶タイムとなりました...
前回は函館の旧ロシア領事館と旧イギリス領事館のことを書きましたが、今回は長崎です。長崎の東山手十二番館は1868年に建設された建物で、ロシア領事館が置かれていました。外国人居留地を代表する洋風建築で、1998年国の重要文化財に指定されています。すぐ近くにある東山手甲十三番館は明治時代中期にフランス領事館として建てられた建物で、現在は無料で公開されているほか、喫茶店としても利用されています。そしてこれらの旧...
函館市にある旧ロシア領事館は明治41年に建築され、帝政ロシアの領事館としては日本に唯一現存する歴史的建造物です。30年前まで青少年研修施設として利用されていましたが、閉鎖後は老朽化して立ち入り禁止になっていました。そんな旧ロシア領事館を名古屋の企業が2021年に函館市から買い取って改修を進め、7月に高級ホテルとしてオープンすることになりました。全6室で、スイートルームは2名1室2食付きで1泊31万9000円ということ...
このブログで以前書いたことがありますが、クラーク博士の「初年よ大志を抱け」という名言は、北広島の島松駅逓所で札幌農学校に赴任してしていた博士が帰国するとき、見送りに来た学生たちに残したとされています。(恵庭だったという説もあるようですが…)現在国の史跡に指定されている旧島松駅逓所の近くには名言誕生の記念モニュメントが建っています。しかし名言が生まれた場所が北広島市だということの知名度は低く、有名な...
亀山社中は坂本龍馬とその同志により結成された日本初の商社兼私設海軍です。前回ブログで少し触れた坂本龍馬が学んだ神戸海軍操練所が閉鎖された直後の1865年に長崎で結社されました。老朽化していた龍馬が活動拠点として借りていた民家を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めており、床の間に掛かっている絵も武田鉄矢さん...
神戸の新名所TOTTEI(トッテイ)Iが4月にオープンしました。もともとは物流の拠点として倉庫が建ち並んでいた神戸港第2突堤でした。TOTTEIの中心施設は「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」です。プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の本拠地で、音楽ライブなども開催される予定です。TOTTEIの南端には海を眺められる広々とした緑のスペース「TOTTEI PARK」があります。そして「TOTTEI PARK」の広場全体を劇...
鹿追にある福原記念美術館です。前回書いた神田日勝記念美術館の近くにあります。十勝を中心に展開しているスーパー「フクハラ」の創業者である福原治平氏が長年にわたり収集してきたコレクションを一般に公開するために設立した美術館です。くつろぎながら芸術を楽めるよう喫茶スペースやテラスがあり、撮影もOKで、気軽に芸術品に触れあえる美術館です。六花亭の花柄包装紙でおなじみ 坂本直行 無題連ドラ「>なつぞら>」でブレ...
十勝の鹿追ゆかりの画家・神田日勝をご存じでしょうか。神田日勝は東京生まれですが、戦火を逃れて一家で鹿追に来ました。そこで油絵を始め、十勝の風景や農耕馬・牛などをモチーフにした絵を描きました。6年前のNHK朝の連ドラ「なつぞら」で主人公なつが十勝にいる頃に重要な役割を担っていたのが絵の上手な同級生の山田天陽(吉沢亮)でした。この山田天陽のモデルになったのが神田日勝です。鹿追にある「神田日勝記念美術館」に...
堺市にある大仙古墳(伝・仁徳天皇陵)は日本最大の前方後円墳です。しかし地上からあの特徴的な鍵穴のような形は確認できません。正面からも鳥居と森が見えるだけです。前回書いた堺市役所21階の展望フロアは80mの高さがありますが、直線距離で1km離れているので、やはり大仙古墳は森にしか見えません。そこで堺市は世界遺産登録が決まった2019年に気球から古墳を眺められる計画を立てましたが、トラブルのため5年以上も話が停滞し...
堺市役所の最上階21階は地上80mの高さから360度の展望が見渡せる回廊式展望ロビーとして無料開放されています。以前に行ったことはありましたが、4月にリニューアルオープンされたというので再度行きました。展望フロアには木製のテーブルやベンチなどが置かれ、くつろぎながら景色を楽しめます。堺の伝統産業を紹介する壁面イラストや市内観光スポットの情報などがあります。また、展望ロビー北側スペースには、堺名誉大使を務め...
十勝の豊頃町のシンボル・ハルニレの木です。一時、日立の「この木なんの木」のCMで使われたという誤情報が出ていましたが、確かにそう言われてもおかしくない風格があります。豊頃町のカントリーサインにもなっています。2本の木が成長過程で一体化したもので、幹の周囲は約3.6m、高さは約18m、枝の幅は23mという大きさです。この木を見に行くのは3度目ですが、今のところ弱る様子もなく元気そうです。近くには「はるにれ休憩所」...
