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野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。
子どものまわりにことばがあるということ:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第10章メモ1
佐々木正人による第10章「「ことばの獲得」を包囲していること」のメモからとっていきます。章タイトルから『アフォーダンス入門』の終わりの方の章と連続しているのがわかります。アフォーダンスの視点で子どもの言語獲得を説明してみよう、という内容です。第10章 「ことばの獲得」を包囲していること1 「ある」からはじまる1節はソシュールの引用から始まっています。佐々木による引用部分の内容を簡単にまとめると下のように...
不可制御自由度下での二足歩行:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第2章メモ4
第二章の2節に入ります。1節に続いてグローバルエントレインメントモデルをもっと現実に近づけていく、という内容です。ここまでのモデルはかなり単純化したものなので、単純化により現実にそぐわなくなっているのではないかという疑念が生じます。脳神経系にこのモデルを近づけるのは難しいのですが、筋骨格系はより実体に近いモデルを作ることができるので、そちらから接近していこう、というのが2節の内容のようです。2 ヒト...
新・子どもたちの言語獲得 [ 小林春美 ]価格:2,530円(2022/6/27 12:18時点)感想(0件) 次に読む心理学の本は、小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』にします。この本は多数の人たちの共著で、各章を各人が担当する形になっています。下に目次を示しますが、目次からわかる通り、子どもの言語獲得に関する話題をかなり幅広く取り上げた本です。2008年の本なので10年以上前に出版されてますが、たぶん現在の理論...
古代民主主義への批判:宇野重規『民主主義とは何か』第一章メモ5
第一章最後のメモになります。前回まで古代ギリシアでの民主主義の発展とその説明でした。今回は民主主義への批判と共和制についてです。以下、だいたいの要約です。3 民主主義の批判者たちアテナイでの民主主義の批判の一つに、その最盛期は短く衆愚政治へと陥ったというものがあります。実際にはアテナイの民主主義は200年近く機能したし、その間アテナイはもっとも安定し文化的にも実り多いポリスの一つでした。この200年間で...
ゼクテとキルへ:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第二章メモ4
前回までは契約神学の説明で、第三節はその契約神学が具体的に社会にどのような変節をもたらしたか、という話です。三 契約神学の社会まずゼクテとキルへの説明から始まっています。中世カトリックは人間に「シンテレーシス(syntheresis)」とよばれる、「人間個体に内在する自然発生的な正しい秩序への傾向性」を見ていたとのことです。プロテスタンティズムはこれを否定していて、つまり中世カトリックでは人間は「善なるもの...
ホームページの動物行動学ページ作成に向けて:ホームページ用メモ2
ホームページに動物行動学のページを作ろうと思ってます。心理学入門のサブカテゴリ―として「動物行動学入門」を作る予定ですが、まだカテゴリーの名前もはっきり決めてない状態です。「動物行動学」をどのような形で紹介するかを、ある程度は決めておく必要があるでしょう。一応、生物学科の生態学講座出身として、今までホームページに上げた分野に比べたら、一番専門に近いです。でも本を参照にしないと書けることがないです。...
生成原理としての自然(フュシス):木田元『反哲学史』第四章メモ1
第四章のメモを取り忘れてました。順番がかなり前後しましたが、第四章のメモをとることにします。以下、木田元『反哲学史』第四章前半のだいたいの要約です。第四章 ソクラテス以前の思想家たちの自然観まだ哲学という言葉が存在しなかったころの思想家たちを表すのに、ドイツの哲学史家の言葉「フォアゾクラティカー」を借りてくることにします。彼らに共通して言えることは、ギリシア本土の出身者ではなくイオニア地方などの出...
本能行動とゲシュタルト知覚 [ 大村敏輔 ]価格:3,630円(2022/6/20 12:45時点)感想(0件) 大村敏介『本能行動とゲシュタルト知覚』評価: 最近はほとんど取りざたされる機会のない、ローレンツの動物行動学とゲシュタルト心理学について考察された本です。どちらも非常に詳細な動物観察をもとにして考案された考え方ですが、それが故の煩雑さもあって、忘れ去られるどころか誤解されて広まってしまっている状況です。...
