1924年(大正13年)に建設された北海製罐小樽工場第3倉庫です。小樽運河の北側にあります。かつてサケ・マスの缶詰用の缶を保管する倉庫として建てられました。鉄筋コンクリート4階建てです。実際に見ると迫力のある外観です。ここで保管していた缶詰用の缶はカムチャツカ半島の水産物加工場へと運ばれました。缶を詰めた木箱を運河へ滑り下ろすらせん状のスパイラルシュートやリフトなど当時の最新設備を確認することができます。...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
ブラタモリを見るようになって、それまでまったく気にもしていなかった町の風景が気になるようになりました。そのひとつは町の中の崖です。以前のブラタモリ小樽編で紹介されていましたが、小樽には町の中に不自然な切り立った崖があります。これは昔の海岸の痕跡で、崖下は埋立地だそうです。それを知ったあとに小樽へ行ったときに観光客の多い堺町にある崖をまじまじと眺めて写真を撮りました。そして函館にも同じような崖があり...
先週のブラタモリは鳥取県の境港・米子の地形が中心でした。たたら製鉄の影響で大量の砂が海に流れ出して砂州となり、現在のような島根半島とくっつくような地形になったということでした。砂州が延びて陸続きになった部分をトンボロといい、境港・米子はこのトンボロにあるということになります。北海道のトンボロの代表は函館です。砂州が延びて陸地と函館山が繋がりました。境港と同じくトンボロの上に市街地があるわけです。そ...
先週のNHKブラタモリの舞台は鳥取県の境港・米子でした。番組の中心は境港と米子がある日本一長い砂州の成り立ちについてでしたが、境港で生まれ育った漫画家の水木しげる氏もその不思議な地形に魅せられて「ゲゲゲの鬼太郎」などの多くの妖怪漫画を生み出したのかもしれないと番組で説明していました。ということもあり、境港は妖怪だらけです。境港と米子を結ぶJR境線には現在4種類の鬼太郎列車が走っています。下の写真はねこ...
今日は過去画像1枚だけです(__)ヒグマが市街地に出没するようになっています。先日も知床横断道路でヒグマが立ち上がって車を揺する動画を見ました。たぶんこのヒグマは過去に車から食べ物をもらったのでしょう。野生動物にエサをあげてはいけないことぐらいわかっているはずですが・・(登別市:のぼりべつクマ牧場)にほんブログ村人気ブログランキング...
アースドリーム角山農場は江別市にある動物とのふれあいが楽しめる体験牧場です。ハムやソーセージで有名なトンデンファームが経営しています。せっかくなのでレストハウスでフランクフルトを1本いただきましたが、ジューシーでおいしかったです。基本的には入場は無料ですが、奥の動物ふれあいエリアは有料です。下の写真は動物にあげるエサを誰かが買わないかチェックしているトカラヤギです。後頭部に「必死感」が表れていて思...
今日は過去画像2枚だけです(__) 太陽の塔は1970年開催の大阪万博のシンボルです。万博閉幕後は今の姿ですが、開催中の大屋根からひょっこり顔を出した太陽の塔は子どもの私にもインパクトがありました。(大阪府吹田市:万博記念公園・太陽の塔)にほんブログ村人気ブログランキング...
前回紹介したように今や海へ続く道、天へ続く道は有名ですが、このたび地図で新たに「天空への道」というのを見つけました。場所は知床半島の付け根の標津町と中標津町の境目あたりです。しかし詳しい位置情報はなく、川北乙基線という道の名前と小さな写真が頼りです。該当する辺りを走っていると格子状に道があり、どれもまっすぐでどれも「天空への道」に思えます。大まかな地図はあったものの、記事にマップコードを載せてくれ...
斜里町の「天へ続く道」です。国道334・244号線の全長約18kmの直線道路で、まさしく天へ続いているかのような道です。斜里市街からだと国道334号線を10キロほど東へ行き、国道が知床半島方面へと曲がるところをそのまま直進すると突き当りが写真の場所になります。初めて訪れた頃は知っている人も少ない場所でしたが、今では有名観光地になってしまいました。そして清里町にある「海へ続く道」です。上で紹介した斜里の「天へ続く...
