川湯パーク牧場は川湯温泉駅近くにある観光牧場で、2010年に外乗コースに参加したことがあります。そのときは摩周湖の近くまで獣道を登っていく半日のコースだったので、けっこう疲れました。この日たまたま前を通ったので、短時間のコースで外乗できないかと思って受付で聞くと、残念ながら予約でいっぱいでした。仕方がないので乗馬は断念して、前の柵の中にいる看板馬たちと触れ合っていると次々と寄ってきました。ニンジンの入...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
前回のばんえい競馬とは雰囲気も馬のサイズも180度違う牧場の紹介です。それは日高町にあるおひさま牧場です。ミニチュアホース専門の牧場です。ばん馬と比べ物にならない超ミニサイズの馬たちがこんなに必要かと思うような広い牧場で自由にのびのびと生活しています。私たちも自由に馬たちと触れ合うことができます。1頭の仔馬が横たわっていて、母馬が立ち尽くしているので具合でも悪いのかと思い近づいていくと…仔馬は急に立ち...
地域タグ:北海道
帯広に来ると行くことの多い帯広競馬場です。コロナ禍で3年ぶりの訪問となりました。久しぶりに行くと中が少し変わっていました。下の写真のような資料室はなかったと思います。競馬場ですから馬券を買うのにいろいろな情報が提供されていますが、普段は競馬をしない素人の私は結局は単純に馬体重とその時点のオッズで決めます。それでもこのときは運よく3連複が当たりました。金額にすればわずかでしたが…気分の問題です。開催...
地域タグ:北海道
神戸の北野坂にあるGALLERY北野坂に行きました。いつもご案内を頂く松原氏の作品を見るのが目的です。今回の作品展のテーマは『手のひらサイズ』です。68名の作家さんが出品されていました。松原氏もテーマに沿った『手のひらサイズ』の作品です。下の写真は「ブラブラ」という作品です。そして下の作品は「火の鳥」です。ほかにも「蝉」「子犬と少女」「蛙」「バッタ」「犬」の合わせて7作品を出しておられました。真鍮の針金で...
地域タグ:兵庫県
今日は過去画像3枚を使っての記事です(__)昨日のクッタラ湖から北の方に上がっていくと、外輪山を越えて大湯沼に出ます。周囲約1km、深さ22mの大きな湯沼です。世界的に見てもこの大きさは珍しいそうです。上の写真で手前に川が流れ出ているのがわかりますでしょうか。これを辿ると森の中に足湯があります。森林浴をしながら足湯という絶好の場所です。このあたりは登別温泉の温泉街や地獄谷とは離れていますので訪れる人は少...
地域タグ:北海道
今日は過去画像1枚だけです(__)登別にあるクッタラ湖です。周囲8kmのカルデラ湖できれいな円形をしています。ここも流入する河川がないので、おそらく登記上は摩周湖と同様で「水たまり」ではないかと思います。水質や透明度で摩周湖と1・2位を競うのは河川と繋がっていないということが大きいのでしょうね。車で湖畔まで行けますし、秘湖というわけではないですが、訪れる人は多くないように思います。にほんブログ村人気ブ...
地域タグ:北海道
前回の摩周湖第一展望台に続いて摩周湖第三展望台です。 道路脇に10台ほどの無料駐車スペースがあり、大型バスは駐車できません。なので人は比較的少なめです。第三展望台は標高670mの場所にあり、3つある摩周湖の展望台のなかで一番高い所から摩周湖を見下ろせます。木々が視界を遮ることもなく湖全体が見えます。湖水の色も濃く見えるような気がします。そして第三展望台では摩周湖に浮かぶカムイシュ島を間近に見ることができ...
地域タグ:北海道
摩周湖を望む展望台で最もメジャーなのは摩周湖第一展望台です。 広い駐車場があり、大型バスも止められるので多くの観光客が訪れます。展望台はほかに第三展望台・裏摩周展望台もありますが、冬期でも車で行けるのはこの第一展望台だけです。下の写真は湖に浮かぶカムイシュ島です。第一展望台からだとと少し距離があります。島を近くで見るには第三展望台がおすすめです。ここは『霧の摩周湖』という曲があるくらい、とくに夏は...
