chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
電子レンジャー
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/10/20

arrow_drop_down
  • 社風を見直せない社風

    意欲を殺ぐ社風 昨年の始めのことでしたが、私の勤め先で「企業文化の構築」の話が持ち上がりました。経営陣が新たな経営方針や行動指針を示すのかと期待していましたが、社員全員で行動指針を作るよう上から指示があり、これぞ我が社の社風らしいと思ったものでした。 lambamirstan.hatenablog.com その後、企画部門が中心となって – どのような基準かは定かではありませんが – 社内の主だった部署からワーキンググループのメンバーが選ばれ、作業が始まりました。 また、時たま思い出したように、ワーキンググループから途中経過を報告するメールが社員一斉に送られてくることもありましたが、私の部署か…

  • 家事の喜び

    家事の分担 先週末、下の娘の誕生日を自宅で祝うため、食材の買い出しに出かけました。ここ数か月、食材や日用品の購入は大手スーパーの宅配サービスを利用していたので、散歩以外での外出は久しぶりのことでした。 少し本題から逸れてしまいますが、これまで食材や日用品の買い出しをすると、つい思いついて余計な物を買ってしまいがちでしたが、必要な物を必要な分だけ注文する宅配に切り替えたことで、思いの他食費が抑えられたのは意外な発見でした。 さて、買い物には上の娘が付き合ってくれたのですが、買い物代の半分を出すと申し出てくれました。私は余計な気遣いだとそれを断ったのですが、娘は、会社勤めを始めたからか、妻の病気の…

  • 働き方改悪

    正常化の動き 新型コロナの新規感染者数が急減したことで、私の勤め先では勤務形態を見直す動きがあります。具体的には、まず1週間あたりの在宅勤務日数を制限し、段階的に従来型の勤務形態に戻そうと考えているようです。そのような“正常化”には社員からの抵抗も予想され、社内の上層部では落としどころを探る議論が続いています。 先週、部内で在宅勤務についての聞き取りがありました。私の部では、私以外に、育児休業から復帰した女性社員、自宅が遠距離の社員の2名がほぼ完全在宅勤務で仕事をしています。 現状、社員は在宅勤務と出社を任意で選択出来ますが、一般社員は総じて在宅勤務が主流、幹部社員はほぼ出社、と言う状況は以前…

  • 人生の原動力

    気の置けない相方 私は先月から、昨春定年に伴って嘱託社員となったMさんとペアで仕事をしています。これまでペアを組んでいた若手社員の転職後、育成すべき後進が補充される目途が立たず、他の部署からMさんに異動してきてもらいました。 lambamirstan.hatenablog.com lambamirstan.hatenablog.com 元々技術職のMさんは、これまでの経験から入札関連の契約に精通しています。私が査読中の契約書を引き継いだのですが、苦も無く読了し加除修正までしてもらい、頼もしい相方が出来たと喜んでいるところです。 Mさんとは1か月あまり仕事を共にしてきましたが、私がずっと在宅勤務…

  • 記憶のささくれ

    つらい経験からの逃避 私は中年の域に差しかかるまで、嫌なことは早く忘れよう、気持ちを切り替えて前に進もうと意識していました。くよくよ悩むことは時間の無駄だと考えていたのです。 しかし、忘れようにも、負の経験をした時の相手の心無い言動や周囲の冷たい視線など、様々な情景が浮かんでくると、じっとしていられないほどの怒りや不快感を覚えることがありました。 結局は、思い出したくもない出来事にふたをしたり、逃避を試みたりしても、“無し”には出来ないのです。自分にとって嫌な経験ほど、大きく重いふたが必要になるのですが、いつか自分の方がふたの重みに耐えられなくなってしまう時がやって来ます。 自分が納得出来てい…

  • 結婚の目的と打算

    親世代の生活水準 二十数年前に私が結婚した頃は、社内結婚が多く、また、女性は結婚すれば“寿退社”するものと決まっていました。以前の記事に書きましたが、妻は結婚しても仕事を続けるつもりで、当時の上司にも掛け合ったのですが、私が本社に異動となり、渋々退職することとなりました。 lambamirstan.hatenablog.com 今では、結婚しても仕事を続ける女性が多く、会社もむしろそれを望んでいます。妻は今でもたまに、結婚するのがあと5年先だったら会社を辞めずに済んだと言います。 社員の目線に立てば、働き方の柔軟性はここ数十年で格段に高まりました。産休・育休、時短勤務、介護休業 - 子育て世代…

  • 心の危険信号

    分かりづらい異変 心と体をベストな状態に保つことは、大切だと分かっていても意外に難しいものです。振り返ってみると、私の20代から30代にかけては、心身ともに好調な時期はほとんどありませんでした。 残業や、時には徹夜で仕事を片付けるのが当たり前だった頃は、慢性的な寝不足でした。その上、仕事付き合いの酒席が重なれば、二日酔いのまま出社することも珍しくありません。すっきりしない頭を濃い目のコーヒー等で胡麻化しながら仕事を続けるわけですから、体に良いはずがありません。 週末は妻と遠出を楽しんだり、子どもが生まれた後は、家族で遊びに出掛けたりと気分転換を図っていましたが、以前記事に書いたように、その頃の…

