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アラカンおやじのセミリタイアライフ https://hige-oyaji.hatenablog.com/

55歳で会社を早期退職して早4年。フリーで翻訳をしながら資産運用でのんびり暮らすサイドFIREを満喫しています。 このブログでは、日々の生活や昔話など、勝手気まま思いつくままに書き綴ってみたいと思っています。

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2024/06/29

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  • 北朝鮮の次はどちらから?

    最近、また不審な電話がかかってきた。数日前、バングラデシュと北朝鮮からの国際詐欺電話におやつの「あんこ」の次に大切なお昼寝の時間を邪魔されてから、気をつけていたにもかかわらず、今度はさらに奇妙な番号が携帯に表示された。 ちょうどお昼ご飯を食べ終えた時、テーブルの上の携帯電話が鳴り響いた。夢の中から叩き起こされることがなかったのは、不幸中の幸いだ。妻と一緒に電話を覗き込むと、表示されている番号は末尾が「110」で、またしても日本の警察署や交番の番号を意識させるような詐欺電話である。だが、今回の番号はグーグル先生でさえ経験がないらしく、照会されない。頭の国番号が+87を調べると、実在しない国番号だ…

  • 5年ぶりの技術展示会

    かつて会社勤めをしていた頃、この時期は毎年、業界最大級の技術展示会の準備に向けて大忙しであった。海外本社から届く展示物や資料を税関対応とともに手配し、会場設営、当日の説明資料の準備に追われる日々。業務としては大変だったが、自社の技術部門の責任者として、業界の最先端に身を置いているという高揚感もあったものである。 退職したのはちょうどコロナ禍の直前で、それ以降しばらくは展示会自体が中止や縮小を余儀なくされていた。近年、ようやく状況が落ち着き、思い立って現役時代以来となるその展示会に、今度は一般来場者として足を運んでみることにした。よくいる「ちょっと面倒臭いOB気取りのじいさん」である。 事前にオ…

  • ささやかな楽しみを邪魔されて

    今日もいつものように、昼食後に仕事を始めた。海外の業界ニュース記事の翻訳を仕事にしているのだが、毎日お昼までにクライアントから原稿を受け取り、昼食後に3時間ほどで翻訳を終わらせる。それを翌朝一番にもう一度チェックして、9時までに提出するのが日課だ。私にとっては、大好きな業界ニュースがいち早く読め、半日足らずの仕事量、かつ毎日決まったルーチンでこなせて生活のリズムが整うという、一石三鳥以上のセミリタイア仕事である。 そして、私にとって午後のもうひとつの楽しみは、至福のお昼寝タイムである。ランチでおなかがいっぱいになった状態で12時ごろから仕事を始めると、1時間も経たないうちに耐えきれない眠気が襲…

  • 意図せぬ早期退職の現実

    昨年度の決算発表がほぼ一巡した。私が株を保有している企業の業績は、概ね「可もなく不可もなく」といったところであったが、それでも平均すれば徐々に株価は持ち直してきている。とはいえ、トランプ氏の関税政策がどこまで波及するか次第で、特に自動車業界などはまだまだ予断を許さない。仮にこの問題が一段落すれば、なんとか株価も落ち着きを取り戻すかもしれないが、それがいつになるのかは誰にもわからないのが困ったところだ。 そんな中、決算発表と並行して目立つのが、一部企業の早期退職者募集のニュースである。対象年齢は45歳から59歳が多く、まさに私と同年代か少し下の世代が中心である。割増退職金という耳触りの良い言葉の…

  • 脱Yahoo! & SNS

    最近、スマホを触る時間を減らし、より有意義な時間を過ごしたいと強く思うようになってきた。リビングでコーヒーを飲んでいる時、病院の待合室で診察を待っている時、夜ベッドに入ってから眠りにつく直前まで、気がつくと1日中スマホを覗いている。ニュース記事、SNSサイト、株価動向など、そのほとんどは、見なくても何の支障もないものばかりだ。 そればかりか、見たことで意図せず不快になることが多くなった気がするのだ。代表的な例がYahooニュースだ。ヤフコメがあまりにもひどく、よせばいいのについ見てしまう自分にも嫌気がさしてしまう。ニュース自体や上位にあるエキスパートコメントは興味深いものもあるが、一般人のコメ…

  • 母の日に思う

    母が亡くなって、気づけばもう6年が過ぎた。毎年母の日が近づくたび、複雑な思いが胸をよぎる。私と母は、生前25年以上も連絡を取っていなかった。 私が結婚してすぐ、長年別居していた両親は正式に離婚した。その頃の私は、実家を離れ就職し、安月給ながらも早くに結婚したため離れて暮らす母の生活を十分に支えることができず、近所に住む姉夫婦に任せる形となった。これが母の心に火をつけた。もともと頑固な性格の母は、いったんへそを曲げると簡単には折れなかった。何度も連絡を取ろうと試みたが、すべて拒まれ、やがて私の方も諦めてしまった。 幼少期から、我が家は貧しかった。両親の仲はすこぶる悪く、別居していた父からのわずか…

  • ベランダ菜園の夢、再び散る

    春の陽気に誘われて、今年こそはとベランダ菜園に挑んだ。きっかけは、やはり物価高、特に野菜類の高騰である。スーパーに並ぶ野菜や果物が驚くほど値上がりしている昨今、自炊派としては少しでも美味しいものを安く手作りしたいという気持ちが強くなる。そのポイントはハーブだ。フレッシュハーブは、料理にほんの少し加えるだけで味も香りもぐっと引き立つため、欠かすことができない。 しかし、これがまた高い…。ひと束数百円もするバジルやイタリアンパセリに毎回手を出すのは、セミリタイア民のお財布事情としてはなかなか厳しい。そこで思い立ったのが自家栽培だ。実は、過去にも何度か挑戦したことがある。ちょうど2年前には、どこかか…

  • 特製手作りハンバーグランチ♪

    今日はゴールデンウィークの最終日。せっかくの休日だというのに、朝から本格的な雨が降り続き、出かける気分もすっかり削がれてしまった。こうなると、家の中でできるささやかな楽しみを見つけるしかない。というわけで、今日は私がランチを担当することにした。 私がキッチンに立つとなると、たいていはパスタになる。スパゲッティやペンネを使った、いわゆる手早くて間違いのないランチメニューである。しかし、今日は妻のリクエストが「パスタ以外でお願い」とのことで、久しぶりにハンバーグを作ることにした。ただのハンバーグではない。私が密かに「特製」と呼んでいる、ひと工夫加えた一皿である。 ひき肉にみじん切りの玉ねぎ、卵、パ…

  • 詐欺対策完了

    最近、証券各社で発生している詐欺被害を受けて、私も日々様々な対策を講じてきた。考えられる限りの手段を講じ、少しでも不安を解消するために取り組んできた。でないと、おちおち夜も寝られない…。 パスワード管理については、当初Appleのパスワードアプリを使用しようとしたが、Chromeブラウザーとの連携に問題があり、半日格闘した後に諦めて、最終的にGoogleのパスワードマネージャーを使用することに決めた。重要なアカウントについてはすべてGoogle先生が生成した複雑怪奇な文字列に切り替え、セキュリティを強化した。 加えて、GoogleアカウントとAppleアカウントの二要素認証(2FA)も確実に設…

  • 久しぶりに都心へ

    昨日、久しぶりに都心に出かけた。用事は病院である。アラカンともなると、外出理由の9割以上が病院通いだ。今回は総合病院の皮膚科。後頭部の赤あざを診てもらうことにした。徐々に範囲が拡大していて、ずっと気になっていたのだ。 ネットで予約を取ったのだが、よりによって朝9時。しかも初診なので20分前に来いとのお達し。そうなると会社員時代に培った心配性の性格が発動し、「さらに10分前には着いておきたい」となって、結局かなり早い時間に家を出る羽目に。久々の通勤電車、しかも朝のラッシュ時間帯。GW連休中ということもあり、ぎゅうぎゅう詰めというほどではなかったが、それでも十分な混み具合。会社員を辞めて5年、完全…

  • パスワード見直し大作戦

    3月に楽天証券で起きた詐欺事件を皮切りに、同じような手口による被害が全国に広がっているようである。今月半ばの時点で、すでに2月から急増した3月の数字を超えてしまったという。対象の証券会社も楽天だけではなく、メジャーな会社すべてで被害がでている。どこまで広がるのかと考えるにつれ、正直、背筋が寒くなる…。 最初は、よくある偽メールに騙されたフィッシング詐欺だろうと思っていた。私はそんなのに騙されて、メールからリンクをクリックなんかしないから平気さ!と高をくくっていた。しかし、話はどうも単純ではないらしい。最近では、パソコンの中身をこっそり覗き見るマルウェアも出回っているという。知らないうちにログイ…

  • ネットワークビジネス

    先日、長く付き合っている数少ない友人のひとりが還暦を迎えた。事前に手配していたお祝いの品が無事に届いたようで、久しぶりにお礼の連絡がきた。 彼は長年、自動車整備工場を営んでいる。最近は、他所で同じく整備士として働いていた息子さんが工場を継いでくれることになり、今年からは第一線を息子に譲って、家族みんなで支えながら新たなスタートを切ったばかりだった。家族でひとつの仕事に取り組めるというのは、なんと幸せな話だろう。そんなふうに素直に羨ましく思っていたのだが…。 「仕事の調子はどう?」と軽い気持ちで尋ねたところ、友人はため息交じりにこう言った。「実は、息子がネットワークビジネスにのめり込んでしまって…