デポルのプレーオフ敗退の傷心をいやすためしばらくブログを休みます。まあ、たぶん一週間くらい。今回はいけると思ったんですよね。実際、昇格に片足をつっこんだ状態でしたし。朝起きたときにいまだ悪い夢だった気がします。誰か夢だといってくれ。...
11/06/20222021-2022 the Primera RFEF プレーオフ2戦目RC Deportivo 1 - 2 Albaceteデポル、プレーオフ2戦目落としました。来年も3部です。後10分耐えればよかったんですけどね。まあ、よくあることです。選手はよくやりました。来年はきっと1位通過です。<<デポルニュース:22/06/05...
メモまとめも最後です。Ⅷ. 2. 知覚・理性同型的認知心理学とゲシュタルト心理学との収斂の可能性Ⅷ. 2. 1. 全体と部分との因果的相互関係ウェルナー(H. Werner, 1933)は、「点としての個々人(個体)も、相集まって社会という一全体性を形成するが、この一全体性も、もはや個体の特性に帰すわけにはいかない。つまり、超個体的全体性は、個体を総合することによって得られるものではない」と考えている。「人間の社会では「言語」と...
第Ⅷ章のメモまとめ1回目です。この章が最終章で、本全体のまとめのはずです。今回は第1節のメモまとめで、本能行動のまとめにあたる部分です。Ⅷ. 1. 本能行動の構造・機能・エネルギーローレンツは本能行動は経験による修正を蒙らない行動様式として明確に定義している。逆にそのような修正を余儀なくされる行動様式が、「欲求行動」にあたるが、ローレンツの定義は曖昧である。ローレンツは刷り込みや真空反応に生体の自律性を見...
前回は法人が王の二つの身体論をもとにしているという話でしたが、今回は大きく変わって、ピューリタニズムの契約神学についてです。ピューリタニズムがあみだした社会と教会の一次モデルは「契約神学(federal theology)」で、これは文字通り人間が神と契約を結ぶという理論とのことです。アダムを通じて神と人間の間に結ばれたのが「業(わざ)の契約(Covenant of Works)」で、これは一定の戒律をまもれば救済されるというも...
存在だけは知ってた(主に薄い本で)東方シリーズに今頃はまりました。もともと2Dスクロールシューティングは好きだったんですが、高校のときくらいから出るゲームが減っていったのもあって、もう20年はやってませんでした。久しぶりの2Dスクロールシューティングだったんですが、弾避けが楽しくて楽しくて。こんなに楽しいもんだっけ?と遠い記憶を思い出そうとして、遠すぎてもはや思い出せません。噂には聞いてたんですがマジで...
第Ⅶ章のメモまとめ二回目です。途中、恒常性の生理学的機構についてよくわからなかったとメモに書いてあって、やっぱり今でもよくわからないのでそこは飛ばします。Ⅶ. 2. 知覚系の驚嘆すべき計算機能(続き)われわれの知覚においては、最終的な帰納の結果のみが意識に昇るのであり、帰納の基礎となるような個別的末梢的報告は知ることはない。その都度の下位の機関は、多くの個別的データを受け取って、「各機関自らの「責任」に...
05/06/20222021-2022 the Primera RFEF プレーオフ1戦目RC Deportivo 4 - 0 Linares Deportivo快勝ですわ。でも前半決定機たくさん作られてけっこう冷や冷やもんでした。これで今シーズンもプレーオフ決勝のみです。もうどんな形でもいいから二部に上がってほしいです。RCDLC.comの試合経過は下の通りです。-----前半はサイドから決定機を作られまくるがMackayのセーブで何とかしのぐ。30分過ぎからはボールを持てるようになって、...
