20241210 シリア国内情勢についてのドイツメディアの報道ぶり
中東の転換期が始まりつつある。まずシリアに対するイランの影響力は少なくとも一時的には大きく低下する。 シーア派アラウィー派に属していたアサド政権は、同じシーア派の仲間として、イランとヒズボラ、ハマスの架け橋の役割を果たしていた。 2つめのポイントは、欧州のような民主主義を期待するのは無理筋だということ。 新シリア政権も原理主義的イスラム勢力であり、女性や宗教的少数派の権利にどの程度寛容なのかは未知数である。 アサド政権崩壊に対して、間接的ながらもイスラエルは非常に重要な役割を果たした。イスラエルがハマス、ヒズボラを徹底的に弱体化させたため、イランはアサドをうまく助けられなくなった。 反政府組織…
2024/12/10 18:37