昨日に続いて桜島の話です。近代の桜島の噴火で最も大きかったのは1914年(大正3年)の噴火です。島の南部にある有村溶岩展望所はそのときの噴火で流出した溶岩原の小高い丘にある展望所です。火山活動が活発な南岳に近く、先月の噴火でもこの近くの集落に避難指示が出されました。下の写真には3つの時代の噴火の溶岩が写っています。一番手前は大正溶岩(1914年)、真ん中は昭和溶岩(1946年)、一番奥がさらに古い時代の溶岩で...
先週のNHKブラタモリは鹿児島の桜島でした。よくブラタモリで取り上げられた地域が災害に見舞われるという都市伝説がありますが、今回も番組ロケのあとに桜島が大規模噴火し、住民が避難することになりました。ただ現在は噴火活動は収まり、警戒レベルも噴火前の状態に戻ったようです。私が桜島に行ったのは半年ほど前です。そのときは鹿児島市からフェリーで桜島に渡りました。15~20分に1本出ており15分ほどで着きます。運賃は大...
今日は過去画像2枚だけです(__)稚内港から利尻島へ向かうフェリーからの利尻山の写真です。利尻富士という名の通りの美しい山容です。にほんブログ村人気ブログランキング...
前回ご紹介した千歳市のノーザンホースパークのガーデンレストランの北には広大な庭園が広がります。広さは約1万坪あり、小さな川も流れています。その庭を北の端の方まで行くと「馬見の丘」という場所に出ます。レストランの店員さんは「レストランから歩いて行くのはきついです」とおっしゃっていましたが、実際には歩いて10分程度で、勾配もほとんどありませんでした。丘といっても展望台になっているので階段を上るだけのこと...
千歳市にあるノーザンホースパークの中心にあるのがK’sガーデンです。施設の中にはカフェやグッズ販売店などがあります。今回、ここのガーデンレストランで昼食をとりました。注文したのは「真狩産ハーブ豚のカツカレー」1800円「氷室メークインとベーコンのラクレットチーズ焼」1100円「海老とホタテのパンシチュー」1300円夫婦で以上の3品を注文しました。奮発した昼食になりました。建物にはカフェもありますし、別の場所には...
鬼ノ城は大和朝廷によって国の防衛のために築かれたとされる古代山城です。岡山県総社市にあります。いわゆる一般的にイメージされる天守を持つ中世の城と違い、山全体に城壁を築いた古代の城です。写真の西門は柱穴の跡・石段・敷石などがきれいに残っていたため、城門の構造も推定できたので復元されました。復元された西門から望む風景は見事です。これだけの見晴らしゆえにここに城が築かれたのでしょう。現在も史跡調査や整備...
昨夜の京都五山の送り火は直前の大雨で点灯時間が遅れましたが、無事に5つの文字や絵が点灯されました。3年ぶりの完全な形でかがり火を点灯しての五山の送り火だっただけに祇園祭に続いて「待ってました!」という感じですね。ところで、かがり火つながりでいえば、道央の三笠市の三笠IC近くの達布山にかがり火をデザイン化した塔があります。高さ15mの「達布山展望台」です。明治時代に地形図を作成する折、この達布山と近く...
今夜は京都五山の送り火です。過去2年間はは新型コロナ対策で人が集まらないよう文字の中のいくつかのポイントだけ点火され、「大」の文字は確認できませんでした。しかし今年はコロナ前のように完全点火されます。五山送り火はお盆に迎えた精霊(おしょらい)さんをあの世へ送り返す意味があります。そしてこの行事とともに京都のお盆は終わります。それに対してまったく宗教的な意味がないのが、北海道・中標津の「牛」文字山で...
くるるの杜は北海道北広島市にあるホクレンの複合施設です。そこに農畜産物直売所があると知って行ってみると、ちょうど感謝祭をやっていて多くの人で賑わっていました。仮設テントでは地元の果物や野菜、さらにそれらを使った食べ物も販売されていました。昼時だったので話題の農村レストランの方へ行ってみましたが、さすがの人気で1時間待ちということであっさりと断念・・そこで感謝祭で並んだ仮設テントの方へ戻り、おいしそ...
今日は過去画像だけです(__)名寄サンピラーパークのひまわりですこれだけだと名寄かどうかわからないので遠景写真も追加で1枚(北海道名寄市:名寄サンピラーパーク)にほんブログ村人気ブログランキング...
