【1987年の暴落】1987年10月19日、S&P500は一日で20%以上下落しました。それまでの日次のヒストリルボラティリティに基づくと、この大暴落は「25」標準偏差に相当します。【正規分布の世界】https://ai-trend.jp/basic-study/normal-distribution/normal-distribution/よ
S&P500に投資を続けて9年目。ブログは毎朝更新中!
S&P500ETF(VOO)に投資していくブログです。NISA・イデコも活用して資産形成中。ウォーレンバフェット、シーゲル、ボーグルらが大好き。アメリカ株や投資情報、書評を更新していきます。
インデックスファンドに投資をすることがゴールではない【〇〇が大切!】
【正しく道具を使うということ】名工が打ったどんなに素晴らしい包丁でも、使い手が正しく使わなければ、良い料理は作れませんし、時には自らを傷つけてしまうことがあります。良い薬でも、飲み方を間違えれば毒になります。道具は正しく使うことが大切です。それは投資で
【インデックス投資は入金力が大事(?)】インデックス投資は入金力が大切なんてよく言われます。でも、実際はインデックス投資に限らず、個別株投資にしろ、不動産投資にしろ、債券にしろ、おおよそほとんどの投資において、元本や毎月投資に回せるお金がどのくらいある
【久々に新記事】性格悪い元個別株投資家が、エヌビディアを見て思ったこと。
今日は酔っ払っている。なのにブログを書いている。きっとすぐ消すと思うが、ふと思ったことを徒然と書き綴りたい。今日の記事に理論的な背景はない。個人(1/N)の感想文と経験談だ。10万円投資した個別株が10%上がっても1万円。1日バイトや休日出勤したり飲み会をやめれば
S&P500投資家は資産配分を維持しよう!「市場タイミング」と「現金への移動について」
「市場タイミングと現金への移動について」バンガードの元CEOティム・バックリー氏とマネージングディレクターのカリン氏が、「市場タイミング」と「現金への移行」について話し合っています。 動画冒頭、カリン氏は「このような、急な損失が発生した場合、クライアント(
個人投資家が運用にレバレッジを使うのはあり?なし?山崎元氏の見解を紹介します。
【レバレッジはありかなしか】トウシるにて、山崎元氏の書いた個人投資家は運用に「レバレッジ」を使っていいか?という記事が掲載されていました。一言で、レバレッジ(借入)といっても、その用途は、不動産や事業、学生の奨学金のようなものから、株式投資でも、短期的な
【投資の基本】「高インフレ時」や「実質金利上昇時」には何に投資をするのが良いか。【米国株投資初心者向け】
【米国のCPI が2%を超えた時の資産のパフォーマンス】@WinfieldSmart米国のCPI が2%を超えた時の資産のパフォーマンスは、金やコモディティなど実物資産が好調でした。一見、米大型グロース株が良いようにも思いますが、ITバブル期間の+72%のリターンとその後の下落期間が
【勝率は1割?】アクティブファンドへの長期投資をお勧めしない理由。あえて手を出す必要ありますか?
【10年で約1300本のファンドが償還】よく見落とされがちな視点ですが、長期的に「特定の投資商品」に投資をする際には、そもそも、その対象となる商品が5年後、10年後も償還されることなく無事に運用されているという事が大前提となります。一見当たり前の事ですし、特にリー
再びブラックマンデーのような暴落が起きた時、S&P500やオルカンに投資をしてる人はどうすれば良いか?
