正式な中国名は云斑尖塘鳢 Oxyeleotris marmorataだが、一般的には笋壳鱼と呼ばれている。ハゼ亜目 Gobioideiで最も大型になる種で、ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア(スマトラ、カリマンタン)、ラオス人民民主共和国、マレーシア(サラワク、サバ、マレー半島)、フィリピン、タイ、ベトナム等東南アジア広域に分布し、栄養価が高いらしく食用としても人気の魚なので御存知の方も多いだろう。中国へは1987年に食用目的で移入され、翌1998年には繁殖〜養殖に成功。養殖に付き物の逸脱も時折発生している様だが、中国国内の河川環境や水質、生態系の違いにより移入から40年近く経過…