六月は青くけむって―豊昭線と残堀川 最近、なぜか豊昭線鉄塔が気になり、訪ねたいと思うのだが、季節柄なかなか鉄塔日和な晴れの日がない。時に梅雨前線お休みで晴れ間は出るが、そうとなれば35度越えの猛暑日だ。熱中症ともなればいろいろとタイヘンなことになるので、
「工」マーク―境立川線跡 6 地図上の境立川線と思しき送電線は、オカサカと交差したのち、そのまま西行して津田塾大学の北辺を過ぎ、西武国分寺線を鷹の台駅北で越え、南西へと向きを変える。そして、五日市街道(都道7号線)を越える辺りで今度は只見幹線520号と521号の
「工」マーク―境立川線跡 5 小金井公園を通り抜けた境立川線(と思しき送電線)は、地図によれば西武新宿線花小金井駅手前付近で西に曲がる。 そして現在「三中通り」と呼ばれる道に沿って西行し、鈴木町の市立第三中学校手前、131号と132号との間で岡部境線と交差する
「工」マーク―境立川線跡 4 古航空写真によれば、小金井公園北縁近くに、もう一基「E」が見える。「D」からは北西に120m程。小金井公園内境立川線航空写真1979年(昭和54年)10月8日国土地理院撮影 今更だが、比較対象に現在の小金井公園航空写真を挙げたい。小
「工」マーク―境立川線跡 3 ユーカリ広場の「B」から「C」を目指す。小金井公園内境立川線航空写真1979年(昭和54年)10月8日国土地理院撮影 ユーカリ広場北側に隣り合う、ゆりの木広場だ。境立川線航空写真「C」1979年(昭和54年)10月8日国土地理院撮影 上
「工」マーク―境立川線跡 2 武蔵野市の上水南公園から北上した「境立川線」と思しき路線は、玉川上水と五日市街道を越える。境立川線航空写真1979年(昭和54年)10月8日国土地理院撮影 白→が境立川線と思しき鉄塔で、右隣に現中富線57号(当時の番号は不明)そし
「工」マーク―境立川線跡 1 以前、拙blogの「鉄塔 中富線―謎の鉄塔」記事を読んだ方に、コメントで情報を提供して頂いた(有難う御座います)、今はJR中央線線路脇のケーブルとなって地上にはもはや存在していない、旧国鉄(日本国有鉄道)の「境立川線」ではないかと思
No War in Ukraine―WW3 今のロシアが、数十年前の日本の姿に重なる。あれやこれやと理屈をつけて隣国に侵攻し、孤立の泥沼に嵌り、やがて破滅していった姿である。 1930年代から1940年代にかけ、厳しい情報・言論の統制の中で、政府・軍部のプロパガンダ(宣伝の意。特
No War in Ukraine―戦術核 ロシア大統領は、ウクライナを屈服させるためには手段を選ばないだろうと前回書いた。その後の展開を見ても、残念ながらそのように思える。しかし、流石に核兵器の使用は脅しのみで、実際にはないだろうと考えていた。でも、今は、核兵器の使用
長沼公園三姉妹 四 スズメバチの巣の下を通り行けば、そのまま26号(標高138.9m)直下だ。ササ薮を抜ければ、もう目の前に建っている。26号(昭和37年10月 31m) 当然、こちらも。26号 26号は、三姉妹唯一の懸垂型である。 そして、24号とも25号とも
長沼公園三姉妹 参 長沼線24号から300数十m、25号へやって来た。25号(標高155.3m) ハイキング道から20m程踏み分け道を入った、広くはないが明るい鉄塔敷は、完全フリーである。 有難く、拝ませて頂く。25号(昭和37年10月 27m) 結界からも。結
長沼公園三姉妹 弐 長沼公園頂上園地から、だいぶ広くなる野猿の尾根を東へと150m程も行けば、「展望園地」(標高186.9m)と称される東屋がある。野猿の尾根、展望園地東から見ているそこから、北方を望めば―、展望園地からおお、絶景なり。 浅川の蛇行の向こ
長沼公園三姉妹 壱 2017年夏であるから、もう4年半前となるか。長沼線の29号を浅川北岸に訪ねた際、南岸の長沼公園に建つ24・25・26号の鉄塔三姉妹を遠望し、浅川南岸方向から長沼公園と三姉妹中24号、左25号、右26号(2017年撮影)冬が来る前にでも訪ねよう、など
北の離れ No War in Ukraine―「正しい」戦争
No War in Ukraine―「正しい」戦争 ロシアの大統領にすれば、此度のウクライナ侵攻につき、失敗はほぼ失脚を意味することとなり、失敗はあり得ないことなのだと思う。停戦交渉が実を結び、戦闘が止むことを何より望むけれど、素人目だが、残念ながらそれは非常に難しいこ
