ランチは、「寒山百得展」を見る前に「ぱんだかふぇ」で済まそうと思って11時半の開店に合わせて家を出た。パンダカフェに来たのは、最近では王子動物園に今は亡きタンタンを見に来た時だった。約4年前だなぁ。その時食べた、「日替わり定食」が美味しかったので、「今日も食べるぞ!」と一番乗りに入店したけど・・・。「一人でやってますので、カレーかホットサンドしかできません。それでも良ければどうぞ。」と店主に言われた。残念だけど、ねこ吉はホットサンドを注文した。「『寒山百得展』行かれるんですか?」と聞かれ、「ここでランチを食べてから行くんです。」「じゃ、お皿は横尾忠則さんのでお出ししますね。」その心遣いが嬉しいです。「はい、お願いします。楽しみです。」窓からは「神戸文学館」のチャペルが見える。前も同じ席で食べたかも・・・。...ランチは「ぱんだかふぇ」で。
(椅子に座れば外が見えます。)(多分、天井です。)(これも、天井だと思います。)この写真たちは一体何?とおもうでしょ。これは、「横尾忠則現代美術館」4階にある「キュミラズム・トゥ・アオタニ」の部屋です。一歩足を踏み入れた途端、びっくり仰天。アオタニというのは、美術館のある地域です。その地域の写真と鏡で天井も壁も床も一面貼り巡らされているんです。窓からは、神戸文学館のチャペルや、遠くは海星女学院のマリア像が見えます。まるで、万華鏡の中に入ってしまったみたいなんです。不思議な感覚。恥ずかしながら、ねこ吉も写っています。ハハハ。床は神戸文学館。ねこ吉が立っています。ねこ吉が立つ場所によって、ねこ吉があちらこちらに写っているんです。正面顔、横顔・・・。ねこ吉は、老いた自分の顔を見るのが嫌なので鏡をじっくりは見ませ...「キュミラズム・トゥ・アオタニ」の部屋
(このパンフレットが、とても面白い。)6月6日は、「横尾忠則現代美術館」に行って、「寒山百得展」を見てきた。ねこ吉は、ポスターを見るまで、「寒山拾得」だと思ってた。不気味なオジイサン2人がヘラっと笑っている絵なら見たことがある。6月2日に放送された「87歳の現在地」をみて、このところ迫りくる老いにウンザリとした日々を過ごしてるねこ吉にとって、一筋の光が見えたというか何と言うか・・・。今まで、横尾忠則の絵はあまり好きではなかった。特にY字路シリーズは嫌い。しかし、新聞の書評欄など活字の白黒反転など、意表突いていてた。書評の内容は何も覚えていないけど、白黒反転の紙面はよく覚えている。ランチを「パンダカフェ」で食べてから美術館見学をすることにした。ねこ吉が行くというと、もれなくついてくるたぬ吉。70歳以上半額。...「横尾忠則寒山百得展」を見に行ってきた。