ゆきをしらないこねこのおはなし/エリック・ローマン・作長滝谷富貴子・訳/あすなろ書房/2008年初版春、4匹のねこの兄弟が遊んでいると、郵便受けから絵葉書がおちます。ペンギンと雪の絵葉書でした。お兄ちゃんねこは「やだな!冬になると、雪がふるんだってね。つめたいゆきがふるとうーんと寒くなるんだ」おとうとねこ、いもうとねこも心配なのですが、すえっこねこは「なんだかおもしろそう!雪はやくふるといいな」とまちどおしい様子です。夏、このまま冬がこないといいなあと思ったのは、上の三匹。秋、上の三匹は、木の葉のように、うもれてしまうのではと心配なのですが、末っ子は「おもしろそう!」冬、雪が降って、末っ子はよろこんで外に。末っ子が、はねたり、ころげたり、わらったりと楽しそうなのをみた三匹は・・・・。兄弟がいると、末っ子は...ゆきをしらないこねこのおはなし