弟子屈にある手作りアイスクリームの店「くりーむ童話」本店に行きました。北海道のアイスクリーム店としては今や老舗です。私が初めてここに行ったのも20年ほど前になりますが、新緑の季節に訪れたのは初めてです。店内には常時14種類のアイスクリームが用意されています。このときはミルク・ブルーベリー・メロンのトリプルでいただきました!窓の外には硫黄山がそびえ眺望もすばらしいです。本店ならではの風景です。アイスク...
昨日、道北・中川町で震度5弱・5強という大きな地震が続いて発生しました。ニュースを見る限りでは大きなけがをした人はいないようですが、道路が陥没したり、タンスが倒れた家もあったようです。また、その前には大雨で音威子府村と中川町を結ぶ国道40号線が土砂崩れで通行止めになっています。この国道は音威子府・名寄・旭川へとアクセスしているので、寸断されると中川町にとっては不便です。北海道の地名はアイヌ語が語源に...
北海道安平町の溝口牧場ミルクプラントの濃厚なソフトクリームを前回紹介しました。私がここに寄ったのはこの濃厚ソフトクリームと、店の前にいる看板ポニーに会うためです。行ったときも店の前に2頭いました。下の写真の左の茶色いのが男の子コタローで右が女の子のユメです。コタローは若く、ひもで繋がれています。ユメはベテランで、何にも繋がれておらず自由行動できます。それでも遠くへ行かず店の周辺にいます。店内には10...
北海道安平町にある溝口牧場ミルクプラントです。溝口牧場が経営するジェラート&ソフトクリームの店です。このときはプレミアム生ソフトをいただきました。ジャージー乳を使った乳脂肪12%以上の濃厚なソフトクリームです。さすが牧場直営の味です。場所は道東自動車道の追分町ICから国道234号線を南へ20kmほど走った道路沿いです。ウトナイ湖に近い安平町遠浅という地区にあります。下の写真のような目立つ看板がありますので...
2019年春に再建された尼崎城です。私は2回目の「登城」です。最上階の5階が展望ゾーンです。しかしまわりを高いビルや高速道路に囲まれているのでそんなにいい展望ではありません。下の写真は江戸時代初期に城下町整備のために寺院が集められた寺町方面です。3階は尼崎城の「金の間」をイメージした大広間で、お姫様や武士のレンタル衣装を来て写真を撮れます。この場所は実際に天守があった場所とは少し離れていますが、建物は...
自家用車をトヨタのヤリスに買い換えたのは2020年春でした。下はその納車時の写真です。ハイブリッド車なので、広い北海道を一定速度で走るとどれくらい燃費が伸びるか楽しみでしたが、買った頃から新型コロナ感染者が増え始め、しばらく北海道旅行も行けずにいました。そして買ってから2年以上経った今年の春、その時点ではコロナ感染もやや下火ということもあり、ようやくヤリスで北海道へ行きました。北海道旅行での走行距離と...
前回紹介したオーセントホテル小樽での夕食です。流氷明け毛蟹のコースです。オホーツク海産流氷明け毛蟹の浜茹で茹で揚げグリーンアスパラとずわい蟹のフリット サフランマヨネーズずわい蟹のちらし寿司 花咲蟹の鉄砲汁レストランは最上階で夜景を楽しみながら食事ができるシチュエーションです。この料理も「カニかにドライブパック」の特典です。今回はこのパックのおかげで贅沢な気分を味わうことができました。にほんブログ...
オーセントホテル小樽に宿泊しました。前回紹介しましたように、ヴィーナストラベル「カニかにドライブパック」の特典としてこのホテルでの1泊と夕食が付いていました。部屋はスタンダードツインです。特典なので料金は気にしていませんでしたが、調べて見ると同じ部屋の素泊まりで2万円程でした。小樽駅からも小樽運河からも近い中心地で便利な場所にあります。特典の1泊分には駐車料金も含まれていました。ホテルには立体駐車...
北海道へ車で行くのに今回初めて利用したのがヴィーナストラベルの「カニかにドライブパック」です。新日本海フェリー舞鶴-小樽又は敦賀-苫小牧 大人2名(ステートルーム)と乗用車1台で往復11万~11万5千円という値段です。そのパックにはいくつかの特典が付きます。①フェリー往路で昼食の海鮮ランチ(4500円相当)実際の写真が下です。もちろん特典なので食べましたが、そうでなければ通常昼食はカップ麺で済ませていました。...
