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喜寿の釣り日記 https://smogeru2020.seesaa.net/

春はフライフィッシング、夏は鮎釣り、秋、冬にはキスめがけて投げたりしながら余生を凌いでいる喜寿ジイの釣り日記です。

現役を退いて、高校の同級生ら気の合うトモと釣りをしてきましたが、高齢で病を得るものも出て、今は独りで釣ることが多くなりました。 いきおい、記事も近場の釣りだったり思い出すことだったり。それでも読んで下さる方がいらして、そんな深い愛を励みに綴っています。

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2020/06/04

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  • 解禁ブルー最終章、スカタン続きに四の五の言いながら京築三川で解禁期を締めくくるというお話。

    一昨年、昨年と解禁を日之影川で迎えた。昨年は結局一回ライズがあってそれを掛けたという僥倖の一瞬のみだった。

  • 五木村解禁物語、(その三)。

    さて、三日目、最終日。 一日目と三日目は移動だけに当てているのだが、一日目は前夜から超睡してよい朝を迎えていたので老体もしっかり立ち上がって釣りに向かうことが出来た。一日目も二日目も宿でよく眠ることが出来た。晩飯食ってウダウダ酒を飲んでいるうちに寝てしまった。五木の温泉も効いた。ペンションでションベンにも起きなかった。ダハハ。 もう涅槃の準備に取り掛かっているのかもしれない、それで爽快に三日目…

  • 五木村解禁物語、(その二)。

    二日目。 今季初めての遠征なので昨年ちょっとばかり楽しい釣りをしていた瀬を巡ることにしていた。この日は栴檀轟につながる瀬である。午前の早い時間に着いてしまいサブイ。 昨晩の雨が雪になっていて瀬は冷たい、水温8度、気温は1度、空も水も人も一緒に震えている。魚もそうなのか、ここは橋からのぞいて魚が見えたらフライを追って来るのだが、やっぱりいない。

  • 五木村解禁物語、(その一)。

    一日目。 五木の道の駅で遊漁券を買う。 知事選の公示があったばかりで、ダムには反対と賛成、それに中立。中立とはどういうことだろうか。 五木の人は反対が多いと聞いているけれど、千年の自然より人一人の命と言われれば黙るしかない。

  • 解禁物語、人間兵器の安全装置が外れかかったけれど猪木に救われたというお話。

    京二川の、解禁日に餌釣りに先を越されていた瀬に行く。 今日は独り占め。昼、瀬は平水、水温10度。時折陽が差して気分も軽快である。 今日のウェポンはミッジニンフ、虫も飛ばずライ…

  • 解禁。

    あの、遊漁券の要らない、つまり漁協の無い釣り場の話は雨で流れた。それで一人で近場に行くことにした。実は師匠からの誘いがなかったら、ここに行くつもりでいた。ちょっといい噂を聞いていたのである。

  • 利き酒。

    梅が咲いて、地酒研究会から案内が来た。 長男が学生時代に学んでいたサークルで、その仲間が卒業して地元に残ったのが年に一度、新酒が出来る時期を見計らって、まるで七人の侍の盗賊のように酒蔵荒らしにやって来る。学生時代にワタリをつけていた酒蔵に集まってやっているのだが、利き酒会という名目で同窓会もやっているのである。

  • 解禁準備も佳境。

    師匠から電話があった。 解禁はどこか予定しているのか、熊本に行くが来るか、と聞くのでハイと答えた。遊漁券の要らないつまり漁協の無い川があるらしくてそこに行くという。大丈夫なのかあ。まあイエスがあってノーの無い世界だから仕方がない、ついていくしかない。

  • やっぱり響灘でブン投げてキャリアハイ。

    目が覚めると皿倉山が朝日に赫々と立ち上がっている。こらあ行かないかん、とそそくさ準備して走る。 前回荒れて出来なかった海だ。実績もある、といってもこの冬はせいぜい五匹なのだが。 …

  • ジイちゃんのアイドル、越冬キスは遠くへ行ったきり。

    夏のものとばかりと思っていた魚が、冬の鈍色の海からパッと輝きながら現れて、それを狙っているのに、やっぱり驚かされる。 それで、冬の海にキスを追うオッカケジイちゃん釣具屋でコケブを20g買う。餌を売っているくせに店員が、投げでキスですか、こんな寒い時に釣れるんですか、と聞いてくる。釣れるくさ、当たり前やないか。

  • 江の川のK君が亡くなったこと。

    全く釣れず岸辺に腰掛けてウスボンヤリ川を見ていると川舟が近づいてきた。私の座ったところが舫場らしい。腰を上げながら挨拶して言葉をかわした。そんなことがはじまりで親しくするようになった。 その日もK君の家に寄った。 いい時に来た。この前の雨で増水していたがやっと川も落ち着いてきた。それで鮎が動き出した。この二三日、誰も竿を出していない。今から夕バミが始まる。

