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酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies https://7cascades.blog.fc2.com/

空と雲の写真は記事内容に関係なくほぼ毎日更新しています。空のこと、雲のこと、大気光学現象のこと、気象のこと、写真のこと、酒のこと、北海道のこと、映画のこと、詩のこと、短歌のこと、本のこと、私のことなどなど、飲んだくれの酩酊雑記です。

さえき奎(けい)
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埼玉県
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釧路市
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2019/05/14

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  • 君にとことんイジられたい ── また・夏恋日記 令和六年三月三十一日(日)

    「風の断層」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、小さな雲片から尾流雲を生じているところなんだが、尾流雲が落ち始めるやいなやその向きを90度変えて横方向になびいているのが面白かったので望遠に換装して捉えたカットだ。このように雲が急激な変化を見せる時は、そこに「ウインドシア」(水平あるいは垂直方向に風向や風速の差異がある状態、言うなれば「風の断...

  • 蚤の心臓、いざ行かん ── また・夏恋日記 令和六年三月三十日(土)

    「VHFアンテナのある空景 (その76)」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「22度ハロ(内暈)」をかすめるように通過した飛行機雲のなれのはてだ。双発のエンジンから出来た飛行機雲が一体化せずに微妙に捩れるように分離しているのが面白い・・・なんてことを感じるのは重度のソラ屋病感染者だけだと思うが・・・(笑)。22度ハロの12時付近にうっすらと「上部タンジェン...

  • 『じゅうはち』 ── しーちゃんの詩を読んでみる

    「やさしくてクールな黄昏」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight「じゅうはち」しーちゃん18歳の心の中の"よこしま"はペロンと出した舌だけが幼い心で残っているそんな"ずるさ"です「蒼穹の飛行隊 / The Squadron in the Blue Sky #4」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight ずっと迷っていたんだが、しーちゃんの詩...

  • 大人の山葵利かせやがって ── また・夏恋日記 令和六年三月二十八日(木)

    「揺れる睫か紅涙か」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は「22度ハロ(内暈)」の縁をかすめるように通過した飛行機雲のなれの果てだ。飛行機雲は、その時々の大気の状態(湿度や気流)によっていわゆる「逆さだるま」になったり、この画像のような簾状に変化することもある。もう何度も書いているが、多くの人は見つけても「あ、飛行機雲!」などとちらっと一瞥...

  • 【改訂版】 咲かぬなら、せめて「言葉の花見」を ── 「桜の短歌祭」をやってみる

    「日本で一番美しい桜 ── エゾヤマザクラ #1」花も大きく色も濃いエゾヤマザクラは、ソメイヨシノよりはるかに美しく見栄えがする。道産子の脳には「桜とはこういうものだ」という刷り込みがされている。画像出典:中村昌寛氏撮影によるこの作品は写真ACから提供されています。 今日の俺のところ(埼玉県北部地方)では久々に晴れて、ちょいとだけ春の陽気を感じられた。しかし、本日も気象庁の標本木である靖国神社の境内の染井...

  • 君と話しがしたいのだ ── また・夏恋日記 令和六年三月二十六日(火)

    「黄昏発黄泉(こうせん)行 第36便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像はある日の朧な黄昏時に見つけた飛行機雲だ。このトレイルが微妙にカーブなんかしているところって、なんとなく色っぽいと思わないか(笑)。あ、せっかく画像タイトルを「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズで行ってるのに不謹慎極まりないかな(笑)。 本日、俺のところ(埼玉県北部地方)で...

  • 春愁の実感 ── また・夏恋日記 令和六年三月二十五日(月)

    「一寸失礼」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、大楠の肩越しにちょいと顔を覗かせた「右幻日」だ。一見したところ、幻日が上下に二つ見えているように思えるんだが、そったらことが天地がひっくり返ったとしてもあり得ない(笑)。これは幻日を出現させている氷晶(氷の微細な結晶。この画像の場合は巻層雲)によって構成される雲が、たまたま上下二つに分か...