上賀茂神社(正式には賀茂別雷神社)は京都で最古の神社です。古来より厄除・災難除け・必勝の神として信仰されています。国宝2棟、重要文化財41棟を含む境内全体がユネスコ文化遺産に登録されています有します下の写真は一の鳥居です。一の鳥居から二の鳥居までの広大な敷地は、競馬(くらべうま)などの五穀豊穣の神事が行われる開放的な芝生となっています。二の鳥居の手前にあるのは神馬舎です。日曜日には白馬がいますが、こ...
斜里岳のすそ野・清里町にある「さくらの滝」です。この滝では7月から8月にかけてサクラマスが滝越えのジャンプを見せてくれます。私は3度目ですが、このときはジャンプするサクラマスの数が少なかったです。下の写真は前回来た時のものです。いっぱい飛んでいてシャッターを押しさえすればサクラマスの姿をとらえることができました。この滝は昔海底であったころの砂岩が崩れてできた滝だそうです。落差はそうでもないですが、...
今日は網走湖の過去画像1枚だけです(__)前回紹介したあばしりフロックス公園からも見える網走湖は海跡湖です。海跡湖というはもともと海だった所が砂州などで海と切り離されてできた湖です。オホーツク沿岸にはコムケ湖・サロマ湖・能取湖・網走湖・藻琴湖・涛沸湖などの海跡湖がずらーっと並んでいて、世界的にも珍しいそうです。にほんブログ村人気ブログランキング...
「あばしりフロックス公園」は、平成14年、平均年齢67才(当時)の皆さんが自分たちで山林を開墾し、1000株のフロックスを植えることから整備が始まりました。私が地元の方に教えてもらって初めて訪れたのは2011年でした。それからも少しずつ畑の面積は増えています。高台にありますのでフロックスとその背景の網走湖や網走の街の風景が楽しめます。最近ではガイドブックなどにも掲載されて訪れる人も増えているようです。それでも...
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1924年(大正13年)に建設された北海製罐小樽工場第3倉庫です。小樽運河の北側にあります。かつてサケ・マスの缶詰用の缶を保管する倉庫として建てられました。鉄筋コンクリート4階建てです。実際に見ると迫力のある外観です。ここで保管していた缶詰用の缶はカムチャツカ半島の水産物加工場へと運ばれました。缶を詰めた木箱を運河へ滑り下ろすらせん状のスパイラルシュートやリフトなど当時の最新設備を確認することができます。...
前回紹介した小樽の北運河エリアでシンボル的な歴史的建築物のひとつ旧澁澤倉庫です。倉庫業にも投資していた渋沢栄一が入手した倉庫で、建築されたのは1892年頃です。現在は「小樽 GOLDSTONE」というライブシアター兼レストランとして再利用されています。そしてすぐ近くにあるのが、旧日本郵船小樽支店です。明治後期の代表的石造建築で国の重要文化財に指定されています。ルネサンス様式の石造二階建建築で明治期小樽の繁栄を伺...
小樽運河の北運河エリアです。観光客が集まるあたりの運河は埋め立てられて川幅は当時の半分ほどになっていますが、北運河あたりは川幅40mのままの当時の運河の姿を残しています。観光客が多い場所から歩いて10分ほどです。下の写真は運河の終点です。その小樽運河の北端にある公園が運河公園です。中央には当時の「船入澗(ふないりま)」をモチーフにした噴水池があります。公園の一角には旧日本石油倉庫が残されています。大正9...
滋賀県高島市にある白髭神社は近江で最古の神社です。前回は白糠厳島神社について書きましたが、この神社は宮島の厳島神社とは無関係です。しかし近江の厳島神社と呼ばれています。その理由は、琵琶湖の中に朱塗りの鳥居が建っている様子が宮島の厳島神社と似ているからです。鎌倉時代の絵図には鳥居は地上に描かれているそうで、その後琵琶湖の水位が上昇したために湖の中に建つことになったといわれています。この神社に来るほと...
前回紹介した白糠町の白糠厳島神社ですが、ここには普通の神社とは違うレアな光景があります。実はこの神社の参道をJR根室本線の線路が横切っています。しかも踏切には遮断機はおろか、警報機もありません。あくまで自分でしっかり確認して渡らないといけません。しかしこの踏切は両方向とも踏切の手前でカーブしており見通しがよくありません。【帯広方面】【釧路方面】列車が来ていないか目視するのはもちろんのこと、列車の音が...
