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どんぴんからりん すつからりんさんのプロフィール

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ブログタイトル
どんぴんからりん すつからりん
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/ogawasaito
ブログ紹介文
昔話・絵本いろいろ。語るのを目的としたものでしたが・・・。それにしても奥が深い。(2012.9から)
更新頻度(1年)

386回 / 365日(平均7.4回/週)

ブログ村参加:2015/11/21

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どんぴんからりん すつからりんさん
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どんぴんからりん すつからりん
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どんぴんからりん すつからりんさんの新着記事

1件〜30件

  • せんそうがやってきた日

    せんそうがやってきた日/ニコラス・デイビス・作レベッカ・コップ・絵長友恵子・訳/すずき出版/2020年コロナ禍で普段当たり前と思っていた日常が失われています。人と交流し、にぎやかに会話し、劇場にいくのもできなくなりました。いつもの朝。学校での授業。けれども学校のランチタイムのすぐあとに、ヒューンという音がきこえてきたとおもったらとつぜんかみなりのような音がとどろき、煙と火と大きな音にのみこまれました。町が瓦礫になって、なにもかもうばってしまいわたしはぼろぼろで血だらけでひとりぼっち。さむさと雨の中で野原を山を道を泥だらけになって走りトラックや荷台にのせてもらいいまにもしずみそうなボートに乗って浜辺につくと砂の上には、小さな靴がいくつも。せんそうはからだに目のおくに夢の中までおいかけてきて心はせんそうに占領されて...せんそうがやってきた日

  • ぶんぶくちゃがま

    ぶんぶくちゃがま小見安陽子・文この絵本は「ぶんぶくちゃがま」の絵本の中でも、特に最近出たもののようです。富安さんの再話だし、最近気になる植垣さんの画だし、期待を込めて読みました。最後に児童文学作家の千葉幹夫さんの後書きがありますが、これを読むと「ぶんぶくちゃがま」にもいろいろなバージョンがあることが分かります。栗あたまの子坊主さんが、和尚さんにいわれて、(たぬきが化けた)茶釜を洗い、半泣き状態で囲炉裏にかけているさがたは特に笑えました。植垣さんのちゃがま、よかったですよ~。見世物小屋に集まる江戸の町とかも、なかなか味わいがありました。今の子どもたちはあまりこの話を知らないかな?(少なくともうちの子はあまり知りませんでした)お供え、舌なめずり、本堂、茶釜、井戸端‥‥子どもたちには馴染みのない言葉がたくさん出てくる...ぶんぶくちゃがま

  • そらがおちてくる、この世のおわり、たいへんたいへん、にげろ!にげろ?

    いろいろな国に「空がおちてくる」と大騒ぎする話が数多くあります。そらがおちてくるんです/スリランカの昔話/福音館書店/2015年月刊予約絵本「こどものとも年中むき」。空がこわれておちてきたらどうなるかと、うとうとしていたうさぎ。何かが落ちる音がして、びっくりしたうさぎは飛び起きて走り出します。途中あったカメ、シカ、ゾウ、キリンさん。「話す時間がない。空がおちてくるんだ」動物たちがぴょんぴょんぴょんたっとこたっとこたっとこどすんどすんどすんすたたたすたたたすたたたとみんな走ります。昼寝をしていたライオンの王さまがゆっくりと話をきいて、「きみはそれをみたのかい?よし、ではみんなでやしきのしたまでいってみよう」とみんなで、屋敷にいってみると、そこには木の実がひとつ落ちていただけ。シンプルな絵で、ライオンがネコのよう。...そらがおちてくる、この世のおわり、たいへんたいへん、にげろ!にげろ?

