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  • 二刀流

    きょうは一日中雨が降る天気だとか・・・。4月に入り夏日もあり、このところ3月のような冷え込みの日が続くなど、半袖シャツを着ていたと思えば、毛糸のセーターを着るなど、着衣・二刀流(にとうりゅう)の暮らしが続きます。本来二刀流は、右手と左手にそれぞれ刀を持って、攻守をおこなう剣術の総称を言うのですが、二つの異なる手段をもって事にあたることや、同時に二つのことをする意味に使われます。プロ野球のWBCに出場し、今もアメリカ大リーグで活躍する大谷翔平選手は、投手と野手(または指名打者)を兼任する二刀流(Two-wayplayer)と呼ばれることで有名になりました。その他、酒と甘味の両方を好む人のことを二刀流と呼ばれることがあり、最近では二つの仕事を認める企業が出始め、例えば昼間は事務系の仕事、夜は飲食店で働くこと(...二刀流

  • お上りさん

    昔から都会に出てきた田舎者を「お上りさん」と呼び、上りは京へ行くことで、現在でも、列車の方向を示す上り・下りに使われています。4月23日(日曜日)に東京・台東区上野公園「バンブーガーデン」で、建設友愛会総会と、今年1月に東亜道路工業の元社長・故柴田親宏氏を「偲ぶ会」が行われて出席しました。コロナ禍で、外出を控えていたために4年ぶりの東京で、「お上りさん」をやって来ました。建設会社に勤務する頃を、懐かしく思い出しながら、新幹線に乗ってきました。2023.4.23.JR上野駅周辺にて撮影お上りさん

  • 家族葬

    中国、明時代から伝わる「遠い親戚より近くの他人」という言葉がありますが、「血のつながった親類も離れた土地に暮らしていると、行き来もなくなり、いざというときに助けられることはなく、他人でも近くに住んでいる人の方が力になってくれる」という意味で、山村地帯に住む私にはこの言葉が身に染みます。遠くの親戚より近くの他人というのは、遠い親戚をないがしろにするという意味ではなく、災害など緊急時は遠くの親戚より、近くの他人という言葉を重んじて、近所とのつながりを大切にし、普段から互いに交流を深めてきました。最近、近親者のみで葬儀を行う「家族葬」が流行していて、故人が望んで喪主や遺族のみの葬儀を選択していたとすれば、原則として親族以外は参列できず、開式1時間前に故人との対面が行われていて、どんなに故人と親しくしていたからと...家族葬

  • 暑熱順化

    このところ、早くも昼中が夏日の知らせで、春はすっかり短くて困惑気味です。グランドゴルフの町内大会は桜の花の下でと日程を組んでいましたが、すっかり葉桜でした。春の花や、春の味覚はあっという間に通り過ぎて、日本気象協会が「熱中症ゼロへ」のプロジェクトが始まったそうです。本格的な暑さを迎える前に、体を暑さに慣れさせて熱中症になりにくい"体づくり"を目指そうというのです。体を暑さに慣れさせるためには、主に汗をかくことで熱を放散しやすい体をつくることで「暑熱順化」には、無理しない範囲ウオーキングや軽い運動、入浴などが効果的で、2週間程度を必要とするようです。朝行うグランドゴルフの練習では1時間程度、約3,000步の運動で、軽く汗をかく程度ですが、終わった後の爽快さは良いものです。地球温暖化の影響か、気候は異常に変動...暑熱順化

  • 重大な不安

    自宅の二階で、窓から見える山の木々が芽を吹き、まるで大きな食器に盛られたキャベツの様で、ドレッシングで食べたくなるような気がします。優しい季節が到来し、昼中の気温も20℃程になるのですが、夕方にはグッと冷え込み、畑で汗をかく作業して帰宅するとクシャミの連続で、風邪には注意が必要です。来月には「先進7カ国首脳会議(G7サミット)」が広島で開かれる予定で、これに合わせ、関係閣僚会合も各地で予定されています。昨年7月の「安倍晋三元首相銃撃事件」から約9カ月、4月15日の土曜日、同じような事件が和歌山市で起きました。1960年7月には、安倍氏の祖父の岸信介・首相が、官邸の玄関付近で暴漢に太股を刺されて10日間のけがを負い、1975年6月には日本武道館玄関前で、三木武夫・首相が右翼の男に顔面を殴られて軽いけがをする...重大な不安

  • やりぬく力

    WBCの日本チーム優勝、あまりにもドラマチックな展開でした。大会史上初めて決勝での対戦となった日本とアメリカの決戦は初回から熱を帯びて、“侍ジャパン”は2009年の第2回大会以来、3大会目(14年ぶり)の世界一、2013年のドミニカ共和国以来の全勝優勝で、大会最多となる3回目の優勝でした。最後まで諦めないでやり抜く、それには"やり抜く力”が必要で、目標のために意志と行動を持続する力だと思うのです。一般的にはて、Guts(困難に立ち向かう度胸)Resilience(挫折から立ち直る復元力)Initiative(自発的な行動力)Tenacity(粘り強い執念)の頭文字を取って「GRIT(グリット)」とも呼ばれています。才能のような先天的な能力ではなく、誰でも身につける事ができる後天的な能力だそうで、夢や目標を...やりぬく力

  • 町内GG大会

    土曜日になると「雨」が2週続き、延期されていた本日予定の「岡崎市主催・グランドゴルフ大会」は中止となりました。楽しみにしていた多くの人は、この日を目指して練習を重ねてきたとことを思うと残念です。昨日は、「小美公園」内で春の町内「月例グランドゴルフ大会(28名参加)」が行われ、優勝、準優勝、3位の表彰に続いて、BB賞、ホタル賞、飛び順位賞、ラッキー賞、チーム賞、参加賞など、全員が何らかの賞品を得るような、和やかな大会でした。試合終了後、公園広場で4年ぶりに春の懇親会を開催しました。日頃は、月曜日~土曜日にグランド清掃の後、午前8時から8ホールを2回、計16ホールの練習を行います。ただし、1カ月に1回は参加者全員の大掃除日として定め、夏は草取り、秋は落ち葉の回収、側溝の掃除などを行っています。町内GG大会

  • 夕刊が消えた

    世界で新聞の朝刊と夕刊を発行し続けていたのは日本と韓国だけとのこと。収益拡大を狙って朝な夕な新聞を発行し続けてきた日本の新聞が、SNSやTVという後発媒体に押されて、ついに3月末日で毎日新聞が愛知、岐阜、三重で夕刊を廃止しました。新聞社は朝刊と夕刊をセットの月ぎめで売る「セット売り」を基本にしてきたようですが、近ごろは朝刊しか購読しない世帯が増え、「セット割れ」が急増してきたようです。たしかに情報の速さに劣ることと、朝夕の記事が重複するなどで部数減が生じ、輸送コストアップ、配達のための人が不足して、追い打ちをかけていたようです。現実に、通勤時間によく読んだのは朝刊でしたが、電車内のニュースはスマホに取って替わり、仕事を終えて帰宅した頃にはニュースの旬が過ぎていて、夕刊を読まない日が増え、そのままゴミになる...夕刊が消えた

  • 愛知県議の選挙

    地方議会の選挙は、私たちが暮す地域の身近な課題を捉えていて、解決する最も大切な選挙だと思っています。有権者は、候補者がその課題にどの程度の意思を示し、冷静に向き合っているかを判断し投票すると思います。国政と違って地方政治は、政党色の強い候補者に次いで、無所属の政治家が多いことは、日常生活に直接関わる課題の解決が多いからだ思うのです。もちろん、国の補助金などとの関連から、政党色が有利に働くことは容易に想像できます。先回(2019年)の愛知県議会議員選挙は、55選挙区102議席に対し138人が立候補し、そのうち26選挙区で41人が無投票当選となり、投票率は37.1%でした。今回は、102議席で146人が立候補し、そのうち24選挙区で35人が無投票当選となり、投票率は35.1%でした。無投票当選は、有権者から政...愛知県議の選挙

  • 人生二毛作

    働き方改革の一環として、日本の企業でも副業の解禁が言われるようになりました。大学を卒業してからずっと同じ企業で働く人もいますが、終身雇用や年功序列の給与制度が続くとは限りません。副業で他の企業や業種を経験しておくことは、生きていくためのリスクマネジメントとして使え、業種によっては定年のない場合もあります。将来、年金の受給開始年齢が引き上げになる可能性もあり、そんな時、本業を退職した後に続けられる副業があれば定期の収入を維持もできます。例えば農業の1年間、同じ耕地で夏季に米を、冬季に麦を栽培することを「二毛作」と言いますが、近ごろでは「人生二毛作」という言葉を聞くようになりました。中高年の再就職支援セミナーの講師をしてみて、「長い人生、これまでとは違った舞台で輝ける時間は十分にある」と感じるのです。人生10...人生二毛作

  • 絶滅危惧種

    送り主と宛先が不明の迷惑な荷物が届いて何の反応もなく、中をのぞいてみれば、見たことも使ったこともない「不思議な器具類」で、こんなことは絶滅危惧であってほしいものです。さて4月になって、食品の主要195社が値上げしたのは五千品目をこえたようで、年内には二万品目超えがほぼ確実と言います。鉄道各社もバリアフリーの施設を整備するとかで値上げするといい、節約しなければ家計のやりくりは大変になりそうです。うなぎ屋への足が遠のいて久しく、数の子も一時よりはマシのようですが、数の子は戦後、乾燥した肥料として畑や田へ用いた時代を思うと、(ウソの様な話ですが、本当です)ずいぶん高価な食材になりました。農産物のように栽培が可能なものは別として、海の魚類に国際的な制限が厳しくなって捕獲数が減り、うなぎ、鯨、ニシン、サンマなど、値...絶滅危惧種

  • 迷惑な荷物

    昨日の午前中、わが家の玄関先に写真のような段ボール箱が置かれていて、普段は配送する業者の人がホーンを鳴らし、「宅配です」と声をかけられて受け取るのですがそれもなく、見れば宛先は「愛知県」としてこの町内の〒番号があるだけで、送り主の名前もなく、ただ読み取れる字はAmazonで、4桁の数字が4つのみでした。気味が悪くなって岡崎警察署へ電話したところ2人の警察官に来てもらい、どうやら危険なものではなさそうで、心当たりの知り合いに荷物を送ったかどうか、そしてAmazonへと問い合わせるように言われ帰って行かれました。Amazonでは、4桁数字から「当社の倉庫から発送された番号のようですが、該当の番号は見当たりません。協力できなくて申し訳がありません」とのこと、息子の家や知り合いに聞いても心当たりがないとのことでし...迷惑な荷物

  • さくら花咲く

    今年は年度替わりの始めが土・日曜日とあって、きょう3日は新しい職場に就いて、気分を新たにする人も多いことでしょう。一方、定年退職した人にとって、名刺を使おうにも肩書がなくなって、「前何々」とも言えず、寂しくないと言えばウソになり、戸惑っている人も多いことでしょう。風の吹くまま、気の向くまま、自由な時間を手に入れたわけですから・・・。退職後は「教養と教育」が必要・・・・ではなく、「今日用(きょうよう)と、今日行く(きょういく)所が必要」と、どなたかが言っていましたが、残る人生を無駄にしないために、今一度、自分を見つめ直すことが大切です。多くの会社が、年金がらみで65歳定年となってきました。その前の55歳くらいになると、企業内では先が見えて来る人も多く、給料が上がらずモチベーションが下がります。リスクはありま...さくら花咲く

