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  • 温泉つかると腸内細菌叢が整う?

    九州大学大学院工学研究院都市システム学講座の馬奈木俊介主幹教授(兼:九州大学都市研究センター長)と武田美都里特任助教らの研究グループは、別府市と別府市旅館ホテル組合連合会と共同して温泉の効果の検証を行なってきましたが、今回、2021年6⽉~2022年7⽉に、九州地方在住の18歳~65歳の健康な成⼈136人(男性80人、⼥性56人)を対象に、別府温泉の異なる5泉質(単純泉、塩化物泉、炭酸⽔素塩泉、硫⻩泉)に7⽇間連続して⼊浴してもらい(⼊浴時間は毎⽇20分以上とし、かつ通常通りの⾷⽣活を維持する)、温泉入浴前後における腸内細菌叢の変化を、16SrRNA遺伝⼦アンプリコンシーケンシングにより測定し、分析しました。その結果、炭酸水素塩泉入浴によりビフィズス菌の一種(Bifidobacteriumbifidum)...温泉つかると腸内細菌叢が整う?

  • 心身相関におけるポリヴェーガル理論の意義

    私が昨年7月に、日本心身医学会総会で行なった講演「心身相関におけるポリヴェーガル理論の意義」の原稿が、その機関誌『心身医学』に掲載され、このたび公刊されました。以下、ご笑覧下さい。はじめに心身相関を,脳の中枢と身体の末梢の間の双方向的な相互関係と捉え直すならば,その媒介変数として,自律神経系の働きの意義が改めて注目される.その観点から,心臓の精神生理学的研究を通して,自律神経系について新たな見方を提示したのが「ポリヴェーガル理論」である.本稿ではこの理論が何を主張し,心身相関にどのように新たな見方を提示するものであるか,その意義と課題は何かについて,簡単にまとめておく.さらに詳細は,類書を参照されたい.背景と現況この理論の提唱者StephenW.Porges(1945~)は,もともと心臓の精神生理学(心拍...心身相関におけるポリヴェーガル理論の意義

  • 医師の共感度が高いほど患者の腰痛が改善する!

    アメリカのUniversityofNorthTexasHealthScienceCenterのJohnC.Licciardone氏らは、患者評価による医師の共感度が高いほど12ヵ月にわたる患者の痛み、機能、健康関連QOL(HRQOL)が良好であることを明らかにしました。対象者は、2016年4月1日~2023年7月25日にThePainRegistryforEpidemiological,Clinical,andInterventionalStudiesandInnovation(PRECISION)に登録された21~79歳の慢性腰痛患者(3ヵ月以上継続したもの)を12ヵ月間追跡したものです。医師の共感度は、CAREMeasure(患者の視点で医師の共感度を評価するツール)を用いて評価され、10項目を1(p...医師の共感度が高いほど患者の腰痛が改善する!

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