  • 絵本のかたち

    いろいろな絵本にであって驚くのは、おなじような作りにならないこと。開き方。右からと左からページをめくる二種類。これだけでなく巻物風は広げていきます。文字が縦書きなのが右から、横書きなのは左からというのは目線を考慮したものか。外国のものは、左からと思っていると必ずしもそうなっていません。絵本は文字と絵。文字は活字、手書き文字などがあるが、活字の書体にもいろいろ。手書き文字も一律ではありません。文字の大きさもポイントの一つ。文字と絵のバランスもさまざま。見開いたぺージの左に文字、右に絵というのはもっともオーソドックス。しかし最近の絵本にはこうした構成になっているのは少ない。絵も油絵、絵の具、色鉛筆、布絵といったものから切り絵があり、さらにCGなど。絵本の紙質は、雑誌などと比較するとしっかり?したものが使われています...絵本のかたち

  • 三枚の羽根

    夜ふけに読みたい不思議なイギリスのおとぎ話/吉澤康子・和爾桃子:編・訳/平凡社/2019年フローラ・アニー・スティールが編者になっているというイギリスの昔話。求婚されて結婚したのはいいが、夫は暗くなるまで帰らず、夜が白みだすとかならずでかけていました。こうなると正体をつきとめたいというのは当然。ある晩寝室に入ってきた夫へろうそくをつきつけると、世のどんな女でも一目でたちまちのぼせあがってしまうような美青年。だが夫は大きな茶色い鳥に変わり、「七年と一日のあいだ真心を見せてくれなければ」絶対にもどってやらないと宣告。妻を翼に乗せ、とあるおおきな屋敷へひとっとび。鳥の夫は、翼の下から抜くよう話し、これこれの仕事をすようにと唱えれば、言いつけを何でもこなしてくれるといいます。洗濯もアイロンもできないという娘は、屋敷の奥...三枚の羽根

  • ちゃいろいつつみ紙のはなし

    ちゃいろいつつみ紙のはなし/アリソン・アトリー/作松野正子・訳殿内真帆・絵/福音館書店/2015年いまは包装紙といってもカラフル。一時代前の何の変哲もないちゃいろい包み紙のおはなしですが、大事にされた紙の気持ちがこもっています。クリスマスの前に買われていったちゃいろの包み紙はおばあさんへの贈り物の包み紙として利用されました。箱の中には、内側が、ふわふわの白い毛皮でできたお部屋ではく真っ赤な靴。三か月がすぎて、イースターがちかづくと、おばあさんは自分あての名をけして、孫たちへのあて名をかきました。箱の中には、二つはチョコレートで、一つは青いビロードで、四つ目は木でできた小さなイースターのたまご。木のたまごの中には小さなきいろいひよこ、青いビロードのたまごには銀のゆびぬきがはいっていました。男の子は、クリスマスのと...ちゃいろいつつみ紙のはなし

  • クジラまつり

    クジラまつり/川村たかし・文赤羽末吉・絵/BL出版/2019年1973年に発行されたものの復刊です。およそ400年前、紀伊国・太地(和歌山県)。正月の二日、あしたはクジラまつりという元日のこと。庄屋のかそうじと、もりうちのいえもんのふたりが、ことしもクジラがとれますようにと、お宮の前で手をたたいていると、「えらいこちゃ」という声がしました。駆けつけてみると、クジラの親子がシャチの群れに襲われていました。見かねたいえもんがほらがいをふきならすと、元日は休みで仕事などないはずなのにと不審におもいながら村人たちがやってきました。舟にかかげられた黒いのぼりはシャチが来たという合図。大きなクジラもシャチにはかないません。クジラとシャチの壮絶な戦いがはじまっていました。子どもクジラの姿はなくて、ははクジラのはらに、シャチが...クジラまつり

  • 赤ずきん

    「赤ずきん」で楽しいのは、赤ずきんとおおかみのやりとりでしょうか。「おばあさんは、なんておおきな耳をしているんでしょう」「おまえの言うことがよく聞こえるようだよ」「なんて大きな目をしてるんでしょう」「おまえのことが、よく見えるようにだよ」「なんて大きな手をしてるんでしょう」「おまえを、よくつかめるようにだよ」「なんて大きな口をしてるんでしょう」「おまえを、一口に食えるようにだよ」リズムがあるやりとり。怖さが段々ます場面です。ところで、でだし、かわいい女の子が登場するのですが、やはり可愛くなければいけないのでしょうか。おおかみが食べるのに見た目は関係ないのですが、男の視点でしょうか。かわいい女の子は、おばあさんからつくってもらった赤いずきんが気にいって、ほかのものをかぶろうとしなくなったというのですが、ペロー以前...赤ずきん