  • 平凡な毎日に感じる幸福感

    最近、あるシニア世代のYouTubeチャンネルをよく観ている。私たちより少し年上のご夫婦で、年金生活のお金のやりくりや、夫婦のすれ違い、日々の楽しみ方などについて、飾らない言葉で楽しく語ってくれる動画で、更新されるのを毎週楽しみにしている。 ただ、先日公開された回では、いつもとは少し違った印象を受けた。「何もしないまま毎日が過ぎていくことに焦りを感じる」「意識して外食や旅行を計画しないと、健康を害してしまってからでは遅い」と話されていて、それが妙に印象に残った。 画面の向こうのご夫婦は、「何か特別なことをしないといけない」と言っていたけれど、私たちは毎日、「特別何もしない」ことに心地良さを感じ…

  • ネガティブ報道にうんざりの日曜日

    最近、ニュースを見ているとため息ばかりが出る…。連日のように流れてくるのは、トランプ大統領の関税政策に関する報道。輸出品に高率な関税が課され、その余波が世界中に波及する。遠い国の話に聞こえるかもしれないが、実際に資産減少という「激痛」を感じている身としては、いい加減うんざりしてしまう。政治的パフォーマンスに振り回されず、もっと安定した株価に早く戻ってほしい。もしかしたら、自身の言動ひとつで株価が操作できることを知り、私腹を肥やすことに夢中になっているのではなかろうか…? それに加えて、ここ最近やけに多く感じるのが大阪・関西万博に関する報道である。開幕前からやたらとネガティブな話題ばかりが取り沙…

  • 相互関税爆弾と投資方針転換

    世界の株式市場は、トランプ「相互関税爆弾」の投下によって大炎上中だ。ニュースが流れた瞬間から株価は下落の一途をたどり、長らく我が家のセミリタイア生活を支えてくれた米国株中心の投資信託も例外ではなかった。これはまずいと感じ、一部を残して迷うことなく一気に売却。すんでのところで大火傷だけは回避できた。 一方で、個別株として保有していた日本株については完全に逃げ遅れた。その結果、哀れにも真っ黒焦げとなり、このまま数百万円の損切りするか、ヤキモキしながら数年塩漬けするか、非常に悩ましい状況だ。もう葉も幹もやられ、なんとか根っこだけ残っている哀れな状況である。 それにしても不思議だったのは、株価がこれだ…

  • トランプ砲と我が家の春

    新年度が始まり、ようやく寒の戻りも終わって花見日和がやってきたというのに、世界のマーケットは暗雲立ちこめる事態に見舞われている。きっかけは、あのトランプ元大統領による「関税マシンガン」発言。全方位に放たれたその強硬姿勢に、市場は大混乱。世界中の投資家たちが慌ただしく動き始めた。 そんな中、我が家の資産運用も小さくない転機を迎えた。ここ数年メインで運用していたアメリカ株中心のETFと投資信託は、昨年の秋頃から売却し始めていたのだが、今回の混乱で残っていた旧NISA口座の投資信託も無事すべて売却完了。少しは影響あるものの、まさに間一髪だった。これまでの利益でセミリタイア生活の5年間を、資産を減らさ…

  • 新年度、雨ニモマケズ

    4月1日、新年度スタートの日。今日はあいにくの天気だった。関東地方は真冬のような冷たい雨と風に見舞われた。よりによって歯医者の予約日に、とんだ天気となったものだ…。 近くの駅で見かけた新入社員らしき若者の一団。まだ新品のにおいが残るスーツに身を包み、ぎこちない歩き方。大きなスーツケースを引きずりながら、混雑した駅の中を歩く姿は、どこか頼りなげだ。駅を出ると、ビニール傘は風にあおられ、髪は雨に濡れてぐしゃぐしゃ。それでも周囲をキョロキョロ見回しながら、行き先を確認し、スマホで地図を確認しながら会社へと歩き始めた。きっと、初めての街、初めての職場、初めての社会人生活なんだろう。右も左もわからない不…

  • 2025年度予算成立を前に感じたこと

    2025年度の政府予算案が、3月31日(月)にも可決・成立する見通しとなった。例年とは違い、今年は与党過半数割れの中、ギリギリまでどたばたした末の結果である。 この予算案、毎年秋頃から編成作業が始まると、各省庁の予算要望と財務省との調整、与党の新規政策の積み増し、そして与野党の政治的駆け引きばかりがメディアで報じられる。今回はいくつかの野党が自らの政策をねじ込みたいがゆえ、いつもより大々的に報道されるケースが多かった。夏に参院選が控えているからね。 一方、昨年度までに使われた予算の「効果検証」や「無駄の是正」といった視点は、いつも決まってほとんど話題にならない気がする。果たしてこれでよいのだろ…

  • 5年ぶりの健康診断

    昨日、初めて自治体の健康診断を受けてきた。会社を辞めて早くも5年が経つが、定期的に受けていた健康診断とは縁遠くなっていた。もちろん、予防医療として年に一度のがん検診は消化器系を中心に欠かさず受けているし、生活習慣病への自覚もあるので血液検査はしている。しかし、身長体重測定、心電図、胸部レントゲンなどを含む、いわゆる「一般的な健診」は今回が退職後初めてだった。 検査の流れは、現役時代と大きく変わることはない。受付を済ませた後、血圧測定、採尿、採血、心電図、レントゲンと順に回っていく。淡々と進む作業のような一連の流れに、懐かしさとともに「これも健康を守るための大切なプロセスだったのだな」と、あらた…

  • インドの空?いいえ、東京の夕日です(涙)

    春が来るのはうれしい。桜のつぼみが膨らみはじめ、朝晩の空気にも冬とは違う柔らかさがある。しかし、それと同時に訪れるのが、そう、あの憎き花粉だ。杉、ヒノキ、そして最近では黄砂やPM2.5まで加わり、空は澄むどころかまるで異国の空気を吸っているかのような濁りを感じる。 1週間ほど前に新しい目薬を手に入れた。目薬と言っても一般的な液体タイプではなく、瞼に塗る軟膏タイプである。寝る前に1日1回、上下まぶたに塗りこむだけ。半信半疑で試してみたところ、これが驚くほど調子がよかった。起き抜けにあの忌々しい目のかゆみを感じることなく、一日がスムーズに始められる。日中も多少の刺激はあるものの、目をこすらずに済む…

  • 心が揺れた再就職オファー

    先日、現役時代に登録していたリクルート会社から一通のメールが届いた。内容は、私が以前からよく知っている外資系企業が現在求人をしているというものだった。しかも、対象となるのは50代、60代のベテラン人材。つまり、私のような経験豊富な人材を求めているということだ。 さらに詳細を読んでみると、仕事内容は前職で行っていたものと基本的には同じである。ただし、今回は管理職ではなく、実務を担当するポジションのようだ。外資系管理職特有の海外本社からのプレッシャーや部下のマネジメントといった負担がなく、純粋に技術的な業務に集中できる。しかも年収は前職とほぼ同等。条件としては申し分ないように思えた。 一瞬、心が揺…

  • 外国人と日本食:本当にみんな好きなのか?

    日本を訪れる外国人観光客が増え、インバウンド需要が盛り上がっている。テレビやネットニュースでは、訪日外国人が「日本食は美味しい!」「日本食最高!!」と感動する様子が頻繁に取り上げられている。確かに、日本食は繊細な味付けや多様な食材を活かした料理が魅力的であり、高級なものから安くておいしいB級グルメまで、やたらと種類も多い。海外でも「寿司」「ラーメン」「天ぷら」などはすでに広く知られているし、最近は「とんかつ」もブームらしい。しかし、こうした報道を見るたびに、私は少し違和感を覚える時がある。 外資系企業で働いていたとき、外国人の同僚を日本に招いて一緒に仕事をする機会が頻繁にあった。その際に、日本…

  • 花粉とトランプ

    先日、花粉症に効くという世界初の軟膏タイプの薬を手に入れた。ネットでリモート診療を受け、病院近くの薬局から宅配便で翌日に届いた。診察料1,000円+薬代1,600円で、合計2,600円。新薬としては手頃な価格だろうか? 届いたその日から、毎晩寝る前に両目のまぶたに塗っているが、なかなかの効き目を実感している。なんでも有効成分の量が、従来の目薬のそれに比べ数倍多いそうだ。それでも、昨日と一昨日の関東地方は驚異的な花粉の飛散量で、家から一歩も出られないほどだった。マンションから見える遠方の視界が、すこぶる悪くなっているのがわかる。 優秀な新薬の効果も追いつかず、午後には効き目が弱くなるのか、猛烈な…

  • 還付金と花粉症

    確定申告を提出して3週間。先日、所得税の還付金が振り込まれた。翻訳業はクライアントから約10%の源泉徴収がされるため、私のような低所得の事業者は必ず還付金が戻ってくる。 それでも昨年は過去最高の所得(とはいえ、大した金額ではないが……)となったので、還付金額も過去最高となった。しかし、ここから消費税を支払わなければならない。少しでもポイントを獲得しようと、楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、楽天ペイで支払った。還暦を目前に控え、我ながらマメにポイ活している方だと思う。 消費税を支払っても、まだかなりの金額が残った。ボーナスをもらった気分でニヤニヤしていたのもつかの間、先月相次いで御臨終と…

  • 高額療養費引き上げに思う

    高額療養費制度の上限額引き上げ案の取り下げが決まりそうだ。もし可決されれば、がん患者など長期療養を必要とする人々にとって非常に痛手となる改正(改悪?)案だっただけに、ほっとしている方も多いだろう。 さて、私の状況についてだが、セミリタイア後も個人事業主として半分ほどの労力で働いている。収入は現役時代に比べて大幅に減ったため、リタイアから2年後には住民税非課税世帯となった。それ以来、今でも高額医療費制度の枠の最下部に位置し、上限負担額は月額35,400円となっている。検査などが立て込んだ月には、この上限負担額に助けられたことがある。 ところが、昨年度から仕事が順調に増え、今年6月には住民税非課税…

  • 103万円→160万円控除拡大の影響は?