地域タグ:北海道
今日は過去画像3枚を使っての記事です(__)平城宮跡に2010年に復元された大極殿です。天皇の即位式や外国使節との面会など、国の重要な儀式のために使われていました。広い平城宮跡にこの大極殿などのいくつかの建物が復元されていますが、大部分は広い芝生のです。その広い平城宮跡のど真ん中を何と近鉄奈良線が横切っています。国史跡に指定される前の1914年に敷設されたためにこのようなことになっているのですが、大阪から奈良...
地域タグ:奈良県
今日は過去画像3枚だけです(__)サロマ湖の眺望ですでに紹介したピラオロ展望台やキムアネップ岬では満足できなければ、あとは標高376メートルの幌岩山の頂上付近にあるサロマ湖展望台に行くしかありません。ここはサロマ湖全体を見渡せる唯一の場所です。2つのルートで車で行くことができます。ただ現在は改修工事のため閉鎖中のようです。新しくなればまた一度行って見ようと思います。にほんブログ村人気ブログランキング...
地域タグ:北海道
今日は過去画像1枚だけです(__)前回紹介したピラオロ展望台の東(網走方向)にあるサロマ湖に突き出した半島の先端がキムアネップ岬です。キャンプ場もあります。夕日がきれいな場所です。ただ蚊やアブなどの虫が多く、そそくさと退散した覚えがあります。にほんブログ村人気ブログランキング...
地域タグ:北海道
元町公園の上にある旧函館区公会堂は1910(明治43)年に建てられた住民の集会所です。正面に桟瓦葺の屋根とブルーグレーと黄色の外壁が目を引きます。全体のインパクトもさることながら、細部の造りやデザインも実にハイカラです。屋根窓や棟飾柵、破風、円柱、柱頭飾とどれをとっても美しいです。とくに晴れた日の朝は黄色が青空に映えてきれいな写真が撮れます。場所は市電「末広町」で下車して基坂を上がった突き当りですが、こ...
地域タグ:北海道
今日は過去画像2枚だけです(__)奈良の法隆寺です。現存する世界最古の木造建築です。コロナ禍による参拝者の減少で寺の維持管理が危機的状況になり、クラウドファンディングで募集したところ、目標の2000万円を遙かに超える1億5千万円以上があっという間に集まりました。世界遺産であり、多くの国宝を持つ有名古刹ゆえのことですが、うらやましい寺院もいっぱいあるでしょうね。にほんブログ村人気ブログランキング...
地域タグ:奈良県
今日は過去画像2枚だけです(__)美瑛町の白ひげの滝です。一般的な川が流れ落ちる滝ではなく、断崖の岩の隙間から地下水が流れ落ちる潜流瀑というカテゴリーの滝です。引いた画像を見ると潜流瀑である様子がよくわかります。この流れ落ちる湧き水と美瑛川の水が混ざって青い水の川になります。ブログ「実戦空手道旭峰会お気楽日記」の旭峰会さんは氷点下の白ひげの滝がおすすめとのことで、一度冬に訪れて見たいものです。にほんブ...
地域タグ:北海道
紋別市の大山山頂園にオホーツクスカイタワーがあります。この展望台は紋別で最も見晴らしの良い場所です。標高は展望台でおよそ350mです。紋別市街地も一望できます。サロマ湖方面を見ると、手前にコムケ湖が見えます。こうやって見ると世界有数の海跡湖が多いエリアだということがわかります。(海跡湖=かつて海であった所が砂丘や砂州が発達して内陸に封じ込められてできた湖)これだけ景色が楽しめて入場料200円というの...
地域タグ:北海道
音更町にある十勝牧場です。これまでに2度訪れたことはありましたが、天気が良かったので帯広へ向かう途中に寄ってみました。ここは白樺並木が有名です。テレビなどのロケにもよく使われます。下の写真の建物は種馬牧場時代の旧庁舎らしいですが、亡くなった西郷輝彦主演のドラマでは村の診療所でした。白樺並木はおよそ1.3kmあります。晴れていれば絶好の撮影スポットです。ライダーもここで自分のバイクを止めて、白樺並木を...