【1987年の暴落】1987年10月19日、S&P500は一日で20%以上下落しました。それまでの日次のヒストリルボラティリティに基づくと、この大暴落は「25」標準偏差に相当します。【正規分布の世界】https://ai-trend.jp/basic-study/normal-distribution/normal-distribution/よ
S&P500指数のリターンの約半分は、ベスト30日間によって生み出された(1928~2021年)【長期投資の基本】
【市場から数日離れていると】昨今の市場状況や今後の景気後退を予測し、市場から離脱したり、現金化をするよう促す声も多くあります。そのような意見に耳を傾けるのもよいのですが、市場から出る前に思い出して欲しいことがいくつかあります。【1928年~2021年までのデー
オルカンやS&P500が5%、10%程度の下落をしてもまったく心配いらない理由
【S&P500の真実】S&P500は1928年以来、平均年率9.8%のリターンを記録してきました(配当込み・ドルベース)。シーゲル教授のチャートが有名ですが、S&P500は長期的には右肩上がりで成長してきました。ただ、その過程で、当たり前ですが毎年必ず下落する場面がありました
「割高圏でも投資を始めた方がいいの?」やっぱり一括投資が合理的。長期投資ではマーケットタイミングの影響は少ない
【マーケットタイミングの影響は少ない】S&P500や全世界株式など、市場全体に投資をする伝統的なインデックスファンドのように幅広く分散されたポートフォリオで長期間運用する場合、そのポートフォリオのリスクとリターンの大部分は資産配分によって左右されます。研究に
【米国株は今後10年停滞する?】「今米国株を買ってはいけない」は本当か?【株式は死んだ】
【メディアは市場動向を誇張する】バンガードの創始者ボーグル氏は「ウォールストリートジャーナル紙を読むな!CNBCを見るな!」「CNBCのインタビューには何度も応じているが、呼ばれる理由がわからない。」「大声で「バイ株」「セル株」と叫びまくることで有名な「マッド
新NISAは配当を出さずにファンド内で再投資してくれる投信が制度上有利。その他も基本的には国内投信≧国内ETF>>海外ETFで考えていい。
楽天のトウシルで、国内ETFと海外ETFに対して、コスト差(ETFの経費率)だけで比較している記事を見かけた。でも、これを判断する際は再投資効率(再投資の際のコスト)まで比較するのが正しい。りんり@バンガードS&P500ETF(VOO)@SandP500ETFこの制度改正以降、国内投信や
【二刀流】オルカンとS&P500・VTIなどの米国インデックスファンドと二刀流はありなのか?
【オルカンの地域別構成比率】22年3月末の、オルカンの地域別の構成株式をみると、米国が6割以上を占めています。これは浮動株調整後の世界の株式市場の状態を概ね反映するものであり、世界の株式市場全体をそのまま保有したい投資家にとっては最適な商品の一つだと思いま
【絶対見るべし】インデックス投資家必見!敗者のゲームの著者エリスの激熱インタビュー
【必見!!】 日本経済新聞電子版に「敗者のゲーム」の著者として有名な、チャールズ・エリス氏のインタビュー動画が掲載されていました。ものすごく良い内容のインタビューで、インデックス投資家の方はもちろん、投資初心者の方からアクティブ投資家の方まで、あらゆる
【S&P500投資家必見】米国の景気後退を正確に予想できたら、どれだけリターンを改善できるのか2?【バイ&ホールド】
【不況が起きるのは当たり前】1871年以降、米国では30回の不況が発生しています。単純に割り算すると、平均で5年に1度くらいの割合です。米国株やS&P500に投資をしていれば、不況や景気後退に出くわすのは当たり前といえるでしょう。しかし、30回の不況があったにもかかわ
『今、高配当株に投資すべし!』という意見に飛びつく前にやるべきこと
【米国10年債利回りが上昇する場面の各資産のリターン】※JPモルガンアセットマネジメントのレポートより参照2022年3月末時点から過去5年と対象とした期間が短く、過去5年と今後の市場環境は大きく変わることが予想されていることから、未来を見通すという意味では、個人的
「投資を始めるにあたって4つのシンプルな秘訣」バンガードの創始者ボーグル氏が残した「未発表のメッセージ」
ボーグル氏からのメッセージ以前、バンガードの創設者、ジャック・ボーグル氏が2007年に執筆した未発表の記事が発見されたとバロンズが報じていました。本日はその内容を簡単にまとめつつ紹介します。【バロンズ】バンガード創業者が残した成功の秘訣ボーグル氏は未発表の記
米国株投資初心者の方に絶対に伝えたいこと【コロナショックから真に学ぶべき教訓】
【コロナショックの教訓】コロナショックは、長期投資家に2つの重要な教訓を残しました。①市場が暴落したときに慌てて株を売らないこと。②株式市場が回復にかかる時間を予測することは非常に困難だということ。今回はこの2点について、話をしていきたいと思います。【米国
外国債券に投資をする前に絶対に考えるべき3つのこと【初心者向け】
【2022年の投信の資金流入ランキング】ニッセイ基礎研究所が『外国債券ファンドの復権は?~2022年12月の投信動向~』というおもしろいレポートを公開していたので共有したいと思います。(以下、画像が見にくい方はクリックして頂けると拡大できます)2022年の純流入ラン
S&P500投資家は今後予想される景気後退にどう対処すればよいか?