釧路の西の白糠町にある白糠厳島神社です。江戸時代に安芸宮島の厳島神社から分霊してできた神社と伝わっています。下の写真の二の鳥居をくぐって石段を上がった先に本殿があります。釧路市米町にも厳島神社がありますが、今回紹介している厳島神社は釧路市の隣の白糠町にあります。国道38号線から100mほど離れた標高24mの高台に鎮座しています。「白糠厳島神社例大祭」は夏の風物詩として地元民に愛されています。もちろん私は祭...
大阪万博開幕まであと1年になりました。当初の予算よりもどんどん膨らむ上に、大屋根やデザイナーズトイレなどに惜しげもなく大金をつぎ込む姿勢に批判は強くなる一方です。大阪維新の会・吉本興業・協賛大手企業は在阪テレビ局を掌握していますから、開幕1年前の昨日は関西ローカル番組で朝から夕方まで万博情報を放送し、吉本のタレントや吉村大阪府知事がPRしていました。レポーターも街へ出て万博で盛り上がっていると大騒ぎし...
阪急うめだ本店で北海道物産大会が開催中です。昨日のブログで書いた造幣局の桜の通り抜けに行った帰りに寄りました。こちらのイートインコーナーで豚丼を食べました。「豚丼ポルコ」という函館の店で、札幌と江別にも出店しているようです。帯広から取り寄せた希少なブランド豚「かみこみ豚」を使用した豚丼です。「かみこみ豚」は脂身がとても甘く柔らかい肉質が特徴です。メニューは2種類で、私が食べたのは十勝特製豚丼(1430...
昨年に続いて大阪の造幣局の「桜の通り抜け」に行きました。明治16年から始まり、今年で141年目という歴史のあるイベントです。南門から北門までの560mの間に141品種340本の桜が植えられています。そこを桜を見ながら一方通行で通り抜けます。造幣局の桜は八重桜など遅咲きの品種が中心ですが、今春はさらに開花が遅れ、開催期間の前半は咲き始めから五分咲きほどだったようです。私が訪れたのは最終日の1日前でしたが、見頃と晴...
前回紹介した道の駅あびら D51ステーションには鉄道資料館が併設されています。もともと安平町鉄道資料館として別の場所にありましたが、道の駅のオープンに伴って移転してきました。屋外には特急列車「キハ183系車両」が展示されています。北海道仕様の特急「おおぞら」です。クラウドファンディングによって保存されました。資料館の中にはそのキハ183系車両の座席がベンチ代わりに置いてあります。そしてメインの展示は蒸気機関...
道の駅あびらD51ステーションです。国道234号沿いにあり、道東自動車道追分町I.Cから約3分という場所にあります。2019年春にオープンした比較的新しい道の駅です。館内では地域の新鮮野菜や焼き立てパン、町内の名産品を販売しています。安平町の名産のひとつが菜の花です。以前訪れたときはちょうど菜の花が満開の時期でした。道の駅ではその菜の花のはちみつを販売していました。また安平町といえばノーザンファームに代表され...
前回は高いところからの洞爺湖でしたが、今回は湖畔からの写真です。この日は分厚い雲に覆われ、全体的に鉛色の写真です。写真の山は対岸ではなく、湖の中央にある中島です。中島というのは1つの島ではなく、大島・弁天島・観音島・饅頭島の4島の総称です。時折小雨がぱらつく天気で、白鳥のボートも休業のようでした。下の写真は別のときの洞爺湖です。このときは快晴で雪を被った羊蹄山もきれいに見えました。ただ少し風があった...
洞爺湖を見下ろす高台にあるサイロ展望台です。ここは標高290mの場所にあるので、洞爺湖はもちろん有珠山や昭和新山もよく見える場所です。しかしこの日は霧で何も見えない状態でした。下の写真は以前立ち寄ったときに上の写真と同じような構図で撮ったものです。晴れていればこのように湖と周辺の山がよく見えます。少しだけ霧が晴れてきましたが、それでも辛うじて湖に浮かぶ中島が見える程度でした。ここは洞爺湖温泉街から札...
自宅最寄りの阪急武庫之荘駅では、駅前や線路沿いに多くの桜が植えられています。数日前はほとんど咲いていませんでしたが、大阪や神戸で開花宣言が出てから一気に咲き始めました。阪急電車の車体は昔から一貫して阪急マルーンという独特の濃い小豆色です。特急や普通などの列車の種別に関係なく、すべて同じマルーン色です。この車体のマルーン色と桜のピンク色がマッチしてなかなかきれいです。なので、この時期は線路沿いに多く...
