【本】「一橋桐子(76)の犯罪日記」「懲役病棟」~刑務所に入りたい女、刑務所に入った女たち
「刑務所に入りたい」 そんな風に考えている人は実は結構いるようです。住所不定の人、出所したけど生活がままならない人。ムショなら雨風凌げて食事にも困らない。 そんな人は、捕まえてもらいたくて、無銭飲食したり(詐欺罪)、窓を割ったり(器物損壊罪)。刑務所に入りたくて、捕まえてもらうのです。(初犯なら不起訴か、起訴されても実刑にならない可能性が高いですが。) 今日は、刑務所に入りたくなったシニア女性の物語「一橋桐子(76)の犯罪日記」と、いろんな事情で女子刑務所に入った女性たちの物語「懲役病棟」を紹介します。 1. 一橋桐子(76)の犯罪日記 (徳間文庫) 作者:原田ひ香 徳間書店 Amazon 一…
2023/09/02 13:03