順不同で高校数学のページを上げていきます。まずはベクトルからです。高校の二年、数Bではじめて出てくる概念ですが、考え方自体は中学数学の座標系の中でこっそりと使われています。それから中学理科の力の分解(今は中学ですでに力学が始まっている)のあたりでも出てきました。そんな風に高校数学のベクトルを習うまえにすでにベクトルを使用しているのですが、あらためて数学のベクトルを学ぶためには、概念からゆっくり考え...
高校数学も説明に苦労することがあって、ここに説明を上げていくことにしました。とりあえずベクトルから始める予定で、数列、微積やって数IIIとか、むしろ高校での学習順とは逆に上げていくつもりです。<数I><数A><数II><数B>〇ベクトルベクトルとは<数III>...
第Ⅶ章のメモまとめに入ります。メモが8つもあるんですが、見返してみたら、よくわからなくて重要なところを引用して終わってるメモがたくさんありました。今読み返してもたぶんわからないので、そこらへんは飛ばしてまとめていこうと思います。第Ⅶ章 ゲシュタルト知覚の卓越した認識機能Ⅶ. 1. ゲシュタルト知覚と無意識推理我々の神経装置による知覚的報告は「全く内省や知的統制の及ばない、それでいて、「理性」の働き(つまり...
メモを取り終わったのでまとめにいきます。十一章まであって、今回は「はじめに」から第三章までです。はじめに一般に20世紀の哲学者は自分たちのおこなっている思想的営みを「哲学」と呼ぼうとしなくて、西洋哲学の「批判」や「解体」を目指す運動を「反哲学」の言葉で要約できそうです。西洋文化形成のイデオロギーであった哲学を日本で勉強することにはある種の奇妙さがあるのですが、「反哲学」の立場に立ってみれば、われわれ...
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前回に引き続き、<主観-客観>図式が自明な世界像として共有されたプロセスのうち、残り三つについてです。以下、だいたいの要約です。(2) 感性的性質、相対的であいまいなものの「数式」化時間や空間と違って、あいまいな自然の性質をどう「数式化」するかという問題があります。近代の自然科学は因果系列を用いて感性的性質を
最近のネット記事は、参政党にジャックされた感があります。Youtubeでも、胡散臭い政治動画がやたらおすすめに出てくるようになりました。いろいろ心配になるのはわかります。でもまずは落ち着きましょう(自分が)。昔から極右というか、カルト政党はありました。昔との違いは、極右の主張を補強するのにカルトを使ってるみたいで、主従が逆転した感じですね。それでいて陰謀論のトンデモ感が増してるのが戸惑う理由かも。「日本...
第四章に入ります。ざっと見る感じ後期フッサールの思想についてみたいです。以下、だいたいの要約です。第四章 現象学の展開この章での問題点は次の三つです。1 近代的な世界像の成立2 間主観性3 生活世界これら三つのテーマについて『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』をもとに考察していきます。1 近代的な世界像の成立実証科学を除いて西洋の学問は19世紀に危機を迎えます。その理由は<主観-客観>問題の...
停止していたオートポイエーシス論のページをそろそろ更新したいです。オートポイエーシス論で原核生物を考えた結果、原核生物も真核生物の記述も、細胞システムを拡張すればよい、という結論になって終わってました。次になにを考えるかですが、多細胞生命体システムを考えるのが妥当かなと思います。それから真核生物の誕生をオートポイエーシス論的に記述を試みるのもありかもしれません。どちらも構造的カップリングで記述でき...
6月末になって動きが出てきました。まず前監督のGilsanzはデポルには残らず、2部の監督の職を探すことになったそうです。途中交代で残留を決める難しい仕事を達成してくれたのには感謝です。次の仕事も上手くいくとよいですね。もちろんDeporとの対戦を除いて。移籍マーケットも活発になってきてて、そちらはまとめて紹介しようと思います。今回は先日発表されたスペイン2部のスケジュールを上げておきます。25-26シーズン、スペイ...