  • 高齢者は

    きょうから新年度が始まります。年を重ねるごとに気持ちも新たにし、自らの立ち位置を考えてみました。高齢者はやがて死にます。死の経験がないので詳しいことは分りませんが、死んだ人の話も聴いたことがないので、真相はどの様なことか知りません。したがって、身内の死を通じて自分の死はどの様なものか想像しています。年齢を重ねると、自分の死を単純に思う様になり、思う存分酒でも飲んで、気持ちを大きくもって「ポックリ」逝きたいと思っています。若い人たちは、長生きしている高齢者に対して、どの様に接してくるか考えてみました。超高齢社会となり、若い人が高齢者を扶養する力が弱くなって、年金支給年齢を引き上げ、支給金額を引き下げねば勘定が合わなくなったと思うのです。しかし、儒教の流れをくむ東洋思想の敬老精神に甘え、自立自助の精神が欠如し...高齢者は

  • 蒲 郡 へ

    28日から1泊で高校時代の仲間と4人で三谷温泉「サンヒルズ三河湾」へ行き、酒を酌み交わしながら懐かしい昔話で一夜を過ごしました。到着するとフロントから蒲郡市内が一望でき、ガラス張りの部屋から眺める夕陽が沈む風景は格別で、大浴場と露天風呂から眺める美しい三河湾の夜景はいつまでも心に残ることでしょう。コロナ禍で控えていたカラオケをやろうと、夕食後は市内へタクシーで繰り出し、2時間を歌いっぱなしで、翌朝は声の調子が変になるなど、思う存分の時を過ごしてきました。翌日は、宿泊した「サンヒルズ三河湾」から眺めた蒲郡・竹島へ行き、蒲郡観光協会のガイド“佐飛さん”の案内で竹島を一周し、その昔、名古屋城を築城する際に、石垣に使う石を島から運んだようで、切り出しかけて運ばれなく、残ってしまった「残念石」の説明を受け、カメラに...蒲郡へ

  • 名古屋で飲み会

    昨日は久しぶりに名鉄電車で名古屋へ、通過する車窓から見える知立駅の高架工事の様子は、まるで高層ビルを建設するような大規模工事です。知立駅周辺は、名古屋本線・三河線によって踏切では、遮断されている時間が長く、朝夕のラッシュ時は”あかずの踏きり”と呼ばれていました。完成すれば暮らしの環境が大きく変わり、素晴らしい街となることでしょう。コロナ禍で控えていた飲み会もマスクを外して、大ピラとまではいかないまでも、堂々と小規模で開催し、話題はWBCからインターネットによって集客する事まで、相変わらず豊富でした。お酒を飲みながら、喜び・怒り・哀しみ・楽しみなどの感情の豊かな人に会うと、毎日が楽しそうで、羨ましいなあと思い、私も「あんなになれたら良いなあ」と思うことがあります。そんなことを思いながら、何かで表現してやろう...名古屋で飲み会

  • さくらの日

    天気図の前線に似る「さくら前線」は、3月中旬に日本列島の南部から北上を始め、5月上旬に北海道に至るソメイヨシノの開花日をつないだ線を言い、どうやら今年は早く移動しそうです。さくらと言っても、ネットを使って、「会いましょう」「悩みを聞いて」「お金をあげる」といった、魅力的な誘いで「心の隙間」を狙う、サクラサイトのトラブルもあるようです。悪徳手法に注意したいものです。日本人は行列を作ることが好きな国民のようで、人気商品を購入する場合や、待ちに待った行事が開催されるとなると行列を作り、それを見て大勢の人が評価しているから魅力的なものに違いないと思い込み、徹夜してでも目的達成のために並び、「サクラの列」に引っかかる時もあるようです。人は行列を見て、誰かと同じことをすることに安心感が生まれるようです。そして、並んで...さくらの日

  • ぼかす

    国会中継・参院予算委員会をラジオで聞いていて、高市氏が放送法の政治的公平に関する行政文書について「ねつ造」と発言したことで、議論になっていました。岡崎でも桜は咲きかけ、梅の紅白に続き、山野にも街にも春の色が満ち始めました。桜といえばピンク色、幼いころ赤と白の絵の具を混ぜ合わせて桜の花びらを描いたものですが、ぼかし具合が決め手で、うまくぼかすと先生に褒められたものです。“ぼかす”といえば、文章に「何々等」あるいは「など」が入ると、たちまち対象と本質が“ぼけ”てしまい、文章では“ぼかす”方が都合の良い場合もあります。ところが曖昧な文章は、ことと次第では困惑を招く恐れもあり、つじつまが合わなくなることも覚悟しなければなりません。中間色で表せばピンクか灰色?かも・・・・。例えば、安全保障法制の骨格では、国際的な平...ぼかす

  • 忙しいTV観戦

    昨日、アメリカ・マイアミで決勝の「第5回2023WORLDBASEBALLCLASSIC」では、日本が米国を破り、世界一奪還を果たしました。大会MVPは、投打で活躍した大谷が選ばれました。午前中、TVコマーシャルが始まると途中でチャンネルを切り替え、阪神甲子園球場で行われている「第95回記念選抜高等学校野球大会」のテレビ中継を時々見ていました。午後になると、大相撲・大阪場所が始まり、高校野球は両チームがチェンジする度に相撲に切り替えて、1日中TV観戦でした。昔、千葉市に住んだことがあり、専大松戸(千葉)のエース・平野大地選手に注目していました。最速150キロの速球を投げ、今大会ナンバーワン右腕との評価があるのです。大相撲は、全勝で単独トップの西前頭5枚目・翠富士(伊勢ケ浜)に注目し、東小結・若元春(荒汐)...忙しいTV観戦

  • 春 分

    春分の日は太陽が春分点を通過した瞬間のことをいい、この考えが採用されて、令和5年(2023年)は、きょうが春分点の日に該当するとか・・・。つまり、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことで、春分に該当するきょうは、自然をたたえ、生物をいつくしむことを趣旨とした国民の祝日となっています。また春分の日は、きょうを境に、秋分の日まで夜の時間がだんだんと短くなるというもので、昼の時間が徐々に長くなり、植物の成長が速くなり、農作業は忙しくなるというものです。きょう午前中は、町内老人クラブ「小美楽山会(おいらくさんかい)」の総会が、本年度に亡くなった会員の追弔会が晴天山・順正寺で開催後に行われます。町内老人クラブは昭和48年に、会員66名で結成され、今年で50年の記念総会です。当時の高齢者...春分

  • 田舎での暮らし

    今週の月曜日から、13万キロ乗ったトヨタの7人乗れる自家車から、同じトヨタの5人乗りの車に換えました。胴長車で苦労してきましたが、狭い車庫入れや駐車場への運転が容易になって、ストレスが1つ減り、満足しています。乗り換えた車は屋根が高いこととスライドドア、そしてドアロックが容易なことで気に入っています。最近、街中で走る名鉄タクシーがロンドンタクシーのような、屋根の高い車で走っていて、使い勝手が良いなと思っていたところです。自動車業界は今「100年に1度の変革期にある」といわれています。半導体の不足は、政府も自動車メーカーと一緒に取り組んでいるほど深刻なようで、新車の購入には時間が必要のようです。また、消費者の購買行動も、ここ数年で大きな変化が起きていて、インターネットが普及してからは自分で調べて探せるため、...田舎での暮らし

  • 春が来た

    「暑さ、寒さも彼岸まで」と言い、季節の変わり目は過ごしやすい日が続いたかと思うと、一気に気温が高くなり、蒸し暑い日や、雨の日になったりして、気象の変化による体調の不良は「気象病」とも言うそうです。気温や湿度の変化に悩まされる時期になりました。適度の運動や入浴など、体の血行を良くするのも効果的だと言われます。特にこの時期、バランスの良い食事をとり、生活のリズムを整え、風邪をひかないように温かくして寝るなど、普段以上に健康に留意した生活を送り、気候の変化に合わせた体調管理を行うことで、心身ともに健康で過ごしたいものです。2023年春闘が集中回答日を迎え、多くの大企業が高水準の回答を示した様子です。各家庭では消費するモノやサービスの値段は今年1月に前月比4.1%と高い水準を示していて、春が来た所得とは言えない様...春が来た

  • [歩]

    晴れた日など暖かい日には、外へ出て歩くことも楽しいものです。好天に恵まれた昨日は、NHK大河ドラマ「どうする家康」でにぎわう岡崎城のある公園内を2時間半、小美楽山会(町内老人クラブ)のメンバー19人と歩いてきました。徳川家康遺言の碑には、「わが命旦夕に迫るといへども・・・・(中略)・・・天下は一人の天下に非ず天下は天下の天下なり・・・・」(天下は、一人のための天下ではない。天下とはすべての人のものであり、政務をつかさどる者は、そのすべての人のために天から託されている)と解釈されています。現在の政治家も、大いに学ぶべき遺言ではないかと・・・・。NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ」の舞ちゃんが出産し、名前を「歩(あゆみ)」と名付けました。「前を向いて進む子であってほしい」との願いを込めたようです。「歩」とい...[歩]

  • 脱マスク

    新型コロナ対策のマスクの着用について、『きょうから個人の判断に委ねる』という政府の方針を受け、今後マスク着用について、しばらくの間「脱マスク」と「着マスク」がきっ抗すると思われます。「マスク生活に慣れたので、口元を見られることに抵抗がある」と感じる人と、「顔を見られる機会が増えるので、肌の手入れや歯のケアが気になる」との声もあるようです。私は眼鏡をしているので、冬は曇って前が見にくくなり、「早く脱マスクを!」と思っています。この3年間、「全ての人にマスクを着用」というのは、日本の新型コロナウイルス対策の象徴でもありました。今後、着用は個人に委ねられましたが、ウイルスがいなくなったわけではありません。科学的な根拠というより政治的判断でしょう。高齢者や基礎疾患のある人が感染すると症状が重くなるリスクがあり、医...脱マスク

  • 南海トラフ地震

    2011年(平成23年)3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖でマグニチュード9.0の地震が発生し、死者と行方不明者の合計は約2万6,000人、多くの尊い命とともに家屋や産業に大きな傷跡を残しました東日本大震災の被害規模は16兆~25兆円にのぼると言われています。死者と行方不明者10万5、000人の関東大震災に次ぐものでした。そして南海トラフの巨大地震は近い将来の発生が懸念されるといわれています。東京大学地震研究所の調査で分かったそうで、地震による大津波は、陸地をはい上がった高さ37.9メートルにも達していたとか、防潮堤の安全神話は完全に崩れ去ったといってもよさそうです。予測される南海トラフの巨大地震が起きれば、有識者は満潮時に津波が重なれば、高知県黒潮町の34.4メートル、中部電力浜岡原発(静岡県御...南海トラフ地震

