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Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ https://hide7523.muragon.com/entry/926.html

文芸を中心に、エッセイやおすすめ本、絵画、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌など多様な記事を載せたブログです。by:関戸都志正

若年期より、名著と呼ばれる古典を読み耽り、クラシック音楽を聞き漁り、齢を重ね、人々に良書を読み、クラシック音楽を聴いてもらえないかと心付き、書き始めたブログです。by:関戸都志正 現代詩で入賞経験あり。「詩人」「同時代」など「詩人」は「詩を書く人」に改作。

Toshiharu
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2019/02/05

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  • Hideの俳句・短歌 290 <西郷、本、秋>

    西郷をかんがえるたびかく思ふかかる人物敬す他なし 電車にてスマホ見る人本読む人サラリーマンは寝ておりぬなり 秋夕日雲より覗く赤さかな

  • Hideの俳句・短歌 289 <本、夕暮れ>

    電車にて本を読む人幾人か書名知りたし我は本好き ビル寂びれ秋の夕暮れせまりけり 急行に夕日の当たる冬なりき

  • エッセイ 物資の豊かさがもたらすもの

    断捨離というものが、流行りだそうである。断捨離とは仏教用語だと思うが、仏教が、世の中のさまざまな関わりを断つことを旨とする教えであることを、思い合わせると、現代の豊かな物質的社会を、人々はどのように感じているのか、色々なかんがえ方をすることができるように思われる。 今の断捨...

  • Hideの俳句・短歌 288 <日本、自然、紅葉>

    日本の暑さ寒さはまず慣れぬされども愛づるかかる自然を 紅葉見しじわりと沁みるものありぬ ふと見上ぐビルの谷間にオリオン座

  • エッセイ きれぎれ草 <雑>

    確かな人の確かなことばを聞く、これ以上ためになることはちょっと他にない ○ クラシック音楽の名演は普段聞く音源もクラシックである

  • Hideの俳句・短歌 287 <小春日和、冬紅葉>

    この年は小春日和に恵まれぬこれまた言わば異常気象や 有り難しまいにち小春日和かな 贅沢や小春日和が二週間 川べりに一葉残れる冬紅葉

  • エッセイ ベジタリアンのこと

    アメリカでは、大豆を使い、油と肉から抽出した特別な液体を混ぜて、代理肉として、販売する企業があり、売り上げも伸びているそうである。 日本では、ベジタリアンというと、ひ弱そうな体格を持った人物を想像しがちだが、ベジタリアンの本家インドでは、そんなひ弱なベジタリアンは一人も居な...

  • エッセイ 予見というもの <哲学者:ベルクソン>

    ご存知の方は、少ないと思うが、フランスにユダヤ系のベルクソンという哲学者がいた。この人はまた、ノーベル文学賞受賞者であるが、その作品の難解性もあってか、あまり知られていない。 フランスの、例えば、サルトルやカミュという人なら、一度でも、その名前を聞いたことのある人は多いと思...

  • エッセイ 古今亭志ん生の落語 <伝説>

    以前のことだが、古今亭志ん生のことが気に掛かり、色々と出ていたCDを買い漁り、聞いてみたことがある。 気に掛かったというのは、高座で寝て、その寝ている姿を見て、見巧者の観客たちが、「志ん生、高座で寝るとは偉え。」と賞め讃えたという伝説の持ち主だからである。 わたしは、志ん生...

  • Hideの俳句・短歌 286 <親父、コロナ、滅び>

    思い出す親父はわれを殴りしがわれは手を出すことはなかりし はてさても動き分からぬ微生物コロナ減れども不気味なりけり 滅びゆく心にしみる風のありぬ

  • エッセイ 独り言 <ある告白>

    わたしは、苦手なものは多いが、地理や数学は特に不得手で、例えば、四国などは、四県名は言え、高知くらいならどこかは分かるのだが、後の香川、愛媛、徳島となると、どこがどうだが、途端に怪しくなる。東北の方だともっと疎い。 また、中国に行ったとき、円を元に直す計算が、曖昧になってし...

  • Hideの俳句・短歌 285 <秋、小春日和>

    この度は秋深まれどあたたかき日の連なれりもみじ遅しや このところ小春日和が一週間かかる良き日は一日でよきを 朝鮮は東北並みの緯度なれど辛きを好む何ゆえならん あちこちと雪の便りが届きけり

  • Hideの俳句・短歌 284 <西郷、もみじ>

    金も名も命もいらぬと言ひし人名は高けれど顔は不明や 金も名も命もいらぬと言ひし人ことば通りの生に驚き 車窓よりもみじ見えたり赤と黄の

  • エッセイ 句作り <天井の扇風機>

    今日、何気なく、ふと仕事場の天井の縁を眺めたら、天井近くに備え付けてある扇風機に、秋風が吹いて、羽根が軽く回っていた。 ああ、面白いと思い、句を捻ってみた。 秋の風天扇ゆるく回しけり と思い付いた。 「天扇」とは、わたしの造語で、「てんせん」と読んで欲しい。天井辺りに備え付...