『イデーン』を読むにあたっての注意点8つのうち、今回は7、8番目についてです。重要そうだけど話の流れがよくわからなくなりそうなところがけっこうあって、そこはもう飛ばします。以下、だいたいの要約です。7 意味統一としての「経験」…自我という極の意味*現象学における「超越論的主観」あるいは「純粋自我」の概念に対する批判があるが省略。現象学における<自我>はそれ以上還元されることのない、むしろ<超越項&...
新しく見返す心理学の本はヴァイツゼッカーの『ゲシュタルトクライス』にします。どの分野に分類すればよいか本当はよくわからないのですが心理学に入れておきます。ヴァイツゼッカーは多芸の人で臨床精神科医、生理学者など多数の肩書きを持つ人だったそうです。解説や訳者あとがきが複数あったり、本編とは別のところでヴァイツゼッカーについての紹介がされているので、余裕があればそこら辺もメモに残しておこうと思います。こ...
『イデーン』を読むにあたっての注意点8つのうち、今回は6番目についてです。以下、だいたいの要約です。6 <内在-超越>原理具体的に経験される事物は「いまここにある知覚」とぴったり重なるわけではありません。その経験されている事物は原的な体験を超えた
今回のメモでこの本のメモもやっと終わりです。第Ⅰ部はすでにまとめを上げています。第Ⅱ部は正直あまり関心をひかれなかったので、まとめはなしにします。終章 終わりと始まり-二一世紀近代の地平-近代は終わりを夢見る社会ともいえます。それは日本も同じで、西欧近代においつくことと、近代そのものが終わる日を日本人は夢見てきました。十九世紀型の近代における拡大運動により、今はもう外部が消失してしまった状態です。しか...
林原めぐみのblogで炎上騒ぎがあったみたいで、ちょっと調べたところ林原めぐみが心配になりました。「陰謀論とかにはまらないといいけど」という意味で。ルールを守らない外国人には何かしらの対処が必要では、というのはそれはそうです。心配になったのは外国人留学生への国からの支援への彼女の意見のところです。「外来種」といった表現は使うべきでないことは環境保全をしてる人たちからも言われているので、ここでは置いとき...
Antonio Hidalgo新監督就任が発表されてます。45歳で、前シーズンはSD Huescaを指揮していたそうです。契約は1年で更新オプション付きです。前監督のGilsanzにはコーディネーターとしての職を打診しているらしいですが、引き受けてくれるかはわからないです。移籍マーケットはまだ動いてなくて、どれくらいの動きになるかもはっきりしてない状況です。ただFabrilの方はすでに4人の選手の退団が発表されてます。移籍マーケットに動...
今回は前回の続きで、1990ごろに進行していた社会の変化のうち「国際社会」化の方です。今回で第六章メモも終わりで、残すは終章のみです。以下、だいたいの要約です。日本は社会性の形式の点では厳重な「鎖国」状態を続けてきました。心情反射作用の遍在というフォーマットを日本近代が持てた理由は、江戸時代から続く社会性の鎖国状態によるものかもしれません。1980年代になると、この人的「鎖国」は維持できなくなってきており...
ホームページの子どもの言語獲得3ページ目は、音声や言葉の獲得の心理学研究に通底する考え方を引き出してまとめてみようかと思います。具体例はその次のページに二つほど提示して、少し批判的なことも書く予定です。『新・子どもたちの言語獲得』の第二章から第四章までで、著者らには、子どもが言語に関わる何かを獲得するときに身の回りへの可能な身体動作とかが大きく関与している、という考え方が共通してあるようです。そこ...
第六章第三節に入って、たぶん1980年代ごろの分析です。以下、だいたいの要約です。三 新たなシステムへの模索これからの日本社会(1993年初版時において)の可能性として、一つは西欧近代社会への転換があります。しかし西欧近代システムには、一貫性を持った選択の主体としての個人という信憑が必要です。次に、そうした個人の選択の自由と両立するルールが存在すると信じられていることも必要です。これら二つの信憑を与えてき...