今日は過去画像2枚だけです(__)美瑛川は別名ブルーリバーと呼ばれます。美瑛川の水に特別な成分を含む湧水が混ざることにより青く見えるそうです。今や美瑛町を代表する観光地の青い池は、この美瑛川本流に建設された堰堤に水が溜まった単なる「水たまり」です。美瑛川と同じメカニズムで青く見えます。この「水たまり」を地元の写真家が見つけ徐々に口コミで広がりました。私が最初に青い池に行ったのは2009年でした。その頃はま...
コロナ後の新日本海フェリー「すずらん」のレストランです。コロナ前はビュッフェ形式で好きな品を取って会計を済ませてから座席に移動という流れでしたが、コロナ後は座席のタブレットで注文し、料理とともにバーコードが渡され、会計は出口の機械にバーコードを読み込ませてカードや現金で支払う形です。今回はクーポン券があったので昼と夜の2回レストランを利用しました。昼はカレーライス夜は北海道産ホタテのシチューセット...
3年ぶりに新日本海フェリーの敦賀-苫小牧航路で北海道へ行きました。久しぶりの乗船に少しハイテンションになってフェリー「すいせん」の船内を撮影しました。まずはエントランス部分です。久しぶりで記憶が薄くなっていましたが、こんなにゴージャスだったのですね。ステート船室の廊下です。右が海側和室で左が内側洋室です。私が入ったステートA洋室ツインです。内側といっても光が入る窓があるので閉塞感はありません。フェリ...
新日本海フェリー 敦賀-苫小牧航路の敦賀港です。3年ぶりに行ったので、街灯のない真っ暗な道を少々迷いました。ナビはあったのですけどね・・待合所はエスカレーターで2階に上がったフロアにあります。夏でも最近はフェリー利用者が減り、ベンチはすいています。そしてこのときはさらに人が少なかったです。乗船客が互いの顔を覚えられるくらいの人数でした。あとで聞くと40数名だったようです。乗船する船はすでに北海道から...
今日は過去画像1枚だけです(__)2018年デビューの京都の叡山電車ひえいです。比叡山や鞍馬山の神秘的なイメージを楕円形で表現しているそうです。毎日運行しており普通運賃だけで乗車できます。にほんブログ村人気ブログランキング...
初めて函館観光に来る人は雨でもない限り函館山に上がる人がほとんどでしょう。しかし夜景を見るのであれば一般車はその時間は函館山に上がれません。函館駅を起点にした場合、まず市電で十字街まで行き、そこからロープウェイ乗り場まで歩いて10分です。もちろん車でロープウェイ乗り場まで行って駐車する方法もあります。(駐車料金は1時間200円 それ以降30分毎100円)ロープウェイは約3分で山頂に着きます。料金は往復1500円にな...
昨日は函館の崖のことを書きましたが、函館はいろいろな見どころがある町です。急いで有名観光ポイントだけを訪れるのはもったいないです。ゆっくり見ているとガイドブックには載っていない発見もあるかもしれません。ということで私は車をホテルに置いたままにして歩いて1日函館観光をしました。ただ、さすがにすべて徒歩だけで巡るのは大変です。そこで私が利用したのは市電1日乗車券です。値段は600円です。市電の最低運賃...
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川湯パーク牧場は川湯温泉駅近くにある観光牧場で、2010年に外乗コースに参加したことがあります。そのときは摩周湖の近くまで獣道を登っていく半日のコースだったので、けっこう疲れました。この日たまたま前を通ったので、短時間のコースで外乗できないかと思って受付で聞くと、残念ながら予約でいっぱいでした。仕方がないので乗馬は断念して、前の柵の中にいる看板馬たちと触れ合っていると次々と寄ってきました。ニンジンの入...
釧路市動物園のメスのアムールトラのココアが17歳で亡くなったという記事が出ていました。ココアはオスのタイガと双子として生まれましたが、2匹とも生まれつき四肢に障害がありました。残念ながらタイガは1歳で亡くなりましたが、ココアは不自由な足を引きずりながらも元気で過ごし、その姿が多くの人の感動を呼んでいました。私が釧路市動物園でココアを見たのは、今から9年前になります。今回掲載している写真はその当時のもの...