  • 家 飲み

    コロナ禍によって、自宅で酒を飲むことが多くなり、人との会話の機会も少なくなり、打つ手がないというか、この状況が3年も続いて、私はどの様にすれば良いかを考えさせられる期間でした。オンライン飲み会のツールは、誰でも簡単に導入できる手法といい、Zoom,Teams,Google,Skype,FaceTime,LINE、などがあります。いつでも場所を気にしなくても良いことや、遠距離でも行えるメリットがあります。しかし、これらのツールは、リモートワークで使い慣れている人は別ですが、定年を過ぎた人にとっては即実行ではないと思います。そして、昔から「仲間と同じ釜の飯を食う」と言われてきましたが、オンラインではそういきません。当初、新型コロナは新しい感染症でわからないことばかりで、そのため政府も自信をもって話せることが少...家飲み

  • 個人情報

    人はどんなに元気で明るくしていても、孤独な部分や、場合によっては劣等感の部分をもって暮らしているのでは・・・・、私と共通しているのだなあと思うことがあります。普段は、そういう弱いと思われる部分をあらわにして暮らしてはいません。しかし、互いにその部分に触れ合うことができるようになれば、長く付き合えるような気がするのです。相手の欠点や弱みを全部受け入れて、いいかえれば深く理解して、個人の情報を守ることが、信頼を得てつながるのではないかと思います。今の社会では、スマホなどコンピューターの利用が一般的になり、さまざまな情報が無制限に利用できるようになり、個人のプライバシーに関わる内容が第三者に容易に知られてしまいます。私生活があらわになることから、個人情報に関心が高まって、規制が必要となり法律ができました。これら...個人情報

  • しつけ

    10年前(2013年)に、このブログでNHKの報道番組で「大阪市の高校教諭が“しつけ”と称して体罰をしたことで懲戒免職になり、この番組を見て当時の社会情勢や子どもの教育について、素人なりに「複雑な思いをした」と書きました。私は明治生れの父親から「バカもん!反省しとらん」と、ビンタを食らったことがあります。親は後で“しつけ”を解説してくれましたが、体罰は決して納得できませんでした。しかし、当時は家庭での体罰や口頭注意を問わず「罰することによって許すこと」が「しつけ」であって、必要なことだと思っていました。2020年2月に、国は“体罰などによらない子育てのために”という、ガイドラインを設け、体罰は、軽くても「苦痛や意図的な不快感をもたらす行為」として禁止し、しつけは、子ども自身を伸ばし、「社会において自律でき...しつけ

  • 大河ドラマ・家康

    きょうは「ひな祭り」、「桃の節句」と呼ばれ、この節句という言葉は、「上巳(じょうし)の節句」で、古代中国では忌日(いみび)とされ、桃の花には長寿や魔除けの力があると考えられていて、桃の花が厄払いに使われていたことから「桃の節句」と呼ばれるようになったとか・・・。「暑さ寒さも彼岸まで」と言い、3月に入って1・2日は4月のような陽気でしたが、まだまだ寒い日も来るかと思います。少しでも気温が上がれば外出する人も多くなり、岡崎でも梅の花が見頃で南公園の梅林を散歩してきました。日曜日の夜は、ほぼ毎回のようにNHK大河ドラマを見ています。今年は「どうする家康」で、岡崎で生まれた竹千代⇒元康⇒家康が主人公で、1昨年の大河ドラマ「晴天を衝け」の俳優・北大路欣也さんの風格がある家康の演技を見てきたこともあり、その差を感じざ...大河ドラマ・家康

  • 新 聞

    近ごろ、新聞を購読していて気になることがあります。それは新聞広告で、織り込み広告は無料ですが、新聞に印刷されている広告は、私が購入する新聞代金に含まれていると思えば、広告もお金を払って購入しているという事です。もちろん、新聞社が掲載企業から広告料を得て発行していますから、その分読者は安く読むことができると考えれば、やむを得ないことかもしれません。「ケチな考えは休み休みにしなさい」と言われればその通りかもしれません。コロナ禍以前は広告掲載率が3割以上を占めていた海外旅行でしたが、最近では「3年ぶりの海外旅行へ」と、再び旅行広告が増え始めました。この3年の間は、膝関節や腰の傷みに効果のある健康補助食品や健康器具、生命保険など、高齢者向けのカラダに関する宣伝広告が増え、「全面広告」のページも目立ちます。経済新聞...新聞

  • どうする戦争

    ロシアとウクライナの戦争を終わらせるのは、いかにすべきかを世界中が気にしています。日本の役割は?・・・「人道援助、戦後の復興に支援する・ロシアに対する経済制裁・核戦争とならないよう主張する・仲裁役となる」などが語られています。ウクライナへ侵攻したロシアが撤退をすれば、戦争は終わると思うのですが、ロシアはウクライナ東部に住むロシア系住民を守ろうとする言い分や、いったん侵攻したロシアが撤退したとなると敗北であり、引くに引けない状態では・・・・。ロシアは、ドイツやウクライナを経由してヨーロッパへ天然ガスを供給してきたことから、エネルギーの安定供給という経済戦力を持っていて、決してこの戦争に負けるとは考えていないようです。日本、あるいはNATO(北太平洋条約機構)は、ロシアに対する経済封鎖をしたとしても、致命的な...どうする戦争

  • 抗老化

    年齢を重ねると、何才になっても「若々しくいたい」と思う気持ちは持つと思います。「老化予防とアンチ・エイジングの健康法」なる冊子が読まれ、いくつになっても若さを保つためには、免疫力を高めておくことが必要でしょう。外見や行動だけでは何歳なのか全くわからない人、同じ年齢でもズッと若く見える人、反対に老けて見える人もいます。私が思いますのに「気持ちが若々しいかどうか」で、大きく差が出るような気がします。つまり、若い時の意欲や感情を保ち続ければ、アンチ・エイジング(抗老化)できると思うのですが・・・・。今や65歳定年といわれていますが、最もマズイと思うことは、定年と同時に今までの人間関係を切ってしまう人がいることです。新しい仲間がすぐできる人は心配ないのですが、少なくとも飲み友達は必ず残しておく、これが老化しないコ...抗老化

  • 自 衛 隊

    3月を思わせるような暖かい日が続いたかと思えば、春はまだかと思わせる日もあり、季節の移ろいの中で、農作業の段取りを決め、コロナが落ち着き始めた近ごろでは、商売する人も春を当て込んで商品を準備し、そんな暮らしを通じて私は四季の情緒を感じ取っています。きょうは天皇誕生日の祝日で、お休みの人も多いことでしょう。暖かい日であれば気分が高揚しますし、季節が足踏みすれば春を待つあいだに、種まきの準備が進みます。今年に入っても、ロシアがウクライナへの侵攻は止まず、ロシアのプーチン大統領の年次教書演説の内容は、ウクライナはソビエト時代の自国意識ではないかと思わせます。侵攻からやがて1年ですが、常任理事国ロシアの反対によって国連の無力さを露骨に感じさせます。日本は、海外に対する政治・軍事的野心を一切持たず、抑制が効いた対外...自衛隊

  • 戦争と食ベ物

    1942年(昭和17年)2月21日のきょう、「食糧管理法」(食管法)が公布され、戦時下の食ベ物の需給を安定させる目的で、米や麦などの食ベ物の生産・流通を政府が管理し、この法律は1995年(平成7年)に廃止されました。1945年(昭和20年)戦争は終結しましたが、穀物の配給はままならず、その他の食ベ物もなく、食糧難は最も深刻となりました。また、食糧の国際的割当統制が敷かれていて、ヤミ米の価格は公定価格の50倍近くに跳ね上がり、米の不足は、麦・芋などの代替食が盛んになりました。ちなみに、やみ米の値段は、現在のコメ30キログラム(一袋)で1万円程度ですから、単純計算で約50万円の取引となり、驚くほどの超インフレ価格でした。1982年(昭和57年)、食糧管理法が改正され、配給制度の米穀通帳の発行は廃止され、自主流...戦争と食ベ物

  • シイタケを食べる

    裏山からシイタケの原木(根元が直径約20センチ)を1本切り出して、ホダ木12本(長さ約90センチ)を作り、シイタケ菌を接種して、裏庭の日陰に仮伏せをしました。(本伏せは6月下旬に予定)シイタケは、英名でシイタケ-マッシュルームと呼ばれるそうですが、名前からもシイタケは日本独特のキノコ食材かもしれません。シイタケはハラタケ目-キシメジ科に分類されるキノコで、現在は東アジアで食用菌として栽培され、日本の他、中国、韓国などの諸国で栽培され食用にしています。シイタケ栽培は農家だけではなく、最近ではホームセンターなどで、栽培キットが販売されて、1本でも手軽に始められ、家庭で本格的な原木栽培を楽しめます。うま味成分が多く出ることから出汁(だし)の食材として日本食、中でも精進料理の一品として食卓に上る機会が多く、きのこ...シイタケを食べる

  • いい湯だな!

    冬の寒さが3日間続くと、その後4日間は温暖な日が続き、また寒くなるというように春先に低気圧と高気圧が交互に日本列島を横切り、気温の周期的な変化を季節の言葉を「三寒四温」言います。この季節は入浴事故による死者が後を絶たないといいます。入浴すると気持が良くスーッと意識が失われ、症状が表れたときには既に自分で助けを呼べない状態になって、いるといいます。そのまま死に至るケースが多いといいます。浴室で倒れた人を見つけた場合は、溺死を防ぐため浴槽の湯を抜いてから119番通報を心がけると良いようです。できることなら、倒れた人を浴槽から出して床などに寝かせ、体が冷えすぎないよう毛布などで包むと良いと思います。体調が悪いときや飲酒したときの入浴は避け、脱衣所と浴室内を暖かくし、湯船につかるのは10分以内で、入りたければ休憩...いい湯だな!

  • 春一番

    少しずつ春に近づくこの季節、春一番を境に本当の春が近づいてきます。立春から春分までの間で、初めて吹く南よりの強風を春一番と呼び、2022年の春一番は、2月15日に北陸地方、3月5日に関東と東海地方、3月18日に九州南部・奄美地方で観測されたようです。風速8メートル以上の風で、春一番が吹いた日は前日より気温が上昇し、その後は寒さが戻ることが多いのです。必ずしも毎年発生する訳ではなく、もしこの間に強風が来なかった場合や風が吹いても気象台の認定基準にあてはまらず「春一番の観測なし」とされる年もあるようです。元来は漁師が風を表す言葉の一つとして使っていて、江戸の末期に長崎で、強い南風により漁船が転覆して53人が亡くなり、この頃から強い南風を「春一番」と呼ぶようになったとか・・・・。春の到来とともに、この時期、サラ...春一番

  • ニーサ

    昨年11月、政府は個人の「資産所得倍増プラン」として、令和5年度税制改正大綱で、2024年からNISAが抜本的に拡充することなどで注目されています。例えば、株式の運用資産で得た10万円には10万円×20%の税金⇒約2万円の税金が掛かり、手取りは約8万円ですが、NISAであれば10万円の運用所得は非課税で、まるまる10万円を受け取ることができます。今年度の税制改正大綱で、非課税期間5年が無期限となり、年間投資上限が2倍の240万円に、積み立て投資や一般投資の併用が行えるなど、資産運用の魅力が高まるというものです。株式投資ですから、市場の状況によっては、「損切り」で売却する必要があるかもしれません。保有している株式の将来が見通せなくなったとなれば「損失が大きくなる前に売らねばならない理由」があるなどは、残りの...ニーサ