  • いたずらおばけ・・イギリス、わたしゃほんとにうんがいい

    いたずらおばけ/瀬田貞二・訳和田義三・絵/福音館書店/1978年月刊「こどものとも」発行イギリスの昔話の再話で、発行されたのは1978年ですが、瀬田貞二さんの生誕100年記念として2017年に出版されたものです。貧乏な一人暮らしのおばあさんが、ある日、道端に黒い大きな壺をみつけます。なかをのぞくと金貨がどっさり。ショールで引っ張って帰る途中、大きな家を買って、暖炉のそばでお茶をのもうと空想していましたが、引っ張るものが重くて、一息入れます。そしてもう一度壺を見ると、銀の塊だけ。金貨は死ぬほど心配だったけど、銀なら心配ないしと思いながら、もう一度一休みすると、今度は鉄ころがあるだけ。もういちど一休みすると今度は大きな石があるばかり。木戸を止める石がほしかったと、喜んで家に帰り、ショールをほどこうとすると、いきなり...いたずらおばけ・・イギリス、わたしゃほんとにうんがいい

  • やぎのしずかの たいへんな たいへんな いちにち

    やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち/田島征三/偕成社/2011年やぎのしずかが、ふたごのあかちゃんにミルクを飲ませるためにパクパクムシャムシャゴクンパクパクムシャムシャゴクンと夢中になって草を食べていると、葉っぱの上で、ひるねをしていたバッタの足をかんでしまいました。これが一日の大変な騒動のはじまり。ごめんなさいをいう間もなくバッタはしずかのかおにしがみついて、目も鼻もふさいでしまいました。きゅうにはしりだしたしずかは、こんどはひるねしていたアマガエルをふんずけて、おっぱいにはりつかれてしまいます。ふりおとそうとすごいいきおいではしりだしたしずかは、ナマズにヒゲにぶらさがれ、コジュケイたちにどなられてどこまでもどこまでもはしりました。とうとうしずかは土手のキャベツ畑の大きなキャベツに頭をつっこんでしまい...やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち

  • めぐる森の物語

    めぐる森の物語/いまいあやの/BL出版/2018年ふと目にしたウサギのあとをおいかけて荒れ地にやってきたぼくがみたものは?。荒れ地の真ん中で、さっきのウサギが何かしています。ウサギが次々にやってきて、あなをひってうめているのはどんぐりでした。ウサギが藪の中に消えると、今度はカラスやムクドリ、カケスやサギなどが木の実をうめていきました。次にリス、クマ、小さな虫までも種を運んでいました。観察していてうちにまぶたが重くなって、草むらに横になると、いつのまにかねむってしまいました。ふときがつくと、荒れ地だった場所には、たくさんの木が生えて、見上げるような森になっていました。森の緑は濃くなっていき、季節もゆっくりうつりかわっていきます。夢で見たのは百年後の森。子どもや孫が遊び、木も虫も、魚も動物もくらす森でした。百年後の...めぐる森の物語

  • ねえさんの青いヒジャブ

    ねえさんの青いヒジャブ/イブティハージ・ムハンマドSK・アリ絵・ハテム・アリ野坂悦子・訳/BL出版/2020年ヒジャブというのは、イスラム教徒の女性が髪の毛をおおいかくすためにつけている布。はじめてヒジャブをつけて登校するお姉さんのアシャの一日を、妹ファイザーの目をとおして描いています。アシャの青いヒジャブは、空に向かって波打つ海、海はいつもそこにあって、そのうえ強くて、やさしいのというファイザーのいうとおり、青が印象的です。イスラム教徒が多い国なら違和感のない習慣ですが、キリスト教徒が大半をしめるアメリカではとても勇気のいることだったかもしれません。2001年9月11日、マンハッタンの高層ビルが崩れ落ちる瞬間を目にしてから19年。アメリカのイスラム教徒には、目に見えない様々な圧力があったはずです。こうしたなか...ねえさんの青いヒジャブ