【米国株式市場は右肩上がり】「Stocks for the Long Run: The Definitive Guide to Financial Market Returns & Long-Term Investment Strategies, Sixth Edition 6th」より引用。過去200年間、米国株式市場は長期的には右肩上がりで成長を続けてきました。しかし、「常に
【S&P10・FANG+】【衝撃の事実】全ての成熟した米国大企業の成長は止まってきた
【全上場企業の売上成長のグラフ】更に非常に興味深いのが次のグラフ。1950年から2009年までの間に、米国株式市場で上場した全2万8853社のインフレ調整済み売上成長のグラフです。1つのグラフに納めるため、売上を示す縦軸は対数グラフになっています。線がの傾きが縦方向
新NISAアンケート「下落には10%まで耐えられるが最多」でも「S&P500は毎年平均16%下落しているという事実」
【S&P500の真実】S&P500は1928年以来、平均年率9.8%のリターンを記録してきました(配当込み・ドルベース)。シーゲル教授のチャートが有名ですが、S&P500は長期的には右肩上がりで成長してきました。ただ、その過程で、当たり前ですが毎年必ず下落する場面がありました
【S&P500・100%VS全世界株式】米国とその他の地域の「最も適切な資産配分」と「意外な罠とは?」(VT・S&P500・オルカン)
【「効率的フロンティア」の落とし穴】シーゲル教授の名著「株式投資」のなかに、米国株と米国以外の国の株をどう配分知れば、リスクとリターンが最適になるかを表した「効率的ポートフォリオの定量分析」という項があります。米国と米国外株式(EAFE指数)の過去の利回りや
ウクライナ情勢を受けて。初心者があまりやってはいけないことと、やった方がいいこと。
【不確実性が高まる市場】ウクライナ情勢やインフレ、FRBの利上げに対する懸念が高まり、株価は下落。私の投資しているS&P500ETF(VOO)は年初来で‐12.34%となりました。直近の最高値から10%以上下落し、いわゆる調整局面入り。ナスダックは11月19日につけた最高値から
【インデックス投資は入金力が大事(?)】インデックス投資は入金力が大切なんてよく言われます。でも、実際はインデックス投資に限らず、個別株投資にしろ、不動産投資にしろ、債券にしろ、おおよそほとんどの投資において、元本や毎月投資に回せるお金がどのくらいある
【投資なんかおやめなさい】私が株式投資をしなくてもよいと思う理由
【無理に投資をしなくてもいい】今回はリスク資産への投資をしていない人を馬鹿にしたり、マウントを取るのはやめよう。というお話です。SNS上で、煽ったり、マウントをとったりしている方を見るのが好きではないので、なぜ、無理に株式投資をしなくてもいいかを書いていき
オルカンは預貯金の代わりとはいかない。全世界株式に投資をする前に絶対に知っておきたいこと。
【VTのドローダウン】VT(全世界株式ETF)の設定来のドローダウン(ドルベース・配当込み)2009年以降の約11年間の間に、VTは10%以上の下落が9回、20%以上の下落も2度あり、2012年前後などは下落してから最高値を更新するまで、1年以上も要したことがわかります。【疑似
【S&P500投資家達の悲劇】ただ黙って市場にいれば資産が22倍になったのに【航路を守れ】
【PK戦の極意とは?】オークマークファンドの古いレポートに面白い記述がありました。「経済心理学誌」の研究は以下の事を示しています。〇PK で右に飛ぶゴールキーパーがボールを止める確率は12.6%。〇左に飛ぶゴールキーパーがボールを止める確率は14.2%。〇右にも左に
バンガードの研究「過去60年間、先進国では108件の景気後退がありましたが株式市場はそれを乗り越えてきました」
【過去60年間の景気後退について】「景気後退」について心配している方もいるかもしれません。そこで、今回は「景気後退」についてのバンガードの研究を一つ紹介したいと思います。【バンガードの研究】下のブラフは、米バンガードが、調査可能な23の先進国市場の、1960年
【ウォーレン・バフェット氏の富の源泉とは】ウォーレン・バフェット氏の成功の秘訣について、これまで世界で2000冊以上の本が出版されてきました。例えば、師匠のグレアム氏やフィッシャー氏から受け継いだ、バリュー投資を軸とするバフェット氏の銘柄選択のスキルを分析
過去・米国株式市場が直近のピークを下回った期間について【S&P500・米国投資家必見】
【米国株式市場は長期的には右肩上がりでした】ジェレミー・シーゲル教授の研究などで、よく知られていますが、過去200年間、米国株式市場は長期的に右肩上がりで成長を続けてきました。1802年に投資をした1ドルは、インフレ調整後で年率平均6.7%で成長し、2013年には93万05
【S&P500投資家必見】米国の景気後退を正確に予想できたら、どれだけリターンを改善できるのか2?【バイ&ホールド】
【不況が起きるのは当たり前】1871年以降、米国では30回の不況が発生しています。単純に割り算すると、平均で5年に1度くらいの割合です。米国株やS&P500に投資をしていれば、不況や景気後退に出くわすのは当たり前といえるでしょう。しかし、30回の不況があったにもかかわ
ドルコスト平均法の弱点とは?ドルコスト平均法の限界を知ろう!