一昨日、JR大阪駅の時空の広場を通ったときのことです。白馬がいるので「駅に馬!?」と思って近寄るとロボットでした。それにしても筋肉や毛並みまで精巧な作りで、実際に顔を動かします。近くで見ても本物と思うような完成度です。人気の牝馬のソダシという白馬がいましたが、彼女をモデルに作ったのかもしれません。日曜日は競馬G1レースの桜花賞なので、JRAがPRイベントをしていたようです。近くにいた係の方に「抽選をしていま...
釧路市にある六花亭鶴見橋店です。新釧路川に架かる鶴見橋のたもとにあります。店の前は道道113号釧路環状線という交通量の多い道路です。釧路市にある唯一の六花亭路上店舗です。ここの喫茶室は六花亭では珍しいモーニングサービスがあります。このときはもう午後でしたのでモーニングメニューはありませんでした。注文したのはモンブランとポイントで飲めるポイントコーヒーです。以前来たときはコーヒーは無料だったのですけど...
六花亭札幌本店です。2015年にオープンしてから何度となく来ています。ここは店舗・喫茶室に加えて室内楽ホール、ギャラリーを兼ね備えた10階建ての六花亭の自社ビルです。1階はショップになっています。店舗南側には北海道の山野草を植栽した小さなガーデンがあります。2階はカフェスペースです。平日の午後2時半で20分ほど待ちました。席によっては1階のガーデンを見下ろしながらくつろげます。案内された席も窓側でした。注文し...
Suageは2007年に創業したスープカレー専門店で、今は札幌市内に5店舗あります。私が行ったのはすすきのの「Soup Curry Suage+(すあげプラス)」です。カレーの辛さは、「①甘口」~「⑥超辛」まで用意されています。私は③の辛さにしました。注文したのは期間限定のチーズソースのかかったハンバーグが入ったカレー妻はラベンダーポークの炙り角煮カレー ここのカレーは癖がなくて味わいやすく、具材の旨味が強いのが特徴です。具...
神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン」が国内最高齢の28歳で命を終えました。パンダの寿命は20~30年だそうですので、人間だと100歳ほどのおばあちゃんでした。(今回の写真は病気になる前に訪れたときの元気なタンタンです)タンタンは2000年に神戸市が阪神淡路大震災の復興の一助にと中国から借り受けました。それ以来、神戸市民のみならず、近隣地域の人たちに愛されてきました。2020年に契約満了で中国に...
根室本線の富良野~新得間が3月31日の運行を最後に廃線になりました。それに伴って富良野駅の1つ南の布部駅も廃駅となりました。布部駅はドラマ『北の国から』の第1話の冒頭で、主人公の黒板五郎と純、蛍の3人が降り立った駅で、ファンの間では聖地として有名な駅です。駅前の大きな木の下には『北の国 此処から始まる』と書かれた脚本家・倉本聰氏直筆の木製の記念碑があります。この布部駅を残してほしいという声もありますが、...
函館で人気のハンバーガーショップのラッキーピエロ峠下総本店に行きました。入ってすぐの巨大な椅子は座ると金運に恵まれる「財運の椅子」と呼ばれています。大きなキリンが出迎える店内にはメリーゴーランドもあり、まるで遊園地のようです。ちなみに峠下総本店のテーマはバードウォッチングだそうです。注文したのはラッキーエッグバーガー440円。挟まれているハンバーグがとても肉肉しい。そしてサイドメニューにオリジナルラ...
北陸自動車道の賤ケ岳サービスエリアです。賤ケ岳(しずがだけ)といえば、織田信長が本能寺で討たれた後、豊臣秀吉と柴田勝家が後継を巡り戦った賤ケ岳の合戦で有名です。この賤ケ岳サービスエリア近くの木之本ICを下りるとその古戦場があります。私はこのサービスエリアには新日本海フェリーに乗船するため敦賀港に向かう途中に立ち寄ります。目的は休憩と夕食です。新型コロナ前まではここのレストランで滋賀名物の近江ちゃんぽん...
道央自動車道の豊浦噴火湾パーキングエリアです。噴火湾のきれいな風景が見られると思い立ち寄りました。案内板を見ると、このパーキングエリアは一般道ともつながっていて、パーキングエリア周辺だけではなく、広いエリアを散策できるようになっているようです。地図を見る限りではけっこうな距離を歩くようでしたので、時間的なこともあってそれは断念しました。駐車エリアからは眺望が広がってはおらず、木々の間のわずかな隙間...