  • ジイちゃんのアイドル、越冬キスは遠くへ行ったきり。

    夏のものとばかりと思っていた魚が、冬の鈍色の海からパッと輝きながら現れて、それを狙っているのに、やっぱり驚かされる。 それで、冬の海にキスを追うオッカケジイちゃん釣具屋でコケブを20g買う。餌を売っているくせに店員が、投げでキスですか、こんな寒い時に釣れるんですか、と聞いてくる。

  • 鮎とペディキュア。

    漁協から寒中見舞い状が届いた。読んでみて漁協が店仕舞ということを知らされた。 ずいぶん前のことだが、鮎釣りを教えてくれた大先生で高校の同級生が佐賀で小さい川を見つけてきた。確かめようと地図を広げても指が迷ってしまう。 天山からの湧水があるらしく土用の頃でも水は冷たい。直接海からやって来た鮎が秋口でも若いまま瀬に差してくる。 合歓の木、カササギ、赤とんぼ、川は魚だけのものではない。赤トンボの…

  • 響灘の越冬キス。

    久しぶり海に行った。 皆さんのお仕事が始まる頃に海に着く、気の毒なね、ダハハ。 風は南から東、それも強い。海を煽って波頭にウサギが跳び始め南でもコチでも冬だからやっぱり冷たい。

  • 能登あたりのこと。

    七尾に友達がいて、学校が夏休みになると家までついて行った。 窓の外には七尾湾、見ると大きなワタリガニが泳いでいる、それが夕飯になると湯気を立てながら山盛りで出てきた。母上はこんなものしかなくてと気の毒がっていられたが私一人で食い尽くすと毎日出てきた。 伝馬船で沖へ行く。竿は要らない、アサリを刺して透けた海に落とすとキス、アイナメが釣れた。タコも来た。糸を手繰って舟に放り上げる。みんなその日の晩飯…

  • 還暦の鮎釣り。

    年賀状に訃報で返って来ることが多くなった。 還暦の年に高校の同級生から電話があって、還暦祝いの旅行を計画している、十月にニ泊三日、担任の先生も生き残ったありったけが参加だという。旅行先は一日目は宮島、次の日は島根玉造温泉だった。 ずいぶん仲のいいことだ、一学年十一組、一組に五十六人の教室で粗末に扱われてきた思い出しかないけれど。

  • フライ鍛錬。

    新しい鍛錬の場所は城址公園。 麓の搦手らしき辺りから上り始めるのだが、これが急でゼイゼイ息が上がってジイちゃんの肺は大きく膨れたままなかなか収まらない。 それでもそのうち…

  • 犬を飼っている人は読まないでください、というお話、その2。

    前の記事の、犬を飼っている人云々を削除したのは、何かあったからではなく、もともと二三日で削除しようと思っていた。なんにしろ意地悪なことを書く場合、感情のねじれが裏にあるからして偏った言い分になるのは必定、それであの程度でパッと言ってパッと消えてしまえばそんなに角も立たないのではないかと思った次第であった。

  • 新年あけまして、響灘で越冬キスを掛ける。

    年末年始は籠城して釣り動画ばかり見ていた。それにも飽きて釣りに行った。あっという間に一升瓶分ブクブクになってしまった身体は重かった。もちろん狙いはヒュールリーの越冬キス。 キスは北部九州から次第に西と東に分かれて落ち始める。不思議なことだが東では寒いはずの山陰がいい釣り場となる。その原因を海が透明で陽が海の底まで届いてひっそり沈んでいた魚を温めにかかるからだと考えているけれどどうなのだろうか。…

  • 玩物喪志3。

    年末年始は本なんか読まずにほとんど釣り動画を見ていた。 この頃は胸に付けたカメラで撮っているのばかりで少し辟易させられる。酷いのになると、自撮りで画面いっぱいの顔がのべつしゃべりっぱなしである。日本のものだけでなく外国のにも多い、もううるさいのはご免だ。 臨場よりも、フライマンがどんな釣り方をするのか、つまり第三者の目からの方が楽しい。

  • 釣宿。

    五家荘とか五ヶ瀬とか、もう日帰りで行くわけにはいかないので泊まるしかない。それも年金者はチープトリップでいかなければならないのでそれで安上がりにキャンプをやろうとした。

