『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』原作:水木しげる監督:古賀豪水木しげる生誕100周年記念作品。ゲゲゲの鬼太郎がどうやって生まれて来たのかを描いたアニメ。いかにも薄ら寒い昭和の時代の鬼太郎アニメとは違って、もうみんな今風なキャラクターに変わっている。昭和の鬼太郎には子泣きじじいや砂かけばばあなどお馴染みのキャラが笑いを取ったりもしていて、子供の人気者になっていた。このアニメでは今風な代わりに不気味さを前面に押し出して化け物感増し増しのPG12映画になっている。ゲゲゲの鬼太郎アニメは昔から断続的に見ていて、以前はちびまる子ちゃんの妖怪版みたいなキャラだったねこ娘が、近頃では美少女アニメみたいにスラリと背が高くなって鬼太郎を追い越してしまった。これは衝撃だったなぁ。ゲゲゲの鬼太郎を見ていていちばん気になる存在は、何と言...『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』
さんしょ182号を読んで金澤ひろあき子供のころは三十度になると暑いと感じていました。今、夏の酷暑のせいで、三十度が涼しく感じます。暑さのせいで山火事が起こりやすくなり、ハワイでは古都が丸焼けになる事態も。蚊がいない世界沸騰化じわり杉山朝子異常気象で「世界沸騰」という語も聞かれるようになりました。生き物すべての存在が危ういのです。暑すぎて蚊も出て来ない夏。そのぶん蚊は、秋に大暴れしています。「じわり」というより、「どかん」という感じです。私達の生存を危うくするものを、わかりやすい言葉で詠んで世の中に伝える。口語俳句は、こういうこともできるのですね。平気だよアスファルトの隙間から咲いた花山口美代子アスファルトの割れ目で生きている草や花。けっこうあるものです。種類も多い。例えば紫蘇や百合、ねこじゃらしなどもあり...さんしょ182号を読んで