    2025年度の予算案が衆議院を通過した。国民民主党が主張した「年収103万円の壁」問題は、最終的には178万円への基礎控除額拡大には届かず、最大160万円までの引き上げとなった。とはいえ、控除額160万円となるにはさまざまな条件があり、全体の5%以下しか対象とならないという。 低所得層から数えて全体の5%なら、我が家もその中に含まれる可能性が高い(自信満々)。先日終わった2024年度の確定申告結果を基に、我が家の2025年度分の所得税がどうなるのか検証してみた。 NHKの情報によると、「年収」が200万円未満であれば、103万円の壁は160万円に引き上げられるという。つまり、57万円控除額が増…

  • 被害届けの手続きに辟易

    先日、銀行キャッシュカードに付帯するデビットカードが不正利用され、オンラインゲーム会社への支払いとして1000円と2000円の計2回、引き落とされていたことを書いた。すぐに銀行へ連絡し、デビットカードの機能を停止してもらうとともに、新しいカードの発行を依頼した。新しいカードはすぐに郵送されてきた。 電話の際、銀行からは「45日以内にゲーム会社から請求がなければ、引き落とされた金額は返金されるが、請求があった場合は保険会社に申請書類を提出し、賠償を受けることになる」と説明を受けた。 あれから3週間。銀行から保険申請のための書類が送られてきた。つまり、ゲーム会社が請求を上げてきたということだが、不…

  • 北鎌倉Walk

    ようやく梅が咲いたと思ったら、急に桜の季節を通り越したような陽気になった今日の関東地方。突然思い立って、妻と二人で北鎌倉に散歩に出かけた。毎日午後に仕事をしているとはいえ午前中は自由な時間があるし、金曜日なら仕事を週末のどこかで片付ければいいので最悪休日にすることもできる。気軽なセミリタイア・フリーランスならではの自由である。 電車が横浜を過ぎたあたりから、車窓の風景が徐々に変わってくる。そういえば会社を辞めてから「いつでも行ける」と思っていたが、こうして郊外に出かけるのは5年ぶりかもしれないねと妻と話していたら、あっという間に北鎌倉に到着した。 早朝のキリッとした空気の中、柔らかい日差しを受…

  • AI Assistant Life

    子供の頃、裕福な友達の家に遊びに行くと、玄関を入った先に応接間(昭和時代にはリビングルームをこう呼んだ)があり、ソファの横にあるサイドボードの中には、今ではほとんど見かけなくなった革表紙の分厚い百科事典が何冊もずらりと並んでいた。それさえあれば、世の中のどんなことでも分かるのではないかと思わせるほど頼もしく、憧れの存在だった。 もちろん、貧乏な我が家には応接間も百科事典もなく、何か調べたいことがあれば、学校の図書室で辞典や図鑑をめくるしかない。調べているうちに動物図鑑や昆虫図鑑に夢中になり、結局何を調べに来たのかを忘れてしまうこともよくあった。 大人になるにつれ、調べ物の手段は辞書や百科事典か…

  • 冷蔵庫買い替え

    それは何の前触れもなく、突然やってきた——。長年、24時間365日お世話になってきた冷蔵庫が、とうとう音を上げた。今のマンションに引っ越したときに購入したので、今年で13年目になる。少し早い気もするが、そんなものかもしれない。 タイミングの悪いことに、ちょうど安売りの店で大量の肉類を仕入れ、冷凍したばかりだった。その冷凍庫が壊れてしまったのだ。無理やり詰め込みすぎたのが気に障ったのか? 昨日、ひき肉など傷みやすいものを慌てて調理し、まだ問題なさそうな冷蔵室に移して保存した。他の塊肉系は今のところまだカチコチのままだが、バジルやパセリなどの葉物は完全に解け、一部が黒ずんでしまったため廃棄した。 …

  • 2月22日(ニャン・ニャン・ニャン)

    我が家には3匹の猫がいる。彼らは毎日、無条件で最大限の癒やしを私たち夫婦に与えてくれる。それに、私たちはできる限りの愛情で応えようとしている。 コーヒーを淹れてソファで妻とおしゃべりしていると、どこからともなく猫たちがやってきて、そっと傍らに寄り添ってくれる。おなかに手をやると、うれしそうに私の手を抱きしめる。その温もりが指先から全身に伝わり、自然と笑みがこぼれる。 集中して仕事をしていると、黙って机に飛び乗り、モニターを睨みつけるように見つめている私の目の前に体を割り込ませてくる。「そんなに根詰めるなよ」とでも言わんばかりに。ふと我に返り、ひとしきりおしりをトントンしてやると、満足そうな顔を…

  • 令和6年度分確定申告終了

    昨日、朝から腰を据えて、令和6年度分の確定申告書類を作成・提出した。毎年のことながら、年に一度しか行わない作業のため、何年やっても慣れることがない。 個人事業主として青色申告をしているため、市販の会計ソフトを使用している。画面の指示に従えば問題なく進められるのだが、それでも最後に「提出」ボタンを押した瞬間から、マイナポータル経由で多数の通知メールが矢継ぎ早に届き、その着信音を聞くたびに「これで大丈夫だったか?間違っていないか?」という不安が湧いてくる。やれやれ・・・。 今年は定額減税のチェック欄が追加された影響で、会計士や税理士のYouTuberたちがこぞって解説動画を配信していた。これは会計…

  • 米価格高騰に思う

    昨年から続く米価格の高騰が収まる気配はない。9月頃には「新米が出回れば価格も落ち着く」と言われていたが、ピークは過ぎたものの、元の価格には戻っていない。渋っていた政府も、ついに備蓄米の放出を決定した。 価格高騰の原因については、農家のコスト上昇による買取価格の見直しや、外国人や企業による買い占め・転売の横行など、さまざまな説が挙げられている。しかし、米も市場価格で決まる以上、はっきりとした理由は分からないのが現状だ。 こうした話をどこか他人事のように感じてしまうのは、我が家では長年、米を購入していないからである。田舎の実家から送ってもらっているわけではなく、単純に米を食べなくなったのだ。もうか…

  • 2025年バレンタインデー

    連日、寒い日が続いていたが、昨日は朝からちょっとひと息つける暖かさだった。風も強くないし、久しぶりに美味しいモノでも買いに行こうかと、昼から妻とショッピングに出掛けてみた。最近寒くてずっと引きこもり気味だったので、久しぶりの外出だ。といっても電車でたった一駅なんだけど・・・。金曜日の仕事は土日どちらか天気の悪い日にすることにして、平日の空いた時にショッピングすることができるのがフリーランスの良いところだ。どうせ納品は月曜朝なので、週末のいつやってもOKなのだ。 電車を降りて改札を出ると、平日のお昼過ぎだというのに結構な人出だった。駅周辺の商業施設には、我々と同世代の「年齢層高め」の女性が多い。…

  • カード不正利用被害に遭った

    土曜日の朝8:55、携帯のeメール着信音が鳴った。こんな時間に何のメールだろうと携帯の待ち受け画面を覗くと、銀行からのメールが着信している。と、その直後にもう一通、同じ銀行からのメールが立て続けに着信。不審に思ってメールを立ち上げて中身を確認する。 ⚪︎×銀行デビットカード 2月8日(土) 8:55 hige_oyaji 様 いつもデビットカードをご利用いただきましてありがとうございます。お客さまのデビットカードのご利用ならびに代金の引落しをご連絡いたします。 ご利用日時:2025/02/08 08:51:21ご利用金額:2,000円承認番号:XXXXご利用加盟店名(※):XXXX JAPAN…

  • 金融所得課税案の炎上に思う

    国民民主党の税制改革案にある、「金融所得分離課税30%」が話題になっている。セミリタイア民やFIRE民を中心に、個人投資家からの評判がすこぶる悪いようだ。一部で炎上していて、もう国民民主には票を入れない!と息巻いている人がいる。しかし、私にはその理由が全く理解できない・・・。 そもそもこの話は、岸田政権の頃から上がっている「1億円の壁」対策として上がってきている話だと理解している。すでに何年か前からある話である。 要は、年収に対する所得税負担率のグラフが、ちょうど所得1億円あたりをピークに右肩下がりに変曲してしまっているというものだ。これは、給与取得者や事業所得者では、所得税の累進課税により税…

  • 有給休暇消化率100%

    連日全国ニュースで、各地の大雪について報じられている。人の膝を越えそうなくらい積もった雪の中、会社に通勤する人たちがテレビに映し出されているのを見てふと思った。 「なんで休みを取らないのだろう」 こんな日に苦労して会社にたどり着いたとしても、仕事にならない人も多いのではないだろうか。それともテレビに映っている人たちは、皆エッセンシャルワーカーなのか? 私は現役時代、こんな日はいち早く有給休暇を取った。電車は遅延しているだろうし、ようやく乗れたとしても超満員で息も出来ないくらいだろうし、そんなに苦労して出社したとして、社内も取引先も満足に人が動けていないので仕事にならないのは明白だから。そんな日…