  • 新たな建国

    きょうは「建国記念の日」で、古くは日本書紀で神武天皇が即位した日といわれ、戦前は紀元節として祝日でした。戦後廃止はされましたが、昭和41年(1966年)に「建国記念の日」として再び祝日となりました。神武天皇は歴史学上では、「神話」として位置づけられているようで、実在の人物ではなく、建国記念の日が成立するまでには「日本の正確な起源など、わかっていないのに建国記念など定められない」など、専門家による多くの議論があったようです。神話であれ何であれ、何処かでスタートがあったのですから、現在の日本の国の形があるわけで、まあ、気にしないで記念の日を機に「国を愛する心を養う日」と考えたらよいかと思います。近ごろでは、仮想通貨なるものも現れ、仮想空間(メタバース)で、アバターとして動き回ることができる世界が出現し、文字や...新たな建国

  • 厭離穢土 欣求浄土

    NHK・2023年大河ドラマ(第62作)、脚本家・古沢良太さんが、新たな視点で、歴史上の有名な人・徳川家康の生涯を描くなか、死ぬか生きるかの大ピンチで、生まれ故郷岡崎の大樹寺(だいじゅうじ)へ・・・、厭離穢土欣求浄土(おんりえど・おんぐじょうど)を家康の旗印としました。旗印の意味は「汚れた世の中を、美しい平和の世になるようにする」と、家康公の願いが込められています。戦国時代は、武田信玄の「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山(通称・風林火山)」など、“文字を並べる旗印が流行した影響”かも・・・・。家康の御旗「厭離穢土欣求浄土」は「生を軽んじ、死を幸いにする」という身構えを示したもので、大樹寺住職が一向一揆側の鎧(よろい)に「進是極楽退是無間地獄(前進すれば極楽、退却すれば無間地獄)」と記されたことを聞いて、...厭離穢土欣求浄土

  • 厭離穢土 欣求浄土

    NHK・2023年大河ドラマ(第62作)、脚本家・古沢良太さんが、新たな視点で、歴史上の有名な人・徳川家康の生涯を描くなか、死ぬか生きるかの大ピンチで、生まれ故郷岡崎の大樹寺(だいじゅうじ)へ・・・、厭離穢土欣求浄土(おんりえど・おんぐじょうど)を家康の旗印としました。旗印の意味は「汚れた世の中を、美しい平和の世になるようにする」と、家康公の願いが込められています。戦国時代は、武田信玄の「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山(通称・風林火山)」など、“文字を並べる旗印が流行した影響”かも・・・・。家康の御旗「厭離穢土欣求浄土」は「生を軽んじ、死を幸いにする」という身構えを示したもので、大樹寺住職が一向一揆側の鎧(よろい)に「進是極楽退是無間地獄(前進すれば極楽、退却すれば無間地獄)」と記されたことを聞いて、...厭離穢土欣求浄土

  • ものもらい

    1歳年上の義兄が救急車で藤田医科大学岡崎医療センターへ運ばれ、急いで病院へ駆けつければ、何時逝っても仕方ない状態だと医師に告げられて13日間、頑張って生き続けた義兄、静かに逝ってしまいました。この季節は火葬場が混み合っていて通夜・葬儀が行われたのは予定より2日遅れ、この間に私は心身ともに疲れ果てました。病院へ何回も足を運び、この状態で私は何もできなく、ただただ空しい日々が続き、人はこのようにして世を去って逝くのかと思うと心残りでなりません。葬儀も終わって2月4日土曜日の朝、目覚めると左目が「ボーッ」として、雲が掛かったような状態で起き上がり、また始まったかと再発の“ものもらい”です。“ものもらい”は、まぶたの縁や裏へ細菌が感染することや、眼の乾燥を防ぐ役割の腺の脂が詰まる原因で、まつ毛の根元や裏側に炎症が...ものもらい

  • 悪質なカネ 集め

    きょうは暦の上で「立春」です。まだまだ寒い日が続きますが、懐の暖かい人は悪い奴らに狙われるので注意が必要です。「オレ・オレ詐欺」が社会問題として取り上げられたのは20年ほど前からです。親族、警察官、銀行員、弁護士などを装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金などを名目に金銭を脅し取る手口や、「キャッシュカードが不正利用されている」などと偽り、自宅を訪れ巧妙な手口を仕掛け続けて、現金を奪い取る詐欺グループが現れ、ワナに掛かった高齢者は自らを責め、命を落とす人もいるなど、悪質な事件が続きました。報道によれば特殊詐欺事件で、警察はこれまでに約70人を逮捕し、判明した被害額は60億円以上にのぼるとのことでした。最近では、詐欺手口が明らかになるにつれ、凶悪な強盗事件が続発していいて、東京・狛江市では、被害者の高...悪質なカネ集め

  • 葬儀の変化

    日本の葬儀は、「家」を中心に行われ、封建時代の家族制度によって血縁で結ばれた「家」の概念により、本家・分家の関係、親族の関係、または「家」と地域との結ぶ「社会的な儀礼」として行われていました。昔は、通夜、葬儀は自宅で行い、亡骸は町内の墓場の隣に火葬する広場へ運び、ワラや薪を積み、火を付けて焼き、夜中に近所の人と焼け具合を見に行ったことがありました。そして、葬儀は時代とともに変化し、住み慣れた自宅での葬式から、スペースなどの都合もあり葬式場ホールで行い、公営の火葬場へ運ぶようになりました。2月になって、1日は町内の老人クラブ会員の葬儀が神式で行われ、きょうは「義兄・杉本勝さん」の葬儀が仏式で行われます。新型コロナの感染防止によって、親・子・兄弟でといった、葬儀も直系親族および近しい親族や親交の深かった人だけ...葬儀の変化

  • 終結を求めて

    戦後78年を迎える今年、この時代になってもウクライナとロシアの戦争が行われ、どちらの国に加担しようが、周辺の諸国はその影響を受け、精神的、経済的な負担を強いられています。戦争は、相手の国のトップを取り巻く首脳陣の、感情が初期段階での“もつれ”から起きることが多く、日本が行った先の戦争も同様でした。その感情が国民へ伝える情報機関の役割も大きいことは見逃せません。冷静さを失わぬことです。報道されているのはウクライナの人々の被害が多く、ロシアの人々が戦争をどの様に考えているか、正確には伝わっていないような気がします。両国の若者が家族や国の行く末を案じて、多く兵士が死んでいることを忘れてはなりません。戦争が始まってやがて1年になろうとしています。長引けばその傷はますます深まり、終決をするには大きなエネルギーが必要...終結を求めて

  • <命>いただきます

    正月3ケ日が過ぎ、もう1月は最後の日となりました。年齢を重ねると時が猛スピードで去って行く気がします。そうなると、命の根源“食”に感心が向きます。終戦直後の日本は穀物が大幅に不足することになり、飢えに苦しむ人が多くいて、アメリカから小麦の輸入と、米は「食糧管理法」ですべて管理され、農家の我が家も自給米以外はすべて管理され、共同出荷となりました。家では、動物性タンパク質を、ニワトリ、ウサギ、ヤギなどを飼っていて、卵、乳、肉を自給自足としていました。ご飯は、たとえ1粒でも感謝して残さず食べ、副食の野菜や肉、卵、果物も大切に扱い、決して残すようなことはありませんでした。植物や動物の生命をいただく事から、食事前の「<命>いただきます」食後の「ごちそうさま<感謝>」の言葉を忘れたことはありません。おいしい物を食べ、...<命>いただきます

  • 通話料金

    1970年(昭和45)年の1月30日に、公衆電話の市内通話料金が1通話10円で、時間は無制限だったのが、この日から3分間で10円の実質値上げになりました。今思えば、とても分かりやすい料金設定だったと思います。ところが現在は、東日本や西日本など地域によって異なり、固定電話や携帯電話、インターネットとのセット料金など重なって複雑となり、1通話何円、何分間話して何円などと換算するのは難しく、いくらで利用しているかなど、分らないまま適当に通話しています。したがって、節約しようにも仕方が分らず、「えーい!必要なものは必要なのだ!」と話しています。電話料金は合算され、自動で金融機関から引き落としなので、なおさら幾らなのか、1通話や何分間話したなど知るよしもなく、間違って引き落とされることはないにしても、物価が高騰する...通話料金

  • 物価・賃上げ

    昨年も愛知県主催の中高年者再就職支援セミナーを、やまて企業組合名古屋支店が受託し、名古屋、豊田、豊橋、小牧で合計10回行われ、私が経験した再就職の話を中心に、セミナー講師を務めて来ました。『日本の企業は、業種の資本金や従業員数によって大きく分けると、大企業は1万2千社(0.3%)と、中小企業は419万8千社(99.7%)に分けられ、日本国内では圧倒的に中小企業が多く、約70%の人々が中小企業で働いていて、目指すのは中小企業ですよ』と、話して来ました。国会開催中の岸田首相は、経済界に物価上昇率をこえる引き上げを求め、“大手企業の賃上げ”の動きは加速している様子です。中央の波を好機と捉え、地方の労組は今春闘への準備を本格的に始めているとのことです。物価の上昇は、ウクライナの戦争以前から徐々に上昇を続け、戦争に...物価・賃上げ

  • おじやと雑炊

    各地で寒波が到来し、3年前に寒波とともに到来した新型コロナウイルスは、現在も感染し続け、全国で3,200万人も感染したようですが、ワクチンの接種が進み、政府も季節性インフルエンザ都道などの感染症法上での位置づけを「5類」に引き下げて、コロナ禍は新たな局面をむかえることになりそうです。寒いときは暖かい鍋物でも食べて体調を整え、免疫力をつけてウイルスに負けないようにしたいものです。“暖かい鍋物”といえば、おじやと雑炊を思い浮かべます。「おじや」や「雑炊」は、暖かいというより熱いうちに食べるべきで、冷めるとおいしくありません。「雑炊」はご飯を洗ってから使い、塩や出汁で作ったものを言い、具が多くミソなどで味を付けて食べるため栄養タップリです。「おじや」は少し粘り気があります。「おじや」は、鍋料理や煮込み料理を意味...おじやと雑炊

  • マスク生活3年

    新型コロナの感染症法上の位置づけが、どうやらこの春にも「5類」に引き下げられ、3年に及んだコロナ禍は新たな局面をむかえることになりそうです。政府は感染症法上の位置付けを5類に見直し、屋内でも原則マスクの不要へと指針を緩和する方向性を示しました。マスクなしの生活が近づくことを歓迎する一方、感染への不安から「いつ外すかは分からない」と戸惑いの人もあるようです。現在は感染したり、人に移したりするのが怖いから着用しているけど、5類になれば外すと言う人もいます。また、冬場はマスクが防寒対策にもなっていて、都合が良いという人もいます。マスク着用の歴史は疫学の歴史のようですが、1800年代には既に工場でのマスク有用性は理解されていたようです。コロナ禍は、安く手軽なマスクが感染予防効果を持つことを明らかになりましたが、防...マスク生活3年

