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師とフライ釣行。 八月で釣期が終わる高津川でゴギを狙おうという予定だったけれど雨に風。レーダーではゴギの渓が激雨の雲を抱えている、風も山ごとなぎ倒しにかかっている。それで結局昼までは持ちそうな日田へ行くことになった。 道中雨がパラついて、スレきった夏ヤマメをフライに食いつかせるなら雨は好都合、とジイちゃん二人弾んで走る。
フライの狂い納めに五ヶ瀬と思っていたがヒンナムノー君のせいで断念、他にないかライブカメラで探したら五木なら出来そうなので飛んで行った。
朝、宿の縁側に干していたウェーダーが消えていた。すぐに見つかったけれど狸だろうか、狐もいるという。食えなかったので捨てて行ったのだ。 この日は谷内川に降りた。昨日と同じ雨、時にサッと晴れる。
五ヶ瀬川。 雨、風で持ち越しが続きようやくこの日が来た。 禁漁まであとがないからなんだか追い立てられているみたいでちょっと窮屈だがあくまでもドッシリとやりたい、そしてフライフィッシング一年目の今季をケガなく楽しくピシャッと終わりたい。
一匹は釣ってみたい小野川、でもやっぱりハヤばかり。 山女魚、いないよ。 土手から見ていた釣人がなげやりに言う。そう言ってしまいたい気持ちが痛いほどわかる。
梶原川、C&R区間に初めて行ってみた。 餌だめ、ルアーだめ、なんかフライが特権めいた遊びに響いて、ちょっといい気にさせられてしまう。しかし立ち止まって考えてみると、餌やルアーほど釣れないのだから、ここくらいはフライにあげましょう、ということだと思い知らされる。でもRといったってCがないのなら何もないただの川なのだけれど。 やっぱりここでもルーキーは覚悟してかからねばならない。
思い切って五木か五ヶ瀬に行こうと考えたけれど、どうせなら魚が動き出す八月終わりまで待つことにした。それで目指したのは日田である。