  • まっかっか トマト

    まっかっかトマト/いわさゆうこ/童心社/2015年夏はキュウリやトマトのおいしい時期。ただ今年は梅雨が長引いて雨に弱いトマトにとっては災難です。また、大雨が長く続き被害も各地にでていて、野菜を作っている農家のかたにとっては、大変な事態。手書きでかかれた茎や葉、花からトマトができる様子など、ひとつひとつがリアルです。色合い、へた。縦と横での断面の違い。タネの様子。あおからしろ、あかが色濃くかわっていって・・。変身完了という表現がぴったりです。トマトの原産地は南アメリカのアンデス高地というのも参考になりました。まっかっかトマト

  • 花火

    7月24日PM8時の花火には縁がありませんでした。ところが昨日8時にド-ンという音。表に出てみると花火が打ち上げられていました。例年なら今週の土日は、当地の七夕祭り。このコロナ禍で早々と中止が決まっていたのですが、多分花火業者の方が打ち上げてくれたのでしょう。時間は5分ちょっとだったでしょうか。しばし、うさを忘れさせてくれました。しかし、このところの大雨が各地に被害をもたらし、復旧しようにも雨がやまないという最悪の状況で悲しくなりました。花火

  • チム・ラビットとかかし

    チム・ラビットとかかし/チム・ラビットのぼうけん/A・アトリー・作石井桃子・訳中川宗弥・画/童心社/1967年うさぎの子チム・ラビットは、麦畑にたつ案山子に、こんな詩を歌ってあげました。「むぎばたけのくにをおさめるかかしはえらいおうさまだきじやそらをとんでいくゆくとりたちはかかしのけらいだむぎはかかしのごてんのおつきみどりのなみのその上にさやさやかぜがふいてくると千も万ものむぎがおじぎするよるになると月がでてあかるいひかりをかかしにあてる木でできたかかしはむぎのはたけのたったひとりのえらいおうさま」チムは、もう役に立たないと悲観していた案山子に、のどのまわりに白いハンケチをまいてやり、干し草を、からだのうすいところにつっこんであげ詩を歌ってあげたのです。すると案山子は、麦笛をチムくれました。麦笛には、いろんな歌...チム・ラビットとかかし

  • おほそがえる・ごん おにのさんぞくやっつけろの巻

    おへそがえる・ごん/おにのさんぞくをやっつけろの巻/赤羽末吉/福音館書店/1986年シリーズの二巻目。おへそぼたんを押すと雲がでてくるかえるのごん、親を探すげん、手のあるへびのどんの三人連れが、お米や、お金、さらにこどもやおんなをさらう山賊と対決です。見張りをしている山賊のお弁当を失敬すると、一つ残った弁当をめぐって山賊の仲間割れ。さらにハチの巣で見張りをやっつけたのはいいが、山賊の赤鬼の頭に、手も足も出ません。おへそぼたんをおしても雲がでず、かえるのごんは風船になって空中をうわりふうわり、ふうわりふわり。ふーわふわ、ふーわふわ。どこまでも。からすに助けられ、山賊の岩屋をめざします。赤鬼の山賊の頭は強すぎると、ぽんこつやまの狸のぽんたと、狐のこんにきてくれとたのむとすぐにやってきました。穴倉をとおっていくと、こ...おほそがえる・ごんおにのさんぞくやっつけろの巻

  • 五分次郎・・岡山

    五分次郎/谷真介・文高田勲・絵/佼成出版社/1992年おじいさんとおばあさんが、こどもがほしくて毎日、観音さまへいって、いのっていました。ある日のこと、おばあさんの右の中指がぷっくりふくれて、かわいいこどもがとびだしてきました。おじいさんとおばあさんは大喜び。背の高さが五分(1.5㎝)くらいしかないので、五分次郎と名前をつけました。五分次郎は、おじいさんの方によじのぼってすべりおりたり、おばあさんの手のひらでぴょんぴょんはねてあそびます。ところが五分次郎は、いくらごはんをたべてもちっともおおきくなりません。五分次郎が二十歳になったとき、「いままでそだててもらったので、こんどはわしが働きます。わしは魚売りになりたいんです」と、おじいさんにお金をだしてもらって、いわしをかい、売りに出かけました。大きな長者の家の娘が...五分次郎・・岡山