  • ストレスと健康

    このブログでも何度か触れてきたが、セミリタイアして実感している良いことの一つに、すこぶる健康になったことが挙げられる。 大学卒業後、会社員として働いていた30年以上の間、常に下痢に悩まされていた。50歳を過ぎて症状がさらにひどくなってきたこともあり、消化器内科で診察をしてもらったところ「過敏性腸症候群」と診断され、常時薬を処方されていた。医師曰く、原因は過大なストレスだと……。しかし、仕事が大好きで楽しかった私は、俄かに医師のいうことが信じられずにいた。 また、常に低体温だった。朝起床した直後に体温を測ると、ひどい時は体温計がエラーになって測定不能となった(35°以下)。平常時でも35°〜35…

  • おうちランチが至福の時間

    セミリタイアして家で仕事をするようになり、毎日3食、必ず妻と食事をするようになった。ありがたいことに妻は料理が趣味なので、今のところ嫌がらずに(と思いたい)5年間毎食手作りの美味しい料理を出してくれている。世間では、退職した夫が毎日お昼を家で食べるようになると、それが面倒でうんざりだという主婦も多いらしい。だから、できるだけ妻に嫌われないように、2人一緒にキッチンに立ち、洗い物は準備中も含めて私が担当することにしている。ソファに座って食事ができるのを待っている、なんてことしてたら、そりゃダメでしょ。 我が家には猫も3匹いて、彼らにもお昼前におやつのウエットフードを少しだけあげることが習慣になっ…

  • 冬場の出張は地獄だった

    冬の寒い時期になると、出張で雪に悩まされたことを思い出す。普段は首都圏に住んでいるため、雪に触れる機会はほとんどないが、当時の出張先はヨーロッパが多く、冬場は雪の影響が気になった。退職する数年前、日本への帰国便でも一度だけひどい目に遭ったことがある。 それは2月上旬、首都圏が珍しく大雪に見舞われた日だった。出張先でもネットニュースでその情報を知っていたが、飛行機は予定通り成田に向けてフランクフルトを飛び立ち、日本時間の朝8時ごろ、何事もなく予定より早い時刻に大雪の中着陸した。ここまでは順調で問題ないと思ったが、荷物を受け取り税関を出たところで驚くべき光景が広がっていた。国際線到着ロビーの床には…

  • Breakthrough

    日本のすべてのメディアがフジテレビに大集結し、10時間以上もくだらない質問を繰り返す中、世界中のメディアは中華発のAI技術ブレークスルーに沸いていた。 我が国の首相が、「楽しい国」とは「明日は今日より良くなる」と誰もが信じていた「三丁目の夕日」の世界だと力説している時、お隣の国はまた一歩、遠く先に進んで行ってしまった。 DeepSeekショック・・・ OpenAIの1/10のコストしかかけず、NVIDIAの旧型チップを使って、最新のChatGPTと比べて遜色のない生成AIを作ってしまったという。なんという衝撃的なブレークスルーだろう。しかも、オープンソースだという。今まで生成AIはアメリカの独…

  • あんこ大好き

    私は幼い頃から、自他ともの認める無類のあんこ好きである。 生まれ育った名古屋地方の「あるある話」で、我が家の台所の戸棚には、いつも井村屋の「ゆであずき」200g缶が常備されていた。これをハレの日に開けてもらい、口いっぱいにあんこを頬張るのが大好きな子供だった。 大人になってお酒を嗜むようになり、甘いものをあまり好まなくなっていったが、数年前に禁酒をしてからは、再びどんどん甘いもの好きに嗜好が変わってきた。まだ会社勤めをしていた頃は、1Fにあるコンビニで買うスイーツが大好きになった。昼食後のデザートには、あんこを使った大福餅やアンドーナッツなどが欠かせなくなった。 会社を辞めてセミリタイアした後…

  • お昼寝タイム

    自分でも思うが、寝付きはとてもいいほうだ。毎晩ベッドに入って「さぁ寝るぞ」と思ったら、いつも3分以内に気を失っている。その前に、1〜2時間もYouTubeを見ているのにすぐに眠れる。世間では寝る前のスマホは良くないと、あんなに言われているのに⋯⋯。 セミリタイア後は、夜中に連続して長時間寝ていられなくなった。体も心も疲れていないからかもしれないが、最近は通常5〜5.5時間睡眠で起床する。早めに寝た日でもせいぜい6時間といったところだ。それ以上寝ようにもだんだん睡眠が浅くなり、トイレをもよおしてしまい、結局起きることになる。歳を取って、連続で眠っていることが、体力的に難しくなってきているのかもし…

  • 冬の引きこもり生活

    寒い日が続いているし、世間ではインフルエンザが大流行していることもあり、最近特に引きこもり気味だ。思い出してみたら、昨年のクリスマス前に出かけてから、近所の散歩とスーパーへの食品の買い物以外、街に出かけていない。そんな引きこもり生活が、1ヶ月くらい続いていることになる。クリスマスから年末年始にかけて、どこにも出かけず生活したのは初めてかもしれない。 元々会社を退職して以来、他人との関わりが一切ない生活をしているので、出かけたとしても誰と会話をするわけではない。それでも街にも出かけないでいると、他人の顔を見ることすらなく、一番顔を見ているのは猫という状態になる。 とか、こんな書き方をすると、ぼっ…

  • 寒い冬の乗り切り方

    毎年寒い季節になると、どこか暖かい場所に移住したくなる。今年は例年に比べて暖かいらしいが、それでも今日の関東地方はなかなかに寒い。 暖かい場所というと、国内では沖縄がすぐに思い浮かぶ。考えることは誰しも同じようで、本州各地から沖縄に移住する年寄が多いようである。さすがにこの歳になって、沖縄郊外の田舎に暮らすというのも現実的ではない。住むとしても那覇市の中心地に近く、「ゆいレール」沿いのマンションであろう。 ところが、これも考えることは誰しも同じ。那覇市中心の中古マンション価格は驚くほど高い。今の首都圏のマンションを売却しても買えそうもないレベルだ。今まで何度も同じことを夢見て、不動産会社のサイ…

  • 気になる言葉

    年を取ったせいか、はたまたセミリタイアして暇な時間が増えたせいか、他人の言葉使いで気になって仕方がない時がある。翻訳業をするようになり、英語だけでなく日本語のチョイスにも気を配るようになったからかもしれない。 昔から一番気になるのは、重複(ちょうふく)を「じゅうふく」と言う人を見たときである。流石にTVのアナウンサーからは聞かないが、頼りにして見ていた投資系や会計系などの専門家YouTuberの口からこれを聞くと、それまでの信頼がガラガラと音を立てて崩壊して地に落ちてしまう。こいつは馬鹿だったのか・・・と。 最近では「じゅうふく」という読み方も慣用的に認められつつあると聞くが、ならばなぜ未だに…

  • セミリタイアと大相撲

    今日から大相撲初場所がはじまる。 セミリタイアしてからというもの、1ヶ月おきに開催される大相撲をテレビで見ることが大好きになった。大男たちが裸でぶつかり合い、1分以内に勝負をつける無差別級の格闘技である。今流行りのBreaking Downよりもスリリングだ。 現役のサラリーマンだった時は、ネットのスポーツニュースで横綱の取り組み結果をチラ見するくらいで、あまり興味はなかった。平日の夕方18時前にテレビ観戦できるわけでもないので、興味が向かないのはあたりまえである。 セミリタイアしてからは、仕事も在宅ワーク100%だし、よほどの日でない限りは16時には終了するので、中入り後の取り組みは始めから…

  • コミュニケーションとストレス

    セミリタイアしてから、仕事は家で翻訳をするだけである。案件はクライアントからメールで送られてきて、それを翻訳してメールに添付して返す。日々淡々とその繰り返しをしているが、クライアントの担当者とも責任者の方とも会ったことがない。毎日のメールは定型文だし、年に数回、定型以外のやり取りをする程度である。 仕事以外でも、家族以外の他人とコミュニケーションを取る機会はほぼない。最近は買い物にスーパーに行っても、無人レジを活用している。マンション内で近所の方に会っても、挨拶をする程度で、特に会話することはない。 そんな生活を5年も続けていると、コミュニケーションにまつわるストレスがゼロで、とても心地よく暮…

  • 昨年の収支決算

    アラカンなどとタイトルにつけているが、いよいよ今年は還暦を迎える羽目になる。退職願いを出したのは、今から丁度5年前、55歳になる年の年始だった。ありがたいことに、あれからなんとなくサバイバルできている。 長い年末年始休暇も終わり、昨日は仕事始め。私の仕事も始まったわけだが、通勤不要な上、お昼からの仕事なので午前中はゆっくりしていた。寒い中、背中を丸めてトボトボと駅へと歩くビジネスパーソン達を、暖かい部屋の窓から見下ろしてエールを送った。なんという悪趣味な幸せだろう。 昨年どれだけ働いたかを勘定してみると、235日働いていた。130日休みを取ったということでもある。235日で1日あたり平均4時間…