  • 今宵は「冬追い出し・春愁予防」メニューで行ってみることにした ── また・夏恋日記 令和六年三月二十四日(日)

    「春は朧の昼下がり」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、定規で描いたようにきれいに並行する「波状巻積雲(うろこ雲)」だ。この巻積雲の元雲は「毛状巻雲」なんだが、それがフォルムを保ったまま巻積雲に転成した姿だ。この例に限らず、巻雲・巻積雲・巻層雲の上層雲3トリオは、しばしば互いに転成や派生したりされたりしているんだよね。そうそう、画像右...

  • 桜前線、ようやく始動する ── また・夏恋日記 令和六年三月二十三日(土)

    「翩翻と風に」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、強い気流に煽られて翻る巻雲列が、同心円を描くようなフォルムをしていたところを撮ってみたカットだ。真下から見ているので今ひとつはっきりしないんだが、雲頭部に特徴的な繊維状のもやもやとした構造が見られるので「鈎状巻雲」と同定してもかまわないと思う。プロセスを見ていないので断定はできないんだ...

  • Wintry Shower ── しーちゃんの肩に雪時雨

    「黄昏発黄泉(こうせん)行 第35便 ── 君が置きたる静寂(しじま)の空は」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:DaylightWintry Shower ── しーちゃんの肩に雪時雨 (まるひら銀水)セデスなる妖しい呪文つぶやいて先行く君に午後の小こ時雨雪時雨 君を誘えばよかったな 和わ商しょう市場で蟹脚を食む手探りで灯あかり点せば涔々と

  • 大積ン読山脈未ダ崩壊セズ ── また・夏恋日記 令和六年三月二十一日(木)

    「春の朧の黄昏の (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight ちょうど春分前後の今時分は、我が家のバルコニーから見て大楠の向こうに陽が落ちるようになる。大気光学現象やフォトジェニックな雲に恵まれない時など、ソラ屋的には大変重宝する被写体なんだよね(笑)。まあ、現実的にはここ数日強風が吹き荒れていて、とても「春の朧の・・・」などという雰囲気じゃないんだが、一...

  • 泡沫の夢時空を行き交う ── また・夏恋日記 令和六年三月二十日(水)

    「私、ここにいます」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ちょっと目を凝らしてご覧いただきたい。これは太陽の周辺にもやもやとかかる巻雲(すじ雲)を撮ったカットなんだが、右端付近にうっすらと右幻日が写っているのがお分かりいただけるだろうか。正直言うと、この日はけっこう強い風が吹いていたこともあって巻雲もちょいと捩れたりしているんだが、幻日...

  • 【改訂版】 何でもかんでも動画ってのはどうがと思うよ ── また・夏恋日記 令和六年三月十九日(火)

    「『舞茸ご飯を供えよ!』という空の神様からの啓示」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight 黄昏の空に見事な「舞茸雲」が出た。ちゃんと薄明光線まで出ているので、これが間違いなく空の神様の啓示であると確信した俺は、この日の晩躊躇することなく舞茸ご飯を炊いてお供えした。当然だよ。ソラ屋さんなんだから(笑)。あ、マジな話をすると「舞茸雲」という名の雲は存在しない。...

  • 冬将軍、舞い戻る ── また・夏恋日記 令和六年三月十八日(月)

    「黄昏発黄泉(こうせん)行 第34便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、すっかりお馴染み(?)になった我が家のバルコニーから撮った夕景なんだが、主役は茜雲ではない。画像右上から中央付近にかけて、ミミズかナメクジがのたくったような痕跡トレイルが見えるかと思う。実はこれって「消滅飛行機雲」なんだよね。消滅飛行機雲は、飛行機が雲を通過する際、...

  • アルコールとかアンコールとか ── また・夏恋日記 令和六年三月十七日(日)

    「青天の午後の彩り」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日は蔵出し画像から「外接ハロ」を一葉ご紹介させていただきたいと思う。一昨日掲載した外接ハロは、太陽から22度離れた6時の位置あたりにその一部が出ていたんだが、こちらは逆に12時付近の部分的出現となる。この時のことは今でもよく覚えているんだが、特筆すべきはその光彩の鮮やかさだ。俺は後にも先にもこのような明...