『イデーン』を読むにあたっての注意点8つのうち、今回は4、5番目についてです。以下、だいたいの要約です。4 超越論的主観における「世界の構成」ヘーゲルによると人間の<意識>は、対象への実践的な態度と、<意識>と<対象>の関係を想像的に対象化する意識の二契機があります。そして後者の契機をさらに対象として新たな高次の視線が生じ、この弁証法的な運動によって世界像が高次化されることになります。哲...
2025/06/01Liga Hypermotion 2024/25 42ndFT: Depor 0 – Elche 4Goal 0-1: (4’) Mourad, 0-2: (25’) John, 0-3: (31’) Valera, 0-4: (88’) Vigas負けること自体は仕方ないんですけど、いくらなんでもひどすぎる負け方でシーズン終了です。なんというか言葉が出てこないですね。もう来シーズンに頭を切り換えましょうか。すでにセンターバックのJaimeとPablo Martinezが今シーズン限りの退団が発表されてます。移籍情報とか、話題が...
第六章第二節メモ2回目です。以下、だいたいの要約です。日本的社会の日常的な社会決定システムは、個々の関係者の利害感情をツリーにそって調整する形で作動します。そのためツリーのどこかに切実な「痛み」(既得権益の侵害など)が発生しないかぎり、重要な決定を行えません。そして近い将来すさまじい「痛み」をもたらす問題などには対処できないことも示しています。日本は心情反射作用による情念の共同体をつくり上げてきた...
第六章第二節に入ります。この本も残り30ページほどなので一気にメモを取り切ってしまいたいです。以下、だいたいの要約です。二 旋回アンケート結果から推測される「伝統回帰」現象には、「無邪気な個人主義」と言えるもう一つの性質が見えてきます。*アンケートの分析結果があるが省略。70年代の不況により欲望自由主義社会の大前提である利害の拡大均衡性が一時的にではあれ破壊され、組織の大規模な再調整が行われます。「そ...
2025/05/25Liga Hypermotion 2024/25 40thFT: Zaragoza 1 – Depor 0Goal 1-0: (56’) Patiño (o.g.)大分選手も入れ替えてるし敗戦は仕方ないですかね。来期に向けてこれまでの控え選手はがんばって欲しいところですが、Patiñoはオウンゴールをしてしまいました。Ladiesの方はもう今季までの選手が5名発表されてます。来季は監督含めどうなるでしょう。次節が最終戦なので最後は勝って終わりたいですね。RCDLC.comでの布陣は下の通り...
四節のメモ最後です。今回もわからないところは飛ばしてメモをとることにします。前のメモの最後あたりで、我々の知覚は身体的な実存で身体そのものが意識の根源的な在り方である、という考え方が述べられていました。その意味では、われわれの身体は世界についての潜在的な知だ、言うこともできます。我々にとって世界は相互感覚的統一として現れますが、その統一をもたらす身体図式の統一は前論理的で不明瞭で潜在的であるので、...
読み返している細胞生物学の本(大学入門レベル)に以下の記述がありました。「細胞にも「分泌(excretion)」がある。細胞壁や莢膜の材料をはじめ、さまざまな物質を細胞の中から外に搬出しなければならないからである。ゴルジ体のような膜系がないのでエキソサイトーシスで分泌するわけにはいかない。そのかわりにSec経路、Tat経路という、チャネルを使った分泌経路がある。」この記述だと、莢膜や細胞壁を作り変えて細胞を維持...
第四節に入ります。今回も重要と思えるところを抜き出しながらまとめてみることにします。四 世界内存在としての身体前節を受けて、「「意識的」ということが対象の同一化作用を介しての自己統覚を伴うという意味であるとするならば、知覚的な世界経験はまだ意識的ではありえず、いわば「前人称的」な層でおこなわれる匿名な機能である」とされています。意識と知覚を明確にわけることはできないとどこかにあった気がするんですが...