【ドルコスト平均法の限界】議論されつくした話なので今更かと思う方もいるかもしれませんが、また、最近話題なので簡単に書いていきたいと思います。ドルコスト平均法でも資産形成後半には効果が薄れますし、暴落やそれによる損失を防ぐことは出来ません。そして、投資や市
【米国市場のお勉強】米モーニングスターに、「株式市場の暴落と不況について知っておくべき6つのこと」という面白い記事があったので紹介します。6 Things To Know About Stock Market Crashes and Downturns年初からの株価の下落や、市場の先行きに不安な方や、米国株初
レバレッジを用いず、現金比率30~50%でS&P500をアウトパフォーマンスした男の言葉【セス・クラ―マン】
【伝説のバリュー投資家の一人】ベンジャミン・グレアムを師事し、ウォーレン・バフェットとも親交の深い、世界的なバリュー投資家の一人、BaupostGroupのセス・クラーマン。今日は、彼が、リーマンショック渦中の2008年10月の講演での発言を紹介したいと思います。【最も
【ファクター戦略】特定の「ファクター」に加重して市場を上回るリターンを狙う。
過去、市場平均を上回ってきた「ファクター戦略」過去の様々な学術的研究や調査によると、特定の「ファクター」や「市場のセグメント」にエクスポージャーをとる事で、リスク調整済みの超過リターンを得ることができるということが証明されています。「各ファクターのプレ
【新NISAで投資を始めた方へ】投資を始めたら、リスクは生活の一部になります。
S&P500インデックスファンドの歴史。S&P500インデックスファンドが誕生してから約45年、その間、米国株式市場には様々な出来事がありました。1974~75年 「暴落」70年代後半から80年代初めの大幅なインフレ1979年 「株式の死」1987年 「ブラックマンデー」19
2003年12月 2003年12月 サダムフセインが確保された日のニュースこの日のブルームバーグのニュースは印象的なものでした。13:01 「米国債上昇・フセイン逮捕でもテロは減らない可能性も」・・・・・30分後、米国債が下落。13:31 「米国債下落・フセインの確保でリスク
新企画「一緒に勉強しませんか?」第4回目となりました新企画今回は米国の「欠点」ともいえるあの数字です。「勉強」といっても、毎回2分で読める内容となっています。でも、知っておくと、今後の米国株投資において、ちょっとだけ役に立つかもしれません。乳児死亡率という
個人投資家が運用にレバレッジを使うのはあり?なし?山崎元氏の見解を紹介します。
【レバレッジはありかなしか】トウシるにて、山崎元氏の書いた個人投資家は運用に「レバレッジ」を使っていいか?という記事が掲載されていました。一言で、レバレッジ(借入)といっても、その用途は、不動産や事業、学生の奨学金のようなものから、株式投資でも、短期的な
S&P500や米国高配当投資をする際に知っておくべきある1つの事実?
