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祇央山 龍頭院 妙法寺(→神奈川県川崎市高津区久末)は、開基不詳の天台宗寺院ですが、本堂には1976(昭和51)年春に山門前から出土した鎌倉時代中期の「建長七年」と彫られた鎌田政清(かまたまさきよ→源義朝の乳兄弟)の往生を願うと記された板碑が安置されています。1255(建長7)年は鎌倉幕府の5代執権北条時頼(→泰時の孫)の治世で、鎌田政清の没後100年(→百回忌)にあたります。「主君聖霊」とあるので政清の家臣の子孫たちによって建...
「野蒜街道開通の碑(のびるかいどうかいつうのひ)」というのがあるみたいなので、見に行って見ました。場所は、桜やコスモスの名所で知られる松山御本丸公園の北側で、「ふるさと歴史館」「酒ミュージアム」のある場所から東北本線「JR松山駅」の方へ向かう道路の道端。
雲騰山 妙覚寺(→東京都稲城市矢野口)は、室町時代に僧の陽雲が創建した臨済宗建長寺派寺院です。寺伝によると室町時代後期に12代将軍足利義晴が開基したとありますが、足利義晴は前将軍足利義稙(よしたね)とその後見人である周防守護大内義興(よしおき)に京都を追われ征夷大将軍を解任され、近江守護の六角高頼を頼って落ち延び、同地で死去した波乱の人生を送った人物です。そのような人物が武蔵国の妙覚寺を開基するはずがなく、...
石碑はすごく古そうなものばかりです。僕では詳しいことはさっぱり分からないけど、こういった古い板碑や石碑はなにか特別なものに感じられて、すごく興味があります。まあ、見たところで「古そうだなあ…」とか、「なにか刻んであるけど読めないなあ…」といったかんじにただ眺めるだけなんですけどね(笑)。
以前、稲足神社の「韋駄天尊」を紹介した。そして今回は、「稲足神社」の飛び地境内地の韋駄天尊板碑になる。鎮座地〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテル正面玄関右側ここで、韋駄天板碑(いだてんそん・いたひ)について書