  • アジングに投げ釣り、二刀流。

    先日、ウキフカセでアジを釣った時、次第に風が強くなって竿が煽られ釣りづらくなったので、ちょっとアジングをやってみた。 山国川で鮎の友釣りに挑んだあの還暦間近の若者にアジングを教えてもらうつもりで竿とリールを揃えていたが、結局その機会がないままだったのでいつか自分でやってやろうと思っていたのだった。

  • 玩物喪志2

    鮎竿は軽くて長いことが信条だから9mで200gちょい。そうだからか私の握力が強いのか二本も握りつぶしてしまった。どちらも逸走する鮎をためていたところだった。 二本とも保証期限が切れていたけれど一本は後の竿作りに活かしたいということでメーカーが気前よく替えてくれた。でも二本目はだめだった。期限が切れてすぐだったし一本一月分の給料がフッ飛んだじゃないかとちょっとブーブー優しく言ってみたけれどダメだっ…

  • 玩物喪志。

    1月に西米良へ行った後、ちょこっとオイカワ釣りに行ったっきり、後は近くの公園でキャストの鍛錬というフライライフだ。 オイカワを狙った時、鯉が泳いでいたのを見たので次はこれをフライで釣ってやろうと思って準備に取り掛かる。

  • 宮崎県「西米良村冬季ニジマス釣り場」で虹を追う。

    さて西米良村、早朝。すでにルアーもフライもいて各々励んでいる。 いそいそ身支度をして放流区域の渓に降りてみるといるわいるわ小さいのでも尺はありそうなニジマスがユラユラ群れている。 時々モッコリとライズしているのは水面下を漂う虫を喰っているのだろうか、だとしたらニンフあるいはソフトハックルがいいのかもしれない。指がどれか掴みかねていると目の前を小さな羽虫が飛ぶ、そうだそれを手掛かりにして18番ニンフ…

  • またまた運河でブン投げた。

    先日の運河のプチ幸せを確かなものにしたいとまた出かけた。 あの日は天気も良かったしたまたまいい潮まわりではなかったのか、近ごろ沖波止では青物の80㎝クラスが上がっているので、そんな大きい魚に追われてキスが運河で難を逃れていたのだろうか、あるいは今夏の酷暑が後を引きキスも冬支度なんて忘れてはしゃいでいるのか、いろいろと推してはみたが、やっぱり魚に聞いてみないとわからないという月並みな答えにしかたど…

  • カーティス運河にキスがいた。

    ニジマスの疲れからようやく回復して海を見に行った。思いっきりブン投げたかったので投げ道具を積んで外海の響灘を目指したけれど、この日は日曜で晴天釣り日和、どこも人ばかり。

  • 西米良に虹を見た。

    西米良村へ虹鱒釣りに行ってきた。 二泊して初日と三日目は移動、中一日を三日分詰め込んだフライ鍛錬の日としてしっかり楽しんだ釣行となった。 日券。

  • 寒風の中、久しぶりに楽しい釣りをする。

    未明、ションベンタイムで起きてそのまま釣りに行った。 釣具屋から若松でアジがポツポツ、朝夕のマズメ時にいいのが釣れていると聞いていたので、それじゃあ、ということになった。

  • 久しぶり面白かったフライの本。

    ヘミングウェイの長男、ジャック・ハドリー・ニカノール・ヘミングウェイが書いた「青春は川の中に」というのが面白かった。ハウツーもの以外で面白かったというのがあんまりなかったので久しぶりである。

  • 鯊、恩寵。

    鮎とフライの季節が終わって、さあ海、なのだが近場の響灘は不調でどうしたものか途方に暮町優子。やっぱり海を変えるしかないと思い決めて山陰へ行くことにした。 冬が近づくにつれ九州の北の端からキスは居なくなってしまい西海へあるいは山陰へと散っていく。これは投げをしだして気づかされたことだ。

  • 皿倉山が見下ろす運河で豆キスが笑った。

    糸を張り替えた。 0.6号の力こぶPEも一年使えばちょっと衰えて27号の竿にキッチリ27号オモリを負わせてブン投げたらブチッと切れて仕掛だけが飛ぶことがあった。それで今度は0.8号、冬の荒場に備えて強くした。これからはキスが好むのは起伏のある深い海で、ホイホイ投げてスイスイ寄せるというわけにはいかない。

  • 白島、地島、今はもう秋、何もいない海。

    秋の朝、まだ暗い寒い、若松白島フェリー乗り場、アジの大きいのがくるという噂なんか信じちゃいけないのにいそいそ出かけた。 誰もいないと思っていたらなんとウジャくらい釣人がいた。みんな無言で励んでいるけれどせいぜいフグが釣れるばかり。