【S&P500と配当】リーマンショック時など時に減配する時もあるものの、S&P500企業の出す配当は、S&P500指数同様に右肩上がりで成長してきました。1940年代には0.67ドルだったS&P500の配当は、2020年には58.22ドルと約87倍になりました。【リセッションに強い配当】上の画像
積立投資よりも、リスク許容度の範囲内で一括投資をした方が、人生トータルでの効率が良い説。
ドルコスト平均法や積立投資よりも、リスク許容度の範囲内で一括投資をし、その後リスク許容度の変化に従い、必要であればリスク資産の保有額(保有比率)を調整した方が、人的資本を含めた人生トータルで、リターン(リスクプレミアムの獲得機会)を向上させつつ、人生後半
「配当株」「増配株」で、S&P500やオルカンをアウトパフォーマンスしようと思っている方へ
過去、市場平均を上回ってきた「ファクター戦略」過去の様々な学術的研究や調査によると、特定の「ファクター」や「市場のセグメント」にエクスポージャーをとる事で、リスク調整済みの超過リターンを得ることができるということが証明されています。「各ファクターのプレ
【投資クイズ】下の図は、1999年末の株価を100として、各年末の株価の推移を表した図です。チャートの終わりの2012年時点で、赤、青、紺、紫、黒、あなたはどれに投資をしようと思いますか?【答え合わせ】実はこのチャートは各国の株価指数の推移を表したものです。具体
【インデックスファンドの取り崩し】米バンガードの「4%ルール」をアップデートしよう【FIRE・早期退職】
【退職のための4%ルールのアップデート】先日米バンガードが、FIREやインデックス投資の出口戦略の一つとして、よく知られている「4%ルール」について、おもしろいレポートを公開していましたので紹介たいと思います。Fuel for the F.I.R.E.: Updating the 4% rule for ear
【ズバ抜けた一部の企業が市場を牽引する】アリゾナ大学のBessembinder 教授は、株式市場の長期的なリターンは、指数に含まれる平均的な企業が生み出すリターンの何倍もの極端なリターンを生み出す、「非常に少数の外れ値企業」によってもたらされることを示しました。【GA
VTやVOOやVTIは最高の高配当銘柄である。S&P500から高配当株への乗り換えは正解か?
【資産形成後期は高配当株に切り替えるべき?】資産形成の後半や、リタイア後に、生活費やインカムを確保するため、それまで長期投資をしてきた、VOOやVTI等のETF、もしくは投信を売って、高配当株に乗り換える計画です。という話を聞くことがあります。もしくは、下落局面が
全世界株式(オルカン)の60%は米国株式だから危険!は本当か
【オルカンの60%は米国株】VTやオルカンのように、時価総額で全世界株式を丸抱えするようなインデックスに連動する商品について、よく指摘されることの一つに、米国株が60%を占めているから危ない、リスク分散になっていないという意見があります。今回はこのことについ
【VYM、HDV、SPYD】米国高配当ETFの中で今投資するならどれが良いか。
【VYM、HDV、SPYD】VYM、HDV、SPYD、いわゆる米国高配当ETFの中で今投資するならどれが良いか。個人的な意見を書いていきたいと思います。まずは現在の市場環境を整理しましょう。【金利上昇+高インフレ=バリューに有利?】一般的に、低金利・低インフレの環境はグロース
S&P500やオルカンに20~30年、長期投資を続けてもマイナスになる可能性は普通にある。
画像は ピクテ投信のHPより今回の結論例えば「市場が三カ月で20%以上下がる事はない」 という主張があるとします。でも、仮に過去のデータがそうなっていたとしても特に意味はありません、それはただ単に「過去市場が3カ月で20%以上下がったことがなかった」という情報にす
再びブラックマンデーのような暴落が起きた時、S&P500やオルカンに投資をしてる人はどうすれば良いか?
【1987年の暴落】1987年10月19日、S&P500は一日で20%以上下落しました。それまでの日次のヒストリルボラティリティに基づくと、この大暴落は「25」標準偏差に相当します。【正規分布の世界】https://ai-trend.jp/basic-study/normal-distribution/normal-distribution/よ
新NISAで投資する前にS&P500をよく知ろう。投資の過程で必ず起こるリスクや下落をよくイメージすべし
【直近のS&P500の日次リターン】2020年1月1日から2022年5月13日までのS&P500の日次リターン(ドルベース)市場は大部分を占める『普通の日(約98%)』と、1日で±3%の大きく動く瞬間(全体の2%程度)があることがわかります。よくある普通の日に騒ぎすぎてる人に振り回
若い頃はS&P500やNASDAQに集中投資して、年をとったら•••は本当に良い戦略か?