前回書いたようにはNHK大河ドラマ「べらぼう」京都巡回展に行ったばかりですが、早くも来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の収録が今月から始まったそうです。主人公は豊臣秀吉ではなく、弟の豊臣秀長です。信頼できる家臣がいなかった秀吉は、弟の秀長を頼りにしていました。それだけに秀長が病気で亡くなってからは助言者がいなくなり、秀吉の蛮行が増えたと言われています。下の肖像画が来年の大河の主人公・豊臣秀長です。その蛮...
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」全国巡回展がNHK京都放送局で開催中ということで行ってきました。これまで大河ドラマの巡回展に行くと、おもな登場人物の等身大パネルがありましたが、今回はそれが無く代わりに横浜流星さん演じる蔦屋重三郎をはじめ4人の登場人物の写真が展示してありました。展示の中でも目を引いたのは小芝風花さんが着用した花魁の衣装です。艶やかなデザインで重厚感もあり、ドラマの衣装を超え...
宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の舞台は苫小牧ではないかという郷土史家の論考が新聞に出ていました。宮沢賢治は岩手県立花巻農学校教諭時代に修学旅行の引率で北海道を訪れており、作中に登場する活版や菓子店の場所が苫小牧市が所蔵する駅周辺の昭和初期の地図と一致するそうです。また鉄道車内で車掌に切符を見せる場面では、切符を「はがきくらいの緑色の紙」と表現しており、これは当時の国鉄の硬券切符ではなく、軽便鉄道...
礼文島の固有種レブンアツモリソウが見頃だそうです。ラン科の多年草で絶滅危惧種に指定されています。生育環境の悪化や盗掘などで数が減っていましたが、群生地の保全を行った結果、再び開花数が増えつつあります。ただ夏が暑いと翌年は花が減る傾向があるということで、ここにも温暖化の影響があるようです。私が礼文島に行ったのは2002年のことです。そのときは島で2泊しましたが残念ながら3日間とも天候には恵まれませんでした...
漫画「将棋の渡辺くん」の単行本最新刊が発売されたので、さっそく買って読みました。「将棋の渡辺くん」は渡辺九段の元奥様で漫画家の伊奈めぐみさんが渡辺九段についてコミカルに描いた漫画です。本の帯にも「離婚しました。」と大きく描いてあるように、最近電撃離婚されて将棋ファンの間では話題になりましたが、生活スタイルはこれまでと変わらないということです。作者の伊奈めぐみさんは高槻市の将棋イベントで何度か見まし...
翼を骨折しているところを保護されたオジロワシが、過去に散弾10発を受けていたことがわかったという記事が出ていました。撃たれたのはかなり前のようで、傷は自然治癒していたそうですが、散弾の状態から流れ弾ではなく、正面から狙って撃たれた可能性があるとのことです。数年前に網走の海岸で乗馬中にオジロワシを見かけましたが、そのときも近寄っても逃げないので猟銃があれば容易に撃つことはできたでしょう。狩猟には趣味や...
前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
長崎孔子廟は孔子の遺品を納め祀ったのが始まりです。1893(明治26)年に中国清朝政府と華僑によって建立されました。ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像は、圧巻で荘厳な雰囲気です。 正面に孔子を祀る大成殿があり、その後ろに中国文化を紹介する中国歴代博物館があります。内部は撮影禁止です。この孔子廟から歩いてすぐの場所にあるのが長崎新地中華街です。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつです。東西、南北あ...
前回函館のイカがピンチだということを書きましたが、北海道漁港漁場協会は少しでも漁業に関心を持ってもらうために「難読漁港番付表」なるものを作りました。道内の難読漁港名を番付にしたもので、それによると東の横綱が羅臼町の「於尋麻布(おたずねまっぷ)」で、西の横綱が島牧村の「厚瀬(あっちゃせ)」です。北海道へよく行く私もある程度の地名は読めますが、漁村レベルとなると難しいです。中でも釧路と厚岸の海側を結ぶ...
函館といえばイカです。しかし近年漁獲量が減っており、今年も漁解禁日にほとんど獲れず、市場開設以来初めて初競りが中止されました。そして1週間後に出漁して何とか345キロを水揚げし、ようやく初競りができたということです。ただ昨年の同日には1000キロ以上が水揚げされており、初日の比較だと昨年の3分の1程度です。このままだと「イカのまち」ではなくなってしまいそうです。また知床ではカラフトマスの遡上が減っています。...
