命を蘇らせることからその名が付いた和ハーブ
お刺身には必ず添えられている青紫蘇。抗菌作用が強く、食べ物が腐るのを防ぐ効果があるという。その青紫蘇について調べていたら、興味深いエピソードに出合った。 昔、中国の有名な華陀(かだ)という医者が、カニによる食中毒で死にかけていた若者に紫の薬草の葉を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になり瀕死状態から蘇った。そこから「命を蘇らせる紫の草」という意味で、「紫蘇」という名前が付けられたそうだ。 こういう言い伝えを信じるか信じないかは人それぞれだと思うが、私は「やっぱりそうだったのか」と自然界の神秘に触れたような気がした。なぜなら私にはまさに「青紫蘇で生き返った」実体験があるからだ。 今からもう何十年…
2024/06/27 08:24