  • Hideの俳句・短歌 283 <小鳥、柿>

    黄と青の鮮やかな羽根纏いたる小鳥逝きたり道の端にて あの道の銀杏並木は姿消え 柿の実を奪い合いたる群雀

  • エッセイ きれぎれ草 61 <理念、悪乗り、外圧>

    理念先行型社会 欧州を、代表とかんがえて良いと思うのだが、EUなどでも明らかなように、理念がそれぞれの国家を先導している社会と言える ○ イギリスという現実主義的な国が、EUを離脱したことは、当然なことのように思える ○ 日本人は、ある意味で真面目な国民...

  • エッセイ 電動車考 <寒冷地には向かない>

    ハイブリッド車では、ほとんど、日本製が市場を制したこともあって、ヨーロッパ各国はおもしろくないのであろうか。日本、特に、トヨタに対する風当たりがまったく強い。 CO2による地球温暖化の研究が、ノーベル賞を取り、権威付けられた。ただ、断って置かなければならないのは、どう権威付...

  • エッセイ 「分からない」と言う勇気 <こころの処方箋>

    河合隼雄の「こころの処方箋」は、とてもよく売れた本で、おそらく、わたしのブログを読書登録して頂いている方の、およそ5人に一人は、この本を持っておられるであろうというくらい有名な本である。 その「こころの処方箋」を開くと、巻頭言として、真っ先に、「人の心など分かるはずがない。...

  • Hideの俳句・短歌 282 <批判、秋の日、道>

    批判する人の目を見るその通りトゲトゲしきは当のその人 新しきことの古びる理のことわりさらばと言えど道は古びず することも無き秋の日の憂鬱や

  • エッセイ 俳諧鑑賞 <高浜虚子>

    去年今年貫く棒のごときもの 虚子 この虚子の句を、初めて読んだときの印象は鮮烈だった。たった十七文字で、どれだけのことが表現できるか、虚子のこの句は、そんな俳句の狭隘さをまるで感じさせないものであるばかりでなく、非常な予見性さえ持っているようにさえ、思われた。 まず、とても...

  • Hideの俳句・短歌 281 <ウイルス、社会主義>

    自由なり民主なりける主流派は社会主義なることば使わず コロナウイルスまるで意思あるもののごとく国々に依り感染区々 秋の日の小さな虫や鳴かぬけど

  • Hideの俳句・短歌 280 <人権、社会主義>

    人権の拡張解釈甚だし基本的とは如何なる謂いぞ 日本に社会主義政党ありしかど雲散霧消せしは何ゆえ 大らかな秋の陽射しの中に蝶

  • エッセイ OPECの石油 <備蓄された石油>

    昨日、OPECは石油を増産しないことで一致したそうで、日本にとっては痛手だが、OPECには、彼らなりの事情があるのだろう。 そこで、日本には、石油ショックの時の反省もあって、およそ半年分の石油の備蓄があることが、知られている。 メディアは、挙って、先行き不安な石油事情を報道...

  • エッセイ きれぎれ草 60 <日本の自然、音楽>

    日本の自然はうつくしい ○ 重層的でありながら繊細 その上に強靱 そうして何よりも調和的 全体は、細部のため、細部は全体のために しかも、まったく作為を感じさせない ○ まるで、モーツァルトの音楽のようである

  • エッセイ 一つのNO <未成年者の>

    憶えておられ方も多いと思うが、ある卒業を控えた一人の高校生が、自分で履修した覚えのない科目が、履修されていることになっている書類を受け取り、「その単位はいらない。」 と、大きく、ひとつのNOを、言ってのけたことがあった。 この一人の少年の、たったひとつのNOが、日本中を、騒...

  • Hideの俳句・短歌 279 <災禍、紅葉>

    桁外れ火山災禍の惨状は魚類なんでも飲み込むらしき 歴史的円高株安覚えてし安倍の言いたきことのひとつか ようやくも色付きそめし紅葉かな

  • Hideの俳句・短歌 278 <票、マント>

    民主主義良くは知らざる候補者にそれでも票を入れたる我や ひるがえるマントの如き雲一つ 薄き絹広げしごとく秋の雲

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