ここまで北海道の地方空港のことについて書いてきましたが、今回は九州の空港です。九州には多くの空港があり、国管理空港だけでも7ヶ所(福岡・北九州・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)あります。長崎空港はターミナルビルが教会の窓をイメージしたデザインで、屋上の鐘など各所が教会風になっていることが特徴です。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた空港で、1975年に開港した世界初の海上空港です。今年で開港50年になります。...
札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。滑走路は1500mが1本で、3000mが2本ある新千歳空港に比べるとかなり小規模です。函館や釧路といった道内都市を結ぶ便が多く発着し、ほかに三沢、新潟などを結ぶ便がありますが、東京や大阪を結ぶ路線はありません。この空港は陸上自衛隊丘珠駐屯地の飛行場でもあります。陸上自衛隊が管制業務を行うという珍しい空港です。2016年よりFDA(フジドリームエ...
オホーツク紋別空港です。前回書いた中標津空港よりさらに規模は小さく、現在は全日空の羽田往復便があるだけです。羽田空港からの便が到着するのは午後12時30分で、羽田空港に向けて出発するのは午後1時10分です。空港に行ったのは午後2時でしたのでもうここを発着する便はなく、中には入れましたが空港は実質閉店状態です。もちろん展望デッキに出ても航空機の姿はありません。外国人観光客の利用者数が増えて何とかコロナ前の水...
少し時間の余裕があったので何となく中標津空港に行ってみました。この空港にはかなり昔に来たことがあり、その時の印象が木のぬくもりのある空港でしたが、今回も変わらずというより一層きれいな木の作りになっていました。写真だけ見ていると、どこかの公民館の2階フロアという感じですね。ここで食後の缶コーヒーを飲んで休憩しつつ、このあとのドライブ計画を確認しました。テーブルもあって安上がりな喫茶タイムとなりました...
前回は函館の旧ロシア領事館と旧イギリス領事館のことを書きましたが、今回は長崎です。長崎の東山手十二番館は1868年に建設された建物で、ロシア領事館が置かれていました。外国人居留地を代表する洋風建築で、1998年国の重要文化財に指定されています。すぐ近くにある東山手甲十三番館は明治時代中期にフランス領事館として建てられた建物で、現在は無料で公開されているほか、喫茶店としても利用されています。そしてこれらの旧...
函館市にある旧ロシア領事館は明治41年に建築され、帝政ロシアの領事館としては日本に唯一現存する歴史的建造物です。30年前まで青少年研修施設として利用されていましたが、閉鎖後は老朽化して立ち入り禁止になっていました。そんな旧ロシア領事館を名古屋の企業が2021年に函館市から買い取って改修を進め、7月に高級ホテルとしてオープンすることになりました。全6室で、スイートルームは2名1室2食付きで1泊31万9000円ということ...
このブログで以前書いたことがありますが、クラーク博士の「初年よ大志を抱け」という名言は、北広島の島松駅逓所で札幌農学校に赴任してしていた博士が帰国するとき、見送りに来た学生たちに残したとされています。(恵庭だったという説もあるようですが…)現在国の史跡に指定されている旧島松駅逓所の近くには名言誕生の記念モニュメントが建っています。しかし名言が生まれた場所が北広島市だということの知名度は低く、有名な...
亀山社中は坂本龍馬とその同志により結成された日本初の商社兼私設海軍です。前回ブログで少し触れた坂本龍馬が学んだ神戸海軍操練所が閉鎖された直後の1865年に長崎で結社されました。老朽化していた龍馬が活動拠点として借りていた民家を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めており、床の間に掛かっている絵も武田鉄矢さん...
以前、北海道旅行最終日にフェリー出発までの時間つぶしに利用したイオンモール苫小牧です。そしてまた今回も旅行最終日に行きました。つまり2年連続して帰りのフェリー前の時間つぶしに利用しました。せっかくなので生鮮売り場をチェックします。ホッケなどの海産物やじゃがいもなどの野菜類を見て、買って帰れるものがあれば購入します。と言ってもフェリーなので冷凍物は無理です。結局は買うとしても豚丼のタレやご当地のレト...