  • 2025年スタートにあたり

    ブログを3ヶ月以上も放置してしまった。 今年は無理せず、ぼちぼちと日記として書いていきたいと思います。 さて、扇動YouTuber達の株価大暴落警告動画に脅かされ、耐えきれずに昨年9月NISA以外の株式資産を売却してしまった結果どうなったのか。結局、大暴落などは起こらず、米国株は順調に伸び続け、一時円高に振れかけたドル円も元の円安水準に戻っている。つまり、YouTuber達はまんまと広告収益を得て、裸の大様である私が機会損失を負っただけという、まったくおもしろくない話だ。 手持ちのキャッシュを増やして来たるべき暴落に備え、下がったところで買い直しちゃろうと虎視眈々と待ち続けていたが、そのタイミ…

  • あれから1週間が経って・・・

    先週、いつ襲ってくるか分からぬ米株の暴落と円高の恐怖に耐えきれず、特定口座に持っていたETFと投資信託を売却した。4年間掛けて増やしてきた含み益という名の果実を、ここら辺で収穫しておきたいと思い利確したのだ。これでもう米国市場の動向を気にして、深夜に再三スマホを確認する必要もなくなるだろう。急に訪れた秋の夜長をゆったりとした気分で楽しみ、毎日ぐっすり眠れると思っていたのである。 ところが・・・何も保有株のない状態にも拘らず、毎晩定期的にスマホを開いて米国株式指数の動向をチェックしたり、ドル円の動きを追ったりしてしまう。まぁ、特定口座は全部処分したとしても、まだNISA口座には投資信託を持ったま…

  • 大幅利確で投資方針を変更する

    ついに、約2年間保有していた米国ETF(VOO、VYM)と4年間運用してきた特定口座の投資信託(eMAXIS Slim先進国株式、SBI V S&P500、SBI V 全米株式)を全額売却した。 昨日、FRBが0.5%の利下げを実施した。0.25%ではなく0.5%だ。年末までには、さらに0.5%の利下げが見込まれているという。日銀も利上げすることは間違いないので、円高がさらに進んで130円台に入るかもしれない。そうなるといくら米国株価が上がっても、現在までに積み上げた日本円ベースの含み益は目減りするかもしれない。 2020年〜2022年に仕込んだ我が家の米株ETFや投資信託は、いずれも50%を…

  • 外資系への転職:保守的な日本企業で感じた閉塞感

    自民党総裁選の討論会で経済再生に向けた各候補の意見を聞いていて、ふいに昔のことを思い出した。 大学卒業後、バブルの真っ最中に就職した。理系だったせいもあり、80人の学生に対して数千件の学校推薦求人があった。私より数年後の就職氷河期世代の方々には、本当に申し訳なくおもってしまうほど、バブル期の就職は楽勝であった。とある製造業の会社に新卒で入社し、15年ほど設計部署でお世話になった後、同業の外資系企業に転職した。 最初の会社を辞めた理由はいくつかあるが、ひとつは海外で仕事がしたいという願望を持つようになったことが挙げられる。親会社に出向して海外プロジェクトを担当する機会があり、多様な考え方を持った…

  • 翻訳業は最強のセミリタイア仕事だ

    一日でも早くセミリタイアをしたいと考え、リタイアする1年前から副業として翻訳業を始めた。潤沢な資金が貯まるまで会社勤務を我慢して続けることは嫌だったので、リタイア後の収入源として翻訳をセミリタイア生活の足しにしたかったからである。 セミリタイア後に収入を得るための仕事としては、いくつかの条件があった。 1)雇われ仕事ではなく、個人事業主として仕事ができること 2)インターネットを使って家で仕事ができること、通勤の必要がないこと 3)基本的に一人で仕事が完結し、他人とコミュニケーションを取る必要がないこと 4)必要な生活費の半分を、サラリーマン時代の半分以下の仕事量で稼げること などである。これ…

  • 元本保証オルカン永久取り崩しシステム検証結果

    先日開発(?)した「元本保証オルカン永久取り崩しシステム」を、我が家のセミリタイア・ライフプランに組み込んで、その妥当性を検証してみた。前回記事を書いている途中は「おっ!これは凄い!もしかしてオレって天才?」と思っていたのだが、書き終わった瞬間に「インフレはどうなる?」「暴落後も同じ率で取り崩すとなると額が減るよね?」といった疑問や問題点が湧きあがってきた。こういう時ってお風呂に入っていてもそればかりが頭の中で浮かび、ちっともリラックスできない。我が家のセミリタイア・ライフプランでは、インフレ率を+2%として毎年の支出額を計算している。また変動費(食費等)については、10年歳を取るごとに-80…

  • 元金保証オルカン永久取り崩しシステム

    最近また株価の動きが怪しくなってきた。米株は1年で9月が最も調子が悪い月だというが、今年は8月に暴落があったばかりだし、間もなくFRBが金利を引き下げることが分かっているので、大きく下げることはないだろうと高をくくっていた。ところがレイバーデーのお休みが明けた途端、いきなり大きな下げで始まった。釣られて日本株まで大幅下落だ。やれやれ。 前回の投稿でも書いたが、セミリタイアしてからの4年間、一定額を切り崩しながらも運良く資産額を微増することに成功してきた。これは何かの間違いか、単にラッキーパンチが当たったに過ぎない。良いことはそんなに長くは続かないというのは長年の社畜生活でしっかり叩き込まれてい…

  • 暴落後の資産状況を確認してみて思うこと

    日米株の大暴落から1ヶ月が経った。我が家の資産状況はどうなっているのだろうか。その状況を確認してみた。 いつもクレジットカードの銀行引き落としが済んだ頃に、株・投資信託の評価額と銀行預金を集計して月末時点での資産状況を確認している。暴落前の6月末には過去最高の資産額となっていたが、7月末にはすでに大幅な落ち込みとなっていた。8月に入った途端にあの忌まわしい大暴落があり、一時は目も当てられないほどの痛手を負ったが、結局8月末の時点ではだいぶ戻していることが分かりホッとしている。 過去の資産推移を指数で表してみる(絶対値は恥ずかしくてとても公開できない・・・)。アーリーリタイア直後の2020年7月…

  • 猫と暮らすセミリタイアライフ

    我が家には3匹の猫様がいらっしゃる。♂♂♀で、それぞれ今年で8歳、6歳、5歳になる。ワタシがアーリーリタイアしたのが4年前なので、ワタシのセミリタイアライフは最初から彼らとともにある。まず最初にはっきり断っておきたい。うちの子たちは明らかに世界一かわいい。 元来猫好きで、結婚直後にも三毛猫を飼っていた。どこへ行くにも一緒で楽しく過ごしていたが、子供が生まれ、猫アレルギーになってしまったことで、残念ながら6歳で実家に引き取られることになった。その後23歳まで生きて長寿猫となったので、この三毛猫にとっては実家暮らしがとても快適だったのであろう。子供も成人し、仕事も落ち着いて転勤や引っ越しもなくなっ…

  • フリーランスでサイドFIRE!

    ワタシのセミリタイア戦略は、生活費の半分を投資からの収益でまかない、残り半分をフリーランスの仕事で稼ぐという、いわゆるサイドFIREというスタイルだ。もちろん超潤沢な資金があればすべてを投資運用で稼ぎ出すことも可能だが、残念ながら極一般的な会社員であったワタシにはそんな莫大な資産が貯まろうはずもない。もう会社に雇われる仕事はまっぴらごめんだったので、フリーランスとなって在宅で細々と稼ぎながらセミリタイアすることを目指したのだ。その計画の概要について触れてみたい。 まず、フリーランスで仕事をするといっても、1日の労働時間は4時間をMAXとする一定の制約を設けた。これ以上働くと、いったいそれはセミ…

  • 知的労働者の生産性

    前回の記事でセミリタイアしてからのユニクロ愛について書いたところで、タイミングよくファストリ柳井さんのセンセーショナルなコメントがネットを賑わせている。曰く、「知的労働者をもっと入れて、知的労働の生産性を上げるための勉強を日本でも海外でも一緒にやらないといけない」、「少数精鋭で仕事するということを覚えないと日本人は滅びるんじゃないですか」と。 なるほど。そんな事言うけど、じゃあファストリはどうなんだ?ご自身は失われた30年の間ずっと経営者だったのだから、ファストリこそ主犯者なのではないか?と聞きたくもなるが、それは置いといて・・・。今の超円安時代に、日本に外国の高度知的労働者が移民としてどんど…

  • セミリタおやじのおしゃれ事情

    セミリタイアしてからというもの、だいぶ着るものが変わった。そりゃ毎日会社に通勤していたころと比べれば、外出といっても家の近所のスーパーやせいぜい平日のショッピングセンターくらいなので、変わったって当たり前だろう。特にこの夏はとても暑かった(まだ暑いが)ので、ほとんど外出せずに1日中クーラーの効いた部屋に閉じこもっていた。したがって毎日同じスタイル、Tシャツに短パン、もしくはジャージで過ごしている。 夏だけではなく、春夏秋冬すべての季節において、まるでセミリタイアのユニフォームでもあるかのように、ユニクロかGUの服を愛用するようになった。ファーストリテイリングの回し者のようだ。柳井さん、よろしく…

  • 転職のススメ

    FIREを希望する人は、多かれ少なかれ今の仕事(会社)に閉塞感や絶望感を感じているのだと思います。ワタシの場合、最初から好きなことを仕事に選んで就職し、より良い環境を求めて転職を繰り返してきましたが、最終的には50代で仕事にこれ以上のワクワク感を望めなくなり、アーリーリタイアする道を選びました。一方、若くして、例えば30代や40代前半などで、仕事に嫌気がさしてFIREを目指す人たちというのは、リタイアする前にまず転職してみるという考えを持ってはいないのだろうか、と素朴な疑問を持っています。 ワタシはサラリーマン時代に4回の転職を経験しました。日本企業2社と外資系企業2社です。一番大きな転機は、…

  • 年金繰り上げ受給は本当に得か?