原核生物システム(オートポイエーシス論)のメモで、今回は構成素と構造についてです。簡単なのは前のメモにも書いた通り構造の方でしょう。細胞分裂により原核生物は増殖していきますが、そのこと自体を特別な構造で考えなくてよいと思います。細胞は生成プロセスの閉域形成の結果として排出される構造体でした。原核生物の細胞分裂も、DNA複製の後で細胞骨格による収縮環により細胞が分割されるみたいで、前の細胞との連続性が...
都知事選、蓮舫さん惨敗でした。でも、左派の人間にとっても、そうなるだろうという納得の結果でもありました。これもうすでに言われていることなんですが、最大の敗因は、すぐに都政を具体的にどうするか発表しなかったことだと思います。都政ですから、国政とは関係なしに具体策を打ち出すべきでしょう。本当はどうだったかわからないですが、自分には蓮舫さんの政策が見えてこなくて、たぶん都民のほとんども自分と同じ状況だっ...
第四章最後の節に入ります。日本近世後期の社会的決定システムについてです。今回も自分の言葉でまとめる感じにします。四 日本的社会の成立まず中村牧子による近世以降の日本社会の社会的決定の創出プロセスが紹介されています。それは①根回し-持ち上げ、②自己変更的態度、③上訴の三つのメカニズムの組合せとしてモデル化されています。①はaとbの二人に関わる決定が必要な場合にその共通の上位者が利害を調整して決定にあたる、...
デポルの新シーズンの動きが活発になってます。まずは二部の日程がRCDLC.comに上げてあったのでそれを下に書いておきます。画像を貼ればいいだけの気もするんですが、日付が日本と逆順だったりするので書き直しときます。24-25シーズン、スペイン二部リーグ日程FIRST ROUND24/08/18 : Deportivo - Real Oviedo (matchday 01)24/08/25 : SD Heusca - Deportivo (02)24/09/01 : Deportivo - Racing Ferrol (03)24/09/08 : Granada CF...
ホームページに作成する原核生物システム(オートポイエーシス論)ページのメモを何回か取ることにします。直接ページを作ろうとしてまったく進みませんでした。決められるものから順にメモを残しておくことにします。前回のメモで、原核生物は細胞システムとして考えるよりも、世代全体で生成プロセスが連続していくシステムとして考えた方がよいかも、ということになってました。この考え方に従ってページを作るつもりです。そう...
3節は残り6ページほどで、重要と思えるところを抜き出しながら、簡単にまとめておこうと思います。知覚はある種の構文法のような規則性に従って現れてくるのでした。白の上の赤い点という簡単な知覚でさえ「図と地」という一つの意味を持って現れてきます。こういった意味は主知主義のいう判断などではなく、有機的全体として現す構文法によることを発見したのがゲシュタルト心理学ですが、彼らはこのゲシュタルトを客体的世界のう...
メルロ=ポンティの章の続きで、第3節に入ります。今回はゲシュタルト心理学との関係などの内容で、自分はもうだいたい知っていることなので自分の言葉でまとめる感じにしようと思います。三 生きられる世界への帰還後期フッサールと同様に、メルロ=ポンティにおいても現象学的還元で照らし出されるのは「生きられる世界」です。現象学は自己完結的なものではなく同様の運動は経験諸科学の内部でも進んでいます。メルロはゲシュタ...
日本近世社会の思想の節も、今回のメモでやっと最後です。残り6ページほどで、自分の言葉でざっとまとめようと思います。朱子学と違って、仁斎学と徂徠学共に個人の自由な欲望を許容しているそうです。ただし仁斎学は「個人の自由な欲望・感情の発現が、その相互反射性を介して、自然に正しい秩序をつくる」のに対して、徂徠学は「具体的な制度技術によって、その自由を外的に整序することをめざした。」その説明が具体的に続いて...
序論のメモです。メルロ=ポンティはこの講義の前にいくつかの講義を行っていて、この講義はその続きみたいです。はっきりしたことはわからないですが、ネットで調べたところ、「子どもの意識の構造と葛藤」、「子どもの心理-社会学」の二つがそれにあたるみたいです。これらの講義録の方は今のところメモをとるかは未定です。「序論」はどんなことが書いてあるかざっとまとめて終わりにしようと思います。他の心理学研究をもとに、...