愛知県清須市の清洲城です。織田信長が拠点とした城ですが、写真の天守は1989年に造られた鉄筋コンクリート製の模擬天守です。創建時の資料が残っていないので、外観・規模とも想像で設計されました。城跡は開発によって大部分が失われ、本丸土塁の一部が残るのみです。下の写真に見える朱色の大手橋の向こうの清洲古城跡公園に発掘された石垣の一部が復元されています。ちなみに横の線路はJR在来線と新幹線です。この城が有名なの...
前回、柳月がNHKの連ドラで登場した「あんバタサン」というお菓子を商品化して販売に力を入れているという話をしました。柳月のスイートピアガーデンにはイートインコーナーがあるので、その「あんバタサン」をバラで買って食べてみました。この例えは柳月には失礼かもしれませんが、六花亭のバターサンドと似ているように思います。別に否定しているわけではなく、おいしいという意味です。ただやはり柳月の昔からの主力商品はし...
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
平安神宮には神苑という広い日本庭園があります。通常は入園料600円ですが、年2回無料公開日があります。そこで昨日6月7日の無料公開日に合わせて行ってきました。神苑に入るとまず南神苑で、そこに日本最古の路面電車が置いてあります。明治44年に製造された車両で2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されました。西神苑はちょうど花菖蒲が見頃です。このときに合わせて無料公開日を設定しているのでしょうね。西神苑の白虎...
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...
羊蹄山の北北西あたりに富士見という地名があります。「蝦夷富士を見る」というわかりやすい地名です。そしてここに羊蹄姿見池と呼ばれる池があります。周囲130mほどの小さな池で、比較的訪れる人も少ないようです。池に羊蹄山がきれいに映ることから「姿見池」と呼ばれています。ここには羊蹄山の湧水が湧いています。ちょうど汲みに来ている人もいました。8年前に来たときは風は弱く池に波は立っていませんでしたが、肝心の山に...
前回紹介した三方五湖ですが、その全体を見るにはレインボーライン山頂公園へ行くのがおすすめです。リフトかケーブルカーで山頂公園まで上がります。写真に写っているレインボー傘は施設が日傘や雨傘として無料で貸してくれるものです。これを多くの人がさすことでSNS映えする効果を狙っているのでしょうね。山頂公園には5つのテラスがあり、三方五湖や若狭湾が一望できます。足湯やカフェもあります。山頂カフェなないろでジュー...
福井県の三方五湖です。北陸新幹線が敦賀まで延伸されて注目度が上がり訪れる人が増えているそうです。三方五湖は、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖はそれぞれ水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。下の写真は三方湖です。三方五湖の中で唯一の完全な淡水湖です。三方五湖の中でもっとも大きいのは水月湖です。近年、湖底に年縞と呼ばれる7...
道の駅「流氷街道網走」です。ここ数年連続して立ち寄っています。冬はここから流氷観光砕氷船おーろら号が出ています。夏はホエールウォッチングですが、私が乗ったときは空振りでした。売店では青い流氷ドラフトが網走地ビールとして人気です。ここの2階のレストランで昼食と思いましたが、ものすごく混んでいたので、ファーストフードで済まそうということになりました。食べたのは網走バーガーです。カラフトサーモンを網走産...
前回紹介した網走原生牧場です。今回は藻琴湖を巡るコースです。リーダーは下の写真のお馬さんです。名前はどんちゃんです。どんくさいからだそうです(笑)牧場に着いたときはいなかったのに、いつのまにか現れた看板猫の…名前は忘れましたm(__)m看板猫だけあって人に慣れています。でも少し頭をなでるとすぐにどこかへと出かけます。さすが猫だけあって自由気ままです。馬は柵の中で過ごしていますが、以前いつの間にか柵の外で...
北海道へ行くといつも立ち寄る網走原生牧場です。オホーツク海に面した高台にあります。この牧場は常連が多いような気がします。あまり宣伝していませんしね。レストランは別として、牧場は馬のおじさんの小西さんが一人でやっているのであまり多くの人が来ても対応しきれません。昔はその小西さんが馬に乗ってトレッキングコースを先導していましたが、ここ数年は東京農大オホーツクキャンパス馬術部の学生さんにまかせて、ご自分...
北海道むかわ町の穂別地区といえば、恐竜の全身骨格が発見され、それが2019年に新属新種と認められて話題になりました。付いた学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」ですが、「むかわ竜」の愛称で知れ渡るようになり、むかわ町のPRにも一役買っています。2年前にむかわ竜のレプリカを展示しているむかわ町立穂別博物館を訪れ、このブログでも紹介しました。写真には「入館者数60万人達成」という幕が映っていますが、今はさらに...