  • ふた月ぶりにキスと逢った、落ち前のキスはアタリが強かった。

    フライも鮎も終わって、さあと気持ちを切り替えていたらあの還暦前の若造から、どこそこでまだ鮎が釣れていると連絡がある。覚えはじめの頃のあの往生際の悪さである。もう一人で大丈夫と言ってそのままほっといたら結局はどこにも行かなかったらしい。やれやれ。 まだ若いからいくらでも時間はある、でももういくらも残っていないジイちゃんは竿を持ち替えていそいそ海へ行く。

  • 今季最後の五木釣行、酔拳釣法で渓が笑った。

    残念ながら師は行かれぬということだった。それで釣りについてはあまり細かいことは言わない師だがいくらかでも為になる言葉を引き出したいので毎日釣りの様子を知らせることにした。

  • 読んでいただくのが気の毒な、釣れない喜寿ジイちゃんの「天才バカボン」にまつわるグダグダ話。

    山国川友釣りで二匹掛けて二匹ともばらしてしまい結局ゼロ、これで今季の鮎釣りは終わった。そして矢部川フライ釣行でスカタン、そしてまた若松の海釣り桟橋で狙いのアジはダメでチャリコオンパレード。

  • 矢部川のエンタツ・アチャコに涙雨降る。

    久留米に用事があって、ついでに矢部川でフライをした。遊びだからして「ついで」と控えめな言い方にしている。 早朝4時に家を出る。ラグビーも楽しみではあったけれど見なくても死にはしない。 福岡県内で渓流釣りの場所としては矢部川が一番である。それに繋がる清浄の支流がいくつもあって、それぞれに念入りに放流していてはたまったもんじゃないだろうから放流量はそこそこのはずだ。

  • ああ奥菊池・矢部川慕情。

    師と釣行、その二。 なぜか師と一緒だと雨、それでも出発となった。というのももう一人ジイちゃんを加えて3G、別の日に調整はきかない、と師が言うので決行となったのである。仕事もない年金ジイちゃん達にどんなスケジュール調整が必要なのか分からないけれど、とりあえず師がおっしゃるので出かけることにした。

  • ああ奥日田慕情。

    師とフライ釣行。 八月で釣期が終わる高津川でゴギを狙おうという予定だったけれど雨に風。レーダーではゴギの渓が激雨の雲を抱えている、風も山ごとなぎ倒しにかかっている。それで結局昼までは持ちそうな日田へ行くことになった。 道中雨がパラついて、スレきった夏ヤマメをフライに食いつかせるなら雨は好都合、とジイちゃん二人弾んで走る。

  • 山国川、ビギナーと炎天下の友釣りをする。

    暑いのに、友釣り覚えたての若者、といっても還暦間際の若造だが、とまた一緒に行くことにした。 オトリ屋が、450円のオトリ様を友カンに移しながら「雨で濁っている。鮎はいるから少しでも濁りの無い瀬を探して釣れ。」というので川見しながら上って行く。瀬に膝まで立ち込んで爪先が見えるようなら釣りになる、と橋から覗いては若者と評定。ようやくなんとかなりそうな瀬に辿り着く。

  • フライの本。

    図書館にフライの本が何冊かあって、昔借りたばかりで読んでなかった本があったので借りてみた。 でもやっぱり読まなかった訳がすぐにわかった。もうのっけから感傷オンパレード、センチメンタルジャーニーの固め打ち、センチのてんこ盛り、坩堝。

  • お盆明け、夏キスを目がけて馴染みの運河でブン投げる。

    地獄の釜の蓋が開くお盆は殺生してはいけない、きっと地獄の料理人ハンス・シュミットが待っている、あのバックブリーカーだけはなんとしても避けたい。とは言っても盆休みには血も滴る焼肉を食っているけれどね。 というわけでお盆が過ぎたので早速釣りに出かけた。投げ釣りで真夏のキスを狙うのである。

  • ジイちゃん、抗う。

    九州脊梁からほとばしる保護河川で川見をしていたら「釣れますか」と中国の史話に出てきそうな様子でフライマンが寄って来た。 他に4、5人いて話を聞いていると、この川に放流をしている、それも自腹を切ってやっていると言っていた。漁協の放流以外にまた新たに放流しているというとことか。

  • 釣りの不思議。

    大雨の後は台風、それも二つ続くのでシンと馬之助と名づけたい。でもきっとイノキが守ってくれる。 雨の日は本なんか読まずにYouTubeでFlyFishingの動画を見る。舶来のものが良くて、景色が違うしフライマンがカッコいい。マンだけでなくウーマンもなんであんなにカッコいいのだろうと思ってしまう。 CatchMagazineというのがあって、オッさんたちが思い思いのフライフィッシングに勤しんでいて、そんな風景に私もいたいと思わ…