  • 旧 正 月

    きょう新暦の1月22日は旧暦の正月です。新暦に対して明治初頭まで日本で使用されていた暦は「太陰太陽暦」で、6世紀ごろ中国から伝わり、それ以降、農作業や漁業で必要な季節の移り変わりとして活用されてきました。「太陰太陽暦」は、月の満ち欠けを基準に、ひと月の長さとして暦のベースで、1年間が354日のです。中国の旧正月(春節)を始め、アジアの多くの国では旧正月を祝う伝統があるようですが、明治維新後、日本は西暦に変わり、新暦の1月1日を正月と呼び、太陰暦は「旧正月」と呼ぶようになりました。戦後の農家で育った私は、種まき、田植え、田の草取り、稲刈りや畑の収穫作業など、両親は神社が発行する「暦の一冊」を参考に、農作業の計画を立てて行動していることを見て旧暦に興味がありました。もともと父は漁師の家で育ったこともあって、潮...旧正月

  • つまらない紅白

    旧暦の正月を明日に向かえ、昨年(新暦)の大みそかを思い出しています。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦の評価がネットでも話題となっていて、「紅白がつまらなくなった理由は、人気歌手が出場しない」ことにあると言います。昔の紅白歌合戦ではなくなってしまい、以前、大みそかは必ず見るものというスペシャル感がありました。気に入った歌手は出場しなく、売れている歌手はほとんど出ない印象です。年齢層が高い人が見るのが紅白だと思うので、この際、全世代向けというより高齢者向けに徹底してはどうかと思うのです。紅白がつまらなくなった理由は、全部の世代に受けようとしているからだと思うのです。制作側は昔のように家族みんなでテレビを見る前提で歌を詰め込んでいますが、万人に受けようとするあまり、だれにも受け入れらない中途半端な番組になっている...つまらない紅白

  • 大寒の風呂

    今年の大寒(だいかん)は、1月20日から2月3日で、一年の内で最低気温もこの時期に記録される寒い時期で、大寒の最終日(立春の前日)が、豆まきでおなじみの節分です。わが家の給湯器が故障し、正月中は銭湯へ通いましたが、大寒を待たずに新しい給湯器の設置が終わり、自宅で風呂に入ることができています。小学校の高学年の頃に、親から自宅の風呂当番を言いつかり、井戸の手押しポンプで水をバケツへくみ、五右衛門風呂に入れ、山から集めた松葉と新聞紙で火を付け、薪(たきぎ)を燃やして湯を沸かし、入ったものでした。家を建て替えた約40年も前の話ですが、それまで風呂は薪を使って湧かしていて、湯に入るまでの準備が大変でした。しかし、湯に入る幸せをしっかりと感じ取っていて、現在のように簡単に入れる風呂とは別物のように思えます。風呂の窓か...大寒の風呂

  • 最後の別れ

    新型コロナの感染が初めて確認されてから3年が過ぎ、人口の約4分の1が感染者となり、死者は6万人をこえました。感染が報じられて3年間、町内では老人クラブの会員120名のうち14名が亡くなりました。この間に会員がコロナに感染して亡くなったかどうかは不明ですが、これらの人たちは帰って来ません。コロナは命を奪っただけでなく、家族との見舞いや最後の別れにも制約を課し、病室で遺体と対面できないことや、火葬場に入れないなどの例もあったようです。その後、遺体からの感染リスクは極めて低いと確認され、遺体を包む袋の使用を不要とするなど、緩和は進んだものの、コロナ感染ではない人も同じように、葬儀も参列する人も感染防止のため訃報を知りながら、参列を控えてきました。毎日のように、同じ公園でグランドゴルフの練習をした仲間の突然の死に...最後の別れ

  • 防ぐ意識

    6,434人が犠牲になった阪神大震災はきょう、発生から28年を迎えました。戦後初めて大都市を襲った直下型地震の記憶と教訓をどの様に伝えるか、きょうは防災意識を保ち続けるか大切な一日です。そして、新型コロナウイルスの流行が始まってから3年が経過しました。日常における感染対策はすっかり生活の一部となり、私たちの生活は3年前と比べると、大きく変化しました。始めは不安で戸惑いも多い感染対策でしたが、長らく続いたことですっかり慣れてしまいました。マスク着用や手洗いは生活習慣として定着しましたが、三密と言われる『人と話すときは一定の距離をとるようにしている【密接回避】、不特定多数の人が密集する場所を避けている【密集回避】、換気を心がける【密閉回避】』は、やや意識の変化が生じてきたように思います。数回のワクチンを接種し...防ぐ意識

  • カレーライス

    日本のカレーは、明治の初めごろインド料理を元にイギリスを通じてもたらされた後に、日本で独自の発展を遂げ、とろみのあるカレースープに、肉や野菜などの具が豊富に入れられているのが特徴で、明治5年にはカレーライスの作り方を紹介した本も出版されたようです。私の大好きなカレーライス、基本の材料は玉ネギ、人参、ジャガイモ、豚肉、水、カレールー、ご飯ですが、少量のニンニク、ショウガを入れると一段とおいしく感じます。食材の中の「玉ネギ」は、和洋中問わず、どんな料理にも欠かせない野菜で、焼いても煮ても生でも食べられ、オールマイティさが誰からも好かれ、血液がサラサラになり日々欠かせない材料です。玉ねぎの皮は、採れたてのときは真っ白ですが、空気に触れていると茶色に変色し、剥き続けても種は出てきません、皮を食べるのです。玉ねぎは...カレーライス

  • お平(おひら)

    冬の野菜、里芋、大根、人参、ごぼうなどの具材と糸昆布、干し椎タケ、油揚げ、コンニャク、豆腐、はんぺん、などを煮干し、しょうゆ、少しの砂糖で味付けて、大鍋でゆっくり煮た「お平」は、私の住む町内の自宅で行われる「法事」の「お非時」に、ご飯、ミソ汁、煮豆、香の物と一緒に出てきました。「お平」は、「年とり膳」の中の一品として、愛知・豊根村など奥三河地方で年末年始に食べられる郷土料理と言われ、愛知県北設楽郡豊根村にある「道の駅豊根グリーンポート宮嶋」で食べられると、先日のNHK・名古屋が夕方の放送「まるっと!」で伝えていました。文化庁では、日本の多様な食文化の継承・振興するため、地域で世代をこえて受け継がれてきた食文化を、「100年フード」と名付け、「きしめん」などとともに「お平」も“愛知の食文化”として認定されま...お平(おひら)

  • 鏡開きの日

    正月中はガス給湯器の故障で、自宅の風呂へは入れず銭湯通いが続きました。13日には新たな器具の設置が完了の予定ですが、こんな正月は初めてでした。きょう11日は、鏡餅を開く「鏡開き」の日です。餅を切る、封を切るという「刃物で切る」という言葉は、武家社会の風習だったもので、切腹を連想させるため、「切る」という言葉をさけて、「開く」という縁起の良い言葉を使っています。樽酒(たるざけ)のフタを割って開けることも「鏡開き」といいます。硬くなった餅を刃物で切る、樽酒の「封を切る」、たしかに餅を割る、フタを割るのですが、「切る」「割る」では縁起が悪く聞えます。鏡餅や樽酒のフタを「開く」と呼ぶ方が「運が開く」という意味を込め、良いと考えたからでしょう。餅は焼いたり煮たりして食べ、醤油(しょうゆ)や砂糖、塩などを用いて味を付...鏡開きの日

  • 二日酔い

    厚生労働省が推進する国民の健康づくり運動「健康日本21(第二次)」によると、「節度のある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコール、男性で約40グラム程度、女性で約20グラム程度、つまり日本酒では1~2合、ビールなら中瓶1~2本であるとされています。適当な飲酒量を理解していても、その日の体調やコンディションによって、お酒の回り具合が左右されます。同じ飲酒量でも、飲み方によって酔いが早く回ってしまうものです。ついつい毎日のように飲み過ぎるなど、「迎え酒」が習慣になると、アルコール依存のリスクは高まります。二日酔いの対策はさまざまな方法がありますが、本気で避けたいなら、飲酒量を減らすことが先決です。最も避けたいのは「迎え酒」で、一時的に感覚がマヒして頭痛や吐き気などのつらい症状を感じにくくなりますが、深みにはまる...二日酔い

  • 運が向く?

    運が良い(幸運)とは可能性のないことを、偶然可能になったことなどを言います。反対に運が悪い(不運)とは、楽しみにしていた旅行の日に風邪で熱が出て、行けなくなってしまうことなど、思いもよらないことを言います。運が良いことを「運が付く」とか「運が向く」などといい、物事をポジティブに考えます。運が付くようにと、非科学的と言われようが何であろうが、昨日は熱田神宮へ友人3人で御参りしてきました。熱田神宮の神様も、後期高齢者3人に「幸運」を頼られ、悩んだかもしれません。昨日から運が付いてきた予感がします。うまくいくときには何をしても良い結果となるものです。「運」は生まれたときから定まっているなどと言われたこともありましたが、たぶんお参りしたので「運」が付いた気がするのでしょう。一方、「運の尽き」などと、運が悪いとネガ...運が向く?

  • 七草がゆ

    7日は“七草がゆ”の日で、急に値上がりした野菜に頭を悩ませながら、おせち料理で疲れた胃を休め、不足している栄養素を補うために冬場にかけて万病を除くとしてのおまじないで食べるものと言います。「セリ、ナズナ、ゴギョウ(母子草)、ハコベラ、仏の座、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)」七種の草を包丁でたたいて”かゆ”に入れ煮ます。1月7日は旧暦でしたから、今の暦の1月7日では、まだまだ寒くて七草が芽を出すにはほど遠くて“七草かゆ”を作ろうと思えばスーパーで買うしかありません。1月15日の“七種かゆ”の穀物「米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・ミノ・ゴマ・小豆」も、やはり体に良さそうですし、季節感もあってなかなかよいものです。近ごろは食生活が豊かになって、好きなものを好きなだけ食べられる時代になりました。戦前・戦...七草がゆ

  • 今年こそは

    「卯年」が始まりました。株式市場の卯年は縁起が良いと言われ、景気が上向きに跳ねるとの格言がありますが、前の卯年はリーマンショックと東日本大震災による原発事故で株価は大幅に下落しました。そうかといって、その前の卯年は、円高ドル安でゼロ金利政策を導入することで株価は高騰するという、必ずしも格言通りの株価にはならず、はたして今年の動きはどの様になるのでしょうか。ウサギの耳が長いのは音声の情報を素早く捕らえ、天敵から逃げるためにあり、一方、走る際に生じる熱を表面積が大きい耳から発散させる役割もあるといいます。情報の世界は株価だけに限らず、再就職を目指す中高年にしても、支援セミナーでは「成功するには、やる気と情報量」と話してきました。周囲の環境を理解し、耳や目で情報をいかに収集して、行動を起こすことこそ成功のカギを...今年こそは

  • 元 旦

    “あけましておめでとうございます”謹んで新年のお祝いを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。世の中が新型コロナウイルスの感染で振り回され3年が経過しました。感染防止対策で外出を自粛するため街から人が消えることもあり、交通、観光、飲食など、あらゆる産業へ影響を及ぼし、経済の低迷と混乱は避けられませんでした。ワクチンの接種と、手洗い・マスク・スペースに加えて、疲労過多・睡眠不足・栄養不足・ストレスなどを避け、体の免疫力を高めて、体内にウイルスが入り込んでも、打ち勝つために、日頃から生活習慣を整える努力をしてきました。それでも、感染は避けられそうになく、既に全国では感染者の累計では約3千万人、つまり4人に1人は感染した模様です。ワクチンを接種しても感染はするようですが、重症になる確率は下がるとか・...元旦