大腸カメラ―記憶なし 本来はもう少し早くする積りだった、大腸内視鏡検査を約三年振りに行った。この長引くCOVID-19パンデミックで、しそびれていたのである。第5波が落ち着いた頃、今の内にと予約したのだが、同様に考える方は多かった模様で、二か月以上先までびっしり
No War in Ukraine―原発攻撃 正直、目と耳を疑った。ロシア軍による、ウクライナの原子力発電所に対する攻撃のニュースだ。 現地時間4日未明、ロシア軍がウクライナ南東部ザポリージャ(ザポロジエ)州にあるザポリージャ原子力発電所を攻撃した。 攻撃による火災
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六月は青くけむって―豊昭線と残堀川 最近、なぜか豊昭線鉄塔が気になり、訪ねたいと思うのだが、季節柄なかなか鉄塔日和な晴れの日がない。時に梅雨前線お休みで晴れ間は出るが、そうとなれば35度越えの猛暑日だ。熱中症ともなればいろいろとタイヘンなことになるので、
オカサカ訪問―山守神 2 岡部境線は80号、79号と住宅の狭間であったが、次なる78号(標高99.9m)は農地の向こう―、78号かとも見えたが、農地は小さなシェア農園であった。78号 こちらも、住宅の狭間である。 この78号と次の77号との間で、岡部境線は国道463
オカサカ訪問―山守神 1 久方に訪ねる、オカサカ(岡部境線)82号(標高92.4m)。岡部境線82号 オリジナル角無し型が、建替えられることなく、変わらず田園に建って居る(安心)。 最近、PCやスマフォの壁紙写真を提供させて頂いているが、実のところ、これ迄壁紙
豊昭線―残堀砕石場跡 2 残堀採石場跡地から、軽便鉄道「羽村山口線」跡の野山北公園自転車を東へ150mほど進む。山王(さんのう)森公園と35号 そこには、自転車道沿いに山王森公園(標高124.5m)があり、その向こうに豊昭線35号(標高125.0m)が見える。豊昭線
豊昭線―残堀砕石場跡 1 埼玉県入間市の豊岡変電所と東京都昭島市の昭島変電所とを結ぶ豊昭(とよあき)線は、一部残堀川に沿っている。豊昭線36号と残堀川 川向こうの木立上にちらり見えるは、36号鉄塔。 上流側、あの源流である狭山池方向(池は約3km上流)へ少
猫、鼻出血 昨晩秋頃からであろうと記憶するが、時々フローリングの上に血痕が見付かった。明らかに、ぽたりぽたりと血液が床に落ちたような跡だ。あれこれ考えても、私は何処もケガしていないし、猫連中を全員チェックしても、何処にも出血の痕跡はない。何であろうか?
◆ハンドル・ウィズ・ケア/ニュークリア・アソルト orderHANDLE WITH CARE/NUCLEAR ASSAULT (1989) 地球に押された「取扱注意(HANDLE WITH CARE)」の刻印。一目瞭然、地球と言う極めてデリケートな星の、その環境破壊などによる危機的状況を表している。これだけ見
くにたち北口―神明社 2 庚申塔と馬等観世音に挟まれた参道から、西町神明社の鳥居を潜る。西町神明社鳥居 参道は、国分寺崖線を上がって行く階段と言う事になる。 古航空写真を見てみる。西町神明社航空写真1961年(昭和36年)9月5日国土地理院撮影 黄←が
くにたち北口―神明社 1 三角屋根の駅舎で有名なJR中央線国立(くにたち)駅の北西、国分寺市の住宅地に、西町神明社(標高82.5m)がある。西町神明社西面 今はマンションが林立し、すっかり日陰が多くなった国立駅北口からは、直線だと凡そ1.4kmの住宅地。光町通り
コチドリ コチドリ(Charadrius dubius)、と言う名の野鳥がいる。一般には馴染みは無いかもしれないが、バードウォッチャーには比較的高人気の鳥だと思う。くりくりのお目目がカワイイ、ちっちゃな千鳥(芸人さんじゃないよ)。スズメよりは少し大きいが、長距離の渡りをす
▲リコーダー協奏曲 ハ長調/ゲオルク・フィリップ・テレマン order Recorder Concerto in C major, TWV 51:C1/Georg Philipp Telemann ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)。多くの方には余り聴き馴染みはない名前かもしれないが、バロック音楽の代表的な音楽
布田遺跡巡り 2 下布田遺跡公園現整備中エリアから、将来に向けて整備中の雑木林に行ってみる。東側雑木林 すると―、ヤギさんだあヤギさんが二頭、除草作業中だ。 お写真を戴こうとするのだが、如何も好奇心旺盛なお二人のようで、私の動くところ動くところぴ