室蘭にある地球岬は「北海道の自然百選」で1位に選ばれた景勝地です。これまで3度訪れましたが、今回が一番の晴天でした。「水平線がまるく見える」というキャッチフレーズですが、まさしくこの日はそんな感じでした。「地球岬」は「チキウ岬」と表記されている場合があります。アイヌ語で「チケウ」は「海上から屹立した断崖絶壁」を表しているそうで、それが「チキウ」となり「地球」の字をあてるようになったそうです。もう次に...
統一地方選挙報道のため1週休みだった大河ドラマ「どうする家康」の今回のタイトルは「金ヶ崎でどうする!」です。織田信長最大のピンチである「金ケ崎の退き口」が描かれます。信長が越前の朝倉氏を攻め込んでいたときに、妹の市を嫁がせている浅井氏に裏切られて背後から攻められ挟み撃ちになり、現在の福井県敦賀市の金ケ崎城から命からがら逃げたのが「金ケ崎の退き口」です。現在、城は残っておらず、金ヶ崎城跡の麓には金崎...
昨日は北海道百年記念塔の解体が進んでいる話をしましたが、今日は私が知らないうちにすでに無くなっていた店の話です。それは釧路にある六花亭春採店です。私の気に入っていた六花亭の店のひとつで、このブログでも何度となく紹介しました。釧路市郊外の小高い丘の中腹にあるので、ここの2階の喫茶室からの眺めは最高でした。目の前に広がるのは春採湖です。六花亭の中でも眺望の良さでベスト3に入る店舗でした。実際にその眺望や...
札幌市厚別区の野幌森林公園にある「北海道百年記念塔」の解体工事が進められています。1970年に北海道百年記念事業の一環として建てられましたが、老朽化のため解体されることが決まっていました。市民団体から保存を求める声もありましたが、塔を維持するには莫大な費用がかかるため取り壊されることになりました。解体工事は1月から始まっており、すでに高さ100mの塔の上部20mほどが無くなったそうです。下の写真の木々の間か...
大阪の造幣局の「桜の通り抜け」に行きました。明治16年から始まり、今年で140年目という歴史のあるイベントです。南門から北門までの560mの間に140品種339本の桜が植えられています。そこを桜を見ながら一方通行で通り抜けます。その年の人気投票で1位の桜が翌年の『今年の花』になります。なので昨年1位だった「松月」という品種が『今年の桜』です。花は淡紅色で次第に白くなっていきます。下の写真は「松前琴糸桜」という品種...
昨日のブログで亡くなったムツゴロウさんのことを書いていて、ふと4年前に中標津のムツ牧場に行ったことを思い出しました。ムツ牧場はムツゴロウさんこと畑正憲さんの精神を引き継いで運営されている牧場です。代表者は畑さんの娘婿の津山さんという方です。かつて放映されていた『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』にもよく登場されていました。番組では青年でしたが今やおじさんです。そりゃあれから30年以上は経っていますから当...
中標津を走っていたときに道路脇からキタキツネが出てきました。車を止めてサイドミラーを見ると逃げずに道の真ん中に座ってこちらを見ています。そのうち車の横にトコトコと歩いて来ました。そして犬がご飯をもらうときのようにお座りをしました。もしかすると以前人から食べ物をもらった経験があるのかもしれません。ただ絶対に食べ物を与えたり触ったりしてはいけません!知床でヒグマに食べ物を与えているニュース映像を見たこ...
私はこれまで北海道弟子屈町の川湯温泉に1995年と2015年の2回宿泊しました。最初に訪れたときは観光客が多くにぎやかだったのですが、20年後の2度目のときは一転して観光客は少なく、建物の老朽化も目立ち、温泉街全体から活気が無くなっていました。2度目の2015年に宿泊したホテルは「名湯の森きたふくろう」(下の写真)です。泊まったのは真夏でしたが空調設備はなく汗だくになったのを覚えています。これでは夏に泊まれないなと...