    ワタシは55歳でセミリタイアするまでの約31年間、サラリーマンとしてほぼずっと厚生年金に加入していました。セミリタイア後は1年半ほど国民年金に加入していましたが、その後は全額免除の資格を得たので年金の支払いはしていません。そしていよいよ、来年には60歳を迎えることになり、長かった年金支払義務がようやくなくなることになります。 となると次は、いつから受給開始するかが課題になってきます。セミリタイアブログ界隈では、65歳より早くから年金を受けとる繰り上げ受給の話題が時々語られています。健康で元気なうちにもらっておくべきだとか、早くからもらってそれを運用資金として投資信託に回すとか。 そんな中でも繰…

  • ワタシの家事仕事

    セミリタイアして1日中家にいるようになりましたので、積極的に家の事をするようになりました。サラリーマンだった時は家にいない時間が長かったのでできませんでしたが、今やほぼすべての時間を自分でコントロールできるようになったので、家事をする時間を作ることは簡単です。というか、生きていくために身の回りのことをするのは特別なことではなく、当たり前で自然なことだと思っています。 朝はいつも5:50に早起きの妻に起こしてもらいます。就寝するのは00:30ごろなので、睡眠時間は5時間ちょっとになります。歳を取ると長く寝ていられる体力がないのです・・・。 顔洗って洗濯機を回してから、妻が準備してくれた朝ご飯を食…

  • 田舎暮らしの高齢者とクルマ問題

    録画したテレビ番組を見ました。高齢者が多く暮らす田舎町でのクルマの運転問題についての番組でした。田舎なので普段の買い物や病院への行き来などの生活に、クルマはなくてはならない必需品です。お年寄りが多い田舎町でも、元気なうちはみなさん運転されていました。でも高齢者は自分でも気が付かないうちに、年々運動能力や判断力が弱くなり、それが事故を起こす原因になってしまいます。よくあるアクセルとブレーキの踏み間違いもさることながら、交差点や踏切での一旦停止を怠ったり(したつもり)、右左折の指示に対してことごとく逆に行動してしまったり(自分が正しいと思っている)など、さまざまな具体例が紹介されていました。 先日…

  • 我が家の家計簿

    アーリーリタイアを目指した2017年頃から、EXCELを使って毎月シコシコ家計簿を付けてきました。支出に関しては、クレジットカード決済中心とすることで、月末にカード明細を見ながら支出項目ごとに集計しています。 今年でセミリタイアして丸4年になりましたので、年間の支出額についてもほぼ落ち着いて来たのではないかと思い、リタイア2ヶ月後の2020年8月から1年毎の集計を出してみました。以下、項目ごとの支出年額を4年間の平均値で紹介してみたいと思います。 ・固定費1(税、保険、住宅費):平均約88万円/年年金と住民税は1.5年後から免除になっており、バラツキが多くなってしまいますので、最初から省いた形…

  • 禁酒・禁煙はセミリタイア成功の秘訣?

    令和の現代ではタバコを吸わない若者も増えましたが、ワタシのような昭和ど真ん中世代では、会社のタバコ部屋での上司との会話が出世の足がかりになることもよくありました。ある意味、会議室で大勢参加する会議より、タバコ部屋での上司との直接対話(最近では「ワン・オン・ワン(One-on-One)」とか犬の会議みたいに言いますが・・・)は、出世を狙うサラリーマンにとってはとても重要な位置づけだったのだと思います。 職場の飲み会も同様です。こちらも最近の若者は「それ、会社命令ですよね?残業代でるんすかぁ〜?」とかフザケたこと言うらしいですが、昔は自分の顔を上司に売る絶好の場でした。ビール瓶片手に御酌して回る1…

  • 海外ドライブの思い出

    何を隠そうワタシは無類のクルマ好きですが、ここ10年以上は自家用車を所有していませんし、日常的に運転もしていません。最近の足はもっぱら電車、JR東日本専門です。家から歩いて10分に駅があり、そこから首都圏のほぼ全ての主要な場所に1時間以内にアクセスできるからです。それにこんな都会でクルマを持つということは、セミリタイア民のワタシにとっては、耐えられないほど無駄な出費を強いられますからね。最近では近所に便利なタイムシェアも増え、どうしてもクルマが必要な時はそこで借りることも簡単にできるようになりました。便利な世の中になったものです。 そんなワタシでも、最近運転免許証の更新をしました。めったに使わ…

  • 50代・60代からの投資戦略

    新NISAの開始に伴って、今まで投資をしたことのない同世代の友人から、「どうやって資産運用すればいい?」とか、「何を買えばいい?」といった質問を受けることがよくあります。でもこれに答えることは簡単ではありません。迂闊なこと言っても責任取れないし、「分からないよ」、「自分で勉強した方がいいよ」としか言いようがありません。そうすると結局、「やっぱり投資は難しい」、「お金が減ったら困るから銀行預金にしておくわ」となってしまいます。 でもよく考えると分かるはずです。確かにバブルの頃は郵便貯金の利子が4%とかあったのでよかったでしょうが、今の銀行利子はほぼゼロです。その上、ここ最近の物価高を考えると、今…

  • 株価暴落と大地震への備え

    今日の日経も荒れた値動きで、1日中上下が激しかったですね。まだ先日の大暴落の余波が残っているような気がします。おかげで我が家の個別株くんたちも、なかなか調子を取り戻せていません。 そればかりか今日は、昨日の決算発表内容が悪かった我が家の次男坊、浜松ホトニクスくんが大きくやられ、瀕死の重傷を負ってしまいました。すでに1年前からずっと右肩下がりの状態が続いていた上に、トドメの一発を喰らった感じです。ワタシは典型的な高値掴みをしてしまっておりまして、だらだらと含み損を更新し続けています。 さらには大将のダイキンくん。今日もなぜか突然大きな売りを浴びせられ、3%以上の下落。もう見るも無惨な状況におちい…

  • セミリタイア生活と猫

    我が家には3匹の猫がいます。夫婦とも昔から猫が好きで、ずっと飼いたいと思っていました。今から8年前、ようやく仕事が落ち着いて出張や転勤がなくなり、子供も大人になって独立したことで、念願かなって1匹目を迎えることができました。その後、2匹が加わり、今では3匹と一緒に暮らしています。 セミリタイアしてからの4年間は、ずっと家にいて猫たちと長い時間を過ごす、引き籠もり生活を送っています。今ではこの子たちなしでは、セミリタイア生活そのものが考えられなくなるほど大きな存在です。 猫は一日のうちかなりの時間を寝て過ごしています。「寝子(ネコ)」って言うくらいですから。でも3匹のうち誰かは目を覚ましていて、…

  • セミリタイア生活は退屈?

    FIREやセミリタイアに限らず、会社を退職した後は長く自由な時間ができるので、趣味を持ったり地域コミュニティに参加したりできるように事前に準備しておくべきだという話を良く耳にします。そうしないと退職した途端何もすることがなくなり、死ぬまで続く暇な時間に耐えきれなくなってしまうと。実際そうなってしまって、FIREを「卒業」して再就職したり、定年後に再雇用で仕事を続けたりする人の話もネットで見かけますよね。 ワタシはアーリーリタイアして丸4年になりますが、一度も暇でしょうがないと感じたことがありません。ゴルフや陶芸など1日中没頭するような趣味もなく、自治会やボランティアなどの地域コミュニティや行事…

  • 歴史的大暴落&リセッション危機

    いや〜、今日の日本株にはびっくりさせられましたね〜。みなさん、息してますでしょうか?ワタシ?先週末に地獄を見た後、土日でリフレッシュしたつもりでしたが、今日改めて気が付かされました。金曜日見たのは、地獄のほんの入口に過ぎなかったことを・・・。8月5日日経暴落を横目に、13:00ごろに割安になった優良株を100株だけ仕込んで、いい気分で呑気にお昼寝していたのですが、15:00前に目が冷めたら下げ幅4,400円を超える超大暴落!一気に現実に引き戻され、ショックで心臓が止まりかけました・・・。その上夜には米株が暴落⤵。弱り目にたたり目とはまさにこのことかと。朝から晩まで、日本からアメリカまで、ボコボ…

  • 田舎移住したい病

    会社を早期退職してからは、フリーランスとして家で仕事をしています。100%自宅からネットを使っての仕事(翻訳業)ですので、基本的に世界中どこに行っても、どこに住んでも、何ら支障のないお気楽なご身分となっています。となると、定期的にあの病(やまい)が発症するのです。そうです、セミリタイア民あるある(?)の「田舎移住したい病」です。 ワタシは現在、首都圏のとある下町にある築古マンションに住んでいます。都会に近いのに物価も非常に安く、セミリタイア生活をする上でとても便利なロケーションです。さらには中古で購入したマンションの価格も年々上昇し続けていますので、資産価値的にも満足しています。でもふとした時…

  • サイドFIREのススメ

    アメリカ発祥のFIREという生活スタイルは、ETFや債権を使って運用する資産から毎年4%ずつ取り崩して生活するならば、30年以上取り崩していても資産はゼロにはならないというもの。過去のデータをベースにした膨大なケースでのシミュレーションから、これが証明されているらしいです。でもワタシはいつも、これは日本人にオススメの選択肢ではないと思っています。その理由は2つあります。 ① 日本でも4%ルールは有効か?この4%ルールのベースになったシミュレーションは、当然アメリカで運用・生活することが前提になっていますが、日本からアメリカETFや債権に投資しても同じことが言えるかどうかに大きな疑問があります。…