布田遺跡巡り 1 東京都多摩地方南部、多摩川に沿う辺りに調布市がある。古代の租税「調」で布を収めていたのがその名の由来とされるが、その調布市の中に「布田」と言う地域がある。調で納める布の生産が盛んで「布多」と呼ばれたのが由来とされる、ある意味「調布」のど
オカサカ訪問―黒目川 2 来梅橋から、岡部境線119号(標高63.7m)までは都道129号を渡って100数十m。岡部境線119号 都道から、久留米西住宅方向へ分かれる道のその分岐点に、119号。119号(建設:昭和14年11月 補修:平成4年11月) そのまま住宅方向へ道な
オカサカ訪問―黒目川 1 旧武蔵野線、現堀ノ内線訪問記事などでお馴染みの黒目川(荒川水系の一級河川)。源流は、都立小平霊園(1948年開園)内の雑木林(標高67.5m)の中とされている。小平霊園の雑木林 霊園北縁、新青梅街道際だ。この雑木林の中にある「槐(さい
霊園彷徨 「妙高」 私は戦争は大嫌いだが、軍用機や軍艦は、好きだ。何であろう、タカやワシ、ライオンやヒョウ、或いはサメやティラノサウルスなどの肉食動物に通じるような、ある種のカッコよさの様なものを感じるのかもしれない。特に、子供の頃からWW2期辺りのものに
■風景壁紙―スマートフォン用宜しければ、個人的使用の範囲内でご自由にお使いください(写真の著作権を放棄するものではありません)。ご使用の画面サイズに合わせて加工も自由ですが、「壁紙館」(個別ページ)さん・「待受館」(個別ページ)さんでは、各種サイズを
■風景壁紙―PC用宜しければ、個人的使用の範囲内でご自由にお使いください(写真の著作権を放棄するものではありません)。ご使用の画面サイズに合わせて加工も自由ですが、「壁紙館」(個別ページ)さん・「待受館」(個別ページ)さんでは、各種サイズをご提供頂いて
▲バイオリン・ソナタ ト短調<悪魔のトリル>/ジュゼッペ・タルティーニ order Sonata per violino in sol minore "Il trillo del diavolo"/Giuseppe Tartini ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)は、前回のドメニコ・スカルラッティの少し後輩となるイタリアの音
1926 参―西大和団地 サクラ満開の戸田線60号から、北の方を見れば、61号61号。和光樹林園内に最後の戸田線鉄塔だ。鉄塔ばかりに集中して、もふもふワンコお散歩中の方々が写り込んでしまった。すみません。 61号に接近。61号(大正15年5月) 大正15年―1
ミニ・ドナウ II 水野線34号(標高82.6m)は、ブドウ畑の中だが33号とは異なり傍らを農道が通っている。水野線34号ので、可也近付けそうである。 みたところ、33号同様継ぎ足し無しのオリジナルの様に見える。34号 前記の様に、この北すぐに航空自衛隊入間(い
ミニ・ドナウ I 水野線と狭山線の地下型交差点の先には、異妙なる鉄塔が並んでいた。 まずは順番に、交差点の30号の次、31号(標高81.9m)。水野線31号(昭和43年1月 19m) 嵩上げの為に継ぎ足された部分が、あからさまに色が異なるのはめずらしい。しかも、
水野線・狭山線交差点 3―ミニ赤白 水野線もまだ追いたいが、その前に狭山線鉄塔を少し追う。この小柄な赤白鉄塔も、可也気になる。 40号と41号は、可也塗装の退色が目立ったが、この42号(標高82.8m)も同様。水野線42号青プレだ 老番、43号側を見る。43か
水野線・狭山線交差点 2―地下交差 II まずは、水野線30号(標高80.9m)を拝見。水野線30号(昭和41年3月 25m)建設年が? 先程の29号とは微妙にデザイン細部が異なる、引上げ鉄塔だ。建設年は、29号は現鉄塔のものが記されているが、こちらは初代が建てられた
水野線・狭山線交差点 1―地下交差 I 所沢市北中運動場の北で、只見幹線と交差点を形成した水野線は、トトロの森12号地・52号地のある森の中を25号、26号、そして27号(標高83.4m)と進む。水野線27号 森の中の小さな広場から27号は見えるが、頂部に見慣れない標識が
◆■メテオラ/リンキン・パーク orderMETEORA/LINKIN PARK (2003) ロックであり、ヒップホップであり、メタルであり、メロウであり、ハードであり、ポップである。楽曲は良く練られており、ヴォーカルはめちゃ上手い。ヘヴィでダークだが、ダーティではなく、洗練され