前回紹介しましたように兵庫県小野市の浄土寺は国宝の浄土堂や阿弥陀如来三尊像のある見どころの多い古寺です。創建は鎌倉時代初めですが、その前身は現在の浄土寺から西に約2kmの場所にあった広渡寺だと伝わっています。ということでその場所にもやって来ました。広渡寺は奈良時代中期に行基によって創建されたと伝わりますが、すでに平安時代末期にはなくなっていたことがわかっています。その跡地は発掘調査が行われ、現在は基...
兵庫県は思いのほか寺院が多く、都道府県別で第3位の多さです。ちなみに第2位大阪、第1位愛知で、京都や奈良がベスト3ではないことも意外です。さて兵庫県小野市にある浄土寺は、鎌倉時代初めに重源上人が建立した名刹です。ここの浄土堂は国宝建築です。中に安置されている阿弥陀如来像と脇侍の観音菩薩像・勢至菩薩像も国宝です。建物と中の仏像が両方とも国宝指定されているケースは平等院や東大寺などがありますが、このような...
前回、前々回と書きましたように、北海道の鉄道路線が廃線になり、駅もどんどん寂れていくのに対して、こちらは廃止の危機からV字回復をした施設です。それは帯広で行われている世界唯一のばんえい競馬です。かつては旭川・岩見沢・北見にも競馬場がありましたが、今は帯広競馬場でのみ行われています。その帯広競馬場も当時は何とか廃止を免れたとはいえ、その後も赤字経営が続き、常に廃止の危機に直面していました。しかし2012...
JR網走駅です。モリを持った像は本州にはないオホーツク文化の担い手とされたモヨロ民族です。正面の駅名看板は珍しく縦書きです。それは、かつて網走刑務所から出所してくる受刑者に対して「もう二度と横道に反れないように」という旧国鉄時代の駅長の願いが込められていると以前テレビ番組で紹介されていました。ホームは網走川でできた河岸段丘の端にあるため高い場所にあります。駅前の階段はそのためです。網走駅の1日の乗降...
JR留萌線の石狩沼田-留萌間が3月末で廃線になりました。それに伴って留萌線の終着駅だったJR留萌駅も廃駅になりました。私が最後に留萌駅に行ったのは2018年夏でした。2016年にここから増毛駅までの路線が廃止になったので、それ以降は留萌駅が終着駅でした。留萌駅の1日の乗降客数は訪れた2018年で80人程度でしたが、2022年はさらに50人にまで減っていました。100円の利益を上げるのに2000円以上のコストがかる状態でしたので、20...
彦根は関西でも少し遅く満開の時期を迎えますが、暖かい今春は4月を待たずして満開になりました。そこで3月末日に国宝の彦根城に行ってきました。彦根藩主井伊家の城です。入城してすぐに見えてくる廊下橋です。この橋が架かっている場所は堀切といって人工的に掘って低くして橋を架けています。いざというときには橋を落とし、敵の侵入を防ぐ役割がありました。その廊下橋から続く天秤櫓です。長浜城大手門を移築したといわれてい...
滋賀県近江八幡市にある八幡堀です。全長6kmもあります。1585年豊臣秀吉の弟・豊臣秀次が八幡山城を築いたときに、城の防衛と琵琶湖を利用した物流を目的に開削されました。その後、豊臣秀次は秀吉によって自害に追い込まれましたが、城下町は商家町として存続し、八幡堀も町の繁栄に大きく貢献しました。昭和後半になると堀は役割を終えてヘドロで悪臭を放つようになり、埋め立てられる計画も持ち上がりました。しかし市民の働き...
函館で事前に調べて夕食に食べようと思っていたのは函館ダイニング「雅家」という店の「イカ刺しがごめ丼」(1100円)でした。しかし行って見るとそれはランチメニューだったみたいで、夜はそこそこの値段・・あきらめて向かいにある函館朝市どんぶり横丁に入りました。さすがに夕方はほとんどの店が閉まっていましたが、そんな中で道下商店という店が開いていました。しかも食べたかった「がごめイカ刺し丼」(1000円)があったので、...
函館朝市駅二市場です。JR函館駅から歩いてすぐです。旅番組で必ず出てくる活いかの釣り堀のあるところです。ここの2階に朝市食堂二番館があります。店内はけっこう広く、テーブル席のほか座敷席もあります。朝市は安くないという評判がありますが、ここの丼は安いです。私が食べたいか刺丼は税込み550円です。行くまでは、値段から考えて少し小ぶりの丼かなと思っていましたが、普通サイズの丼が出てきました。ほかにも鮭親子丼や...