  • 叶わぬ期待の代償

    サンクコストの泥沼 会社の事業でもプライベートなことでも、サンクコストに引き摺られて判断を誤ってしまうことが往々にしてあります。頭では分かっているのに、それまでに費やした努力や時間やお金に拘泥し、それらを取り戻す当ても無いのに見切りをつけられない状態に陥ります。その状態が長引けば長引くほど、一層見切りをつけることに躊躇してしまう泥沼にはまってしまいます。 高いお金を払って見始めた映画や劇。途中でつまらないことに気がついても、きっとこれから面白くなると期待を持ちながら最後まで見続けて、結局はつまらなかったと落胆して帰途につく。そんな後悔は誰でも一度や二度は経験したことがあるでしょう。 つまらない…

  • ポジティブな生き方

    生き方を決めるのは自分 私はブログを始めるようになってから、自分の心の状態を客観的に見ることが出来るようになったと思います。それは、頭の中に受かんできたことを文章化する過程で自分の本音と対話をし、問いかけを行なう時間が増えたからだと考えます。また、他のブロガーの方々の記事を拝読することにより、自身への励みや反省のきっかけにもなっています。 ブログ開始からの約2年間で、私を取り巻く環境も大きく変わりました。それに伴って、仕事や家族への向き合い方を再考し、家族が生活の中心であることを今まで以上に意識するようになりました。 私の精神状態は今まで生きて来た中で最も安定していると言えます。もちろん、生き…

  • 理想の老後 (3)

    余力と燃え尽き 妻と私にとっての老後の課題。お金と健康については前回及び前々回の記事で触れました。 lambamirstan.hatenablog.com lambamirstan.hatenablog.com 残る課題は生きがいです。お金と健康の不安が無かったとして、リタイアしてから残された時間を何に費やすのか。そのことについて私は、先の二つの課題に比べてあまり真剣に向き合ってきませんでした。 若い頃に妻と私が話していた理想の老後は、お金や健康の心配をすること無く、夫婦水入らず楽しく過ごすと言うものでした。そこには、“どのように”と言う具体的なイメージはありませんでした。また、妻も私も、それ…

  • 理想の老後 (2)

    介護生活の予行演習 老後のお金の問題は切実ですが、妻と私にとって、より気がかりなことは健康問題の方です。もっと正確には介護問題と言うべきでしょう。 昨年、妻は乳がんになりました。私は一昨年来から諸々の体調不良に悩まされました。毎年人間ドックを受診し、健康に留意していても病気を完全に予防することは出来ません。病気に罹ったら、それを受け入れて治療に専念するしかありません。 病気や怪我に見舞われることそのものよりも、私たちが不安に感じていることは介護の問題です。夫婦のどちらかが介助を必要とした場合、あるいは、どちらかが先立った後に、残された方が身の回りの世話を必要とする場合のことです。 昨春、妻が手…

  • 理想の老後 (1)

    先送りできない問題 私は過去の記事で度々老後生活の話題に触れてきましたが、老後のための準備はどんなに考えても「これで安心」とはなりません。自分は何歳まで健康でいられるのか、十分な蓄えはあるのか。 キャッシュフロー表では百歳まで暮らせる計算になっていても、それは所詮画餅に過ぎません。まさか日本がジンバブエやベネズエラのようなハイパーインフレになるとは想像できなくても、「絶対無い」とは誰も保証してくれません。 健康診断の結果に異常が無くても、それは長寿の保証にはなりません。体に良いことを全て取り入れたとしても、自分の寿命を操ることは出来ません。 結局はリスクフリーの人生など無い、と言う結論になるの…

  • 努力と無理 (2)

    囚人の穴掘り 入社後の最初の職場で、誰もが遅くまで机にかじりついている様を見て、私は、仕事とはこういうものなのだと思うようになりました。地方の事業所勤務の時はそれほど酷くはありませんでしたが、本社勤務になってからは、終電の時間までの残業は当たり前。たまに仕事を早く切り上げられた時は上司や先輩に連れられて夜の街に繰り出す – そんな風にして、私も会社人間の道を歩んできました。 家族よりも上司や同僚といる時間が長くなると、大切にしなければならないはずのプライベートは隅に追いやられ、仕事が生活の中心になります。上司からの期待、「自分で選んだ仕事」と言う足かせ。その一方で、長時間労働による肉体的な疲労…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、電子レンジャーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
電子レンジャーさん
ブログタイトル
和尚さんの水飴
フォロー
和尚さんの水飴

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用