日々のつれづれに詩を書いています。 たまに、ボランティアをしている花壇の話題や花の成長記録など色々。
自由気ままに暮らす毎日。過去から詩を書くのが趣味でした。 季節や心のおもむくがままにブログが書ければと思います。
大都会に憧れて生活したいと願うのは、若者には極々自然な事なのでしょう。 しかし、生活してみると何故か言いしれない孤独のようなものを感じたり、閉塞感を味わったりもするものです。 考えてみると、大都市の歯車のひとつになってしまった「籠の鳥」状態なのでしょう。 人間の作ったメガロ...
焼き尽す情熱は 胸を焦がし 降り注ぐ光となり はらはらと言の葉は 至高の淡き時を 煌めいて静寂をきそう 朧月夜に 今宵だけはと許しを乞い 道に迷い命を燃やす 煉獄の炎に うながされ 穏やかに冷めて ささくれた心が 無邪気には 愛せぬと呟く 悔いいる心は 仮そめの恋に あらず...
クリスマスが近ずくと毎年の様に思い出す短編小説があります。 年若くして経済的にも恵まれない夫婦のクリスマスイブのお話。 中島美嘉の雪の華に、 「誰かのために何かをしたいと思えるのが愛と言うことを知った」とあります。 今日は「賢者の贈り物」と「雪の華」を皆様へのクリスマスプレ...
The door is always open『ムーミン小説』
『ムーミン小説』 1945年に最初の小説『小さなトロールと大きな洪水』が発表されてから、80年を迎えます。ムーミンはフィンランドの国民的作家であり、画家・芸術家であるトーベ・ヤンソンに よって、小説シリーズ、絵本、コミックスとして描かれ、世界中の人々から今も愛され続けていま...
『善悪の彼岸』 真っ白は、善い人で 真っ黒は、悪い人だったりする 善い人って 真っ白って どんな色 光の三原色は 赤と緑と青を 3つ合わせると白になる 光は明るさの足し算で出来ている 悪い人って 真っ黒って どんな色 絵の具の三原色は 黄と赤紫と青緑を 3つ合わせると白にな...
『精霊の誘い』 出会いは 浅きまどろみ 眠れぬの夜の夢 深く 暗い隔たり 越せぬ壁 幾たびも たどりし 絶え間ないエレジー 残像を封印し 焼き尽くす 見果てぬ夢 今宵の月は 聖霊の誘い プロローグの予兆 しかして その地は エデンなるやソドムなるや ...
『人生の贈り物』 なんの変哲もない 時間だけが過ぎていく 振り返らないと決めた時から 穏やかな日を望んだ ドラマのような 波乱万丈はもう望まない 満月が翳りを増して だんだんに細っていく 存在感を少しずつ 消していける日々でいい 言葉のいらない 友になれる人さえいれば 他に...
『心優しいひと』 あなたは 心優しいひと あなたは 心清らかなひと ひとの不幸を いっしょに泣いて 困った人に 思いやりを忘れない ただ そんなあなたに 危うさを感じている 柔らかな皮膚は 温かみを感じるためにある 柔らか皮膚は 簡単に破れてしまうから 神様がいて 見守って...
『青春の蹉跌』 明けの明星がうっすらと輝き 新しい一日が始まる 何の変哲もない朝 振り子時計が 単調な時を刻むことに 今は快くもある 若かった頃 何かに追われて過ごした日々 追われることが怖くて がむしゃらに走った頃 順境の時 迷路をさ迷い 派手な色を好み 穏やかな色を嫌悪...
『湿生花園の花たち』 ここしか 育たぬ花がある ここしか 知らぬ花がある 何処とは知らず 蒔かれた種は ジメジメ湿地に 命はぐくむ 蒔かれたことを 恨むまい ただ根を下ろし 花咲かす 湿生花園に生を受け 精一杯に育ちます ここしか 育たぬ花ならば ここしか 知らぬ花ならば ...
日本人の美意識 同じ白い紙、西洋の紙は光線を冷たく跳ね返し曲げると音を立てる。反対に和紙や唐紙はふんわりした雪のように光線や音を吸収し、心落ち着ける白さと肌触り、曲げても音を立てない柔らかさが特徴。 西洋の食器はピカピカ光るよう磨き上げられますが、日本人はむしろ鋭利な輝きを...
『風の忘れ物』 君は不安で自信がなくて うずくまって一歩も進めないでいた 茫然と遠くを見ていた 背中で泣いていたことも有った 辛くて淋しくて すがるものが欲しくて わざと陽気に振る舞っていた 雑踏が孤独の棲家だということも 道化師の気持ちもよくわかった 苦虫を噛み潰して 肩...
若かった頃の断片的な想い出が甦る事がある。それが誰だったのかすら思い出せないのに、懐かしい風を心に送り込んで来る。 もう、二度と会えないんだろうなと思いながら、誰にも分らない、誰にでも有るだろう記憶を言葉にしてみた。 そうだ今夜のふたご座流星群に呼びかけてみよう・・・。 「...
まだ、ちょっと気が早いと言われそうですがおせち料理に秘められた願いについての 考察です(笑) 皆さんには、常識かも知れませんが師走の歳時記ブログにしたいです。 おせち料理の起源は、古く平安時代のころから有った朝廷の『節日』に行われる行事。 『節会(せちえ)』で神様に供えたり...
2020年11月 コロナが世界中で蔓延した頃に書いた詩をリメイクしました。 あの頃の思いを改めて考えてみた。 『希望のかけら』 胸を締め付ける 凍てついた 冷たい壁 寒さに震え 身を屈めて 通り過ぎていくのを待っている 希望のかけらを 少しだけ燃やして 凍えた両手を温めよう...
「風の電話」 三陸海岸の海を見下ろす丘 誰がそこに電話ボックスを置いたのかは知らない 見かけない黒電話 そして電話線のない電話 誰と話すために置かれたのかは 知らない 耳をすますと風の音、波の音 語りかける声が聞こえる 言葉を絶たれた思い 家族への思い 恋人への思い 命の叫...
何気なく、イタリア旅行の記事を見ていた。 note.comで紹介されていた去年の4月の記事だった。 そのイタリア旅行の記事の中にとても驚く記事を発見。 青の洞窟の観光の下りに 『青の洞窟から出ても20分間くらいは涙が止まらなくなるほどの感動体験。どんな映画を観てもそんなこと...
「ブラックスワン」 不協和音ではじまる 不安な気持ち 足早に 思いを伝えて出ていく 白い白鳥が好き 黒い白鳥は大嫌い だって黒いんだもん 散文よりも詩が 教養よりも優雅さが 真理よりも知性が好き 不思議の国 迷子のアリスの独り言 夢想家...
自信の無さに立ち止まってしまう ダメなんだと後ずさりする 自分の弱さにがっかりする 自分を何様だと思ってるの 出来ないことを出来ないと認める それが強さじゃない そう思わない 夢想家の呟き 「リトルミイの言葉」 迷わないことが強さじ...
思を叶える事は、細い針穴に糸を通すよりも難しい。 それでも、やってみたい事は諦めない方がいい。 ああして置けば良かった。。。 こうして置けば良かった。。。 と後悔が残るから。 後悔したくないなら、目を瞑って一歩踏み出す勇気が欲しい。 ...
とても勇気を貰える曲をご紹介させてください。 The Rose Bette Midler なゆた訳 愛は川だという か弱い葦を呑み込む川だと ある人は愛は刃物だという 心を傷付ける刃物のようだと 愛は飢えだという人がいる 永...
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