丸〆猫(まるしめのねこ)の昭和戦前風型についてはこれまでも記しているので今更という感じぁもしれませんんが久しく塗っていなかった配色パターンをやってみた、ということで改めて記します。画像に並ぶ3体とも形は同じですが、これまで確認できた古い作例をもとに塗り分けています。いちばん左のが古い収集家のコレクションに残っていることが多いのではと思います。また明治の「うなゐの友」に描かれている画に似ていると言われています。真ん中のは調布の郷土博物館ある古い収集家のコレクションにある手のものです。眼の上瞼と瞳の一体となった描き方は江戸からつたわっていた今戸人形最後の作者であった尾張屋金澤春吉翁(明治元年〜昭和19年)の残された猫にもみられるパターンなので春吉翁の作なのか?とも考えられます。耳に桃色をさしているのが今戸人形...色違い彩色違い(丸〆猫昭和戦前風型)(まるしめのねこ)
道立函館美術館 特別展 “ことばと絵 くりかえしのアート”...
「くりかえし」をキーワードにした作品を集めた特別展“ことばと絵くりかえしのアート”が道立函館美術館で開催されている..。「そのうちに!!」と思っていたのだが、特別展は24日までとあって「そのうち」がなくなりそうと慌てて美術館に足を運んできた。特定のモチーフや同じ言葉を繰り返し描いたり、書いたりする様々な作品が110点並べられ、繰り返しによる表現の楽しさ、面白さに注目し会場を5章に分けられ様々な視点から作品の魅力を楽しみ味わうことが出来る。「芸術の秋」にはちょっと早かったも知れないが、楽しんできた...(次回特別展は、日本ねこ歩き)(美術館上空は、秋の空)(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)道立函館美術館特別展“ことばと絵くりかえしのアート”...