  • Too Young to Love ── また・夏恋日記 令和六年三月十六日(土)

    「花粉の賜物」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、久々に「花粉光環」で行ってみたいと思う。このくらいまで陽が落ちてくると、肉眼でも花粉光環を確認できる(決して肉眼視することを奨めている訳ではないからね)。普通光環といえば、太陽光が雲を構成する水滴を通過する際の回折現象(光が大気中の微粒子の進行方向側に周り込んで干渉する現象)なんだが、...

  • 君のゆるーい僕との差別化 ── 新々・夏恋日記 令和六年三月十五日(金)

    「昼下がりの彩り」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は昼下がりの南天に見つけた「外接ハロ」だ。正確には、外接ハロの下側の一部ということになる。"ハロ"というくらいだから、本来的であれば全周がつながった楕円形の環になるはずなんだが、そのような外接ハロが出現することは極めて稀なんだよね。普通は、この画像のように太陽から22度離れた12時...

  • Up-Hill / 上り坂 ── クリスティーナ・ロセッティの詩を読んでみる 第11回

    「黄昏発黄泉(こうせん)行 第33便」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 久々にクリスティーナ・ロセッティの作品から一篇をご紹介させていただきたいと思う。この作品は、紛れもなく宗教詩あるいは信仰詩のジャンルに入る一篇なので、作中の「丘」や「宿」が何のメタファーなのか想いを巡らしながら鑑賞してみるのもよし、そういうこととは関係なく己が人生に重ねてみるのも一興じ...

  • 「飛行機雲の影」コレクション展をやってみる ── 新々・夏恋日記 令和六年三月十三日(水)

    「錯覚の楽しみ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500sec., ISO100, WB:Daylight 本日は急に思い立って「飛行機雲の影」コレクション展をやってみることにした。この画像は、太陽が飛行機雲の底を照らし、その影が上にある巻層雲(うす雲)などに投影されているように思えるんだが、ちょっと図を描いてもらえればお分かりいただけるようにそれは錯覚に過ぎない。ただ、日出・日没前後のごくわずかな時間帯に...

  • 【改訂版】「親父ギャグ」かましてみたら「おや、自虐」 ── 新々・夏恋日記 令和六年三月十二日(火)

    「ある飛翔(その29) ── しーちゃんの一筆」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125sec., ISO100, WB:Daylight 今日もまた俺のところ(埼玉県北部地方)では冷たい雨が降っている。いや、いいんだよ。定期的に天気が変わるようになるのは、紛れもない春の証だからね。だけど、今年の三月の雨はそんな雨じゃない。一歩間違えれば雪になるんじゃないかというような冷たい雨で、実際今月に入ってからもう二度も雪...

  • あれから13年 ── 膝に置かれし固き拳よ

    「表裏一体の光と影」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight あれからもう13年・・・。今年の元日に能登半島を襲ったM7.6の大地震をはじめてとして、今日に至るまで日本列島は絶え間なく震災に苛まれ続けてきている。その間、世の中には様々な事件や動きがあり、俺自身にもいろいろと大きな出来事があった。しかし、何年経とうとも当時勤務していたオフィスの17階で体験した、あの人を翻弄...

  • 400倍と400倍の奇跡 ── 新々・夏恋日記 令和六年三月十日(日)

    「通過する光環」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、太陽を横切る帯状の雲に出現した何の変哲もない光環だ。この雲は高積雲(ひつじ雲)と言いたいところなんだが、どう見ても巻積雲(うろこ雲)だよね。ということは、この巻積雲は過冷却水滴で出来ているということなんだろうね・・・。写真を撮りながら、光環が足早に太陽を通過して行く様子をぼんやりと眺め...

  • Happy Lazy Saturday for Me ── 新々・夏恋日記 令和六年三月九日(土)

    「ある飛翔 (その88)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、遅い午後の南天に見えた飛行機雲のなれの果てだ。少々捩れながら次第に拡散して巻積雲(うろこ雲)に遷移中の様子がお分かりいただけると思う。その情報にぼうっと広がる巻層雲(うす雲)も、実は飛行機雲のなれの果てなんだよね。 本日は晴れの予報だったので、溜まった洗濯物をやっつけるつもりで...

