くろねこカフェのおやつ/高橋由太 著者の「作ってあげたい小江戸ごはん」シリーズが楽しかったので図書館の新刊チェックで見つけて借りてみました24歳にして父の小さな葬儀会社を継いだ女性その会社には故人の思いを伝える場を提供するサービスがありそこがくろねこカフェで店主は兄(26歳)24歳の彼女を中心に物語は進みますくろねこカフェ店主は生前故人の希望により決められたおやつを用意して故人が招待していた客を待ちます小川糸さんの「ライオンのおやつ」では死期が迫った本人がおやつのリクエストをしていましたがくろねこカフェでは招待客に食べてほしいおやつを故人が決めるのですその場所で故人は残された人たちへの思いを おやつという形で伝えるのです物語は4話綴られ登場するおやつは実在の楽花生パイ(オランダ家という千葉のメーカーの銘菓...おやつ&キッチンの小説銭天堂の映画のこと