  • またも豊前でブラウンパラシュート。

    雨が降ってまた豊前に出かけた。山を通る近道が豪雨て崩落、遠回りしてもやっぱり近い、楽である。 結構イソイソウキウキしているのは、雨で渓の様子が変わるとそれが良い釣りが出来る合図になるからである。

  • 豊前の小渓流で夏山女魚を掛ける。

    7ftの竿を折ってしまった。一瞬の不注意で永遠の後悔、いつものことではあるけれど思い出すだにグヤジー。 フライの竿は扱い慣れてはいないけれど竿は初めてではない。鮎竿投げ竿磯竿、使われ方は違えども「良い竿」の味は個別を超えているものだ。海や川で使ってみて「ああいい竿だ」と思わせてくれるものがきっとあって、この竿がそうだった。

  • 日之影川のシーシュポスと栗八。

    日之影川を河川ライブで観察してみたらここだけは忘れられたのか水位も平常、酷雨が免れている。それならと行ってみた。 東自動車道の佐伯を出て10号線へ、重岡から326、まだまだ斜めに下ってトトロから杉ヶ越、見立という道が距離はあるけれど早い。

  • キスと海亀。

    夜明け、ションベンタイムで目を覚ます。皿倉山を見上げると頂が明るい、それでタッタッと準備して家を出た。この速攻が投げ釣りのいいところだけれどさてどこに行こうか、いつも頭が置き去りにされる。 考えアグネスラム、この日はプチ遠出して三里松原に行くことにした。久しぶり大海原でブン投げてみたかったからだ。一番近い岩屋の浜もあるけれどもう海水浴がいて危ない、投げそこなったオモリが頭にめり込んだりしたら痛か…

  • 川が荒れりゃあ海、梅雨の晴れ間に響灘でブン投げる。

    早朝、餌を買いに無人の釣具店へ寄る。顔認証でいつでも入店OKだが便利になったのか面倒くさくなったのか分からないままウスボンヤリ海へ。 この日はスフィンクスの浜である。

  • 師下賜のランディングネット。

    師がくれたランディングネットが小ぶりで軽くてなかなか具合がいいのですぐに使ってみたくなった。 今のは餌釣りで使っていた榧材のタモで柄と枠に角度があってフィッシングバッグに差すとちゃんと収まって具合が良かった。

  • 梅雨の晴れ間、玄界灘の小島へアジ釣行。

    鮎もフライも雨で不調、それで今年初めてになるか、玄界灘の離島に行った。大島でも良かったけれど、先ずはジイちゃんの手に負えそうな小ぶりな地島にした。 アジの季節なのだけれど釣れているのかどうかは分からない。響灘の下関や若松の海釣り公園でもアジが釣れているという話は聞かないので、隣の玄界灘でもたぶん釣れないだろうと思いながら、やっぱりもしやという期待に釣られてイソイソ出かけてみた。

  • 山国川、青ノ洞門を流れる川で恩讐を超えて鮎一匹を釣る。

    誰かに恩や仇を感じて釣りをするわけでもないのに、山国川で鮎を釣るとなるとつい力が入ってそう思ってしまう。 解禁の10日(土)が過ぎた日、オトリ屋に解禁日の様子を聞くと、魚も見えず誰も釣果に恵まれなかったという。 逆境ジョートー。技も体力もないのになんの根拠もなく闘志が湧いてきたので、心の勢いそのままに山国川の瀬に挑むことにした。

  • 久々の響灘北緑地公園でブン投げる。

    早く目が覚めたので海に行ってみる。久しぶりの響灘の外海に面した響灘北緑地公園である。でもやっぱり朝の内モタモタして通勤の混雑に紛れてしまい着いたのは八時。それもウスボンヤリ運河に行ってしまった。

  • 山国川もマメヤマメに満たされて梅雨の日は暮れぬ。

    梅雨入りしてちょっと晴れ間が見えたので山国川まで行ってみた。 ところがなんと五家荘のことを思い出そうとして忘れられない間に山国川でも同じ思い出を作ってしまった。豆ヤマメか或いは放流を考えたヒトかどちらかに、或いはどちらにもシンクロニシティが起きたかもしれない、と思いたくなるような豆オンパレードだった。平和ラッパ風にくどかったけれど、そんな風だった。

  • 梅雨来たり、運河でキスを釣る。

    運河に行った。久しぶり そろそろ盛期できっといいのが掛かるかもしれない、キス天も食いたくなったし、と、相変わらず捕らぬキスの尻尾算用である。 それで糸も替えた。0.8から0.6、これからは砂浜での投げが中心になるので根掛かりの心配もなくなる。まあ、この日は運河、根ガカリも心配だけれど、新シーズンイン、気分も新たにブン投げたいのであった。