苫小牧の回転ずし旬楽です。回転ずしと言っても、もはやレーンは動いていません。食べたい寿司をタブレットで注文するシステムです。最近はそのような回転寿司チェーンが増えました。せっかくなので北海道らしいメニューから注文しました。ホッケホタテ炙りそしてあまり見かけないメニューでイカのミミタコの頭この4皿を含めて8皿ほど食べました。タブレットで注文するシステムでも会計時の皿の勘定は店員さんが席に来て数えていま...
昨日は函館の伝統的建造物などについて書きました。函館といえば洋風建築や教会のイメージが強いですが、それに対して京都はその真逆に神社仏閣など和風建築のイメージです。しかし京都は意外と教会も多く、人口10万人当たりの教会の数は74で、これは全国5位になります。ちなみに同じ統計で寺院13位、神社32位ですから、実際の印象とかなり異なります。そこで今回は京都御苑の近くにある2つの教会建築を紹介します。まず京都ハリス...
函館の函館港と函館山にはさまれた元町・末広町あたりの西部地区は、「伝統的建造物群保存地区(通称「でんけん地区」)」として、異国情緒豊かな街の景観や建造物を保護しているエリアです。函館市はこの「でんけん地区」の歴史的価値のある建物を「伝統的建造物」に指定しています。旧函館区公会堂やハリストス正教会などガイドブックに載っている建物のほとんどは「伝統的建造物」ですし、このブログで紹介した旧カールレイモン...
函館の相馬株式会社は、初代・相馬哲平(2代目も同名)が1863(文久3)年に米穀商「相馬商店」として開業した会社です。今なお現役の社屋は、1916(大正5)年に完成したものです。昨日紹介したカールレイモン旧宅と同じく、函館市の「伝統的建造物」に指定されています。木造2階建ての鉄板葺き屋根に突き出た窓はルネッサンス様式です。基坂と電車通りの交差点に建っています。市電がこの建物の前を通過する映像は何度かテレビで見た...
函館カール・レイモン元町店はです。建物は函館市が指定する「伝統的建造物」です。カールレイモンはドイツ生まれで、ハム・ソーセージを食べる習慣のなかった日本に来て、函館で日本人女性と結婚し、1924年にハム・ソーセージの店と工場を開業しました。今ではカールレイモンは函館を代表するハム・ソーセージの老舗ブランドです。現在の函館カール・レイモン元町店は初期の工場跡です。店内にはイートインコーナーもあり、焼き立...
震度5以上の地震が多くなっている昨今、古い建物の耐震補強が急がれます。前回書いた清州城などのコンクリート製の模擬天守は耐震補強工事は自由にできますが、歴史的価値がある天守はそうはいきません。現在、築城当時からそのままの姿で建っている現存12天守のうち、国宝に指定されている天守は5つあります。国宝であるがゆえに、耐震補強するにもいろいろな制約があって通常の耐震工事の何倍もの手間がかかります。それでもすで...
愛知県清須市の清洲城です。織田信長が拠点とした城ですが、写真の天守は1989年に造られた鉄筋コンクリート製の模擬天守です。創建時の資料が残っていないので、外観・規模とも想像で設計されました。城跡は開発によって大部分が失われ、本丸土塁の一部が残るのみです。下の写真に見える朱色の大手橋の向こうの清洲古城跡公園に発掘された石垣の一部が復元されています。ちなみに横の線路はJR在来線と新幹線です。この城が有名なの...
前回、柳月がNHKの連ドラで登場した「あんバタサン」というお菓子を商品化して販売に力を入れているという話をしました。柳月のスイートピアガーデンにはイートインコーナーがあるので、その「あんバタサン」をバラで買って食べてみました。この例えは柳月には失礼かもしれませんが、六花亭のバターサンドと似ているように思います。別に否定しているわけではなく、おいしいという意味です。ただやはり柳月の昔からの主力商品はし...
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
平安神宮には神苑という広い日本庭園があります。通常は入園料600円ですが、年2回無料公開日があります。そこで昨日6月7日の無料公開日に合わせて行ってきました。神苑に入るとまず南神苑で、そこに日本最古の路面電車が置いてあります。明治44年に製造された車両で2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されました。西神苑はちょうど花菖蒲が見頃です。このときに合わせて無料公開日を設定しているのでしょうね。西神苑の白虎...
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...