  • 天国と地獄を味わった1ヶ月

    昨日の株式市場は、日本、アメリカとも大荒れでしたね。もちろん我が家の資産も、過去4年間で最大の打撃を受けています。連日撃たれすぎて、もう両目がパンパンに腫れ上がって開けられません・・・。最悪の週末を迎えています。 6月、急激な円安と好調な米株のおかげで、我が家の資産も右肩上がりで過去最高を更新しました。6月末の資産額は、年初来12%もプラスになっていました。半年分の生活費を取り崩しながらなので、とてもいい成績です。「やっぱり投資は天国じゃぁ〜!」とすっかり気を良くしたワタシは、調子に乗ってこのブログを立ち上げたわけです。ところが急転直下、そこから大暴落が始まります。 7月末の資産状況は、6月末…

  • 2024年がん検診結果

    昨日、かかりつけの消化器内科で、先月受けた毎年恒例がん検診の結果を聞いてきました。受けたのは、胃カメラ、腹部超音波、血液、大腸内視鏡の各検査です。会社保険組合の人間ドックがなくなったセミリタイア後から、直接かかりつけ医に頼んで毎年定期的に検査してもらっている内容です。 ・胃カメラ検査胃カメラは35歳くらいから毎年受けていて、今ではもうベテランの域に達しています。ファイバースコープをごくごく飲み込むことができちゃいます!結果は今回も異常なしでした。40代半ばから患っている逆流性食道炎のおかげで、食道出口(胃の入口)に軽度な炎症がある程度。時々起こる胸焼けの時には、胃酸を弱める常備薬を飲んでやり過…

  • 60歳からの仕事とお金

    今朝のNKHラジオで、60歳からの仕事について話していました。 大きな変化としてまずやってくるが55歳前後の役職定年です。ワタシは外資系企業の社員だったので、役職定年という制度はありませんでしたが、通常日本の会社では、この役職定年を境に給料が大きく減ることになります。てっきり役職手当がなくなるだけかと簡単に思っていましたが、どうやらそれだけでは済まないらしく、年収平均で前年比30%ほどマイナスになってしまうとのこと。いくら役職を解かれて責任が軽くなるとはいえ、30%減はあんまりな話ですよね。 次にやってくるのは60歳か65歳の定年退職です。退職とはいうものの、継続雇用制度を利用することで引き続…

  • 国民年金保険料全額免除継続決定

    まるで中国の政策横断幕のような、だら長い漢字だらけのタイトルで申し訳ございません。 今年も無事、国民年金の全額免除が認められ、先日通知書が届きました。これであと1年、国民年金の支払いが免除されたことになります。妻と二人分なので、月16,980円x 2 = 33,960円、年額にすると40万7,520円も節約できることになりますので、かなり助かっています。ちなみに、将来の年金としては半額支給されることになるので、30年以上掛けた保険の最後の数年だけの全額免除は、利用価値がとても高い制度だと思います。今まで長年、いやっちゅうほど支払ってきましたからね・・・。 ワタシがアーリーリタイアしたのは202…

  • アラカン老化現象

    気持ちはいつまでも若いつもりでいても、アラカンともなると体のあちこちに不具合が現れてきます。毎日運動をしたりして(嘘です、最近暑いので週3日くらい・・・)必死に抗っているのですが、老化は着々と忍び寄ってきています。最近では、あそこが痛いとかここが痺れるとかの分かりやすい症状とは違い、地味な老化現象にも悩まされる毎日です。 ・シラガ40代中ごろから頭頂部がどんどん寂しくなってきたこともあり、ここ10年以上は坊主頭、ほぼスキンヘッドと言っていいくらい短く刈って(剃って?)いますから、頭髪の白髪はまったく気になりません。目立つのは口ひげとあごひげ、それに眉毛です。ひげは上下とも半分以上が白くなってし…

  • 外資系と日系企業の違い【その2】

    昨日からの続き、外資系と日系企業の違いについて、その2です。 昨日は雇用方式の違いによる社内教育の充実度の差について書きましたが、さらに重要なこととして、外資系では個人への権限委譲のレベルが日系よりもはるかに高いということが挙げられます。外資系では、一つの仕事を一人で担当するスタイルを取る事が多いので、その仕事に関する権限委譲が進んでおり、同僚や上司と相談しないと決められないといったことはほとんどありません。顧客との仕事の打ち合わせも担当者個人が責任を持っているので、計画の範囲内であればその場で即決することができます。ですから出張も一人だけで行くことが多くなります。その代わり担当者がバカンス取…

  • 外資系と日系企業の違い

    55歳でセミリタイアするまで、日系企業2社と外資系企業2社でほぼ半々、15〜16年ずつ働いてきました。外資系企業時代は海外本社で外国企業とも仕事をしてきましたし、日本支社では多くの日系企業との共同プロジェクトにも携わって来ました。自分で言うのも変ですが、これだけ国内外色んな同業企業と仕事した経験のある日本人サラリーマンも、あまり多くはいないと思います。そうした経験から、外資系と日系企業の違いについて独断と偏見に満ちた考察をしてみたいと思います。 一番大きな違いといえば、なにはさておき、メンバーシップ型かジョブ型かの雇用方式の差だと思います。日系企業の場合は、新卒一括採用で安く大量に若手を雇用し…

  • 親ガチャ大外れ

    ワタシの父と母は昔から仲が悪く、幼い頃から両親が別居をしていた関係で、お世辞にも楽な生活ではありませんでした。小学生のころからなんとか生活費を援助したいと思い、ひとりで新聞販売店にアルバイトのお願いをしに行ったほどです(なんと健気な・・・涙)。その時はさすがに雇ってはもらえませんでしたが、高校入学と同時にアルバイトを始め、自分で3年間の学費と昼食代や小遣いを稼いで卒業しました。大学は、父に頼んで入学金だけなんとか出してもらえましたが、高校同様入学以降はバイトに明け暮れ、学費や自分の生活費を稼いで卒業しました(5年掛かりましたが・・・笑)。その頃はまだ学費が安かったので、夏・春の休みに1ヶ月バイ…

  • 海外出張の思い出【イタリア編】

    サラリーマン時代、結構あちこち海外出張に行く機会がありました。外資系に勤めていた時は当然ですが、日本企業にいた時もチャンスがあれば常に海外出張を狙っていましたので、色んな国に行って仕事をすることができました。 そんなワタシが最初に海外出張に行ったのはイタリアのピサで、もう30年近く前のことです。斜塔で有名なピサですが、国内企業の時担当したプロジェクトがピサの会社とのものでしたし、その後転職した外資系企業でもピサに工場があったため何度も出張した縁のある街です。 初めてイタリアに行った時は、まだ通貨がユーロではなく「リラ」でした。リラ円レートがすごくて、確か1リラは0.07円くらいだったので、10…

  • がんばれダイキン!

    昨日の投稿で、趣味と認知症防止を兼ねて個別株取引を少しだけやっていると書きました。実際ワタシが現在保有している株のひとつに、ダイキン株があります(なんかこう書くとウイルスみたいだな・・・)。 ダイキンとの出会いは、セミリタイアを始めたばかりのころに遡ります。それまでダイキンという会社に対するイメージはあくまで大阪ローカルのエアコン屋さんで、会社も製品も古臭くて地味な印象しかありませんでした(ゴメンナサイ)。ところがある時、ひょんなことから最近のダイキンはとてもグローバルな展開をしているとの情報を得て、急に気になって調べてみたのです。 すると最近のダイキンはワタシの古いイメージとは異なり、アメリ…

  • 我が家の投資戦略

    初めて投資をしたのは2014年、SBI証券で旧NISA口座を作り、勉強のために少しだけ投資信託を買いました。日経225インデックスファンド、バランス型ファンド、それとグローバル債券インデックスファンドの3種類でした。超初心者向け投資信託の解説本(「マンガで分かる投資信託」みたいな・・・)を読んで決めたもので、合計でも100万円に満たない額のあくまで「お試し」投資でした。これらは1年ほど保有しただけで、怖くなって売ってしまったのを覚えています。ちょっとだけ利益が出ました。 その後は定期預金を中心とした運用しかしていませんでしたが、セミリタイアを決めた2020年からネット記事やYouTubeで勉強…

  • はじめての海外旅行【ニューヨーク編】

    アメリカの車社会の象徴である大都会LAをへとへとになるまで歩き回ったその足で、最後の目的地ニューヨーク(NY)に向けて深夜のナイトフライトで移動しました。夜中に飛行機で移動すれば1泊分宿泊費が浮くという、単純な理由からナイトフライトを選択しました。 NYのJFK空港に到着したのは早朝5時ごろ。アラカンとなった今では6時間以上連続で眠る体力はありませんが、その頃はどれだけでも寝ていられるくらい元気な若者でしたので、5時間半程度のフライト中の睡眠時間ではまったく足りませんでした。ダウンタウン行きのリムジンバスの出発まで少し時間があったので、空港ロビー片隅のベンチでバックパックを足に絡めてグースカ眠…

