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spacesis in ポルトガル https://spacesis.blog.fc2.com/

日本語教育メモや帰国子女大学受験体験記も含め、日々の生活を通してポルトガルの魅力を綴っています。

ポルトガルに40年在住しています。二人の子どものトライリンガル教育も終了し、現在はポルトで日本語を教えています。ポルトガル人の夫と5匹の猫と暮らしています。

spacesis
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住所
ポルトガル
出身
弘前市
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2007/12/10

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  • 中秋の名月2023

    2023年9月29日 所沢に住む妹から、「十五夜のお月様が我が家の屋根の上に。きれいだヨ。ススキも今日にあわせたように咲きました。お団子も供えた」とメッセージが入った。お団子いいね。食べたい。月より団子だ、とはわたしの返信。今宵は中秋の名月であります。我がフラットのすぐ近に子供たちが成長した庭付きの小さな借家がある。15年ほど住んだのだが、満月の夜は、わたしはベランダに座り込んでしばし月の美しさに見...

  • Calling You :バグダッド・カフェ

    2023年9月28日 そろそろ読み始めなければなるまいと、今週から始まるマリアさんの日本語教材、作家乙一氏の短編集を開いた。最初に「Calling You」とある。むむ?ひょっとして「バグダッド・カフェ」でも出て来るかな?と読み始めると、おお!5ページ目に「バグダッド・カフェという映画に使われていた綺麗な曲がいい。美しい和音でわたしを呼んでくれる」と、しっかり書かれてある。Calling Youは携帯電話を持たない女子...

  • 本音を来て歩く東京の自由人

    2023年9月26日 同じ環境で育った兄妹と言えども、妹のほうは心中で思っていることとは多少違っていても、なんとか日本人に合わせてやって行けそうなのに比べ、兄貴の方は考え方がポルトガル人と言おうか、日本人とはかなり違うようです。己の意をなかなか曲げない父親譲りの頑固さも入ってますので(いや、わたしのその部分も受け継いでるかもw)、果たして日本社会に馴染めるのかと渡日した頃は心配しのですが、なんとか...

  • 宮本武蔵と乙一の日本語授業

    2023年9月25日 9月の二週目週末から日本語教室が始まりました。今年1月からの7カ月間は休み無しをトライした結果、ホンマしんどかった!自分の歳を考えるべきであるとの結論に達した。そこで、週末の一クラスを相棒のOちゃんに引き受けていただいた。ウエイティングリストにある生徒さん向けの新コースも、案内書作成や連絡の最初の段階から全て彼女にお任せとあいなった。今のところ、日本語学習者が減る様子は見え...

  • たそがれ妻の不平

    2023年9月24日 数日前から風邪気味で、危ないかな?・・と思っていたある日のこと。ここ数年大きな風邪に見舞われなかったので油断したか、日本語授業を終えた週末の夕方、ついにダウン!夫が早めに帰宅してきたというのに、わたしは既にベッドに入ってしまっていたのでした。それで夫に「悪いけど、外で食べて来て」と言うと、夫、どういう風の吹き回しか、「スープを作ろう!」と言う。えー、スープなんてあなた、作った...

  • 我が青春のラングストン・ヒューズ

    2023年9月22日 日本から本を送ってもらうのも、ポルトガルでは税関を通し通関税を支払う。それはいいのだが手続きが厄介なのと空港便なのに1カ月以上もかかったりする。下手すると腹立つことに予告なしで返送されるのだ。それで、子どもたちに本さえも送ってもらうのを諦めた。その代わり、モイケル娘に買いだめしてもらい、息子がポルトガルに帰省するとき、あるいはわたしが帰国したときに持ってくる。今回は、10冊ちょ...

  • 橋の上の霜

    某年某月某日 しばらく前のことだ。外国人にとっても日本語が比較的聞き取りやすいとわたしが思った映画、「日日是好日(樹木希林主演)」を、日本語中級クラス生徒に見て欲しいと思って、youtubeで探していた時に、偶然目についたのが「橋の上の霜」という江戸時代のドラマだ。題に惹かれて何とはなしに開いてみると、原作が平岩弓枝、主演が金八先生こと武田鉄矢で、1986年に放映されたとのこと。どれどれ、と見ていくうち...