  • 梅雨の合間、マメヤマメに遊ばれた五家荘。

    フライショップを通じて顔見知りになっていたフライマンから五家荘の年寄り向きの瀬をいくつか教えられた。 川辺川は餌釣りの頃からすると40年は通っているのでいくらかは知っているのだけれど、今度聞いた瀬はどれも初めてで新鮮に感じられたので行ってみることにした。梅雨の合間の釣り旅である。 どれも充分に空が開いていてジイさんでも辿れる釣り場だという。ウホウホ高速を走って宇城氷川で降りて五木へ。それから少し…

  • 女神様のお陰で今季初めて梶原川で山女魚を掛ける。

    三度目の正直ということはあるのだ。今季初めて梶原川でヤマメを掛けたのだ。それでつまりようやくC&Rを達成出来たのだった。 …

  • 春の終わりの川辺川フライ釣行。

    雨が収まるのを待って川辺川に出かけた。 本流や支流を見て回ると雨は止んだとはいえ水は白く濁っている。それが豪雨で土砂に均された瀬の上を滑っていく。どの川も表情は似ていた。

  • 豊前、内緒の瀬でフライ。

    久しぶりに豊前の川に行ってみた。 大河内の川。空が広いフライの瀬だ。

  • 五木遠征。

    梶原川はC&Rの川だから、魚は釣人にさんざん扱いまわされてタフに生まれ変わっている。これを掛けることはまことに至難であるが、もし掛けることが出来れば・・・・、とここまでで終わってしまう。 だが残念なことにこの日は増水して泥濁り。

  • 久しぶりの運河でブン投げる。

    久しぶり運河に行ってみることにした。 三月終わりにブン投げて二匹の運河伝を年金仲間には伝えていたけれど、二尾では不満なのだろうか、だーれもいない。 着いたのはようやく陽が射し出した頃、しかし風が強い、冷たい、サブイ。負けずに投げる。潮は速く東に流れている。

  • 五ヶ瀬遠征その二、白川、高瀬川でも桜散る。

    どうせ帰り道、阿蘇の白川に行ってみることにした。五ヶ瀬から30キロ、遠い道のりではない。 川の近くに蕎麦屋があって大将はフライマンらしい、蕎麦食って川の話でもと思いながら着くと休みだった。 漁協に教えてもらっていた釣場へ行ってみると泥濁り、ここも工事をしている。

  • 五ヶ瀬遠征その一、日之影の桜散る。

    日之影の水は深く澄んで空気は濃い、だが魚はいない。詳しくいえばワタシのフライを追うのはいない、と言うべきなのだろうけれど、そんな魚はいなかった。

  • 花冷えにキスが笑った。

    響灘のつらい投げ釣りのことを忘れかけていたら風の噂が届いて来た。 ついこの前、運河でキスを掛けた年金仲間がいて20センチくらいのが何匹か来たらしい。 フライを巻くのにも飽いていたのでちょっと行ってみることにした。

  • CDCダンを巻く、の段。

    高津川の師に近況を報告した。 苦戦しているというと、様々諭されることがあって、やっぱりまたキャスティングに連れ戻されそうになった。しかしもう走り出していたので聞く耳なんか持つわけないジイちゃんは、今の気分に合うものだけを耳に挟むことにした。

  • 釣りというよりただの川見とした方が気が休まる、そんなフライ行脚。

    昼前に野峠越えで山国川に着いた。 ほころび始めた岸辺の梅も、それはそれで美しい。 …

  • 響灘は春霞。

    フライはあげな風だったから四月まで待つことにして、それで投げに走った。

  • 日田フライ釣行。

    三月の末くらいまで待たなくては、と分かってはいるのだけれど、やっぱり出かけてしまうのは、陽気のせいである。日中、二十度を超せば魚だって浮かれてきっとフライを追うはずである。 今度は日田。 ダム上の、ちょっとした集落があるあたりでフライを飛ばせるところまで上る。テンカラでいくらか楽しい思いをしていた瀬だ。

  • 耶馬溪フライ釣行。

    五ヶ瀬の遊漁券は年券だが日田と山国は年度券でもう少し楽しめる。 それで耶馬渓に今季初釣行となったのである。 槻木までの瀬が広くて好きである。…

  • 五ヶ瀬川解禁釣行(巻の三)

    最終日、やっぱりあのウジャウジャの瀬に行ってみた。 いる、まだ溜まっている。

  • 五ヶ瀬川解禁釣行(巻の二)