  • 私の十大ニュース

    今年は、新型コロナのまん延防止対策がなされて3年になり、ロシア軍がウクライナに侵攻し、将棋の藤井聡太さんが10代で5冠、安倍元首相(67歳)が選挙応援演説中、銃撃され死亡、プロ野球ヤクルトスワローズの村上選手が史上最年少で三冠王に、1ドルが150円を突破するなど、いろいろありました。一方、エリザベス英国女王の国葬が行われ、海部俊樹さん、石原慎太郎さん、西郷輝彦さんが死亡するなど、世代が大きく変わろうとしています。大みそかを明日に迎え、きょうは恒例の『私の十大ニュース・2022』を並べます。・愛知県主催・中高年再就職者支援セミナー(名古屋市、豊田市、豊橋市、小牧市で全10回開催)の講師を務める・新型コロナウイルスワクチン5回目を接種する・岡崎市で統計調査員研修を受ける・春・夏・秋・年末の交通安全の街頭監視活...私の十大ニュース

  • 祝い酒

    今年も残すところ4日、正月には家族や親戚が集まって、新しい年の始めを祝います。正月に「祝い酒」として飲まれる「おとそ」ですが、正月のお酒は「おとそ」だけではありません。この地方では、日本酒を「おとそ」と称して飲むことが多く、古くから神々への供え物とされてきた日本酒です。さまざまな儀式や行事に欠かせなく、正月以外にも、祭りや結婚式などの「祝い酒」として日本酒を飲む風習が根づいています。「おとそ」を飲む習慣は、京都の平安京で行われていた宮中行事からで、正式には清酒とみりん、“とそ散”を合わせたものが「おとそ」として広まったとも・・・・。私が住む町内では、大みそかの夜から元日の朝にかけて神社の境内で、大かがり火を灯して「御神酒(おみき)」の振る舞いが行われます。めでたい日に飲まれる「祝い酒」として親しまれてきた...祝い酒

  • 来年は家康

    来年はNHK大河ドラマ、「どうする家康」が、毎週日曜日放映される予定で、主人公の徳川家康が、全国各地で関連イベントが開かれ“家康イヤー”になりそうです。家康が生まれた土地ということで岡崎市も、静岡市、浜松市の商工会議所と並んで「全国家康公ネットワーク」という組織をつくって、家康をめぐる特別な企画を予定しているようです。岡崎市では、令和5年1月8日、市民会館あおいホールにて、大河ドラマ「どうする家康」東海プレミアリレーin岡崎が初回放送を出演者と一緒に見るイベントが開催され、全席指定の900名は既に締め切られています。岡崎市内を流れる乙川と伊賀川の合流点にある岡崎城は、家康が生まれた城として有名で、昭和34年(1959年)に天守が3層5階建で復興され、平成18年(2006年)に日本100名城に選定されました...来年は家康

  • 年賀状の力

    気がつけば2022年も残りわずか、毎年この時期から慌て出す「年賀状」ですが、今年は、受付が始まって直ぐ投函(とうかん)を終えました。近年は新年を迎えてすぐSNSで「あけましておめでとうございます」の連絡が入り、新年のあいさつはネットの利用で年賀状を減らす人が増えたようです。ネット利用は速くて強いのですが、やはり年賀状には年賀状の良さがあります。年賀状を書くときは、今年をふり返り、迎える新年に思いを巡らす良い機会です。届いた年賀状の余白に記された一言に元気をもらうことも多いのです。友人にはコロナ禍でしばらく会っていなく、家族の微笑ましい写真が届くと、元気で暮している様子から、思わずこちらも笑顔です。若くして妻を亡くした友からは、毎年個性のある年賀状が届き、生きていく厳しさと、生きている喜びを感じさせる、写真...年賀状の力

  • お金の価値

    平成15年(2003年)12月23日のきょう、クリスマス前日にデイトレーダーの男性が、名古屋テレビ塔から大量のドル紙幣(総額約100万円)をまき散らし、騒動を起こした日でした。株で簡単にもうけられたために嫌気がさし、テレビ塔の屋上展望台からまき散らしたとのこと、理由は「ドルは本来もっと価値が低いのに、政府・日銀が円売り・ドル買の為替介入を行っていることに腹が立った」とし、警察で男性は二度と騒ぎを起こさないと誓約したために当日中に帰宅が認められ、立件はされなかったようです。当時アメリカ合衆国アトランタで、株の取引に失敗したデイトレーダーは銃を乱射し、殺人事件が起こり、12人が死亡、13人が重軽傷を負ったので、デイトレードへの注目が集まっていて頃でした。日銀は20日の金融政策決定会合で、金利を極めて低い水準に...お金の価値

  • パトリオット

    きょうは、一年のうちで太陽が最も低く、昼が短くて夜が長い日「冬至」です。「冬至(湯治)風呂」と称して「ゆず湯」に入り、カボチャを食べると「中風にならず」あるいは「長生きする」という風習がこの地方にもあります。冬至は「一陽来復」で、冬が終わって春が来ること。転じて「悪いことがしばらく続いた後に良いことが起こるということ」を意味する言葉です。新型コロナの感染やロシアによるウクライナ侵攻が長引き、物価高騰で厳しい状況が続いた1年は、残すところ10日です。気を引き締めて新しい年を迎えたいものです。21日午後、ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのバイデン米大統領を訪問、ゼレンスキー氏の外国訪問はロシアによるウクライナ侵攻以降初めてで、バイデン氏は、「ウクライナがロシアの侵攻が続く限り祖国を守れるように」尽力...パトリオット

  • 村 上 様

    プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆選手(22歳)が、史上最年少で三冠王となったことをたたえる呼び方「村神様」が、今年の新語・流行語年間の大賞に選ばれました。今年は30語中に6語もの野球関連の言葉が入っていて、どうやら野球の好きなオジサン達がスポーツ紙を読んで流行語へ応募したのが多かったのでしょう。かつては「神ってる」とか「トリプルスリー」を年間大賞に選んだ実績もあるからです。チョッと、世の中との温度差を感じますが、プロ野球など勝負の世界は、個人やチームの力を限界まで出し切り、努力の結果、残るは「神頼み」といったところで、自然に発生した言葉なのでしょう・・・知らんけど・・・。「神頼み」は、スポーツ競技の世界でよく聞きますが、ギャンブルでも勝負は神頼みと聞きます。ギャンブルは、もともと、刑法で「賭博(偶然で...村上様

  • そん度・間抜け

    1昨日、愛知県が主催する年間10回の中高年再就職者支援セミナーが終わりました。私にとっては前々から望んでいたことで、良い経験であり関係者には大変お世話になりました。若い頃、話すことが仕事になるとは思ってもいませんでした。中高年にとっては、離職すれば直ちに不安が襲いかかります。「経済不安」「孤独不安」「健康不安」いずれも三大不安の解消には早期に再就職し、生きがいにつなげることが幸せの早道だと、経験を通して話しかけてきました。話すプロの落語や漫才、テレビドラマなど、言葉や動作などセリフの間に挟む言葉、「間(ま)」の使い方は、私にとって大切な勉強です。「間」は決して無駄ではなく、次の言葉を出す前に、視聴者に考える時間を投げ掛けていると思っています。ただ、「間延び」や「間が抜ける」のは、大切なものが抜け落ちること...そん度・間抜け

  • 八丁味噌と私

    私は幼いころより、「八丁味噌(はつちょうみそ)」で作ったみそ汁で育ったため、米麹(こめこうじ)や麦こうじで作った「白いみそ汁」になじめず、いまだに「赤だし」にこだわっています。八丁みそ、つまり豆で作った八丁みそ(赤だし)と言うと、濃い赤褐色をしているので塩辛いイメージがありますが、実は、他の地方で生産される白みそなどと比べ、「八丁味噌」は塩分が少ないのです。私が住む岡崎は、豆麹(まめこうじ)で作る豆のみそ「八丁みそ」の産地で、現在も岡崎城より西へ約800m(八丁)離れた場所の蔵元で作られ、「三河味噌」「三州味噌」とも呼ばれ、江戸時代は徳川家康の生誕地岡崎から江戸へも出荷されていたそうです。何と言っても、発酵食品の中で、味付けの決め手になる三大発酵調味料、醤油(しょうゆ)、みそ、酢は、繊細な和食の素材を引き...八丁味噌と私

  • 「戦」の漢字から

    ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、『戦』の文字が選ばれました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年や、円安・物価高など生活の中での「戦い」を応募者の多くが感じた年だったようです。「戦争、戦力、戦術、戦火」そして、「対戦、挑戦、苦戦、激戦、決戦、作戦、商戦、・論戦、観戦・熱戦、延長戦」など・・・・日本での戦中の人の名前では、『勇』『勝』などのついた名前が多く「勇夫、勲、功」そして「勝、勝利、勝治、克」など、「戦い」に関する思い・願いを表わしていました。最近の漢字で気になるのは、生まれてくる女の子の名前です。私たちの時代は普通に「何々子」と最後に「子」が付く名前が多かったのですが、今ではなくなってしまいました。「陽葵、凛、詩、陽菜」などで、「結」の漢...「戦」の漢字から

  • 現代のあだ討ち?

    今から40年前、昭和39年(1964年)のNHKの大河ドラマ「赤穂浪士」は、長谷川一夫が演じる大石内蔵助(くらのすけ)、山田五十鈴滝沢修林与一、舟木一夫ほかが出演したものでした。芥川也寸志の迫ってくるテーマ音楽と伴に、長谷川一夫のセリフ『おのおの方・・・』の声の響きは、今でも私の耳に残っています。敵討ちは、日本人が長い間精神のよりどころにしてきた日本人ならではの「生死の美学」ではなかったかと思うのです。そんな「忠臣蔵の魅力」は何だったのでしょうか。敵討の許可が行われたのは基本的に武士階級であり、特に父母に仕える子のなせる所業では、褒めたたえられることが多かったようです。やがて、明治になると、司法制度の整備が行われ、「敵討禁止令」が発布され、江戸時代に行われた「あだ討ち」は禁止されました。司法制度に従うとい...現代のあだ討ち?