  • アイソトープ検査を受けた

    2023年9月20日 今日は自分用のメモとして書いている。悔しいことではあるが、このところ、検査と診察のため病院へ足を運ぶ回数が重なっている。わたしはこれまで病気らしい病気はしたことがなく、入院と言えば二度の出産時くらいである。二度ともいたって安産で初産は4日目に、二回目は二日目に退院している。誰でも1年ごとに年が増えるので、今年76になる私などの体力低下は当然なのだが、ひしとそれを感じたのはコロ...

  • ここと思えばまたあちら

    2023年9月16日 大学の仕事の休みを利用して、3週間帰省していた東京息子が、木曜日に帰った。モイケル娘や所沢の妹に「居るけど居ないもの、なぁに?」などどナゾナゾなどしていたわたしである。つまり帰ってきたはずなのに幼友達たちと遊び歩いて家にいないことが多い。「晩御飯は食べるのか食べないのか?」としょっちゅう気にかけることに毎回なるのだ。それで、「居るけど居ないものなあに?」なのである。忙しいヤツ...

  • 阪神タイガース優勝:六甲おろしとアサヒビアハウス

    2023年9月15日 プロ野球阪神タイガースが18年ぶりに優勝しましたね。聞けば、高市早苗経済安全保障担当相は熱烈なタイガースファンだということです。わたしにとって大阪は第2の故郷で、わずか半年のアメリカ生活ではありましたが、それまでの10年以上をかの地で過ごしました。現在はどうか知りませんが、外国人であるわたしがアメリカ留学をするには、厳しい経済条件がありました。オフィスで働いていたとは言え、都...

  • 全額返済!日本学生支援機構奨学金

    2023年9月11日 我がモイケル娘が希望に胸膨らませて日本へ向かったのは2004年6月末日だった。20年前になる。ポルトガルに生まれ育った18年の年月を超え、日本での生活のほうが長くなったというわけだ。いつ頃からか日本への憧れを抱き補習校の中学卒業式答辞で「わたしは日本へ帰るのである」と宣言されたときは、度肝を抜かれたっけ。ポルトガル国から物価の高い日本の大学へ進学するための大きな壁は金銭的な問題...

  • エボラ、満月のストーンヘンジAlmendres Cromleque

    2023年9月9日 前回の続きです。ストーンヘンジを後に、帰路の途中で同じコルク畑内にメンヒル(ポルトガル語でmenir)もあるというので、それも見ようということになった。標識があるところで車を停め、見てみると、こんなん・・・えー!オリーブ畑の間を縫う小道が凹型にくぼんでいて歩きにくいこと、この上なさそうだ。一瞬行くのを諦めようかと3人で話していたところに、突然一匹のきれいな三毛猫がどこからか現れて、...

  • エボラ、満月のストーンヘンジAlmendres Cromleque

    2023年9月8日 日中は34度に気温が上がるエボラ、ゆえに早目に昼食を済まし、夫と東京息子はどこぞを歩いたりしたようだが、わたしは夕方までホテルの部屋で休んだ。夕方6時ごろ、さぁ、行ってみようと出かけたのが、エボラから車でさほど遠くない先史時代の遺跡ストーンヘンジがあるNossa Senhora de Guadalupe。あまり知られていないがポルトガルには巨石遺跡があちこちに見られる。小さな町を通り過ぎて、オリーブとコ...

  • 振り返ればアイツがいる

    某年某月某日一昔以上になろうか。「先生、ぼくのケンドー、見に来ませんか?」と日本語生徒のD君に誘われたことがあった。昔、大阪の堂島で会社勤めをしていた頃、みんなに「ブーヤン」と呼ばれていた同僚Sの剣道稽古を見に行った時の「ヤー!ットォー!」との掛け声の強烈な印象が残っている。D君の稽古場所はBessaのサッカー場の隣、ボアヴィスタのパビリオン内だ。その日は特別の稽古日で、リスボンから日本人の師範が...

  • 忙裏我山を看る

    2023年9月2日日中の気温が34度の旅先アレンテージュ地方エボラを後に、4時間少しかけてポルトに帰ってきた昨日、ポルトは20度!いやぁ、エボラは暑かった!避暑地を選ばずわざわざ暑い内陸を選ぶ夫には苦笑である。アレンテージュ地方をもう一度おとずれたいなと言うには言ったが、その後に、暑さはからっきしダメなわたしは夏は酷暑だから春先か秋がいいよねぇ、と付け加えたはずなんだが(笑)今回は先日ブログ記事でリ...

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