  • こわがりのかいじゅう

    こわがりのかいじゅう/マリオ・ラモ:文・絵原小枝・訳/平凡社/2020年怪獣にこわいもの?おかあさんの愛情いっぱいにつつまれた、おちびさんのポロション。ママのお話がすんで、お休みのキスも終わって眠ろうとすると、どこからかへんな音が。ママが駆け戻ってだきしめますが、ママがいなくなるとベッドの下で、またゴロゴロ。あっかんべえしたり、鼻をつまんだり、お尻をつねったり、まくらでたたいたり投げ飛ばしたりする怪獣は?ムーミン風のポロションくん、じつはあまりこわくありません。怖がって夢?にでてくるのが、じつは女の子という逆転の発想が楽しい。ひと騒動があったあと、ぐっすりねむったポロションの目覚めはすっきりです。こわがりのかいじゅう

  • 伊賀のキャベ丸

    伊賀のキャベ丸/野菜忍列伝其の六/川端誠/BL出版/2018年「野菜忍列伝」シリーズの6冊目で、今回はキャベツです。江戸風の家並みにはちょっと不釣り合いな洋食屋キッチン・コック。お手伝いのおかるちゃんが、店の前に水まきをしていて、通りがかった2人の侍に水をチャッポンとかけてしまったことから騒動が。「ぶれいもの!」と侍は怒り出し、通りかかったキャベツ頭の少年が「さしかかるきかかる足に水かかる足軽いかる。おかるこわがる」と歌を口にしてとりなそうとしますが、バカにされたと思った侍が、お前から成敗してやると刀をぬきました。侍の1人は顔が豚に似た風風(ぶうぶう)流・豚山ぶた吉。もう1人は、新陰流・野牛牛兵衛(やぎゅうぎゅうべえ)。伊賀の忍者キャベ丸の顔が豚になったり、大きくなったりキャベ丸の葉からモンシロチョウの幼虫があ...伊賀のキャベ丸

  • チム・ラビットのあまがさ

    チム・ラビットのあまがさ/チム・ラビットのぼうけん/A・アトリー・作石井桃子・訳中川宗弥・画/童心社/1967年どしゃぶりのあめで、のうさぎのサムと遊ぶのもできなくなったチムのところに、あひるのエミリーがやってきました。「こんなおてんきだいすき」というエミリー。あめがやんだとき、川にいってみると、エミリーがねえさんやいもうと、いとこたちにかこまれて楽しそうに遊んでいました。また雨がふってきて、いばらのやぶの下にもぐりこんで雨がやむのをまっていると、ジョンが黒いレーンコートをきて、ゴム長靴を履き、傘をさしてやってきました。ジョンが傘に入るようにいいますが、チムは学校に行きたくありません。ジョンの傘をみたチムは、大きなきのこを見つけ傘のかわりにして歩き出します。チムのいとこの女の子が「りこうだね」と、声をかけます。...チム・ラビットのあまがさ

  • たべることは つながること

    たべることはつながること/しょくもつれんさのはなし/パトリシア・ローバ・作ホリー・ケラー・絵くらたたかし・訳/福音館書店/2009年はじめは、はっぱ→いもむし→みそさざい→たかなかほどに、どんぐり→りす→こよーて(やまねこ、きつね)小さな魚→大きな魚→大きな魚→人間と、さまざまな食物連鎖が、図と矢印でえがかれ、とてもわかりやすく描かれています。ただ、はじめの例ででてくるタカは、だれからも食べられないので食物連鎖が終わるとされ、リンゴを人間が食べると、そこでおわるというのがありますが、人間の排せつ物が堆肥になって、木の成長を手助けすることもありますから、このあたりにもふれてもいいのでは?と思いました。ここにでてくる例以外にも植物、動物のさまざまなつながりについて、話し合うきっかけにもなりそうです。今、問題になって...たべることはつながること