  • 脳の活性化

    今週、名古屋駅前「ウイルあいち」で愛知県主催の「中高年者再就職セミナー」が開催され講師を務めます。既に受講者が定員30名に達し、キャンセルを待つ人がいると聞いています。受講者の中には定年を迎えた人、やがて定年になろうとしている人もいるそうで、「定年退職」という人生の節目で、再就職して「新たな人生」に踏み出そうとしている人などに、私の経験を織り交ぜながら、基礎的内容と実践的内容を午前と午後にわたって行います。定年退職した人で、最もまずいのは、やる事を失い精神的な張りを無くし、気分が落ち込むことです。今までの仕事を続ける事がでなければ、ぜひ、新しい仕事に挑戦してほしいものです。仕事は減らしても良いのですが、人間関係を減らさないように工夫することだと思います。就労率の高さと寿命の長さは相関していると言います。働...脳の活性化

  • 給与振り込み

    1968年(昭和43年)のきょう12月10日、東京・府中市の東芝工場で起きた「三億円事件」、金融機関の現金輸送車に積まれた約3億円の現金が、白バイ警察官にふんした男に奪われた事件でした。この事件が起きてから、「給与振込」は、国から銀行界へ要請があったことなどから、多くの会社が給料の支給を口座振込に切替えるようになり、本人の同意の上、銀行口座に振り込まれるようになり、私の給料も昭和50年頃より振り込まれるようになりました。1983年(昭和58年)、千葉工場へ責任者として赴任してみて、振り込みが行われていたのは事務員のみで、その他の従業員は給与袋に現金を詰めて本人に手渡すことでした。給与支給日には銀行から金種をそろえて受け取り、1人1人給与袋に入れる作業でした。悩まされたのは、袋に金種別に給料を入れ終わると、...給与振り込み

  • トラ トラ トラ

    きょう12月8日は、1941年(昭和16年)に、日本海軍がハワイ・オアフ島の真珠湾を奇襲攻撃し、マレー半島にも奇襲上陸し、香港やフィリピンなどアジアや太平洋各地で一斉に軍事行動を開始した日です。「トラトラトラ」は、日本軍の真珠湾攻撃が奇襲によって開始されたことを伝えた電信の暗号略号で、太平洋戦争の始まりでした。それから約4年半の終戦に至るまで、人々の暮らしは厳しさに耐え、国家総動員法により、軍事力・経済力・人的能力のすべてを投入する総力戦の体制となりました。終戦後の小学校へ入学した頃は、ザラ紙の教科書やノートで、担任は代用教員、校舎の窓はガラスに縦横斜めに帯状の紙が貼られていたのが印象的でした。上級生になる頃、軍隊から復帰した教師が現れ、虎のごとく厳しい授業でした。校庭は芋畑を平らにして運動場にしてあり、...トラトラトラ

  • レモン塩

    わが家では、レモンの木が2本植えてありますが、風や霜に弱いので、大きな木の隣にあり、防寒対策が必要です。レモンの木はベランダで鉢栽培も可能ですから、自宅で楽しまれるのも良いと思います。今年はレモンが豊作で、ご近所へ配ってもあり余るものでした。近ごろでは認知度が高まった「レモン塩」ですが、国産レモンと塩を、清潔な瓶に塩・レモン・塩の順に重ねて入れ、一番上に塩がくるようにして詰め、冷蔵庫で保存し、時々瓶をふって上下を返すだけで出来上がりです。1週間後から使え、エキスが出てくるのは、1カ月後からでしょうか。国内ではレモンを収穫後、防カビ剤・防虫剤などの薬剤を使用して販売することが禁じられていますが、輸入されるレモンは収穫後に倉庫や輸送中にカビなどの繁殖を防止するために薬剤が散布され、皮ごと使う「レモン塩」はお薦...レモン塩

  • 姉の日

    きょうは「姉の日」という記念日で、私の姉も今月が誕生月です。昭和初め生れで、戦時中、豊橋高等女学校在学中に海軍工廠(こうしょう)へ学徒動員していたと聞きました。豊川海軍工廠は、終戦間際の昭和20年(1945年)8月7日、アメリカ軍のB29爆撃機による空襲により、2,500人以上の人が犠牲となった悲しい歴史が刻まれた場所です。姉は医療事務を担当し、爆撃が行われた西門近くの事務所から、逃げる人々の背後から、低空を飛ぶ爆撃機の機銃掃射によって、将棋倒しで崩れる人の姿を見たと言い、その後の話はつらそうで、聞けませんでした。豊川市では歴史の上で、かつてないほど多くの犠牲者を出し、悲しい歴史が刻まれたこの場所で、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えることを目的として、平和公園として整備し、なぜ起きたのか、ともに考え、子孫に...姉の日

  • 浮き沈み

    「浮き沈み」という言葉は、物事・人物・集団などが栄えたり衰えたりする波がある時に表現しますが、この数年間コロナ禍で痛いほど感じた人もいたことでしょう。最近では物の値上りで暮らし向きが沈みそうと感じています。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組で、日本代表はスペイン代表に2-1の逆転で勝ち、1993年に涙した「ドーハの悲劇」の場所でした。試合の後半開始から6分で逆転に成功し、アディショナルタイム7分は、実況中継をラジオで聞いていても長く感じ、終われば「ホッ」とため息がでました。「浮き沈み」の言葉の使い方は、「物が浮いたり沈んだりしている時」や「物事・集団が栄えたり衰えたりしている場合」、「良いこともあれば悪いこともある時」に使い、ゲームやスポーツでも感じることがあります。誰にでも気分...浮き沈み

  • 節 電

    ロシアによってウクライナへの軍事攻撃が続いているようで、なかでも電力関連のインフラ施設への攻撃について、ウクライナの軍事作戦に影響を与え、冬の間、現地の人たちが重要なエネルギーを入手することを妨げることによって、戦意をくじこうとしているようです。報道によれば、電力やガスなどの供給を担うインフラ施設に対して大規模なミサイル攻撃を繰り返し、攻撃の影響でウクライナ国内では深刻な電力の不足に陥っていて、ウクライナ国営の電力会社は30%の電力が不足し、計画停電を続けているとのことです。日本でも朝夕の寒さは一段と厳しくなり、物価高に電気料金値上げの寒風が吹く中、家の中では毛布に使われる素材の服を着ることや、所構わず外出用の防寒着を身に着けて、電気に頼らない暮らしの工夫が人気を集めているようです。職場でも、ウォームビズ...節電

  • 企業は人なり

    あすから12月、冷え込みとともにようやく美しい山々の紅葉が目に映り、豪華な錦秋の絶景を満喫できる時季となりました。北風と伴に値上げの風も吹き、懐の寒さが気がかりです。コロナ禍の景気回復は賃上げ次第とか、上げることができる企業はどれほどになるか、政治の手腕も気になるところです。経営の神様といわれた、かの有名な松下電器(現パナソニック)の創業者・松下幸之助氏は「企業は人なり」と言い、企業経営にとって何が一番大切かと言われたら、間違いなく「人」で、幸之助氏は従業員を前に「松下電器は何を作っているのか」と聞かれたら「松下電器は人をつくる会社です。併せて電気製品も作っています」と、こう答えなさいと・・・・・。なかには金が大切という経営者もいますが、金で買えるものは、他でも簡単に手に入れることができ、一時的には競争が...企業は人なり

  • 紅 葉

    テレビニュースで、晩秋の祖父江町山崎の黄金色に溶け込んだ風景を映していました。全国一の銀杏(ぎんなん)の産地であり、山崎地区を中心に樹齢百数十年をこえるものを含め、イチョウの大木が数多くあります。銀杏は秋の味覚として独特の香りとホロ苦さで、ホイルで焼きして塩を振りかけるだけでモッチとした食感は酒のつまみに最適です。また、茶わん蒸しをはじめ、おこわ、油炒めなど数多い食べ方があります。イチョウの木は木材として、まな板に適しているといいます。また碁盤の材料としては有名で、高価なものもあるようです。写真:稲沢市にて2013年11月撮影11月も残すところ2日で、12月1日は「いのちの日」です。2001年(平成13年)に厚生労働省が自殺予防活動の一環として制定し、精神的危機に追い込まれ誰にも相談できずに1人で悩んでい...紅葉

  • 晩 秋

    町内の公園では午前8時になると月曜日から土曜日まで、高齢者が集まってグランドゴルフをして、にぎやかに過ごします。公園まで行く途中には、家の周囲に何本かの柿の木が植えてあり、実が付いたまま朱色が青空に映えて、柿の実がなっても、葉が全部落ちてもそのままで、以前よりも手付かずの状態が増したように思います。兼業農家が多かったこの町は、大家族時代は遠い昔の話で、子どもはサラリーマンとなって町を出て行き、老夫婦が二人で暮す、あるいは独り暮らしの家が増え、柿を収穫することもなく、実が熟せば鳥と分け合うことで、それも自然の成り行きですが、ただ、チョットだけ寂しい思いがします・・・戦後の食べ物の不足していた時代に、競って植えた柿の木も、この様な飽食状態へと変化しました。少子高齢化が進み、収穫したくても高いところの実は採れな...晩秋

  • ドーハの朗報

    23日、サッカー日本代表が4度の優勝経験を誇るドイツ代表に2―1で逆転勝ちして、翌朝から報道が一斉にそのニュースを流し、1993年(平成5年)の「ドーハの悲劇」が「ドーハの奇跡」「ドーハの歓喜」と呼び騒いでいました。1993年といえば、現在の天皇、皇后両陛下がご結婚の年で、さきがけ・新生・日本新党ら、非自民連立政権・細川内閣が発足、55年体制が崩壊しました。また、大相撲の曙(あけぼの)が横綱へ昇進した年でもありました。「ドーハの悲劇」では、日本はイラクと対戦し、結果は2-2の引き分けで、得失点差で2位の韓国に及ばず、最終予選3位に転落した結果、本大会への出場はできなく、後に「ドーハの悲劇」と語り継がれたのでした。「ドーハの悲劇」を経験した森保監督は記者会見で、歓喜しているサポーターたちの歓声も聞える中で、...ドーハの朗報

  • 子どもの頃の夢

    紙芝居で「黄金バット」、ラジオで「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」が流れる小学生の頃、大きくなったら何になりたい?と聞かれて「ぼく」は弁護士になりたいと答えました。弁護士がどの様な仕事か知りませんでしたから、「正義の味方」は、そう言う職業だと思い込んでいました。中学に進んで、地震や雷、台風に負けない「正義の味方」の職業は、お役人になることだと思っていました。役人が何たるやも知らずに・・・・。そして、全く異なる社会へ飛び込んだのも夢のような気がしています。その頃の周囲の人は、医師や野球選手、プロゴルファーなど、お金持ちになる夢が多かったのに、「何と小さな夢だ」とも言われました。今のようにプロゲーマーやユーチューバー、ディトレーダー、パティシエなどの夢を語る人はいませんでした。村上龍さんの書籍「13歳のハローワーク...子どもの頃の夢

  • 中央総合公園

    自宅から約2キロメートルに岡崎市のほぼ中央に位置する巨大な総合公園(面積約189.3ヘクタール)「岡崎中央総合公園」があります。総合体育館・テニスコート・弓道場・アーチェリー場・野球場・運動広場・バーベキュー広場・武道館・美術博物館・錬成道場・相撲場・武道館・自然観察の森・健康の森などがあり、さまざまなウォーキングコースもあって、高台の小道で気軽に自然散策を楽しめます。この公園では高校野球の春・夏甲子園大会を目指して、愛知県大会の決勝戦が行われ、コロナ感染前の熱戦では、大きな声援の様子が自宅まで聞えていました。2013年(平成25年)からから岡崎市民駅伝競走大会「おかざきマラソン」のメイン会場となり、スタート・ゴール地点として行われるようになりました。運動広場では、年間に何回も数百人が参加するグランドゴル...中央総合公園

  • 三つの間

    昨日からきょうにかけて、高校時代の仲間4人と伊良湖岬へ1泊の旅をしようと話がまとまり、途中に蔵王山へ寄り、田原市内から豊橋方面の眺望をカメラに収めて、太平洋と三河湾を望む、渥美半島の先端、伊良湖オーシャンリゾート・ホテルへ・・・。伊勢湾側から夕陽を見送る眺望を、太平洋側からは朝日を迎える天空の露天風呂で開放感を味わい、きょうは岬の先端を歩いて1周して来ました。コロナ禍で会えなかった『仲間』と、1台の車に乗ったことと、同じ部屋で泊まり、久しぶりに同じ『時間』を過ごし、懐かしい話に同じ『空間』を共有したことに喜びを感じました。人生はいろいろです。過ぎた歳月は長くて短く感じ、思わぬ病気で早く世を去った友もあり、懐かしい話に今、生かされている事に感謝しながら、今の『三つの間』を大切にしようと誓って旅を終えました。三つの間