  • セミリタイア免許皆伝

    セミリタイア・FIRE界隈では、ここまで行ったら「セミリタイア免許皆伝」だという条件があるといいます。それは、国民年金全額免除、国保7割軽減、そして住民税非課税世帯入りの3条件だそうです。ワタシの場合、セミリタイア2年目以降順次達成してきましたが、国保だけはフリーランス翻訳業の収入があるため5割軽減に留まっています。どれもセミリタイアを実行に移す前に詳しい情報を集め、実行直後から計画通りに粛々と申請を進めていった成果です。その概要についてまとめてみました。 ① 国民年金免除セミリタイア1年目は前年度の給与収入があるため免除はされません。夫婦二人分の全額を支払う必要がありますが、少しでも得になる…

  • 元同僚たちのセミリタイア事情

    15年ほど前、仕事の面からあこがれていた欧州の某企業に転職を果たし、家族と共にとある国に数年住んだことがあります。その時一緒に働いていた同僚たちから聞いた彼らのライフプラン話が、その後セミリタイアの決断をする際に大きく影響したと思います。今日は、その一部をご紹介したいと思います。 ・同僚A:Aはワタシより10歳ほど若く、彼女と会社近くの賃貸アパートに住んでいましたが、実は郊外の山の中腹に広い土地を持っていて、そこで家を造っている最中でもありました。その家が完成した暁には彼女と正式に結婚するつもりだと言うのですが、もう2年以上も経つのになかなか完成できないとのこと。なんで?大工さんがいないの??…

  • はじめての海外旅行【ロサンジェルス編】

    最初の都市サンフランシスコから国内線で移動し、次はロサンジェルス(LA)へやって来ました。ここでもいろいろと、アメリカから洗礼を受けることになりました。 LA国際空港からバックパックを担いでヒョコヒョコと出てくると、いきなり乗り合いバンの客引きアジア系おっちゃんに、「ダウンタウン?下町?!」と言われながら捕まりました。他にまともそうな現地人が4,5名乗り込んでいたので、やばいバンではないだろうと思って乗ることに。「どこのホテルだ?」と聞かれて、まだホテルを予約していないワタシは「ヒルトンで降ろして欲しい」と応えました。すると同乗していた全員が一斉にワタシのことを見て、「冗談だろ?ww」と失笑を…

  • セミリタイア実行タイミングと必要資金

    セミリタイアを考えるきっかけは人それぞれ事情があるでしょうが、やはり仕事が嫌になった時というのが多いのでしょう。ワタシもそうでした。好きだったはずの仕事が思うようにできなくなった時、早期退職することを視野に入れ始め、さまざまな資金面のシミュレーションを重ねて、自分や家族にとってベストな実行タイミングを見極めて行きました。決して感情に任せて退職してしまってはいけません。 この実行可能なタイミングを見極めるためには、セミリタイアの前提条件が重要だと思います。ワタシの場合は投資もしておらず、資金的にかなり心細かったこともあり、少し働きながらのサイドFIREとすることはもちろん、いただける可能性のある…

  • 2024年大腸内視鏡検査

    昨日、妻と一緒に大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けてきました。この検査、ここ5年くらいですっかり我が家の年間恒例行事のひとつとなりました。先月末には胃カメラ、腹部超音波エコー、血液検査を受けましたので、これで今年の一連のがん検診は終了です。やれやれ、疲れました。 会社勤めをしているときは、毎年健康保険組合の人間ドックを受けていました。セミリタイアしてこれが受けられなくなったので、過敏性腸症候群の治療でお世話になった消化器内科の先生にお願いし、消化器系のがんに的を絞った一連の検診を受けています。 そのメインイベントが大腸カメラなのですが、胃カメラと違って事前の準備が大変なのです。当日朝ごはんを抜…

  • はじめての海外旅行【サンフランシスコ編】

    大学生だった30年以上前、バックパックひとつ担いで「地球の歩き方」を片手に、まだ開港したての成田空港からはじめてのアメリカ旅行に出発しました(【成田空港編】はこちらへ)。 カルチャーショックその①「おじいさんの古エレベーター」: シアトル経由でアメリカに初上陸し、最初に訪れたのはサンフランシスコ。個人旅行ツアーの送迎バンに乗り、「そびえる壁」かと思うほどの見たこともない高い登り坂と、奈落の底に落ちるかのような下り坂をジェットコースターのようにいくつも越え、初日一泊分だけ日本で予約したパウエルホテルに夕方到着しました。翌日からの宿は自分で予約する必要があり、バイブル「地球の歩き方」で決めていた近…

  • FIREの定義

    ブログ村セミリタイア生活のランキングに参加しています。ワタシがセミリタイアしてから4年以上経ちましたが、ずっとこのランキングのブログを読んで楽しませてもらっていました。4年経ってセミリタイア生活を継続できる自信もついてきたので、ワタシも話題提供者として参加させてもらうことにしました。 このカテゴリーで時々話題に挙がるのが、「FIREの定義とは?」というお話。時々聞かれる意見に、「労働収入に頼らず、すべて資産運用からの利益で生活するのが正しいFIREの定義」というのがあります(「プロのトレーダー」とは言わないんですね)。なんだろう「正しいFIREの定義」って? FIREの後ろ半分「Retire …

  • 外資系企業への転職はセミリタイアへの近道?

    今から20年ほど前、ちょうど40歳になった年、長年勤めた日本企業を退職して外資系企業へ転職することを決めました。その時はセミリタイアするなどとは夢にも考えておらず、ただただ英語を使って海外と仕事をしてみたいとの一心でした。転職後は外資2社を経験し、2社目は海外現地採用として現地での生活も経験しました。後で振り返ると、この時の外資系への転職がその後セミリタイアを実現できたキーポイントになったのだと思います。 そう思う理由は主に2つあります。ひとつは収入アップによる資金面でのこと。もうひとつは外国で働く中で身についた働き方や価値観の変化など、生活面でのことです。 40歳から2度の転職を経て45歳ま…

  • はじめての海外旅行【成田空港編】

    昨日の記事を書いていたら、学生の頃に初めて行った海外旅行のことを思い出しちゃいました。直接セミリタイアとは関係しませんが、30年後のセミリタイアにつながるきっかけともなった(大げさな・・・)、初海外旅行の思い出話を書いてみたいと思います。年を取ったせいで話が長くなりますから、これもシリーズ化決定です! あれは大学4年生(実は5年目・・・)の冬、超貧乏学生だったワタシにとって、それまで海外旅行なんて高嶺の花だと思っていました。でも、就職したら海外なんてなかなか行けないかも・・・、最後のチャンスかもしれないのでなんとか学生のうちに行ってみたい!と、急に調査を始めたのがきっかけでした。すると、意外や…

  • 海外出張の思い出【その1】

    長い会社員生活の中で、たくさんの海外出張を経験してきました。ある時はゴールデンウィーク中に突然2日後の海外出張が決まったり、4週間で地球一周(世界一周ではない)5カ国を飛び回ったり、年に10回以上も海外出張する年があったりと、2年の海外勤務も含めて多くの経験をしてきました。たくさんの思い出話をしたいので、これもシリーズ化したいと思います。 さて、ワタシが新人だった30年ほど前は、今ほど活発に海外出張がある状況ではありませんでした。 そんなある時、所属部署の課長が海外出張することになりました。海外にも事業所がある大手企業でしたので特に驚くことではなく、「課長ともなると海外出張もあるんだなぁ〜」く…

  • 国内個別株取引、ワタシの場合

    最近の米国株高の影響もあってか、日経平均株価の史上最高値更新が続いています。米ETFや投資信託が資産の多くを占める我が家にとって、米国株の高騰はとてもありがたい話です。一方、日本株については、サテライト運用的にいくつかの個別株をちょっとずつ持ってはいるのですが、これらは日経平均の高騰状況においても「いったいどちらの国のお話で?」って感じで、今のところあまり良い影響がでていません。我が家の株たちにも、是非とも奮起を促したいところです。 国内個別株は、気になった企業の株の動きをモニターしつつ、良さそうと思われるタイミングで少しずつ買っています。だいたい6ヶ月〜1年の日足の動きを、移動平均線、MAC…

  • 最近気になること【その1】

    年を取ると偏屈になるって昔から言われますよね。自分だけはそんな偏屈ジジイにはならないぞ、と常日頃から思ってはいるのですが、年とともになんか引っかかって気になってしまうことが増えてきました。今日はそんな最近気になることのひとつについて、書いてみたいと思います。たくさんあるので、カテゴリー作ってシリーズ化しちゃいます。 時間だけは余裕のあるセミリタイア民ですから、SNSやヤフコメなんかをよく暇つぶしに眺めています。そこでは、不特定多数の人たちが一つの話題に対して自分の意見を主張しています。それ自体は、一般人が匿名で自分の意見を言える場があって良い事だと思っていますが、時々枕詞的に使われているあるフ…

  • 老害にはなりたくない

    東京都知事選、終わりましたね。都民でもないのに勝手に期待していた石丸伸二候補は善戦したものの敗れ、小池さんが71歳からの3期目に入ることになりました。60歳以上の年齢層で圧倒的な支持を得たそうです。海の向こうのバイデンさんやトランプさんよりは若干若いものの、任期満了時は後期高齢者。体力的にも判断力などの知的能力的にも、最後まで都知事の重責に耐えられるのでしょうか。いやはや、すごいパワー(権力欲?)ですね〜。 ワタシは55歳でエンジニアをアーリーリタイアしましたが、その理由のひとつとして、それまで従事していた職種における技術的なトレンドが大きく変わり、ワタシの経験では歯が立たなくなってしまったこ…

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