1964年、秋晴れの旧国立競技場に聖火がともった東京五輪の開幕から、きょうで60年の節目です。あのときバレーボール「東洋の魔女」の主将だった中村(旧姓河西)昌枝さん、聖火台に点火した坂井義則さんが亡くなって10年が過ぎました。当時は、体操のチャスラフスカ選手、マラソンのアベベ選手など、世界から注目を浴びた選手のほかに、日本人が金メダルに輝いた体操の小野、山下、遠藤、早田選手ら、そしてボクシング桜井、ウエイトリフティング三宅、柔道の猪熊選手らの活躍が思い出され、2021年に2度目の東京オリンピックが開催されて3年が過ぎ、改めて時の流れの速さを感じます。今や、自動車を始め航空機、電車、モータボートなど乗り物の性能は劇的な進歩を遂げました。しかし、変わらないのがワイパーの構造で、発明されて以来100年以上ワイパ...時は流れて・・・今も