S&P500に投資をする方へよく「若いうちはS&P500に集中投資して、その後・・・(高配当株など)」という話を耳にします。私は、ご存知の通り、S&P500や米国株が大好きですし、目標や許容できるリスク、投資期間などが『本当に』許すのなら、S&P500や米国株100%もありだと思い
【5年で6%!?】同じ日経平均連動型インデックスファンドでもリターンにバラつきが。
【投資信託についておもしろい記事が】先日、日経新聞に「インデックス型投信、運用成績はコストで決まる?」という記事がありました。要点をまとめると、〇同じ指数との連動を図るインデックス型投信は基本的に同じ値動きをするため、商品選択ではコストの低さが重要なポイ
S&P500やオルカンに投資をするなら一括投資が良いのか?積立投資がいいのか?
一括投資?毎日積立?数日前、ブログのコメント欄にS&P500に投資をしようと思っています。一括投資が良いでしょうか?毎日積立がいいでしょうか?という質問を頂いたので、回答しようと思います。私なら一括投資します。私なら、今すぐに、自分の①投資目的②リスク許容度③
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【1987年の暴落】1987年10月19日、S&P500は一日で20%以上下落しました。それまでの日次のヒストリルボラティリティに基づくと、この大暴落は「25」標準偏差に相当します。【正規分布の世界】https://ai-trend.jp/basic-study/normal-distribution/normal-distribution/よ
【市場から数日離れていると】昨今の市場状況や今後の景気後退を予測し、市場から離脱したり、現金化をするよう促す声も多くあります。そのような意見に耳を傾けるのもよいのですが、市場から出る前に思い出して欲しいことがいくつかあります。【1928年~2021年までのデー
過去、市場平均を上回ってきた「ファクター戦略」過去の様々な学術的研究や調査によると、特定の「ファクター」や「市場のセグメント」にエクスポージャーをとる事で、リスク調整済みの超過リターンを得ることができるということが証明されています。「各ファクターのプレ
インデックス投資家もアクティブ投資家もとりあえず読んでおいた方が良いレポート。資産運用業高度化プログレスレポート2022 https://www.fsa.go.jp/news/r3/sonota/20220527/20220527_1.pdfいつもありがとうございます。知らなかった、ちょっとだけ勉強になったという方は
【退職のための4%ルールのアップデート】先日米バンガードが、FIREやインデックス投資の出口戦略の一つとして、よく知られている「4%ルール」について、おもしろいレポートを公開していましたので紹介たいと思います。Fuel for the F.I.R.E.: Updating the 4% rule for ear
【マーケットタイミングの影響は少ない】S&P500や全世界株式など、市場全体に投資をする伝統的なインデックスファンドのように幅広く分散されたポートフォリオで長期間運用する場合、そのポートフォリオのリスクとリターンの大部分は資産配分によって左右されます。研究に
【トウシルの記事】楽天トウシルに面白い記事があったので紹介します。橘玲さん×篠田尚子Special対談幸福な人生の最短ルートは「お金持ちになること?!」ってホント?https://media.rakuten-sec.net/articles/-/41878『シンプルで合理的な人生設計』橘氏は最近の著書の中
【含み益バリアの作り方】最近SNSで『含み益バリア』というパワーワードを耳にしました。なるほど、おもしろいこと言うな~と素直に感心しました。今回は最近投資を始めて、含み益バリアがなくなってきている方に向けて、私の過去の経験を無前て、少し記事を書いていきたい
【お金の意思決定で損をしない「3つの原理」】楽天トウシルに、山崎元氏の著した『お金の意思決定で損をしない「3つの原理」』という記事がありました。https://media.rakuten-sec.net/articles/-/41548とてもいい記事なので共有したいと思います。【①運用方法の独立性
【代田秀雄氏×山崎元氏】eMAXIS Slimシリーズの生みの親とも言える、三菱UFJ国際投信・常務取締役の代田秀雄氏と楽天証券経済研究所の山崎元氏がトウシルで3回に渡って対談しています。タイトルには【PR】と銘打ってありますが、『前編』資産運用の最適解とは?『ほったらか
【S&P500の強気相場】JPモルガンのレポートにおもしろいデータがあったので紹介します。下の図はS&P500の過去の強気相場を表したグラフです。10年以上に渡る長い強気相場もあれば、数年程度の短い相場もあり、一口で強気相場といっても、いろいろな相場があったという事がわ
