目が覚めた瞬間、今日もまた始まってしまった、と心が沈む。 ベッドの中で何時間も動けず、時計の針だけが無情に進んでいく。 外は明るい。 鳥の声も聞こえる。 でも、私の心の中は真っ暗だ。 まるで深い穴に落ちたまま、出口がどこにも見えない。 そんな毎日が、もうどれくらい続いているのかすら思い出せない。 うつ病になってから、時間の感覚も、現実感も、何もかもが狂ってしまった。 朝起きる意味がない。 食事をとる意味もない。 生きている実感がまるで湧かない。 生きているのか死んでいるのか、もはや区別がつかない。 感情がない。 嬉しいも楽しいも、どこか遠い国の話のようだ。 ただ、苦しさと重たさだけが、常に私を…