  • 嗚呼、ガッパよ永遠に! ── 新々・夏恋日記 令和六年三月八日(金)

    「苞が開き始めたガッパ」画像出典:unic さん撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。 毎度天気の話で申し訳ないんだが、今朝俺のところではまた雪が降った。いや、降ったというか、起きたら雪がうっすらと積もっていたというのが正しい。今季はこれで三度目だよ。それも三月に入ってから二度目だ。またうだうだとボヤき節を書き連ねるのも何なので、今日は雪国・北国の春の使者であるフキノトウについて書いてみた...

  • それでも春は確実に近づいているらしい ── 新々・夏恋日記 令和六年三月七日(木)

    「VHFアンテナのある空景 (その75)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毛状巻層雲(うす雲)に出現した22度ハロ(内暈)をアンテナ越しに撮ってみたカットだ。毛状巻層雲と毛状巻雲(すじ雲)は同定が難しいというか、上層雲(巻雲・巻積雲・巻層雲)自体が互いに転成したり派生したりしているので、人間の勝手な都合で「はい、ここまでは巻層雲で、ここか...

  • 3月の雪が降った日、セイコーマートに行ってきた ── 新々・夏恋日記 令和六年三月六日(水)

    「ある飛翔 (その87) ── Twistする飛行機雲のなれの果て」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ある強風の吹き荒れる日の激しく捩れる飛行機雲のなれの果てだ。完全逆光なので、コントラストがあまりよろしくない点はご容赦願いたいんだが、半端なく捩れまくっているのがお分かりいただけると思う。この飛行機雲のなれの果ては、竜巻のように渦巻きながら太陽...

  • 「ご飯のお供 2024年大会」をやってみる ── 新々・夏恋日記 令和六年三月五日(火)

    「凍てつく釧路川と幣舞橋」画像出典:akiaji さん撮影によるこの作品は 写真AC から提供されています。 本日は3年ほど前にやった「ご飯のお供大会」の2024年バージョンで行ってみたいと思う。当時、書き漏らしていたものや、その後の嗜好の変化も生じたりしているのでTOP10や順位にかなり変動があった。お断りしておくが、これは俺が独断と偏見で選んだ「ご飯のお供TOP10+アルファ」だからね(笑)。そもそも「ご飯のお供」の...

  • 春の朧の黄昏の ── 新々・夏恋日記 令和六年三月四日(月)

    「春の朧の黄昏の」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO200, WB:Daylight 春の黄昏空を大楠越しに撮ってみた。下層にゆるやかに棚引く層積雲(うね雲)、上層にはそれに直交するように巻雲(すじ雲)が広がっている。真冬の冴え渡ったグラデーションの黄昏も美しいんだが、春の朧な夕空もまたそれに負けない魅力がある。もちろん夏の深い茜色の空も素敵だよね。春夏冬と三季それぞれに魅力があるから...

  • 空に星の降るごとく ── 新々・夏恋日記 令和六年三月三日(日)

    「空に星の降るごとく」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は巻積雲(うろこ雲)が尾流雲に遷移して消散していくところだ。巻積雲の尾流雲はかなり劇的な変化を見せることが多いんだが、この時も気がついたらあっという間に尾流雲を生じていた。雲頭部がもやもやと繊維状になっているのは、氷晶が強い気流に煽られているせいなのかも知れない。卵○を目指して先陣争...

  • 連綿と君へ繋る風よ大気よ ── 新々・夏恋日記 令和六年三月二日(土)

    「幻日は神出鬼没である」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、日没間近な西天の巻積雲(うろこ雲)に出現した鮮やかな左幻日だ。この時は、飛行機雲のなれの果てから巻雲(すじ雲)と巻積雲がそれぞれ逆方向に派生しているように見えたので、その妖しげな夕空をフレーミングするのに夢中になっていて幻日は全くノーマークだったんだよね。実際、撮り始めた時には幻...

  • 燃えているかどうかは別にして、青春は真っ赤だ! ── 新々・夏恋日記 令和六年三月一日(金)

    「別に照れている訳ではありません」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、我が家の庭の片隅に生えている「イヌカタヒバ」(犬片檜葉、学名:Selaginella moellendorffi、イワヒバ科イワヒバ属)というシダ植物の一種だ。ひと月ほど前、庭の隅に茶色い枝切れのようなものがあることに気がついたんだが、コノテヒバの枯れ枝でも落ちているんじゃないかくらいに思っ...

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