【投資はタイミングよりタイム】投資には「タイミングよりタイム(長期間続けること)だ」という言葉があります。個人的には、基本的に、出来るだけ早く目標とする資産配分を完了した方が良いと思いっています。資金に余裕のある方で、リスクが許容できる方であればできるだ
【トウシル】楽天証券のトウシルに、山崎元氏の著した『個人投資家が選択すべきは「トップダウン」か「ボトムアップ」か?』という、おもしろい記事があったので紹介します。トウシルの記事『https://media.rakuten-sec.net/articles/-/38386』今回の記事は元個別株投資家
【積立投資で注意したいこと】楽天証券のトウシルにて、山崎元氏の「積立投資で注意したいこと」という動画が公開されていましたので紹介します。もちろん、「積立投資が悪い」ということではありません。定期的な拠出を続けることは良いことですし、投資を習慣化させるう
金融庁のHPより。【金融庁・本気を出す】金融庁がついに重い腰をあげました。金融庁は、国の登録を受けずに投資助言等のサービスを行う業者の情報をSNS等でも募集を開始。金融庁@fsa_JAPAN【情報募集】国の登録を受けずに投資助言等のサービスを行う業者を、インターネット
【インデックス投資は入金力が大事(?)】インデックス投資は入金力が大切なんてよく言われます。でも、実際はインデックス投資に限らず、個別株投資にしろ、不動産投資にしろ、債券にしろ、おおよそほとんどの投資において、元本や毎月投資に回せるお金がどのくらいある
【eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のチャート】eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のチャートを見ると、コロナショック直前のピークに投資をしていても、2021年の上昇相場の後半で投資をしていても、あるいは、一括でも分割でも、為替が有利に働いたこと
フィッシャー・ブラックの論文「ノイズ」より引用金融市場ではノイズのおかげで取引が成り立ち、金融資産の価格を決定する事ができる。しかし、市場を非効率的なものにしているのもノイズである。金融や経済の市場の動きに関するほとんどの理論は、その内容が学術的なもので
【積立投資で注意したいこと】楽天証券のトウシルにて、山崎元氏の「積立投資で注意したいこと」という動画が公開されていましたので紹介します。もちろん、「積立投資が悪い」ということではありません。定期的な拠出を続けることは良いことですし、投資を習慣化させるう
【お金とはなにか】年末に経済評論家の山崎元氏がお金についての良い動画を二本。ブログ記事を1つ公開していらっしゃったので、紹介します。①【お金の考察】再論「お金」とは何か?一つ目は、「お金とは何か?」について山崎元氏が語っています。お金で幸せになれるか?「
【6月20日 米国株式市場】ダウ 39,134 +0.77%S&P500 5,473 ‐0.25%ナスダック 17,721 ‐0.79%ダウは小幅に上昇。S&P500とNasdaqは下落。Nasdaqは8営業日ぶりに下落しました。S&P500は序盤5500に達する場面もありましたが、エヌビディアなどの大型ハイ
「投資と為替リスクについて考える」楽天証券のトウシルに、「投資と為替リスクについて考える」という面白い記事が、掲載されていたので紹介します。https://media.rakuten-sec.net/articles/-/39367?page=1そのタイトル通り為替について、山崎元氏が自身の考えについて述
【ダウンマーケットで引退】以前、米モーニングスターに面白い記事があったので紹介します。「ダウンマーケットで引退?これからの戦略を検討しよう」(今は見られなくなっています)退職したばかりの人にとって、市場の下落は怖いものです。この記事は、バンガードのリタ
「RSP」S&P500に均等加重するETF今回は、なぜ、私が時価総額加重の「VOO」に投資をしたのか。なぜS&P500均等加重の「RSP」に投資をしなかったのか。について話していきたいと思います。「時価総額加重」と「均等加重」について、何かしらの参考にして頂ければ幸いです。VOOや
【6月18日 米国株式市場】ダウ 38,834 +0.15%S&P500 5,487 +0.25%ナスダック 17,862 +0.03%エヌビディアなどの半導体株が引き続き買われ、S&P500とNasdaqは最高値を更新。ダウも5日ぶりに反発しました。エヌビディアは3.5%上昇。時価総額でマイクロソ
