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これは今日の我が家のコウライシバ 外気温20℃ですからいろいろ変化が起こってますよー 例えば、コレ。 さび病の胞子に侵入されたヤツがいます さび病は、たった一つの胞子で、芝の葉の気孔が開くと感染できます。萌芽直後は芝が無防備なのでよーく観察するとほぼこのような感染が見つかります。 さび病が感染できているということは、新しい葉がすでに気孔を開いている証(^^)好調ですねーこんな風に、シーズン中いつでも小さな感染を続けながら、健康な環境では全体の新陳代謝で病害化しないタイプの菌と、 ラージパッチのように助走期間を経て大量増殖してから、芝を枯らしにくる悪玉の菌がいます。(性質は全然違う) さび病は放…
バッテリー式 電動サッチ取りマシンが日本上陸!ハスクバーナS138i
芝生の手入れ道具の選択肢に新たなラインナップが加わります。 ハスクバーナから、電動工具用のバッテリー(BLi20, BLi200, BLi300)で駆動する完全コードレスのハイパワーデサッチ&根切りマシン、 バッテリースカリファイヤS138iが日本市場で正規販売されることが決まりました。 想定される顧客需要 電源コードの取り回しが難しいお庭 複数の芝地を管理する方 家庭園芸を担う造園業の方々 コードが煩わしいと思う方 既に対応のハスクバーナバッテリーを持っている方 など、さまざまな需要を満たす可能性のある新ジャンル機械として、コードレスマシンへの期待は高まります。本稿では、電動サッチ取りマシン…
サッチの主体は刈りカスではありません 芝の新陳代謝の結果、地面に食い込んだまま脱ぎ捨てられた芝の枯れた組織です。 人間でも同じですヨネ。同じ肌に見えても絶えず新しい細胞が作られ続け、古い細胞を脱ぎ捨てて入れ替わっています。脱ぎ捨てた古い細胞は角質や垢となって肌に溜まるから、お風呂に入ってこれを取り除く。 サッチが溜まるのは人間のせい? 芝を健康に育てるために、芝の生育状態、主に新陳代謝のスピードに応じて、人間が取り除いてあげなきゃいけないのがサッチです。 芝を自然体の雑草のようにボーボーに、無手入れで育てるのであれば、サッチとりなど必要ありません。 自然の摂理に基づいて緩やかに新陳代謝し、穏や…
たった3本の動画で、年間の芝生の手入れの本質を語る 「春季」「夏季」「秋季」、この3つの区切りで解説動画をつくることにしました。 今晩、21:00にプレミア公開する動画は、その第一弾「春季編」です。 芝生づくりを「月別」で示すのは正しいのか? 現在も出版されている家庭の芝生づくりの入門書籍のベストセラー、『趣味の園芸「芝生」』では、初めて庭で芝生をつくる人のために、わかりやすく暦の「月別」の手入れという形で、芝生育てのレシピを示しています。 初心者にとって、現行書籍でこれ以上わかりやすい入門書はナイと思います。 難しいことは考えず、無駄を省き、不安に思うことはない。このとおり実践すれば誰でも芝…
コウライシバをはじめとする暖地型芝は、今、最も深く休眠している季節。地表部の殆どは、枯れている状態です。この現象はなぜ、起こり、芝生の手入れはいつから始めなきゃいけないのか、簡単にまとめておきます。 芝の休眠とは 暖地型芝草は、気候が生息に適さない条件になると、変化が激しい地表部に活動資源を送るのを止め(もしくは極端に少なくし)、土壌の緩衝能を活かして根幹部に命の源を集中させて、じっと環境が整うのを待つ性質があります。 休眠中の暖地型芝草 休眠は、真冬だけではなくて、たとえば真夏に極度に水が枯渇して生命の危機状態に陥った時などにも起こります。生育に適さない環境をやり過ごす、芝の命の温存機能。そ…