天神浜オートキャンプ場をチェックアウトして、 磐越西線川桁駅にやってきました。 月曜日の朝。駅には通学送迎の車がひっきりなし。ちょうど郡山行が入線。 駅前には石碑が。 「沼尻軽便鉄道」と書かれています。 沼尻に硫黄鉱山があり、日本硫黄(株)の関連事業として生まれた鉄道だそうです。 最初は人車鉄道でしたが、その後792mmに改軌。馬車鉄道を経てドイツ製コッペル型蒸気機関車を導入。1945年には「日本硫黄沼尻鉄道部」となりました。 20世紀初頭の硫黄は世界的に希少で、重要な輸出品だったそうです。沼尻鉱山では質の良い硫黄が産出されたとか。 昭和初期には秋元湖へ至る路線も計画し、裏磐梯観光開発も目論み…