【金(ゴールド)について】金について、最近よく聞かれるので、簡単に思ったことを書いていきたいと思います。金のメリットとデメリットは、皆さんご存じのことと思いますから割愛。分散効果やインフレヘッジとして、「金に投資したい」という気持ちは十分によくわかりま
【オルカンの地域別構成比率】22年3月末の、オルカンの地域別の構成株式をみると、米国が6割以上を占めています。これは浮動株調整後の世界の株式市場の状態を概ね反映するものであり、世界の株式市場全体をそのまま保有したい投資家にとっては最適な商品の一つだと思いま
【「効率的フロンティア」の落とし穴】シーゲル教授の名著「株式投資」のなかに、米国株と米国以外の国の株をどう配分知れば、リスクとリターンが最適になるかを表した「効率的ポートフォリオの定量分析」という項があります。米国と米国外株式(EAFE指数)の過去の利回り
【米国株式市場は右肩上がり?】シーゲル教授の研究でも有名なように、米国株式市場は、1800年以降長期的には右肩上がりで成長してきました。ただ、「常に」右肩上がりで成長してきたというわけではありません。暴落した時もあれば、長期的に停滞した時もあります。また将
【米国株式市場は長期的には右肩上がりでした】ジェレミー・シーゲル教授の研究などで、よく知られていますが、過去200年間、米国株式市場は長期的に右肩上がりで成長を続けてきました。1802年に投資をした1ドルは、インフレ調整後で年率平均6.7%で成長し、2013年には93万05
【同じ指数なのにコストが異なる投信】ニッセイ基礎研究所に「株式インデックス投資の手数料はどのくらいなのか-手数料を引いたら最終残高がどれだけ減るのか」というおもしろいレポートが掲載されていたので紹介します。同レポートでは、同じインデックスを対象としてい
米国株式100%の投資家が覚悟しなければならない未来米国株式のみでいいのか、国際分散か。この質問に対して、考える時、米国株式100%のポートフォリオの方々が、一つ、真剣に覚悟しなければならない状況がありますまずは三つのチャートをご覧ください。〇1986~1994末の9年
【ドルコスト平均法の限界】議論されつくした話なので今更かと思う方もいるかもしれませんが、また、最近話題なので簡単に書いていきたいと思います。ドルコスト平均法でも資産形成後半には効果が薄れますし、暴落やそれによる損失を防ぐことは出来ません。そして、投資や市
【6月12日 米国株式市場】ダウ 38,712 ‐0.09%S&P500 5,421 +0.85%ナスダック 17608 +1.53%S&P500とNasdaqは3日連続で最高値を更新。5月の消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を下回ったことを受けて、株価は上昇。米国債利回りは低下。ドルも下落しま
【バリューファンドとグロースファンドの二刀流は有効か】ウェルスアドバイザーに面白い記事があったので感想を書きました。https://www.wealthadvisor.co.jp/market/2023/1117/fund_02182.html一言でいうと、バリュー株ファンドと、グロース株のアクティブファンドを二刀
【6月11日 米国株式市場】ダウ 38,747 ‐0.31%S&P500 5,375 +0.27%ナスダック 17,343 +0.88% S&P500とNasdaqが最高値を更新。ダウは小幅に下落しました。AI技術「アップルインテリジェンス」を導入すると発表したアップルが7%上昇。S&P500やNasdaqを
次の10年は新興国株式がくる。次の10年新興国株式がくる。という声を最近よく聴きます。そこで今回は1つの興味深いレポートを紹介したいと思います。2011年4月 日興アセットマネジメント変わる世界の勢力図、大きなカギになる「新興国」と「向こう10年」の高成長より引用
【6月10日 米国株式市場】ダウ 38,868 +0.18% S&P500 5,360 +0.26%ナスダック 17,192 +0.35%米国株式市場は小幅に反発。S&P500は最高値更新しました。12日に米消費者物価指数(CPI)の発表とFOMCを控える中、小幅な値動きが続いています。ラッセ
【ロボアド】私は現状ロボアドは普通の個人投資家の運用に必要ないと思っています。が、ロボアドのなかではウェルスナビが一番好きです。実際、日本投資顧問業協会の統計資料によると、2023年12月末ではウェルスナビが9832億円と断トツだった。今年に入ってからも増加の勢い
【市場から数日離れていると】昨今の市場状況や今後の景気後退を予測し、市場から離脱したり、現金化をするよう促す声も多くあります。そのような意見に耳を傾けるのもよいのですが、市場から出る前に思い出して欲しいことがいくつかあります。【1928年~2021年までのデー