    さて三日目。この日は解禁前日にした川見の後をたどってみることにした。全部初めての川や瀬だ。 まず行ってみたのは桑野内ダム上流。ここから馬見原までは熊本県なので蘇陽漁協が仕切っていて別の遊漁券がいる、ということを初めて知った。

  • 2023五ヶ瀬川解禁釣行(巻の一)

    解禁日。 まずは天岩戸神社で必釣祈願。 なんと、前日の川見ではからず…

  • 久しぶりの運河で冬季投げの〆。

    響灘で遇った年金仲間が言うには、運河でカレイを狙っていたらキスが掛かった、一匹だったけれどいい型だった、と。 時はついこないだと聞いたので、運河にも残っていたのだと嬉しくなって早速行ってみることにした。ただ場所までは聞き及ばなかったので、たぶんしばしば一緒になった運河公園と思いきめて行った。

  • やっぱり未練の響灘。

    二回続けて超絶スカタンを喰らっていてすっかりめげていたけれど、あっという間に立ち直ってしまい、それでまた響灘に行った。 …

  • 山陰キスにまたもハードラックジイちゃん。

    響灘で年金仲間が一匹だけれど型のいいのを掛けていたので、そのおこぼれを頂戴してやろうかとも思ったけれどちょっと頑張って長門まで出かけてみた。 青海島の海峡には冬でもキスが潜んでいて数は出ないけれど丸々と脂が詰まったのが掛かって喜ばせてくれる。

  • 久しぶり響灘でブン投げる。

    朝早く目覚めてこづきながらションベンに起きる。窓から皿倉山を眺めているとウスボンヤリの脳みそに血が通い始め、今日は快晴釣り日和、昨夜から準備にかかっていたではないかということに気づき始める。

  • フライの準備。

    当分のフライを巻き終えた。10番から20番までの色や形違いを含めていろいろ巻いてみた。 雑な巻きようでアップに堪えない。 以下、…

  • 山陰ランガンに、キスのハードラックジイちゃん。

    響灘の手が届く海にも越冬キスがいたのであの山陰でブン投げればその何倍もの釣果が手に入れられるのではないか、と勇んで出かけた。 目指すは油谷湾、この日は久しぶりの好い天気、それで日差しが清浄の海の底にしっかり当たって魚を喜ばしにかかる昼前を狙った。

  • 響灘にも越冬キスはいた。

    正月の投げ始めに真冬の運河だったらここしかいない由利徹筋でスカタンをくらっていた。ここがダメなら響灘にはキスはいないとあきらめかけたけれど、やっぱり往生際が悪くて、ひょっとしたら他の深い海にひっそり暮らしているのではないかと探してみることにした。

  • 古希ジイ、山国川の寒バヤ狙いでフライフィッシング鍛錬。

    情けもあだも、ブルージンと革ジャンパー、なんもかんもすっ飛んで消えた青の洞門で有名な山国川はハヤ(オイカワ)だらけで夏の鮎釣りに掛かったりして難儀をするけれど、冬のフライ鍛錬はこれに勝るものはない。それに、あの風変わりなフライマンが勧めるロングティペット、ロングリーダーも試してみたかった。

  • 遠い山陰の聖地で美しいキスと逢う。

    久しぶりに遠征をした。北九州から見るとずっと奥にある山陰の海である。一昨年の12月以来だ。

  • 正月、初釣行はやっぱり運河。

    晴れては曇り、刻々と変わる空に風が強い、サブイ。響灘の冬将軍、北西の風だ。大陸から寒気を背負ってくる。 この時期、この運河にキスがいるとすればここしかない深場、運河の由利徹筋。カックンと曲がったダンタニ前である。

  • 寒波に負けず響灘でブン投げる。

    今年最大の寒波で九州にも雪が降りサブイ日が続いていたがこの日は晴れ。 馴染みの運河にはたぶんこの時期は豆しかいない、それで外海の響灘に決めたのだった。

  • 運河は巡る。

    冬至が近くなると海は厳しさをまし、響灘の北西から風が吹く日はつらい釣りになる。 冬風に翼がしなる。…

  • ゼロの桟橋。

    予報が外れて朝から冷たい風が強い。魚も空も、何事もままならぬことばかり。 この日はわいた釣り桟橋。 朝、桟橋はむき出しだから風や寒さ…

  • 山陰、油谷で投げる。

    今日は快晴釣り日和、釣れる釣れぬは腕次第。 久しぶりの好天予報に浮かれて思い切って山陰まで行ってみることにした。目指したのは油谷半島大浦。

  • 早起きした日は響灘でブン投げたりウキ釣りしたり。

    夜更かしして朝十時くらいに起きる日頃だけれど、まだ暗いうちに目が覚めることがある。 ウスボンヤリ、さっきの夢を引きずったままウロウロしていると、「アサー」とムジ鳥がうるさい。為すこともなく日を暮らすのも嫌だから海に行くことになる。