  • コーヒー

    名古屋・名駅南4丁目の珈琲店「ファン・ファン」へ、平成20年「愛知チャレンジネット」ができた頃から昼休みにコーヒーを飲みに行ったものでした。ところが10月末に閉店しました。店主の話では高齢になったため、夫婦で余生を楽しみたいとのことでした。新型コロナウイルスの感染が心配になるこの数年も、名古屋駅前の「笹島寮」で1年に数回開催される福祉団体の「評議会」に出席する都度立ち寄ってきました。名古屋で朝のコーヒーはモーニング・サービスが一般的になっている喫茶店です。ところが、それはないのですが長い間値上げもせず、店で豆をひいて、2粒のチョコレートと一緒にカウンターへ出てくるコーヒーの香りに、暫しの「やすらぎ」を感じたものでした。コーヒーを飲む習慣は還暦を過ぎてからで、近ごろでは毎日自宅で欠かさず飲むようになりました...コーヒー

  • 健康長寿講座

    きょう午前10時から約1時間、町内公民館で小美楽山会の主催する「高齢者研修会」を開催し、講師に岡崎市福祉部長寿課予防係の「管理栄養士・武井美紗希さん」を迎え、32名が受講しました。「フレイルって何?」「バランスの良い食事」「ストレッチ」など、健康長寿を目指す会員には、耳慣れているようで、なかなか理解していないことを、講師は優しく・楽しく話してくれました。食穀物を中心とした主食物自給率の低い私たちの国で、多くの食べ物が廃棄されている現状を考えると、生での賞味期限や消費期限は切れていても火を通せば十分食べられるものは多くあります。表示さえ正しければ期限切れでも自己判断、自己責任で加工し食べようと思います。食の安全を叫ばれ、産地や消費期限の表示が偽装されマスコミに取り上げられ、私たち消費者は何を信じてよいやら戸...健康長寿講座

  • 新語・流行語2022

    2022ユーキャン新語・流行語大賞の候補30語が発表され、トップ10、年間大賞は「丁寧な説明」で、12月1日に発表されるとか・・・「知らんけど」大阪市消防局では、2022年の防火ポスターには「知らんけど、言うたらあかん火の始末」…という文章が800点以上の応募作品の中から選ばれたそうです。コロナの感染者数が増え、どこへ行くのもマスクを着けるのは当たり前で、今では下着「顔パンツ」のような存在となり、マスクをしていないと「何やら変な気持ち」になる人も。安倍晋三氏の暗殺事件で、「宗教2世」の犯人から、旧・統一教会が社会問題化して、「国葬儀」を契機に、今年を象徴する言葉となりました。ヤクルト・スワローズは2年連続のリーグ優勝し、史上初5打席連続本塁打、史上最年少3冠王の村上選手の貢献は大きく「村神様」「令和の怪物...新語・流行語2022

  • 介護の職業

    日本の高齢者は増え続け、2025年には5人に1人が75歳以上の後期高齢者になるといいます。「人生100年時代」の現実感が増し、平均寿命は女性87・71歳、男性81・56歳ですが、平均せずに何歳で亡くなった人が最も多かったかを表わす「死亡年齢最頻値」は、令和2年(2020年)に、女性93歳、男性88歳で、「平均値」と「最頻値」の間には、女性で約5歳、男性で約6歳の差があるようです。問題は最頻値をみると頭をよぎるのは、いつまで自立した生活を送れるかであって、介護が必要な人も増えると思われます。したがって、介護をする人も増える必要があります。しかし、家族の介護には限界があり、「仕事はきつく、賃金は低い」では、介護の仕事をする人が集まらないのは当然で、賃金を上げるしかないと思います。現実の問題として、介護施設など...介護の職業

  • 新米・新酒

    地元で生産するコメは「あいちのかおり」で、新米はとてもおいしいです。毎日のように食べ慣れていて、「コシヒカリ」などと比べてはいませんが、新米は格別です。食品表示法の表示基準によると、この秋に収穫して暮れの12月末日までに精米されたコメを「新米」と呼び、地域によって差があるものの店頭に出回って、年明け位までのコメを言います。新米は、冷めてもやわらかくて、モチモチしているのが魅力です。炊き立てのときに比べて歯ごたえが強くなり、かむことでコメのもつ甘みや香りを存分に味わえ、冷ます時には、乾燥しすぎないように気をつけています。新米の収穫を終えたこの時期に日本酒の仕込みが始まります。各地の蔵元が気候や風土に合わせ、独自の工夫を重ねて自慢の逸品を造り上げます。年が明けて出る新酒は、通常の日本酒に比べるとコクや深みは少...新米・新酒

  • 秋のウオーキング

    朝晩に吹く風は冷たさを感じるようになりました。二十四節気の一つ「立冬」が過ぎ、寒さと合わせて備えが必要なのが感染症の対策で、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行の可能性が指摘され、岡崎市保健所から第5回目のワクチン接種の案内も届きました。毎月第二火曜日は、小美楽山会(老人クラブ)のウオーキングの日で、快晴の日に恵まれて、午前8時半に町内の公民館前を出発、市内岡町にある「おかざき世界子ども美術博物館」まで往復してきました。1985年(昭和60年)5月に開館した世界で初めての本格的な子どもの美術博物館で、館内には、児童画、有名美術家の作品、民芸品、玩具、絵本など親と子どもが楽しめるような作品を展示していて、3階にて「子どもたちのアール・ブリュット2022(2022年10月1日~2023年3月28日)」...秋のウオーキング

  • 戦争はイヤ!

    新聞によると、米韓軍事訓練「ビジランド・ストーム(最新鋭のステルス戦闘機約240機で、北朝鮮の平壌を含む重要拠点、数百カ所を1気に打撃する想定訓練)」が行われ、北朝鮮が猛反発したとのことでした。グランドゴルフの最中に、スマホがけたたましく振動して鳴り響き、画面を見れば北朝鮮が海上の軍事境界線をこえて、韓国側の公海上に多数の弾道ミサイルを発射し、発射は10時間以上にわたり4回に分けて行われたようです。「国を守る」必要性を考えてしまうのは、ロシアがウクライナへ侵攻してからで、私だけではないと思います。日本には兵役義務がなく、日本国憲法では、戦争放棄、戦力不保持をうたっていて、自国を守る手段として自衛隊があり、国民の命と財産を防衛することになっています。自衛隊の現状は軍隊に劣らぬ装備をしているようですが、憲法で...戦争はイヤ!

  • 電車とシカ

    11月5日(土曜日)、小牧市勤労センター研修室で、愛知県主催の「中高年者再就職支援セミナー」の講師を務めるべく、名鉄美合駅で電車に乗ろうとしたら、駅の構内放送で「電シカシカが衝突して車両点検を行っており、定刻より20分遅れて到着します」とのことでした。定刻より早めに駅へ来ていて「それでも、何とか約束の時刻には間に合いそうだ」と思っていたところへ、遅れて到着の電車に乗りました。全国では、野生動物と列車との衝突事故は頻繁にあって、クマ、イノシシ、ウサギ、タヌキなどさまざまで、圧倒的に増えているのがシカだそうで、全体の7~8割を占めているようです。動物との衝突は、死骸の除去や安全確認で数時間にわたる運休が必要となり、そのため、鉄道会社はシカの習性を分析し、対策を試みているようですが、いずれの対策も時間とともに効...電車とシカ

  • 群集の脅威

    韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故は、日本人2人を含む155人が亡くなったと、韓国メディアが報じ、狭い露地に10万人を超す人が集まっていたといいます。この事故報道から、兵庫県明石市の花火大会で起きた雑踏事故を思う出す人も多いことでしょう。すし詰めの状態で人波にのまれ、前にも後ろにも進めなく、巻き込まれてしまうと、どうすることもできなかったと思います。明石の事故では、JR神戸線朝霧駅の歩道橋上で、会場に向かう客と駅に向かう客が押し合いとなり転倒、多数の死亡、重軽傷者が出て、安全を守る責任を果たせなかった主催者の明石市や、警備を担った警察が責任を問われました。袋小路のような逃げ場のない空間での雑踏事故は、群集心理が働き、単なる人の集まりでも、組織性がないことから、理性が低下しやすく、異...群集の脅威

  • 日帰り旅行

    「旅はみちずれ、世は情け」という言葉がありますが、現代では、インターネットで旅先の情報を得る事が可能ですが、昔は情報を手に入れる事が大変で、自分がよく知らない土地に行く旅では不安な事も多いもので、そのため、道連れとなる同伴者がいると、とても心強かったと思うのです。旅行と同じように、人生は同伴者がいると、人情や思いやりを感じ、安心で心強く感じたりします。そのため、「人生という旅では助け合いが大切」と、ことわざで示したと思います。昨日は、町内の老人クラブの「日帰り旅行日」で24名が参加して、三河湾リゾートリンクスホテルでの「食事会」でした。コロナ禍で3年も実施できなかった日帰り旅行でしたから、今年は思い切って「三河湾クルーズ」を企画しました。ところが、10月の後半から晴天が続き、昨日の天気予報は数日前から「雨...日帰り旅行

  • 正しく恐れる

    「COVID-19」という病気を引き起こす病原体は、2019年に確認された新型コロナウイルスで、流行はまだまだ終息のみえない状況ですが、4回目接種によって感染予防効果を高めることができているようです。ワクチンだけで完全に感染を防ぎ切ることは不可能とのことで、これまで通り感染対策を続ける必要があります。今月中旬ころから感染者数が再び増加傾向にあるといい、冬の間には第8波の流行が確実に到来すると予測されていいます。写真:夕方の岡崎中央総合公園で撮影8月に4回目のワクチンを接種し、先週はインフルエンザワクチンを接種しました。今まで感染の症状がなく過ごしてきたのはワクチンのおかげか、それとも感染していても無症状だったのか定かではありません。寒くなって空気が乾燥すれば感染リスクは高まり、インフルエンザとコロナの「重...正しく恐れる

  • 話の間

    第210回国会(臨時会)が開かれています。会期は令和4年10月3日から12月10日までで、テレビ中継では質問者に対して、政府側の答弁者がいちいち挙手をして、議長の指名があってから感染防止用の間仕切りのあるマイクの前に立って、答弁を繰り返しています。答弁者は席を立ち上がり、マイクの前に立つまでの短い時間に質問内容を整理し、単なる空白の時間ではなく、答えを探し出す時間だと聞きました。一方、質問の回答を聞く人は、耳から脳へ届く時間が約3秒といわれていて、「間」をとって答えことによって、準備を促す時間でもあるようです。昨日、名古屋市内で中高年者再就職支援セミナーの講師を務めてきました。受講者は30名で大勢の聞き手がいましたから、強調したい「再就職は準備とやる気」「人生三大不安の解消」「行動を起こすのは今でしょ」な...話の間

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