今回メモを取るところはメルロ=ポンティがフッサールの思想をどのように批判し、どのように継承したか、という内容のはずなんですが、今までに書かれていたこととそんなに変わらないように思えます。一般的に思われていることと違って、後期フッサールにおける現象学的還元は超越論的観念論ではなくて、人間の世界への内属を前提にその仕方を先入見をいったん置いて観察しようとするものだ、という感じのことがすでに書かれていま...
第6章に入って、ここから残りの章はほぼメルロ=ポンティについてです。第6章はじめは、サルトルとの関係やメルロの現象学の受容の経緯などで、簡単にまとめて終わりにします。Ⅵ メルロ=ポンティと現象学の現状サルトルとメルロ=ポンティは友人関係にあったのですが、政治的な見解の対立から次第に疎遠になり、メルロが55年の『弁証法の冒険』のなかでサルトルの政治的な見解に痛烈な批判を加えたことで、仲違いが決定的になったそ...
サルトルの章のメモ最後です。今回もよくわからないところが多かったのですが、結論としてはわりと単純だったりするので、今回は結論部分だけメモって終わりにします。サルトルは『情緒論素描』において、純粋現象学と経験的心理学のほかに、「現象学的心理学」をおそるおそるながらにも提唱しているそうです。心理学で対象となっているような状況そのものを考えるために現象学が必要ですが、その進展はまだ不十分なので、さしあた...
2024/05/30Depor 2 – Castellón 1 0-1: (39’) Douglas Aurélio, 1-1: (68’) Lucas Pérez, 2-1: (75’) Pablo Martínez2024/05/03Castellón 2 – Depor 4 (agg. 3-6) 1-0: (4’) Douglas Aurélio, 1-1: (28’) Lucas, 1-2: (44’) Mella, 1-3: (48’) Lucas, 2-3: (52’) Suero, 2-4: (73’) Davoスペイン三部のグループ1とグループ2の優勝チームによる、三部優勝チーム決定戦が行われてました。ホームとアウェー共に勝利で見事三...
2024/05/192023-2024 Group 1 of the First Federation 37thReal Sociedad B 1 – Depor 1 1-0: (54’) Mikel Goti, 1-1: (74’) Barbero2024/05/252023-2024 Group 1 of the First Federation 38thDepor 3 – Real Unión 1 1-0: (21’) Alcaina, 2-0: (64’) Salva Sevilla, 3-0: (82’) Mella, 3-1: (90+3’) EscobarDeportivo: (4-2-3-1) Eric Puerto – Ximo Navarro, Pablo Vázquez, Dani Barcia, Iano Simão – José Ángel, ...
メモを取ってるのを忘れてて、数ヵ月ぶりにこの本を開きました。読み切ってしまいたいので、これからは週1ペースでメモをとっていきたいです。今回は要約ではなく、簡単なまとめという感じでメモをとることにします。まず朱子学についての説明があって、長いですが抜き出しておきます。「朱子学は、社会制度・社会秩序の根拠を客観的な原理性「理」にもとめる。「性即理」、すなわち人間の内奥に存在する本質「性」にはある原理が...
サルトルの章、2回目のメモです。あんまり興味をひかないのと、引用されている部分がよくわからなかったのもあって、10ページ近くをざっとまとめて終わりにしようと思います。サルトルが現象学へ向かった動機が説明されています。フッサール初期には「自我を意識の綜合的超越的所産と見る」考え方が含まれていたようで、現象学を「独我論」から救うとともに現象学的還元の無動機性に一つの解決を与えようとしたとのことです。サル...
脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム) [ 多賀厳太郎 ]価格:2420円(2024/5/18 21:12時点)感想(0件) 多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』 評価: この著作は人間の行動に関する心理学的知見を非線形科学で説明をつけようとする野心作です。ただまあ、納得のいかないところも多々あって、思考途中の段階で思想をまとめるところまではいってないというこ...