  • ほね、ほね、きょうりゅうのほね

    ほね、ほね、きょうりゅうのほね/バイロン・バートン・作かけがわやすこ・訳/ポプラ社/2017年ツルハシ、スコップを手に持ち、リュックサックを背負って、「骨はないか、骨はないか。」と、恐竜の骨探し。骨を見つけ、穴を掘り、しっかりくるんで、箱に詰め、トラックで博物館へ。いよいよ組み立て。頭の骨、背骨、足の骨、肋骨、歯、爪・・・。最後に尻尾の骨をつけるとティラノサウルスの出来上がり。そして、探検隊は今日も骨探しです。恐竜はもちろん、地の色もあざやか。ラジオの子ども科学電話相談で、子どもが恐竜の名前をスラスラいうのを聞いていつも感心しています。ティラノサウルス、アパトサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス、ガリミムス、パラサウロロフス、アンキロサウルス、テコドントサウルス・・、どれかひとつでもイメージがわいたなら子ど...ほね、ほね、きょうりゅうのほね

  • ひとはなくもの

    ひとはなくもの/みやのすみれ・作やべみつのり・絵/こぐま社/2020年すみれちゃんはよく泣きますねこのはなが死んだらお母さんからおこられたらおばけがゆめにでてきてゲームで負けておもちゃをかってもらえなくてでも泣くのは、感性が豊かなこと辛くて、悲しかったらないてもいいんだよ「なくこはきらい」というといいますが「おかあさん、すきになりなさい」というすみれちゃんの言葉が強烈!です。(でもでもやっぱりおかあさんはすみれちゃんがすきなのです)思い当たることがある人も多いのはないでしょうか。ご夫婦、親子で作られる絵本もありますが、これは祖父との合作。作者が2020年中学卒業をまえに出版された絵本。コロナでこれまでとは違った卒業式だったろう孫のために、おじいさんからの素敵なプレゼントだったのでしょう。作者が小学校一年生のとき...ひとはなくもの

  • おばけいしゃ

    おばけいしゃ/せなけいこ/童心社/2017年天狗の長い鼻を包帯で巻いているお医者さん。天狗に何があったのか気になる表紙。いたってひまなお医者さんのところにやってきたのは一つ目小僧。目が痛いというので目玉に薬をつけてまどのところでかわかしていると、みみずくが目玉をつかんでとんでいってしまいました。天狗とひとだまがやってきて目玉を取り返しますが、ひとだまはしっぽがきれ、天狗の鼻はおれてしまって泣き出しました。お医者さんが、天狗とひとだまをなおしてやると、それをききつけたおばけがぞろぞろやってきます。おばけが怪我や病気になるという発想も楽しいのですが、おばけの特徴を逆手に取るようすも楽しい。ねこは、ねずみに食いつかれ鬼火は燃えずかさおばけはけんかでぼろぼろにゆうれいはさむけがし、うみぼうずは海でおぼれ・・・。おばけに...おばけいしゃ

  • 証文の裏

    いまに語りつぐ日本民話集9/笑い話・世間話/監修:野村純一・松谷みよ子/作品社/2002年このシリーズは「大きな活字で読みやすい本」となっていて、たしかに読みやすい。短いものが多いので気軽に読めます。昔は奉公に行く場合は、給金が一年払いというのもあって、いわゆる契約書・証文を書いたという。北風の吹く日に、奉公に来た男に野良仕事をたのむと「北風が吹いているから、今日はだめだ」という。主人が、百姓は北風が吹いたって、仕事をしてくれなきゃ困るというと、男は「証文の裏」を見てくれという。証文の裏を見ると「北風はいやで候う雨の日は申すに及ばず」とあった。主人も証文の裏側には気がつかなかったという話。奉公人も文字を書くことができる、読むことができるという日本の識字率の高さを思わせる話です。証文の裏

  • 死人の恩返し

    ・死人の恩返し(子どもに語るイタリアの昔話/剣持弘子:訳・再話平田美恵子・再話協力/こぐま社/2003年)ある金持ちの商人の息子が、父親から一艘の船をまかされ、商売にでかけたとき、イヌが何匹もむらがってさわいでいるところに出くわしました。死んだ人が地面に横たわっていて、借金を払えないで死んだ者は、獣のえさにするため放っておかれるというのです。心のやさしい商人の息子は、気の毒な死人を埋葬してもらうため、商売でもうけたお金で借金をみな払ってあげます。父親に死人の借金を払ってやったことを話すと、父親はお金を持ち帰えらなかったことを、とがめませんでした。二度目に息子は別の国にでかけ品物を全部売り払いますが、今度は奴隷商人が美しい娘を売りに出しているところにでくわします。息子はその娘が気の毒になって、また稼いだお金で買い...死人の恩返し