▲ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49/フェリックス・メンデルスゾーン order Piano Trio No. 1 in D minor, Op. 49/Felix Mendelssohn (1839) クラシック音楽の世界でメンデルスゾーン(1809-1847)と言えば、ロマン派音楽の時代に前時代の古典派的スタイルを重視した
▲シャコンヌ ト短調/作曲者不詳 order Chaconne in G minor/Author unknown (?) 長らく、バロック期のイタリア、ボローニャの音楽家トマソ・アントニオ・ヴィターリ(1663-1745)の作品とされてきたが、最近は、ちょっと違うんじゃね、と言う事になりつつある謎の作
◆ネクサス・ポラリス/コヴナント orderNEXUS POLARIS/COVENANT (1998) まず、アンドレアス・マーシャルによるアルバム・アートが素晴らしい。メタル・アルバムの中では、屈指の美しさであろうと思う。それに内容と合致している。 本作はリリース当時、ブラック・
霊園彷徨―ネムの花 II 16区水場に続いては、ある意味私が最も崩壊を危惧している園内建造物、2区焼却炉2区焼却炉だ。これは― 労(いたわ)しい。コーンとコーンバーに囲われ、「立入禁止」と示されている。もはや、近寄るも危険な状態となってしまっている。
霊園彷徨―ネムの花 I しょっちゅう見掛けてはいるが、久しく訪ねてはいない多磨霊園園内建造物を、取材。 まずは、風化危惧度IA類で最も崩壊の危機に瀕している12区の水盤を。12区水盤 噴水塔であったことが判明した小金井門噴水塔の、その嘗ての姿(写真)を
ディストピア―戦争を必要とする世界 私はある思いに囚われる時がある。それは、人類(人間、ヒトの意)にとって戦争は必要なものなのではなかろうか、と言う思いである。 初めにお断りさせて頂くが、私は戦争は大嫌いである。この世から戦争が無くなればよいと、心の底
武蔵野の俤―小手指原古戦場碑・白旗塚 今を去る700年ほどの昔、1333年(元弘3年)の5月に、新田義貞軍と鎌倉幕府軍とが、武蔵国入間郡小手指原において戦ったのが所謂「小手指原(こてさしがはら)の戦い」である。この戦の現場が、ここだ。小手指原古戦場碑(標高99.
多摩湖―村山下貯水池 高欄 多摩湖こと村山貯水池の下貯水池に、いにしえの「高欄」(標高104.7m)が残されている。村山下貯水池(多摩湖)高欄 場所は、堰堤北端、西武園ゆうえんちを間近に見る辺り。多摩湖はそのほとんどが東京都東大和市に属すが、この付近のみ東
西武所沢小手指線(仮) II 小手指変電所を拝見したので、西武池袋線の線路に沿って、所沢変電所へ向け遡る。 西所沢駅を過ぎた辺り、茶畑の向こうに見える鉄塔には「構副9 1978」とある。西武所沢小手指線(仮)構副9(標高80.3m) 少し進んだこちらは、「構本
西武所沢小手指線(仮) I 西武池袋線小手指駅付近を自転車で通りかかると、線路上にガントリー鉄塔が並んでいる。何だこれは 「普通」の人々は気付かぬであろうが、鉄ヲタ(鉄塔オタク)の眼は鋭く見逃さない。これは普通の鉄構ではなく、紛れもない二回線の送電用
交差点―水野線・只見幹線編 2 水野線23号と24号と交差点を構成するのは、只見幹線482号と483号である。只見幹線482号 青葉の向こうに、構成員の432号(標高78.5m)が見える。 接近。482号 482号下から見返る、交差点。広大な交差点だ左23号、中483号、
交差点―水野線・只見幹線編 1 福島県只見町の田子倉発電所から、東京都町田市の西東京変電所まで、190kmに渡り送電線を繋ぐ只見幹線は、幾か所でも「空の交差点」を他路線と形成している。これまで、桜ヶ丘線や境八王子線、また東京西線など東京多摩地方の交差点を見てき
▲フーガの技法/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ order Die Kunst der Fuge BWV 1080/Johann Sebastian Bach (1742) ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)(以下バッハ)の音楽を、スピーカーの前で正座して聴くべきものなどとは露ほどにも思わぬ罰当たりな私
こいのぼり II 東大和線52号から分岐した並木線の1号から、架空線を東へ追って遊歩道を行けば、中央公園前交差点を渡ったすぐ目の前に、2号鉄塔だ。並木線2号(昭和54年1月 30m) 脚下にミニこいのぼりが無数に泳ぐ2号(標高77.6m)は、円形鉄柱型だ。2号とこ