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■魚種>>003: イエローチーク(Elopichthys bambusa )
上海三大フィッシュイーターの大御所にして、ルアーアングラーには一番メジャーな中国の魚だろう。その名の通り、頬が黄色いチークをはたいた様に黄色く、現地では水中の虎と喩え水老虎とも呼ばれるとおり非常に獰猛かつ狡猾で、ベイトフィッシュの群れを岸際ギリギリまで追い込み逃げ場を無くしたのち、一気に加速して派手な水飛沫を上げながら一網打尽に食いつくす光景は圧巻だ。最大で200cmを超えるまでに成長する魚だが現在迄に釣った最大魚は130cm前後、ここ何年かスポーニング時期を狙って巨大イエローチークの実績豊富な湖に遠征し続けているが、未だに巨大魚と言えるサイズは手に出来てない。 イエローチーク
■魚種>>001: スカイゲイザー1(Erythroculter ilishaeformis )
中国の代表的な淡水フィッシュイーターの一種で、上海三大フィッシュイーターの一角でも有る。ネイティブでも生息範囲は広く、日本でいえばラージマウス的なポジション。現地では体色や臀びれの形によって、三種類居ると言われてるのだが、今迄釣った経験から明らかにもっと種類が多いと思ってる。中国では魚全般の名称、種分けが非常に曖昧で、こと淡水魚に至っては地域事に呼び名が全く違うのは当たり前のレベル。参考になりそうな文献も少ない事から察すると、熱心な研究者が居ないのかも知れない。写真はスカイゲイザーの一種、現地ではチャオズイと呼ばれる魚で、側線のしなりが他の二種よりもきつく、背鰭の下10〜25mm迄の鱗が濃紺に…