  • 魔法の鏡

    アンドルー・ラング世界童話集第10巻/だいだいいろの童話集/西村醇子・監修/東京創元社/2009年センナの地のゴバニ・クファという男が、レイヨウとニシキヘビが争っているところで、両方から助けてくれるよう頼まれます。ニシキヘビが「わたしはすべての爬虫類の王、インサト。助けてくれれば、なんなりとほうびをさずけよう」というので、ゴバニ・クファはレイヨウを投げやりでさし、ニシキヘビを自由の身にしてやります。そのとき、死に瀕したレイヨウは「そのほうびこそが、いつの日かお前の身をほろぼすことになるだろう」と、言い残します。地下の国の王であるインサトは、ゴバニ・クファを、なにもかもが美しく、誰もが手に入れたいような物であふれる街を案内します。命を救ったお礼に、ゴバニ・クファはゼンジ・ミジという名前のスズメバチの助言で、<シパ...魔法の鏡

  • おばけのジョージー・・とびだしたけいとだま

    おばけのジョージー/とびだしたけいとだま/ロバート・ブライト・作こみやゆう・訳/好学社/2020年ジェイニーが、毛糸の帽子を編んでもらおうと、ホイッティカーのおくさんのところにスキップしながら向かう途中、毛糸玉がいきおいよくかごからポーンととびだしてしまいました。毛糸玉は、そのまま大きな木の根元にある、暗い穴のなかにとびこんでしまいます。このようすをてんとうむしが見ていました。てんとうむしはホイッティカーさんの家までとんでいくと屋根裏のジョージーのところにあがっていき、毛糸玉のことを話しました。ジョージーはちいさなやさしいおばけ。ジョージーは、なかのいいねこのハーマンとフクロウのオリバーと外にとび出しました。ハーマンとオリバーは、あっというまに、しんせつなうさぎをにひきつれてきてくれました。うさぎはあなのなかに...おばけのジョージー・・とびだしたけいとだま

  • チム・ラビットとキツネ・・チム・ラビットのおともだち

    チム・ラビットとキツネ/チム・ラビットのおともだち/A・アトリー・作石井桃子・訳中川宗弥・画/童心社/1967年一話ごとに完結していて七話あります。チム・ラビットとキツネの攻防が「チム・ラビットとキツネ」ラビットおくさんは、とってもほめ上手。小さなウサギの子チムに「おまえみたいにたきぎひろいのじょうずなうさぎをわたしはしらないよ」「おまえはとてもりこうで、すばしこいもの。ほかのものが、あっちをみたりこっちをみたりしてから、やっとひろいはじめるころにおまえは、もうたくさんひろっちゃってますよ。」ここまでほめられたチムは、家に近い方の森で、すぐにたきぎをあつめます。というのも前の晩、とても強い風が吹いたからです。チムは、お母さんからは注意されていましたが、たきぎをしばって、そりにのせ、森の奥にはいっていきました。こ...チム・ラビットとキツネ・・チム・ラビットのおともだち

  • オレ、カエル やめるや

    オレ、カエルやめるや/文・デヴィ・ペティ絵・マイクボルト訳・小林賢太郎/マイクロマガジン社/2017年「オレ、カエルやめるや」とうそぶいているカエルの子。ネコ、ウサギ、ブタ、フクロウとあげていきますが、お父さんは、あれこれあげて、カエルだからと一蹴します。子ガエルは、ヌルヌルしているし、ムシばっかりたべていると、さらにくいさがりますが・・・。そこにやってきたのは歯がキザギザのこわーいオオカミ。だれもしぜんのルールにはさからえないんだねとカエルでよかったということになるのですが・・・自分探しの旅でしょうか。他人の庭はきれいに見えても、そこには別の落とし穴があるかもしれません。親子の会話は、吹き出しの大きな手書き文字で軽快です。絵を描かれたマイク・ボルトは、カナダの田舎町に子ども三人と奥さんと暮らし。雪でかまくらを...オレ、カエルやめるや

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