  • 玩物喪志。

    古い鞄からリールケースを作ってみた。 前のを作った時はただの袋状だったけれど、今度のはちょっと工夫を凝らして作ってみた。

  • 為すこともない日に海でブン投げる。

    為すこともなく日が暮れ続けていくと、そのうちじっとしていられなくなって海に行く。 もともと落ち着きのないたちなのだけれど時代がまだ寛容なのでなんとか隅っこのジイちゃん一人くらいは野放しにしてくれている。有難いことだ。 それで久しぶりの運河。

  • フライと投げの間にあちらこちら。

    今はこの日記が釣りの備忘録なのだがそれまではわりとマメに手書きの日記を付けていた。釣りにだけ殊勝である。 それを見ると今頃はハゼを釣っている。ページを繰りながら思い出しているとハゼの天ぷらを食べたくなった。うまい脂が小さい身一杯に詰まってこれがよく白に合う。

  • フライ鍛錬にいそしむ。

    この日も運河にいるのだけれどそろそろ飽きてきたのでちょっと遊んでみた。 昔、若松で働いていたことがあってそれで会社に電話してその頃の若いのを呼び出してみることにした。

  • 漁をしに運河へ走る。

    懇意にしている電気屋にアンプの修理を頼んだ。ここはスピカ―からアンプまで自分の所で作っていて、近年の菌禍によるひきこもり需要でそこそこ高価なのが売れ出した。 それで修理とか部品の交換といった小さい仕事はなかなか引き受けてはくれないでいた。ところが前の修理の時一緒にその日獲れた魚、アジだったか、を持って行ってやったらたいそう喜んで、それで私に時間を割いてくれるようになったのである。

  • 三里松原、新松原、さつき松原、そして勝浦でブン投げる。

    去年は、十月に油谷で楽しい釣りが出来ただけで九州の西の海は良くなかった。運河も良くなかった。 今年になって山陰が散々だったので振り子が戻るように西へ行った。巡り合わせでは西が良い番だ。なんの根拠もない判断だけれど。

  • 響灘でブン投げる。

    西の山陰がダメだったので次は東に行くことにした。 その前にまず真ん中の響灘に行ってみた。運河は素通りした。 釣り場までかなり歩くので覚悟して向かわなければならない。着いたところで気を込めて仕掛けをつなぐ。期待に満ちた楽しい時間である。

  • 山陰で吼える。

    ようやく風と波が和みだした。 それでちょっと遠出して油谷まで行ってみた。 軽く握りかけた右拳のような油谷半島の甲のあたりに大海原があって、壮大な日本海を相手に投げ釣りを楽しむことができる。

  • 秋寂びた運河で投げる。

    九州は北西の風が吹き始めるといよいよ秋寂びはじめる。それが冷たくてちょっと腰にひびきだす。養生に少し歩くことにして運河の遊歩道に行ってみた。もちろん投げ竿を携えてである。

  • 安近短の運河に風が舞う。

    山陰の、できれば長門あたりまで出かけたかったけれど風が強い。風は北から潮を巻き上げて強く吹くので山陰はどこの海も荒れているに違いない。それでやっぱり運河にした。安近短である。

  • 夜来雨の声、五ヶ瀬はいかなりや。

    五ヶ瀬川。 雨、風で持ち越しが続きようやくこの日が来た。 禁漁まであとがないからなんだか追い立てられているみたいでちょっと窮屈だがあくまでもドッシリとやりたい、そしてフライフィッシング一年目の今季をケガなく楽しくピシャッと終わりたい。

  • 台風二過、運河も遠くなりにけり。<br /><br />

    ヒンナムノーやナンマドルに渓は蹂躙されてしまってしばらくは回復しようがない。 川が荒れりゃあ海、なのでまた近場の運河にちょいと投げに行った。チョイ投げではない、道具立てもいつもどおりに頑張っている。 結論から言ってしまうと、ヒン君の後の運河ではピンの二連、ナン君の後は豆一尾の他なんにもないのだった。 強風に海が底から揺れて魚が潮に酔っぱらい、覚めきれないまま何でも食ってくるのではないか、と思っ…

  • 秋山女魚、一里一匹、五家荘。二日目。

    朝、宿の縁側に干していたウェーダーが消えていた。すぐに見つかったけれど狸だろうか、狐もいるという。食えなかったので捨てて行ったのだ。 この日は谷内川に降りた。昨日と同じ雨、時にサッと晴れる。

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