丸〆猫(まるしめのねこ)の昭和戦前風型についてはこれまでも記しているので今更という感じぁもしれませんんが久しく塗っていなかった配色パターンをやってみた、ということで改めて記します。画像に並ぶ3体とも形は同じですが、これまで確認できた古い作例をもとに塗り分けています。いちばん左のが古い収集家のコレクションに残っていることが多いのではと思います。また明治の「うなゐの友」に描かれている画に似ていると言われています。真ん中のは調布の郷土博物館ある古い収集家のコレクションにある手のものです。眼の上瞼と瞳の一体となった描き方は江戸からつたわっていた今戸人形最後の作者であった尾張屋金澤春吉翁(明治元年〜昭和19年)の残された猫にもみられるパターンなので春吉翁の作なのか?とも考えられます。耳に桃色をさしているのが今戸人形...色違い彩色違い(丸〆猫昭和戦前風型)(まるしめのねこ)
2023年12月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1マフラー膨らむ風の色彩2寝息聴くすとうぶの形3眩暈のあと柿の木の空4海の言い訳伝える鯛焼5ねこねころぶあまつぶあかちゃん6片付けを後回しする悪いクセこれを報告句会に出そうか7昼食後薬がわりのコーヒーブレイクメタボに効いてよ8目が見えぬ友が見抜くは私のずるさ9じいさんや右はキラキラ左は苦労どっちを選ぶ10高倉健さんに私は学ぶ「不器用ですから」11交差点会った女性スマホでウ・フ・フ今日は晴天12足悪く会社に向かう背から見えたよ強力(ごうりき)が家族にあふれる笑み運ぶ13白梅は月に輝き鼻腔突く14東山見え隠れする月の舌15よく響く旅客機の音夜寒かな16晩秋や下宿先...2023年12月京都童心の会通信句会作品